2024年11月アーカイブ

私が好きな風景の一つ、知床の海岸で羅臼岳から昇る日の出まえの「かわたれ時」の景色です
 

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今年の知床行第2弾
そんな知床の海岸に来た理由はこの時期がシーズンとなる秋鮭釣りです
私が秋鮭を釣る海岸近くには「斜里海岸サケ・マス釣りルール」なる真新しい看板が立っていました
 

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パンフレットが添えられていたので持ち帰って読んでみると
なにやら今年から「斜里海浜サケ・マス釣りルール」なるものが決定
定められた禁止事項、守るべき事項
ちょっと長いのですがこれは私の覚書も兼ねて綴らせていただきますので、興味のない方はさっと読み飛ばしてください

『テント常設』海岸にテントやトイレを設置したままにする行為は禁止されています。設営は24時間以内としてください。
『指定区域、期間のサケ・マス採捕』指定の区域と期間においてサケ・マスを採捕する行為は禁止されています。
『場所取り行為』杭や縄、物品で海岸や公共施設を占有する行為は禁止されています。
『指定区域、期間の立入』関係者以外立入禁止と指定された場所、了解の無い私有地への立ち入りは禁止されています。
『ゴミ、残滓の投棄』ゴミや魚の残滓(=残りかす)を海岸や河川に投棄する行為は禁止されています。
『植生への車両乗入やテント設営』砂丘植生への車両乗入やテント設営は禁止されています。
『国定公園の砂浜への車両乗入』斜里川から西側の網走国定公園では、砂浜への車両乗入が禁止されています。
『砂丘の破壊禁止』砂丘の掘削、切土は禁止されています。

これらに加えて
守るKEEP事項として
『釣竿の数は3本まで』使用する釣竿、竿立ての数は3本以内としてください。
『知床ではヒグマに特段の注意を』荷物・釣果は身に着けるか手元に置き、常に周囲を警戒し、ヒグマ出没時は荷物を残さず退避してください。
『釣る尾数は3尾まで』1日に釣るサケ・マスの尾数は3尾以内としてください。なおリリースした場合は、釣った数に含めません。
『リリースは素早く丁寧に』リリースは魚を弱らせないように素早く丁寧に行ってください。
『ウトロ漁港東港のサケ・マス釣りはご遠慮を』ウトロ漁港の東港の水域内でのサケ・マス釣りはご遠慮ください。
『焚火はご遠慮を』火災と紛らわしい煙を出す焚火は、消防署への届出が必要です。ごみの焼却は禁止されています。
『キャンプ的行為はキャンプ場で』漁港や駐車場、道路上では椅子やテーブルを設置する等のキャンプ的行為はご遠慮ください。
『迷惑駐車はご遠慮を』通行の支障となる駐車や、観光施設利用の支障となる長時間駐車はご遠慮ください
というもの
  

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そんな新ルールで挑み、4回ヒットしたものの釣果にはつながりません
キタキツネが遊びに来てくれたりもして和みましたが、それまででした
 

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秋鮭釣りに使っている釣り道具は10年ほど前に義理の父から引き継いだもの
もともとかなり使い込まれたものだったこともあり
こちらはそろそろ入れ替え時期のように感じました
もっとも釣れなかったのは私の持つ情報と腕なんですが
 

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そのほか知床に来た理由が天然の舞茸採り
伺ったのは10月初旬でしたが、季節の移り変わりは思いの外早く
舞茸の時期は終わりを告げていたようで、山では朽ち果てていたものしか見かけませんでした
ここ数年こうして朽ち果てた舞茸を見かける機会が増えましたが、もともと天然舞茸の生える場所は親から子に「一子相伝」伝わるのが、これまでの習わしのようでしたが、それが途絶え始めているのかもしれません
また来年、山に入り挑みます


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そうそう今回、写真に写っているように知床の山ではドングリを数多く見かけました
従来の数倍はドングリが林の中に落ちていたかと思われます
ちなみにドングリは数年おきに豊作になるそうですが、ドングリの豊作、凶作の周期性はクマの行動に影響をあたえるそうなので、今後の動向が気になるところです

ということでこの週の知床行で収穫は有りませんでしたが、今回の訪問でも秋の知床の自然堪能しました
 

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年に一度だけ訪れる「そば処らいうん」
ここは畑のなかにポツーンとある蕎麦屋さんです
今年も新そばの時期に訪れることが出来ました

  
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さてそんなそば処らいうん、もともとは趣味で独学で打ちはじめたそばを仲間に振る舞っていたら
是非とも店を出して提供したほうが良いと発破をかけられ始めたそば屋のようです
確かに百名山斜里岳の湧水、名水「来運の水」としれとこ斜里産蕎麦粉を使い、農家の親父が打つこだわりの蕎麦は絶品で
もうかれこれ11年にわたり毎年のように訪れるようになりました
 

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お品書きは極めてシンプル
そばは冷たいそばのみで
「もり」780円
「大もり」880円
「斜里岳もり」1,700円
ぶっかけが
「みぞれ」980円
「とろろ」980円
「なっとう」980円
といったメニューになっていて
温かいそばはなく、天ぷら類もありません
  

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ということで今回はお腹が空いていることもあり名物の斜里岳もりをいただきました
斜里岳もり(1,700円)は単純に大もり×2人前ですが
もともとその大もり自体も量が多いので、その2倍となるとかなりの盛りとなります


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我が家の奥さんの頼んだ「みぞれ」980円の普通盛りがこれですから
その盛りが想像できるかと思います
  

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ちなみに手打ちの美味しい蕎麦をお腹いっぱいいただけるのは私が知る限りここだけ
食べても食べてもなかなか減りませんが
美味しいんでするする食べられます
 

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なんとか完食、ご馳走さまでした
また来年、お邪魔いたします


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知床斜里での夜は知床斜里の串丸さんで一杯やろうと予約の上やってきました
店の玄関には「本日ご予約にて、満席となっております、よろしくお願いいたします」と書かれた貼り紙がなされておりました
 

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そうこのお店はミシュランガイド北海道2012・2017年版でビブグルマンに選出された超人気店
当日伺っても1人とかでなければなかなか入れないそんなお店のようです
 
【2012版】
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【2017版】
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店内は厨房に沿ったカウンター席と4人掛けテーブル席2卓
さほどキャパシティはないようです
そんなテーブル席の壁に毎年7月に行われる「しれとこねぶた」のポスターが貼られていますが
このしれとこねぶた、斜里町の友好都市、青森県弘前市との文化交流の中から始まった知床最大級の祭りで北海道三大行燈祭りの一つなんだそうです
今年同様の「沼田あんどんまつり」を鑑賞したこともあり、来年あたり伺ってみようかな
 

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さてまずいただくのが、酎ハイ「こだわり酒場 レモンサワー」
デカ盛りでいただくことに


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頼んだのはお任せの焼き鳥を全てタレでオーダー
まずは知床鶏 「ササミ」
 

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続いて「砂肝」
カウンターでやきとりを焼く姿を眺めつつ
焼きあがるたびに1本、1本いただくというやきとり
厨房前のカウンターのみが可能な贅沢な食事となりました
 

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「うずらのたまご」
 

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「鶏精肉」
斜里町の地鶏知床鶏もも肉は絶品でした
 

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「こにく(せせり)」
 

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続いて目の前にある本日のおすすめメニューから
斜里産秋鮭カマ、ハラス焼き(限定4個)680円
美味しかったのでこれはオス?と聞くと、なんとメスとのこと
ここで秋鮭釣りに来ていることを告げると、漁師関係の方がやっているらしく有用な情報がポツリポツリ
ついでに毎年知床に天然の舞茸を採りに来ているんだと話をすると、やはり舞茸採りにはまっている常連の方々の話だと
今年は季節のめぐりが早くもう終わったようだとの情報もいただきました
飲み屋ってこうした地域ならではの情報が手に入るのも嬉しいですね
  

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合わせるのが斜里で福司にオーダーして醸した「特別純米酒 北奏夢」
 

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最後に
「知床鶏の白レバーパテ麦香房さんのバゲット付き」1,500円
丁寧な調理で白レバーに臭みはなくまさに絶品
というかみな美味しかったご馳走様
また来週伺うことにします(言葉だけではなく本当に伺いました)
 


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10月のスポーツの日を交えた連休
昨年の実績からまだ天然の舞茸が採れるとふんで、半年ほど前からホテルを予約してありましたが
先週伺った知床斜里の焼き鳥屋 串丸さんでの情報によると、もうこの知床斜里辺りで天然の舞茸が採れることはほとんど無いとのこと
とはいえせっかく知床斜里のホテルを予約していることですし、他の観光地のホテルは連休と言う事もあり取れないでしょうから
今回は舞茸採りはあきらめ、秋の知床を観光をしようと言う事で今年3回目の知床訪問となりました

朝早くまだ薄暗い中、赴任先の滝川を発って知床五湖にやって来たはずが
タイミング悪く、受付後の事前レクチャー中に知床五湖の遊歩道に熊が出没、知床五湖は立ち入り禁止になってしまいました
 

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まぁ様子を見てまた立ち入りが出来るようになるでしょうから
熊が知床五湖から居なくなるのを確認出来るまでの間、知床をドライブすることに
まず向かったのが、神さまの贈り物「神の湖池」
ここは何度か訪れていますが、池が綺麗に見えるのは水面が波立たないよう風のない日
できれば午前中の時間帯が映えが良いように感じていたため
ちょうどそんな午前中しかも風もない小春日和といった天候で、いかにもドライブ日和だったこともあり向かいました
 

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摩周湖の伏流水でできた小さな池がこの「神の子池」ですが
深い森に囲まれながら、エメラルドブルーの冷たい水がこんこんと湧き続けています
おかげで倒木が腐らずに横たわっていて、その樹幹をオショロコマが泳いでいるのも観察できました
  

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ついでに近くにある「裏摩周展望台」を観光
摩周湖を裏側から眺める展望台
こちらのほうが標高が低く湖が良く見えるとのお触れでしたが、私が伺った時は展望台周辺の樹木がじゃましていて眺望は今一つ
前回伺った摩周湖第三展望台のほうが良かったように感じました
まぁ眺望が悪くとも、国立公園内ですからかってに伐採するわけにもいかないでしょうからね
なにわともあれ小春日和に誘われ気持ち良いドライブとなりました
 

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2022年の知床沖の観光船「KAZU Ⅰ」沈没事故以降、1年あまり運休していた知床観光船おーろら号
知床を観光するならやはりこいつは外せないと、予約の上ウトロにあるおーろら号の受付事務所に伺ったのですが
残念ながら連休中は時化のため船は運休、たとえやっていたとしてもショートカットコースのみの運行とのことでした
船酔い体質の私ですから時化での観光船は無理、あきらめることに
ということでせっかくウロロ漁港まで来ていたので「ウトロ漁協夫人部」で昼飯を食べることに
いつも並んでいる店頭に人影もなく、すんなり席に着けるというラッキーなタイミングでの入店です
 

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このウトロ漁協夫人部、その名の通りの地元漁師さん達の奥様方が漁業関係者のために運営する食堂
もっとも最近ではウニやイクラの海鮮丼が人気で観光客がこぞって訪れるそんなお店になりました
そんなこともあり人気の海鮮丼の他、定食をはじめかつ丼・ラーメン・チャーハン・カレーなどがメニューに並びます
 

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観光客に人気なのは
「三種丼」2,200円
「鮭親子丼」2,000円
「ホッケ定食」1,500円
「メンメ定食」時価
の4個のメニュー
 

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頼んだのはもちろん、一番人気の「三種丼」
これは漬けサーモンにイクラ、鮭のほぐし身の三種の鮭が具材となった贅沢な丼
しかも鮭はまさに今が旬
イクラなどは一粒ひとつぶがプリップリで大きく口の中ではじけていました
ということで美味しかったご馳走様
また来年伺います
 

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約500頭の熊が生息していると言われている知床半島
この知床半島の面積に対する熊の数は世界でもまれに見るほど多いのだそうです
知床五湖フィールドハウスにもかわいらしい熊のはく製が展示されていますが、ヒグマは国内で最大の陸上生物であり、大きなオスになると体重は400㎏を超える個体もあるほどです
そう知床半島では常に熊に対しての留意が必要となります
熊のはく製の奥に「近すぎませんか?」というポスターが貼られていますが、そこには
『2022.4.1から 国立公園・国定公園の特別地域では、ヒグマへの接近・つきまとい・餌やりは違法行為になりました。』と記載されていました
熊を見ると写真を撮りたくなる気持ちもわからないではありませんが、やはり自分の命が一番大切ですからね


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さて午前中に熊が出没し閉鎖された知床五湖でしたが、午後には再開されたと聞いて舞い戻ってきました
再度、知床五湖立入認定申請(一人250円)をしたうえでレクチャーを受けてからのスタート
 

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地上遊歩道を散策するルートは「大ループコース」が全周3.0km、「小ループコース」が全周1.6kmとなっており
今回は大ループコースにチャレンジします
とはいえ今朝がたこの大ループコースに熊が出て、コースを歩いていた方を威嚇し一度閉鎖になっただけあってちょっと心配です
 

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知床が世界遺産に指定されたかされる前に設置されたのでしょう、大ループならびに小ループコースはこうした地上遊歩道が整備されました
同じ大ループコースを2008年に回っていますが、その時はこれほど立派な地上遊歩道は有りませんでした
 

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原始の森に点在する5つの湖
まず大ループコースにて最初にたどり着いた四湖では湖に映る知床連山と色好き始めた紅葉が望めました
 

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続く三湖では羅臼岳を望みます
 

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二湖からは硫黄山が望めますが、中腹にある白い部分は「溶融硫黄」を噴出した後かと思われます
 

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一湖ではガイドと共に来られている方々がいて、私どももそのガイドの話に聞き耳を立てますが
1965年まではここ知床五湖は食用でしょうフナが放流されていて、それが今でも元気で泳ぎ回ってリるとのこと
 

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そこから先はヒグマが上らないよう造られた高架木道(ボートウォーク)が全長約800mに渡り伸びていて
ここはレクチャーを受けたりしなくとも自由に見学可能です
遠くにオホーツク海を眺められますが、ここでもよく熊が目撃されているのだとか
 

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高架木道からも羅臼岳を初めてとした知床連山が望めました
こんな感じで知床五湖大ループコースを1時間かけて散策し世界遺産知床観光を堪能しました
 

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昨年も同様に散策しましたが、明らかに季節が移ろいが早く感じ、特にキノコの季節はすでに終わっていたようでした
群生するナラタケを見つけたりもしましたが、「とって良いのは写真だけ、残して良いのは足跡だけ」といったアメリカの自然保護のスローガンのとおりここ知床五湖のルールも同様なので、ここは写真だけ撮り帰ることに
 

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知床斜里での夜は先週に引き続き知床斜里の焼き鳥屋さん「串丸」
先週末にもお邪魔しましたが、料理は美味しいうえご主人との会話なども楽しく居心地も良かったことから
この日も伺うことに
ちなみにこの日も玄関前には「本日、ご予約にて満席となっております宜しくお願い致します」との掲示がなされていました
そうこの串丸はミシュランガイド北海道2017特別版ビブグルマンに選ばれるような人気店なんです
 

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本日のメニューには焼鳥屋さんらしからぬメニューが並んでいます
特に先週来た時に頼みめちゃくちゃ美味しかった「斜里産秋鮭カマ、ハラス焼き(限定4個)」が
残念ながら「斜里産 秋鮭のフライと自家製野菜のサラダ」に代わっていました
まあ仕入れの関係でしょうからこれは仕方ありません、それに「斜里産 自家製 秋鮭の切り込み」も加わっていますのでこれは即座にオーダーします
 

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今晩はじっくり飲みたいこともあり
近くの清里に蒸留所のある「清里じゃがいも焼酎」をボトルでいれ飲むことに
ちなみに私は炭酸で、我が家の奥さんは水割りでとわがままな頼みかたをしましたが、双方いやな顔することなく用意してくれました
 

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そんなじゃがいも焼酎に合わせるのは
「斜里産 自家製 秋鮭の切り込み」 680円


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続いて人気の「清里産長芋の唐揚げ」500円
ここの女将さんの自慢の逸品らしいです
 

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焼き鳥はまず「ささみチーズ」から
 

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「とまとベーコン」と「もちベーコン」
先週伺った時に焼いているのを見てボリューム感が半端なかったのを思い出し頼んでみました
  

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「知床鶏 ささみ」
前回はオールタレで頼みましたが、今回は塩でのオーダー
 

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「知床鶏 鶏精肉」
「豚(サチク麦王)」
特にブランド豚「サチク麦王」(佐々木畜産)はその名の通り麦を飼料に
知床斜里の広い肥育豚舎の豚房といった飼育環境で手塩にかけ育てられた豚
ジューシーな肉汁がしたたる柔らかな肉が楽しめました

いや~相変わらず美味しかったごちそうさま
また来年、天然舞茸&秋鮭釣りの際にお邪魔します
  

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今シーズンの天舞茸採り&秋鮭釣りのベースとなる宿は
知床での定宿「ルートイングランディア知床斜里」
昨シーズンも同様にこのホテルを利用していますが、今シーズンも3泊させていただくなど、完全に定宿化しております
チェックインの際、公式ホームページからの予約だと自販機の飲料を一人1本サービスいただきましたが、それに加え
2泊した際などはルームクリーニングをしないで良いですか?と聞かれたときは大抵はルームクリーニングを断ります
というのも私もこうしたホテルのルームクリーニングにかかわったこともあり、連泊の際にルームクリーニングをしないでいただけると繁忙期などは大変助かるのを身に染みているからです
ちなみにルートイングランディアではルームクリーニングをしない場合、飲み物(ビール・チュウハイなど)を一人1本いただいたのも嬉しい配慮でした
 

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ゆったりとしたスペースのあるロビー
新聞が置かれていたり、コーヒーサーバーがあって自由に飲めるもの
朝の早い私には嬉しいサービスです


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部屋はツインルーム
ホテル側からは、いつも利用している事を心得てくれているようで、予約した半年前には喫煙室しか空いていなかったはずが、いつの間にか禁煙室に変更してくれていました(感謝です)
小さなテーブルと椅子が備えられていて簡単な食事などはここでもできます


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ここでオホーツクの海を眺めながら波の高さなどを確認、明日は釣れるだろうかと考えながら
飲む風呂上がりの缶ビールが最高です
そうそう1階には製氷機もあり、ハイボールや酎ハイも楽しみました
 

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後、部屋の設備はカウンター形式のデスクとテレビ
コンセントも設置されています
 

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冷蔵庫は中はカラにしてあったのですが、電源は入れられておりません
冷蔵庫の外に専用のスイッチが有りそれを入れて稼働させるようです
使われていない部屋の冷蔵庫が稼働していたりと無駄な電力を消費したりもするのでしょうから
ホテル側が考慮する節電というのは判りますが、使う側からすると冷えるまで結構な時間がかかり、これは不便極まりありません
何のために予約時にチェックインする時間を聞いてくるのかと思うことが有ります
そのほか湯沸かしポットにマグカップ・グラス、ヘアドライヤーが設置されていました
 

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風呂とトイレは一緒になった狭いユニットバスですが・・・・
 

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1階に「知床天然温泉」なる大浴場及び露天風呂があるのでこれで充分
ゆったりと手足を伸ばして入浴ができるのもこのホテルの良いところ
しかも源泉100%掛け流しのとろとろの天然の植物性モール泉です
知床に来ると山に入り虫に刺されることが多いのですが、この温泉に入るとかゆみが無くなり重宝してます
 

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(ルートイングランディア公式HPより拝借)
 

自慢の朝食は1階の花茶屋でバイキング形式
ルートインということなのでしょう、料理の品数が多いうえ
内容もよく、定番のスクランブルエッグにハム、野菜サラダ、焼魚、ソーセージ、揚げ物、焼売
最近はやりのご飯サーバーから盛られるご飯や焼き立てパンといったところ
こうした朝食が公式サイトから予約すると無料になったりします
ちなみに手前にあるのは地域限定メニューのジンギスカン鍋です
 

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タレントのコロッケさんが展開するコロッケ専門店「コロッケのころっ家」のコロッケがあったりしました
 

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さらにこうした朝食バイキングには珍しい「湯豆腐」があります
もしかして自家製(ホテルメイド)でしょうか?
 

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蒸篭で蒸された焼売が柔らかくて美味しい
 

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メニューにはいかの塩辛やいかの沖漬が日替わりで提供されていたのが私にとって非常にうれしかった
北海道限定乳酸飲料カツゲンがありましたが、こちらも毎朝頂きました
こんな感じでルートインの朝食を毎朝堪能
これで海に山へ一日元気に観光出来そうです
 

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予約していた知床観光船が残念ながら時化の為に欠航
まぁ前日に欠航は決まっていたこともあり、予定を前夜に練り上げることに
てなわけで代わりに訪れたのがこの標津サーモン科学館でした
そう標津町は日本有数の水揚げを誇るサケの町
そこにその鮭などについて学べる科学館があるとWebで調べ
今回北海道では釣りの対象魚として超人気の鮭について学ぶこととします
 

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まずは標津サーモン科学館に入ってすぐのところにある一番大きな海水の水槽「海水大水槽」
サケだけではなく、カレイ類やクロソイなど、美味しそうな標津の海の魚たちが泳いでいます
 

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メインはやはり標津川に回帰したシロザケの遡上が見られる「魚道水槽」
ペアを組んだシロザケが泳ぐ姿をガラス越しで間近に観察できますが
体の側面には、婚姻色がくっきりと浮き出ています、このペア夫婦でしょうか?
 

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続いて「イトウ コーナー」
そうイトウもサケの仲間
道東と言えば、幻の巨大魚イトウ
最大で2.1mに達した個体もいるというイトウは
その希少さと大きさから釣り人から人気が高く「幻の魚」とも呼ばれている魚です
釣りでイトウと言うとどうしても昨年朱鞠内湖にイトウ釣りに来ていた男性がヒグマ襲われて死亡した事件を思い出してしまいます
 

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ここには大小さまざまなイトウがサイズ別で水槽に展示されています
こんあサイズでも釣れたら嬉しいだろな
 

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人気のチョウザメ指パク体験
そうチョウザメに歯は有りません
 

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特別展「鮭ちょうちん 和紙がつむぐ物語」では
標津町産ノリウツギを原料にし、町民が作ったイクラをイメージしたちょうちんが並んでいました
文化財修復に使われる伝統和紙である宇陀紙に使われるノリウツギはここ標津でも再び生産されるようになったとこのとでした
 

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この科学館の外観からあるだろうと想像できた展望台
地上30mの高さから、知床連山、国後島、標津川など標津周辺の雄大な景色が望めました
ただ国後島はよく見えないこともあり、羅臼国後展望塔から望むためそちらに向かいます


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羅臼町の市街地から狭い道を登り切った海抜167mの高台にある「望郷の森」
ここに羅臼国後展望塔がありました
 

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屋上の展望デッキからは国後島の姿を一望することが出来ます
設置された双眼鏡は無料
運が良ければ根室海峡を優雅に泳ぎ回る巨大なクジラの姿を拝むこともできるのだとか
  

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ここからは現在、ロシアに実行支配されている北方領土の国後島がよく見えます
国後島までの直線距離はわずか25kmほど
そんなこともあり羅臼町には国後島など北方領土からの引き揚げ者も多いのだそうです

「羅臼国後展望塔」は、返還運動により、一日も早い北方領土の返還を目指すために開設された施設
施設内には、北方領土問題を解説した展示コーナーもあり
私も北方四島(歯舞群島、色丹島、国後島、択捉島)の1日も早い返還を願って返還要求に署名してきました
 

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羅臼国後展望塔で北方領土返還要求署名したあと、国道335号線のくねくねした山道を抜け反対側のウトロを目指しますが
途中山頂の知床峠で一休み
デンと聳えていた知床連山の主峰「羅臼岳(チャチャ・ヌプリ)」が望めましたが、風がものすごく強く早々に立ち去りました
 

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スポーツの日となった10月14日は知床ネイチャーガイドによる
「絶景!原始の森けもの道ガイドウォーク」シンラ(知床自然ガイドツアー)催行に参加
知床の絶景を堪能しつつ、自然(特に熊)について学んでまいりました


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いつヒグマが出るかもしれない知床の原生林
時々クマとも遭遇すると話すガイドさんに連れられ森の中へと分け入っていきます
途中説明を受けたのが下の写真の窪んだ部分
ここは冬の間ヒグマが冬眠のために掘って使っていた穴の空洞が崩れた跡との事でした
  

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原生林に生えた樹木にはクマ付けられた爪痕もありました
これはアイゼンのような爪を持つクマの手足で付けられたものとガイドさんが解説していました
クマは木に登って、木の実を食べることが有りますが
この跡はそんあクマが木に登る際に付けられた樹皮が剥がれた爪痕が点々と残されていました
 

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もっとも爪痕が付けられたのは最近のことではなく
その後、樹木は成長し爪痕は徐々に広がっていったそうです
 

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残念ながら・・いやもとい、ラッキーなことにクマには出会えませんでしたが、運よく雄鹿には出くわしました
 

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断崖絶壁の入り江
ここに来るには船で来るか、こうしたガイドツアーで行くかしかありませんが
中にはフリーで来ていた方もいらっしゃいました
まぁ本人次第なんでしょうけど、ここはクマの巣のような場所なんで
やはりツアーで巡るのが一番のようです
 

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崖の壁面から流れ出し、海へと落ちる「男の涙」と呼ばれる湯の華の滝
滝の落差は80mくらいだそうです
 

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2年前の知床観光船事故の事故当日、自然ガイドが見た出航後のカズワンとみられる船の目撃地点がここだったそうです
 


 

森の中にはエゾシカが樹皮をはいで食べた樹木をいたるところで見ることになりました
ガイドさんの話ではエゾシカにも好みがあるらしく、オヒョウの木やハルニレが狙われやすいのだとか
ただ木は、根から吸い上げた栄養や水分を表面の皮を通して枝や葉に取り込んでいくことから
写真のように樹木の皮をはがされた木はやがて朽ちていくことになります
 

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鹿の恋の季節(発情期)にはオス鹿は泥に自分のおしっこを混ぜて前脚でかきまぜて、胸の毛や角、体全体に塗り付けてメス鹿にモテるように化粧をします
いわゆる「ぬた打ち」をします
そんなぬた打ちに使われた「沼田場」がこれなんだそうです
 

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「象の鼻の岬」と呼ばれていてる岩肌剥き出しの岬とその先に続く知床半島
まさに絶景でした
こうしたクマの生活エリアに分け入らせていただきガイドウォークを楽しませてもらえたのも
ただただクマスプレーを携えクマの動向に聞き耳を立てていたガイドさんあってこそ
今回は貴重な体験をさせていただきありがとうございました


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知床観光の後は知床斜里に新たにできた多国籍居酒屋いた吉で創作料理いただこうと
予約の上、伺うことに
 

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このお店、食事の最中にFacebookにUPしたところ
キャンピングカー仲間のSさんが、即座にコメントをいただきました
それによると「板さんによろしくお伝えくださいませ♪20年以上前からの知り合いですw」とのこと
 

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さて肝心の料理ですが、突き出しは
「数の子、クリームチーズ」
聞く処によるとBYO可能と言う事で
今回は農口尚彦研究科の純米無濾過生原酒五百万石持ち込みさせていただきそれと合わせました
 

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次は【当店の看板商品】人気NO.1
「鶏のからあげ」
タイ産スィートチリソース添え
 

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そして人気NO.2
【1人1本が定番】
「生春巻き」大葉・もやし・豚肉・蒸しえび・落花生が入ります


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人気メニューばかり頼んでいましたが、メニューをよく見るとそんな人気メニューを集めた
盛り合わせなるものを発見、多少ダブるかと思いましたがオーダーさせていただきます
それが
「牡蠣の燻製オイル漬け」
「ガーリックシュリンプ」
「自家製レバーペースト」
「いた吉のポテサラ」
「れんこん明太子」
「いた吉やっこ」
そして春巻きは本来なら先ほど食べた「生春巻き」なんですが、ダブらないように気を使っていただき「揚げ春巻き」に代わっていました
これはビールでしょうとばかりに生ビールもオーダー
サッポロクラシックという銘柄も私には嬉しい


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最後に特製おでん盛り7種で〆
こうして店主自慢の創作料理をいただきましたが、満足する料理のオンパレード
レベルの高さにただただ感嘆
また斜里にきたら伺わせていただきます
 

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1977年に放送された日本のアニメ「超電磁マシーン ボルテスV」が、翌年海を渡りフィリピンでも放映されたそうですが、当時の最高視聴率は脅威の58%にもなったのだとか
 


 

当時フィリッピンはマルコス独裁政権による戒厳令下と言う事もあり、正義の力によって悪(独裁者)を打ち砕くというストーリーが抑圧されたフィリピン人に共鳴されたのもその要因と言われています
フィリピンで熱狂的な支持を得たボルテスVですが、なんと半世紀近い時を経てフィリピンで「ボルテスVレガシー」と言う名の実写版でリメイクされた映画となり日本に還ってきました
これは是非観に行かねばと映画が公開された週の週末、旭川まで行って観てきました(残念ながら私の赴任している滝川に映画館はないんです)
しかもフィリピンの映画と言う事を印象付けるため、朝一しかやってない字幕版で鑑賞しました
話の内容は当時のアニメを見ていたわけではないのでよくわかりませんが、原作に忠実にとのことで・・・・まぁ良くも悪くもそんなストーリーです
 

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映画を観て私が一番印象に残ったのが主題歌
ボルテスVの主題歌はフィリピンの第2国歌といわれ、日本語の歌詞のまま歌えるフィリピン人も多いそうですが
今回映画の字幕版でもフィリピンのトップシンガーで女優のジュリー・アン・サン・ジョゼが完璧なアクセントの日本語で歌っておりました
てっきり日本放映当時に主題歌を歌っていたアニメソングの女王こと堀江美都子氏がフィリピンを訪問した際には国賓級の扱い(入国審査は特別扱い、その後はパトカー先導の専用車で移動)を受けるほど絶大な人気を誇っていることから、この映画の主題歌も歌ってると思っていただけにちょっと驚きました
ちなみにYoutubeを見てわかりましたがボルテスVの主題歌の作曲は小林麻生氏でした
 

フィリッピン映画「ボルテスVレガシー」を観たあとは、いつものように旭川ラーメン
今回は山頭火旭川本店にやってきました
ここは言わずと知れたラーメンの超人気店、店舗は国内だけでなく海外にも進出
山頭火の名を冠したインスタントラーメンもコンビニなどで良く見かけるほどです
しばらく訪れていなかったのですが
最初は通りの角にある老舗感漂う木製の看板が掲げられた店と勘違いして伺いましたが、玄関にはなにやら貼り紙が・・・・
 

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どうやらいつの間にか山頭火旭川本店はそこから隣にスライド移転したようです
白を基調とした新しい店舗になって爽やかな感じになっていました
ちなみに土曜の11時半くらいに伺ったのにかかわらず何故かすんなり入店、しかもすぐに席に着けました
着席してから間もなく並び始めていましたのでラッキーでした
 

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ということで山頭火旭川本店はしおらーめんをオーダー
ほどなく着丼、厚みのある青いどんぶりに熱々の状態で提供されたしおらーめんには
豚バラチャーシューと中央に梅星がトッピングされていますが、しおらーめんにはこのカリカリ梅が欠かせない存在となんです
 

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麺は旭川の元祖製麺会社、加藤ラーメンから仕入れた中細ちぢれ麺
まろやかクリーミーな豚骨ベースのスープに良く絡みます
久しぶりに伺いましたが、美味しかったごちそうさま
また伺います・・・って最近完全に映画鑑賞とセットになってきたな~
 

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2019年のシンガポールGP観戦を最後にコロナ禍ということで、足が遠のいていたシンガポール
4年ぶりではありますが、今年はF1観戦に伺うことに
 

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さて数あるF1のなかで、なぜシンガポールGPにこだわり観戦するのか
わざわざ海外に行かなくとも日本で開催される鈴鹿GPではいけないのか?
その答えが観客席とF1のコースの近さにあります
下の写真にあるように、サーキットを走るF1マシンと観客席の距離は近いところだと数メートル
はじけ飛ぶ火花が目の前に飛んできたりもする距離感が堪らないからです
あとシンガポールGPはナイトレースという事で昼間は観光できるといったメリットもあります
 

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さて、滝川に単身赴任していることから準備がいつも遅れがち
この日も前日の夜に帰宅、旅に向け朝から慌てて準備するというありさま
持参するのはまずは日本の国旗、RBの角田選手の調子が良いことからもしやのポディウムの際に掲げようとスーツケースに詰め込みました
あとは「イージーリンクカード」シンガポールの交通系ICカード
そして今回の旅はスターアライアンスの航空会社に搭乗しますが、その際にラウンジなどの入室の際に使用するスターアライアンスゴールドを証明する「ANA SUPER FLYERS CARD」これはこの日のためわざわざ取り寄せました
日本だけなら航空券にその旨記載されているので必要ありませんが、海外の航空会社などを利用する際はこのカードがなければ入室を断られる場合もあるそうです
そしてもう一つのラウンジカード「プライオリテイパス」これはその名の通りプライオリティパス指定のラウンジにて使用します
もっともこれにもわけがあり、シンガポール往復に待ち時間が多くラウンジにでも入らなければなかなか時間がつぶせないという事もあったからです
あとはスマホの充電に使うBFタイプのコンセント
前回の旅で残ったシンガポールドル
灼熱のシンガポールという事で扇子も用意しました(神頼みもありこれは靖国神宮で購入したもの)

そしてせっかくのF1観戦、カメラはスマホだけだと物足りません
けれどカメラはハノイで盗難に遭ってから保険金は支給されましたが、まだ購入していませんでした
そこで今回GEOのレンタルでカメラをレンタルしてみました
レンタル料は4泊+翌日の午前中にコンビニから送るで6,360円とのことでした
レンタルするのには訳があり、今回はNikonの一眼レフD-7500+VRの望遠ズームレンズ
次回はSONYのミラーレスあたりを借りて、双方試してから自分にあったものを次回の購入の参考にしようと画策しておりました

ながながと旅の準備を語りましたが
またしばらくシンガポールの旅にお付き合い願えれば幸いです
 

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新千歳空港の滑走路の向こうで急ピッチで建設が進む巨大な建造物「ラピダス」
その手前のエプロン誘導路を進む航空機はAIRDOの特別塗装機「ロコンジェット北海道」
AIRDOブルーに人気アニメポケモンのキャラクター「アローラロコン」が機体の先から尾翼まで大きく描かれていますが、これは左側の塗装で


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アシンメトリー(左右非対称)の右側はAIRDOイエローの「ロコン」
きつねポケモンの「アローラロコン」と「ロコン」は、北海道の魅力を道内外にPRする「北海道だいすき発見隊」に任命され、様々な活動が展開されています
 

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そんな北海道の推しポケモンである「アローラロコン」と「ロコン」の様々な活動の一つが、今砂川で行われている
「ポケモン」のスタンプラリーイベント「アローラロコン&ロコン 砂川だいすき発見スイートウォーク」
砂川市内のスイーツショップや観光地を巡りながらスタンプを捺し重ねていくとアローラロコン&ロコンのオリジナルポストカードが完成するスタンプラリーです
砂川ハイウェイオアシス館とすながわスイートロード加盟店のうち13店舗がスタンプスポットになつていますが
砂川ハイウェイオアシス館にはAIRDOの「ロコンジェット」の模型や「アローラロコン」と「ロコン」が展示されています
 
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開催イベントでやって来た着ぐるみの「アローラロコン」と「ロコン」が愛らしかった
 


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さてそんな新千歳空港にやって来たのは9月のシルバーウィーク後半
午前中だというのにチェックインカウンターはものすごく混雑していました
コロナ禍には見られなかった風景だけに感慨深いものがります
 

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もっとも今回はANAを利用していることもあり
ANAのプレミアムチェックインカウンターと保安検査場を使い、するりと制限エリアへ
まずはともあれANAラウンジを目指します


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ところがANAラウンジは満員御礼
コロナが去り搭乗率が向上したことに加え
ここ数年コロナ禍に行われたANAのプレミアムポイント倍付でステータスを獲得した方が増えたというのは本当のようです
 

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とはいえANAラウンジの利用者の回転は速いことからすんなり席に着けました
ラウンジと言えば樽生ビール、ちなみに泡ばかりですが、前の方がビールサーバーの取扱を誤ったようで溢れさせたビールの残りを私がいただいたときの映像です
無料とは言え、勿体無いんで有り難く頂きます


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てなわけでAIRDOのロコンジェット眺めつつ、朝からサッポロクラシックやってます
 

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ビール以外のお酒は
まずは「スーパーニッカ」言わずと知れた余市に蒸留所のあるニッカブランドのウイスキー
しかもこのスーパーニッカは日本のウイスキーの父・竹鶴政孝氏が愛する妻リタの逝去後にその悲しみを乗り越えて開発し
その独特のボトルシェイプは「涙」をイメージしたと言われています


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お酒のコーナーはなにげに焼酎が多いな~と思っていたら
ANAのラウンジでは和酒(日本酒・焼酎)セレクションをリニューアル!
~日本各地の選りすぐりの和酒62銘柄を選定~
ってことで
「芋 ⿊⽩波 ⿊麹仕込」「芋 ⿊薩摩」
「⻨焼酎 霧島ほろる」「博多の華 琥珀の刻」
「本格焼酎 茶露20°」「米焼酎 霧島するる」
「The CHOYA熟成一年」
と豪華なラインナップでした
 

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新千歳空港を飛び立ったJAL便は昼過ぎには関西空港に到着
着陸間際には鳴門海峡の潮流を見ることが出来ました
 

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着陸後少し早足で向かったのが制限区画内にある『ぼてぢゅう関西空港店』
プライオリティパス対応ラウンジであるのに加え到着便でも利用可能と言う事でここで昼食と目論んでいましたが


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飛行機が遅延した為、ここで昼飯を食べて行く時間はこの後の予定を考えるとありません
しかたがないので土産専用プライオリティパスセットに引き換えました
その場でたこ焼、みしまコロッケをビールでいただきましたが
大阪塩バターどら焼き×2箱は会社への土産に致します
 

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ちなみに「大阪塩バターどら焼き」はしっとりふんわりとした生地の中に、大粒の丹波の黒豆、口どけの良い塩バタークリームと餡子をサンドした一品
成田空港などの空港店でしか購入できないこともあり大変人気の土産のようです


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ちなみにこの後の乗継までは10時間ばかり待ち時間がありました
まぁ安い航空券ばかり探しているんでこうした無駄は随所に出てきます、そんな空き時間はたいていラウンジ巡りで賄うのですが
流石にそんなに関西空港のラウンジで過ごすのは厳しい事から、以前から考えていた旅のパターンを実行
それが関西空港から高速フェリーのベイシャトルとポートライナーで神戸に出向き観光しようというもの
 

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高速フェリーのベイシャトルは1時間に1便しかないうえ、やがて出発時刻となることから
ぼてぢゅうでのお好み焼きは今回諦めることとなりました


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関西空港から高速フェリーでやって来た神戸で観光
当初は「スペース11 ダルビッシュ ミュージアム」を訪問したかったのですが、
このミュージアムの開館時間は12:00~16:30と短いうえ、閉館の30分前の16:00までに入館しないと入れないとのことでした
残念ながら神戸三宮にたどり着いたのが夕方15:50ころということでダルビッシュ ミュージアム見学はあきらめることに
商売っ気ないな~などと考えつつ神戸三宮駅を歩いていた時に見つけた駅構内の柱巻き広告にあった『デ・キリコ展』
神戸三宮駅からもほど近いことから代わりに伺うことに
 

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てなわけでやってきた
神戸市立博物館の特別展示『デ・キリコ展』
 

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まず博物館のエントランスには異才の巨匠ジョルジョ・デ・キリコ自身の写真が展示されていますが
キリコは形而上絵画で幻想的な風景や非日常的な空間を描いたことで20世紀美術における多様な表現のさきがけとなり
サルバドール・ダリやルネ・マグリットといったシュルレアリスム(超現実)の画家をはじめ、数多くの芸術家に衝撃を与えたのだそうです
 

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全ての展示物ではありませんでしたが、一部の作品は撮影してSNSへのアップがOKでしたのでそんな絵画を撮影させていただきました
キリコと言えば唯一無二の不思議な世界
まずはデ・キリコ展のポスターにもなっていて
キリコの代表的なモティーフとして取り入れられているマネキン(マヌカン)の作品「予言者」
(1914-15年 ニューヨーク近代美術館所蔵)と
 

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「形而上的なミューズたち」
(1918年 カステッロ・ディ・リヴォリ現代美術館に長期貸与されているもの)
本来有機的な人間をキリコお得意のマネキンという無機的なモノに置き換えられ表現されていました
 

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「球体とビスケットの形而」
1971年 ジョルジョ・エ・イーザ・デ・キリコ財団所蔵
カラフルでポップな色使いが斬新ですが
こうした絵画がのちにポップ・アートの旗手となるアンディ・ウォーホルなどにも影響を与えたのかもしれません
 

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「孤独のハーモニー」
1976年 ジョルジョ・エ・イーザ・デ・キリコ財団所蔵
なんだかおもちゃ箱をひっくり返したような図柄です
 

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「オデュッセウスの帰還」
1968年 ジョルジョ・エ・イーザ・デ・キリコ財団
部屋の中なのに波を立てている海でボートをこいでいるのは、あの古代ギリシャ神話の英雄オデュッセウス
なんだかマンガ、ドラえもんの世界を彷彿させます
 

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「瞑想する人」
1971年 ジョルジョ・エ・イーザ・デ・キリコ財団所蔵
哲学的な主題の作品ですが、あまり瞑想や思考にはまりすぎると、がんじがらめになるよと言わんばかりにみえます
 

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「沈黙の像(アリアドネ)」
1913年 ノルトライン=ヴェストファーレン州立美術館所蔵
 

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と言った作品を30分ばかり鑑賞
偶然神戸三ノ宮駅の柱巻き広告で知った『デ・キリコ展』ではありましたが
思いのほか良いものを見させていただきました
 

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神戸ポートタワーに登ってみた

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神戸港のシンボル「神戸ポートタワー」
和楽器の鼓を縦に引き伸ばしたような独特のデザインが特徴で、その優美さから「鉄塔の美女」と呼ばれています
長い事、耐震・改修工事が行われていましたが今年4月にリニューアルオープンしたとのことで伺ってみました
 

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「Brilliance Tiara Open-air Deck」たる屋上デッキのガラス張りのオープンエア空間からは360度神戸の風景が一望
もう少しここにいれば神戸の輝く夜景の大パノラマが映えそうですが、残念ながらそろそろ関西空港に帰らねばなりません
というのも波もそこそこあり帰りのベイ・シャトルが悪天候で欠航しないか心配な一面もあります
代替バスが運行されていますが、やはり遠回り時間がかかるのでここは余裕をもって移動することに
 

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てなわけで100mの高さのタワー屋上展望フロアーで足を震わせつつ記念撮影を済ませ早々に立ち去ります
 

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おかげさまでベイ・シャトルは無事運行
ちなみに翌日は欠航とのことでした
早々に関西空港にもどりまたラウンジライフを楽しみたいと思います
 

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関西空港に帰ってきましたが、搭乗時間までまだ少し時間が合ったことから
制限エリアへ抜ける前に空港に隣接するアエロプラザ内のKIXカフェラウンジ・NODOKAに立ち寄ります
ここは関西空港の制限エリア外にあり年中無休の24時間営業の有料ラウンジなんですが
ここはプライオリティパスの指定ラウンジとなっており
指定メニューの食事1品無料に加えて、缶ビールor缶酎ハイ2本無料といった3時間利用プランを利用してみました
 

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店内は「カフェエリア」「芝生エリア」「個室エリア」「シャワールーム」の4つのエリアで構成
芝生エリアなるものは、ここでは芝生の上でのんびり足を伸ばして、自由にくつろげるエリアとなっていてちょっと興味があったのですが・・・・


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ちょうど個室が空いたとのことでそちらに入室いたします
 

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プライオリティパスで無料となる食事メニューがこちら
・ビーフカレー
・チャーハン
・エビピラフ
・タッカルビチャーハン
・ミトソースパスタ
・カルボナーラパスタ
の中から1品選べます
  

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で、頼んだのが
ビーフカレーにキリンビール&缶酎ハイ
 

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ということで個室を借りてまったり
TVで沸騰ワード見ながらビーフカレーいただくことに
 

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関西空港国際線とある航空会社のチェックインカウンターに並ぶ大勢の人
チェックイン開始時間にはすでに長蛇の列が出来ていました
しかも並んでいる人々はほとんどが外国人のようです
 

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搭乗する航空会社はスターアライアンスということですが
こんな時に役に立つのがANAのステータスカード「スターアライアンスゴールド」
JALやANAと言った日本国内航空会社ではチケットにその旨記載されていますので必要ないのですが
海外の航空会社を使用する際には提示を求められることがあるとのことで予め取り寄せてありました


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航空アライアンスのステータスがあれば、並ばずとも受付してくれるビジネスクラスのカウンターが使えるだけではなく
ここでファーストレーンチケットなるセキュリティの優先レーンが使用できるチケットもいただけるなどのメリットがあり


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そんなファーストレーンチケットを使用しすんなりセキュリティを抜け
出国審査も指紋認証レーンを使って数分で出国完了
やはり日程に余裕のない空の旅をスムーズに過ごすには航空会社のステータスは必需品です
 

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潜り抜けた制限区間内の免税ショップにはコロナ禍以前はあまりお目にかかれなかった、日本酒やジャパニーズウイスキーなどの日本のお酒がずらり並んでいました
 

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さてそんなショップには目もくれず、向かうのはラウンジ
そうです10時間におよぶ関西空港での乗り継ぎ時間のラストはやはりラウンジ
しかも搭乗する航空会社はスターアライアンスなんで、本来ならANAのラウンジを利用するのですが、時間が遅くて空いていない為、JALのさくらラウンジを利用させてくれたようでした(そういった契約のようです)
ちなみに国際線でのJALのラウンジは久しぶり、昨年の年末年始に行ったベトナム以来の訪問です


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関西空港国際線ターミナルJALさくらラウンジのカウンターには
大阪・関西万博 EXPO 2025のキャラクターのぬいぐるみ「ミャクミャク」が宣伝を兼ねて飾られていました
2025年4月13日から10月13日の半年間、大阪の夢洲で開催予定の国際博覧会「関西万博 EXPO 2025」
こちらも是非とも伺ってみたいものです
 

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そんな関西空港国際線ターミナルJALさくらラウンジは結構混雑しておりましたが
奥のとっと年季の入ったソファー席はガラガラでした
ダイニングには少し遠いですが、ここを陣取ることに
 

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さてラウンジといえば樽生ビールですが
他にも赤ワインやウイスキー(ロイヤル・レミーマルタン)、焼酎(鳴門金時)麦焼酎(知心剣)
 

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それに最近JALが力を入れている日本酒も、奈良の「春鹿 純米吟醸 生酒」に高知の「文本酒造 純米酒 四万十KIRAMEKI」
白ワインもチリの「エラスリス/アコンカグア キュヴェ シャルドネ」
スパークリングがフランスボルドーの「ド グラッシ ラリアンス ブリュット」
といった銘酒が並んでいて飲み放題
  

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続いてフード類ですが
 

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パンはJALと言えばサクサクで美味しい「クロワッサン」
それに「ミニアップルデニッシュ」「スイートロール(卵不使用)」
 

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この日は日本酒をメインに頂いたので
「かつお筍」と「かぼちゃの煮物」
 

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「犬鳴豚のメンチカツサンド」(オリエンタルベーカリー)
これ大阪唯一のブランド豚 関紀産業さんの「川上さん家の犬鳴豚」を使ったメンチカツサンドってことで
この日、ちょっとした争奪戦になっていました


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そしてJALのさくらラウンジと言えば定番のJAL特製ビーフカレー
 

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てなわけで、犬鳴豚のメンチカツサンドとJAL特製ビーフカレーを肴に樽生ビールをいただくなど
居心地は最高ですが、残念ながらそろそろ搭乗時間のようです
 

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私の旅のバイブルたる「バックパッカーパラダイス」さいとう夫妻著
もう何十回読み返したか数えきれないマンガです
 

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そのうちの一冊、バックパッカーパラダイス2楽園の暇「シンガポール子連れ旅」の回でシンガポール航空に搭乗するシーンが描かれていますが
特にスチュワーデス(このマンガが発刊されたのは1998年で、すでにキャビンアテンダントと呼ばれていましたがそれはそれとして)について述べられていたことが私の脳裏に焼き付いていました
それが、シンガポール航空はサービスのキメ細かさに定評があり、特にアルコールは種類が多くどんどん進めてくる
加えてスチュワーデスの制服が色っぽいため
マニアの間では"空飛ぶキャバレー"とまで称賛されているのだ・・というものでした
   

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(バックパッカーパラダイス2楽園の暇より拝借)


さて今回はいつものJALやANAではなく、シンガポール航空を利用いたしました
そのわけのひとつが前述の"空飛ぶキャバレー"とまで称賛さるキャビンアテンドさん
それに加えて、最近急上昇している燃油サーチャージ
JALのマイルを使った特典航空券でも渡航可能でしたが、その燃油サーチャージだけでなんと5万円とのことでした
ちなみに今回搭乗したシンガポール航空の搭乗券が65,000円(しかもサーチャージ無し)ですからとてもJALに乗る気は起きませんでした
まぁそれよりもシンガポール航空がスカイトラックスの調査で過去何度も1位を取る航空会社(今年は2位となりましたがアジア首位はゆずりません)
 

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しかも前述のとおり、昔から身体にピタッとフィットした民族衣装サロンケバヤに身を包むキャビンアテンダントさんの笑顔を絶やさない温かで丁寧な接客ぶりから、『空飛ぶキャバレー』と揶揄されるほど評判がよく、一度乗って見たかったと言うのが本音です
ちなみにシンガポール航空のキャビンアテンダントはあこがれの職業で、採用されるのは大変難しく
数ある航空会社の中でも特に選考が厳しく、非常に高い倍率を潜り抜けなければならないんだとか
日本からチャレンジされる猛者も多いそうです
 

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私どもが乗ったシンガポール航空SQ623便は深夜便で23:25発
機材はボーイング 787-10 ドリームライナーでほぼ満席でした
ラウンジでたっぷり夜食を食べていたこともあり機内食はパスさせていただき、機内で熟睡
たまにSPORT24のF1特集を見ながら6時間40分のフライトを楽しみました
そうシンガポール航空は2014年からシンガポールGPのタイトルスポンサーを務めているんです
 

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そんなシンガポール航空SQ623便は定刻前の4時台にシンガポールチャンギ空港に到着


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シンガポールチャンギ空港は近代的で係員ではない電子認証によるイミグレを採用しておりものの2〜3分で入国
そういつの間にか出入国カードは廃止、SGアライバルカードのオンライン提出に替わっており、申請は済ませておきました
預けた荷物もANAのステータスで優先されすぐに出てきましたが、さすがにまだ朝の4時台(西回りなのに何故か追い風で30分早着)交通機関は無論、ラウンジも空いて居なくて途方にくれることに


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シンガポールチャンギ空港「屋内庭園ジュエル」
屋内なのに豪快に流れ落ちる滝が名物でその周りを囲うかのように庭園・レストラン・ショッピングモール果ては交通機関MRTが走り抜けます
とはいえまだ稼働前、これはこれで珍しいので写真に収めておきます

 
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ちなみに5年前に訪れた際、ジュエルはこんな感じで流れ落ちていました
 

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早着で朝の4時台にシンガポールチャンギ空港に到着しましたが、
飲食店やラウンジはどこも閉まっていますし、シンガポールの交通機関MRTの始発は5時半
まだ早い時間帯なので、市内には向かわずシンガポールチャンギ空港第一ターミナルにある
プライオリティパス指定のチャンギラウンジ前で開店を待ちます
このチャンギラウンジ、前述のチャンギ国際空港内の制限区画外、ジュエル商業施設内にあるラウンジで
特徴としては到着後に利用できるのが大変便利なところです
 

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ラウンジ内は広々とした空間
居心地の良い快適な椅子が並んでいます
 

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皆さん私どもと同様の理由でこのラウンジを使うのでしょうか
先ほど済ませた受付を見るとまだ大勢の方が並んでいました
いや~開店前に並んでおいてよかった、あやうく30分以上受付で並ぶところでした


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さてチャンギラウンジの調査ですが
朝風呂派の私としてはまずシャワールームへ
 

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レインシャワーで熱いシャワーを浴びて、伸びた髭を当たります
 

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続いて食事ですがパンやお菓子などはビュッフェ形式
 

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冷蔵庫にはキンキンに冷えたコーラなどのソフトドリンク
 

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もちろんエスプレッソメーカーも備えられています
 

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チャンギラウンジはプライオリティパス指定ラウンジ
受付でプライオリティパスを提示すれば、チケット(用紙)が頂け
 

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バーカウンターでホットミール1品に加えアルコールはビール1杯とソフトドリンクがオーダーできます

 

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てなわけでプライオリティパスのセットメニューから
ビールはなんとF1コラボの「ピットストップライIPA」か「ライチーアンバー」と言った
シンガポール最古のクラフトビール『ブリューワークス』のクラフトビールが1杯だけオーダー可能
ということで熱いシャワーを浴びた後ですから、ビールを注文
タップから注がれるビールって良いですね
 

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ホットミールは私がシンガポールラクサで


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我が家の奥さんがディムサムセットをオーダー
F1コラボのクラフトビールとともに贅沢な朝食となりました
 

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今回のシンガポールGPでの宿は、インターコンチネンタルホテル・シンガポール
前回の訪問時である2019年のシンガポールGP以来2回目の利用となります
 

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このホテルにしたのはMRT(地下鉄)ブギス駅に直結しているうえ
シンガポールGPのゲート2まで歩いて20分ほどの所にあり、F1観戦には大変便利な宿だったからです
当然のように予約が颯爽したうえ、F1の開催中の宿泊費はなんと1泊11万円は下らないというありさま
ただ1週間ほど前にキャンセルが出たようで空きが出たことからすぐさま予約したというわけです
ちなみにインターコンチネンタルホテルには何度か宿泊していて7万円分のポイントがたまっており、今回は4万3千円で済みました
ただし2泊目からはやはり11万円と言う事で、宿泊は1泊のみ(もっともそれしか休みが取れなかったんですけどね)
ということで旅程は1泊4日といった過密日程(飛行機機内での宿泊が2泊ありましたが)
空港に朝早くに到着、朝8時にはアーリーチェックインで部屋に入らせていただきましたが
明日は会員特典で午後4時にレイトチェックアウトさせていただき、1泊で32時間滞在することとなりました
 

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ちなみに冒頭の写真は駅モール側(裏口)
下の写真が伝統的なプラナカン様式の正面玄関でドアボーイが車寄せで待ち構えているそんな高級ホテルです
 

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ついでに南国のリゾートホテルらしくプールもあります
  

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ただリゾートホテルのプールと言えど、ここは賑やかなビル群の中にあり
4階屋外にあるプールは多少人目を気にしてしますこともありますが
緑が多く配置され、さしずめ都会なかにあるオアシスのよう
日よけ付きのディベッドなどもあり時を忘れ優雅な一日を過ごしてみたいものですが
今回の目的はあくまでF1観戦
しかも前述のように超過密日程の旅なんでプールは次回に繰り越します
 

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さてまだ朝の8時でしたが、一応IHGホテル&リゾートの会員ということもあり
コンシェルジュカウンターを使いアーリーチェックインさせてくれました
部屋に行く前にロビーで売られているF1グッズに眼が行きますが
角田選手のものは置かれていませんでした
  

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部屋はそこそこの大きさがあり
置かれているのはキングサイズのベッド
 

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ソファーやテーブル
そして少々の仕事なら出来そうなデスクが置かれています
そう今回のエントリーは私の覚書の意味合いもあるんです


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トイレと洗面台はゆったりとした空間
ただトイレは残念ながらウォシュレットではありません
 

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広いバスルームはゆったり浸かれる深いバスタブと
 

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別に設けられたシャワールームがありました
 

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洗面アメニティはこんな感じ
歯ブラシ、エメリーボード(爪磨き)、綿棒、シューミットといったもの
 

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湯沸かしポッドにコーヒーカップ
写真には取りませんでしたがエスプレッソメーカーも置かれていました


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紅茶はもちろんシンガポールの老舗ブランド「TWG」
好きな味が楽しめるよう4種並んでいます
  

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グラスは通常のグラスに加え
ワイングラスにフルートグラスといった具合
 

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セーフティボックスとアイロンも完備
といった設備でした
 

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シンガポールGPの魅力の一つがナイトレースだということ
夜にレースが行われるため、昼間の時間帯はゆったりと観光に使えるんです
それにシンガポールは「明るい北朝鮮」などと比喩されることもあるが、そうした政治力での不健全な治安と相まってカジノや高級ホテルの誘致、セントーサ島などの開発など観光施設を次々建設し
コロナ禍前の2000年には外国人訪客数800万人弱を数える観光立国だったりするんです
そんな観光立国の目玉の一つシンガポール動物園
年間140万人が訪れるシンガポール有数の観光名所ってことで、まず最初に訪れることに
 

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5年前にもこのシンガポール動物園を訪れましたが、その頃と交通アクセスは抜群によくなっていました
以前なら交通機関の便が悪くタクシーで向かうしかなかったのですが、わりと近くまでMRTの路線が伸びたのとそこから公共のシャトルバスが頻繁に行き来するようになったようです
ということでノースサウスラインでカーティブ駅に降り立ちバス停を探しましたが、動物園行きのシャトルバスはすぐにそれだとわかりました


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そんなシンガポール動物園ですが、ちょっと驚いたのが入り口前にあったはずのチケット売り場の窓口がないこと
どうやら公式ホームページで予めeチケットを確保し、そのバーコードで入場といった完全キャッシュレスに移行されていました(私どもは今回割引のあるKLOOKを利用しました)
確かにこれによりチケット売り場の人件費削減や現金の取り扱いが格段に減るのでしょうが、お年寄りなどスマホやパソコン操作に慣れない方にはかなりハードルは高そう
日本では左側の方々がいちゃもんを付けてきそうなシステムです
まぁこのあたりが先ほど述べた明るい北朝鮮と言う事なのでしょうね
動物園のフードコートでちょっと手間がかかりましたが、なんとかeチケットを手に入れ入場できることとなりました
写真は動物園内の案内表示ですが、なんと日本語表記も併設されていました
ここを訪れる日本人の数の多さを物語っています
 

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シンガポール動物園の敷地面積は26ヘクタールと上野動物園の2倍の大きさ
効率的に回っても楽に1時間はかかる広さで
あまりに広いことから無料のトラムが動物園内を巡回しているくらいです
そこに300種、4,200匹以上の生き物たちが生息、展示されています
 

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動物園のコンセプトは「open zoo(開かれた展示)」
別名「檻のない動物園」と言われるシンガポール動物園で動物との距離が近く
ペリカンが目の前てくつろいでいたり
 

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「シマウマ」もこんなので大丈夫と思えるような柵と堀のみで仕切られているだけ
 

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準絶滅危惧種の「シロサイ」
 

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「キリン」も身近に見ることが出来ます
 

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ホワイトタイガーが見たくて随分と探しましたが、おりませんでした
かわりにみたお休み中の「トラ」を見学
 

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咆哮する王と看板には書かれていますが
「ライオン」もお休み中でした
 

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柵が見当たらなかった「アカカワイノシシ」
なんだかアニメ映画『もののけ姫』に登場する猪神族のリーダー乙事主(おっことぬし)を思い起こしてしまいます
 

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こんな低くて外に出られそうな柵ばかりですから
逃げ出す動物も多いようで、この日もスタッフが探していました
 

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CMで紹介された立ち姿が可愛らしく人気が出て
最近ペットとしても人気の「ミーアキャット」は激しく歩き回っていました
 

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ガラス越しに「チーター」を見たり
 

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長いあごひげが特徴の「ヒゲイノシシ」
マレー半島の熱帯雨林やマングローブにも生息しているそうです


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世界三大珍獣「コビトカバ」
 

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「マントヒヒ」の猿山
 

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「ワタボウシタマリン」
世界で最も絶滅の危機に瀕している霊長類25種の1種
 

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「アカエリマキキツネザル」
日本の動物園からシンガポール動物園にやってきたミニーの子どもでしょうか
 

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「クロザル」


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一時期、自撮りする「クロザル」が人気でしたね
 

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(ウィキペディアより拝借)
 

「インドホシガメ」を見てシンガポール動物園探索は終了
童心にかえり1時間余り動物を見て回りました
 

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シンガポール動物園に隣接するリバーワンダーにも立ち寄ります
ここはアジアで初、そして唯一の「川」をテーマとした施設で名前の通り世界各地のリバー(河川)を再現し、そこに住む魚類や爬虫類、哺乳類など約200種類、計約6000匹の動物を展示しています
ちなみに5年前に訪れましたが、その時は「リバーサファリ・シンガポール」と名乗っていました
 

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まずは西アフリカ全域に生息する淡水魚「(オーネイトキャット)アウケノグラニス・オキシデンタリス」
細長い顔や身体の斑紋からキリンナマズと呼ばれているそうです
 

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川辺の生物ってことで鳥も展示
全世界に5000羽ほどしか生息していないとされ、絶滅危惧種に指定されている「シロトキコウ」もいました
朱色の皮膚が露出している顔を見ると日本のタンチョウやトキを思い起こします
 

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続いて淡水魚で850種が生息するというメコン河のコーナー
 

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巨大な水槽には「パーカーホー」や「パンガシアノドン ギガス」
タイの釣り堀「ブンサムラン・フィッシングパーク」で釣った「メコンナマズ」もここにおりました
 

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シーラカンスと同世代の古代魚「シロチョウザメ」
この水槽にいるのも2m近くありそうですが、野生のものでは最大6mにまで成長する個体もあるのだとか
ただその昔、キャビアに破格の価値をつけたが故に乱獲が生じ、世界中のチョウザメが一時期絶滅寸前まで追い詰められたことがあったそうです
 

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リバーワンダーって名の淡水魚や川辺の生き物を展示する施設ですが、何故か中国から貸与されているオスの「カイカイ」とメスの「ジアジア」の2頭のパンダが展示されています
 

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最後にマナティーが展示されている巨大水槽
ちょうど脱糞するシーンを目撃します
 

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淡水魚といえば、これでしょう
巨大魚ピラルクーも優雅に泳いでおりました
 

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リトル・インディアのホーカーセンター「テッカー・センター」にやってきました
過去何度か訪れましたが、昨年の10月にリニューアルオープンしたそうです
ちなみにホーカーセンターはシンガポールの食文化の一つで低所得者層向けに食事を提供する屋台が集まった複合施設
東南アジアにはこうした施設が多くありますが、自宅で料理しようにも南国ゆえに台所ではネズミやゴキブリなどの害獣・害虫が多く発生し自炊率が低いのに加え、夫婦共働き世帯が多数を占めると言ったことが理由にあるのだと思います
ただもととなった屋台街では衛生状態に不安があったり、無許可での営業が横行したりしたため
そこは明るい北朝鮮たるシンガポールの本領発揮
地元行政当局が路上ではなく衛生面を考慮した上下水道やトイレが整備された特定の場所たるホーカーセンターを設置したうえ、屋台を誘致し運営されるようになったため
私どものような観光客でもある程度安心して屋台料理が楽しめるようになりました
  

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そんなホーカーセンターのひとつ「テッカー・センター」
一番興味のあったのが魚売り場
シンガポールに数あるホーカーセンターの中でも、魚介類の品揃えが格別に多いのがここテッカー・センター
見たことないような魚も売られています


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というのも日本の魚売り場でめったに見ることのない「サメ」が丸々売られていたり
 

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シンガポール名物のチリクラブに使われるのでしょうか
スリランカクラブらしき蟹もずらりと並んでいました
 

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さて次は屋台街、インド系屋台がここテッカーセンターに凝縮しどこかエキゾチックな雰囲気が漂っていますが
シンガポールに来たのならまず食べたいと思ったのがインド料理
リトルインディアのテッカーセンターに立ち寄りカレー(ビリヤニ)を食べるのが私の定番となっています
 

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さてシンガポールの屋台で一番最初に衝撃を受けたのが、紐付きビニールにスープなどを入れ提供するためテイクアウト不可なものは無いということ
最近ではプラカップに変わりつつありますが、その昔はアイスコーヒーやアイスティも日本のカチワリ同様にビニールに入れて持ち帰るのが常識だったこともあります


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フードコートで美味しそうなカレー(ビリヤニ)を食べている方が多数いて
どれも同じような料理だったことから、恐る恐るどこで購入したか聞いてみるとそこの裏のスリランカという答えが返ってきたので行ってみたのが、このスリランカカレーのお店「Raja Bojun Sri Lankan Food(ラジャ ボジュン スリランカン フード)」という屋台
 

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屋台の中を覗くと、多種多様なスリランカ料理がずらり


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もちろん頼むのはスリランカカレー(ビリヤニ)、南国情緒漂うバナナリーフに盛られて出てきました
手前からスパイシーチキンに、容器に入れられた豆カレーとスパイシーカレー
果物のスパイス漬けらしきものが美味しかった
 

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店の方との会話の中で日本人と答えた事もあり
スプーンとフォークをつけていただきましたが、ここは小印度(リトルインディア)
沢木耕太郎の小説「深夜特急」のワンシーンを思い起こし右手でいただかせていただきます
(屋台近くには食事後に手を洗うための施設もありました)
 

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いまやシンガポールを代表するランドマークとなるマリーナベイ・サンズが聳え立っているのが見て取れますが
やってきたのがそんなマリーナベイ・サンズ屋上からも見下ろせるマリーナベイ市街地コースです
ながらくこのblogで、ここまでの道のりやシンガポール観光を綴ってきましたが、
ようやくここから2024年のFIA-F1世界選手権シンガポール・グランプリのお話し
2日目のフリープラクティス3からいよいよ観戦となります
 

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まずは宿泊するインターコンチネンタル・ホテルから歩いて20分ほどでゲート2までやってきました
思いのほかすんなり入場しました
 

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さて、しつこいようですがなぜF1観戦のため、はるばるシンガポールまでやってくるのか?
そのわけが下の写真で見て取れます
そうF1シンガポールGPではわずか数メートル先をF1マシンが200kmを超えるスピードで駆け抜けていきます
 

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そうF1シンガポールGPでF1マシンが走るコースと観客席が極端に近いのが、このシンガポールGPの魅力です
下の動画ではまだまだ本気モードでは有りませんが、あまりにも近過ぎて怖いくらいです
 


 

そんなF1マシンをスマホで撮影するにはかなり難しいんです
というのもスマホでは手前に有る金網にピントが合ってしまい、F1マシンにピントを合わせるのは至難の業となります
ということで今回レンタルしたデジタル一眼レフで撮影してみました
もっとも最新のデジイチと言えどオートフォーカスを使うとやはり金網にピントが合ってしまうため、マニュアルでのピント合わせとなります
F1マシンは200kmを超えるスピードで走り抜けますので、それにピントを合わせるのは難しいことから、私は予め決めた撮影ポイントを設定、通過するマシンを想定しそこにピントを合わせておいて撮影しました
まぁ慣れないデジイチということもありこれが限界でした

ということでかろうじて撮れたのが、下記の写真です
まずは「ウイリアムズFW46」
これはフランコ・コラピントのマシンでしょうか
マシンサイドには日本の老舗機械メーカー「コマツ」のスポンサーロゴが提出されています
 

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ちなみにウイリアムズのマシン(レプリカ)はここに来る途中にショッピングセンターで見てきていました
 

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続いて今回のグランプリでも人気NO.1の「スクーデリア・フェラーリ SF-24」
会場にはフェラーリのポロシャツやキャップを被ったティフォッシたちが跋扈していました
ちなみにマシンのパイロットはシャルル・ルクレールのようです
当初フリープラクティス1ではトップタイムをマークしましたが、その後セッティングが煮詰まらなかったのかこのFP3では5位の成績でした


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レッドブルRB20を駆る
「マックス・フェルスタッペン」は4位
 

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FP3でのフリープラクティス1位は
マクラーレンのランド・ノリス
セナやプロストがドライブした黄金期のマクラーレンMP4のカラーリングを纏い走り抜けていきました
 

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アストンマーチンAMR24を駆るのは
フェルナンド・アロンソ
日本でも人気のドライバーで
2018年シーズン末を以てF1から引退したものの、TOYOTA GAZOO RacingからWEC世界耐久選手権にもフル参戦
ル・マン24時間レースで2連覇を成し遂げるなど華々しい成績を残してきました
 

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そんなフェルナンド・アロンソが2022年アストンマーティンに復帰、今回2026年までの複数年契約を延長
ホンダとのパートナーシップが開始される2026年までいてくれるようで
来年はもちろん、特にホンダとタイアップした再来年の走りに期待です
今後もオーバーテイクしてテールウイングに掲げられたValvolineのロゴが見れる様を見てみたいものです
 

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私が好きな景色のひとつがこのシンガポール・フライヤーから眺める夜景もしくは夕焼け
皆さん同じことを考え混雑するだろう前に乗ったことから軽い夕焼けしか見ることはかないませんでした
けれどそれが正解だったようで、フライヤーから降りた時には信じられないような長蛇の列が出来ていました
  

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特にフライヤーから眼下にメインスタンドの屋根に「SINGAPORE」の文字が見えたら、シンガポールGPに来たんだと実感します
ちなみにこのシンガポールフライヤーの料金もチケットに含まれています


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ビルでいえば42階建ての高さ(165m)を誇るアジア最大の観覧車「シンガポール・フライヤー」
日本の建築家である黒川紀章氏とシンガポールの建築家達によって構想設計され、2008年に完成
マリーナ・ベイ中心地にあり全面ガラス張りのゴンドラからは街を一望できる施設です
 

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伺ってすぐに並ばずに搭乗できました
まぁ当初はここで30分ほど待たされ、ちょうど陽が沈むころに乗れるかな~なんて思っていましたが想定外でした
 

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大きなゴンドラ「カプセル」の定員人数は28人
スカイダイニングといったここにテーブルや椅子などのディナーセットを持ち込み食事を楽しむプランもあるそうです
1周の所要時間は約30分ですから、食事の際は2周するんだそうです
 

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そういや4年前に乗った時にこんなモエ・シャンドン仕様のカプセルを見かけたことがありました
 

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フライヤーはゆっくり上昇を続け、ガラス越しに360度の大パノラマが飛び込んできました
特にシンガポールの金融の中心地「シェントン・ウェイ」の摩天楼
このフライヤーの倍近くある290mもの高さを誇る超高層建築物群です


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高層ビル群の下のほうに眼をやると
フラトンホテルの手前に盛んに水を吐く「マーライオン」の姿も望めました
 

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「マリーナベイ・サンズ ホテル」とカジノが目の前に飛び込んできました


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マリーナベイ・サンズ ホテルに宿泊しF1観戦するリッチな方々のため
湾をはさんで向こう側のホテルから船でやってこれるよう、船着き場のゲートなどもありました
  

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シンガポール海峡に停泊する船も見て取れました
西のマラッカ海峡と合わせ、太平洋とインド洋とを結ぶ主要航路の一部だけあって船の数は圧巻です


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そうそうシンガポールフライヤーからはグランドスタンドの隣に
屋上のテラス席らしき建物を上からのぞかせていただきました
ゆったりとしたソファーなどが配置されている上、下の階にはダイニングテーブルで食事をとる方々の姿も見られます
いつかはこんな席でF1観戦をしてみたいものです
 

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ナイトレースが売り物のシンガポールGPですが
チケットはいつものプレミアム・ウォークアバウトと言う、いわゆる立ち見席
3日間通しのチケットがSGD598(日本円で67千円ほど)とF1のチケットとしてはかなり安価に購入できるうえ


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レーストラック沿いのコースに張り巡らされた金網の外側の決められた場所なら、自分の好きな所をまさに歩きながら探して観戦するといった優れもののチケットです
 

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グランドスタンド付近には入れませんが
早くに並んでいれば、こうした最終コーナー前のひな壇になった簡易的な展望台でレースを観戦出来たりもします
まぁ自由に動いて観戦場所を変えると言った楽しみ方もあります
 

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中にはこうしたビアバーのような場所からビールを飲みながら観戦出来たりもします


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これは正規の観覧席ではないでしょうが、こんな傾斜のある芝の上から観戦している方もいらっしゃいました
 

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前述のとおりシンガポール・フライヤーにも搭乗可能
 

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こうした木の樽をテーブル替わりににした飲食ブースでビール(ハイネケン)を楽しめますし


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超有名アーティストのライブもこのチケットで参加でき
トップガン マーヴェリックの挿入曲を歌うワンリパブリックや
カイリー・ミノーグ、伝説のロッカー、レニー・クラヴィッツなどのライブもあり
プレミアム・ウォークアバウトのチケットですべて楽しめました
 

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