先週の萩石見空港では台風9号の影響で帰るはずだった便が欠航
レンタカーを広島空港まで走らせ危機を脱しましたが
翌週伺った和歌山・三重の旅も「雨」というか暴風雨
おかげで串本町でのもう一つの旅の目的、串本海中公園で楽しもうと思っていた半潜水型海中観光船ステラマリスもこの日は欠航となっていました
仕方ないので水族館&海中展望塔を見て歩くことに
私が伺ったときちょうど水族館の企画展「近大養殖の世界」をやっていたのでまずはこちらから見て回ります
そう本州最南端串本町には近大のクロマグロの養殖研究が行われている「大島実験場」があったりと
ここ串本町は近大マグロと大きくかかわっている地域なんです
ということで近畿大学の養殖魚「近大マグロ」のコーナー
16年養成のクロマグロの標本が展示されていました
続いて近大の開発してきた魚たち
回遊を意識した水槽には
ブリとヒラマサ、両方の特徴を持つブリヒラが回遊する姿が見て取れます
そして高級魚「クエ」
水揚げが少なく「幻の魚」とも言われています
近大はこんな魚まで養殖しているのですね
このクエ大きいものは全長1mを超えるそうですが、この水槽にもそんな主はおりました
もちろんこの水族館の人気者のひとつです
美味しそうな伊勢海老
そうここ串本町はイセエビが食べられるお店がたくさんあります
今回は季節でなかったのが残念ですが、今日昼に樫野釣り公園センターで『伊勢海老フライ弁当』を食べました
何だか愛嬌の有るフグ
細く長いトゲを持った「ガンガゼ」
「ウミキンギョ」と呼ばれるナミマツカ
いっけん目立ちそうですが、暗闇では赤い色の方が目立ちにくく、夜行性の魚の中にはこのような赤色のものが多いのだそうです
どこの水族館でも人気のウツボ
ここには「ニセゴイシウツボ」が居ました
熱帯魚として人気の有るハナミノカサゴ
背びれ・尻びれの先端の棘の部分に毒があり、ダイバーや釣り人の脅威となっている魚です
美しいムラサキイソギンチャク
もっとも美しいものには毒があります
屋外へでてみるとそこには
ウミガメプールがあり、肺呼吸の為、顔を出すウミガメがぽつぽつ見られました
ここでは人工産卵場を設けウミガメを繁殖をさせていて、孫世代のウミガメまでいるのだとか
そんなウミガメたちにここではエサやり体験もできます
水中トンネル水槽では近大マグロや鮫が優雅に泳いでいました
さて次はここの目玉の海中展望塔
沖合にあり水深6.3mの海中展望塔からは服を着たまま串本の美しい海を楽しむことができます
ただし外は嵐
こんなところに入って何かあったらと多少不安になります
とはいえここまで来て、帰るわけにもいかずいざ海底へ
展望室の窓から、ごくごく普通の串本の自然の海底を覗きます
海中展望塔ではテーブルサンゴと荒波に揺られる魚の姿が見られましたが
この日は風が強くて濁り気味、遠くまでは見通せませんでした
コメントする