今年10月、広島県から4人目となる岸田新総理大臣が誕生、広島県では宮沢首相以降30年ぶりの快挙
ということで、広島空港の2階の土産屋さんで誇らしげに売られていたのは
「誕生!!キッシーはちみつレモン風味まんじゅう」と「誕生!キッシー㊗号外瓦版煎餅」
総理大臣さえも商売のネタにする、広島商人の商魂も大したものだとただただ関心
そうそう空港土産売り場のお酒コーナーには
劇場用日本酒映画「吟ずる者たち」公開記念限定ボトル
西条&安芸津の酒造会社8蔵分が揃えて売られていました
多少気になりますが日本酒はその8蔵のうち、西条の6蔵を回る予定なので、その時に気に入ったものを買おうと思っているのでここではパスさせていただきます
広島空港に来たのならさっさと次の目的地に向かえばよいのですが
広島空港から今回の旅の目的地である西条への空港連絡シャトルバスは、コロナの影響で運休
代替となる白市行きの路線バスに乗り、白市からはJR山陽本線で西条に向かう事となりました
路線バスという事もあり、飛行機の発着時間に合わせているわけでもないので
広島空港でしばし時間が有り土産売り場をぶらついたというわけです
路線バスは郊外を勢いよく走り15分ほどで白市駅へ
帰りは今回の逆コースで帰りますので、バス乗り場を確認いたします
ふとバスの行き先表示を見ると「ネオポリス東広島」とありました
気になってググってみたところ、これは大和ハウスが造成した大規模団地
全国に30ほどこうした大和ハウスの団地が有るのだそうです
ここ白市駅で乗り合わせの為、20分ほど待つこととなります
ふと駅の時刻表を見てみると、広島方面へは1時間に4本ほど運行しているようですが、逆の三原方面には1時間に1~2本と極端に運行本数が減るようです
小さな駅でしたが、着いた時間が夕刻6時半ということもあり大勢の通勤客が利用していました
きっと広島市あたりから通勤客なんでしょうね
ちなみにこの白市駅は「JRシティネットワーク広島」の東端の駅となるんだそうで、広島方面から来た電車はほとんどがここで折り返すようです
元は城下町だったそうで次回はレンタカーでも借りて散策したいそんな町です
そんな白市駅から西条駅までは電車で2駅
10分とかからずに到着いたしました
駅から降りるエスカレーターには
「ようこそ酒都・西条へ」「Welcam to Saijo - The Capital of Sake-」と書かれた看板が・・・
よほどの自信が無ければ出せない看板ですね
西条駅に降りた時点でほんのりと酒らしき香りが漂っていたように感じましたが
気分はすでに日本酒モードへ突入です
まずは今回の宿泊先である「東横イン東広島西条駅前」へ
駅からも見えていましたが、実際歩いても3分くらいの所にある便利なビジネスホテルでした
ちなみにこの週は何かの行事があったのか、翌日の土曜日ホテルは満室でした
兵庫の「灘」そして京都の「伏見」と並ぶ、日本三大酒処の一つとして有名な西條
「八反」「雄町」「八反錦」「千本錦」などの酒造好適米の産地が近隣にあること
龍王山の伏流水が井戸水となって湧き出る名水の地であることと、酒の仕込みの時期には気温が4~5℃になり、日本酒造りには理想的な条件が揃っていること
そして何より「吟醸酒のふるさと」とも呼ばれ、その後も品質向上のための努力を怠らない酒造りの技術が有る事
それらがすべて合わさることにより良質な酒が造られる地としての称号として「酒都 西条」と呼ばれているのだと思います
西条駅周辺に7社の酒蔵が立ち並ぶ酒の都で、駅の東側には赤い煙突と白壁の蔵が立ち並ぶ「酒蔵通り」が続いています
そんな西条の酒蔵通りは
夜間ライトアップがなされ、幻想的な雰囲気を醸し出していました
コメントする