1977年に放送された日本のアニメ「超電磁マシーン ボルテスV」が、翌年海を渡りフィリピンでも放映されたそうですが、当時の最高視聴率は脅威の58%にもなったのだとか
当時フィリッピンはマルコス独裁政権による戒厳令下と言う事もあり、正義の力によって悪(独裁者)を打ち砕くというストーリーが抑圧されたフィリピン人に共鳴されたのもその要因と言われています
フィリピンで熱狂的な支持を得たボルテスVですが、なんと半世紀近い時を経てフィリピンで「ボルテスVレガシー」と言う名の実写版でリメイクされた映画となり日本に還ってきました
これは是非観に行かねばと映画が公開された週の週末、旭川まで行って観てきました(残念ながら私の赴任している滝川に映画館はないんです)
しかもフィリピンの映画と言う事を印象付けるため、朝一しかやってない字幕版で鑑賞しました
話の内容は当時のアニメを見ていたわけではないのでよくわかりませんが、原作に忠実にとのことで・・・・まぁ良くも悪くもそんなストーリーです
映画を観て私が一番印象に残ったのが主題歌
ボルテスVの主題歌はフィリピンの第2国歌といわれ、日本語の歌詞のまま歌えるフィリピン人も多いそうですが
今回映画の字幕版でもフィリピンのトップシンガーで女優のジュリー・アン・サン・ジョゼが完璧なアクセントの日本語で歌っておりました
てっきり日本放映当時に主題歌を歌っていたアニメソングの女王こと堀江美都子氏がフィリピンを訪問した際には国賓級の扱い(入国審査は特別扱い、その後はパトカー先導の専用車で移動)を受けるほど絶大な人気を誇っていることから、この映画の主題歌も歌ってると思っていただけにちょっと驚きました
ちなみにYoutubeを見てわかりましたがボルテスVの主題歌の作曲は小林麻生氏でした
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