昨年、還暦をまじかに始めた御朱印集め
海外に旅行に行けなくなった事も、そのきっかけの一つですが
そんな御朱印を賜りに出雲大社へやってきました
流石は日本中の神様が10月に集まるだけあって、広大な敷地に有りました
それにしても流石は因幡の素兎の伝説のある出雲大社、狛犬ならぬ狛兎が、境内を護っておりました
「因幡の白兎」はあの古事記にも記された神話で
大国主大神が因幡国の美しい姫に求婚するエピソードの前半に登場する物語
ワニザメをだまして向こう岸に渡ろうと考えた白兎は渡り切る手前でだまされたことに気づいたワニザメたちに体中の毛をむしり取られ丸裸にされます
そして大国主大神の兄弟たちに騙され海水で身を洗い風に乾かすよう促され実践
兎の皮はますますひどくなるというもの
そんな白兎を助けたのが大国主大神で、恩返しに八上比売との縁を取り持つというストーリーです
小学校あたりでもしかしたら習ったのかもしれない物語です
そんな伝説のおかげか、縁結びといえば出雲大社と言われるくらい有名な「出雲大社」へやってきました
正面鳥居をくぐり境内へ
先ほどの須佐神社でのゲリラ豪雨がまるで嘘のような晴天です
四の鳥居をくぐるあたりで
拝殿が見えてきます
まずここでお参り
出雲大社のお参りの仕方は、一般的な神社と異なり「二礼四拍手一礼」
大注連縄が有名な出雲大社で、実物はこんなものかと思ってしまいましたが
実は有名な大注連縄は神楽殿のもの
兎に気を取られ見過ごしてしまいました
続いて、社務所に立ち寄り
御朱印を賜ります
出雲大社の御朱印は「参拝」と書かれたシンプルなもの
出雲大社には本殿の他にもパワースポットがいっぱい
まずは本殿の背後にある素鵞社
出雲大社の摂社でスサノオノミコトをお祀りしたお宮
ヤマタノオロチを退治したスサノオノミコトは、英雄神として出雲に君臨
素鵞社の背後には、出雲大社を見守る八雲山の岩がせり出していますが、その八雲山は禁足地であり、一般の人は入ることができない聖域です
出雲大社の御本殿裏にて、御本殿を見上げる狛犬ならぬ狛兎たち
最後に大国主大神の「ムスビの御神像」
日本の荒海の向うから現れた幸魂奇魂(さきたまくしみたま)を授けられ、結びの神となられた神話に一場面
を見て出雲参りは終了
こんな感じで兎にばかり気を取られ、有名な大注連縄のある神楽殿を見るのを忘れましたが、まさに後の祭りでした
まぁそれはまた次回のお楽しみという事で
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