湯浅町重要伝統建築物保存地域では昔懐かしい銭湯の姿を伝える銭湯跡歴史資料館『湯浅の甚風呂』も訪問しました
その甚風呂は明治、大正、昭和に使用されていた公衆浴場「戎湯」の銭湯跡を町で修復し資料館としている施設です
玄関前に立てられた立て札に書かれている湯浅町教育委員会の説明を読むと
『甚風呂(戎湯)』は幕末から昭和の終わりまで、四代にわたり営業していた大衆浴場である。
屋号は「戎湯」というが、経営者の名前から「甚風呂」と呼ばれ親しまれてきた。とありました
暖簾をくぐるとそこには風呂屋の番台があります
靴箱にある甚風呂の名の入ったスリッパに履きかえ中へ
脱衣所であった場所には昔懐かしいマッサージ機が置かれていました
いまのマッサージ機と比べてしまうと、ほとんど効果のなさそうなマッサージ機に思えてしまいます
風呂場に入ってみると懐かしの昭和の銭湯は思いのほか小さかった
私の子供のころは家に風呂なんかありませんでしたので、近所のみなさん同様に夕刻にはこうした銭湯に入浴しに来たのを思い出しました
そんな風呂の壁には古い映画のポスターが貼ってあり昭和の雰囲気を醸しだしています
女湯では子供のころ入浴した銭湯にはこんなアルマイトの風呂桶は無かったななんて考えつつ見学してきました
ここ甚風呂はレトロな銭湯の他
古民具などを展示してあり、歴史民俗資料館として公開されています
風呂の隣の部屋にあったのは地元のお祭りに使われたのでしょう、神輿や太鼓などが展示されていました
小民具と一緒に昭和を代表する家電であるテレビや木製のラジオなども展示
昔の我が家にもこんなのあったな~などと昔を懐かしみました
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