サンフランシスコ2011の最近の記事
先日委託会社「チープトラベル・ドット・コム」さんを利用して買った
MLBのリセールチケット
オークランド・アスレチックス対テキサス・レンジャーズの試合のものです
一度本場の野球を見たくて予約いたしました
ちなみにリセールチケットとは
ファンが行かない試合のチケットを球団などが再販を行うというシステムだそうです
日本ではヤフオクなんでしょうがネットダフ屋の食い物にされております
球団が仲介してくれるのは嬉しいですね
さすがはエンターティナーのお国柄でしょうか
アメリカまでのチケットは特典航空券
貯まったマイルで行くわけですが、ツアー旅行と違い季節による価格の変動とは無縁の世界です
しかもビジネスシートを予約、シェルフラットですから周りに気兼ねする事なくぐっすり寝ながら渡航できます
これも昨年JALが大盤振る舞いしてくれたマイルがあってこその諸行です
今回のメジャーリーグ観戦で松井秀樹はもちろんですが、昨年まで日本ハムファイターズにいたレンジャースの建山や最近トレードされてきた上原も見てみたいものです
さて楽しんで来ますかV(^-^)V
昨年は上海万博、一昨年は香港・マカオとここ数年お盆休みは海外で過ごすことが多くなってきました
そういや今年のGWも台湾でした
これらはすべてマイルを航空券に替える特典航空券で行ってきました
JALのマイル様々ですね
これがツアーだったりすると、お盆の時期が割高だったりもしますが、特典航空券にそんな季節の変動はありません(たまにディスカウントマイルがあったりもしますが)
貯まったマイルを航空券に替えるだけですので財布に優しく、その分ホテルや現地での観光にお金をかけることができます
今年もそんな特典航空券でサンフランシスコに行ってまいりました
座席はビジネスクラス(エグゼクティブクラス)にしました
ツアーや格安航空券と違い特典航空券ですとリーズナブルに替えられます
それにお盆休みは4日間でしたので、休日をフルに使おうと
仕事帰りにそのまま空港に向かい、旅から帰ってくる日も空港から直接職場に向かうというハードスケジュール
そんな旅の味方をしてくれたのがJALのビジネスクラス「シェルフラット」
座席をフラットにすると、傾いてはいるものの完全にフラットになるので、ぐっすり寝ることが可能です
シェルで覆われているので周りもさほど気になりません
いつしかこれが我が家の旅の標準、弾丸トラベラーが定着してしまいました
職場から直接向かった新千歳空港のJALサクララウンジ
私の旅はたいていここから始まります
まずは今回の旅を記念して、まずは樽生ビールで乾杯
つまみは「十勝チーズ」と「開拓おかき」をいただきます
そうこの開拓おかき
「探偵はBARにいる」「ぴったんこカンカン」で紹介された北菓楼のお菓子
増毛甘えびが置かれていましたが、これは新千歳空港限定と銘打って出されていました
ビールのつまみでも良いですが、同じくここにサーバーのあるハイボールにも合いました
向かったその日は11日、お盆休みには少し早かったのかサクララウンジは閑散としていました
新千歳空港のサクララウンジにはダイニングエリアがあり、空弁などを食べている方の姿を良く見かけます
けれどこのあと羽田空港の国際線ターミナルのファーストクラスラウンジに立ち寄りますので、食事はそれまで我慢です
我が家が勝手に「鶴丸の間」と呼んでいる専用エリアでビールやハイボールを飲んでいるうちに搭乗時間となりました
羽田までの国内線はJクラスではなく、ちょっとケチってJクラスのすぐ後ろの席をアサインしました
ここだと席と席のピッチが広いうえ、座席数の関係で通路に足を延ばせる席になってます(CAの方がカートをひいているときはそんなことできませんが)
まあこれだけ広けりゃ千円余計に払わなくても良いかなと、旅の初めから節約志向です
さて、もうこの時点では今日の仕事の事は忘れすっかり休みモード
目指すは今年3回目となる羽田空港国際線ターミナルです
なんと今年3回目となる羽田空港国際線ターミナル
ファーストクラスラウンジ訪問です
今年これほどlここに来れるとは思いもしませんでした
JALのステータスもそうですが、これはひとえに札幌などの地方からだと成田空港よりも羽田空港の国際線が使いやすいからでしょう
羽田だと最近の私どもの弾丸トラベルにも充分対応してくれています
そんな羽田空港国際線ファーストクラスラウンジはお盆休みということもあり多少は混雑しているかなと思い
羽田空港に着くや否やラウンジに直行いたしましたが、ラウンジ内はさほど混雑してはいませんでした
そんな羽田のファーストクラスラウンジのビュッフェにあるお酒のコーナーには氷水を張った木製の手桶に日本酒が冷やされていて日本の風情を醸し出していました
左の写真が「初霞(はつがすみ)」
奈良の日本酒と書かれていました
右の2本は富山の「銀盤」と京都伏見の「松の翆」
一通り味わせていただきました
暑いときにビールも良いですが、きりっと冷えた日本酒も良いものですね
それと先日の京都観光のさいサントリー山崎蒸留所で味わった「山崎12年」と京都ではこのビールしか出てこなかったサントリープレミアモルツもいただきます
ホントのところこの日は暑かったので、シャワールームでシャワーを浴びてそのあとビールとしゃれこみたかったのですが、同じ考えの方が多かったのかシャワールームは予約でいっぱいでした
だめもとで予約しおき個室のような1人用ボックス席で空港を眺めながら待っていましたが、残念なことに予約の際預かったポケベルが鳴ることはありませんでした
まあシャワールームは来月またここに来ますので、その時ということで
まあシャワーはだめだろうと予想はしていたので、ここで晩飯をしっかりといただきます
そうこのあと乗るサンフランシスコへの便ではエグゼクティブクラスといえど夜食程度のものしか出てこないからです
ちまたで噂のカレーが美味かった
窓の外にはこれから海外に飛び立つ各キャリアの機材が並んでいます
そのなかにはあの「エア・アジアX」の機材も見ることが出来ました
そうこうしている間にいよいよサンフランシスコに向け出発です
昨年10月から羽田空港の国際線枠が拡大され、JALはサンフランシスコへの直行便の運行をはじめました
そんな羽田発サンフランシスコ行きの出発時間は、深夜0時5分
札幌の職場で定時まで仕事をし千歳空港経由でその日の晩に旅立てる
ダイヤを組んだ方の思惑は判り兼ねますが、私どもにとっては便利な便です
しかも特典航空券でエグゼクティブクラスにしてありますので、JAL自慢のシェルフラットで、ゆっくり寝て起きたらサンフランシスコという旅となります
皆さん寝て行かれるのでしょう、与えられるのは毛布ではなく布団です
アイマスク・スリッパ、歯ブラシなどの備品も予めいただいておりました
とはいえ飛び立つと軽く夜食が出てきたのでそれをいただきぐっすり寝ることにしました
夜食は鰻押し寿司、黒米錦紙巻寿司、細巻き寿司だそうです
夜食は軽かったのですが、朝?起きて食べた朝食はちょっとボリュームがありました
私は和朝食をチョイス
爽やかなお目覚めのためのお食事「爽朝食」
日本各地の厳選した国産食材をふんだんに使用し、体に優しいお食事なのだとか
ご飯は新潟県産コシヒカリ
この機内で炊かれたものです
もう一つが洋食はというと
スターターのフルーツとカスピ海ヨーグルトに埼玉県のこだわり百花蜂蜜を添えて
メインは千葉県産地養卵とマッシュルームのフリッタータにハーブの香るクリームソースを添えて
国産ポークの粗挽きソーセージと共に
メゾンカイザーのパン、北海道産手作りバター、ブルーベリージャム
そうこうしている間に窓を開けるとサンフランシスコ湾とそれに掛る「サンフランシスコ・オークランド・ベイブリッジ」が見えてきました
魔のカーブといわれるくの字に曲がった所が良くわかります
いよいよメインランド初上陸です
今回サンフランシスコでの足は主にバート(地下鉄とういか鉄道)
他にはFラインと言われる路面電車やミュニバスを利用いたしました
これらは全て「クリッパーカード」と呼ばれるICカードで乗車が可能でした
クリッパーカード(Clipper Card)は、サンフランシスコ・ベイエリアで利用できる公共交通機関向け非接触型ICカードである。現在、サンフランシスコ近郊の7つの公共交通機関で利用できる。(ウィキペディアより抜粋)
サンフランシスコ空港のインフォメーションでこのクリッパーカードを購入
(実は帰りにも荷物を一時あずける際、ここで手荷物預り所であるトラベルエージェンシーの場所を聞いたりとここのインフォメーションには大変お世話になりました)
$30ほどチャージしてもらいました
すぐにその先にある地下鉄バートの駅へ
そうバートは直接サンフランシスコ空港ターミナルにつながっています
クリッパーカードを日本のsuicaのように改札にかざしくぐり抜けます
このバートの路線は広く遠くピッツバーグ/ベイポイントやリッチモンドまでつながっています
今回もメジャーリーグ観戦でオークランド・コロシアムまで利用いたしました
他にもクラシカルなFラインでフィッシャーマンズワーフに出向いたりするのにもこのクリーパーカードが使えました
ミュニバスにもクリッパーカードが使えます
キャンピングカーの部品を買いに行きましたが、車用品の店は郊外だったりしたのでバスが使えなくてはこういったものの買出しはできませんでした
このクリッパーカードがあまりに便利だったおかげで一度もタクシーに乗ることなくサンフランシスコ観光ができました
市民の目線で街並みが見れる公共交通機関というのは魅力があります
小銭を用意したり料金をさほど気にすることなく乗れるICカードは旅行者の見方ですね
次回のサンフランシスコ訪問を見据えてこのクリッパーカードはそのまま持って帰りました
もっとも20セントしか残高は残りませんでしたので、次回の訪問時はこいつのチャージからはじまりそうです
ちなみにこの写真は私の覚書です
今回のサンフランシスコの宿は「ホテル日航サンフランシスコ」
サンフランシスコ空港からバートで直通のパウエル駅やケーブルカーの始発駅からほど近く、ユニオンスクエアやチャイナタウンが徒歩圏の便利なホテルでした
早速ホテルのレセプションでチェックイン
この時は日本語の話せるスタッフはおりませんでしたが、ここは日系のホテルらしく日本語の堪能なスタッフが常駐しています
ガイドがいてくれるツアーと違い、個人旅行を常とする我が家にとって何か困ったことが起きたときが問題で
通常の会話とは違い核心にふれ詳細に話をする際、日本語で会話ができ相談できるのはやはり安心です
そこで今回はこのホテル日航サンフランシスコにいたしました
といいつつも日航ホテルにしたのにはもう一つ訳があります
それは昨年私が日航ホテルのゴールド会員になっていたからでした
とはいえ利用頻度が高くていただいた訳ではなく、JALのJGC会員に限定で門戸を開いてくれたこのゴールドカード
そうこのゴールドカードでアップグレードを狙ったものでした
目論見通りチェックイン時に「インペリアルルーム」にアップグレードされました
このインペリアルルーム他の部屋とはちょっと差別化されていて
例えばインペリアルルームのある階はエレベーターに乗る際、部屋のカードを差し込まないといけません、そそくさとカードを差し込み部屋に参ります
高速エレベーターであっという間に部屋のある24階へ
日本(東芝だったかな)製の42インチTVとソニーオーディオシステムがでんと構えます
今回はメジャーリーグを観に来たこともあり毎晩MLBチャンネルで松井選手の活躍をチェックしました
そうそう部屋からの眺めは客室としては最上階なのですが、隣のヒルトンホテルの屋上しか見ることはできませんでした
バスは日本人に人気の深いバスタブ
シャワールームはもちろん別
洗面台にはTVまで設置されていましたが、使う機会は有りません
アメリカらしくコーヒーメーカーと無料のコーヒーパックは有りましたが、困ったことに冷蔵庫はシステマチックに取った飲み物が集計されるシステムのようで、空きスペースがありません
かわりに冷蔵庫を借りてくれと書かれていた札があったので「リファジュレイター・プリーズ」と頼んだのがこいつでした
なんでこんなシステムなのかわけわかりません
ついでにインペリアルルームだったのにスリッパもなく、こいつも「スリッパプリーズ」
バスローブが1着のみだったりと、ちょっと難あるサービスでした
もっともアップグレードのおかげで、WI-FIが無料で利用できたりインペリアルルーム1泊1室(2名)が1万3千円くらいだったのは大変リーズナブルで満足です
さて次はインペリアルルーム宿泊客が使える、最上階にあるインペリアルクラブラウンジのお話しです
飛行機にビジネスクラスがあるようにホテルにも特典満載の宿泊プランがあります
別名『ホテルの中のホテル』と呼ばれる特別フロアもその一つ
クラブフロア、エグゼクティブフロアと名称が付けられていますが、今回宿泊したホテル日航サンフランシスコはインペリアルクラブと名付けられていました
今回アップグレードのおかげでインペリアルルームに宿泊できましたが、一番嬉しかったのがこのラウンジが利用できということでした
ホテル最上階の景色を眺めつつ、パソコンを利用したり
コーヒーを飲みつつ新聞が読めたりとしますが、やはりここの目的は食事と飲み物
そう当初ここの申し込み時には朝食が付いていないプランでしたが、アップグレードのおかげで朝食付きに
朝食はゆったりとしたこちらのフロアでのんびり摂りました
コンチネンタルな朝食ですが、カルフォルニアらしくフレッシュジュースとフレッシュフルーツが並びます
カルフォルニアのフルーツというとなにか本場という言葉を連想させ
もっと美味しいものと思ってましたが、私が今回サンフランシスコ周辺で食べた限りでは日本の果物の方が美味しかったような気がします
懐かしい感のあるトースターでパンを焼いたり、ヨーグルトやシリアルなどが並びます
必要にして十分なのですが、なにか物足りません
きっとここ数年アジアを旅していて、いつの間にか食の豊かなアジアのホテルのエグゼクティブラウンジと比べてしまっているからなのでしょう
夕暮れどきカクテルタイムにもお邪魔しました
食事はチーズ位なのですが、餃子も並んでいました
これはチャイナタウンが近いからでしょうか
ワインはもちろんビールも並んでいます
日系のホテルを意識してか、サッポロビール・アサヒビールも並んでいました
確かサッポロビールはカナダでアメリカ向けにOEM生産されているとか
そういえば昨年カナダのTVで放送されたサッポロビールのCMが話題になっていたのを思い出しました
タイトルは「Legendary Biru(伝説のビール)」
これ日本でもやって欲しいものです
さてお腹がくちたら次はヘルスクラブへ
ここもインペリアルですと24時間出入り自由です
といっても目的はマシンでもなければプールでもありません
そうサウナとジャグジーが、温泉がわりとなりました
港町サンフランシスコを代表する観光地「フィッシャーマンズ・ワーフ」
滞在する間に2度ほどお邪魔しました
まずサンフランシスコへ到着したその夜、路面電車Fラインでピア39へ
そこからジェファーソンストリートの間を散策します
フィッシャーマンズ・ワーフは「イタリア人漁師の波止場」だったのだそううですが、港は遊覧船が多く、土産物屋が立ち並び観光地化されています
路上スプレーアーティストなんてのもありました
もっともフィッシャーマンズ・ワーフからは沖合に浮かぶアルトカラズ島や金門橋(ゴールデンゲートブリッジ)が望めます
こうした眺めからも観光地化されて当然の場所かもしれません
美味しいものも多いですし
この晩、残念ながらゴールデンゲートブリッジは霧で曇っていてよく見えませんでした
かわりによく見えたのが、ピア39のKドックのフロートの上で群れをなしている野生?のアザラシでしょうか、それともアシカ
100頭はゆうに超える数が惰眠をむさぼっておりますが、おそらくは餌付けされているのでしょう
アメリカは環境運動を生んだ国だと思っていたんですが・・・
ピア39の人気アトラクション、メリーゴーランド
通りの中心に置かれています
ただこの日の気温は低く乗車する人はまばらでした
ちょっと珍しいので動画で撮影
さてフィッシャーマンズ・ワーフをピア39からジェファーソンストリートまで歩きましたが、そろそろお腹がすいてきました
フィッシャマンズ・ワーフを散歩しているうちに小腹がすいてきました
スタンドでカニやシーフードのサンドイッチでも買い、ベンチに座って食べるという
ここフィッシャマンズワーフのスタンダードな食事を思い描いていましたが、気温が低い上、潮風が冷たく身にしみます
しかたありません暖かな室内のレストランを目指すことにします
目にっ止まったのが、サンフランシスコ名物のサワードゥブレッドで有名なボウディン・サワードゥ・ベーカリー
ここの1階ではパンの製造・販売を行っています
ショルームの中ではパン職人がパンの生地を成型していました
こちらの1階にもカフェがありセルフサービスのクラムチャウダーが食べられるようですが、せっかくなので2Fのレストラン「ビストロ・ボーディン」へ行くことにします
入口近くにはBARがありました、これが噂に聞くウエイティングバーなのでしょうか
こちらのレストランは雰囲気もよさそうで窓からはサンフランシスコ湾を眺めることができます
その上室内は暖かくピザ釜の炎が体の芯から温めてくれそうです
ここで頼んだのはフィッシャマンズ・ワーフ名物のクラムチャウダー
カフェとは違い値段が張りますが、サイズもかなり違いました
周りの方が頼んだサイズを確認し我々は2人で1個注文いたします
飲物はビール
バドワイザーを頼もうとしたところ、メニューにはありません
かわりにベルギービールの「ステラ・ アルトワ」を頼みます
どこかで聞いた名と思って頼みましたが、日本ではアサヒビールが輸入販売しているビール
日本人になじみやすいピルスナータイプのビールだそうです
他にもブルームーンなどのビールがメニューに並び、ビール好きにはたまらない品揃えでした
アメリカ人はバドワイザーやミラービールばかり飲んでいると思っていた私にはちょっと衝撃的です
このステラ・ アルトワの樽生ビールにはまり
今回のアメリカ滞在の間、こればかり飲んでいました
そうそうつまみはサワードゥブレッド
ホイップしたバターを付けていただきます
酸味のあるパンはビールによく合いました
おかげでついつい食べ過ぎてしまうことに
パンで空腹を満たしているとまたパンが出てきました
サワーブレッドという大きく厚い皮のごわごわとした生地のパンをくりぬいた中に注がれたクラムチャウダー
今晩のメインディシュです
パンを上の方からちぎりスープに浸して食べますが、なかなか減りません
結構なボリームがありこれだけでお腹一杯になってしまいました
おかげであと一つ頼んであった「シーフードサンド」はテイクアウトの憂いに合い
「ドギーバッグ」に詰めてもらうことに
この店はテイクアウトできるとは聞いてましたが、嫌な顔ひとつせず詰めてくれました
隣の席で先程のクラムチャウダーの残りを詰めて貰ったのにはちょっと驚きましたが
ちなみにシーフードサンドイッチはホテルについてからの夜食となりました
こんな感じでサービスが良く、そのうえ何よりも美味しかった
「パン」が・・・・
ちなみに会計は2人分チップも入れて$60位とリーズナブル
満足のサンフランシスコ最初の食事となりました
サンフランシスコ滞在2日目もフィッシャーマンズ・ワーフへやってきました
そう1日目に訪れた時があまりにも寒く、屋台でカニでも買ってぶらぶら歩きながら食べようとおもっても寒くて外では食べれずに終わりました
そこでこの日は前日のリベンジにしようと再度ジェファーソンストリートのカニの看板を目指してやってきました
フィッシャーマンズ・ワーフにはカニやシーフードを販売するレストラン、そしてお目当てのカニの屋台が並んでいます
ボイルされたカニや伊勢えび
どれも美味しそうです
特に伊勢えびは刺身にして食べたいくらいです
さっそく一軒のお店に飛び込みました
厨房との間に招き猫が描かれた暖簾が掛っております
従業員は東洋系、日本人の経営かとも思いましたが、掲げられたメニューには中国語表記もあります
ここは華橋のお店だったかもしれません
そうここサンフランシスコは全米一の中華街のあるところです
まず味見程度に、解したカニとシュリンプカクテルを1品
ビールとワインとともに頼んでみました
というのもここは観光地化されているので、まあつまむ程度がちょうどよいとblogなどに書かれていたからです
このシーフードにはレモンとチリソースが添えられています
そうアメリカは何にでもケチャップやチリソースを良くかけます
それも地元の本来の味として楽しむべきなのでしょうが
今回日本から「ポン酢ジュレ」を持参していますので、こいつをかけていただくことにします
そう海産物はやはり醤油味ですよね
もちろんこれだけでは物足りません
そんなとき隣の席でいかにも華橋という団体が食べていたダンジネスクラブの1パイまるごとボイルしたものに興味がわいてきました
ところが、メニューにはありません
良く見ると下のほうに「WHOLE CRAB MAKET PRICE」とあります
1パイまるごとは「時価」ということでしょうか
聞いたところ$29とのことなので、さっそく頼んだのがこいつです
季節は外れていますが結構いけました
中華系のお店だったからか結構美味しかったので
ホテルで夜食にしようとシーフードサンドイッチも勝って帰ることに
近くのセイフウェイで買ったカルフォルニアロールとこのサンドイッチをステラ・ アルトワを飲みつついただきました
私が食べた限りでは観光地化されていて味は今一というわけではなかったようです
ただ、ちょっとお高いかな
最近海外に行くと市場とかスーパーマーケットに足を運ぶことが多くなりました
なんとなく地元の生活や食文化にふれた気になったりするからです
といっても新鮮なシーフードなど生鮮食料品を買っても持って帰れません
目的はホテルで夜食用に惣菜(デリ)やお酒を買ったり
お土産用に日持ちしそうな食品を物色したりといったところです
そうこんなオーブンで焼くだけのお菓子の生地など買ってきて、キャンプで焼いて楽しんだりします
今回サンフランシスコでも同様に巨大のスーパーマーケット「セーフウェイ」に立ち寄りました
そうセイフウェイは、ここカリフォルニア州を本拠とするアメリカ合衆国で第2位の規模のスーパーマーケット・チェーンです
フィッシャーマンズワーフから歩いてすぐのところにセーフウェイはありました
ところが着いた時がちょうど閉店時間だったようで、入口(写真左側)は閉められております
精算を済ませる客だけが店内におりました
係員に買い物は5分で済むから中に入れてくれと懇願すると入口を開けてくれました
感謝・感謝
早速夜食を探しに惣菜コーナーへ
美味しそうな洋風惣菜が並びますが、量が半端ではありません
和食コーナーには控えめなパッケージのカルフォルニアロールが有りましたのでこれを購入
あとはお酒です
まずはビールですが、先般のエントリーにも話がでましたが
こんなスーパーマーケットですらバドワイザーやミラービールなどアメリカを代表する大手ビールメーカーのビールは控えめに売られています
並んでいるのはどちらかというと欧州の味わい深く香りの豊かなビールばかり
アメリカ人は年中コーラやバドワイザーばかり飲んでいると思っていた私には、まさにカルチャーショックな出来事でした
そうアメリカ人は味覚オンチという印象がありましたが、大変失礼な先入観を持っていました
もっともここ西海岸特にサンフランシスコ周辺は美味しいモノが多く
グルメな方が多い地域なのかも知れません
続いてワイン
これが種類・量ともに豊富
お店のフロアのうち結構な面積を割いて並べられていました
カルフォルニアワインなどが安いそうだが、これは円高に加え
このセーフウェイの会員カードがあってこそのことです
先般ハワイでこのカードを作っておいてよかった
単純に2〜3割は違うようで、お土産用のワインも一部ここで購入です
そうそう日本でコストコにいった際、ケーキがでかいな〜と感じていましたが、コストコのケーキがでかいのではなく
アメリカのケーキは皆、バカでかいのがよく判りました
まあアメリカの食文化に触れるといっても、この程度ですが・・・
日本でも長崎・横浜・函館・小樽と昔からの港街は坂の多い街がほとんどですが、アメリカの港街も同様のようでここサンフランシスコも坂の多い街です
そんな坂の街サンフランシスコの交通手段には昔からケーブルカーが使われています
サンフランシスコにどれほど坂が多いのか、ちょっと別の視点から見ることができます
そう街中を行き来する車が日本車の多さが物語っていました(最近では韓国車も)
急な坂もきちんと止まり、軽々と登っていくのは
制動がしっかりして車体が軽い車でなければなりません
もちろん車に対する信頼性も重要です、なにせ急坂で毎日のように車を酷使するのに車検がないんですから
燃費にも影響が出てきます、そんな地域性もありサンフランシスコっ子はアメ車ではなく日本車をチョイスするそうです
(プリウスが人気のようでした)
なにせこのサンフランシスコにはアメ車のディラーが経営難で潰れてしまい市内には存在しないくらいですから
急な坂道では後ろに乗った車掌さんが、コパイロットになり
このレバーを回転させてスピードが出過ぎないよう
ブレーキをかけつつ、坂道を降りていきました
このケーブルカー
今は市民の足というよりは観光用といった趣です
フィッシャーマンズ・ワーフからパウエルまでのりましたが、料金は$6と高かく、ICカード「クリッパーカードは残念ながら使えませんでした
ちなみに皆さん身を乗り出して立っている方が多く
車内に座る人は稀でした
終点(始発)のパウエル駅では名物の人力による方向転換が見ることができます
結構な方がこの様子を見ておりました
この人たちの一部もテツなのでしょうか
カルフォルニアの青い空
地平線の彼方まで真っすぐ伸びた道
いかにもアメリカに来たんだな~と思われる風景です
サンフランシスコ2日目はカリフォルニア州の中東部、シェラネバダ山脈に広がる自然公園、世界遺産ヨセミテ公園を目指します
といってもヨセミテ公園はサンフランシスコ市内から車で片道5時間もかかる場所にあり
日帰りで観光するというよりは、宿泊して観光するような距離にあります
今回は残念ながら宿泊している余裕はないので日帰りでの観光
あらかじめ現地ツアーを予約しておきました
迎えに来たバンはFORDエコノラインE-350
まあハワイもそうですが、こうしたツアーにはよく使われていますが
私の所有するキャンピングカーと同じ車種
なんとなく愛着がわいてきます
まず最初の休憩地は「オール アメリカン」というエスプレッソバー
同行した皆さん(私どもを入れて8名)は朝食がまだだったようでここで朝食タイム
私は今朝早く起きてインペリアルクラブラウンジですでに朝食は済ませており
ここでは店名の通りカフェラテを頂きます
5時間も走り続ける行程を往復するものですから車は途中給油に立ち寄りました
これがアメリカで初めて訪れるガソリンスタンドで、看板に「ARCO」と書かれているセルフスタンドでした
ちなみに気になるガソリン代はというと
レギュラーガソリン 1ガロン 361 9/10セントと表示されています
1ガロンは3.79Lですから、$1を77円とすると1Lあたり73.5となります
日本と比べるには税を勘案しなければなりませんが、ガソリン税抜きでは1割ほど安かったようです
ガソリンスタンドはセルフで給油していますが、スタンドにはコンビニが併設されていました
スナックや飲み物が主ですが、他に面白いものが・・・
そうこのガソリンスタンドには
日本ではあまり考えられないものも売っております
まず驚いたのは「水」と「空気」が売られていること
日本は最近まで水と空気と安全はタダと思われていましたが、アメリカではタイヤに詰める空気や水まで売られていました(これは喩が悪いか)
それにプロパンガス
容器付きでプロパンガスまで売られていました
キャンピングカーユーザーなら日本の法的環境と対比して羨ましいと思ってしまいますね
マリポサという街にも立ち寄りました
こちらにはゴールドラッシュ当時使われた「スタンプミル」という遺物がありました
これは採掘された鉱石を鉄の杵で破砕し、その後、大量の水を使って金を篩い分けて取りだすためのものだとか
さあここまでくるとヨセミテ公園はすぐ近くです
アウトドアで長年愛用しているグッズにシェラカップというものがあります
軽くて壊れづらくコンパクトに重ねられる食器ですが、熱いものを入れても取っ手の針金がラジエターの役目を果たし、飲み口が熱くならない優れモノです
このシェラカップはアメリカ最古の環境保護団体シェラクラブが会員用に配ったのが始まりとされ、今でも本物のシェラカップは収益の一部を環境保護の基金として積み立てているそうです
シェラクラブの名前の由来はきっとヨセミテを含めたこのシェラの山々からきているのでしょう
(A&F Blogより拝借)
そのシェラクラブを設立したのが、ジュン・ミューア
国立公園の父と呼ばれる人物でルーズベルト大統領とともにこのヨセミテを訪問し、その後の自然保護政策の原案が作られていったのだとか
以前からそんなミューアが魅了されたという
ヨセミテの地を尋ねてみたいと思っていましたが、ついにそのチャンスがやってきました
写真はそんなミューアも見たであろう
自然の雄大な大寺院と呼ばれるヨセミテヴァレーの風景です
まずはヨセミテ公園の玄関口
岩が折り重なっておりますが、何だか日本神話の「天の岩屋戸」を彷彿させます
そして大きな駐車場のある「トンネルビュー」からヨセミテの景観です
残念なことにここに来る数日前に山火事があったせいか、ちょっとガスっており「ハーフドーム」や「ブライダルベイル滝」はぼんやり見える程度でした
かわりと言っては何ですがマーセド川に架かる橋からはこのハーフドームがしっかり見てとれました
このハーフドームは前述のルーズベルト大統領も登られたんだとか
マーセド川ではゴムボートで下っている人の姿も
そうここはアウトドアの聖地でもあります
良く見えたのがこのエルキャプタン
手前のキャンピングカーがまぶしいですね
この日だけでも十数台のキャンピングカーとすれ違いました
このエルキャプタン
花崗岩としては世界最大の一枚岩(モノリス)でロッククライマーの聖地なんだとか
当日もまるで蚤のように小さく見えるクライマーの姿がかろうじて双眼鏡で覗けました
ちなみにここのスピードクライミングの記録は日本のプロ・フリークライマー平山ユージとパートナーのハンス・フローリンが更新したんだとか
平山氏いわくスピードクライムングの最中、ザイルで安全が確保できないところがあり
手と足のみで登った箇所があったんだとか
エルキャプタンは谷底から頂上まで1095mありますから
下から岩山を眺めるだけで、ちょっと怖い話に聞こえてきます
花嫁の後ろ姿をうかがわせる滝という名がついた「ブライダル・ベール滝」を眺め
次はいよいよ楽しみにしていたヨセミテ滝を目指してのトレッキングです
今回のヨセミテツアーではヨセミテ国立公園にあるヨセミテ滝へのトレッキングロードを歩ることも含まれていました
といっても日帰り観光なのでトレッキングといっても大した距離は歩けません
今回歩いたヨセミテトレッキングロードはヨセミテロッジからヨセミテ滝のローワーフォールまで続く行程15分ほどのトレッキングロードです
ヨセミテロッジのベンチで用意された鯖弁当を平らげ
腹ごなしにヨセミテ公園をトレッキングすることにしました
このトレッキングロード綺麗に整備されております
子供から老人まで結構な数の観光客がヨセミテ滝を目指して歩きます
といってもヨセミテ滝の滝壺まで行くには、この岩場を登らねばなりませんでした
けれど着いた滝壺周辺はミストのように漂う霧が気持ちよかった
途中リスや小鳥を見かけました
人が危害を与えないと判っているのか、それもエサを与える人がいるのか
人が近づいても逃げるそぶりは見られませんでした
ここをトレッキングする中に、インド系らしき家族がいらっしゃいました
民族衣装クルタが誇らしげですね
カルフォルニアにはシリコンバレーがあり、そこで働く移民の中にインド系の人が多くなってきたそうですが、その表れでしょうか
短い時間ではありましたが、ヨセミテ公園のトレッキングを満喫いたしました
次来る時はキャンピングカーをレンタルして泊りで来たいものです
さすればこのヨセミテ国立公園をゆったり観光
グレィシャーポイントに行ったりヨセミテトレイルをトレッキングしたり出来るのですが
キャンピングカービルダーとしてあまりにも有名なフリート・ウッドの名車「タイオガ」です
28フートはありそうですね
そういえばここヨセミテヴァレーから高山地帯を東西に横断する山岳道路の名も「タイオガ・ロード」と呼ばれています
何か関係あるのでしょうか
さて今回のヨセミテ観光ではたくさんのキャンピングカー
(こちらではRVとかモーターホームって呼ばれてますね)と出会いました
特に多かったのが、こうしたアメ車のクラスCのレンタカーです
なんだかヨセミテの風景にうまくマッチしていますね
ロビン・ウィリアムス主演の映画「RV コレクターズ・エディション」に出てきたような
カラーリングを施したキャンピングカーとも随分と数多くすれ違いました
こうしたキャンピングカーを並べたお店はサンフランシスコからヨセミテ国立公園へ続くハイウエィ80 号線や580号線で見かけました
販売店も数多く見かけましたが、レンタルの看板を掲げたお店も多かった
日本で売られているキャンピングカーの多くはこうしたレンタカーモデルだったものが、多かったと昔
聞いたことがあります
まあ万人向けなのでしょう
もちろんオーナーカーにも出会いました
ガソリンスタンドではこうした古く愛着があるのだろうモデル
それから最新のクラスAなどです
気になったクラスAが停まっていたので、声をかけてみました
こうしたガソリンスタンドではガソリンを入れるほか
水を給水したり、ブラックやグレーの排水も出来るんだとか
もちろん有料です
ダンプ(排水)はこんな感じで出来るようです
奥さんがやっていましたが、家の旦那はこういったことはまったく・・・・・と愚痴られてしまいました
ハイウェイではこんなキャンピングカーにも出会いました
よくアメリカではキャンプ場などでの足代わりに乗用車を牽いている姿が見られるということで、写真に収めましたが、良く見るとキャンプでの足ではないようです
キャンピングカーが牽いていたのはなんとレーシングカー
そういえばカルフォルニアはナスカーなどのレースのさかんなところでした
次回来る時は是非ともキャンピングカーをレンタルして
ヨセミテを回りたいと思いましたが、土日にかけては田舎で行われるレースを見るという楽しみもあるようです
サンフランシスコ2日目はナパへ向かいます
霧のゴールデンゲートブリッジを渡り一路北へ
途中ソノマにある「インフィネオン レースウェイ」というサーキットを横目に見ながらナパ・バレーにやってきました
ヨセミテに続き今回もツアー
最近はやってきた「ワイン・ツーリズム」に挑戦です
さてその「ワイン・ツーリズム」
ワイナリーを訪ね歩く旅のスタイルのひとつですが、もともとはフランスのアルザス地方やブルゴーニュー地方で造り酒屋が旅行者に自家のワインをふるまうことで、自分の作るワインの素晴らしさを訴えたのがその始まりだったとか
近年特にアメリカはカルフォルニアのナパ・ヴァレーでこのワイン・ツーリズムが流行しているようで、年間500万人がワイナリーを訪れるようになったそうです
500万人といえば、もはや一大ブームですね
日頃からなじみのある銘柄ワインの産地を実際に訪れ、ワイナリーや産地の風土を知ることで、さらに愛着と感慨をもって飲むことが出来るようになったり
ワインをテイスティングをしながら生産者から直接ワイン造りの苦労話を聞いたり割安のワインを直販してもらえたりもする、そんな楽しみを求めて大勢の方がワイナリーに足を運ぶようです
そんなツアーで、最初にやってきたのは「ドメーヌカーネロス」
シャンパーニュ地方にあるテタンジェ社が、カリフォルニア でも造り出そうとアメリカの会社と合同で開いたワイナリー
ワイナリの建物自体もいかにもフランス風です
18世紀のシャトーを模してつくられたんだとか
もっとも外見で圧倒して高いワインを販売するのに効果はありそうです
ブドウ畑にはこれから季節を迎える葡萄「ピノノワール」が実をつけていました
こうしてワインになる前の葡萄を見て回り食べてみるのもワイン・ツーリズムの楽しみの一つです
まだ午前中ではありますが、さっそくテイスティング・ルームでシャンパンをいただきます
まあ俗に言うところの「朝シャン」です
ちなみにシャンパンはシャンパーニュ地方でワイン法に定められたシャンパーニュ製法で造られたスパークリングワインだけをシャンパンと呼ぶことがフランスの法律(A.O.C.)で定められていますが、ここアメリカではカリフォルニア・シャンパンなどと名がつけられ、そんな法律などにはこだわらないようです
メニューからはグランドテイスティングをチョイス
スパークリングセレクション
「Le Reve」「Famous Gate」
をいただきます
価格は$25
そうこのワインツーリズムは試飲といっても日本のように無料って訳ではありません
有料でも飲みにきたい
そんな客のみを呼び込んでいるのが、このワインツーリズム成功の秘訣なのかもしれません
ということで一軒目のワイナリーで結構酔っ払っちゃいました
ワインツーリズムの2軒目は「ロバート・モンダヴィ」
その名のついた創立者のロバート・モンダヴィ氏はカリフォルニアワインを世界に認知させた第一人者でカルフォルニアワインの父と呼ばれているそうです
ワイナリーのシンボルとされる建物の実物はこんな感じでした
大きな塔とアーチがワイン愛好家を迎い入れてくれます
このロバート・モンダヴィはアメリカにワイン文化を根付かせるため、ワイナリー設立直後から、一般の消費者向けのツアーやテイスティングを提供してきたそうです
カルフォルニアにおけるワインツーリズムの先駆けですね
試飲コーナーには専門のワイン・エデュケイターがいて
丁寧な説明を受けることができワインの知識や楽しみ方を教えてくれます
ただ一軒目のドメーヌカーネロスでシャンパンを飲みすぎたようで、ここはパスすることにしました
そうワインツーリズムには強靭な胃腸と肝臓が必要なようです
そこでここではモンダヴィブランドのお買い物を楽しみました
カルフォルニアの青い空の下、広大な庭園や葡萄畑を眺めるのも良いものですね
この燦々と降り注ぐ陽の光と暖かい気候が、ここナパの葡萄栽培に与える影響は絶大なものと容易に推測できます
「フュメ・ブラン」の名の由来となった樽熟成
ソーヴィニヨン・ブランをフレンチ・オーク樽で熟成させているそうです
こんな感じでロバート・モンダヴィ・ワイナリーは見学を楽しみました
歩き回ったせいか少しお腹が空いてきたようです
ということで次はお楽しみの昼食です
そうそう、このロバート・モンダヴィ
あのジョン・F・ケネディ大統領も愛飲家の一人だったとか
ワインツーリズムのツアーは昼飯時「ヴィー・サトゥーイ・ワイナリー」に立ち寄りました
そうここはワイナリーですが、食事も楽しめるところ
樹木が茂りウッドチップで覆われたワイナリーの広い庭で昼食を食べようというものです
ショップにはデリやサンドイッチ、バゲット、チーズなどが揃っていますし
もちろん試飲もできます
外のBBQコーナーからはローストビーフや焼牡蠣の香りが漂っています
ワインは売るほどありますので、ここでピクニックランチとなりました
まずは場所を確保
日差しがきつかったので日陰のベンチを探します
ちょうど2人掛けのベンチと古い樽で作ったテーブルが木漏れ日の下にありました
頼んだのはもりろんBBQ
スペアリブとローストビーフのサンドイッチ
ワインは飲みきれないだろうとスクリュー栓のよく冷えた白を
使い捨てのコップと皿はショップに$1ほどで売っていました
ローストビーフのサンドイッチが美味かった
そろそろ帰ろうと思っていると東洋系のアベックが席を探しています
そうこういったワインツーリズムは結構な人気のようです
昼飯時は席の確保も難しいほど混雑していました
食事も終わったので席を譲りますよと英語で話しかけると、なんと日本語でお礼を言われました
よっぽどたどたどしい日本語なまりの英語(ジャングリッシュ)だったのでしょう、日本人だとバレバレですね
ちなみに香港あたりからこられた方のようです
手には美味しそうな焼き牡蠣を持っていましたので、写真を一枚撮らせていただきました
肉も美味しかったけどこれも良かったな
さて次はあのコッポラのワイナリーです
あのアメリカ映画界の巨匠フランシス・フォード・コッポラ監督のワイナリーにやってきました
「ルビコン・エステート」と名付けられたこのワイナリーは以前「ニーバウム・コッポラ」と名乗っていたようで、階段のステンドグラスにその名前が残っておりました
テイスティングルームではルビコンワインが楽しめますが、今回も試飲はパス
このコッポラ氏のミュージアムを鑑賞していました
特にコッポラ監督の名作「タッカー」に登場したタッカー車が展示されていましたので、これをしげしげ眺めておりました
美しいラインと機能的な装備
さぞアメリカのビッグ3には脅威的だったのでしょうね
次はいよいよ今回のワインツーリズムの目玉「オーパス・ワン」です
カルフォルニアワインツーリズムの最後はオーパスワンのワイナリーを訪ねます
オーパスワンといえばカルフォルニア産のワインとしてあまりにも有名で、ブランド好きの日本人も数多く訪れるワイナリーです
まずは「Partners' Room」で試飲
$35払い、オーパスワンを楽しみます
$35は高そうに思えますが、グラスにはたっぷりと盛ってくれます
どうせならってことで屋上に昇り葡萄畑を眺めながらのティステング
風景もさることながら風が心地よい
お土産にオーパスワン(Opus One)2006と2007、そしてここでしか買えないオーパスワンのセカンドワイン、オーバーチュア(Overture)を2本購入
今回のワインツーリズムはこれで終了です
次回は是非ともこのワイントレインに乗ってみたいものです
ちなみにワイントレインは、ナパバレーを時速30キロでのんびり巡りながらランチやディナーを楽しめる人気の列車なんだそうです
私の乗っているキャンピングカーのベース車はアメ車のFORD E-350エコノラインという車です
ちなみに先般のヨセミテ観光やナパのワインツーリズムに利用したフルサイズバンも同一車種でした
現在も大きな故障もなく乗っていますが、2001年車ですからもう10年使い続けていることになります
経年劣化もあるでしょうから通常の交換部品の他にそろそろ交換したい部品も出てきました
そこで今回のサンフランシスコで少し部品を調達しようと思いましたが・・・・
ところがサンフランシスコ市内には残念ながらFORDの代理店がありません
そうサンフランシスコ市内は日本車、特にプリウスを良く見かけます
坂の街サンフランシスコで酷使されるのでしょう、燃費が悪く信頼性の無い車はここでは売れないようで、FOADの正規代理店は経営不振もあったか撤退したようです
そのかわりといっては何ですが、市内には日本のオートバックスのようにサブサプライ部品を扱う車のパーツ専門店があります
今回はそんなお店の一つ「O'reilly AUTO PARTS」にお邪魔してきました
ただこうしたがお店の常として交通の便の良いところにあるはずもなく
16th通にあるお店までバスで向かうことにします
こういった交通機関を利用する際、このクリッパーカード役に立ちますね
お店はセーフウェイの片隅、道路に面しているところにありました
さっそく入店して物色です
店内にはケミカル用品やらオイルやバルブなどの消耗部品が多く並んでいます
ただタイヤは見かけませんでした
私は腐ってもアメリカは車社会の先進国、日本にとってお米がそうであるように
車はアメリカにとってアイデンティティのひとつであると思っています
そうしたアメリカでは日本のような車検制度がないわけですが、別段アメリカだからといって車が壊れないはずもなく、車いじりが一般的な趣味の一つとなっています
そんなわけで車用品店では日本のそれとは違い、車内アクセサリーより修理用部品の品ぞろえが充実したりしています
店内の奥はカンターで仕切られており、その向こうにはかなりの量の車のパーツが整然と並べられていました
さて奥のカウンターにスタッフがいましたので
今回の買い物の目的である、部品の探してもらいます
ヘインズのリペアマニュアル片手に部品発注です
ブレーキパッドなどは日本でもある程度流通していますので、それ以外の部品ということで、今回ロアボールジョイントとアッパーボールジョイントを頼みました
ちなみにアメリカの車はメーカーを問わず、シリアルナンバーを登録してありますので
間違うことなく部品を探してもらえます
やはりアメリカは車社会の先進国です
部品代はロアとアッパーを左右2個ずつ、全部で$225.64(日本円で1万7千円くらい)でした
この部品がへたってくるとハンドルがガタついた感じになりショックを吸収しきれずゴトゴト音がするようになるようです、またタイヤの片ベリなどにも影響があるようで
来年の車検で交換しようと今回購入してきました
交換すればあと10年くらいは大丈夫でしょう
帰り際、近くにアウトドア用品店「スポーツベースメント」にも寄りましたが、こちらは見て回るだけで終わりました
ゴールドラッシュと言われた時代
年間5万人もの人が押しよせて来たと言われているカルフォルニア
そのうちの多くが中国系移民でした
ゴールドラッシュが終わっても中国の国内情勢の悪化もあり、多くの中国系移民が大陸横断鉄道の建設現場で働いていました
そういった中国系の移民たちが作ったチャイナタウン
全米最大なんだそうです
横浜・長崎と日本のチャイナタウンに行ったことありますが、海外はありません
ホテルからも歩いて行ける距離なので、訪れることにします
ゴールデンゲートを潜り抜けると、そこは中国でした
グラント・アベニューには中国雑貨やお土産を売る店が軒を並べています
けど肝心なレストランはあまり見かけませんでした
ぶらぶらしていると「洪記麺家(Hon’s Wun-Tun House)」という麺のお店を見つけたので
ここに入ってみることに
入ろうとすると、お店の入り口には鍵が掛っています
客を見かけたスタッフが鍵を開けていれたところを見ると強盗対策でしょうか、やはりアメリカは物騒なところのようです
店内はカウンターとテーブル席とがあり
空いていたテーブル席にすわりまわりを見回します
客層は中国人のおなじみさんと観光客らしき方々のようで皆さん麺をすすっています
頼んだのは雲呑麺「Wun Tun Noodle」(4ドル39セント)
チップは基本的にいらないようです
多くの観光客が訪れる理由が判りますね
麺はともかくスープは美味しい
量も日本人にはちょうど良いサイズでした
熱々のワンタン麺を食べて、体はぽかぽか
寒い夜道を歩いて帰ります
えっお盆の話なのに寒いってなに・・・と思うかもしれませんが
この排水溝からの蒸気が物語っているとおり夏のサンフランシスコは寒かった
サンフランシスコ観光最終日、朝早くに地下鉄バートでサンフランシスコ空港へとやってきました
といってもそのまま帰るわけではありません
そうこの日はオークランドまで行ってメジャーリーグを見に行こうと計画しています
治安の関係でしょう日本のように地下鉄駅にコインロッカーがあるわけもないので、スーツケースを預けることができず、ホテルをチェックアウトしたあと、この日の行動にスーツケースがどうしても邪魔になります
スーツケースを持って野球観戦しようにも球場に入れてくれないでしょうし
ホテルに預けておいて後に取りに行くためには30〜40分の時間が必要です、出発する時間の関係で試合途中で帰ってこなければなりませんが、ホテルに立寄るためにはさらに40分ほど早く帰ってこなければなりませんので、せっかくのメジャーリーグ観戦がそれではちょっと勿体ない
そこで朝一でサンフランシスコ空港にある「エアポート・トラベルエイジャンシー」でスーツケースを預かってもらい、この日は手ブラで過ごそうと画策いたしました
ただしこのトラベルエイジェンシー、ネットで事前に調べてみても空港のどこにあるかは不明でした、そこでインフォメーションである場所を聞き向かいましたが、それはすぐわかる場所にありました
このトラベルエイジャンシーは店名でいえば旅行代理店なんでしょうが、手荷物保管もやってくれます
サイズによってまちまちですが、1個$12〜$20で預かってくれました
(日本人観光客の利用も多いのでしょうJCBカードが使えます)
ちなみに世の中同じことを考える方はいるようで、スーツケースを取りに来て並んでいると、同じ試合を見ていたのでしょう、その日の来場プレゼントだったアスレチックスの帽子をかぶった方数人もやってきました
その他このトラベルエイジャンシーは旅行用品の販売、有料のシャワーやスーツケースなどのラッピング、ファックス、宅配などのサービスを扱っているようです
さあスーツケースを預け身も心も軽くしてオークランドコロシアムに向かいます
地下鉄バートには自転車を持ち込む女性の方がいましたが、アメリカらしく
なんだかとてもいい感じです
いまから16年前の1995年、野球の本場アメリカでトルネード投法で旋風を巻き起こした野茂選手
日米の野球の垣根を払ってくれたようで、日本からも多くのファンがアメリカに渡航し次々球場を訪れるようになりました
現在もイチローや松井の活躍もありメジャーリーグ観戦がアメリカ旅行の楽しみの一つになったりしています
私もそんなメジャーリーグをいつの日か見てみたいと思っていましたが、今回のサンフランシスコへの渡航で、メジャーリーグ初観戦となりました
とはいえ日程の都合でサンフランシスコのAT&Tスタジアムで行われるジャイアンツ戦を見ることができず、代わりに隣のオークランドで行われるアスレチックス戦を観戦いたします
そうです松井秀喜選手ようするアスレチックスと渡航前急遽トレードとなった上原選手や建山選手のいるレンジャースの一戦を見に行こうというものです
オークランド・コロシアムへは空港から地下鉄バートで向かいます
バートは郊外に入り地上を走りますが、スタジアムは港湾から続くオークランド郊外の工場や資材置き場などのある地域、どちらかと言うと治安のあまり良くない場所にありました
ナイターを見てその晩遅くにバートでホテルに帰るには不安があるので、今回はデーゲームでの観戦です
さて辿り着いたスタジアム
隣接する駐車場は広いわりに車はまばらで、中にはこの駐車場でBBQを楽しむ人々もいました
なかにはプロッぽい団体もいましたが、なんだったのかな
そんな方々を眺めつついよいよ球場に足を踏み入れます
メジャーリーグのスタジアムグルメといえばホットドック
試合を観戦しながらほおばるホットドックはアメリカのB級グルメの極みではないでしょうか
今回そんなホットドックをオークランド・コロシアムで松井選手ようするアスレチックスの試合を観戦しながら味わってきました
ホットドックは日本のコストコなどで食べるものと遜色ありません
ただカルフォルニアの青空のもとメジャーリーグを観戦しながらのホットドックはその雰囲気も手伝って美味でした
もちろんビールもいただきます
銘柄は今回アメリカに来てお気に入りとなった、ステラ・アルトワ
そうバドワイザーではありません
ここオークランドでもサンフランシスコ同様にこういったコクのあるビールが、好まれるようで、バドワイザーやミラーのようなメジャーなビールは影をひそめています
生ビールが力を入れ販売しておりましたが、FAT TIREやコナ・ビール、ブルームーンなどの、日本ではちょっとマニアックなビール専門店でしか味わえないないような、美味しそうなビールの店舗が軒を並べていました
私はこうしたバドワイザーやミラービールしかないと思っていただけに、ちょっとびっくり
アメリカの人は味覚音痴など比喩されることが多いようですが、最近は違うようです
もっとも同じアメリカでもここ西海岸はちょっと特殊なようですが・・・
スタジアムには開場とともに入場、こうした店舗を散策いたしました
肝心の食べ物はというと
ハンバガーをはじめとしたファーストフードがずらり並んでいます
今回はスタジアムグルメを楽しもうとホットドックの他にピザとポテトを頼んでみました
ちなみに現地の方は当然のようにこうしたものを一人1個買っていきますが、私どもにはとても無理
2人でシェアしていただきます
オークランド・コロシアムにはこうしたバックネット裏にグランドレベルで観戦を楽しめる席がありますが、そこでは給仕が飲み物や食べ物を席まで持参してくれるサービスなどがあったようです
次回のMLBは是非ともこんな席を確保して観戦するぞ~
今回のサンフランシスコ観光のひとつの楽しみ
オークランド・コロシアムでのメジャーリーグ観戦
ホームとなるアスレチックスの松井選手が見られればと思っていましたが、思わぬ副産物がわいてきました
相手チームであるテキサス・レンジャースに所属する建山選手が復調し帯同してきているとのこと
しかも中継ぎとしてかなり活躍しているようでした
そんな活躍があってか試合前の練習でもチームメートと踊るしぐさが見られるなどチームに溶け込んでいる様子が伺えました
私の住む札幌を本拠地とする日本ハムファイターズでも中継ぎやストッパーとして活躍していただけに、メジャーリーグで活躍する姿には感慨深いものがありました
今回のアスレチックス戦にも中継ぎで登板
サイドスローからの投球でアスレチックス打線をピシャリと抑えていました
現在メジャーリーグはプレーオフの真っ最中
建山選手の所属するテキサスレンジャーズは昨日
タンパベイ・レイズを下しア・リーグ優勝決定シリーズ進出を決めました
是非ともこの勢いでア・リーグ優勝を決めていただきワールドシリーズで活躍する姿を見せてもらいたいものです
もちろん東海大付属仰星高校時代同級生であったという、この上原選手も・・・
今回のメジャーリーグ観戦、まあせっかくアメリカまで来たのだから良い席で見ようと画策していました
どんな席があるのかインターネットで覗いてみると、これがまたいろいろあるようです
こんなBBQが楽しめる席や
札幌ドームにあるような貴賓席
食事や飲み物がいただけるようです
日本でもおなじみとなったフィールドシート
一塁側と三塁側にありますが、なんとオークランドコロシアムにはバックネット裏にグランドレベルの席までありました
ちなみにこちらも飲み物付きのようです
さて今回のMLB観戦のため手に入れたのは「リセールチケット」というチケットでした
このリセールチケット
日本ではヤフオクなどで見られる、再販されるチケットなのですが、MLBではチケットの再販売が制度化されていて、アメリカ大手のチケット販売代理店StubHubという会社がMLBから公認されて行っています
いわゆる公認のダフ屋といったところでしょうか
空席をなくしなるべく多くのファンに見てもらいたいそんな思いが伝わってきます
こういうのをみるとやはり野球の本場はアメリカなんだと思わずにいられません
ちなみに被っているアスレチックスの帽子はこの日の観戦プレゼントでした
球団が販売するシーズン席など通常買えないようなチケットも含まれるようで
今回はバックネット真裏の一番前(もっとも下にはグランドレベルの席がありましたが)
いや〜みごたえたっぷりの席
まるでTVを見ているようなポジションで本物のメジャーリーグが楽しめました
さて今回のサンフランシスコまでやってきた理由の一つが一度本場アメリカでメジャーリーグを観戦しようというもの
そのためサンフランシスコの隣町にあるオークランド・コロシアムにやってきたのですが、目的は何と言ってもここ数年メジャーリーグで活躍する松井秀樹選手の姿を見てみたいというものでした
その応援に行ったのは8月14日に行われたオークランドアスレチックスvsテキサスレンジャーズの試合
松井秀樹選手はDHで出場
少し調子を落としていたのか第1第2打席と凡退していました
そろそろ空港に戻る時間の近づき私が見れる最後の打席になる第3打席
なんと松井選手はレンジャーズのオリバーから二死一・二塁のチャンスからレフト前にヒットを放ってくれ打点1のタイムリーを見せてくれました
はるばるアメリカまで来て松井選手お応援に来たわけですが、やってくれました
ちょっと感動してカメラの操作を誤ってしまいましたが、その時のバックネット周辺のアスレチックスファンの松井選手に対する声援やスタンディングオベーションは感無量でした
さて話は変わりますが私の地元、札幌を本拠地にする日本ハムファイターズのエース
いやもとい日本のエース「ダツビッシュ投手」
ストーブリーグの目玉として来年の動向が注目されますが、かりにメジャーへ挑戦となってしまっても、気持ちよく送り出したいそんな気持ちです
そして来年以降メジャーリーグで活躍するダルビッシュ投手を今回同様アメリカに赴き応援しにいきたいものです
いよいよ帰国
サンフランシスコ国際空港には早めに到着
さっさと搭乗手続きを済ませJALのサクララウンジで生ビールでも飲んでまったりしようと思いましたが、残念なことにサクララウンジには生樽ビールサーバーがありません
そそくさと退散し、次に目指したのが私自身初となるブリティッシュ・エアウェイズ(BA)のラウンジを尋ねることにします
そうBAは「ワンワールド」加盟エアライン
JALのステータスがあればラウンジに入ることが可能です
ラウンジの入口はこれがあのBAのラウンジのエントランス・・・と思えるほど
殺風景なものでした
入ったラウンジはこじんまりしていますが、ここはファーストクラスラウンジ
通常のラウンジのほうが広くてゆったりしていましたが、せっかくなのでFラウンジにします
今年のJALのステータスはJGP、ワンワールド加盟の航空会社のファーストクラスラウンジが利用できるからです
ファーストクラスラウンジらしくゆったりとしたソファーとちょっと洒落たパソコンデスク
ちなみに日本語はインストールされていませんでした
シックな雰囲気のカウンターには
ワインをはじめとした飲み物、エスプレッソメーカーが置かれています
で、サービスされる飲み物や食べ物ですが
ファーストクラスラウンジなんでシャンパンがあります
ビールは残念ながら瓶ビールでした
食べ物はサンンドイッチが本場という感じで美味かったのと
なんとここにはフィッシャーマンズワーフでみたパンをくりぬいた中に注がれたクラムチャウダーまでありました
このあと機内食もあるのでパンには入れず
クラムチャウダーのみいただきます
今から60年ほど前の1953年、終戦後初となる国際線
東京(羽田空港) - ホノルル - サンフランシスコ線の運航を開始したJAL
そんな歴史があってか、今もなおJALの一便たる「JL001便」の名はサンフランシスコ~東京(羽田)間につけられています
そうサンフランシスコから日本への帰国の便はこの歴史あるJL001便となりました
席はビジネスシート、JALご自慢のシェルフラットです
復路は夕方出発する便ですので、すぐに夕食となります
まずは食前酒、シャンパンもよいのですが私は「芋焼酎 尽空」を頼みました
食事も和食
八つの肴「旬味彩菜」という小鉢料理
それに牛のすき焼き仕立て
ご飯は機内で炊かれたものとか
もう一つの洋食は
バリクサーモン・フォアグラのトリフ添え・パルマ生ハム
そしてメインが牛フィレステーキです
仕上げは甘いものは苦手な私にもいけたデザート、ストロベロベリーシフォン
こいつを食べたら寝ることに
さてJALのサンフランシスコ航路はいつでも頼める食事のメニューがあります
その名もスカイビストロ
JAL特製"伽哩"
そら麵亭"温うどん"
お腹には、もうなんにも入りません
今回のサンフランシスコ旅行いつもながらの弾丸旅行
私のお盆休みは4日間でしたので、この4日をフルに使い渡米いたしました
どのくらいの弾丸かと言うと
行きは午後6時に仕事を終え、自宅へは戻らずそのまま新千歳空港から羽田空港に向かい、着いた羽田空港からその日の深夜に出発する便でサンフランシスコへ向かいましたし
このくらいはいつも通りですが、帰路はもっと大変
サンフランシスコからの便は深夜11時に羽田空港へ着くため
近くのホテルに宿泊、数時間の睡眠ののち空港に戻り朝6時の便で羽田空港から新千歳空港へ向かい、そのまま会社に出社と言うハードスケジュールになりました
そんな旅の最後は羽田空港のダイヤモンド・プレミヤラウンジ
入り口が判らず随分と探し回りましたが、なんとこの派手なファーストクラスと表示されたエントランスの中にありました
そのダイヤモンド・プレミヤラウンジ
昨年10月にリニューアルされ、中はゆったりとしたスペースに生まれ変わっていました
目を覚ますのにここで濃いエスプレッソをいただきますが
ここのお目当ては何と言っても、エリック・カイザーのパン
そしてパリのフィガロ紙でNo.1を獲得したという人気のプチ・クロワッサンです
どうですか、美味しそうなクロワッサンでしょう
実際パリッしていて旨かった
ポロポロとテーブルにパンカスをこぼしながら頂きました
朝早くに来ないとすぐになくなってしまう、幻のクロワッサンです