高野山・南紀白浜2024の最近の記事

2024年のゴールデンウイーク後半は和歌山を目指しました
ちなみに3年前にも和歌山を訪れましたが、その時は熊野古道をはじめとした和歌山南部を巡る旅、中部セントレア経由で伺いレンタカーで巡りました
今回の和歌山の旅では、関西空港経由でやはりレンタカーを駆っての旅
和歌山北部の日本仏教の聖域「高野山」や
 

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南紀白浜で国内で初めて見るパンダなどの旅となりました
 

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旅のはじまりはいつものように新千歳空港JALダイヤモンド・プレミアラウンジから
 

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関西空港へ向かう便はちょうど昼頃に出発
この日は朝飯を食べずに伺い、ラウンジの軽食で朝食兼昼食といたします
 

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そんなラウンジでいつも楽しみしている
プレミアムビールですが、このあと空港からレンタカーの運転があるため飲めません
 

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ちなみにこのラウンジを利用するビジネスマンなども同様なのでしょう
グラスを冷やす冷蔵庫には
「カラダFREE」「からだを想うオールフリー」「アサヒドライゼロ」「サッポロペレミアム アルコールフリー」といった、ノンアルコールビールが用意されていました
 

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軽食はおにぎりが
「きんぴらごぼうマユおにぎり」
「鮭ワカメおにぎり」
と復活した美味しい味噌汁
 

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最近このラウンジで人気の「プチ塩パン」
残念ながらJAL特製カレーパンはまだ提供前でした


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ラウンジの窓越しに滑走路を離発着する航空機を眺めつつ
贅沢なブランチとなりました


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航空機を使う旅の際「三種の神器」とも言える必需品であるステータスカード等
一つはJALグローバルカード
そしてもう一つがANAスーパ-フライヤーズカードで
もう一枚、枠で囲った左側のカードが今回のエントリーの主人公「プライオリティパス」です
そのプライオリティパスは世界各国で運営されている空港ラウンジであるプラザ・プレミアム・ラウンジ(世界中1,300ヶ所の空港ラウンジ)で利用できることから、海外を旅する際(最近では国内も)はかなり重宝しておりました
ちなみに私の所有するプライオリティパスは楽天プレミアムカードのもの
楽天プレミアムカードはプライオリティパスを無料付帯するクレジットカードの中で年会費は最安であったのですが、なんと2025年1月以降は
「プライオリティパス年間利用が年5回まで無料に制限」されることとなりました
まぁこれはプライオリティパスを所持するユーザーが増えすぎたことにもその原因があったのかもしれません
ということで2024年はこのプライオリティパスを使い倒します
 

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てなわけで向かったのが
プライオリティパスの指定ラウンジ「ぼてぢゅう関西空港店」
「Japan Traveling Restaurant」に同居する飲食店で指定ラウンジというからには
ここで3,400円分の飲食が可能です
しかも出発の際は無論、到着の際も使えるというすぐれものだったりします


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それに加え、店内での飲食以外にも
テイクアウトが可能(おそらくはコロナ禍にあってラウンジ利用を促したも)で、特にプライオリティパス用に「全国ご当地グルメセット」なるメニューがあったりもします
内容と言うと
①選べるご当地ドリンク(ザ・プレミアムモルツ京都謹製生ビールなどもちろんノンアルコールもありますがこれらはカップに注がれたもののみで缶ビールとかはありません)
②選べるメインディッシュ(たこ焼き・金賞からあげ ぼてから・元祖中津からあげ)
③サイドデッシュ(みしまコロッケ)
といったもの
さらに選べるお土産(塩バターどら焼・京都デニッシュ)
 

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ドリンクはヨーグルト牧場スムージー
メインディッシュはたこ焼きと元祖中津からあげ
サイドデッシュにみしまコロッケ
お土産は京都デニッシュ
をいただきました
ちなみにこれは2名分です
 

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と言う事で、スムージーは和歌山へ行く道すがら
そのほかは宿泊するホテルに持ち帰り
 

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ホテルで温めなおし
夜食に缶ビールとともにいただきました
 

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鯉のぼりはためくGWの和歌山城

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さて関西空港からレンタカーを駆り1時間ほどで和歌山市にやってきました
そのままホテルにチェックインしても良いのですが、少しばかり時間があることから
和歌山城を訪れることに
そう私は初めての都市を訪れた際はまず最初にその都市の一番高いところに登って
そこから街の概略を知ろうとするのですが、ここ和歌山市にはそういった〇〇タワーなるものがなく、かわりに和歌山市中心地の虎伏山にそびえる和歌山市のシンボル
和歌山城天守閣から殿様気分で街を眺めようと目論みやってきました
 

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レンタカーを駐車場に預けますが
和歌山城公園駐車場は満車、かわりに伺った滝川市役所駐車場は和歌山城入口からも遠くなく
しかも60分無料(かなりきわどいタイミングで出庫しましたが)ってことで、並んで待つくらいならそちらのほうが安心かもしれません
駐車場からは5分くらいで、和歌山城北口の一の橋と大手門に到着できました


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天守閣へと向かう門をくぐり中へ
この和歌山城は紀州を平定した羽柴秀吉が弟の秀長に命じて虎伏山に築城したもの
天守閣をはじめ、ほとんどの重要な建造物は空襲で焼失してしまい現存するものは戦後再建されたものだそうです
 

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天守曲輪の二之門をくぐり天守閣へ 
外から見ても中から見ても美しい景色が広がると言われる「天守閣」はさすがに優雅
徳川御三家・紀州徳川家の居城としての歴史を感じます
そんなこともあるのでしょう、この和歌山城は「水戸黄門」や「暴れん坊将軍」など多くの時代劇ドラマで使われているそうです
 

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ということで和歌山城天守閣から和歌山市内や紀の川河口などの眺望を堪能
紀伊水道に注ぐ紀の川河口が元気に泳ぐ鯉のぼりとともに見て取れました
 

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和歌山最初の夜は「酒屋の酒場」に伺いました
ここはJR和歌山駅から歩いて5分ほどにあり、その名の通り酒屋さんが営業している居酒屋です
看板にも和歌山のみならず全国の銘酒(日本酒・焼酎)の名が見て取れます
これを見ているだけでなんだか期待がもてそう
 

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予約はできないとのことでちょっ心配でしたが
暖簾をくぐり店内に入ると15人ほどが座れるカウンターと奥にも席があるようでした
カウンターは満席のようでしたが、ちょっと待っているとすぐに空き着席
ちなみにここは午後2時からやってる和歌山の昼酒の聖地なんですが
伺った午後6時には隣は完全にいっちゃていてタクシーを頼んでおりました


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まずは大ジョッキとこだわり酒場レモンサワーで無事和歌山に到着を祝しカンパイ
 

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辰ヶ浜の生しらす 生姜醤油 480円
ちなみに辰ヶ浜は和歌山県最大の底びき網漁船の基地である有田市の箕島漁港の別名
そんな辰ヶ浜で水揚げされた鮮度抜群のとれたて生しらすは絶品
それに添えられた醤油が濃くてしらすの味を引き立てていました
明後日、湯浅に醤油蔵を見学に伺いますがその価値は充分ありそう
 

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「黒牛」(名手酒造店:海南市)
「南方」(南方熊楠の父が創業した蔵元「世界一統」:和歌山市)
「紀伊国屋文左衛門」(中野BC:海南市)
「超久」(中野BC:海南市)
「車坂」(𠮷村秀雄商店:岩出市)
「羅生門」(田端酒造:和歌山市)
「初桜」(初桜酒造:かつらぎ町)
「雑賀」(九重雑賀:紀の川市)
などさすが酒屋、和歌山の地酒がずらりメニューにありました
 

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ということで生しらすに合うよう頼んだのが「黒牛純米辛口」(580円)
これは前日に滝川の昭和酒場酔いしゃんせの「日本酒を楽しむ会で飲んで気に入っていた日本酒でした
 

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「雑賀 山廃純米」(580円)
雑賀と書いてさいかと読むようです
プレミアム燗酒部門で「金賞」を受賞した日本酒ですが、今回冷でいただきました
  

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人気のふわふわだし巻き玉子をいただきましたが
関西風らしく紅ショウガと大根おろしが添えられていました
  

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おでんは8種類から選択できるとのことで
大根、玉子、牛すじを選択
食べかけの画像で申し訳ございません
 

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こんな感じで演歌の流れる店内で
1時間ほど楽しませていただきました
ごちそうさまでした、和歌山市に来たらまた伺わせていただきます

和歌山と言えばラーメン(地元では中華そばと呼びますが)
まごうことなき和歌山のご当地ソールフードで、最近メディアで和歌山ラーメンが話題沸騰なんだとか
そんなこともあり和歌山に来たからには一度は食べておこうと伺ったのが
老舗ラーメン店の「丸高中華そはアロチ丸高」
伺った際は空席がありましたが、店を出るときには行列ができ始めていました
 

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店内は4人掛けと2人掛けのテーブル席のみ
思いのほか空いていたので2人掛けの席にすぐに着席
中華そばを頼みしばし待ちます
 

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店内を見渡すと厨房に置ききれず、店内にまで進出しているチャーシューがありましたが
しっかりと味の付いていそうな豚バラ
なんだかこれだけで期待が持てそう
 

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席に着席するとテーブルの上には和歌山の中華そば屋では定番の「早寿司」(こしぢ製)1個100円が置かれています
その早寿司、有田地方では醗酵した寿司を「なれずし」、酢を使った寿司を「早すし」と言うそうで
こちらにあるのは1日酢で締めただけのいわゆる鯖寿司なんですが
これが何故かラーメンとの相性抜群、何個でも食べれそうです
 

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ほどなく中華そばが出てきましたが
先ほど見たチャーシューとメンマがたっぷり載って
これで700円
どうやら観光地価格ではなさそうです
  

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麺は中華そばらしくストレートな細麺
醤油ベースの豚骨醤油スープとよく合います
元祖の味となるのは醤油ベースの中華そばなんですが
ここからほど近い和歌山の湯浅は「湯浅醤油」
醤油発祥の地だったりもするんです
 

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締めの1杯にちょうどいいスッキリした味わい
あっさりしてるのでスープはすべて飲み干し
ごちそうさまでした
 

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常連さんらしき家族連れが中華そばに加えておでんを頼んでいましたが
美味しいおでん(1本100円)で酒を飲むのも良いかもしれません
次回伺った際は是非とも試してみたいものです
 

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和歌山2日目はレンタカーを駆り
世界遺産高野山へ
ここは1200年前に弘法大師空海が開創した真言密教の聖地です

 
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標高約1,000m級の峰々に囲まれた山上盆地に広がる高野山へと向かう国道480号線は
ナビの地図が示すとおり、ひたすら九十九折りが続くワインデングロードで
日光へ向かういろは坂なんて目じゃないと言った素敵な道路でした
 

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(日光市馬返から、中禅寺湖畔間の国道120号の坂道、通称「いろは坂」)
 

いや〜こんな道ならバイクで駆け上りたかった
案の定、他県ナンバーのバイクが次々に駆け抜けて行きました
 

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高野山参拝、まずはお助け地蔵前にある駐車料金無料の駐車場に車を停め
高野山の入り口といっても過言ではない大門へ
大門は高さ25.8メートル5間重層の朱塗りの大楼門
山火事や落雷などで焼失したことから、過去四度も再建したそうで
現在の大門は、宝永2(1705)年再建されたものです
両脚に構える高さ4.8mの力強い金剛力士像(国内で2番目に大きい金剛力士立像だそうです)が出迎えてくれているようでした
そして大門の中央二本の正面には「日々影向文(弘法大師は日々人々を助けている)」が掲げられています
そう高野山には今でも弘法大師空海がいらっしゃるようです
  

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バスなどを使い大門駐車場から歩いてまず見ることが出来るのはこの大門の裏側
秋には美しい紅葉が見れるそうです
次回伺うのはそんな10月下旬がいいようです
 
 
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写真は高野山のシンボル壇上伽藍にある朱色の美しい根本大塔
真言密教の世界観を立体的に表す重要な建物です
壇上伽藍は弘法大師・空海が高野山を開山した際、真っ先に造営に取り組んだ場所で、奥之院とともに高野山の二大聖地の一つです
古の時代より人々は祈りを込めながら高野山を目指し参詣道を歩いたとのことなので
今回高野山大門から高野大峯街道を歩いてやってきました
もっともゴールデンウィークと言う事もあり駐車場は満車でしょうし、渋滞で思うようには走れないでしょうからね
 

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まずはこの朱色が鮮やかな中門をくぐって中へ
中門自体は1843年の火災で焼失していましたが、開創1200年の節目である2015年
172年ぶりに再建されたそうです
 

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中門では東の方角を護る「持国天像」が鎮座
この像は1843年の火災の際になんとか運び出されて、安置されていたものを
2012年に大仏師松本明慶氏の手により解体修復が行われたものです
 

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この多聞天像も同様なんだそうです
 

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中門をくぐり中に入ると、そこに高野山の総本堂「金堂」がありました
この金堂は高野山の総本堂として創成期からこの地に建つ堂で、現在の建物は昭和7年の再建
鉄筋コンクリート造りなんだそうです
 

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そして「御影堂」
弘法大師御影像を奉安していることから、御影堂と名付けられています
この日は白人系の観光客がガイドに連れ添われ団体で参拝しておりました
ちなみにこの壇上伽藍は空海が曼荼羅を空間的に表現し設計したものなんだとか
ここを一回りすれば密教を体現した世界が体験できるそうですが、ガイドが白人系外国人に説明するのは骨が折れそうですね
  

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「鐘楼」
いまも中に鐘はあるのでしょうか
 

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寺の境内にある神社「山王院」
日本古来の神々と仏教との融和のため、地主の神を山の神「山王」として礼拝する場所となっているそうです神仏融合はそんな時代からあったんですね
 

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壇上伽藍の中でひときわ人気の建物「六角経蔵」
一周したら一切経を一通り読んだ功徳が得られるといわれています
 

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ということで今回
壇上伽藍では根本大塔、大日如来の御朱印を賜ってまいりました
 

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世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』に構成される
高野山真言宗の総本山たる金剛峯寺にやってきました
ここは高野山の中心的役割のお寺ですが
弘法大師が金剛峯楼閣一切瑜伽瑜祇経(こんごうぶろうかくいっさいゆがゆぎきょう)というお経より名付けられたと伝えられています
 

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まずはこの安土桃山時代の面影を残す「正門(表門)」
現在では一般の参詣者もこの門をくぐり本坊境内に入れますが、往時には、正門を正面から出入りできるのは天皇と皇族、そして高野山の重職だけに限られていたそうです
もっとも太閤秀吉もこの正門から入ったんでしょうけど
まぁそんな格式ある門です
 

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正門をくぐるとすぐ見えるのがこの堂々とした「主殿」
屋根には木桶らしきものが見て取れますが、これが「天水桶」
名前の通り水が入っていて、火災が発生したときに屋根に水を撒けるようになっています
もっともこのくらいの木桶ですから、少しでも類焼を食い止める程度の役割のようです
さて真正面に「大玄関」が見取れますが、さすがにここからは入ることが出来ず
右手にまわって小さな潜り戸(参拝客入口)から「主殿」に上がります
 

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この主殿は太閤豊臣秀吉が亡き母の菩提を弔うために建立した「青巌寺」と言われた建物
大広間には金剛峯寺と書かれた「扁額」と松が描かれた襖絵
 

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奥の院霊木「高野杉」
年輪が何かを物語っているかのようです
ちなみに奥の院で見事な高野杉を見ることに

ことあと見事な襖絵を見ることが出来ましたが、さすがに聖地、そんな襖絵は撮影禁止でした
あと「柳の間」は「秀次自刃の間」と記されていました
調べてみると、豊臣秀次は1595年7月13日、この金剛峯寺の柳の間で、四人の近習と自刃し遺骸は高野山に葬られたそうです
  

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この部屋は「土室」
文字通り土壁で囲んだ部屋なのですが
中央に写真にあるのは囲炉裏で、土壁と囲炉裏で部屋全体を温かくしたようです
小棚には弁財天も祀られていました


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台所の「大釜」
江戸期以降、実際に大勢の僧侶の食事を賄ってきた場所ですが
現在も使われているそうですが、部屋は煤で真っ黒になっていました
この辺りも歴史を感じます


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天井からつり下ろされた食物の保存に使われた棚
紙を垂らしネズミの侵入を防ぐ工夫もなされていました
 

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日本国内最大の石庭(2,340平方メートル)と称される「蟠龍庭」はさすがに圧巻
見に来たかいがありました
 

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最後に御朱印をたまわり拝観修了
次は少し歩いて源頼朝公の菩提を弔うために北条政子が創建した金剛三味院へ
 

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高野山金剛峯寺を参拝したあとは
歩いて山を登りこれまた世界文化遺産に登録された高野山金剛三味院へ
山門には高野山の危機を救った伝説の天狗「毘張尊」の扁額が掲げられていました
 

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鎌倉時代の風雅をそのままに伝える金剛三昧院
ここは源頼朝公の菩提を弔うために北条政子が創建したお寺
尼将軍と呼ばれ 「日本三大悪女」に数えられる北条政子ですが、そんな側面もあったんですね
まぁ流人だった源頼朝と恋仲になってしまった政子は父の反対を押し切り屋敷を逃げ出し頼朝の元に走ったという創作話もあるくらいだったようです
  

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そんな金剛三昧院の本尊は空海が唐から日本へもたらした尊像である愛染明王
日本における起源とされています
ありがたい仏様で恋愛のみならず、様々な良縁を結ぶ仏とされています
・・・ですがこちらは撮影禁止でした
かわりに写したのがこの素敵な庭園でした
 

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そしてこちらが高野山金剛三味院の目玉的な存在の「多宝塔」
残念ながら内部は非公開
中には密教の5つの知恵を現わす五智如来が安置されているそうです
1223年に建立されたと伝わっていて、800年もの歴史を持ち高野山に現存する最古の建造物ということもあり国宝に指定される建物です
 

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奥に重要文化財の四所明神社がありますが手前には
見ごろは少し過ぎていましたが、しゃくなげが見事に咲き誇っておりました
もっとも見た目と裏腹にハチがパーティを開いているかのように飛び回っており危ないくらいでした
  

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というところで、一度駐車場に戻り
次の目的地である奥の院までレンタカーで向かう事に

愛嬌のある「お化粧地蔵」
真っ赤な帽子をかぶり顔に口紅や頬紅が塗られています
ちなみに「このお地蔵様にお化粧をすると美人になる」という言い伝えがあるそうです
この地蔵様、いつも高野槇がお供えされているそうですが、今回はスパークリング日本酒「澪」と母の日が近いからか真っ赤なカーネーションが供えられていました
 

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そんな地蔵さまは、奥之院へと続く参道の途中で見かけたものです
そう高野山参拝最後は奥の院にやってきました
奥の院は弘法大師の即身仏を祀る弘法大師御廟で、転軸山と摩尼山の間の谷に広がる慰霊塔群を指しています
樹齢千年に及ぶ高野杉の木立の中に、その聖地はありました
 

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無数の暮石や地蔵が積み重ねられたピラミッド状の塚がありましたが、これは「無縁塚」
もともとは境内のあちこちで見つかった墓石を集めてここで供養しているそうです
 

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奥の院はさすがは聖地中の聖地
弘法大師が入定されている聖地「弘法大師御廟」があることからか、写真の金剛峯寺奥之院御供所の先の玉川にかかる御廟橋からは撮影禁止となっていました
 

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ただそこまでの表参道には
「東日本大震災物故者慰霊碑」がありました
2011年3月11日に起きた東北地方太平洋沖地震と、それに伴う大津波では18千人余りが犠牲となりました
この慰霊碑はそんな大震災により犠牲となられた物故者供養に対し、至心に冥福を祈ると共に、被災地の早期復興を祈念するものとして建てられたそうです
ということで私もここで手を合わせてきました


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こちらは「阪神淡路大震災物故者慰霊碑」
もうあの大災害から30年近くになるんですね
 

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他にも名立たる企業の物故従業員慰霊碑の数々がここにありました
日産自動車や新明和工業、シャープ、キリングループ、ヤクルト
となんでもあり
空海を祀るこの場所はかなり懐深い宗教施設のようです
 

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「ディプロドクス」
全長が30mにもなったと言われ、かつて地球を歩いた動物の中で最も大きい種類の恐竜です
そんな恐竜の模型が迎えてくれる施設が珍スポットとしてYoutuberなどに人気の「恐竜ランド極楽洞」
高野山からほど近い、かつらぎ町花園にありますが
そこにたどり着くまでの山道は狭くてクネクネしていて、慣れないレンタカーの運転だと非常に怖かった
 

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そんな恐竜ランド極楽洞はもとは鉱山
江戸時代に「海順」と言うお坊さんが村々から人を集め、ツチとノミのみで掘り始めた坑道で
銅山として昭和40年まで採掘が続いていた小原鉱山跡を活用したレジャー施設
それが「恐竜ランド極楽洞」なんだそうです
 

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そんな小原鉱山の坑道跡にある『恐竜ランド』は私が以前より訪れたかったレジャー施設
今回、高野山からもほど近いこともあり参拝のついでにようやく訪れることが出来ました
ということで洞窟探検はこの入口からとなります
内部は年中13℃だそうですが、今まで参拝で暑い中歩いてきたこともありかなり気持ちよく散策できました
 

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深く続く洞窟(坑道)での地底探検
洞窟の全長は500m以上、途中24メートルの滝まであります
そんな洞窟で迫力あるリアルな恐竜に出会えます

ちなみにここを訪れる子供は2通り
ここには恐竜を見て◯◯ザウルスなどとマニアックな教養を見せる子供と、怖くて洞窟の奥に踏み込めない子供がいました
が、確かに暗い上、湿気でジトジトしていて少し怖かったのは否めません


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恐竜が卵から孵化するそんなジオラマもありました
 

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湿地に佇む「プラキオサウルス」のジオラマコーナー
その上を「テラノドン」が飛んでいました


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ここ恐竜ランド極楽洞の名の通り極楽洞といった施設も併設
閻魔大王が生前の罪を裁く裁判ジオラマ
そうここで地獄行きか天国行きかが裁かれる場所です 
 

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ちなみにこの閻魔大王の由来は
古代インドの聖典である「リグ・ヴェーダ」
今から5年前にカンボジアのアンコールワットでそんな裁きの様子を伝える壁画を見てきました
この閻魔大王は仏教とともに伝わったものなんでしょうが、まるで日本の伝承のようにも思える話ですね
 

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地獄行きか天国行きかを裁くわけではありませんが
「不思議変身ミラー」なるものがあり
自分のこれまでの行いを振り返るコーナーでは
鏡の前に立つと、鬼が出たり、菩薩が出たりします
 

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まぁそれほど普段の行いが良いとは思えませんが、何度やっても菩薩様しか出てきませんでした
 

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洞窟内にある奇石博物館の光る石
これぞ小原鉱山の跡地と思える展示もありました
こんな感じで40分余りの洞窟探検
思いのほか楽しめる施設でした
 

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高野山から一気に山を下り港近くの海南市までやってきました
目的地はJALファーストクラス機内酒にも採用された「紀伊国屋文左衛門」や梅酒を醸す中野BCという酒蔵
ここで日本酒と梅酒造りの工程を見せてもらおうと予約の上伺いました
ちなみにこの中野BC
もとは創業者の中野利生が1932年に独学で醸造の研究をし醤油の製造・販売を行ったのが始まりなんだとか
ちなみに醤油発祥の地である湯浅はここからほど近いところにあります
 

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中野BCには予約時間より少し早めに到着したこともあり
まずは許可を得て敷地内にある約三千坪の日本庭園「長久庭」を散策


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そんな庭の「泉水池」には2羽の白鳥がまどろんでいました
いつもながらの忙しく歩き回る旅程の中でのまったりとした時間をここで過ごしたかと思いましたが、甘かった
そんな話と裏腹に、庭園にいただろう蚊に3か所ほど刺されてしまうことに
時期的に北海道ではまだ蚊が飛び交う時期ではなかったのでまったく警戒しておりませんでした
それにここに来る前に怪我をしていたこともあり、私自身血の匂いがぷんぷんしていたのでしょうね
 

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さて肝心の酒蔵見学まずは日本酒の仕込み蔵から
この中野BCを取り巻く環境と言えば、先ほど巡った世界遺産の高野山と大きな自然に囲まれてますが
蔵のすぐ近くには海があり、黒潮の暖かい風が山に流れ込み、年中温暖な気候が続くといった
日本酒造りにはあまり向いていなそうな気候
そんなこともあるのでしょう「寒造り」と言われる冬だけの日本酒酒造りが行われているそうで
私どもが伺ったGWにはすでに造りは終わっていました


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代わりと言っては何ですが、日本酒の造りは終わっていましたが、梅酒はちょうどこれからのよう
たくさん並んでいるタンクは全て梅酒の樽
ちなみに梅酒を漬けるのはここに伺った翌月の6月からとなるそうです
ちなみにこの中野BC
日本酒、梅酒、焼酎等の酒類を造るほか、梅果汁の生産及び他社への供給も行っており、梅果汁の生産量では日本一を誇るそうです
 

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ちなみにこのタンクは昨年漬けたものなんだとか
新鮮な紀州南高梅を収穫したその日のうちに漬け込み、約18ヶ月かけて造られるそうです
 

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これはそんな紀州の南高梅をじっくり煮詰めた「梅エキス」
青梅の果汁を搾り、加熱しながら煮詰めてつくる民間伝承の食品
1000gの青梅から、わずか20gしかつくれないのだとか
 

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さて蔵見学の後は、お楽しみの試飲
ですが、いつものように車の運転があるので飲めません
前述のJALファーストクラスで採用された「紀伊国屋文左衛門」などが有料で試飲できますが
ここは我慢我慢
  

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我が家の奥さんがかわりに梅酒初代グランプリとなった「紅南高」を試飲
 

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試飲の後は直売店を見て回り


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梅酒の香りをたっぷりかいだおかげで、帰りには日本一の称号を手にした梅酒『紅南高』を1本抱えてかえることに
  

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和歌山2日目の夜は和歌山市の飲兵衛で知らない人はいないだろう大衆酒場多田屋にも顔を出しました
赤ちょうちんには天ぷら、おでんと並んで「太地の鯨」とあります
これはあれば頼まずにはいられませんね
 
 
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店の看板に「㈱多田酒店」とあるように母体は酒販店
カウンターに並ぶ日本酒の顔ぶれはなかなかのもの
そんな酒屋直営で朝から郷土料理で飲める名物酒場で
JR和歌山駅からほど近い場所にあり、和歌山市民から100年近く愛されているお店のようです
 

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店内は厨房を囲むカウンター席やテーブル席など
別段、酒屋が経営してても角打ちと言うわけではないよう
 

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ただしこの多田屋、観光客にも人気で予約しておかないと入店しずらいお店のようで運の悪い方は帰されていたようでした
ということで予約席すわり、まずはビールと酎ハイで聖地高野山巡礼の労をねぎらいます
 

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壁に短冊メニューがこれでもかと並んでいましたが
ここでは皿に盛られた現物も棚に並んでいます
外国人辺りはこういったほうがわかりやすいかもしれません
 

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冷蔵庫にもすでに皿に盛られた肴が出番を待っていました
 

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で頼んだのは和歌山と言えば勝浦あたりで獲れただろうマグロを食べようと
お刺身三点盛り「まぐろ」「ハマチ」「イカ」を頼みます
これをたまり醤油でいただきますが、ここ和歌山はマグロも美味いがなんといっても醤油が美味い
 

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そして赤ちょうちんに示されていた通りあった
「鯨の竜田揚げ」
そう2年ほど前、熊野詣で通りかかった和歌山県の太地町は鯨漁の街
今も古式捕鯨発祥の地として400年以上もの間、日本の捕鯨文化を継承し続けています
(まぁ残念ながら最近では例のイルカ漁のほうが有名になってしまっているようですが)
 

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鯨のカツなんて珍しいメニューがあったのでこいつも頼みます

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入口ドアの目立つところには「只今入荷人気商品」ということで
十四代、新政など人気で入手困難な銘柄まで短冊メニューでにあります
この辺りはさすが酒屋と言ったところですが
そんななか我が北海道の男山の大吟が1,770円と結構なお値段で売られていて、ちょいっとばかり自慢げになりました
 

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冷蔵庫の中には地元和歌山の酒造が作る日本酒が誇らしげに並んでいますが
先ほど伺ったばかりの酒蔵「中野BC」の「紀伊国屋文左衛門」もありました
  

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ここで和歌山の地酒「紀土純米(平和酒造)」を味わって来ました
「紀州の風土」を意味する紀土(きっど)
純米でこれほど色のついたのは珍しいくらいで
味わった感じは癖がなくまさに食中酒といったところ
和歌山の郷土料理を邪魔しないそんな日本酒でした

さてそんな多田屋でしたが、思いのほか観光地化されていたのと、もう一件別のお店にも行きたいことから
この辺りで切り上げ、次の店に向かいます
 

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多田屋で一杯ひっかけた後、やってきたのは和歌山駅前通りにある蕎麦屋『更科本店』
蕎麦屋なのになぜか「とんかつ定食」の大きな看板が立てられています
昭和16年創業の老舗ですが、こちらも和歌山市民で知らない人はいないと言われる人気店
伺った日もたくさんの方が並んでいました
 

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ほどなく入店
スタッフの対応も愛想良く人気のほどがうかがえます
ちなみに皆さん頼んでいるのはここの看板メニューのとんかつ定食
そばと合わせて頼んでシェアする方もいらっしゃいました
 

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私が頼んだのは無論そのとんかつ定食
提供されたのを見ると規格外のデカ盛りで、すでに皿からカツがはみ出ています
ちなみにこのとんかつ定食
巷では食品サンプル詐欺と言った汚名を着たメニューです


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というのも店頭に出ている食品サンプルと現物があまりにかけ離れているためです
確かに店頭にディスプレイされた食品サンプルはカツ屋さんでよく見るトンカツ定食です
が・・・・・・今回提供されたものとは大きく違っています
 

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それにこのトンカツがディスプレイされた食品サンプルとは別物のように分厚くでかい
ご主人の心意気を感じますが、なりよりそのカツが柔らかくて美味しい
ここ本当に蕎麦屋さん?とんかつ屋さんで良いんじゃないと思わせる味でした
ちなみに蕎麦屋らしい出汁の効いた味噌汁も美味しかった
並んでまで、このトンカツ定食を食べる価値はありました
 

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ちなみに我が家の奥さんが頼んだのは蕎麦屋さんらしく親子丼と冷たいそばのセット
こいつもなかなかの味だったんだとか
 

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毎年約60万人が訪れる関西屈指の美しいビーチ「南紀白浜の白良浜」
「日本のワイキキビーチ」との呼び声高い砂浜です
訪れた日はゴールデンウイークと言う事もあり
朝一のまだ訪れる人が少なそうな時間に伺いました
  

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鉛山湾に面した弓状になった白砂の浜は
エメラルドグリーンの海が朝日に照らされているうえ
640mに渡って続く白い砂浜のコントラストが映えて魅力的でした


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もう一つ夕方に訪れたのが
南紀白浜の観光において最も歴史のある景勝地「三段壁」


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千畳敷の南海岸にそそり立つ高さ約50mの断崖
ここには平安時代、源平合戦で知られる熊野水軍が船を隠したという伝説が残る三段壁洞窟があるそうです


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と、こんな感じでたまにはサイトシーイングな観光を楽しみました

南紀白浜アドベンチャーワールドに朝9時の開店に合わせやってきまし
人気の施設と言う事であらかじめ予約のうえの訪問です
 

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目的はジャイアントパンダを見ること
アメリカのサンディエゴ動物園や中国の上海動物園、シンガポールのリバー・サファリ・シンガポールで見た事はありますが
私自身国内では初パンダとなります
ちなみにアドベンチャーワールドではここで誕生した4頭のジャイアントパンダファミリーが暮らしています

さて2023年にアドベンチャーワールドの永明(えいめい)、双子の桜浜(おうひん)・桃浜(とうひん)が、中国に返還されたのがニュースになっていました
中国生まれの永明は仕方ないとして、日本生まれである桜浜・桃浜までも返還されることに違和感を覚えましたが
これはパンダは絶滅の恐れのある希少動物として、ワシントン条約で国際取引が禁止されていることから、無償で贈与する形を取らず、期限付きで世界各国の動物園に貸し出しているからなんだそうですが
現在日本にいるすべてのパンダの所有権は中国にあり、「中国からの貸与(レンタル)」形式で日本の動物園で暮らしていて
たとえそれがレンタルされたパンダから生まれたパンダであっても中国に所有権が発生するのだとか
まぁいわゆる『パンダ外交』といった言葉がありますが
貴重なパンダを『友好の使者』とする中国らしい政策がみてとれますね
 

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ジャイアントパンダが朝から元気に竹を食む姿が見て取れますが、
実はジャイアントパンダはクマ科に分類され、肉食動物に近い消化器官を持っています
ではなぜ竹や笹を主食なのか?
これは争いを避け生息地域を中国(主に四川省)の山岳地帯の奥地としたパンダにとって
年中食べられるものが、冬でも枯れない「竹」だったからのようです
  


 

日本は竹が自生する国ですが、それでも新鮮な竹や笹を手に入れるため
結構な経費が掛かるようです
まぁジャイアントパンダはここの目玉となる動物ですから致し方ないようです
 


 

さてそんなことでジャイアントパンダの朝食の様子を見て堪能したら
次は檻のない猛獣の世界サファリワールドを巡るケニア号に乗り込むことに

アドベンチャーワールドでパンダを見た後はサファリワールドに赴き
ツアー・アトラクションの一つ「ケニア号」に乗り込みました
これはサファリワールドの全ての草食動物、肉食動物を1周約25分で列車型の車両に乗って観覧できるというもの
  

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暑い中、歩く必要もない便利なツアー・アトラクション
まずは「アフリカゾウ」
 

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そして
「チャップマンシマウ」
「シロオリックス」
「マアミメキリン」
 

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「アジアスイギュウ」などの草食動物を見て回りますが
この後がこのケニア号の最大の魅力となります
  

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というのもケニア号は厳重な二重のゲートをくぐり
乗り込んだケニア号とライオンなどとの間には檻のない完全な猛獣の世界に踏み込みます
そういや昔、シンガポール動物園で夜だけ開園するサファリパーク「ナイトサファリ」でトラムに乗って動物園を回ったことがありましたが、ここはそれ以上の感動がありました
 

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というのもここではライオンがのそのそ歩いていたり
 

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「アムールトラ」が木陰で涼んでいたり
 

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山では会いたくはない「エゾヒグマ」がすぐ目の前にいたり
 

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「チーター」が颯爽と歩いていたりします
 

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最後はイルカたちがスピーディーでダイナミックなパフォーマンスを見せてくれる「ビッグオーシャン」でイルカショーをゆったり鑑賞
こんな感じで2時間余りアドベンチャーワールドを堪能いたしました

 

さてアドベンチャーワールドを堪能したあとは、とれとれ市場南紀白浜に昼飯を食べにやってきました
 

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ゴールデンウィークって事もあり、とれとれ市場南紀白浜はものすごい人で溢れていました
コロナ禍以降こうした観光施設でこれだけの人を見るのは久しぶりです
 

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さて和歌山と言えば紀州勝浦産生マグロ
入口の看板にも大きなマグロのモニュメントがありましたが、和歌山の勝浦漁港は日本一の生マグロ水揚げ量を誇ります
もっともそれだけではなく、はえ縄漁のみによって漁獲される天然マグロは
まぐろ専門家や消費地では、非常に高く評価される逸品
今回のこのとれとれ市場を訪れたお目当てでもあります
この日はそんなマグロの解体ショーが行われていました
 

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和歌山県の海は黒潮の影響を受けるまさに魚の宝庫
特に初ガツオの漁期ということで、カツオも並んでいました
和歌山のカツオと言えば明治末期に、ハワイから帰国した移民によって伝えられた「ケンケン漁」と言われる一本ずつ釣る漁法で獲られた「ケンケンかつお」が有名でね
 

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エイリアンのような見た目のカニは「アサヒガニ」
カニなんですが横ではなく、前後に歩く珍しいカニだそうです
 

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「ジンタン」なる魚が袋に入れられ売られていましたが、これはジンタンアジと言われる味の幼魚で、こういった市場でしか見ることがないだろ魚
名のもととなるのは、あの小さな銀色の清涼剤である「仁丹」だそうです
なるほどといった命名ですね
 

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もっともこの市場には地元産ばかりではなく
北海道産のホタテなんてものも並んでいました
 

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さてここに来た目的は
新鮮な海鮮一杯の海鮮丼
メニューには美味しそうな海鮮丼が並んでいますが、残念ながらこちらもものすごい人出
数十人は並んでいることから、ここは断念いたします
 

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てなわけで鮮魚売り場で生寿司と秋刀魚の押し寿司を購入
 

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飲食ブースも満席で座ることも出来ないことから
車を走らせ、白浜近くの千畳敷のような渚で潮風を感じつつ頂くことに
 

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京都大学が運営する「京都大学白浜水族館」
全国的にも珍しい大学運営の水族館で
白浜周辺にすんでいる無脊椎動物と魚の展示にこだわった水族館です
 

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入館料はコスパ良い大人一人600円
入館してすぐのところにある第1水槽室では
シマアジやカンパチなど群れをつくる美味しそうな魚が回遊していました
 

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カメラ目線の「イシガキフグ」
 

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泥干潟に生息するトビハゼもおりました
 

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海のギャング「ウツボ」
見た目とは裏腹に高知で食べた「うつぼ唐揚」は美味かった
それと「アオヒトデ」
 

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直立し壁にぴたり貼り付いているのは
「コバンサメ」
名前にサメと付いてはいますが、軟骨魚(エイ・サメ類)ではなく一般の魚に分類されます
ちなみに結構おいしい魚なんだそうで、「黒カンパチ」という商品名で売られていたりします
 

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「アカマツカサ」
鱗が非常に硬く料理しずらいことから定置網などで水揚げされるが出荷されることはほとんどない
ただ手間を惜しまず料理すれば安いうえ
キンメダイ目の魚ということもあり美味しいんだとか
  

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「ハナミノカサゴ」
花が咲くように綺麗な姿をした派手なカサゴ
まぁ食べるというより観賞魚として人気の魚
 

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「センネンダイ」
魚屋さんでもめったにお目にかかれない幻の魚
千年に一度しか取れないとの逸話もある「千年鯛」
大型の白身魚で旨味とほんのりとした甘みが特徴で水産業界、飲食業界では「絶品の味」と評されていて
10,000円/kgが相場の超高級魚だったりします


 

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胸びれを大きく開き睨みをきかせる
「バラフエダイ」
シガテラ毒があり食用にはされない
 

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天然物のクエは漁獲量が少ないうえ、高級料亭で振舞われることが多く
ほとんど市場に出回ることがない「高級魚クエ」と
ここ京都大学白浜水族館で、美味しそうな魚たちに癒されてきました
 

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和歌山にきたらどうしても訪れたかったのが、南方熊楠記念館
というのもその昔、週刊少年ジャンプ誌に「てんぎゃん」の名で連載されていたのを読んで熊楠に憧れたものでした
南方熊楠は和歌山出身で若いうちから海外を渡り歩き、「知の巨人」と呼ばれるほど研究に人生をかけた熊楠を記念して作られたミュージアムです
 

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訪れるのをこのゴールデンウイークに定めたのは、この日学芸員による企画展「寄贈資料展」であるギャラリートークがあると聞いたからでした
時間を合わせて伺い写真の菌類図譜(ツガサルノコシカケ)の話や
熊楠が海外生活でのインクをヒントに、親交のあった田辺の文房具商 多屋孫次郎に「墨を磨る手間を省くのに紀州特産の松煙を材料に墨汁を製造したらどうか」という提案した話など興味ある話しをたくさん聞かせていただきました
そんな話を伺いまた熊楠の本が読みたくなりました
 
 
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ちなみに写真のベンツの模型は昭和天皇時代に使われたもので、現物はドイツシュツットガルトのメルセデスミュージアムにて保存させています
1926年に熊野の観光名所「神島」を昭和天皇が行幸されたとき、南方熊楠が植物や粘菌類について御進講したのは有名な話ですね
 

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シュツットガルトのメルセデスミュージアムは私も2回ばかり訪れたのですが、その時の話しを記録したblogの写真を見た知人が、このベンツのタイヤを開発に携わったのはその方の祖父との話を聞きました
そしてそんな写真を見てその祖父をシュツットガルトに連れて行きたいと話てましたが、その後どうなったのでしょうか
ちなみにそんなベンツが履いたタイヤメーカーはブリヂストンです
 

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記念館屋上の展望デッキからは紀伊水道方面の海が見渡せました
次はこの海岸線にある白浜海中展望塔コーラルプリンセスを目指します
 

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南紀白浜に伺った今年のGW
絶好の天候と言う事もあり、グラスボートから海中の魚を眺めたら綺麗だろうと思いましたが、残念ながらそのグラスボートは整備中で出航しないとの事
かわりにやってきたのが南紀白浜の海岸に立つホテルシーモアより沖合100m
水深8mの海の世界を探索できる全天候型展望塔「白浜海中展望塔(コーラルプリンセス)」でした


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沖合の展望塔からは360度、海が見渡せます


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螺旋階段を降りたところの海中塔には
海中をのぞけるように12か所の窓が設置されていて
窓の外にはカラフルで色鮮やかな熱帯魚が泳いでいます
 

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20cm程度の魚の群れが見て取れますが、これはグレの群でしょうか
磯の女王なんて言われる魚ですが無茶苦茶たくさんおりました
これをみてなんだか釣りキチ三平のスピンオフ・マンガ「バーサス魚紳さん」の話の中で磯のスペシャリスト平和卓也とのグレ釣りのガチ対決シーンを思い起こしてしまいました
 

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南紀白浜と言えばナギサビール
まだ地ビールと呼ばれていた1996年に誕生したマイクロブルワリーで
白浜町が世界に誇るミネラルウォーター「南紀白浜 富田の水」を仕込み水として使用して醸造されています
しかも造られたビールは加熱殺菌処理・フィルター濾過を一切行わない正真正銘「生」
冷蔵庫にての保管と賞味期限180日が課せられるビールだったりします
 

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ここナギサビールでは予約なしで製造工程を見学できるとのこと
この日ビールは醸してませんでしたが
醸造現場で製造工程をスタッフの解説を交えながら見学させていただきました
 

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2015年に建設された新工場には発酵タンクが4基ありますが、みなピカピカに磨かれています
聞くところによると時間があればいつも拭いたり磨いたり擦ったりしているのだとか
酵母菌を扱う酒造りには重要なポイントですね
こうしたタンクに入っているできたてのビールは、直接ビンや樽に充填されますが
そこにもこだわりがあり、充填前にボトル内の空気を真空ポンプで吸引し二酸化炭素を注入、再びボトル内の空気を吸引し二酸化炭素を注入するという作業を行って
酸化によるビールの劣化を極力防ぎ、風味をより長く保つよう努めているそうです
 

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製造工程を見学する通路には、旧工場で使用していたラベラーと瓶詰めの充填機
瓶を洗浄するためのリンサーと、瓶を乾かすボトルツリーも展示されていました
 

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工場に隣接するのバーカウンタには4基のタップが設置
できたてのビールが楽しめるようですが
  

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残念ながら、私は運転があり飲めません
かわりに我が家の奥さんはみかんエールをいただいたようです
なんだか美味しそうですが、夜まで我慢我慢
 

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和歌山市で江戸の頃から200年の歴史ある繁華街「ぶらくり丁」と呼ばれる商店街がありますが
和歌山最後の夜はそんなぶらくり丁の築地通り沿いにある居酒屋「魚酒屋 千里十里」に伺うことに
創業は昭和30年、地元の人に愛され続けている老舗居酒屋で、大変人気があるそうで今回予約の上での訪問となりました
 

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店内に入ると奥行きは深そうで、長いカウンターが見て取れますが
カウンター12席、席小上がり8卓あるそうですが、伺ったその日は地元らしき人たちでいっぱいでした
 

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この日は朝から南紀白浜を巡り歩いていたこともあり
喉が渇いていたので、まずは生ビールからはじめます
お通しは、サバとホタルイカとスナップエンドウの酢味噌
しょっぱなからな小皿で始まりました
 

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五月五日と書かれた手書きのおすすめメニューがこちら
なにやら魅惑的な和歌山の郷土料理が並びます
 

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まずビールに合いそうなおつまみと言う事で
「串焼盛合わせ」
 

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和歌山と言えば鯨と言う事で、刺身3種盛り(赤身、ベーコン、さえずり)も頼みます


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このあたりで和歌山自慢の地酒も気になるところ
ということで合わせる日本酒は、千里十里オリジナルの黒牛原酒
和歌山市からも近い海南市にある1866年創業の「名手酒造店」の日本酒です


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泉州名物の「いずみナス」
 

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次に昨日酒蔵見学させていただいた中野BC
紀伊國屋文左衛門十五度
 

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〆にわさび巻き、紀州南高梅 梅巻き寿司(南部)と言った郷土料理をオーダー
 

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たっぷり堪能させて頂きました、ご馳走様

和歌山の旅最終日は日本醤油発祥の地、湯浅にやってきました
ちなみに醤油といえば日本人には欠かせない調味料の最筆頭
そんな醤油の起源は鎌倉時代、紀州由良の禅寺「興国寺」の開祖「法燈円明國師」が中国(南宋)の径山寺から金山寺味噌の製法を持ち帰ったのが始まりだそうで
もともとは味噌だったんですが、それを改良して作られた「たまり醤油」(偶然できたとも言われています)が、ここ湯浅から日本中に広まったとされます
そんなこともあり湯浅は「醤油醸造の発祥の地 紀州湯浅」として2017年4月に日本遺産に登録されました
 

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目的は湯浅醤油「九曜蔵」での工場見学
100年以上現役で使用している直径2.3mの杉の大樽を使った昔ながらの伝統を受け継ぐ古式醸造蔵をガイドの解説で見学させていただきます
 

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まず醤油の原料となるのがこちら
「国産丸大豆」
「国産丹波種黒豆」
「国産炒り割り小麦」
「醤油麹菌」
「長崎の五島灘・塩」
 

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ガラス越しに11個の巨大な熟成杉樽が見てとれますが
ここでら1年から2年の歳月をかけてじっくりと熟成させ
この日見ることはかないませんでしたが職人による櫂入れが見ることが出来るのだとか
 

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さて日本酒の蔵でも木樽の復古が話題になっていますが
現在はその木樽職人もわずか、木樽が高価になっているようですが
ここ湯浅醤油では次の100年へ木樽で仕込んだ醤油を残したい!
そんな思いからクラウドファンディングで資金を集めたりもしていたようです
 

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熟成したもろみを搾る作業
まずは丸一日自然に染み出すのをまち、その後厚板だけを載せ半日から一日
さらにこの機械で圧力をかけ3~4日かけ搾るのだとか
なんとも気の長い話ですね
  

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搾ったしょうゆはここでボトリングされるようですが
残念ながらゴールデンウイークと言う事もありここは稼働してはおりませんでした
 

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さて体験コースは蔵見学の際に
熟成中のもろみの櫂入れ体験が出来ます
櫂入れはもろみの熟成を促すためにフレッシュな空気を効果的に送り込む作業
この約2トンのもろみが入った杉樽に長い棒でかき混ぜる作業を体験、法被を着て撮影タイムとなりました
 

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その後
醤油造り体験
 

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「手づくり醤油キット(2,700円)」
湯浅醤油さんの特製醤油こうじ(国産材料である大豆・小麦・麹菌・塩を混ぜ合わせたもの)を使い
500mlのペットボトルに醤油を仕込んでいきます
 

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ちなみに醤油造りは完成までまだ一年かかり、定期的にペットボトルの空気の入れ替えと攪拌が必要になります
が、これはまさに手前味噌ならぬ手前醤油
来年か再来年、使う分だけ少しずつ濾しながら
生醤油味わいたいものです
なかなか良い経験をさせていただき、感謝です

湯浅醤油で工場見学した後は湯浅の重要伝統的建造物群保存地区にある
江戸時代の天保12年(1841年)から続く老舗造り醤油屋「角長本店」にやってきました
ちなみにこの趣ある建物は国指定重要文化財に指定されています
 

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その角長、手づくりにこだわる老舗醤油醸造蔵で
マンガ「美味しんぼ」でも紹介されたことがありましたが
掲載された少年スピリッツが誇らしげに角長本店の向い側にある職人蔵に展示されていました
 

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そんな角長職人蔵(旧館)は、慶応2年に建った80平方米の仕込蔵であり、昔の醤油造りに使われていた機器が保存・展示されています
 

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商いの帳簿類や宣伝広告に使われただろうポスター
 

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保温効果の高そうな麹室も展示
 

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中には「麹蓋」と呼ばれる専用の小箱があったり


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もろみを醸す仕込樽と
先ほど湯浅醤油でもろみの熟成を促すために櫂入れ体験をしてきましたが
そんな櫂入れの櫂棒も展示されています
  

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ついでに、もろみを搾るフネの下には「よだれ掛け」と下に埋まった「垂れ甕」があり
これは昔の日本酒に使われてきた道具とほぼ同じものが展示されていたのには少々びっくりしました
 

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続いて少し離れた場所にある
角長醤油資料館(新館)へ
 

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ここでは三等身の醤油の工程模型(ジオラマ)が醤油造りの工程を紹介してくれたり
 

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こちらの資料館は昔の民俗資料的なものが多く
角長の商標が書かれた笠や加納家の看板
 

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総木製の大八車と積み込まれていたであろう木桶に入れられた醤油
 

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先ほど麹室でみた麹蓋などの昔ながらの道具が展示されており
醤油についてたっぷり勉強してきました
 

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その昔、湯浅町は熊野三山へと続く熊野古道の宿場町として栄え、熊野古道が唯一商店街を通る町としても知られています
白壁の土蔵、格子戸や虫籠窓など、醤油醸造の伝統を感じる家並みが残る古い街並みは湯浅町重要伝統建築物保存地域に指定されています
 

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昔懐かしい郵便ポストがある商店には「たばこ」「塩」「郵便切手」などの看板が並んでいて古い街並みになじんでいます
 

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そんな街並みの一角に端午の節句をガラス越しに見せてくれる家を発見しました
 

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私が伺ったのはゴールデンウィーク最終日の5月6日
ちょうど湯浅の伝建地区では『ゆあさ端午の節句飾り(第10回)』なるものが行われていたからのようでした
 

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こうした武者人形や甲冑飾りなどを飾る風習は江戸時代後期には、室内のみならず室外にも飾られたうえ大型化し、富裕階級は、豪華な飾り付けで家の権勢を競い合っていたそうです
そんな古い時代の華やかな屋外飾りの要素もあったのでしょうが
湯浅の伝建地区に現代のインスタ映えするスポットとして観光客誘致の一環として行われたのではと思ってしまいました


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中には家の屋内まで入れさせてくれ、飾られた武者飾りや張子の虎を見せてくれたりもして
目を楽しませていただきました


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湯浅町重要伝統建築物保存地域では昔懐かしい銭湯の姿を伝える銭湯跡歴史資料館『湯浅の甚風呂』も訪問しました
その甚風呂は明治、大正、昭和に使用されていた公衆浴場「戎湯」の銭湯跡を町で修復し資料館としている施設です
 
 
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玄関前に立てられた立て札に書かれている湯浅町教育委員会の説明を読むと
『甚風呂(戎湯)』は幕末から昭和の終わりまで、四代にわたり営業していた大衆浴場である。
屋号は「戎湯」というが、経営者の名前から「甚風呂」と呼ばれ親しまれてきた。とありました
 

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暖簾をくぐるとそこには風呂屋の番台があります
靴箱にある甚風呂の名の入ったスリッパに履きかえ中へ
 

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脱衣所であった場所には昔懐かしいマッサージ機が置かれていました
いまのマッサージ機と比べてしまうと、ほとんど効果のなさそうなマッサージ機に思えてしまいます
 

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風呂場に入ってみると懐かしの昭和の銭湯は思いのほか小さかった
私の子供のころは家に風呂なんかありませんでしたので、近所のみなさん同様に夕刻にはこうした銭湯に入浴しに来たのを思い出しました
そんな風呂の壁には古い映画のポスターが貼ってあり昭和の雰囲気を醸しだしています
 

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女湯では子供のころ入浴した銭湯にはこんなアルマイトの風呂桶は無かったななんて考えつつ見学してきました


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ここ甚風呂はレトロな銭湯の他
古民具などを展示してあり、歴史民俗資料館として公開されています
風呂の隣の部屋にあったのは地元のお祭りに使われたのでしょう、神輿や太鼓などが展示されていました
 

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小民具と一緒に昭和を代表する家電であるテレビや木製のラジオなども展示
昔の我が家にもこんなのあったな~などと昔を懐かしみました
 

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和歌山で4日間お世話になったレンタカーを返したら、レンタカー会社受付すぐそばの関西空港エアロプラザに入居する、「カフェラウンジ ノドカ」にチェックイン
ゴールデンウイークということもあり、チェックインカウンター前には受付を待つ人の列ができていました
 

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さてそのカフェラウンジ・ノドカ
こうしたカフェエリアでフリードリンクを飲みながら休憩ができたり、有料ですが食事やシャワーが浴びれたりします
カードラウンジとして登録されておりゴールドカードの提示で2時間まで無料で利用可能
しかも昨年の9月からはプライオリティパスの利用が可能となりました
 

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休憩する場所にはこんなキャンプサイトを意識した「芝生エリア」があり
人工芝の上でくつろぐことができ、テントやハンモックも設置されているため
お子様連れなどによさそうです
 

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他にも個室エリアやシャワールームがありますが、この日は両方ともに満室
「カフェエリア」で昼食といたします
 
 
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飲み物についてはコーヒーやコーラなどソフトドリンクは無料ですが、アルコール飲料は有料メニューとなっています
 

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食事メニューについては
「パスタ」「ライス」「麺」「カレー」「スナック」
空港にあるにも関わず、良心的な価格ですね
 

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カフェラウンジ・ノドカはプライオリティパス指定ラウンジですが、上記食事の指定メニューより1品無料が無料なうえ
お酒も2本無料(これも指定メニューより、ただしワインは対象外)
 

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ということでビーフカレーとコーラをいただきました(缶ビール2本はこのあとラウンジKANSAIで生ビールが飲めるのでこいつはお土産になりました)
ちなみにこの日はゴールデンウイークということで並ぶほどたくさんの方が利用していたこともあり
こりゃ制限区間内にある同じプライオリティパス指定ラウンジの「ぽてじゅう」も同様だろうと
まったりするまもなくすぐに向かうことに
 

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関西空港制限区間内にある「ぼてじゅう」
昭和21年に西野栄吉夫妻が大阪市西成区玉出に開業した「ぼてぢゅう」が起源とするお好み焼き店のチェーン店
 
  
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ここもカフェラウンジ・ノドカ同様にプライオリティパスの指定ラウンジ
プライオリティパスとチケットを提示すれば3,400円分無料で利用できます
到着時にも使いましたが、もちろん搭乗時も利用が可能です
 

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ただ先ほど「カフェラウンジ・ノドカ」で昼飯をいただいたこともあり
ここで頂かず、ぼてじゅうのテイクアウトメニューから選択することに
 

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てなわけで国産丹波黒豆大豆 塩どら焼きと
 

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京都デニッシュ
ぼてじゅうオリジナルお好み焼きソースを土産にします
 

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にしてもデニッシュは行きにも頂いていたので、夫婦二人で往復4個
しばらく会社に持って行く弁当はデニッシュサンドイッチとなりました
 

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「ぼてじゅう」でテイクアウトを土産にしたら
出発までラウンジKANSAIで過ごすことに
 

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ここはJALとANA共同運営の共用ラウンジとなっていることに加えて
ゴールデンウィークと言う事もあり結構混雑していました
まぁ何とか席を確保し、何はともあれ生ビール
 

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ちなみにこのラウンジKANSAIでは
「キリン一番搾り」と「ハイネケン」2種類のビールのサーバーが用意されています
 

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ということで「キリン一番搾り」と「ハイネケン」と2杯いただき
今回の旅を締めくくります
 

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そうそう関西空港国内線にいつの間にか
セキュリティのプライオリティレーンが出来ていて便利になっていました
繁忙期に混雑しているときなど重宝しそうです


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