近所にある「挽きぐるみ蕎麦屋_慎」新規オープン後初訪問

| コメント(0)

さて海外の話が一段落したことから
今月初めに伺い堪能した江戸前蕎麦のお話などさせていただきます

30年ほど前に自宅を建て移り住んだ札幌市厚別区
その頃からやっている厚別通り沿いの数少ない飲食店の一つである「そば処蔵亭」が、昨年末に閉店となりました
この厚別通り添いのお店、なかなか続かずそのころからあったのはこの「そば処蔵亭」のほか回転ずしの「くっちゃうぞ」と焼き鳥「大膳」くらいだったんです
そば処とはいえボリューム感のあるメニューが多く、結構にぎわっていたのだが、一昨年も店主の肩の負傷が原因で長期間店を閉めていたが、それが原因かどうかは不明だが結局店はたたむことになった
ランチのコスパがよかったり、いかにも蕎麦屋らしい出汁の効いた(カツ)カレーが食べれたりと、割とお気に入りの店だっただけに残念
そしてそんなそば処蔵亭をほぼ居抜きした形でGWにオープンしたのが、タイトルの挽きぐるみ蕎麦屋「慎」
 

sobayasin01.JPG
 

店内は以前、小上がりのあったところがテーブル席になったくらいの他はほぼそのまま
 

sobayasin02.JPG
 

変わったのは、蔵亭がボリューム感があったりコスパが良かったりとした蕎麦屋だったのに対し
蕎麦もこだわりかもしれないが、メニューを見るとざるそばが800円からと価格もかなりのこだわりのお店のようだ
 

sobayasin03.JPG
 

で、我が家の奥さんが頼んだのが
「天ぷら三品盛蕎麦(冷)」1,400円
 

sobayasin04.JPG
 

私はというと
温そば「鰊蕎麦(小樽前浜産鰊使用)」1,100円と「ミニ天丼」600円
まぁこだわりの蕎麦屋に来てなんですが、温かい蕎麦が好きなんでこれは決まりごとのようなもの

出てきた鰊蕎麦を見ると、この店の蕎麦はそばつゆが特徴のようで、かなり濃いめに感じます
壁には「そばつゆが濃い場合 出汁をご用意しております。お申し付けください。」とありました
ようは神田の「やぶ蕎麦」のような、つゆは濃いめ、強めの返し(醤油)けれど出汁はしっかりといった
江戸前スタイルのそばが売りのようで、「そばは、さらさらとたぐり、そばの先に、ほんの一寸か二寸、つゆをつけてたぐり込む。そうしなければ、そばの香りが判らねえ。」といった江戸っ子の粋を感じるような蕎麦を出したいのでしょうね
 

sobayasin05.JPG
 

唐辛子もこだわりのようで
八幡屋礒五郎の一味・七味がおかれていました
 

sobayasin06.JPG
 

蕎麦は石臼自家製粉の粗挽き粉「挽きぐるみ」を標榜した田舎蕎麦
満足な蕎麦だったことから、またお邪魔させていただきます
ごちそうさまでした
 

sobayasin07.JPG

コメントする

カテゴリ

月別 アーカイブ

Powered by Movable Type 7.7.1

この記事について

このページは、r-ohtaniが2023年7月23日 06:30に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「ホーチミンから成田への帰国便はビジネスクラスにアップグレード」です。

次の記事は「芦別の新宝来軒でいただく名物のガタタンラーメン」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。