象の背に揺られ「エレファント・サファリパーク」

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マレーシアからインドネシアにかけ、飛行機の窓から地上を眺めるとそこにはどこまでも続く緑の豊かな密林が広がっています
特にスマトラは04年にユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録されたほどの地域
けれど違法伐採、農地の拡大など近年伐採が進んだおかげで、そこに住むスマトラ象のすみかが減り、えさが不足して集落の果物や野菜を狙うようになりました
象牙欲しさの密猟と合わせ村落を襲撃したりしたスマトラ象も村人に嫌われ激減
20年前までスマトラ島の全部の州で生息が確認されていましたが、現在ではほとんどの州で絶滅してしまっており、絶滅危惧種いわゆるレッドリストにも指定されています

そんなスマトラ象のお座り、愛らしいですね
 

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今回伺った「エレファント・サファリパーク」
そんな絶滅にひんしたスマトラ象を保護しようと、バリ島タロ村の美しい熱帯雨林の森に囲まれた場所に、世界で唯一のスマトラ象保護施設として造られていました

まずは笑顔の眩しいガードマンに迎えられ入場いたします
 

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それと同時に象に乗れる施設としても有名でものすごく流行っているようです
そうバリ島のアクティビティといえば、マリンスポーツとこの「エレファント・サファリレイド」でしょう
象の背中に乗って、ジャングルを散策
童心にかえって楽しみました
 

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ちなみにこの日はゴールデンウイークということもあり、予約が200組み入っていたとのことでした
前日にホテルのクラブラウンジで予約してもらって本当に良かった
ただしこの象に乗る料金が高い
経営者はアメリカ人のようですが、ここの入場料はインドネシア・ルピアではなく何とUS$で支払うんだとか
今回も一人US$65ほど払ってますが、バリの土地代・人件費を考えると・・・

ちなみに私の好きなまんが「旅でバビデブー」さいとう夫妻著によると
「こんなんに金払うバカはたくさんいるから、もうけるヤツァどんどんもうけるよな〜」

なるほど、もっともでございます
 
 

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入場してまずは象の骨格模型を見せられますがでかい
続いて待ち時間の間、子象とのツーショット写真撮影
子象なんですが前述の部落を襲撃した話を思い出し実は怖がりながらの撮影です
 

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それでもまだ時間がありますので、エレファントショーを見ながら時間つぶし
象って思ったよりも賢いんだな〜と考え深く見てました
 

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ようやく私の名前が呼ばれ、象に乗り込みます
これが思ったよりも高いポジションで高所恐怖症の私にはちょっと厳しい
しかも結構というかかなり揺れるんです
象に乗せられた木製の椅子に座っているのですが、はじめのうちは手すりから手が離せませんでした

 

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落ちそうで怖いな〜と緊張していたところに象使いのお兄ちゃんが「エンジョイ」と話しかけてきます
英語が話せる象使いの兄ちゃんとレイドの間会話を楽しみました
前述の200組みの予約の話などもこのお兄さんからの情報です

このお兄ちゃん年は32才でお子さんもいらっしゃるとか
通勤に使う愛車はヤマハでバイクは日本製じゃなきゃダメだと・・・・・私もカワサキに乗っていると話すとそれはNinjyaかと問い返されるほどバイク好きのようです
こんな会話をしているうちにだいぶ余裕も
後ろを振り向く余裕も出てきました
 

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途中止まってくれたりもして、こんな馬鹿でかいいかにも南国風のクモを見つけてくれ
しかも写真を撮る間待っていてくれました
あとでチップはずめば良かったなと思い返しますが、そう言ったことが下手なのは日本人のサガですね
 

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最後のお楽しみはプールを象の背にのったままぐるっと一周
 

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これはそばにあるレストランから象を眺めるためかもしれません
私はいきませんでしたが、この象に乗るアクティビティと昼飯がセットになっているようでほとんどの方がこのあとレストランへ
 

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アメリカ人が経営している割にこのレストランのビュッフェ料理
美味しいんだとか
 

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私はこのあと別の場所で昼食の予定でしたのでここはパス
けれどバリで人気のアクティビティ充分満喫いたしました

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この記事について

このページは、r-ohtaniが2012年7月 3日 22:13に書いた記事です。

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