さてまだ朝の8時前ですが、酒都西条を後にします
そう飛行機がANA・JAL揃って午前便しかないのが広島~新千歳なんです
まずはJR山陽本線で西条から白市を目指しますが、西条駅では昨年2月に登場した
JR貨物「桃太郎」ラッピング仕様の新製機関車EF210形316号機「ECO-POWER 桃太郎」が構内に停まっていました
もっとも乗車するのはJR西日本227系電車「レッド ウィング(赤い翼)」
広島カープ色の電車です
白市駅からは路線バスである芸陽バスに乗り換え広島空港へ
その広島空港の年間利用客数は中国地方で最大
国際線ターミナルまでもつ結構大きな空港です
搭乗する飛行機は午前10時50分のJL3403便ということで
2時間余り時間が有ります
晩飯にする空弁を買おうにもまだお店が空いていないので、3階の展望デッキでちょいと飛行機を眺めることに
ボディングブリッジに繋げられたエアバス A321が見て取れますが、これは羽田行きかと思われます
こちらはボーイング767-300ER
これも羽田行き
広島~羽田は日に16便も飛ぶ人気路線のようです
そんな感じで時間をつぶしたあとは土産と弁当を買いに出発ロビーへ
ここで今晩の晩飯となる空弁を買うことに
ちなみにここのお弁当屋「浜吉」さんは広島空港名物の「あなごめし」を売っていることで有名ですが、空港には珍しくなぜかクレジットカードが使えませんでした
さっさとセキュリティを潜ったら
広島空港JALサクララウンジへ
4年前にリニューアルしたそうですが、今回初潜入となりました
伺ったのは日曜日でしたが、搭乗時間の1時間半前という事もあり誰もおりません
奥にリラックスエリアがあり
テーブルには電源(USB電源も)が備えられているのでこちらに陣取ります
ドリンクコーナーがこちら
この日は車の運転もないという事もあり
まだ朝の9時ですが、樽生ビールをいただくことに
銘柄は
「キリン一番搾り」
「サントリー モルツ」
「サッポロ 黒ラベル」
「アサヒ スーパードライ」
の4種
つまみはラウンジに置いてある
「えだまめちっぷす」「うめしそ柿の種」
「えだまめちっぷす」がビールに合い美味い
そうそう空弁の「あなごめし」と「二代目あなごあいのせ重」は自宅に着いてから
晩飯に頂きましたが、やはりこれは旨い
クレカ拒否のお店で拒否したい気持ちもありましたが、ここは美味しいんだから仕方ないといったところでしょうか
さて天気予報に反し、この日は晴天
乗った飛行機は一路日本海方面へ
そこで鳥取県のシンボル伯耆大山が見えてきました
雲を被っており最高峰の剣ヶ峰は観ることは叶いませんでしたが、山の頂上から裾野に向けて白い筋のようなものが見えます
ちなみに伯耆大山はスサノオが八岐大蛇を退治するいわゆる「ヤマタノオロチ伝説」の候補地の一つです
ちなみに物理学者の寺田寅彦はヤマタノオロチについて溶岩流を連想させるとこう述べています
「その目は赤かがち(ほおづき)のようで、ひとつの身体に頭が8つ、尾が8つあります。その身体にはコケやヒノキやスギが生え、その長さは8つの谷、8つの山に渡り、その腹を見ると、一面がいつも血にまみれてただれています」
確かに溶岩流が土砂を溶かしながら山筋に沿って、赤く光りつつ山裾に分かれながら流れていくという情景が飛行機から眺める伯耆大山のこの白い筋を見ていると何だか想像できる気がしてきました
さらに鳥取方面へ進んだところで眼下に鳥取砂丘を見ることも出来ました
こんな感じで遊覧飛行しながら新千歳空港へ向かう事に
こんな感じで製作段階から見たくてしょうがなかった
劇場用日本酒映画「吟ずる者たち」
広島で先行上映がなされると聞きわざわざ飛行機まで使って見に来ましたが
西条の酒蔵見学や、西条酒を飲みながらの食事も良かったので
まぁこれはこれでよかったという事にしておきます
私の住む札幌ではこの映画の上映は来年以降となるようですが
興味がある方がいたらぜひ映画館に足を運んで見てもらいたい映画でした
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