昭和酒場酔いしゃんせ「日本酒を楽しむ会」

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一昨日、滝川の昭和酒場 酔いしゃんせにて「日本酒を楽しむ会」なるものが開催され
ちょっとばかりお店の常連の仲間入りさせていただいたようで、声をかけていただきのこのこ伺うことに
 

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会の参加者は全員で19名
店内を禁煙にするなど制約があったことからか、この日お店は貸し切りとなりました
 

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冒頭、主宰する酔いしゃんせさんから今回が昨年に続き2回目の開催で
極力前回とは違う方や常連さんを招待したとの話がありました
そんな話の中、この日提供される全国各地の日本酒は冷蔵庫の中でいまかいまかと出番を待っています
 

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カウンターのテーブルの上には今宵の日本酒のあてになる肴に加え
用意されたのが今回の日本酒を楽しむ会 銘柄及び評価表

評定表とあるからには日本酒の評価も必要との事
大体お銚子で2杯ずつ楽しめるとのことで、その都度5段階方式で日本酒を評価するようです
1回目は大丈夫そうですが、2杯目は酔っぱらって評価どころではなさそう
そんなわけで私の2杯目の評価はなしでした(申し訳ございません)
 

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乾杯はこの日本酒ではありませんでしたが銘柄表に沿ってこの日楽しんだお酒を紹介すると
「真澄 純米吟醸生酒」宮坂醸造(長野)
もちろん蔵元発祥の7号酵母
原材米:美山錦 ひとごこち
後味スッキリでクセのない、さすがは真澄といったお酒でした
 

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実はこれが乾杯酒だった
「権座 純米吟醸生酒」喜多酒造(滋賀)
「権座(ごんざ)」とは、琵琶湖の東岸に位置する内湖・西の湖にぽっかり浮かぶ島状の飛び地
原材米はその権座で栽培された滋賀渡船六号
ちょっとした癖が有りましたが、実はわたしそんな日本酒が好きだったりして
今回一番気に入った日本酒となりました
こういったお酒に出逢えるのがこうした日本酒の会の醍醐味ですね
 

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「五橋 純米大吟醸生原酒 ピンク」酒井酒造(山口)
山口県産山田錦を45%まで磨き協会1801酵母と山口酵母9Eを使用し生酛酒母、木桶仕込みで醸した限定酒だそうです
随分とこだわった日本酒ですが、昨年の造りより杜氏が替わったようですが、大津杜氏流(山口県の流派)の技法を継承した森重氏の醸すお酒はフルーティで重厚な味
これぞ冷酒でやりたいNO.1のお酒でした
 

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「流輝 純米吟醸 桃色無ろ過生」松尾酒造(群馬)
流輝と書いて「るか」と読むそうで、これが本当に日本酒?と思える甘い酒
10本も日本酒を飲んでいると、間にこういったお酒があると飲み続けられますね
ちなみにお酒の色が赤いのは酵母に使われたアデニン色素要求性酵母(赤色酵母)のためです


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「黒牛 純米無濾過生原酒」名手酒造(和歌山)
山田錦等を協会9号系で醸した日本酒で
いかにもザ・日本酒!といった感のあるお酒
たまたま今日から和歌山に行くので、地元の居酒屋で注文しようかと思います
 

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「嘉泉 特別純米 まぐろ」田村酒造場(東京)
実は今回の会であまり評判が芳しくない日本酒でした
ただ1回目の冷え冷えで飲んだ時より、2回目の少しぬるくなった時の方が花が開いたようで断然よかった
もしかしたら冷酒より常温もしくは燗にあう日本酒なのかもしれません
 

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「〆張鶴 純米吟醸生原酒」宮尾酒造(新潟)
全国的にも有名な〆張鶴は新潟県の村上にある酒蔵
実は3月に伺った「にいがた酒の陣」の宮尾酒造のブースでいただいていたのを思い出しいただきました
 

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「上喜元 純米吟醸無濾過生原酒」酒田酒造(山形)
この日本酒で気に入ったのがラベルに書かれた「生酛 八反」の文字
日本酒の醸造には山廃と言われる速醸仕込みと「生酛仕込」みとの2種類の醸造方法がありますが
重労働の上、手間がかかるこの生酛仕込み
山廃仕込み全盛の日本酒業界ですが、最近この生酛仕込みも見直され醸す酒蔵も少し増えているなんて話も聞きます
「るみ子の酒」伊賀の森喜酒造場酒を酒蔵見学した際もそんな生酛仕込みで造っていますよなんて話を聞いたりもしました
そんなわけで酒屋で「生酛仕込み」なんてラベルがあるとついつい買っちゃう私が居ます
先ほど飲んだ権座や五橋もたしか生酛仕込みでしたね
  

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「流輝 純米吟醸無濾過生」松尾酒造(群馬)
この日2本目の流輝ですが、流輝シリーズでも人気の赤ラベルだそうで
これもしっかり冷してのみたいそんな1本でした
 

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「たかちよ 純米吟醸無調整生原酒」高千代酒造(新潟)
新潟の日本酒らしくフレッシュでスッキリとしたキレが有りました
いくらでも呑んでしまいそうなそんな1本
ラベルには最近はやりの扁平精米の文字が見て取れますが
兵庫県産の特等米「愛山」を扁平精米で丁寧に59%まで磨き上げ醸したお酒は今回のお気に入りとなりました
ちなみに一人2杯までなんて話も聞きましたが、こいつは何杯か頂いちゃいました
 

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最後に素麺で〆
ごちそうさまでした
 

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今回はこんな希少酒を集めて行われた会に参加させていただきありがとうございます
またご一緒させていただいた皆様との会話も楽しく楽しい時を過ごさせていただきました
また機会が有れば参加させてください
 

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このページは、r-ohtaniが2024年5月 3日 08:00に書いた記事です。

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