昨今の航空会社のラウンジ事情
私が思うに欧米のラウンジより、アジアの国々のラウンジの方が贅沢
そんな風に思えます
その筆頭が香港国際空港のピア・ファーストクラスラウンジ
食の街、香港にあってそのグレードがものすごく高いんです
今朝は朝飯も食べずにホテルから空港に直行
そのわけは無論、このラウンジで朝食を食べるためです
ということで奥にあるレストラン「ザ・ダイニングルーム」へ
まずは今回の旅の終了を祝いビールで乾杯ですが
銘柄は「青島ビール」でもなく、ましてや香港を代表するビール「サンミゲル」でもありません
今や世界の潮流となったクラフトビールブームの波に乗り、中国はもとより香港も空前のクラフトビールブーム
世界各国のクラフトビールだけでなく、香港でオリジナルのビールが作られるようになりました
今回はそんな香港のクラフトビール「香港ビール」を朝からですがいただくことに
ちなみにここに伺ったのは2019年の1月ですが、同年11月には
キャセイパシフィック航空、特製クラフトビール「ベッツィービール」を刷新
ラウンジでも呑めるようになったとのこと
このビール、世界で初めて高度3万5,000フィートの上空で堪能できる特別醸造なんだとか
次回このラウンジを訪れた際は是非ともこのベッツィービールを味わってみたいものです
ちなみに「ザ・ダイニングルーム」はビュッフェ形式ではなく
メニューを渡され、好きな料理をチョイスしてオーダーする
今各航空会社のファーストクラスラウンジの最新のスタイル
コースで頼むことも可能だったりします
今回は朝食という事もあり
中華風モーニングセットたる中華粥と醤油焼きそば、飲茶がセットになった「ザ・チャイニーズセット」を頼みました
ちなみにこのラウンジの食事は以前ペニンシュラの運営でしたが、昨年からプラザ・プレミアムの運営に替わっていました
中華粥のトッピングには
「ピータン」「揚げ麩・ピーナッツ」「中国醤油」「XO醤?」
トッピングにピータンがあるのは嬉しいし、ピーナッツがこうして料理に使われるのも中華圏や東南アジアの特徴ですね
ファーストクラスラウンジだからと言って、オーダーする料理ばかりではなく、ビュッフェ料理もかなり豊富
ということで次は「パントリー」と名付けられた部屋へ
ここにはまだ朝早くだというのにかなり豪華
一日の始まりにたっぷり食べる朝食はパワーの源と考える
元気な香港を裏付けるような料理が並んでいました
まずは中華料理
「牛肉焼売」
「蒸し餃子」
「炒飯」
続いて洋食、まずはパン
宗主国、英国の色が残る香港ならではのトースト
日本とは違い英国では薄い食パンが主流で、しっかり焼いた薄いトーストが
イングリッシュ・ブレックファーストの主役
このパントリーにもそうした英国流のトーストが並んでいました
もちろんクロワッサンなどのパンも並んでいます
そしてソーセージとゆで卵
茹でるのはなく、フライパンで焼いたのだろうチキンソーセージ
この辺りもドイツのそれではない、英国の香りがします
そのほかコストコのハイローラーのような料理にスクランブルエッグの載ったマフィン、チーズの数々
何だかいかにもビールを飲んでくれと言わんばかりの料理ばかり
デザートも充実
マカロンやチョコレートケーキ
どれも一口大でまるでアフタヌーンティに出てくるようなサイズ
冷蔵庫には缶ジュースやフレッシュジュースに加えて
青島啤酒、ヒューガルデンホワイト、カールスバークにアサヒスーパドライ
などが有りますが、こうした海外のラウンジには珍しく
樽生のビールサーバーが置かれていました
ちなみに銘柄は青島啤酒でした
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ということで搭乗時間までは
快適な空間を醸しだす、落ち着いた雰囲気のソファーエリアで過ごすことに
冷蔵庫にあったスモークサーモンつまみにするのは
樽生ビールサーバーを差し置き
香港ビールカンパニーの「ドラゴンズ バック ペールエール」
ちなみにここのラウンジには「ザ・バー」と名付けられたバーエリアがあり
バーテンダーが好きなお酒やカクテルを提供してくれるんです
ということで最近の私のマイブーム
「モヒート」をオーダー
現在はなかなか海外には行けない状況ですが
コロナが明けたらまたこのようなラウンジのある香港をまずは目指したいものです

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