リトル・インディアのホーカーセンター「テッカー・センター」にやってきました
過去何度か訪れましたが、昨年の10月にリニューアルオープンしたそうです
ちなみにホーカーセンターはシンガポールの食文化の一つで低所得者層向けに食事を提供する屋台が集まった複合施設
東南アジアにはこうした施設が多くありますが、自宅で料理しようにも南国ゆえに台所ではネズミやゴキブリなどの害獣・害虫が多く発生し自炊率が低いのに加え、夫婦共働き世帯が多数を占めると言ったことが理由にあるのだと思います
ただもととなった屋台街では衛生状態に不安があったり、無許可での営業が横行したりしたため
そこは明るい北朝鮮たるシンガポールの本領発揮
地元行政当局が路上ではなく衛生面を考慮した上下水道やトイレが整備された特定の場所たるホーカーセンターを設置したうえ、屋台を誘致し運営されるようになったため
私どものような観光客でもある程度安心して屋台料理が楽しめるようになりました
そんなホーカーセンターのひとつ「テッカー・センター」
一番興味のあったのが魚売り場
シンガポールに数あるホーカーセンターの中でも、魚介類の品揃えが格別に多いのがここテッカー・センター
見たことないような魚も売られています
というのも日本の魚売り場でめったに見ることのない「サメ」が丸々売られていたり
シンガポール名物のチリクラブに使われるのでしょうか
スリランカクラブらしき蟹もずらりと並んでいました
さて次は屋台街、インド系屋台がここテッカーセンターに凝縮しどこかエキゾチックな雰囲気が漂っていますが
シンガポールに来たのならまず食べたいと思ったのがインド料理
リトルインディアのテッカーセンターに立ち寄りカレー(ビリヤニ)を食べるのが私の定番となっています
さてシンガポールの屋台で一番最初に衝撃を受けたのが、紐付きビニールにスープなどを入れ提供するためテイクアウト不可なものは無いということ
最近ではプラカップに変わりつつありますが、その昔はアイスコーヒーやアイスティも日本のカチワリ同様にビニールに入れて持ち帰るのが常識だったこともあります
フードコートで美味しそうなカレー(ビリヤニ)を食べている方が多数いて
どれも同じような料理だったことから、恐る恐るどこで購入したか聞いてみるとそこの裏のスリランカという答えが返ってきたので行ってみたのが、このスリランカカレーのお店「Raja Bojun Sri Lankan Food(ラジャ ボジュン スリランカン フード)」という屋台
屋台の中を覗くと、多種多様なスリランカ料理がずらり
もちろん頼むのはスリランカカレー(ビリヤニ)、南国情緒漂うバナナリーフに盛られて出てきました
手前からスパイシーチキンに、容器に入れられた豆カレーとスパイシーカレー
果物のスパイス漬けらしきものが美味しかった
店の方との会話の中で日本人と答えた事もあり
スプーンとフォークをつけていただきましたが、ここは小印度(リトルインディア)
沢木耕太郎の小説「深夜特急」のワンシーンを思い起こし右手でいただかせていただきます
(屋台近くには食事後に手を洗うための施設もありました)
コメントする