天井一面に張り巡らされたちょうちん
ここは伊勢夫婦岩めおと横丁
夫婦岩へと続く参道なのですが、SNS映えする写真スポットを意識した造りになっています
そんなめおと横丁の一角には「菊一文字則宗」という刃物屋が有りました、そう言えば伊勢駅前通りにもあったかと思います
「菊一文字則宗」といえば、泣く子も黙る新選組の一番隊組長沖田総司の愛刀
(もっともこれは司馬遼太郎のフィクションであろうというのが通説ですが)
その名がついたお店が夫婦岩のある二見浦で刃物専門店として営業していました
創業は明治・・・・あれっ、新選組って江戸時代ですよね
伝統七百有余年、後鳥羽上皇の御番鍛冶として有名な京都の菊一文字とは全く別のお店のようです
菊一文字本店のホームページにも
「全国に類似した屋号、偽物のお店が有りますが、弊社とは一切関係は有りませんのでお間違えの無い様お願いいたします。」と記されていました
けれど明治時代から続く刃物屋ですから老舗であることに変わりはなさそうです
そんなめおと横丁でのお目当ては「うまし国伊勢おいないな」
ちなみに「おいないな」とは、伊勢地方の方言で「いらっしゃい」「寄っていって」という意味
そのおいないなには
・伊勢角屋麦酒(地ビール)
・磯揚げまる天(揚げたて天ぷら)
・舗精肉店豚捨(コロッケ)
の伊勢で人気の三店舗が同居
ここで伊勢で明治創業の老舗和牛専門店「豚捨(ぶたすて)」のコロッケ(1個100円)をテイクアウト
これは伊勢神宮近くのおかげ横丁でも実食
美味しかったことから当初から狙っていた一品です
ちなみに店名の豚捨は
この店の牛肉があまりにもうまいから「豚なんか捨てちまえ!」と客が豚肉を投げ捨てた。
というのが豚捨のはじまりだという。
(豚捨HPより引用)
店舗まえのベンチに腰掛け
朝飯代わりにいただくことに
これが揚げたてサクサク、なかはほくほくで美味い
伊勢にきたら必ず食べたいそんな味となりました
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