タイ2024の最近の記事

さて、旅に出ます(と言っても昨年2024年暮れの話ですが)
向かう先は微笑みの国と呼ばれるタイ
ただ今回は首都バンコクにはあえて寄らず
古都チェンマイと言った観光地や
 

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ビーチリゾートパタヤでは癒しを求めラン島に渡ったり
 

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恐々しつつもトラと触れ合ったりしてきました
 

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さてそんなタイを目指す方法ですが
いつものようにJALやANAを使い羽田空港や成田空港経由で向かうのではなく
今回はタイ航空を利用し直行便でタイのスワンプーム国際空港に向かうといったもの
 

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という事でやってきた新千歳空港国際線ターミナル
スタアラゴールド(ANAで取得)のステータスを利用しロイヤルシルクレーンを使って素早くチェックイン
 

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出国を済ませ制限区画に入りましたが、朝一の便に搭乗とあって
ターミナルロビー内に乗客の姿はほとんど有りませんでした
 

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さっそく新千歳空港国際線ターミナル、ロイヤルラウンジに入室
 

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ロイヤルラウンジは開店直後といった感じで他の客の姿はほとんど有りませんでした
 

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てなわけでビュッフェも手付かず状態
 

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といいつつまずはアルコールチェックから
 

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日本酒は日本最北の酒蔵國稀酒造の純米吟醸国稀(北海道産吟風使用)
朝からやってますが、今回の旅も呑んだくれの旅になりそう
 

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ウイスキーは無論、ニッカウヰスキーのスーパーニッカ
これは1961年にリタ夫人が亡くなられた翌年にリリースされたもので
創業者である竹鶴政孝氏が、リタ夫人を想い造ったウイスキー
「ロタの涙」とも言われるウイスキーで、今回ソフトドリンクのベンダーマシーンで炭酸を注ぎ
ハイボールにしていただきました
 

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ワインは北海道らしく
十勝トカップ(赤・白)
北海道ワインがツヴァイゲルトレーベ(赤)・ケルナー(白)の4種
 

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ビールは残念ながらサッポロクラシックのサーバーが1種類だけ
海外ではタップから注がれる樽生ビールが飲めるのは稀なんで
ここで飲み溜めしておくことに
 

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てなわけで提供されたばかりの手付かずの料理に踏み入んでいきます
内容的には
「若鳥の唐揚げ」
「粗挽き肉団子」
「ポテトフライ」
「オムレツ」
「ウンナーソーセージ」
  

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他には「塩ゆでえだまめ」
ちなみに枝豆と言うと、最近ニセコスキー場の2,700円という価格設定のえだまめが話題になっていましたが
実はアレは特別な栽培方法で育てられた高級品
新鮮さと品質の高さがこの価格を正当化されているのだとか
もっともこのラウンジにあるのはふつうのえだまめでしたが
他には「ブロッコリーと豆のサラダ」
「フルーツミックス」と、いかにも酒の肴といったところ
 

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デザートにはクレープケーキが並びます
 

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登場後すぐに機内食が提供されるでしょうから、ビールのつまみくらいにしておきますが
北海道らしいメニューとして味噌ラーメンとスープカレーがあったことから
これまた北海道名物のカレーラーメンにしていただくことに
ちなみに今回はタイのカレーラーメンたるカオソーイを存分に楽しんできた旅でもありました
 

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新千歳空港国際線ターミナルでの搭乗ですが
今回利用したタイエアーは初搭乗でした
もっともスターアライアンスグループなので、スタアラゴールドの会員資格を有効に使い、グループ1にて優先搭乗
真っ先に搭乗いたします


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搭乗したタイ航空TG671便、日本人の搭乗率は1割強くらい、かわりに現地タイの方らしき方々が多いこともあり
機内持ち込み荷物が滅多やたらと多く、搭乗にかなりの時間を要していました
そんなわけで優先搭乗で混雑する前に一番乗りしてサッサと席に座れる、こうしたステータスに対するサービスは結構有効だったりします
  

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席に着いたらまずは機内エンターテイメントで観たいものを物色
そうです機材が動き出したらアナウンスで度々映像がストップしてしまうため、それまでに準備しておかないとかなりのストレスとなったりするんです
今回はまず『日本で最も美しい大地 美瑛 写真家 菊地晴夫の世界』なんてドキュメント番組を見ましたが、なるほどこんな番組をタイの方々は見たうえで北海道にやってくるのかと感心然り


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シトベルト着用のサインが消えたら、キャビンアテンダントさんが飲み物をオーダー
日本からの便と言う事もありアサヒビールを勧めてきましたがここはやはりシンハービールで
 

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やがてお楽しみの機内食、ちなみにタイ航空の機内食は美味しいんです
朝食兼昼食としての提供ですが、選択肢はいつものようにチキン&フィッシュの2種
今回私はチキンをチョイス、そのため実はラウンジでの食事は遠慮していました
デザートは北海道苫小牧の銘菓「よいとまけ」
ハスカップ味のロールカステラで食べずらいのが特徴のお菓子です
 

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我が家の奥さんはタイ風チャーハンと魚のフライ
 

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夕方には「ストロンボリ」という名のスティック状の熱々のピザらしきものが出てきました
このストロンボリはピザ生地にチキンと卵黄とたっぷりのチーズをのせてロール状に焼き上げたものでシンハービールとの相性は抜群
あまりに美味しかったこともあり、しかもピザ生地があれば簡単に作れそうなので作る気、満々となりました
 

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そんな機内食と映画を楽しんだB787による8時間の快適なフライトで無事スワンナプーム国際空港に到着
 

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その後、スワンナプーム国際空港からパタヤへはバスで移動しますが
まずは予約したチケットを受け取りに空港1階の8番ゲート付近にあるチケット売り場に行かねばなりませんでした
ちなみに荷物を受け取り制限区画を出たフロアが1階と勘違いし、その8番ゲート付近を随分探しましたが見当たりません
インフォメーションで尋ねようやくここが2階と判明、その後ようやくたどりついた次第です


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無事予約していたチケットを受け取り思いのほか大きかったバスに乗車
空港からはまた3時間ほどバスに揺られ、世界一下品なビーチと悪妙高いパタヤを目指します
 

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バスは横2&1のシート配置で広々
足元も広く快適なバスの旅となりました
 

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ノースパタヤで大型バスから降りてミニバンに乗り換え
そうバス代にはホテルまで送迎するミニバン代も含まれているんです
予約時に指定してあったホテルの前で停車
すぐにパタヤビーチ近くの「サンディ・スプリング・ホテル」にチェックインできると言った行き届いたサービスでした
 

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今回のタイの旅はまずはパタヤからですが、世界屈指のビーチリゾートに来たこともあり
宿は小さいながらも屋外プールのあるホテルといたしました
 

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てなわけでコスパと合わせ選んだのが、パタヤ ビーチ ロードから歩いて100mくらいのところにある好立地のホテル
「サンディ・スプリング・ホテル パッタヤー」
 

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シックな感じのロビーラウンジ
バーが併設しているようですが、滞在中は客の姿を見ることは有りませんでした
 

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宿泊する部屋はバルコニー付きダブルベッドルーム
 

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ホテルらしからぬシャープ製の冷蔵庫が置かれており
コンビニで購入したビールを冷やすのに好都合でした
が、これははじめからわかっていたので今回日本から炭酸水を大量に持ち込んでおります
 

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ただ毎日、カウンターにミネラルオウォーターが置かれ
こんなに持ってくるまでも無かったようでした
他には湯沸かしポットやコーヒーカップ、グラスにスティックコーヒーも配置されています
 

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そんな湯沸かしポットで毎朝、コーヒーを淹れ
コンビニで購入したサンドイッチなどをいただきますが
かすかに海の見えるベランダで食べるのが、南国を感じさせ


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このベランダが気に入り
夜も近くのフードコートで購入した総菜や弁当を
瓶ビールとともにベランダで楽しみました
  

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部屋からは屋外プールも見て取れますが、3階のプールに隣接する部屋からは
ホテルの自室から直接プールサイドに出られる部屋があったので
もしまたこのサンディ・スプリングに泊まる機会があればそんな部屋にしたいものです
  

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パタヤのメインストリートになるビーチロード
ヤシの木の葉が海風に揺られる光景はまさに南国ビーチリゾート
開放感が半端有りません
そんなビーチロードは行きかうバイクや車で溢れていました


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向かった先は老舗ビアバー『ホップブリューハウス』
店はいつも大賑わいで、ほぼ満席でしたがキャパが大きいためか割と待たずに入店できました
 

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外観からは想像出来ないくらいに広い店内
なるほどすぐに入れたわけですね
 

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店に入るとそこには巨大なビールタンクが鎮座しています
そうここはビール醸造所を兼ねたレストラン
自家製のクラフトビールの生ビールが楽しめるとあって、客層はかなり国際的
世界各国の観光客に人気のようで、天井には世界各国の国旗が掲げられていました
 

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伺ったのが土曜日の夜とあって生バンドの演奏もやっていました
(コロナ禍にあっては休止していたようですが)
 

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オープンカウンターにはビールのタップと
引き下げられてきた空きグラスがずらり
いったい全体、どのくらい毎日飲まれているのでしょうと言った感じです
 

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メニューを見るとビールのサイズは300ℓ・500ℓ・1,000ℓ・3,000ℓの4種類
私はウィット(ヴァイツェン)の1,000ℓ(マスジョッキ)とします
 

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生ハムやチーズが入ったクーラーショーケースがあり、それを見ながらオーダーが出来るようです


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オープンキッチンにはピザを焼く窯があり
本格的な味わいのピザが楽しめそう


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ということでオーダーした窯焼きの手作りピッッツァ
モチモチ生地のピザでしたが、トッピングした生ハムと合わせ美味しい
しかも思いのほか大きなピザでびっくり
  

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そしてここホップブリューハウスの名物がこの3ℓのグラスに注がれた、ウィット(ヴァイツェン)
さすがに2人で3ℓはきついので頼みませんでしたが
どうやって飲むのか興味津々で隣のテーブルを眺めていましたが
なるほど柄杓のようなものでグラスから掬い、自分のグラスに移して飲むようでした
チャンスがあればオーダーしたい、ウィット(ヴァイツェン)好きにはたまらないメニューです
 

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パタヤ2日目、朝早くにホテルからビーチロードとウォーキングストリートを歩きバリハイ桟橋にやってきました
 

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そうこの日はフェリーに乗ってラン島に渡ろうとやって来たのですが
バリハイ桟橋からラン島へはフェリー(所要時間40分)とスピードボート(所要時間20分)といった2種類の手段が有ります
ただ乗船料金がフェリーだと1人30バーツに対しスピードボードは1人400バーツと料金が高い上に
揺れが激しいと言われていることから、船酔いしやすい体質の私としてはここはフェリー一択となりました
 

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乗船の際に係員に直接支払い
備え付けの救命胴衣を着用し出航を待ちます
救命胴衣を着用していない人もいますが、こまったことにこのフェリーたまに沈没するんですよね


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そうそう桟橋ではこんなウオータースライダー付き船も見かけました
 

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パタヤからラン島へのアクセス所要時間は、フェリーで片道40分程度
パタヤの街並みがやがて小さくなってきましたが
そんなパタヤって思いのほか高層ビルの建つ街だったんですね
 

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逆に近くになり大きく見えてきたラン島
長さ約4.5kmm、幅2km程度の小さな離島で
島内の人口は数百人程度なんだそうです
これだと訪れる観光客の数の方が多いかもしれません
 

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30分少々でラン島に到着
朝早い便でしたが、かなりの乗客が乗っていました
というよりは満席になったから出港したというのが正しかったようです
 

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バリハイ桟橋からラン島へはナーバーン埠頭行きとタワエン埠頭行きの2種類がありますが
当然帰りも同様です
時刻表の写真を撮っていきますが、かえりも満席になったら出てしまうのであまり意味がないかもしれません
まぁ早め早めの行動が求められますね
 

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到着したのはタワエン埠頭
 

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タワエン埠頭ではレンタルバイクを借りて、2人乗りで島内観光に出かけます
バイクのレンタルは380バーツでした
にしても、ノーヘルはやはり怖い、安全運転に徹します
と言いつつ、小道迷子氏の傑作四コママンガの主人公の月子のように
「風します?」
 

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早速やって来たタワエンビーチ近くの山頂にある展望台
海が見渡せる フォトジェニックなスポット
ここからラン島を巡る波乱万丈な旅が始まりました


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ラン島でスクーターを走らせ、小路に迷い込んだ時に良さげなカフェを発見
 

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そんな海を望むカフェで、ちょっと遅めの朝食
そう私は人一倍船酔いしやすいたちなんで、船に乗る前に食事が出来ないんです
 

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伺ったのが「カマリ カフェ&リゾート・コラン(ラン島)」
カマリを名乗っていることからギリシャのサントリーニ島のカマリ・ビーチをイメージしているのでしょう
床には砂が弾き詰められ、まるでビーチに座っているかのようにリラックスしてくつろげるカフェです
 

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屋上にはバーも併設
ホテルを兼ねていることから、ここに宿泊し
夜に海を眺めつつビールなんてのも良さそうです
1室2名朝食付でも1万5~6千円で泊まれるようですし、パタヤを再訪した際は泊まってみたいホテルとなりました


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ヤシの木が風に揺られ、日傘のあるビーチスタイルの席もあるのですが
やはり暑いので屋内に逃げ込みます
夕方ならよかったのかもしれません
 

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カマリ カフェ&リゾート・コランの一番の特徴が
食事をしている脇にめっちゃ普通にブタがいる事
 

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客が食事をしている脇に寝そべったりもして
スタッフに追い出される、なんてシーンも見ることとなりました
 

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さて当日オーダーしたのは飲み物はアルコールがダメなので
アイスタイティ、アイスカフェラテをいただきましたがかなりの本格派
 

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そのうえ食事はというと、シーフードフライドライスを頼んだのですが
パタヤのエビは大きくて、味も絶品でした
 

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そしてタイと言えばトムヤムクン
このトムヤムクンメチャクチャ辛くて美味しく
雰囲気と合わせ『アローイ』な朝食となりました
 

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カマリ・カフェでお腹を満たしたら、またスクーターを走らせ
ジャングルと山々に囲まれた「ター・ヤイ・ビーチ」を訪れたり
  

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続いて島を縦断し、ラン島の南の端にある
ヌアルビーチ(モンキービーチ)へ行き
透明度の高い砂浜で極上の時間を過ごすなどったりなどスクーターは大活躍
便利なことこの上ないことから、さらにラン島で一番高い展望台「The Windmill Viewpoint」に行こうとしたのですが
これが悪夢のはじまりでした
  

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そうです、またまたやってしまいました
海外では多少のトラブルを我が家では「猫ブル」と言って
それも含めて旅の楽しみの一つと思っていますが、今回は本物のトラブル
人生初、海外で救急車に搬送されてしまいました


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救急車のお世話になったわけはラン島でバイクを走らせていたところ、急坂のコーナーで止まりかけた際に立ちゴケ
そのくらいなら良かったのですが、タンデムと言うこともあり片足で支えきれず立ちごけ
しかもそのまま道路脇の用水路(水は有りません)へ吸い込まれてしまいました
バイクは結構な重症でカウルやミラーなどもろもろを破損
流石にこれは海外旅行傷害保険は効かないでしょう
粘り強く交渉した上で支払いを済ませましたが、年末年始の稼ぎ期に大変申し訳ありませんでした
(レンタルバイク店のオーナーらしき女性が包帯姿の私どもを見て驚いたようで帰りにお見舞いまでいただきました)
 

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たまたま後ろを走っていた、おそらくタイの高校生のグループが救急車と搬送車を頼んでくれた上、搬送されるまで立ち会ってくれました
さすがは微笑みの国タイ『コップンカー』な出来事でした
用水路に落ちたバイクも引き上げてもらいました
そんなタイの人々の優しさにも触れた出来事でした
怪我は大したこと有りませんが、破傷風がこちらでは流行っているとの事で予防接種と抗生物質などを処方され
その後、毎日投薬する日々となりました
 

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バイクは普段乗っているからと、ちょっと無理したのが災いした事件でした
というか怪我が思いのほか軽く、このあとも旅を続けることが出来たのが不幸中の幸いでした
もっとも海外では、日本にいるときの数倍は安全には徹しなければならぬことが身に染みた事件でした
 

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パタヤ2日目の晩飯を食べようとパタヤの繁華街、ソイ・ブッカオにやってきました
ここは安いマッサージ店やローカル感を味わえる食堂や屋台は無論
ビアバーやゴーゴーバーなどのナイトスポットなど、結構ごっちゃ混ぜな印象の街並みの歓楽街です
 

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目的はそんなソイ・ブッカオにある「ツリータウン」での食事
もう一つ有名な歓楽街であるウォーキングストリートが中国団体ツアー客が多いのに対して
いかにも個人旅行の西洋人がやってくるようなちょっと洒落た感のあるマーケットです
(もっともここパタヤの特徴である、いかにも西洋人男性と現地の女性といったカップルが目立ちましたが)
 

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ツリータウンはナイトマーケットという名の屋台村なんですが
そんな屋台村エリアにはタイ料理をはじめステーキ、ケバブ、カフェ、ビアバーがあり
今回は「AroyMakMak」という名の屋台に決め席を確保しました
 

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決めた理由は海鮮
店先には新鮮そうな海の幸が並べられていたから
  

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まずはラン島で事故がありバイクは大破しましたが、怪我は思いのほか大したことがなくこれからも旅が続けられる事に対して
タイの庶民派ビール「チャーンビール」と「Leoビール」で乾杯
氷入りビールグラスもいかにもタイですし大瓶で提供されるのも嬉しい
 

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合わせるのはイカのチリバジル
パタヤ近海では、ラン島周辺海域で、アオリイカ、剣先イカ、ヤリイカやコウイカが獲れるなどのイカ漁の盛んなところ
イカ釣りができる釣り場兼海上レストランが観光客に人気だったりもします
もちろんそんなイカは分厚くコリコリしていて美味しかった
 

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もう一つ頼んだのがエビの甘醤油炒め
醤油はヌクマム(魚醤)かと思われますが、いい味出してます
パタヤはやはり海鮮がお勧めです
 

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アジアの生態系の頂点に立つ大型肉食獣「トラ」
ただそうはいっても絶滅の危機にある生き物で、ここタイで野生のトラは200頭程度しかいないのだとか
それでも昨今、密猟の防止などの保護活動の成果として個体数はわずかながら回復しているとの事


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そんなトラに触れ合えると評判の施設がパタヤにも存在すると聞いて伺うことに
施設の名は「タイガーパーク」
2017年にパタヤの新しい観光スポットとしてオープンしたそうです
ちなみにタイガーパークのトラ達は、トレーナーと一緒に生まれ育ってきたため
人を攻撃する事もなく安全管理もしっかりされているとのこと
そんなトラが多数生息している施設ですから、街中にあるわけもなく
パタヤ中心部からやや離れた場所にありますが配車アプリ「Grab(グラブ)」を使い朝一でやってきました


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午前中に行くと比較的空いているとのことなので
前日に予約の上、開店少し前に伺い開場とともに入館いたしました
 

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まずはスタッフから注意事項を聞かされますが
なんと日本語表記の注意事項をまとめたものがありました
どうやらかなりの日本人がここを訪れているようです
してはいけないこととして大きなトラに対しては、トラの頭・顔そして前足の近くに立ったり、触ったりしてはいけない
パーク内で大きなおとを出したり急に動いたりしてはいけない
そしてカメラのフラッシュはオフにするよう書かれています
 

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朝一で訪れたこともあり
イの一番でトラと対面
ただこの時思ったのが、前日にバイクで怪我をしていているため
変にトラの嗅覚を覚醒されたら大変とこの時はびくびくしていました
  

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触れ合ったのはビッグタイガー(生後19~36ヶ月)
そんな大きなトラに対して我が家の奥さんは、トラに尻尾まで余裕で触らせていただいてます


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いや~大丈夫とは聞いていましたが、やはり後で動画を観たら表情がこわばっていますね



 

ちなみにここでの一番人気は生後2~3ケ月の赤ちゃんトラ
もふもふしていて、まるでぬいぐるみのような赤ちゃんトラが子供に大人気でした
 

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今日は配車アプリGrab(グラブ)を使っての旅
ちなみにそのGrabは東南アジア8ヶ国(マレーシア・シンガポール・タイ・インドネシア・ベトナム・フォリッピン・ミャンマー・カンボジア)でNo.1の配車アプリで
タクシーは無論、一般ドライバーの車、いわゆる白タクも呼べるアプリです
そんなGrabを使ってタイガーパークから昼飯を食べるためジョムティエンまでやってきました
 

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目的は海鮮で有名なプリーチャー・シーフード
店先には様々な魚介類が入った生け簀が多数あり
まず目を引いたのがこの立派な伊勢海老
ただプライスは4,000バーツ(日本円で17,500円くらいと)結構なお値段で手が出ませんでした
 

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巨大なシャコもありました
そういや今から10年以上前にペナン島タイ式中華の海鮮レストラン「山城中泰河鮮」でこんな巨大なシャコをいただきました
 

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このタイのワタリガニも美味しそう
 

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伊勢海老よりも美味しいと言われるウチワエビ(たぶんモドキ)
日本では希少なエビですがここの生け簀にはごろごろいました
 

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オープンエアと言った名の、左右の壁を取っ払った倉庫のようなレストランで
高級感とは無縁な椅子がビーチリゾート感を醸し出しています
 

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特に海側の席は眺めがよく、開店直後だったようでわりと空いていたこともあり特等席へ
よく見ると砂浜に用意されたテーブル席もあるようですが
日差しが強いので遠慮しておきます
ちなみに午前中だからこんなに空いていたようで、午後、特に夕方からは客待ちするほど埋まるんだそうです
 

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そんな日差しの強い暑い日でしたので
まずは冷蔵庫のビールに眼が行ってしまいます
 

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てなわけでチャーンビールでタイの休日楽しむことに
ちなみにグラスに氷を入れるのはここタイではデフォルトです
 

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そんなビールに合わせようと、まず頼んだのは
ハマグリのナンプリークパオ
昨晩Youtubeで事前調査、これは頼もうと最初から決めていましたが
ハマグリも大きくて実がぷりぷりしいい味出していました
 

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エビのレッドカリー炒め
「チューチークン」
このソースが癖になるほど美味しく
ご飯にかけて頂くことに
 

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スズキのスィートチリソースも美味しく
 

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もちろん完食
ちなみにここタイは食料自給率が100%を優に超える国
そんなこともあり食べ物を残すことに抵抗がないとも言われているそうです
そんなタイで魚食い民族、日本人の本領発揮してきました
 

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最近の海外旅行アイテムでのお気に入り
「ファイヤースティクTV」
持ち運びしやすいのも魅力ですし、海外のホテルのテレビには大抵HDMI端子やWi-Fiサービスがあり
旅先のホテルで繋げて視聴しようと日本から持参いたしました
もっともここに来るまでの年末は慌ただしくて、旅の事前調査が進まずホテルでYoutubeなど旅情報を収集しようと思い持ってきたものですが
NHKプラスを見ていたら、今回のパタヤで宿泊するホテル近くで日本人が刃物で刺されて殺されるとか、タイ・バンコクのカオサン通り近くのザ・エンバーホテルで火災があり死傷者がでて、日本人も意識不明の重体(その後死亡との報道)とあまり良いニュースは有りません
なお、犠牲になった方々にここで哀悼の意をささげさせていただきます
 

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写真はパタヤのショッピングモール「セントラルフェスティバル」から撮影したものですが
そこにはパタヤビーチロードにて行われる、年越しカウントダウンの屋台の数々が写っています
ちなみにタイは外国人観光客誘致に大変熱心な国で
前年の2023-2024はなんと70万人がそんな年越しカウントダウンに押し寄せたそうです
 

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12月30日にはビーチ沿いの遊歩道には、すでに多くの屋台が出ています
えっまだ大晦日でないのに?
そんな細かい話しはここパタヤではどうでも良い話しで、年越しのお祭りは29日からなんと3日間にわたり行われます
海外での年越しカウントダウンがデフォルトな我が家が、この年狙っていたのがここパタヤビーチだったんです
もっともこれはパタヤ観光局の策略、私どももまんまと嵌められたのですが
ここパタヤだけででも、そんな3日間で39万万人もの観光客がパタヤに宿泊したのだそうです
 

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もっともパタヤビーチの数か所で行われるライブイベントも3日間行われていて
 

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連日こんなアーティストたちのコーサートが開かれています
 

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(MONO29プレスリリースニュースより)
 

さてそんな屋台にはパタヤが誇る海鮮の数々
もったいないことにテナガエビの手はハサミでバチンバチン切られています


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いかにもタイ料理といった「パッタイ」は山盛りで並べられています
 

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そしていかにもタイの食文化といったうずらの丸焼き「ノックグラター・ヤーン」の屋台もありました
 

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虫や幼虫などの食用昆虫屋台
これをみてマンガ「大使閣下の料理人」のタイ編で、イーサンに連れてこられた主人公が「タガメ」を食べるシーンを思い出しました
 

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そしてワニの頭がS・M・Lとサイズ別に並んでいますが
 

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どうやらここタイではワニ肉は豚肉よりも安くて美味しいと評判なんだとか
 

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そしてジャパニーズフードも健在
DREAMという名の日本風のタコ焼きの屋台
日本風と書いたのは、屋台を見ると具はタコばかりではなく
エビとかチーズ、ソーセージ、カニカマなど様々な具材があるようです


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そんなパタヤビーチロードの屋台を堪能した後、ホテルの部屋に帰り
ベランダでビールを飲んでいたら、ビーチあたりで花火が上がり始めました
まだ12月30日だよなと、日付を確認しましたが間違いありません
年越しカウントダウンは打ち上げ花火も3日間行われたのかもしれませんね
 

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電車のみならず街を走るバスなどの公共交通機関がほとんどないパタヤ
そんなパタヤにあって移動手段の一つとして重宝がわれるのが写真のトラック『ソンテウ』
 

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時刻表などは存在しませんが、同じルートを回っているそんなソンテウには
見かける都度呼び止めて荷台に乗り込み、目的地まで行って降りる移動手段で
1回の乗車につき、どこまで乗っても10バーツ(約50円)といったコスパの良さ
そして乗車時にドライバーに支払い乗り込み降りたいところで降りるといった容易さから
地元の方は無論、観光客にも人気の乗り物です


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そんなソンテウに乗り、やってきたのはパタヤの新名所「ターミナル21パタヤ」
2018年にオープンした空港のターミナルをイメージした大型ショッピングモールで
名物となる航空機が出迎えてくれました
 

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ショッピングモール中央にはパリのエッフェル塔が聳え立つなど
世界各都市の有名なランドマークが再現されていたりします
 

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この日は開店前から並んで、開店と共に4階サンフランシスコフロアにあるピア21へ
 

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そうここはフードコートで格安のタイ料理などが提供されていますが
様々な料理がコスパ良く提供されている事から
だだっ広いはずのフードコートは地元の人らしき方々が押し寄せ
開店とともにあっという間に満席となりました
 

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好きな料理のお店のカウンターで料理を注文
予めフードコート内で利用できるカードを購入し支払う方式
 

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頼んだのはタイ風焼きそば「海老入りパッタイ」
 

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「カオマンガイ」
 

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「グリーンカレー&オムレツ」
 

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そして日本では食べるのが難しい「パパイヤのソムタム」
2人で頼んだ合計は370バーツ(1,850円程)なるほど満席になるはずです
一緒にビールでもと思いましたが、残念ながらアルコールの提供は有りませんでした
もっとも地元の方々の中には缶ビールを持ち込んでいた方はいましたが
 

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ということで食後にビールを飲もうと同じフロアにある
ステーキ店「シズラー・パタヤ」へ
 

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喉が渇いていたので大瓶2本をオーダー
伺ったのが昼頃ということもありハッピーアワーで1本が100バーツ(日本円で470円くらい)の
チャーンビールで喉を潤します
 

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パタヤで街中を歩いているとスパゲティのように絡み合った電線をあちらこちらで見かけます
それに加え日本の丸い電柱とは違い、四角い電柱がタイの特色
写真のような四角い電柱や絡み合う電線をみると、あぁタイに来たんだと実感いたします
 

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そんな電線を眺めつつホテルから歩いてセカンドロード沿いにある
パタヤの夜を彩るパタヤナイトバザールに潜入
 

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そんなパタヤナイトバザールの別名が「コピー商品マーケット」
そんな悪評も聞かれるこのマーケット
ブランド物?の洋服、靴、バック、そして土産物屋なんかが中心ですが
マッサージ屋さんも多数ありました
もっともマッサージはこの後行くチェンマイで伺おうと思っていたのでここはパスすることに
 

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ホテルに帰る途中、見かけた豚を開いて丸焼きにしている光景を目にしました
それも一つや二つではありません
この日は大晦日だったんで、そんなハレの日の料理なのでしょう
ただ路上で焼いているだけなので、食べたいのは山々ですがどこで注文すればよいのかわかりません
残念ながら断念することに
 

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とはいえ晩飯を手に入れたいということで
サンディ・スプリング・ホテル近くのアベニューの中にあるフードコート「Eat Street MAJOR FOODS PLAZA」に立ち寄りますが
ここはパンデミック流行により一時閉鎖していましたが、2年ほど前に営業再開
思ったほどは活気がなかったように感じました
 

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ここでタイ料理の代表的なカレー「エビイカ入りチキン・グリーンカレー・フライドライス」と
これまたタイ料理の定番「ガパオライス」をテイクアウト
これらをホテルの部屋でチャーンビールとともにいただくことに


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部屋で食べたかった理由がパタヤビーチでやっている
パタヤカウントダウン2025の花火を
ホテルのベランダから眺めたかったからでした
ちょっと年末まで忙しかったので、パタヤビーチでの混雑をさけたというわけです
御覧の通り花火はホテルのベランダからしっかり望めました
 

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こんな感じで例年、海外で年末のカウントダウンを楽しむのですが
やはり日本人なら、年越しそばとお雑煮は欠かせないと
地元スーパーで購入した「緑のたぬき」で年を締めくくり
「おだしのきいた おもちすうぷ」と・・・
  

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もちろん「お屠蘇(日本酒)」は欠かせないと日本から持参した
私の地元北海道の帯広にある碧雲蔵及び函館五稜乃蔵で醸造した上川大雪「網走 木桶仕込み」と
佐渡に蔵を構える新進気鋭の酒蔵・天領盃酒造「ウロボロス」を持参し、で新年を祝うこととなりました
 

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さて年末年始のカウントダウンをパタヤで過ごした明朝
パタヤのホテルまで乗ってきた逆ルートでミニバスと大型バスを使いスワンナプーム国際空港へ向かいます


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ということでパタヤの喧騒から逃れるかのように、またスワンナプーム国際空港に戻って来ました
全面ガラス張りでガラスと半透明のテフロン膜を交互に組み合わせた、アーチ型のコンコース部分の屋根が特徴的な建築物で
この屋根を見るたびに、2008年に起きた反タクシン元首相派の市民団体がこのスワンナプーム国際空港を占拠し
9万人あまりの旅行客が足止めされた事件で
反タクシン派の黄シャツを着た人々が、この屋根に乗っていた映像が忘れられません


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世界有数の規模を持つこの空港
この日は元日とあって朝早くから大勢の旅客者で溢れかえっていました
 

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チェックインを済ませたらすぐに国内線コンコースAにある「ロイヤル シルク ラウンジ(Royal Silk Lounge)」へ
このあと北に向け飛び立ちますが、まだ3時間以上待ち時間があるので、搭乗時間まで朝飯を食べながらまったりといたします
 

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ラウンジ内は大型のソファーが置かれ、ゆったりとした作り
 

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まぁそれなりに席は空いていましたが
 

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奥に進むと丸い外壁と部屋の仕切り壁の間に
タイ国際航空のシンボルである蘭が置かれたプライバシーが保てる部屋があり、ここに陣取ることに
 

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席を決めたら次にダイニングへと向かいます
そうここタイ航空国内線ロイヤルシルクラウンジは国内線ラウンジにもかかわらずフードが非常に充実しているんです
 

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冷蔵庫を覗くと見慣れないソフトドリンクが並んでいますが
残念ながらビール等アルコール飲料が見当たりません
どうやらここもタイ独特のアルコールの販売ができる時間が関与したのかもしれません
(探せなかっただけかもしれませんが)
 

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フード類はというと
サラダやフルーツコーナー
 

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ホットミールコーナーには
タイ風焼きそば「パッタイ」
タイらしく生もやしとエシャロットが添えられていました
 

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「ブロッコリーの中華和え」
 

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「豚肉とピーマンの中華風トマト炒め」
 

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「チキン・ココナッツスープ」
 

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そしてパイやキッシュ
 

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デザートには「HAPPY NEW YEAR」とデコレーションされたミニケーキや
 

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冷凍庫にはアイスクリーム「La Vanille」も置かれていました
 

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カップヌードルはもちろんタイ定番の「ママー」
これらが国内線のラウンジで提供されるメニューというから驚きです
 

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冷蔵庫に「シンハ」がある、と試してみると
やけに鮮やかな色合いの激甘ソーダ
と・・・こんな朝食となりました


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世界一下品なビーチと呼ばれていたパタヤビーチ
まだその片鱗は残ってはいるが、健全ビーチ化はすすんでいるようで
アジアを代表するビーチリゾート地に変わりつつあるパタヤを後にし
ミニバスと大型バスを乗り継ぎバンコク・スワンナプーム国際空港に舞いもどってきました
エプロンに駐機している機材はカタール航空のエアバスA380
遠くから見てもその背の高さが抜きんでています


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スワンナプーム国際空港からさらにタイ航空国内線TG112便に乗り換えチェンマイ国際空港へ向かいますが
搭乗するのは写真のエアバスA320-200
タイ航空が保有するエアバスA320、20機のうちの1機です
 

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搭乗ゲートのあるコンコースで保安検査を受け搭乗口へ
ここでもスターアライアンス・ゴールドのステータスで優先搭乗の優遇を受けられました
ちなみに日本でよくみられる出発フロアで保安検査(セキュリティチェック)を受ける方式は世界のハブ空港ではもう少数派になっているように感じます
 

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ということでイの一番に搭乗
A-320のシートは横3列×の配列
 

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窓際の席を確保してあることと、国内線なんで高度もさほどでないでしょうから
このあと遊覧飛行を楽しむことに
もっとも窓ガラスが傷だらけで思い通りにはなりませんでしたが
 

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タイ航空はフルサービスキャリアってことで
国内線でしたが、飲み物と機内食(軽食)のサービスがありました
 

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機内食(軽食)はフルーツケーキ
これもラウンジにあったケーキ同様に「HAPPY NEW YEAR」と謳われています


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到着したチェンマイ国際空港はタイ・エアアジアの第2のハブ空港
そんなこともありエプロンにはタイ・エアアジア航空の機材が駐機していました
 

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空港に迫るようにそびえる山の上に建物が見えますが
どうやらこの山が「ワット・プラタート・ドイ・ステープ」が鎮座するドイ・ステープ山のようで
明日にも伺いたい場所だったりします


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世界一卑猥なパタヤビーチで年末年始のカウントダウンを楽しんだ後
やってきたのは、打って変わって歴史あるタイの古都チェンマイ
泊まるのは旅人を魅了することの楽園「シャングリ・ラ チェンマイ」
チェンマイの中心地にあり旧市街にも徒歩圏でいけますし、ナイトバザールまでも歩いて10分と言った立地
チェンマイ観光には便利な場所にあるホテルです
 

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もう年はあけていましたが、ロビーはクリスマスデコレーションのままでした
 

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もっとも今回シャングリ・ラ チェンマイの宿泊はちょっと贅沢をしてホライゾンクラブのプランで宿泊
まずはロビーのチェックインカウンターではなくホライゾンクラブラウンジでウエルカムドリンクを飲みつつチェックインとなりました
ちなみに東京のシャングリ・ラホテルと比較すると3分の1ほどでクラブレベルに宿泊できる
コスパ最高のホテルがシャングリ・ラ チェンマイだったりします
 

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部屋は最上階のホライゾンクラブデラックスルーム
部屋には大きなベッドが2つ、でんと置かれています
そう今回のエントリーは私の覚書的要素が強いです


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設備はライティングデスクと壁に掛けられた大型テレビ
上部がバゲージラックになった衣服タンスがありますが
この引き出し式のタンスがビジネスホテルにはほとんど無くて長期滞在時など不便をするんですよね
このあたりは高級ホテルらしくて良いですね
 

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その大型テレビはなんとYouTubeやNETFLIXなどを見ることができるスマートテレビでした
パタヤのホテルではファイヤースティクTVが活躍しましたが、ここでは必要ありませんでした
 

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ミニバーには無料のミネラルウオーター(ガラス瓶入り)と
ネスプレッソメーカーが置かれ、無料のドリップポッドが備えられていました
まぁ一つ階を降りれば、クラブラウンジがあり
エスプレッソメーカーで美味しいコーヒーを淹れてくれるのですが、これはこれで嬉しいサービスだったりします
  

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冷蔵庫は小さめだったので、中にあった飲み物は移動
かわりにミネラルウオーターとコンビニで購入したビール、そして日本から持参した日本酒を冷やすことにします
 

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クローゼットも大型なうえ重厚
たくさん衣服を持ちこむような方々が泊まるんでしょうね
そんな方々のためアイロンとアイロン台が備えられていました
 

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クローゼットには無論、セフティ金庫が置かれています
その下には引き出し式収納も
これも便利ですが、チェックアウト時に忘れ物をしやすかったりする困りものです
 

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これまた大きな洗面台に
たっぷりお湯がはれる大きな浴槽
この浴槽にバスクリンを入れて旅の疲れをいやしました
ちなみにバスアメニティはロクシタンでした
 

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浴室はユニットバスタイプではなく、シャワーブースが別になったもの
これだと2人で利用の際にお湯を張ったままシャワーで髪を洗えるので便利だったりします
トイレは残念ながら温水洗浄便座ではありませんでした
 

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こんな感じで部屋の探索を終えたら次はお目当てのクラブラウンジでのイブニングカクテルとなります

さてチェックインを済ませホテルの部屋で落ち着く間もなく
下の階にあるホライゾンクラブラウンジに向かいます
  

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そう今回のホテル シャングリ・ラ チェンマイでの愉しみは毎夜おこなわれる
ホライゾンクラブラウンジでイブニングカクテル
このためのホライゾンクラブでのプランと言っても良いでしょう
 

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南国の夜はまさにつるべ落とし
あっという間に日は落ちて、窓の外から見える景色はプールやテニスコートの灯りが夜景のようでした


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ホライゾンクラブラウンジでの客層としては中華系の方々はあまり見かけず白人系の外国人が多いようでした
ほんの数組ですが日本人も見かけました
毎夜このコーナーのテーブル席に陣取り
イブニングカクテルというなの晩餐
そうイブニングカクテルと言えばここでカクテルなんぞあおり
その後、レストランに向かうと言うのが趣旨かと思われますが
我が家はここで晩飯は終了となります
 

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イブニングカクテルですからまずはアルコールから紹介
スパークリングワインや白ワイン
そしてビールはこうして氷で冷やされ提供されます
 

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ということでまずはビール
シンハービールには無論
氷を入れたグラスに注ぎます
 

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他には赤ワインは無論ならんでいますが
近年、評価が高くなっているタイ産ワインを飲んでみたかったものです
 

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中央のカウンターにはスピリッツが並び、スタッフの手によるカクテルも提供されていました
 

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ここで特に気に入ったのが、タイ・ウイスキー「メコン」
ちなみにメコンは米とサトウキビの廃糖蜜を原料とた米焼酎であることから
分類的にはウイスキーではなく焼酎もしくはラム酒に該当します
そんなメコンお土産に買って帰りたかったのですが、例の販売時間の規制で買い損ねてしまいました
  

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さてここで晩飯と言ったのには訳があり
シャングリ・ラのイブニングカクテルの食事があまりにも豪華
ホットミールはこれでもかと提供されています
 

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まずは「鶏の煮物」
 

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それから「ジャーマンポテト」
ビール好きにはたまらないメニューです
 

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これは「サバのラタトゥイユ」でしょうか
 

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ジャガイモとニンジンがたっぷり入ったカレー
日本人目当てのように思えますが、実はタイの方は日本のカレーが大好き
スーパーの調味料棚には日本のカレールーがこれでもかと並んでいるんです
 

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もりろんカレーの本場
「南インドカレー」もありました
 

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そしてまた鶏肉の煮込み
これは一度焼いたものを煮込みにしたもののよう
本音を言うとカオマンガイが食べたかった
 

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パスタは
オリーブオイルをかけたショートパスタ(マカロニ)
 

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「トマトソーススパゲティ」
 

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コールドミールには
南国らしいフルーツや
ハムやチーズ
 

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美味しそうなサンドイッチにナッツ類
 

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生春巻きなんてのも並んでいました
これだけ食べれれば、別段これからレストランに行こうなんて気にはなりませんでした
 

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デザートも日替わりで並び
ここで飲み放題、食べ放題のイブニングカクテルを毎夜愉しむことに


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香港に本拠地を置く世界的ラグジュアリーホテルチェーン
「シャングリ・ラ ホテルズ&リゾーツ」
理想郷(ユートピア)の名称がホテル名になっている通り充実したスパ施設やプールなどリゾート感満載の設備が充実しているのが特徴です
今回宿泊したシャングリ・ラ チェンマイはそんなホテルチェーンで2008年グランドオープン
5つ星なのにコスパよく泊まれる高級ホテルだったりします


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ちなみにチェンマイはタイ北部と言えど昼間の気温は28度もあり
観光であちこち歩き回りたくても、そんなには回れないので、ホテルに戻って屋外プールでひと泳ぎすることに
 

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広々していているうえプールの周りにはヤシの木も植えられていて雰囲気は抜群
 

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プールデッキにはカバナが設置されていることから、ここに陣取り昼寝と洒落込みます
 

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ちなみに1月のチェンマイは昼は前述のとおり28度にまでなりますが、夜は13度くらいにまで気温が下がります
陽が落ち気温が下がって来る前にホライゾンクラブラウンジに逃げ込み
アフタヌーンティーとホテルライフを愉しむことに


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アフタヌーンティではスコーンやサンドイッチそしてデザートが提供されていました
 

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ただこの時間帯はアルコールの提供は無し
コーヒーとスプライトをいただきますが
イブニングカクテルの時間まであとわずか
ゆったり待つことに


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13~18世紀にわたり600年以上繫栄してきたラーンナータイ王朝のなごりの地チェンマイ
そんな長い歴史をもつチェンマイ屈指のパワースポットが「ワット・プラタート・ドイ・ステープ」
標高1,080mのステープ山頂にあることから天空の寺院とも呼ばれていて
古来より「ドイ・ステープを訪れずしてチェンマイに来たとは言えない。」と言い伝えられていることから
我が家もチェンマイに来たのなら立ち寄らないとと言う機運で朝一番でドイ・ステープを目指すことに
 

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そんな標高の高いところに行くのですから大変
交通手段はいくつかありますが、今回利用したのは『赤いソンテウ』
チャンプアック門近くにあるセブンイレブン前に停車しているとのことで、歩いて伺いました
 

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そのソンテウまぁ乗り合いのトラックなんですが
一人160バーツ(日本円で700円くらい)とコスパが良いのが選んだ理由です
しかもこれは往復の料金
山頂でタクシー(Grabなど)を見つけるのは至難の業なんでそういった意味でもソンテウといたしました
 

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そんなソンテウに乗り山道を40分揺られたどり着いた山頂からは
守護神ナーガの階段306段を登ります(ケーブルカーで行く方法もあります)
 

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山頂にある入場チケットの販売所で1人30B (約130円くらい)を支払い境内へ


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早い時間帯がお勧めとのことでしたが
私の伺った朝10時にはすでに大勢の参拝客で賑わっておりました
 

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まずは仏塔(チェディー)入口の門となる建物に安置されている高僧シーウィチャイの像を参拝
麓から約11kmに及ぶ道路を整備したといわれているお坊さんの像です


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皆さんのお目当てはこの高さ約22mの黄金に輝く仏塔(チェディー)
この仏塔に仏舎利(お釈迦さまの遺骨)が納められていますが
世界中に散らばった仏舎利は今ではあまりに多すぎ本物かどうかも分からなくなってしまったようです
もっとも全部本物であるならば、お釈迦さまの体重は、なんとインド象の5頭分に相当すると言われています
そんな原因を作ったアショーカ王は仏陀の遺骨である仏舎利を八万個以上に細かくして、インドや周辺の国々などの寺に分配したそうですが
そんなに細かく分けたら米粒くらいになりますよね
余談ですがお寿司屋でご飯お事を「シャリ」と呼びますが、その語源はこの「仏舎利」なんだそうです
 

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本堂の中には立派な御本尊が安置


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サーラーカーンプリアンでは
タイ僧侶による説法会が行われていました
 

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回廊の周囲には金色の仏像が並んでいますが
 

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この仏像は金箔が幾重にも貼り付けられています
タイでのお参りの作法のひとつに
紙に包まれた金箔を仏像に貼り付けると言ったものがあり
この仏像が参拝者たちからの標的となっていたようでした
 

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木目も鮮やかな木製の仏像もありました
 

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ヤモリやカメレオンに似た爬虫類のような姿に表現された門番のモーム(MOM)


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標高1,080mってことで、チェンマイの市街地が一望できるかと思いきや靄がかかっています
世界最悪の大気汚染レベルと言われるほど、大気が澱むチェンマイの実情をこの目に焼き付けてくることとなりました
ちなみにこの煙害(ヘイズ)とよばれる大気汚染は工場などの排気によるものではなく、トウモロコシ畑などの野焼きの影響とのこと
しかも野焼きを行っているのは、ラオス、ミヤンマー国内やタイ北部に住む少数民族でその多くはミャンマーからの避難民だったりします
チェンマイは盆地なんでそんな煙害がタイ北部に流れてきてしまうと言う
なんとも難しい問題を抱えているようです
 

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1時間ほどドイ・ステープを見て回りナーガの階段を降りたところに
ソンテウが待っていてくれました
このソンテウよく見ると、いすゞがタイで製造するピックアップトラックD-MAXだったようです
さすがはタイでのピックアップトラックなどに占めるいすゞのシェアは36%と言われている事だけは有りますね
こんな感じで「ドイ・ステープを訪れずしてチェンマイに来たとは言えない。」といったノルマは果たしました
 

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チェンマイのグルメの代表格「カオソーイ」
ココナッツミルク入りカレースープにゆで麺と揚げ麺が入った麺料理なんですが
タイの北部やラオスなどの国でよく食べられ、ここチェンマイでは名物にもなっています
これが実に癖になる味、チェンマイに来たのなら食べずに帰ることは出来ない料理だったりします
 

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てなわけでそんな名物カオソーイを食べようと
ワット・チェンディアンの見学に来たついでに
旧市街にあるムン・アローイ(MUM AROI)に立ち寄りました


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最近店をオープンさせたのか
明るくて清潔そうな店内
空調設備もありなんだか快適
老舗で年季の入ったカオソーイ店とは一味違った店内です
 

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オープンキッチンでしたが、きちんと整頓されていて好感が持てます
伺った際は大勢並んでいましたが、なるほどと言ったところ
 

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メニューを見ると
「カオソーイ チキン」
「カオソーイ ポーク」
「カオソーイ ポークボール」
これらが全て 70バーツ(日本円で308円くらい)とコスパも良さそう
 

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私が頼んだのはカオソーイ チキン
食べたところは、まぁカレーラーメンと言えばそれまでですが
ココナッツミルクのまろやかな甘さと、後から感じるスパイスの刺激が絶妙
カレー好きな私にとっては癖になりそうな味でした
それにやはり本場、香草などが効いています
 

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我が家の奥さんが頼んだ、カオソーイ ポークも美味しそう
帰国までにカオソーイの麺とかスープ、インスタント食品の類いを見かけたら土産に買っておくことにします
 

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タイの京都ともいえるチェンマイ観光の起点「ターペー門」
チェンマイ旧市街は四方が約1.5kmの城壁に囲まれていて、それが当時城郭都市であった証の門
そんなターペー門の写真を撮ろうとしたまさにその時、鳩が写らせて!と言うかのように横切りました
もっとも門の周りにはたくさんの鳩がいて、観光客が与えてくれるエサをねだっています(もちろんそれを目当てのエサ売りもいます)
 

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さてチェンマイに来たのならお寺周りはデフォルト
旧市街にはチェンマイが、ランナータイ王国という独立国だった時代に建設した仏教寺院が数多くあるんです
ということでまずは旧市街のど真ん中に鎮座する「ワット・チェディアン」にやってきました
拝観料50バーツを支払い境内へ


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まずはランナー建築様式の大本堂から見て回ることに
 

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左右2匹のナーガ(蛇神)に導かれ寺院内へ
 

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中央奥に祀られている黄金の立像はプラ・アッターロット仏
 

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そのほか金箔が貼られた仏像がずらり並んでいますが
これは参拝者が金箔20バーツで購入した金箔を、仏像に貼って祈る参拝方法があるためです
基本的に自分の体で良くしたい部分があれば同じ場所に貼るのだそうです
そんなこともあり手のどきそうにない部分や身体に関係のない部分はまだ元地のままでした
 

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私の目を引くことになった雨戸もタイの仏教画風だったりして凝った作りでした
 

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チェンマイの守護柱が祀ってあるお堂(ウィハーン・インタキン)
 

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これが市の守護神を祀るための柱「サオ・インタキン」
なんとこの時代もかかわらず女人禁制でした
 

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そしてメインとなる巨大仏塔(チェディルアン)
チェンマイ最大の仏塔ですが、なんだか不思議な形の構造物です
というのも、もともと80メートルを超える巨大な仏塔であったものが、1545年の地震で仏塔の上部が崩れてしまいこんな形になったそうです
残念なことに当時の設計図もなくそのままになっているそうです
 

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ただそう言っても、登り口を守るナーガの彫刻が見事なほか、仏塔を支える多数の象の姿に、昔々まだ地動説が唱えられていないころの宇宙史観を彷彿させました
 

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続いてタイを代表する高僧のお堂


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祀られている高貴な方の蝋人形は
アーチャン・マン・プリタトー高僧
タイで行脚の実践と瞑想止観を広めた先駆者と言われているそうです
 

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隣のお堂にはルアンター・マハーブア僧
この方は1997年の通貨危機の際に、信者に向けて持っている「金(ゴールド)」を国に寄付しようと呼びかけて
金の延べ棒を計12トン(約5百億円相当)を集め、タイ中央銀行に寄付しタイを救った英雄として今も語り継がれているそうです
たしかにあの時は外貨準備不足でバーツが暴落
現金を集めても意味がないなかだったんで金の延べ棒を信者などに寄進させたんですね
  

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境内には巨大な石の仏像や
 

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金ぴかの涅槃仏
 

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ナーガを背負った仏像など見所満載でした


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チェンマイは首都バンコクに次いで、ナイトマーケットが盛んな都市
てなわけで宿泊するシャングリ・ラ チェンマイから歩いて
チャンカラン通りで毎夜開催される「アヌサーンナイトマーケット」にやってきました


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衣料品や雑貨、土産などが中心の市場ですが、このマーケットは価格交渉が必要で面倒なので見て回るだけ
そんあなか私の目を言ひいたのが、このすやすや眠る子猫のぬいぐるみ
癒されますね
  

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ナイトマーケットをぶらぶら見て歩いた後はホテルに舞い戻り
宿泊する最上階の部屋からチェンマイの夜景を望みつつ
上川大雪酒造碧雲蔵CASK網走木桶仕込みをやることに
このお酒は「木桶職人復活プロジェクト」の職人が指導して、網走刑務所の受刑者が製作した木桶で醸した日本酒です
肴は故三島由紀夫に、お茶漬けナチュラリストと罵れようとも、やはり日本酒には出汁味と醤油でしょうとマルちゃんのおだしのきいた『おもちすうぷ』で合わせています
ちなみにこの日は1月2日、このあと良い初夢が見られますように
 

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シャングリ・ラ チェンマイでの朝食はホライゾンクラブラウンジでもいただけますが
1階にあるメインダイニングの一つ「カド・カフェ」のほうが種類が多いだろうと伺いいただきました
 

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ここでは主にビュッフェスタイルの朝食となります
まずはクロワッサンのデコレーションが目を引くパンコーナー


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いかにもホテルの朝食らしく
カリカリに焼かれたベーコンや美味しそうなソーセージが並び
 

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ホットミールも豊富なラインナップ
さすがはシャングリ・ラと言ったところでしょうか
 

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牛乳やヨーグルトのコーナー
ちなみにタイの酪農業の生産規模はASEAN域内で最大を誇る産業で輸出を行うほど
ビュッフェに並べられている牛乳もそんな酪農家から仕入れた低温殺菌の牛乳のようで濃厚な牛乳が毎朝楽しめました
 

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もちろん南国タイですからフルーツも豊富
 

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けれどフルーツにはやはりそれぞれに季節があるようで
チーズやハムなどのコールドミトコーナーには
たくさんのドライフルーツが並んでいました
 

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タイらしいカレースープのコーナーには
「北タイ・ポークカレー」
なんとこれにはバナナの花で味付けされていましたが、バナナの花は栄養価が高くて低カロリーってことで東南アジアでは広く食べられているそうです
同じく「北タイ・チキンカレー」
これにはメロンが煮込まれていました
 

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こちらは多国籍料理のコーナー
手前にあるのが中東の伝統料理フムス
ひよこ豆のディプです
何につけて食べるか見回すと、インドせんべい「パパダム」
モロッコ料理の「タバン」らしきものが同じコーナーに並んでいました
 

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シェフが新鮮な食材を調理する様子も見られ
ベルギーワッフルとともにライブキッチンで提供されている
タイの揚げパン「パートンコー」
出来立ては生地が熱々で、それを手前にあるディプソースを着けていただくのがタイ流のようです
  

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ライブキッチンには他にはオムレツや目玉焼きなどのエッグコーナーや
カオソーイ・バミーなどのタイの麺料理を提供するコーナーがあり


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初日はチーズオムレツとカオソーイ
 

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2日目はこのタイの麺料理クイティアオのライブキッチンで
 

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クイティアオ・センヤイ(米麺の太麺)に目玉焼きをトッピングしていただき
お腹いっぱいにして、このあとのアクティビティに備えます
 

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チェンマイのアクティビティと聞いて真っ先に思い浮かぶのは象乗り体験
私も13年ほど前にバリ島パロ村にある「エレファント・サファリパーク」を訪れ象乗り体験を経験したりしてきました
ただ昨今、象使いによるショーや象乗りなどは象に対する虐待だと見直され始めたようです
とはいえ乗馬はどうなんだ!それなら競馬も虐待なんて声も聞こえてきそうですが
そこは郷に入れば郷に従え
タイにとって象は特別な生きものであり国の象徴
今も海軍の旗「海軍旗」には、中央に白象が描かれているくらい神聖な存在です
ちなみにまだ象乗りを行なっている所も多々あるようですが、今回は伺ったタイの方々の考え方に賛同し
チェンマイ ゾウ保護区にあり象乗り体験は行っていない、リビング グリーン エレファント サンクチュアリーで象のお世話を体験、楽しんでまいりました
  

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ツアーバスに揺られチェンマイから車で1時間半、目指すリビング グリーン エレファント サンクチュアリーは
タイの屋根たるドイ インタノン国立公園といった自然あふれる場所に有りました
 

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エレファント サンクチュアリーでは伝統的な北部の衣装に着替え
象に餌をやったりしましたが、さすがに象はばかでかくこわごわと餌をやるのですが
 

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数をこなすうち少し慣れ
象に「ボン・ボン」と声をかけつつ、伸びてくる象の鼻にエサを渡せるようになります
エサはサトウキビやバナナ
中にはグルメなのかバナナだけ食べる象が居て、サトウキビを渡してもすぐに下に落としたりもしていました
 


 

そうそうこんな子象などもいて人気でしたが
この日は幸いなことに白人系の外国人観光客ばかりで
自然と順番待ちしてくれるので、待ってさえいればその順は回ってきました
 

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他にも川で水遊び
 

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象に大好きな水浴びさせたりと半日象と触れ合ってまいりました
 

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最後に昼食として地元料理パッタイや
  

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フルーツをたっぷりいただきツアー終了
象乗りも楽しいのでしょうが、こうした像との触れ合いもまた楽しいアトラクションでした
 

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今日は昨日に続いてカオソーイを食べようと
宿泊するシャングリラホテルから徒歩圏のカオソーイ・スタシニーⅢに伺いました

 
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そう着席して初めて気がつきましたが、スタッフの女性やここにやってくる方も含め皆さんヒジャブを被っておりました
どうやらこのお店はムスリムのレストランだったようです
そうその昔、中国・雲南省の回族によって伝えられたと言われるカオソーイ(タイ北部が発祥といった説もあるそうですが)
回族といえば中国の少数民族の一つで、西アジアのイスラム教徒を先祖とする民族
このオソーイ・スタシニーもイスラム系カオソーイの名店「カオソーイ イスラム」と肩を並べる人気店のようです


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ちなみにメニューもわかり辛く、最初は混乱しましたが、店のオーナーの知人らしき方が
日本語で助け船を出していただき安心して注文できました
感謝『コブンカー』です
 

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と言う事で提供しているカオソーイはやはり牛肉のミートボール(50バーツ:日本円で220円くらい)
付け合わせはライム・赤わけぎ・カラシナの漬物
 

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世界一美味しいカレーの称号を持つ、マッサマンカレーも頼みましたがこれは無論ビーフカレー(60バーツ:日本円で265円くらい)
ジャガイモと牛肉がごろごろ入っています
双方共にかなりスパイシー(別皿に唐辛子など盛られてましたが、使いませんでした)で、いかにも本場のタイ北部料理
辛さの中に味があり美味しかった、ご馳走様
 

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タイに来たのならやはりタイ古式マッサージは避けて通れません
ということで伺ったのがシャングリラホテルから徒歩圏の「Bua Mantra Thai Massage」
明るくて清潔そうな店内
 

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しかも午前中はプロモーション価格
60分250バーツ(日本円で1,100円くらい)で、フットマッサージ・タイ古式マッサージが受けられるというのがこの店にした理由です


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施術願うのは無論タイ古式マッサージ
2019年にユネスコの無形文化遺産に登録されたタイの伝統文化です
ちなみにそのタイ古式マッサージはその起源はインドにあり、約2500年前に仏教とともにタイへ伝わったとされる伝統的な施術法
「二人ヨガ」とも呼ばれており、施術者が手だけではなく肘、膝、足など身体全体を使って施術し
受ける側も様々な体勢をとらされマッサージと言うよりはストレッチを受けると言うもの


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そんなタイ古式マッサージで、たっぷり揉んで頂いたおかげですっかり身体が軽くなり
今回のパタヤやここチェンマイでの旅の疲れもすっかり癒されました
 

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チェンマイ国際空港に戻って来ました
ホテルからの足はもちろんタイでの必須アプリGRABを利用での移動となりました
 

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空港はかなりの混雑、こんな時こそ生きるのが航空会社のステータスかと思いきや
慣れによる失敗もあり、当初はドメスティック(国内線)に並んでいましたが
スタッフに国際線に行けと促されなんとここチェンマイでいきなり出国することに
てっきりこの後、バンコクスワンナプーム国際空港で出国と思っていましたが、確かに地方空港のほうがスムーズに出国できる良い手段かと思います
さてあまり時間のない中、ロイヤルオーキッドラウンジを訪問いたします


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ここはスターアライアンスゴールドのステータスで入室できますが
私が伺った際、さほど広くはないラウンジ内は利用者でほぼ満席でした
(全席で57席だそうです)
 

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何とか席を確保しビュッフェエリアへ
タイの象徴の白い象の置物や仏具などの調度品がいかにもタイを彷彿させます
 

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飲み物は冷蔵庫に
チャーンビールやシンハービール、ハイネケンビール
そしてタイビバレッジ社の新ブランド、タッパービールもありました
 

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ワインは赤がメタル・ザ・ブラック・シラーズ(オーストラリアワイン)
白はSILVER MOKI(ニュージーランドワイン)
 

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スピリッツコーナーには
もちろんタイの定番メコンウイスキーに
バロン・フレンチ・ブランディVSOP
 

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フード類はさすがは東南アジアってことで種類は豊富
 

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ホットミールにはランチメニューのマッサマンカレーもありました
 

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それにコンビニにある中華まんスチーマーには
チャーシューまん、肉まん、カスタードまん、エビ焼売、豚焼売と豊富なラインナップ
 

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ラップで包装されたサンドイッチやクリスピーフィッシュフィンガー


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チキンパイにマッシュルームキッシュ、ほうれん草パイ
 

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カップラーメンもありますが、これはタイの定番ママー(MAMA)のもので
トムヤムクン味と、豚ひき肉味がありました
  

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デザートにはタイ産のアイスクリーム
「メロン」「ドリアン」「タイティー」などがありました
 

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南国らしくミックスフルーツジュースやカットフルーツ
ランブータンシロップ漬けも並んでいます
 

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ショートケーキや
 

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エクレアもならんだりと
ラウンジの規模の割には充実の内容でした
 

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ということでこのあとバンコク・スワンナプーム国際空港でのラウンジ巡り(まぁ梯子する予定ですが)もありますが
シンハービールとともにここでも少しいただくことに
 

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そうそう空港制限区間の売店ミニマーケットで、街中では見つけられなかった、カオソーイのキットを見つけて購入
帰国後に作ってまた楽しみたいと思います
そしてここチェンマイ国際空港で即出国審査を済ませ、国際線の制限区画から搭乗しバンコク・スワンナプーム国際空港に向かうわけですが
なんと同じ機材に国内線からも搭乗客がいて、国際線国内線の双方で搭乗手続きを済ませて、同じ機材に乗り込むといった変わったシステムを初体験することとなりました


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さて私どもの乗ったタイ航空TG-111便は午後5時にはバンコク・スワンナプーム国際空港に到着
 

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ただこのあと乗り込むタイ航空TG-670便は深夜遅くの午後11時45分発と
乗り継ぎに6時間以上も掛かることから、スワンナプーム国際空港では当然のようにラウンジ巡りが課せられます
ということでまず目指したのが、シンガポール航空の「シルバークリスラウンジ」
国際線制限エリア3階のコンコースDにありました
ここにはスターアライアンス・ゴールドメンバーのステータスでの入室です


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ラウンジ内はゆったりとしたソファーが配置され
中央には大きなコの字型のバーカウンターがあるの特徴です
 

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そんなバーカウンターで氷が敷き詰められたワインクーラーにあるのは
スパークリングワインではなく、なんとシャンパン
 

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シャンパンの銘柄は「ランヴァン・ブリュット H.Lanvin & Fils Brut」
産地はフランス・シャンパーニュ地方のエペルネのものです
そうあのシャンパーニュ通りのあるエペルネ

他には赤ワインが「シャトー・グリモン カディヤック」(フランス・ボルド)
白ワインは「ジョルジュ・デュブフ シャルドネ」(フランス)
とかなり力の入ったラインナップ
 

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ビールも生樽サーバーが置かれ
シンハービールとアサヒのスーパードライが飲み放題
 

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フレッシュな椰子の実ジュースもありましたが、これが置かれているのはエバー航空のラウンジと、ここシルバークリスラウンジこのラウンジのみと聞いてます


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紅茶は、リプトンに加えてシンガポール航空ってことで
TWGが用意されていました
 

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さて肝心のダイニングに並ぶ料理ですが
いかにも本場タイの料理が中心
 

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まずはタイ料理の代表格トムヤムクン
これにはシーバスと表記されていました
 
 
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トムヤムクン用に麺も用意され
トムヤムクンヌードルにしていただけるようです
 

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タイ風焼きそば「パッタイ」
タイらしく生もやしとエシャロットが添えらています
 

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新鮮なパパイヤを使ったソムタムなども美味しい
 

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もちろん洋食も用意され
「ビーフシチュー マッシュポテト」や
 

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スパイシーな鶏の唐揚げ
 

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中華まんスチーマーには
数種類の点心が常備
 

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保温ケースにはパイやキッシュ
 

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そしてデザートの種類も多く
さすが英国スカイトラックス社の評価で必ず上位に食い込む実力ある航空会社って言うのを確認できました
ずっーと、ここに居ても良いくらいですが、私に課せられたラウンジ探求の義務はまだまた続くので
この辺りで次のラウンジへ
 

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さてバンコク・スワンナプーム国際空港にはたくさんの充実したラウンジがあり
続いてやって来たのはトルコ航空「ターキッシュ エアラインズ ラウンジ」
こちらもスターアライアンス・ゴールドのステータスで入室可能です


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ラウンジ内は真ん中にテーブルがある革張りの二人掛け用のテーブルチェアがあったりします
 

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そうそう変わったところで、PC作業などが可能なデスクワーク用の部屋があり
ここには良さげなトルコ航空航空機の模型が置かれていました
 

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今回はバーカウンター近くの座り心地のよさそうな窓際の一人掛けソファーに陣取ります
 

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そのわけがこのラウンジ最大の魅力の一つである手揉みマッサージサービスを受けるため
カウンターバーで受付を済ませ、施術する近くの席を確保させてもらいました
 

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予約した時間となりクワイエットルームへ
ここでは15分無料マッサージを受けることが出来
軽く揉んでもらってこの後の長旅に備えることに
  

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待っている間はバーカウターで飲み物をオーダー
今回海外で初めてメニューに日本人用カクテル『highball』の文字を見て即オーダー
テレビを見るとなんと「ドラえもん」が放送されていました
そうトルコと言えば『東の太陽、西の新月: 日本・トルコ友好秘話「エルトゥ-ルル号」事件』に代表される親日国家
日本人の一人として、なんだか何処となく居心地の良さを感じました


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ビールも飽きたのでここでシーバスのハイボールを作っていただき
 

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ここーキッシュ エアラインズ ラウンジのブッフェ目玉
ラウンジ内のピザ窯で焼き上げ「焼きたてトルコピザ」とともにいただきます
 

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飲み物は他に
スパークリングワインはイタリアの「ヴィッラ サンディ ブリュット」
白ワインもやはりイタリアワイン「プーリアビアンコIGPシャルドネ2021サントロ」があったり
 

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冷蔵庫の中にはシンハービールやチャーンビール
そしてラウンジの定番ハイネケンビールもありました


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ビュッフェには
サンドイッチやサラダにフルーツ
 

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そして世界三大料理の国のひとつトルコといった航空会社のラウンジらしくホットミールも充実
 

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ただしトルコは多くのイスラム教徒がいる関係で
イスラム教徒の伝統的な食べ物である羊肉料理は当然として
 

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チキンたっぷりのマッサマンカレー
 

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マッサマンカレーと野菜たっぷりペンネといったハラール料理が並んでいました
 

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そうそうイスラム教徒のための
こうしたお祈りのための部屋もいくつか用意されておりました
 

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さてラウンジの梯子はまだまだ続きます
次は近くにある「エヴァー航空」のラウンジへ

ラウンジ巡りはまだまだ続きます
ラウンジ梯子3軒目は昨年のお盆、ウィーンへの経由地として訪れたバンコク・スワンナプーム国際空港、エバー航空のラウンジ「エバーグリーン」
前回はトランスファーてことで時間制限が有りましたが、今回はのんびりと滞在させていただきます


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ここもまたスターアライアンス・ゴールドメンバーのステータスでの入室です
ラウンジ内は思いのほか空いておりました
 

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まずはビュッフェの飲み物から調査開始
 

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さてこのラウンジの魅力は海外のラウンジには珍しく生ビールのサーバーがあること
銘柄はハイネケン
赤ワインはシャトーM・マスネが置かれていました


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氷一杯のワインクラーには白ワイン
地元タイのワイナリーである、グランモンテ・スプリングが冷やされていました
 

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次はフード類の調査
 

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コールドミートは
ハムチーズ、ツナ、チーズ、ミックスベジタブルサンド
ミニバンズのサンドも美味しそう
 

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サラダは皿に盛られラップがかけられていました
そうそうパパイヤサラダなんてのもありました
 

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続いて豊富なホットミール
加温ショーケースにはソーセージやキッシュ、ミートパイ
 

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地元タイ料理
トムヤムクンももちろんありました
 

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タイや台湾のカップヌードル
こうしたカップヌードルは最近ラウンジで見かける機会が増えました
深夜や早朝など料理の提供が滞る時間帯などは重宝しそうですね
 

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台湾を本拠地とする航空会社と言う事もあり料理も日本人に馴染みの中華がずらり
シュウマイやエビ団子、蒸し餃子や肉まん「飲茶」が蒸籠に入れられ熱々に保たれ出番を待っています
 

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そんな飲茶は無論
麺コーナーにはパッタイに加え牛肉麺があり
自分で丼に入れられた麺にスープを入れ薬味を加えていただくスタイル
 

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麺好きの私ですから当然いただきます
もちろんタップで注いだハイネケンビールとともに
 

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デザートはレモンケーキなどやヨーグルト
 

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けれどエバーグリーンでの締めはアイスバーで
ということで次のラウンジを目指しますが
最後に訪れるのはここスワンナプーム国際空港が本拠地のタイ航空「ロイヤルシルクラウンジ」へ
  

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今回搭乗するのがタイ航空って事でコンコースDにあるロイヤルシルクラウンジも訪問
伺ったのが1月3日でしたがいまだクリスマスデコレーションがなされていました
 

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流石はタイ航空がホームとするスワンナプーム国際空港のラウンジ
広い敷地の中には300席を誇る座席が有りましたが
そこそこ席は埋まっていました
 

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何とか席を見つけビュッフェコーナーに向かいます
 

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白ワインは
「タラパカ グラン・レゼルバ」
赤は「タラパカ・レゼルヴァ・カベルネ・ソーヴィニヨン - メルロー」とともにチリワインが置かれ
 

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コールドミートにはフルーツやサラダ
 

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パンはラップに巻かれたバンズにプレッツェル
 

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タイのラウンジで必ずのように見る事となった加温ショーケースには
揚げ春巻きやトルティーヤに巻かれたソーセージ&チーズ
キッシュなどが出番を待っていました
 

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ナンプラーを使った、ナスの煮浸し唐辛子入り
 

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バナナの葉に巻かれて蒸されていたのは
タイの伝統菓子「カオトムマット」
 

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続いてやって来た、ホットミールのビュッフェコーナーには
タイご自慢の料理がこれでもかと並んでいて
ここだけでタイ料理が満喫できるかのよう
 

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まずは定番の鶏肉ガパオとそれにトッピングする目玉焼き
 

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「パネーンムー」(豚肉の濃厚カレー)
 

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スパイシーな「トムヤムガイ」 
 

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「白身魚のフライ」
もしかしてこれはタイで一般的に食べられている「プラーニン」のフライでしょうか
ちなみにプラーニンは日本とタイの友好の証として知られる魚で
1960年代に厳しい食糧事情だったタイを救うために、魚類学者でもあった上皇陛下が皇太子時代に繁殖力の強いティラピアの養殖を提案
同時にティラピア50尾を贈られ、プミポン国王が宮殿の池で繁殖を始め後、1万匹まで増やしたそうで
そんなティラピアが水産試験場を通じて、各地に稚魚として配られ養殖され現在のタイの国民食となったのだとか
タイでの名称はプラーニンとなっていますが、その由来は明仁親王から一字をもらった「仁魚」と言う名を華僑がつけ、それをタイ語で発音するとプラーニンになるとの事
なんの白身魚か分かりませんがとりあえず「プラーニン」ということにして美味しくいただきました
 

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タイの豚角煮「ムーパロー」
 

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豆がたくさん入ったタイのチャーハン「カオパット」
 

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そしてタイの国民食「ガイトーッド」
フライドチキンなんですが、タイ街中で見かける唐揚げ屋台で気軽に買えるファーストフードです
 

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揚げチキンロール「ガイホール」


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カイラン菜としいたけのオイスターソース炒め
「パットカナナムマンホイ」
 

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隣にはチャーハンが有ったので合わせて食べたりするのでしょう
 

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デザートには「A HSPPY NEW YEAR」とデコレーションされたショートケーキや
 

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ハーゲンダッツアイスクリーム
さすがにここがタイの玄関口でそのタイのバンコク・スワンナプーム国際空港を本拠地とするタイ航空のラウンジという事がよくわかりました


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バンコク・スワンナプーム国際空港でのラウンジの梯子
最後を飾るのは2021年に誕生した新ラウンジ
タイ航空「ロイヤルオーキッドプレステージラウンジ」を訪問
ここももちろんスターアライアンス・ゴールドメンバーでの入場です
  

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ラウンジ内はゴージャスなクリスマスデコレーションが溢れていました
 

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人気のラウンジのようでほぼ席は埋まっており
たまたま退出する方がいてその席を確保しました
 

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さてここロイヤルオーキッド・プレステージラウンジの特徴としてはバーエリアがあるkとがあげられます
缶・瓶ビールなど以外のアルコールやカクテルなどはここでオーダーが出来ます
 

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ちなみにここロイヤルオーキッド・プレステージラウンジには
ファーストクラス利用客専用のエリア「ロイヤル・ファーストクラス」がありました
 

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オーダー方式の料理の提供やビュッフェも
酒のつまみにしやすいようカナッペを個別に小さな皿に盛って提供されるなどサービスも良さげです


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飲み物は無論、バーカウンターでの提供
タイのウイスキー「メコンウイスキー」もあります
 

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ここで私どももカクテルをオーダー
ミントの香り高いモヒートを作っていただき楽しませていただきました
 

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ここはビュッフェにとどまらずオーダーできる料理もあり
キッチンコーナーにはコックさんがおりました
 

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ここでオーダーすれば
出来立てのガパオライスもしくはワンタンスープが提供されます
 

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他にビュッフェには
サラダやフルーツ
チーズ、ハムなどが並ぶコールドミートコーナー
 

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ハッシュブラウンポテト
揚げチキンロール「ガイホール」
 

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トルティーヤに巻かれたラップサンド
デニッシュやパイ
 

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子供に人気のポップコーン機が有りました
 

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ホットミールもタイ料理をを中心に充実しています
バナナの葉に巻かれて蒸されていたのは
タイの伝統菓子「カオトムマット」
 

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「パネーンムー」(豚肉の濃厚カレー)
 

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スパイシーな「トムヤムガイ」 
 

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これはキノコのイサーン風スープ「ゲーンヘット」でしょうか
椎茸と鶏肉の煮物のようで、どことなく日本料理のようにも思えます
 

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カイラン菜としいたけのオイスターソース炒め
「パットカナナムマンホイ」
 

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タイのチャーハン「カオパット」
 

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白人系の訪問者も多いのでしょう
普通にミートソーススパゲティもありました
 

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デザートは「A HSPPY NEW YEAR」とデコレーションされたショートケーキなど
豪勢な料理が並んでいましたが
そろそろ帰国便の搭乗時間なので搭乗口に向かいます
 

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タイ・スワンナプーム国際空港からはタイ航空TG670便に乗り
直接新千歳空港を目指しますが、搭乗する機材はボーイング787-8ドリームライナー
先週インド西部アーメダバードで墜落してしまったエア・インディア171便と同様の機材です
墜落事故にあわれた犠牲者に対し哀悼の意を表させていただきます
そういや10年以上前に書いた記事」エコノミークラスでの人気席「EXIT LOW( 非常口座席)」がここ数日アクセスが増えていますが、もしかしたらそんな事故が原因なのかもしれません
 

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さてそんなスワンナプーム国際空港からからの出発は深夜の23時55分
到着は「SAPPORO」新千歳空港への直行便となり、翌朝9時には新千歳空港へ到着
まぁどちらかというと北海道からタイに遊びに来るというよりは
タイの方々が北海道に遊びに来るのに適した便ということなのでしょうね
 

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復路も往路同様にスターアライアンス・ゴールドのステータスを使い
ここプライオリティレーン「ロイヤルシルク」からいの一番に搭乗いたします
 

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そう海外、特にアジアからの搭乗客は機内持ち込み荷物が多く、搭乗が手間どうため
さっさと乗ってしまうのが一番なんです


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出発してすぐ提供された機内食(夜食)は、このアンドーナツの餡の部分がリンゴのジャムのドナッツ
 

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そして一眠りして起きた後いただいた朝食は親子丼といったラインアップでした
 

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こんな感じで微笑みの国と呼ばれるタイで
世界一卑猥といわれるパタヤビーチで年末年始のカウントダウンを楽しんだり
フェリーでタイ湾に浮かぶ美しい離島ラン島にわたり
透明度の高いエメラルドグリーンの海で癒されたり


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恐々ながらもタイガーパークでトラと触れ合ったりもしました
  

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続いて伺ったチェンマイではお寺巡りは無論
ゾウ保護区「リビング グリーン エレファント サンクチュアリー」で象のお世話を体験したりなど
タイの中南部と北部の双方を堪能
 

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良いことばかりではなく前述のラン島ではバイクを走らせていたところ、急坂のコーナーで事故
たまたま後ろを走っていた、おそらくタイの高校生のグループが救急車と搬送車を頼んでくれた上、搬送されるまで立ち会ってくれるといった困った中で嬉しい事案もありました
さすがは微笑みの国タイ『コップンカー』な出来事でした
「タイは若いうちに行け」という有名な言葉がありますが、なるほどと納得させられる事案でもありました
 

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帰国後、自宅に舞い戻り
海外旅行帰国後の定番である自宅近くの回転ずし「くっちゃうぞ」でお寿司をテイクアウト
佐渡土産の遠心分離北雪でトラブルはあったものの無事帰国を祝いました
 

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そうそうチェンマイでその魅力に取りつかれ
チェンマイ国際空港で購入したタイのカレーラーメン「カオソーイ」
そろそろ食べないと賞味期限がきちゃいますね
 

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