ワイン・ツーリズム「ドメーヌカーネロス」

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サンフランシスコ2日目はナパへ向かいます
霧のゴールデンゲートブリッジを渡り一路北へ
途中ソノマにある「インフィネオン レースウェイ」というサーキットを横目に見ながらナパ・バレーにやってきました

ヨセミテに続き今回もツアー
最近はやってきた「ワイン・ツーリズム」に挑戦です
 

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さてその「ワイン・ツーリズム」
ワイナリーを訪ね歩く旅のスタイルのひとつですが、もともとはフランスのアルザス地方やブルゴーニュー地方で造り酒屋が旅行者に自家のワインをふるまうことで、自分の作るワインの素晴らしさを訴えたのがその始まりだったとか

近年特にアメリカはカルフォルニアのナパ・ヴァレーでこのワイン・ツーリズムが流行しているようで、年間500万人がワイナリーを訪れるようになったそうです
500万人といえば、もはや一大ブームですね


日頃からなじみのある銘柄ワインの産地を実際に訪れ、ワイナリーや産地の風土を知ることで、さらに愛着と感慨をもって飲むことが出来るようになったり
ワインをテイスティングをしながら生産者から直接ワイン造りの苦労話を聞いたり割安のワインを直販してもらえたりもする、そんな楽しみを求めて大勢の方がワイナリーに足を運ぶようです
 

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そんなツアーで、最初にやってきたのは「ドメーヌカーネロス」
シャンパーニュ地方にあるテタンジェ社が、カリフォルニア でも造り出そうとアメリカの会社と合同で開いたワイナリー

ワイナリの建物自体もいかにもフランス風です
18世紀のシャトーを模してつくられたんだとか
もっとも外見で圧倒して高いワインを販売するのに効果はありそうです
 

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ブドウ畑にはこれから季節を迎える葡萄「ピノノワール」が実をつけていました

こうしてワインになる前の葡萄を見て回り食べてみるのもワイン・ツーリズムの楽しみの一つです
 

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まだ午前中ではありますが、さっそくテイスティング・ルームでシャンパンをいただきます
まあ俗に言うところの「朝シャン」です

ちなみにシャンパンはシャンパーニュ地方でワイン法に定められたシャンパーニュ製法で造られたスパークリングワインだけをシャンパンと呼ぶことがフランスの法律(A.O.C.)で定められていますが、ここアメリカではカリフォルニア・シャンパンなどと名がつけられ、そんな法律などにはこだわらないようです

 

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メニューからはグランドテイスティングをチョイス
スパークリングセレクション
「Le Reve」「Famous Gate」
をいただきます

価格は$25
そうこのワインツーリズムは試飲といっても日本のように無料って訳ではありません
有料でも飲みにきたい
そんな客のみを呼び込んでいるのが、このワインツーリズム成功の秘訣なのかもしれません
 

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ということで一軒目のワイナリーで結構酔っ払っちゃいました

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この記事について

このページは、r-ohtaniが2011年9月19日 06:45に書いた記事です。

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