伊勢神宮のひな形?別宮『瀧原宮』

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御朱印集めをはじめて2年目、今回私がどうしても来たかった神社のひとつが、別宮『瀧原宮』
伊勢神宮のひな形(プロトタイプ)とまで言われる、大神の遙宮 (とおのみや)
「熊野古道 伊勢路」の道中にありますが、今回はレンタカーでの参拝
ちなみに伊勢神宮は現在の位置に定まるまでに、各地を転々とされたようですが、ここもその一つとされています
もしかしたらこちらが、伊勢神宮と呼ばれることになったかもしれない神社です


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「御由緒」と書かれた看板には崇神天皇と垂仁天皇の名が記述されていますが
学術上、実在の可能性が高い初めての天皇が、その崇神天皇
その子と伝えられる垂仁天皇も同様に実在性が高い天皇ですが、
特に垂仁天皇は伊勢神宮の建立を命じたとされている天皇です
垂仁天皇は皇祖神である天照大神を祀るのにふさわしい場所を探すにあたり、娘の倭姫を旅に出しこの場所に新宮を建てたとされ
それが現在の瀧原宮の由来となっています
 

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まずは「瀧原宮参道」を進みますが
四十四ヘクタール(約東京ドーム10個分)という広大な神域に造成された瀧原宮の参道は600mもあります
よほどの権力と何か曰くがなければ、こんな大規模な神域にはしなかったはずです
ゼロ磁場の隠れたパワースポットとも言われていますが、何だかわかる気がします
 

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下界との境目のような橋を渡り神域へ
 

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屋根と柱だけの祓所(はらえど)は立ち入り禁止
それもそのはずここは神様の御前に向かう前に、神職の方が身を清める所
 

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作法に倣いまずは
瀧原宮からお参り
 

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続いて瀧原竝宮
 

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奥の少し上がった先にあるのが「若宮神社」
 

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そしてその若宮神社の石段を降りると長由介(ながゆけ)神社となります
 

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内宮同様に遷都のための用地が、隣りに用意されています
ちなみにここ瀧原宮で行われる、二十年に一度の式年遷宮は、伊勢神宮の翌年に斎行されるのだそうです
 

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さて参拝のあとは、御朱印所に立ち寄り賜ることに
 

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御朱印は伺った日付と朱印のみのシンプルなもの
 

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最後に瀧原宮の起源をイラストで紹介されているので
これを見て瀧原宮参拝は終了
 

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伊勢神宮が有り、本日の宿でもある伊勢市を目指します



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このページは、r-ohtaniが2022年1月 8日 21:53に書いた記事です。

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