日本三大酒処_酒都西條in札幌『酒宴の会』inホテルライフォート札幌に参加

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先月、自宅にホテルライフォート札幌から気になるダイレクトメールが届いた
それが日本三大酒処 酒都西條in札幌『酒宴の会』
コロナ前の2019年に同じくホテルライフォート札幌で開催された「日本三大酒処_酒都"西條"in札幌~銘酒の会」に参加していたので、その時の名簿かなにかで送られてきたのであろう
こうした日本酒の会がまた開かれるようになったのは、何はともあれ嬉しい
もちろんチケットは購入
この会の翌朝、飛行機で旅立つが、まぁ何とかなるでしょう


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ダイレルクメールに謳われる「日本三大酒処 酒都西條」
そう東広島「西條」は兵庫県「灘」、京都府「伏見」に並ぶ日本三大酒処のひとつ
生産量は全国6位の西條がなぜ、日本三大酒どころになるの?と思われるかもしれません
そのわけは吟醸酒の父とも呼ばれる三浦仙三郎が東広島の三津で「軟水醸造法」を確立したり
西條にある賀茂鶴酒造の創業者である木村和平からのオーダーで、サタケの創業者である佐竹利市が酒造用としての精米機を生み出したりした日本酒とは切っても切れないのが東広島の西條だからなのでしょう

ライフォート札幌で行われる日本三大酒処 酒都西條in札幌『酒宴の会』に参加に先立ち
前述の三浦仙三郎や佐竹利市が登場する日本酒の映画「吟ずる者たち」それと西條を舞台にした映画「恋のしずく」を見て予習しておきました
 

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当日行ってみると参加人数60名とのことでしたが、会場は埋まっていました
ちょっと会費が高いかとは思いましたが、皆さんこんな会が開かれるのを今か今かと待っていたようです
 

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日本三大酒処 酒都西條in札幌『酒宴の会』協賛しているのは
西條を代表する8つの酒蔵
「加茂泉酒造」
「加茂鶴酒造」
「山陽鶴酒造」
「亀齢酒造」
「西條鶴醸造」
「白牡丹酒造」
「福美人酒造」
「金光酒造」
そのなかで今回は賀茂泉酒造の前垣壽男前社長の挨拶から会が始まりました
 

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さてホテルライフォート札幌の総料理長が酒都西條の日本酒に合うよう作られた料理はというと
まずは「刺身湯葉 胡麻ソース」
載っているのはズワイガニ?でしょうか
 

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「ズワイガニとアボガドのキッシュ」
 

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「鴨肉と鶏皮の和え物」
 

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でもこの日のメインは何といっても
塩と胡椒、日本酒で作られる東広島の郷土料理「美酒鍋」


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この日、来られていた賀茂泉酒造の女将さんである前垣佳代さんが味付けしていましたが
日本酒をもったいないとおもえるほど注ぎます
美酒鍋はそれに塩・胡椒といったシンプルな味付けで作られる、蔵人のまかない料理
その奥さん曰くは、これは鍋ではなく炒め物との事でしたが、食べてみて納得でした
 

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にしても美酒鍋、これが滅茶苦茶美味しい
もちろん西條の日本酒に合わないわけがありません
なんだかんだで3杯もお替りしてしまいました
 

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「メヌキ杉板焼 広島れもんの香り」
  

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「海老の烏龍茶炒め」
 

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メインは
「ラム肩肉のロースト
スモーク仕立て 温野菜添え」
 

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〆は
「広島菜の混ぜご飯」
 

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肝心のこの日、飲む事が出来る日本酒ですが
まずは
金光酒造
⑥『賀茂金秀 辛口夏純 純米』
・暑い夏でも純米酒!米の旨味を感じながらもスッキリ、キレのある辛口です。
まぁ私がコメントしようにもボキャブラリーが乏しいので、日本酒のプレートに書かれている文言をそのまま掲載させていただきます
 

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金光酒造
⑦『賀茂金秀 特別純米13』
・原酒で13度と低アルコールながら、米の旨味をしっかり味わえるジューシーで飲みやすいお酒です。
 

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金光酒造
⑧『賀茂金秀 純米吟醸 雄町』
・雄町米の個性を十分引き出し、飲み飽きしない、バランスの良い酒質に仕上がっています。
 

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西條鶴酒造
⑨『純米 にごり酒 活性清酒』
・シュワッと口の中に広がる微発酵なさわやかなのどごし。ほんのりスパークリングなお酒です。
 

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西條鶴酒造
⑩『大地の風 純米酒』
・香りが柔らかで、キリッとした酸味が広がる口当たり。辛さもしっかりしていてスッキリ。


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賀茂鶴酒造
⑪『純米酒 にごり酒 純米』
・さわやかな甘みと米のまろやかさが特徴。冷やしてストレートはもちろんロックやソーダ割でもお楽しみいただけます。
 

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賀茂鶴酒造
⑫『加茂鶴 純米吟醸』
・ふくよかな(フルーティな)香りと芳醇甘口の味わいの純米吟醸酒です。
 

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福美人酒造
⑬『福美人 純米酒』
・酒米をしっかりと発酵させた酒は、米の甘みを感じることが出来ます。どっしりとした純米酒はどんな料理にもぴったり。
 

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山陽鶴酒造
⑭『TAZ とりあえず 純米生』
・この暑い夏に冷酒やロックで、まずはとりあず飲んでみてください。
 


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白牡丹
⑮『白牡丹 山田錦 純米』
・麹の旨味を引き出した山田錦ならではのコクとキレが特徴の純米酒です。
 

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白牡丹
⑯『白牡丹 純米吟醸』
・米の風味を活かした芳醇な深みのある味わいのお酒です。
 

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亀齢酒造
⑰『亀齢 辛口純米八捨 純米』
・酸と辛さのバランス良い辛口酒。冷でもお燗でも旨い。
 

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亀齢酒造
⑱『亀齢萬年 純米吟醸原酒五捨 純米吟醸』
・米造りから醸造まで、一貫して拘りぬいて醸した純米吟醸酒です。香り、味わいともに圧倒的な存在感があります。
 

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亀齢酒造
⑲『亀齢 全量扁平精米 純米吟醸』
・扁平精米(真吟)で精米したお米を使用し、香りやわらか、味はすっきりが際立つおいしいお酒です。掛米だけでなく、麹米までも扁平精米(真吟)お米を使うのは稀であり、新しい試みの日本酒です。』
 

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亀齢酒造
⑳『亀齢Check「金」特別純米無濾過生原酒 純米』
・おだやかな香味が食事との相性を予感させ、高アルコールからくるしっかりとした飲み口と、しっかりとした酸味、まさに芳醇甘口。
 

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せっかく前垣壽男 前社長がでばってる来ているにかかわらず
肝心の賀茂泉酒造はこんな写真しかありません
①『造賀 夏 純米』
・優しい口当たりで、すっきりとした味わいは夏の冷酒にぴったりです。

②『広島 八反 純米』
・広島県で古くから栽培されている酒造好適米「広島八反」を使用し、艶のあるふくよかな味わいを生み出します。

③『朱泉本仕込 純米吟醸』
・日本酒が本来持つ旨味を残すため、炭素を使った濾過をしていないため淡い黄金色をしています。ふくよかな旨味とコク、爽やかなキレを持った純米吟醸です。

⑤『純米大吟醸 皇寿』
・賀茂泉伝承の純米醸造と吟醸造りにて醸しあげた逸品です。
残念ながらG7サミットで供された「賀茂泉の純米大吟醸 寿」は残念ながら品切れで持ってこれなかったとの事
それでもこの皇寿、私のお気に入りの逸品となりました
 

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燗にしているのは
賀茂泉酒造
『賀茂泉 純米酒 一(はじめ)』
何故かはわかりませんが、北海道で日本酒と言うと冷で頼む方が多いのに対し
わりと西日本で日本酒を燗にして飲む方が多いように感じます
  

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そして今回の日本酒の会で私が驚愕したのが
賀茂泉酒造の
④『ロックホッパー 純米吟醸生原酒』
・春先に搾ったお酒をそのまま瓶詰めし、約4ヶ月間冷蔵貯蔵した無濾過純米吟醸生原酒です。
見ての通りグラスに氷を入れ、ロックで氷をとかしつついただきました
 

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こんな感じで2時間余り賀茂泉の純米大吟醸「皇寿」など酒都西條の日本酒を堪能いたしました
美酒鍋をはじめとした料理も美味しかったし
満足な会でした
次回も必ず参加させていただきます

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この記事について

このページは、r-ohtaniが2023年7月30日 06:00に書いた記事です。

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