2021年6月アーカイブ

預入スーツケース破損顛末記

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帰国便はシンガポール・チャンギ国際空港で一度目のトランスファ
JAL便に乗りかえますが
シンガポールまでの機材はマレーシア航空のエアバスA350です
ここまで順調だった旅でしたが、このあとネコブルが発生いたします
 

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エアバスA350はクアラルンプール国際空港から1時間ほどのフライトでシンガポール・チャンギ国際空港へ
空港が近づき高度を下げ始めると、マラッカ・シンガポール海峡を行きかう船が密集して航行している姿が見られました
この海峡は年間で7万5千隻の船舶が通航しますが、日本の輸入原油の約9割もここを通り日本へと向かうのだとか
 

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さて旅に付きものの「ネコブル」
まぁトラ(虎)ブルってほどのものでもないのでネコ(猫)ブルってことで
今回はマレーシア航空から降りたシンガポール・チャンギ国際空港でそれは起きました
タイトルにもありますが、写真の通り手荷物として預けたスーツケースが破損していたのでした
しかもスーツケースが破損していることに気づいたのはチャンギ空港の第2ターミナルから
第1ターミナルまで移動し、JALに乗り継ぎの為、再度カウンターで荷物を預けようとした時でした
  

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一度制限区画から出てしまった後に気づいたので、第2ターミナルまで引き返します
そうこの日は空港のラウンジで一泊、翌朝の便で帰国しますので時間はたっぷりあるんです

ということで到着ホール内にある、利用した航空会社のインフォメーションカウンターで破損があったことを申告します
 

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ちょっと面倒な手続きの上、また制限区画の中へ
とは言えスーツケースをマレーシア航空に修理に出しても受け取りは時間的に無理
しかたがないので破損した事を証明する書類を作ってもらいました
 

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この証明書を発行してもらったおかげで
帰国後自前のJALカードに付帯する海外旅行保険で対応してもらう事となりました
そうスーツケースの破損は、海外旅行保険の携帯品損害補償特約により補償されるのでした
ということで今回の旅でのネコブルはこんな感じで解決いたしました
 

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スーツケースの破損でちょっと躓きましたが、まぁ帰国便は明日の朝便
11時間ほど時間があるので焦る必要はまったくありません
けれどこのあととある目論見がある為、さっさと出国しようとSATSプレミア・チェックイン・ラウンジでチェックインをすませることに
 

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通常航空会社のチェックインカウンタは、出発時間の何時間前にオープンと制限がかけられていますが
このSATSプレミア・チェックイン・ラウンジなら、制限時間以前のアーリーチェックインにも対応してくれるます
そうさっさとここでチェックインを済ませ、仮眠を含めラウンジでゆったりと過ごすことに
 

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ソファーに座って待っていたらスタッフからカウンターに呼ばれましたが
ここはカウンター前にある椅子に掛けながらのチェックイン
チェックインにはそれなりに時間がかかりますのでこれは嬉しいサービスですね
 

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もちろん飲物などのサービスもありました
ただしこの後、ラウンジでたらふく飲むつもりなのでここは我慢
 

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チェックインを済ませたら、そのまま出国審査場に出られるのも良いところ
混雑とは無縁な世界がここにはありました
 

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さてこのあとはカンタス航空のファーストクラスを目指します

このblogで紹介している旅行に出る2ヶ月前である2019年11月
シンガポール・チャンギ国際空港にカンタス・ファーストラウンジがオープンしていました
クアラルンプール国際空港のマレーシア航空ファーストクラスラウンジも出来たばかり
沸騰ワードというTV番組の中で『ラウンジの鬼』こと高橋真麻が紹介していたのですが
こちらカンタスのファーストクラスラウンジも大変豪華という触れ込み
ここは訪問せずに帰国するわけにはいきません
 

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ということでターミナル1にあるカンタスのファーストクラスラウンジに初潜入
今回このあとJALで成田に向かいますが、カンタス航空はJALと同じワンワールドアライアンスということで、私の持っているワンワールドアライアンス・エメラルドのステータスでラウンジに入ることが出来ました

  

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ラウンジはというと1,000平方メートルといった広大なスペースを贅沢に使い
座席数240席といった巨大なラウンジとなっていました
ラウンジは今や欧米を遥かに凌駕したものが、アジアを中心に続々と誕生しています
コスト重視の欧米の航空会社に対し、アジア各国の航空会社の見栄が見て取れるような気がします
 

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まずは熱いシャワーを浴びてからビールと洒落込みますが
シャワールームは広くて快適
 

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特筆すべきはこのバーカウンター
しかもスタッフはフランスのソフィテルホテルの教育を受けた方々のサービスとあって、特にドリンクはグラスが空になる前に追加のオーダーを聞きに来るなど
まるで高級レストランのような居心地の良いラウンジでした
 

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ブッフェカウンターは割と貧弱
セルフで取れるのは乾きもののスナック類とソフトドリンクくらいです
 

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というのもこのラウンジでの食事はビュッフェ形式ではなく、オーダー式の完全アラカルトの食事が提供されます
メニューをみてももかなりの本格派でした
 

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一番奥にキッチンが有りましたが、ここはまるでレストランの厨房
 

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しかも料理はカンタス航空という事もありシドニーの人気店「ロックプール」監修のコース料理となっています
ということで前菜はスモークした鴨の胸肉
 

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スパイシービーフカレー
 

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そしてイカのフライ
どれも高級レストランの味でした
 

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とはいえ良いことばかりではなく、チャンギ国際空港カンタス・ファーストクラスラウンジは24時で閉まってしまうため
食事を済ませたら、次のラウンジへ梯子することに

シンガポール・チャンギ国際空港はカンタスのファーストクラスラウンジで高級レストランのような食事を楽しんだ後はラウンジの梯子で、ブリティッシュエアウィズのファーストクラス・ラウンジも考えましたが
肝心なのが今晩の宿
そうクアラルンプールからシンガポールへの便は夕方に到着しましたが、乗り継ぎ便は翌朝ということで、乗り継ぎには12時間近く時間が空いてしまいました
ちなみに早朝便ではなく深夜便も2便あることはあったのですが、航空券はマイルを使った無償の特典航空券とあって便を変えるのは難しいのです

ということで通常ならホテルに泊まるのでしょうが
空港からシンガポール市街まてなんだかんだで1時間近くかかりますし、空港に戻ってからの入国審査などの時間を鑑みるとホテルの部屋で寝られる時間は4~5時間しかありません
わざわざ移動してまでホテルに宿泊すると、そちらのほうが疲れてしまいそうなので、このまま空港に宿泊することにしました
たまに空港にあるベンチで夜明かししている方も見ないわけではないのですが、そこは外国
日本国内のような治安は望めません、ということでラウンジを仮眠場所とすることに
 

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ラウンジは一般客が素通りできる場所ではないうえ、静かでであることと
食事はもちろんのこと仮眠からシャワーまで楽しめてしまう環境であることから
今回はラウンジ泊を選びました

 

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ということでJALの指定ラウンジである「DNATAラウンジ」でベッドを確保することにします 

この場所はシンガポールGPの際にも翌朝便でしか帰国できないため
よく仮眠に使うソファーです
深夜になると照明もほどほどとなるため仮眠にはぴったりの場所でした
 

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寝てしまう前にまずはDNATAラウンジ探索
 

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食事はもちろんビュッフェ
チキンのクリーム煮に丸ごとボイルしたジャガイモ
 

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にんじんグラッセにパスタ
 

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チーズにクラッカーなど
ラウンジではおなじみの料理が並びます
  

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もちろんフルーツやデザートもあります
 

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特徴的だったのが、このビール・チリコンカーン
隣に置かれた炊飯器にはご飯も炊かれていました
 

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そしてカップヌードル
ラウンジに来てまでカップヌードルと思われる方も多いかと思いますが
これが結構人気があるようで、テーブルのあちらこちらで食べているのを見かけました
 

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ここで良いものを見つけました
それがこの「サテ」
サテのソースはピーナッツソースとインディアンベジタリアンカレーの2種
このソースはサテにつけるだけではなく
キュウリなどの野菜につけても美味しいんです
 

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ビールも少し飽きてきたので、と思っていたら
カウンターに良いものを見つけました
それがシバスリーガルの12年物
 

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シャワーを浴びたら、そのシーバスリーガルのハイボールを作って

 

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サテを肴に寝酒に一杯やってます
 

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ということで前述のソファーで仮眠というより熟睡
翌朝、ラウンジのビュッフェに料理が運ばれる音で目覚めました
そう晩飯と朝飯ではラウンジのビュッフェは刷新されるようです

 

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まずはサンドイッチ
 

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パンはクロワッサンに干し葡萄のデニッシュ
ベルギーワッフルといった具合
 

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オムレツにソーセージ
 

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チリコンカーンに焼きそばといった
いかにも朝食といった食事が提供されていました
 

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そうそうジャパニーズ・チキンカレーなるものもありました
ここはJALの指定ラウンジ
私同様に朝便で帰国する日本人の為のものかもしれませんが
ただいまタイやマレーシア・台湾などでは日本風のカレーが大人気
デパートなどのではハウスやSBなどのカレールーコーナーがかなり充実していたりするんです
 

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ちなみに私も一杯頂きましたが
それはレストランのカレーではなく、ジャガイモなどが入った
普段日本の家庭で食べられているカレーライスそのものでした
 

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こんな感じで世界一安いと言われるクアラルンプールの五つ星高級ホテルを楽しむ旅のラストは
シンガポール・チャンギ国際空港でラウンジ泊で終わりました

2020年の正月休みを利用して伺ったクアラルンプールのblogは今回で終了
シンガポール・チャンギ国際空港から成田国際空港を目指します
利用する機材はボーイング777-200


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JAL便という事で優先搭乗はエメラルドステータス(JMBダイヤモンド)で子供連れに続いて搭乗


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さてタイトルにあるプレミアム・エコノミークラスの機内食ですが
ここは和食をチョイス
炊き込みご飯に焼き鮭、煮物、イカとじゃがいもの煮物、フルーツ
それにJAL蕎麦が付いています
そうそう暖かいお味噌汁がお腹に沁みわたります
情けないですが一週間ほどの海外でしたが、もう日本食が恋しくなっていました


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我が家の奥さんは東南アジア風ヌードル
ドリンクはワインのミニボトルを付けてくれるようです
こちらも美味しそうですね
 

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食事のあと少し眠り、その後のリフレッシュメントは「うどんですかい」(プレミアムエコノミー限定)
このうどんですかいは日本航空 (JAL) と日清食品が共同開発したカップうどんで
沸騰温度が85度程度の高度の高い機内でも麵が茹でられるよう工夫された画期的なカップ麺です
うどんですかいではないですが、私は海外で年末年始を祝うカウントダウン花火の前に
凍えつつも携帯ポットに入れ持ち運び、少しぬるくなったお湯でも茹でれる「そばですかい」が年越しそばの代わりとして活用しています
 

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機内食とカップ麺を食べつつ7時間ほどのフライトで成田に到着
出国手続きを済ませたら、すぐに成田空港国内線JALサクララウンジへ
 

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ラウンジでは寝起きという事で熱いシャワーを浴びて髭をあたり、歯を磨くといった
朝のルーティン
 

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その後、ビールサーバーから生ビールを抽出するのもラウンジでのルーティン
 

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そうそうこの日JALサクララウンジには珍しく
「マカダミアンマフィン」と「アプリコットフローマージュデニッシュ」が置かれていました
にしてもクアラルンプールの旅ではホテルのラウンジや屋台、そしてこうした航空会社のラウンジで食べまくったため3kgほど体重が増え、元に戻すのに苦労いたしました

 
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長々と書き綴りましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます
それにしてもこうした旅行が再開できるのはいったいいつの日になるのでしょうか
一刻も早いコロナの収束が待たれます

さてクアラルンプールの旅行記も書き終えたところですし
このあたりで少しばかり国内の話題などを
先月、札幌市からまん延防止等重点措置が出されていた時期のお話し
当然キャンプ等は自粛、休日は自宅にある猫の額ほどの家庭菜園に野菜の苗を植えることといたしました
苗を買いに向かったのが、由仁町川端にある「花のまつうら」という花や野菜の苗の直売所
キャンプの帰りにこの店の前を通ることが多いのですが
特にこの時期は人気で、いつも駐車場が満杯になっていています
聞くところによると、夕方なら品切れも多いがさほど混雑しないことから
密は回避できそうなので夕暮れ時に伺いました
 

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案の定、駐車場に車はすぐ入れられましたし
ハウス内の客もまばら
これならゆったり苗選びが出来そう
 

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ということで選んだのが
ルバーブ、ミニトマト(イエローミミ)
ちなみにこれは作物が出来たときの私の覚書です

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バナナピーマン、唐辛子(ビキーニョ)
カラーピーマン(白)
その他、えんどうやトウモロコシ(ゴールドラッシュ)
など20苗購入総合計2千円程でした
 

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翌朝、植えたのがこちら
日当たりの悪い畑ですが、収穫の秋(夏)が楽しみです
 

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さて緊急事態宣言も発令されたことですし
今年はこの庭(BBQコーナー)のリニューアルでもいたしますか

 
 

久々となる札幌ドーム
この時点ではまだ「緊急事態宣言」はおろか「まん延防止等重点措置」の適用もされていなかった3月下旬、コンサドーレ札幌戦を見ようとやってきました
 

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相手はヴィッセル神戸
若手中心の布陣ということで残念ながらイニエスタは見ることは有りませんでした
試合の展開はというと前半、ロペスのハットトリックもあり3対0と優勢
まぁ普通なら楽勝と言ったところでしょうが・・・・
これが後半、神戸がなんと・・・なんと4点を取り大逆転
信じられないような劇的な敗戦を観戦することになりました

ちなみにこうした劇的惨敗を観戦したのは今回が初めてではありません
今から19年前の2002年に中村俊介を一目見ようと札幌ドームに伺った、コンサドーレvs横浜マリノス戦
これまた直前に中村俊介がイタリアのセリエAのレッジーナに移籍したため見ることはかなわなかったのに加え
前半ウイルなどの活躍で2対0で折り返し、今日こそ勝つだろうと思った後半戦
なんと3点を取られ逆転負けを喫する
なんて試合も過去に観戦していました
 

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試合後、気を取り直して向かったのが
函館の老舗洋食レストラン「洋食バル函館五島軒 札幌ル・トロワ店」
予めホットペッパーで予約し伺いました
 

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開店直後という事もあり
来店客は私どものみ
  

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頼んだのはこの料理長厳選の10品コース1,980円(税別飲み放題付)
 

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その10品こーすがこちら
試合は惨敗でしたが、この食事は完璧な勝ち試合
 

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飲み放題のくせにビールはサントリー「ザ・プレミアムモルツ」
当然のように堪能させていただきました
我が家の奥さんは白ワイン
 

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それに角ハイボールを合わせ数杯いただきました
 

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まぁこれだけでは足りませんので
つまみを追加
メニューに目を通すと
オススメ これ絶対お得なんです・・・といいう触れ込みの
「3種のグリル盛り合わせ」(1,890円)なるものをオーダー
 

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出てきたグリル盛合わせはこのボリューム
しかもい肉は柔らかくジューシーで旨い
これはここにきたら必食ですね
 

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〆ははもちろん「五島軒ハーフカレー」
これもセットメニューなんです

こんな感じで満足な飲み会となりましたが、いつになったらこうして飲み歩けるかわかりませんし
なにより飲食店の方々がどこまで耐えられるか
コロナが終息(収束)したら、また伺いますね
 

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洋食バル函館五島軒でたっぷり飲んだ後
札幌ル・トロワ店から地下鉄に向かう途中
ついつい立ち寄り暖簾をくぐってしまったのが、中華料理五十番大通西1丁目店

ちなみに「五十番」の店名
『明治末期、「五十番館」で働いていた日本人が、東京の浅草にある食堂の中華部門に転職。そこから大正に入ると独立し、「中華料理 神田五十番」の屋号で東京都の神田に出店しました。

浅草の食堂からは他にも数人が独立し、「五十番」の店名で各地に出店。昭和30年頃には神田五十番も商標として「中華料理 五十番」を登録、全国各地に店舗展開を始めました。こうしたのれん分けや店舗展開の動きに伴い、五十番の名は中華料理店の代名詞の様に親しまれてきました。

札幌への進出は昭和36年、神田五十番の直営店がHBC三条ビル竣工時に開店したのが始まりで、現在は中央区南二条に本店を構えております。』(東京五十番HPより拝借)

ちなみに世界のホームラン王である王貞治氏の実家が中華料理店「五十番」を営んでいたことがあまりにも有名ですが、関係があるのかな?
  

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今回伺ったのは午後7時半くらいでしたが、たまたまなのか他に客はいらっしゃいませんでした
 

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メニューに目は通しますが、一番目立つところに
「創業 昭和36年 昔ながらの味と値段」とのキャッチコピーが付いたメニューがあります
 

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そうここで頼むのはいつも定番の「正油ラーメン」
具はチャーシューにメンマ、海苔、葱と極めてシンプル
キャッチコピーの通り、一杯税込み430円というのも嬉しい
 

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創業時の味と低価格を守り続ける札幌の老舗中華料理店だけのことはあり
あっさりとしたスープと中細縮れ麺が合いまった昔ながらの正統派ラーメン
飲んだ後に食べると、これが旨いんです

ただ五島軒で〆にカレーを食べた後のラーメン
メタボに向かってまっしぐらと言ったところです
 

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さてラーメンの話題をもう一つ
今回伺ったのは職場近くのラーメン屋さん
「らーめんほっぺ家の二号店、ほっぺ家はなれ 斗香庵 Tokouan」
 

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斗香庵のラーメンメニューは
純和出汁 円山製麺謹製・道産小麦100%専用麺
「中華そば 580円」

鶏と和出汁のWスープ~生醤油の香り~
道産小麦100%ツルシコちじれ麺
「鶏中華そば 580円」の2種類のみ

あとはトッピングとサイドメニューの丼ものと言ったところ
 

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今回、頂いたのは看板メニューの「中華そば」
和風出汁は煮干しの効いたスープで具はチャーシュー、メンマ、ネギのみと極めてシンプル


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円山製麺謹製の斗香庵中華麺専用に配合して作られた粉で打たれた、中細ストレート麺は小麦の味を感じる、全粒粉のもっちり触感
ちなみにラーメンの麺と言えば、通は固めでオーダーするものと言われる方が多い中
こうしたもっちり触感の麵も良いですね
和出汁のスープによく合っていました


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ちなみに斗香庵のご主人は和食の料理人さんだったという事ですが
そんな和食の職人の作る、サイドメニュー扱いのどんぶりはなんと¥390
これだけ注文したくなりますが、あっくまでこれはサイドメニュー
ラーメン1杯につき丼は2個まで、単品での注文は出来ないとのこと
そんなご主人の作る「かつ丼」は和出汁のしっかりと効いた洗練されたカツ丼でした
 

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和出汁のラーメンにかつ丼を加えても千円しないというコスパの良さ
しかも職場近くという事もあり
近いうちにまたお邪魔することとします
 

長沼町いわきの名物「赤字丼」

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国道274号線を東へ向かい長沼町に入るとどうしても目に入ってしまう「赤字丼」と書かれた看板
目立つのに加え評判も聞いていたのでいつも看板を見かけるたびに、一度食べてみたいと思っていました
けれど赤字丼を提供する「いわき」
レストンの営業日は月・水・木・金のAM11:00~PM3:00
土日はやっていないこともあり、訪問することはかないませんでした
 

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ところで何でこんな営業時間で商売が成り立つのか
そのわけは、割りばしに記されている店名に「仕出し料理・御宴会・御食事処 いわき」となっていて、いわきは本来、法要などの料理を提供する仕出し屋さんだったからなんですね
ちなみに昨今の葬儀や法要はコロナ禍ということもあり、自粛で需要が無いのでしょう
通常なら平日のみの営業だったここいわきも
昨年くらいから土日営業を行っていました
  

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玄関の手前にメニューが置かれていましたが
看板メニュー「赤字丼 1,485円」の他に
「黒字丼 1,595円」「白字丼 1,320円」があるようですが、丼物のお値段としては少しお高め
観光客価格なのかもしれません
 

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さて今回は土曜日の開店とほぼ同時の11時に入店
1階に案内されましたが、4人掛けのテーブルが6個
コロナ禍という事もあるのでしょう
テーブルに1人で座りましたが、混雑しても相席にはしていませんでした
もっともここいわきの2階は宴会場
大広間には15個ものテーブルが並んでいるので、余裕の座席数のようです
 

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北海道ではテレビなどでも多く取り上げられているこの『赤字丼』
壁にはそうしたテレビの関係者だろうサイン色紙がここ狭しと掲げられています
 

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ということで頼んだのはもちろん看板メニューの「赤字丼」
運ばれてきた赤字丼はエビ天が5本、これでもかと丼からはみ出されていました
まぁこれなら1,350円も納得です
肝心の味はというと、天ぷらは揚げたてのようでサクサクしており、甘めのタレと相まって美味しい
ただなんぼ食べても減らないと言ったのが困ったところ
30分余り丼と格闘してまいりましたが、この日、晩飯はほとんど食べられませんでした
 

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さて、次回伺うときはまた早めに行って15食限定の「黒字丼」かな
 

 


 


さて天丼のお話をもう一つ
そのお話は5月初旬、函館・室蘭出張の時のお話
蔓延防止等重点措置の出されるなか、不要不急の外出は控えるようにとのことでしたが
どうしても職務上、行かねばならぬ事情があったため出張することとなりました

いつものように昼食は室蘭で食すこととなりました
伺ったのは「天勝」
室蘭で大正9年に創業したという100年の歴史を誇り
昭和天皇も食したという由緒ある老舗食堂で
室蘭の方なら知らない人は居ないのではと言ったお店です
 

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開店同時の11時入店
奥に細長い間取りの店内
そう京の町家風に間口が狭く奥行きが深い造り
厨房を間近に見れる長いカウンター席が有りましたが
今回は複数で伺っていることもありテーブル席に腰を据えます
 

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頼んだのは無論、老舗の逸品天丼
通常こうした天丼が看板メニューのお店というと
からっと揚がった天ぷらを想像される方が多いかと思われますが
この店の天丼は「からっと」というよりどちらかというと「しっとり」とした触感
これはわざわざ揚げたての天ぷらを丼ツユに浸してしっとり蒸らしているからなんだとか
このしっとり感が、室蘭の人々に愛され続ける理由なのでしょうか
ワカメの味噌汁も出汁が効いていて旨い
 

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丼に豪快に載せられているのは、大海老が1本、小海老が3本、大ぶり烏賊の天ぷらが1枚
いかにもアルゼンチン海老といった甘みのある海老天は無論
通常烏賊の天ぷらというと、少し硬めの触感と言った印象があるが、大ぶりではあったが烏賊は柔らかく美味しかった
 

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ただ今回4年ぶりに伺いましたが、価格は税込み950円と前回食べた時より100円ほど値上がりしていました
室蘭のソウルフード
庶民の味としては少し残念
 

函館の居酒屋「遊漁舟」

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5月初旬、函館出張の夜
蔓延防止等重点措置のこの時期、複数での飲食は自粛しなければならないことから
一人函館を彷徨うことに
向かったのは、以前から一度お邪魔したかった居酒屋「遊漁舟」
ここは一度予約なしで伺った際に満席で断られたことがありました
かといって今回予約して伺ったかと言うとそうではありません
店内は、長いカウンター席とテーブル席がありますが
予約していない旨伝えるとカウンター席に案内されます


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カウンターからは冷蔵ショーケースが見て取れますが
そこにはお刺身などに使われるであろう「柵」が出番を待っています
 

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まずはサッポロクラシックで喉を潤し
 

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その後出てきたお通しの「お造り10点盛り」に驚愕
長皿に盛られた刺身のボリュームは無論、鮮度がバツグンでコリコリしているうえ、とろりとした触感の中トロも美味しい
お通しのレベルははるかに飛び越えていました
しかもなんとこのお通しワンコイン(500円 税抜き)なんだとか

ついでにこのあたりで日本酒に移行
千歳鶴 生 純米(北海道産米使用)とともにいただき

 

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刺身がこれだけ美味しいなら握りもと思い
頼んだのが「遊魚舟おまかせ握り10貫」
こんな感じで函館の夜を堪能いたしました
 

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次は〆の函館ラーメン
函館の夜はまだまだ続きます
 


 


函館に来たからには食しておきたいのが「函館ラーメン」
函館といえば、新鮮な活イカを筆頭とした海産物を思い浮かべがちですが
北海道三大ラーメンとして函館の塩ラーメンという選択肢もあります
そう港町函館は古くから華僑などが多く訪れ、特に多かった江南地方の方々が飲食店を開いて提供していたのが、江南地方の地元料理である塩ラーメンだったからと言われています


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函館の夜の〆はラーメン
今回も「函館名物ラーメンぶんぶく茶釜」へやってきました
ラーメン屋と言っても看板やちょっとレトロな店内のデザインは「ラッキーピエロ」を彷彿とさせる不思議な空間です
しかもBGMもラッキーピエロ同様のアメリカンな懐メロ
それもそのはず「ぶんぶく茶釜」はラッキーピエロを経営する王一郎社長が、それ以前に経営していたお伽の国グループのチェーン店
「たこたこあがれ(居酒屋)」「ジャックの豆の木(カフェバー)」「テニス・レディ(ディスコ)」「ポパイのほうれん草(ファミレス)」等の店舗の中で唯一の生き残ったラーメン店
実は「ぶんぶく茶釜」は「ラッキーピエロ」と経営者が一緒、というか兄貴分的な存在だったりするんです


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ちなみにここ「ぶんぶく茶釜」は2年前の訪問に続く2回目の訪問
1回目は「函館ラーメン」と「醤油ラーメン」を食しましたが、今回は前回来た時から気になっていた
看板に大きく書かれて、いかにもこれを食べろと言っている
大魔王シリーズ 大辛シリーズ「大魔王ラーメン(730円)」
人気のベトナムラーメンを大辛にしたラーメンで
ザーサイ、豚肉、葱、白菜、椎茸にうずらの卵をとろとろの餡でまとめた
ラーメンというよりは中華麺
しかもそれに辛味がほどよく、辛い料理好きにはたまらない一杯です

 

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函館大門で飲んだ帰りは、ここで〆のラーメンを食べるのが、函館の定番
ということで私もこの夜「ぶんぶく茶釜してきました」
 

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ぶんぶく茶釜からホテルに戻る途中
東横イン函館大門の前を通ることに
関係者以外立ち入り禁止の札が張られていますが
このホテル、新型コロナウイルス関連の患者(無症状者・軽症者)を受け入れしているホテルで一般客の受け入れをしていないホテルです
アパホテルも国内の各所で同様に新型コロナウイルス関連の患者の受け入れを行っていますが、オーナーの心意気は無論
函館市役所関係者の仕事に対する意識に対しても敬意を表します
 

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これまた函館出張の定番、朝の温泉巡り
出張の際の宿泊はビジネスホテルとなることが多いのですが
ビジネスホテルのお風呂は狭いのが常(中にはスーパーホテルのような大浴場があるビジネスホテルもありますが)
でも、折角湯の川温泉などを抱える温泉の街である函館に来たのなら
温泉の大浴場で手足を伸ばし湯に浸かりたいと思うのは日本人の素直な欲求
そこで函館出張の朝、温泉に繰り出すのがルーティンとなっていました
と言うことで普段なら路面電車で行ける谷地頭温泉に行くところですが
今回たまたま谷地頭温泉は定休日
ということで替わりに「昭和温泉」に行くこととしました


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函館に根付く温泉文化には、朝早くから温泉に浸かりに行くというのが有りますが
ここ昭和温泉も朝7時からやっており
早起きの私には嬉しい営業時間
しかも銭湯価格でやっていることから、朝出勤前に温泉に入る方も多いようです
ということで、私もそれにならい函館の朝風呂文化に触れてきました
 

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こんな感じで、仕事の前ではありましたが露天風呂温泉も楽しんできました
 

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(旅色HPより拝借)
 


 


函館に来たのなら忘れてならないのが、ラッキーピエロ
人気のお店でたまに行きたくなるのですが、残念ながら店舗は札幌近郊にはなく、函館エリアのみに展開されていて滅多に行くことはかないません
同様のチェーン店に帯広のカレーのインディアンがありますが、インディアンも札幌圏にはないチェーン店、気軽に行けない希少価値がかえって人気の秘密なのかもしれません
そんなこともあるのでしょう、函館に来たのならラッキーピエロに寄らねばならない義務感のようなものを感じたりします 

今回の函館出張でも伺いましたが、訪れたのはラッキーピエロ函館駅前店
この店舗は以前、棒二森屋1階に店舗を構えていましたが棒二森屋閉店後も孤軍奮闘し営業していましたが、さすがに一昨年前に移転
函館で定宿とする東横イン函館駅前朝市のすぐ近くに引っ越してまいりました
 

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そんなこともありお腹はくちていましたが、なんとなく移転後に初訪問
ついつい夜食をオーダーしてしまいました
 

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頼んだのはラッキーピエロ オリジナルカレー
おふくろのカレーが1番というラッキーピエロが、2番目にうまいカレーという触れ込みで提供されています
テイクアウトしてホテルの部屋で缶ビールとともにいただきましたが
2番目にうまいというとろりとした甘く濃厚なミルクカレー
というかこの日はついつい食べ過ぎてしまいました
 

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翌日の昼はいつものルーティン
函館出張のラストは定番のラッキーピエロ森町赤井川店で昼飯
函館で仕事を済ませ、札幌に戻る際
いつも昼食の時間がこの店あたりになるので、函館出張の際は定番となってしまっています
12時少し前に到着でしたが、駐車場を見回すと函館ナンバーの車はほとんどなく
札幌をはじめとした地方ナンバーばかり
いや~蔓延防止等重点措置の出されるなかだったんですけどね

ただし、残念なことにこれが出張としては最後の函館となりそうなので、もしかしたらこれが最後のラッキーピエロ森町赤井川店訪問となるかもしれません
 

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今回はいつもと違うメニューと考えていたら、店員さんから今日はカレーとカツ丼が安いと勧められ
カレーは昨晩食べたので今回は大変お得なカツ丼(404円税込)をいただく事に
もちろんチャイニーズチキンバーガーを土産に頼むのも忘れません
 

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さてそのラッキーピエロのかつ丼
始めて食べましたが、カツは柔らかく卵はとろとろ
道産米「ふっくりんこ」とよく合い美味しかった
 

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今回のエントリーも5月同様、3月に函館出張時に室蘭に立ち寄った時のお話し
函館からの帰り道、立ち寄ったのが「室蘭 小がね海岸町店」
同行した方が蕎麦をご所望ということもありこのお店といたしました
小がねは創業50余年といった老舗蕎麦屋のチェーン店
室蘭市内には数店舗あり、地元ではかなり知られたお店です
海岸町店にしたのは訪問先にほど近いのと、店舗裏に駐車場があることから昼時に伺うことに
 

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店内はテーブル席が3卓に座敷に4卓
席はすべて埋まっていましたが、座敷にちょうど食べ終わった方がいたことから
座敷に席を構えます
 

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頼むのはもちろん、小がねの看板メニューえある「カツ丼」
よく蕎麦屋のかつ丼は出汁の効いいていて美味しいといわれますが、それ以上に小がねのカツ丼には大きな特徴があります
それが、トンカツが大きすぎて、丼からはみ出てしまう事から卵でとじたかつを別の器で出すというカツ丼
それって「カツ煮定食」じゃないのという方がいらっしゃるかもしれませんが
これは紛れもない室蘭でいうところのカツ丼なんです
ということで久々に室蘭伝統のカツ丼を堪能いたしました

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この度、16年ぶりにデジタル一眼レフ
いわゆるデジイチを買い換えました
以前使用していたのが、NIKONのD70というデジイチ
16年前はボデイだけで9万円弱していたものが、今では3万8千円と性能は数倍になっていても価格は1/3くらいになっていました
(しかもこの時、消費税の増税に合わせ行われた「ポイント還元制度」でかなりポイント等があったのでただ同然で買い替えが出来ました)
ただ当初今まで使っていたレンズはそのまま使おうと思っていましたが、さすがに16年経過したこともあり、新しいデジイチでは古いレンズは認識せず使えませんでした
 

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そこでヤフオクを使い、古いレンズを出品しましたが
使っていないキャンプ道具があったな~と、ついでに売り始めたのですが、この反響がものすごく
買った時の価格以上で落札されたりと、現在のキャンプブームの凄さを思い知りました
 

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ということで奮発してNikon純正の高倍率ズームレンズ18-300mm VR機能付き(購入時の4月の価格で79千円)という初心者モデルのD3500には似合わないレンズを購入
オールマイティな撮影に使えそうなので、これからはデジイチですが基本的にレンズは交換せずにこれ一本で通すことにします
 

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そんな真新しいデジイチを抱え向かったのが新千歳空港
ゴールデンウィーク初日(5月1日)ということもあり
航空会社のチェックインカウンターは御覧の混雑

 

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もっとも今回搭乗するJALだとファーストクラスチェックインカウンターが使えますので、チェックインに加えセキュリティも並ぶことなくスムーズにチェックイン
 

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その後、向かうのはもちろん
新千歳空港JALダイヤモンド・プレミアラウンジ
久々となる訪問です
 

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空港にそこそこ人はいましたが、さすがにDPラウンジだけあって
ゴールデンウイーク中の混雑とは無縁のゆったりとした空間がここにありました
 

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ちなみに今年のゴールデンウイークの東京、大阪、京都、兵庫の4都府県を対象に緊急事態宣言が発令されましたが
特に「酒」の提供をする場合としない場合での営業について、休業要請が具体的に盛り込まれたことにより
羽田空港や大阪伊丹空港の聖域とされていたラウンジでもアルコール提供中止
ところがこの時、私の住む北海道は蔓延防止等重点措置すら出ていなかった状態でしたので
普通にアルコールは提供されているうえ
しばらくお目にかかれなかった氷も提供されていました
ということでこの「キリン 富士山麓 シグニチャーブレンド 50度」をハイボールにしていただきます
 

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さてちょっと古い情報で申し訳ないのですが、ダイニングの情報は通常のDPラウンンジにもどっていたようで
まずはおにぎりは2種
「ごま塩鮭」と「鶏・山わさび(みそ)」


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パンは「旨みフォカッチャ~枝豆&チーズ~」「千歳たまご」
残念ながらまだ時間が早く「カレーパン」は出てきませんでした
 

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ということで空港のエプロンを望みつつ朝からビール
DPラウンジなので、ビールはプレミアムビールがずらり
「キリン 一番搾りプレミアム」
「サントリー ザ・プレミアムモルツ」
「アサヒ ドライプレミアム豊醸」
「サッポロ クラシック」から選べます
 

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このカウンター席からは新千歳空港に離発着する航空機がよく見えるので
ここで買ったばかりのズームレンズを試してみることにします
ちなみにカメラのバッグはレンズが大きくなったので買い替え
「Amazonベーシック カメラバッグ 一眼レフ用 7.8L」がこのカメラとレンズにはぴったりとフィットしました
 

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まずはJ-AIRのエンブラエル170の離陸
 

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300mmの望遠レンズはかなり遠くの被写体も捉えることが出来るようです
ということでピーチのエアバス A320-200
 

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こんな感じで、今回の旅のお供はNIKONのD350&IKON純正18~300mmVRレンズ
このセットで目いっぱい航空機を撮ってまわる旅となります
これで気に入った写真撮れるかな~
 


 

名古屋の名物と言えば「味噌カツ」「ひつまぶし」「きしめん」「手羽先」「エビフライ」など数々あれど
そう我が家にとっての名古屋名物は、何はともあれ「宮きしめん詰合」
乗り継ぎすることの多い、中部セントレア空港ではいつもきしめんを土産にしているくらいえす

いつもなら乗り継ぎに時間があってもラウンジで過ごしていましたが、今回はかなり時間がることから
一度制限区画から出て名古屋めしのテーマパーク「スカイタウン」をぶらぶらすることに
もちろんお目当てはきしめん、本場の宮きしめんが中部セントレアでは食べられるんです
 

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やってきたのは中部セントレア4階にある、ちょうちん横丁の一店「四代目鍵三郎宮きしめん 」
創業90有余年、「きしめん」の老舗として名古屋伝統の味を提供するきしめん屋さんです
もっともきしめん屋にしようとしたわけは、新千歳空港のJALダイヤモンドプレミアラウンジでパンとおにぎりを食べていたため、味噌カツやひつまぶしだと少し重たいな~と思い
サクっと食べられるきしめんにしたのでした
 

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席に着くなり気になったのが、目の前にあるこのメニュー
「海老天入り名古屋コーチン味噌煮込みきしめん」1,620円
大豆100%の豆みそを使用!!
名古屋めしといえばこれだみゃ~~!と謳われていました
本当は前述の通り軽めのメニューを考えていたのですが、このメニューを見たからには頼まざるを得ません
 

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厨房ではてきぱきときしめんを茹でたり、海老天を揚げたりしていますが
特に鰹の風味がこれでもかと漂ってきます、これは期待が持てそうです
そろそろ出来上がりなのか、鍋敷きが置かれたお盆がまず出てきました
 

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それもそのはず味噌煮込みうどんは土鍋に盛られていましたが、これが熱々と言うよりは「激熱」
お盆に載せて配膳する途中、ひっくりかえしたら大変なことになる
それほど熱せられ提供されていました
動画はそんなぐつぐつ煮たった状態の土鍋です
 

海老天は食べ応えがありますし、コシがあるきしめんと出汁の効いた味噌味がマッチして美味しい
ボリュームもたっぷりでようやく食べきったといった感じです


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きしめんは思ったより太麺
土鍋に入れられているのを計算しているのか、少し硬めで提供されていました
 

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我が家の奥さんが頼んだ「白えび入り かき揚げきしめん」(980円)
これも美味しそうでした
 

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次回中部セントレアに来るときはもう少しお腹を空かせた状態で
また寄りたいと思います
 


 

中部セントレアで食事のあと前、まだ時間が少しあったので
「プレミアムラウンジ セントレア」で時間を使うこととしました
このプレミアムラウンジ、セントレア発着の航空機利用客が使えるのですが
出発もそうですが到着時にも使えるという大盤振る舞い
しかもしかも航空会社のラウンジでもない
単なる制限区画外にあるカードラウンジにも関わらず
ビールなどのアルコールも提供している超太っ腹なラウンジなんです
 

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そんなプレミアムラウンジの入室条件は、下記写真のクレジットカード会社のゴールド会員などのプレミア会員が条件となっていますが
我が家は夫婦ともにクリアしているので、揃って入室できました
ちなみに航空会社のラウンジと違い同伴者が上記条件に合わない場合は、別料金(1,250円~クレジットカード会社により)を支払って入室するようです
 

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ということでプレミアムラウンジ セントレア今回が初訪問となります
ラウンジ内はシンプルではありますが、広くゆったりとしていてコンセント付きの大きなソファーが置かれたりと
カードラウンジとは思えない贅沢な造り
 

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飲物のコーナーには炭酸飲料などのサーバーやエスプレッソメーカー
 

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そしてここにはなんと樽生ビールのサーバーが設置されていました
カードラウンジだとアルコールは有料ってところが多いのですが、ここは無料
しかもキリンの一番搾りが飲み放題です
ちなみに緊急事態宣言の対象地域に愛知県加えられたのは5月12日から
この時はまだアルコール等の提供はなされていました
そうそう羽田や大阪伊丹経由だったら、実は緊急事態宣言の対象地域でアルコールの提供は止められていました
いや~中部経由にしておいてよかった
 

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そうそうキリンビールという事もあるのでしょう
モルト100%のプレミアムビール
「ハートランドビール」も置かれていました
ここでは当然こいつをいただきます
 

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そしてプレミアムラウンジでは話題の「ハードシードル」
 

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食べ物は有りませんが、ビールのつまみに
セントレアカードラウンジ限定のまめ菓子が置かれていました
(もちろんラウンジ外持ち出し厳禁)
 

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ちなみに隣にも
第2プレミアムラウンジ セントレアがあり
 

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こちらもラウンジに入室可能資格があり我が家は2人ともにクリア(プレミアムパスが欲しいばかりに楽天ゴールドカードを保持)していましたが、そろそろセキュリティをくぐる時間となりましたので
こちらは次回来た時のお楽しみといたします
 

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中部セントレア空港は歴代トヨタ自動車出身者が社長を務めるなど、トヨタ色の強い空港で
トヨタ専用ラウンジたる「クオリアラウンジ」があります
ラウンジに入れるのはレクサスカードかTsキューブゴールドカードを持っている者しか入る事が出来ないという
謎のラウンジ
聞くところによると、おにぎりやアイスクリーム、カップ麺が置かれているんだとか
ここばかりは私にはちょっとばかり敷居の高いラウンジでした
 

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ゴールデンウイーク初日たる、令和2年5月1日の中部セントレア空港
とてもゴールデンウイークとは思えないほど閑散としていました


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中部セントラル空港のセキュリティに優先レーンは有りませんが、そんなレーンが無くともすんなり通過
搭乗までの時間はJALとANAが共同運用し、それぞれの航空会社ステータス会員が利用できる「エアラインラウンジ セントレア」で過ごす事に致します
 

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JAL・ANA共同運用という事で、普段このラウンジは大変に混み合っていますが
この日はJAL・ANAの沖縄便が行ったばかりという事もあり、ラウンジは閑散としていました
 

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さてここエアラインラウンジのドリンクコーナーには
エスプレッソメーカーに炭酸系ソフトドリンクのサーバー
樽生ビールとハイボールのサーバーがあります
 

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朝からラウンジでビールばかり飲んできたので
このあたりでハイボールに変更
1年ぶりでしょうか、氷の提供も復活
やはりハイボールに氷が無いとしまりませんね
 

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ハイボールのつまみは柿ピーと月の小石チョコレート
この「月の小石チョコレート」タカマ食品さんが取り扱っているチョコレートで
ミルク味で石の形をしたまろやかなチョコをテトラ型のパーケージでまとめたもの
甘いものがそれほど好きではない私でも食べられるチョコレートで
これがハイボールのつまみに、割と会うんです
 

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ハイボールを一杯飲んだところでいよいよ搭乗時間
フライトは快適で眼下には喜界島が望めたりと、遊覧飛行を楽しみつつ
 


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着陸態勢となり高度を落としていくと
青い海と白い砂浜、豊かな珊瑚礁が見えてきました
そう珊瑚が隆起して出来た島「宮古島」がゴールデンウイークの旅の目的地の一つ
 

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さて今回目的地を宮古島にしたのわけは
日本トランスオーシャン航空(JTA)が、今年3月下旬より中部~宮古線を季節便で開設
ゴールデンウイークと夏季繁忙期を中心に1日1往復運航する12年ぶりの新路線で、JALグループが同路線を運航するのは初めてということ
おかげでマイルを使った特典航空券で、ゴールデンウイークに宮古島まで行けることになりました
 

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たどり着いた宮古島空港ではでは「あたらかシーサー」が迎えてくれました
このあたらかシーサーなにやら宮古空港の守り神
琉球赤瓦と琉球漆喰そして宮古島の貝等でできているんだとか
 

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JTA135便は午後6時半、宮古空港に到着
着いた時間が遅いこともあり、今宵の宿は空港から歩いて10分くらいの所にある、T-PARKエアポートサイド1と言うトレーラーハウスを利用した宿といたしました
予約はいつもの「楽天トラベル」
経営しているのは「オーシャンズドライブ」と言うキャンピングカーのレンタルもやっている会社でした
どこに行っても景色の良い宮古島、キャンピングカーで泊まり歩くのも悪くはないですね
 
この宿にした理由ですが、実は2か月くらい前にレンタカーを予約した時にはゴールデンウイークの予約は取れない状況でした
その後、苦労して5月2日からのレンタカーは確保できましたが、宮古島初日の5月1日には借りることが出来ず、空港近くに泊まり翌朝にレンタカーを借りようと思ったからでした
もっともだからこそこの日、ラウンジでたらふくビールが飲めたんですけどね
 

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それに普段からキャンピングカーを使ってキャンプする私ですから
このトレーラーハウスを利用した宿というのに興味があり一度泊まってみたいという気持ちもあったからです
トレーラーハウスは2軸のタイプで、大きさは20フィート程でしょうか
普通免許での牽引サイズより少し大きいくらいのトレーラーハウスです
 

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室内はキャンピングカーを使っている方ならおなじみの空間がここにあります
もっともアクリル窓や網戸・ブラインドはキャンピングカーのそれ、使い慣れない方には敷居が高いかも
そうそう馴染みのない装備ですが、ここが南国宮古島という事でしょう
家庭用のエアコンがどんと設置されていました
 

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上記の写真の反対側はこんな感じ
流石にトイレはキャンピングカー用の物ではなく、住宅用のトイレに置き換えられていますし
 

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シャワールームも住宅用のものが付けられていましたし
温水器も設置、熱いシャワーを浴びることが出来ます
 

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ダイネットはまさにキャンピングカーのそれ
テーブルを畳むとここも就寝スペースになります
 

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ベッドは収納庫の上にマットが置かれたもの
これまた南国の特徴でしょうか、布団はなくシーツと薄い毛布のみの寝具でした
 

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さてこのあたりからは私の覚書
備品類は電子レンジに冷蔵庫、それに湯沸かしポット


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虫除けにドライヤー
 

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Wi-Fiが個別に設置されていますし
寝袋も置かれていました
 

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屋外の施設ですが、長期滞在する方が多いのか
コインランドリーのトレーラーもありました
 

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これは施設ではありませんが、宮古島空港が間近とあつて次々と航空機が離発着していきます
そう航空機の離発着が見られるのもこの施設の特徴でしょう
 

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屋外にはガーデンベンチが有りましたので
先ほど宮古空港の売店で購入した宮古島地ビール「とぅりばヴァイツェン~サンゴの水仕込み~」をいただくことに
 

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降りてくる飛行機を眺めつつ
宮古島到着を祝し乾杯!!
 

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ショーケースの中にいるのは
名古屋名物 みそかつ 「矢場とん」 のイメージキャラクター「ぶーちゃん」です


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そう今回やって来たのは、「矢場とん中部国際空港店」
昨年の秋に黒部ダムや白川郷を訪ね歩いたときに伺った以来の訪問です
予め予約のうえ伺いました
 

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予約と言っても、頼んだのはテイクアウト
今晩宮古島への到着が遅くなるうえ、空港や宿泊先付近に食事出来るところが無いことから、ここ矢場とん中部国際空港店で味噌カツ弁当をテイクアウトしていくこととしました
そう矢場とんはコロナ以前よりテイクアウトに力を入れていて
カツサンドをはじめ人気の味噌カツが自宅でも食べられるよう、こうした持ち帰りのコーナーがあるんです
 

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宮古島での宿泊先、T-PARKエアポートサイド1に到着
トレーラーハウスに設備されている電子レンジで温めなおして頂きますが
付け合わせのキャベツの千切りのボリュームが凄い
 

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我が家の奥さんが頼んだのは
盛り合わせ弁当 2,000円
存在感の有るヒレカツ、肉巻きと言う創作揚げ物、名古屋名物の海老フライの詰め合わせと言う豪華弁当
 

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私はというと
わらじとんかつ弁当 1,700円をオーダー
店で提供されている看板メニューのトンカツが2倍の大きさで、履物の草鞋に見立ててわらじとんかつ弁当の名が付けれています
 

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持参したインスタント味噌汁とともに
たっぷりと添えられた味噌ソースと辛子をたっぷりかけて豪快にいただきました
 

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宮古島2日目
朝一で空港近くでレンタカーを借り向かったのが、大和食堂
昔ながらの宮古そばが人気の食堂です
早朝からやっていることもあり、朝食を食べようとやってきました
そう朝ラーならぬ朝そばです
 

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9時半の開店とともに入店
店内はテーブル席が2卓に小上がりが5卓
最初の入店客ということで選び放題ですが、今回テーブル席をチョイス
あとでこれが大きな間違いだと気づくこととなります
と言うのも、隣に座られた関西訛りの女性陣のおしゃべりがものすごく
周りの方々が「黙食」している最中も全く気にすることなく
高らかな声でしゃべり放題、その声はお店全体に響くほどでした
もしもですが、それらの方々が無症候性感染者だとしたら、店全体の客が濃厚接触者とも思えるもので
宮古そばを食べていても気が気でない状況でした
 

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気を取り直して見た大和食堂のメニューはこちら
残念なことに朝早い時間帯は麺類のみの提供、しかもソーキそばもまだありませんでした
何はともあれ目的となる看板メニューの宮古そばを注文
大が500円、小が450円とかなりお手頃価格なのも嬉しいですね
 

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で、出てきたのがこちら
パッと見「かけそば」、いやもとい「素うどん」かと思えるほど
具がないおそばは質素なものでした
 

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ただしこれぞ宮古そばの真骨頂
小麦とかんすいをうった平打ち中太麺を、すくうとなかから煮込まれた豚肉とカマボコが出てきました
この盛り付け方法には諸説あるようですが、周りから贅沢をしているように見られたくないとか、肉の量で喧嘩しないようにだとか、具をのせた盛り付け済みのそばの上にサービスで麺を足したのが始まりと言っただとか、諸説あるが私自身最後に記述した説が宮古島のイメージに一番似合っているように思えます
 

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宮古そばはかつおの出汁がしっかりと効いていましたが、
テーブルにコーラーグースが有りましたのでこいつをたっぷりと入れ食べたり
 

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カレー粉をかけて、味変させ食べるのも宮古島流ということで今回試してまいりました
 

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ただお隣さんが、あまりにも煩く
感染したら困りますので、さっさと食べて早めに退散することとします
 

大和食堂で宮古そばを食べた後、やってきたのが最南端の神社「宮古神社」です
遥か南の台湾に日本神社が無いわけではありませんが、神社本庁包括下の神社としては国内最南端の神社、それが「宮古神社」
宮古島市役所の近くの奥まったところにその神社は有りました
頑丈な大石鳥居から拝殿までの参道には大理石が敷き詰められ
参道脇には芝生が敷き詰められています
 

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まずは拝殿で参拝
沖縄らしい朱色の琉球赤瓦が碧空にマッチしています

この宮古神社の御祭神はというと
まずは熊野三神
・伊弉冉大神(いざなみのおおかみ)
・速玉男之神(はやたまおのかみ)
・事解男之神(ことさかおのかみ)
琉球国第一の神社である那覇の波上宮から熊野三神を勧請し祀っています

その他にも
豊見親三神ということで
・與那覇恵源命(よなはけいげんのみこと)
・目黒盛定政命(めぐろもりていせいのみこと)
・仲宗根玄雅命(なかそねげんがのみこと)
「豊見親」とは宮古島を統治した首長や英雄につけられる尊称で
この日は「目黒盛定政命」の幟が掲げられていましたが、この目黒盛豊見親、宮古島を統一したという実在の人物です
 

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続いて社務所へ
もちろん目的は御朱印
 

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御朱印は新型コロナ対策として、書き上げられなものを渡されました


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ちなみに今回の旅ではもう一つ神社を巡り御朱印をいただきます

エメラルドグリーンの海の中をずーっと真っ直ぐに延びた細長い崎
国の名勝に指定される「東平安名崎(あがりへんなざき)」
ちなみに沖縄方言で東のことを「あがり」と呼ぶんだそうです
このあとアクティビティを予定していますが、それまで少し時間が有るので
折角なので立ち寄ってみました
 

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この200mにもおよぶ岬が、隆起サンゴ礁の石灰岩からできているのが
この海に6〜8mほどある巨岩がごろごろと沢山ある岩々からも容易に想像できます
その侵食された岩々は、まるでメルボルンのアポカリプス(十二使徒)
 

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そんな岬の先端には「平安名埼灯台」がありました
 

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この灯台、一般公開されていることでも有名で
最も南にある参観灯台とのことです
さっそく入場料200円を支払い参観
ちなみに今現在は新型コロナの影響で参観は中止しております
 

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1階は展示室


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展示物で一番気になったのがコレ
木製の自転車ラック
そうここは鉄人レースこ国際大会「全日本トライアスロン宮古島大会」で折返地点となっている灯台で記憶に残っている方もいるかもしれません
 

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灯器はLU-M型灯器
光源部はメタルハライドランプで33kmの遥か彼方の海を照らし
航海の安全に寄与します
 

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高さ24.5メートル、97段の階段を昇るとそこには絶景が・・・
岬の左右で海の色が違うのが判ります
 

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ちなみにこの岬の左側が太平洋
そして右側が東シナ海と
2つの海を一望にできる雄大な景色が見られました
 


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そうそう岬へ続く道中
こんな大岩がありました
これが「マムヤの墓」と呼ばれている岩
 

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岩の裏側には石碑と遺影?が置かれていました
大和の国から落ち延びた平家の女性で
美しい美貌の持ち主だったそうですが、それが仇となり自ら断崖絶壁の海に身を投げてしまったという悲しい伝説が残るのだそうです
 

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余計な事ですが険しい崖の下では、かなり危険な場所で釣りをしている人達がいました
ライフジャケットも着けて居ないので見るからに怖い
 

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さてこの後、この日最大のミッション
「宮古島鍾乳洞(竜宮城)探検 シーカヤックツアー」にでかけることとします

東平安名崎で絶景を見た後は
「保良泉(ぼらがー)ビーチ」へとやってきました
この保良泉ビーチ、白い砂浜と奇岩が海に立ち並ぶ大変良い景観の海岸で
海水浴だけではなくシーカヤックやシュノーケリングも楽しめるビーチなんだそうです
 

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ここに来た目的はアソビタウン マリン部門『シーブルーム』が主催する
宮古島の保良泉鍾乳洞(パンプキンホール)探検 シーカヤックツアーに参加するため
これは宮古島神秘の洞窟探検にシーカヤックを漕いで向かうというもの
  

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そんなカヌーですが、海で漕ぐのは久しぶり
カヌーを漕ぎつつ下を覗くと底まで見えるほど透明度は高く、まるで宙に浮いてるかのよう


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カヌーはシットオンカヤック
何度か漕いだことの有る舟なので、慣れたものだと思いきや
漕いでも漕いでも進まない、というか何だか舟が重い・・・・
それもそのはず、カヌー内部にたんまり水が入ったまま漕ぎだしてしまったようです
もっとも気づいたのは探検を終え、ビーチに戻ってきたあと、まさに後の祭りでした
まぁなんとかこいつで鍾乳洞の入口まで向かったんですけどね

南国気分で気分は盛り上がり
いよいよツアーは保良泉鍾乳洞(パンプキンホール)へ
 

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この保良泉鍾乳洞「パンプキンホール」の名の由来は
このかぼちゃ型の鍾乳石
自然の造形とはとても思えず、まさに神の造りしモノ
 

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ちなみにこの洞窟、満潮時には海の中にあって入ることが出来ず
干潮時に潮が引いた時にのみ、ポッカリと小さな入口が現れ入れるという希少な洞窟です
洞窟内の天井付近から絶えず水があふれ出ていますが
この水こそ洞窟の鍾乳洞を造っている正体
ちなみに石灰岩は酸性の水よう液にとける性質がありますが
酸性である雨水が地下にしみこみ溶かした僅かずつの石灰を、こうして流れ出
途方もない時間をかけ造形されたのが石灰質の造形物
 

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特に石灰質の岩のくぼみライトを当ててみると、なにか神秘的なものさえ感じました 
 

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そして鍾乳石が棚田のように連なる様が圧巻
まさに神が宿る神秘の空間がここにありました
 

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鍾乳洞でのラストを飾るのは、このパンプキンの形をした鍾乳石の上から海へダイブするというもの
 

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平然そうな顔をしていますが
さすがに高所からのダイブは怖く足がすくみました
 

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さて今回のツアーの申し込みで苦労したのが
基本こうしたマリンレジャー(シュノーケル・ダイビング・シーカヤック)は年齢制限があり
60歳未満と謳われているツアーが大半を占めます
今回還暦を過ぎた私たちが参加する際もカヌー歴があるので何とかと話し説得
健康診断書を提出することでようやく参加の許可が下りたという次第です
いや~退職したら時間が出来るので遊びまくるとか、いろいろ聞きますが
若いうちにしか経験できない事は多いんですね

ちなみに私どもはある程度慣れていてなんでもありませんでしたが
一緒にツアーに参加した若者たちはシーカヤックに手こずり、ツアーガイドはかなり苦労していたようです

宮古島での宿、第二段は平良港近くの「Mr.KINJO(ミスター金城)パイナガマリゾート」にいたしました
 

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ちなみにそのミスター金城、沖縄本土全域で30軒近くが展開するホテルチェーン
どちらかというと沖縄のアパホテルと言うのが、一番わかりやすいかも知れません

というのもミスター金城のCMで女社長として登場している下地ななえさんのイメージが
大きな帽子で有名なアパホテル社長の元谷芙美子さんのイメージとダブりたりするからです

 


今回はツインルームをチョイス
部屋は広々としており、エアコンもしっかりと効いています
 

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外観もそうですが、部屋の造りはごくごく普通のワンルームマンション
というのもミスター金城のコンセプトは「生活できる新感覚ホテル」
マンションのような造りになっており、家具や家電などはすべて完備
長期滞在でもストレスなく過ごせるような部屋になっていました
そう今回この宿にしたわけは、キッチン付きの宿だったからで
とくに冷蔵庫がデカくて重宝しました
 

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ただ調理器具のIHヒーターは有る事はあったのですが
残念ながらキッチンから外され目くら蓋が施されています
ここであまり調理する人は居ないんでしょうね
ちなみに鍋や食器は別途料金(1,000円)を支払い借りるんだそうです


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洗面台もありましたし
ドライヤーやアメニティも置かれています
 

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風呂はいかにもビジネスホテルのそれではなく少し広め
手足を伸ばして風呂に入れるのは嬉しいですね
シャワーも大きなサイズのものが設置されていました
 

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そしてトイレはバスルームとは別室
これも嬉しいですし、もちろんシャワートイレ付
 

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思わず活躍してくれたのが、この洗濯機
マリンレジャーの盛んなここ宮古島において洗濯機は大変重宝いたしました
 

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そのうえバスルームに仕込まれた乾燥機
シーカヤックにシュノーケリング、海釣りと宮古島についてからというもの
洗うものは数知れず状態でしたが、毎晩洗濯して翌朝には乾燥されているという状態で
洗い替えはほとんど必要無いくらいでした
ただ難を言えば、衣服を整理しておくタンスの類が無く
この辺りは多少苦労いたしました
 

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ホテルのホームページには目の前のパイナガマビーチまで徒歩1分と書かれていましたが
さすがに1分はきついでしょう
でもすぐそばなのは間違いないところ
このあとこの港で釣りを楽しむことに
 

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シャワーを浴びて汗を流した後は
ベランダから、伊良部大橋に沈む夕陽を眺め
オリオン・サザンスターやりつつ黄昏ることに
 

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沖縄県には他県にはないローカルスーパーとして
「サンエー」「かねひで」「りうぼう」「ユニオン」「丸大」が有りますが
今回お邪魔したのは「タウンプラザかねひでみゃーく平良市場」
店名の由来となる金秀商事が展開する大型スーパーで、沖縄県での出店数はナンバーワンとなる60店舗展開されています


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かねひでにしたわけはお惣菜のラインナップが豊富だということ
天ぷらコーナーには「魚の天ぷら」などのいかにも沖縄らしいお惣菜が並んでいました
 

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それに宮古島周辺は伊良部のパヤオ(浮魚礁)など港から近いマグロの漁場に恵まれているため
冷凍されたことのない「生鮮マグロ」が1年中スーパーの棚に並ぶ、マグロの名所で
ツアーの中にはそうしたマグロ釣りのツアーがあるほどだったりします
残念ながら私はすぐ船酔いしてしまうため船釣りはできませんが
新鮮な本マグロはここ宮古島でいくらでも味わうことが出来るようです
 

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ということで「かねひで」お買い上げしたのがこちら
手前から「赤まち刺し身」
「本まぐろ握りずし(中トロ)」
「グルクン餡かけ」
「うちなー煮付けセット」
「そーめんちゃんぷるー」
合計2,655円(税抜き)
まぁコスパが良いこともありますが、何より宮古島の居酒屋に行ってコロナに感染でもしたら大変
まだこの時、沖縄県で緊急事態宣言は発令されてはいませんでしたが
涙を呑んで宮古島のうちなー料理を居酒屋で楽しむのを避け
スーパーマーケットで総菜を買い、ホテルの部屋に持ち込み
オリオンビールのサザンスターとともにいただくという『宮古島スーパー・ディナー』となりました
※スーパーマーケットで買った総菜をホテルの部屋でいただく晩餐を我が家では「スーパー・ディナー」と称しています

もっともこのために予め部屋にダイニングテーブルと椅子の有る部屋を予約していたんですけどね
 

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特に気にったのがこの
贅沢お刺身切り落とし 赤まちの刺身
これがコリコリしていて旨い
南国の魚はカラフルなだけに苦手という方がいらっしゃいますが
食わず嫌いじゃないかと思えるほど
 

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本マグロ握り寿司(中トロ)7貫
これは絶品
やはり沖縄はマグロが美味しいですね
 

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2日目もかねひでのスーパー・ディナー
「グルクンの唐揚げ」
「魚の天ぷら」とありますが、これは食べたところツナの味がしたので
沖縄県民のソウルフード「マグロの天ぷら」ということになります
「三枚肉煮付け」
「そーめんちゃんぷるー」
そしてこいつを買わずして何を買うのと言った「旨い・本まぐろ丼(中トロ入り)」
と言った感じ
〆て2,810円でした
 

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まずグルクンの唐揚げが148円って安すぎますね
 

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「三枚肉煮付け」を肴に宮古島地元の泡盛「菊の露600mlを地元の方に習って炭酸割りで頂きます
 

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そしてメインディシュである
宮古近海で取れた本まぐろ丼(中トロ入り)と菊の露の相性も抜群でした
 

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ただ次回、また沖縄近辺に来るときは
是非ともホテルの一室ではなく、居酒屋か何かで一杯やりつつ食べたいものです

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