倭姫命の旧跡地

| コメント(0)

伊雑宮を出てすぐ
ようこそ伊雑宮と上之郷文化伝承のまち「上之郷地区散策マップ」なる看板がありました
そこには「倭姫命の旧跡地」なるものが紹介されていました
歩いても5分くらいの所に有るらしいので、ちょっと散策がてら見に行くことに
 

kumanoise208.JPG
 

さてその倭姫命
崇神天皇の皇女であり伊勢神宮を現在の場所に創建した女神として知られていますが
先ほど参拝した伊雑宮もまた倭姫命が志摩の国を巡られたとき、伊佐波登美命(いざわとみのみこと)に命じて造営されたといわれています
なかなかの功績、おそらくはかなりの実力者だったのではと思わせます
そして倭姫命はあのヤマトタケルの叔母であり
熊襲征伐に向かう前に、女性ものの衣服を渡したり、
東国征伐に行く時には三種の神器のひとつ草那芸剣(クサナギノツルギ)を与えたりする優しさも垣間見えたりする女性です
そんな倭姫命の旧跡地にやってきたところ、伊佐波登美命鎮座地の石碑が有りました
奥にある「秋葉堂」という建物には、その伊佐波登美命の他にイザナギノミコトとイザナミノミコトの三柱が祀られています
 

kumanoise209.JPG
 

その隣には
倭姫命が引水したとされる「千田の御池」
 

kumanoise206.JPG
 

そして屋根で覆われた下にあるのが「里人はいう 倭姫命の遺跡」
大正末期に大楠の根もとから横穴式石室の蓋である天井石が現れ、その下から鏡や勾玉などが出土され、里人は「倭姫命の遺跡」ではないかと言っているそうです


kumanoise207.JPG

コメントする

カテゴリ

月別 アーカイブ

Powered by Movable Type 7.7.1

この記事について

このページは、r-ohtaniが2022年1月15日 20:48に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「マンガ『ヤマタイカ』の終着点「伊雑宮」で御朱印を賜る」です。

次の記事は「天の岩戸(恵利原の水穴)」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。