札幌丘珠空港ビル開業30周年記念!FDAの機材による遊覧飛行に参加

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北海道に発令されている「緊急事態宣言」の期限が延長のため中止されていた、
「札幌丘珠空港ビル開業30周年記念!FDAの機材による遊覧飛行」


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緊急事態宣言が解除されたことから
10月23日(土)に再度催行されることとなり、とあるところからお誘いがあったことから催行する名鉄観光サービスに申し込み
この日、夫婦で丘珠空港へ向かう事に
ちなみにこのツアー
当初は申込者殺到で、催行人数の10倍の応募があったのだとか
 

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ちなみにこの遊覧飛行、FDAが提案する新しい旅行スタイルとして
富士山を周遊するフライトや年末年始フライトなど様々な遊覧飛行を実施しているようです
来年また丘珠~静岡便が再開されたらこれだけを目的に静岡富士山空港を目指すのも悪くないかもしれません
 


 

丘珠空港展望デッキにあがりエプロンを眺めると、そこにはフジドリームエアラインズのピンクの機材
3号機たるエンブラエル ERJ-175が駐機し給油・給電を受けていました
 

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ちなみにこの機材からは結構な乗客が降りてきましたが、これは名古屋小牧発着の「FDAチャーター便で行く・日帰り北海道ツアー」というものだったらしく
名古屋の小牧空港を朝8時に発ち、帰路はここ丘珠空港から夕方6時半に発つという日帰りで札幌・小樽観光を楽しむと言ったチャーター便
フリープランがなんと10,000円からあったことからすぐに完売したツアーだったようです
ちなみに朝丘珠空港にやってきて夕方小牧空港に帰るまでの間に時間帯は私どもの乗る、「札幌丘珠空港ビル開業30周年記念!FDAの機材による遊覧飛行」を3回実施すると言ったスケジュールだったようです
 

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遊覧飛行の手続きのあと、まだ時間が有ったので丘珠空港内の丘珠キッチンで朝カレーを堪能
その後、搭乗時間となりましたので
出発便のごあんないには「FDA8230便」との便名が明記されていました
 

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さてそのエンブラエル ERJ
おそらく私自身初めて搭乗する機材かと思われます
ここ丘珠空港は現行1,500mの滑走路しかなく
通年運航できるのはプロペラ機だけとあって、こうしてジェット機を見ると違和感を感じてしまいます

もっともこのERJにあっても丘珠空港で運航できるのは夏季のみ、冬は離発着できません
冬期間にあたたかな静岡あたりに観光(ゴルフ)に行きたくてもここ丘珠からは発着便がないため新千歳までいかねばならないのが現状です
現在関係者をはじめ空港滑走路の延伸に向け活動しているようですが
あと300mつまりは1,800mの滑走路があれば、このエンブラエル ERJなどのリージョナルジェットの通年運航が可能なことから
なんとか地域住民や地主の理解を求めつつ是非とも進めてもらいたいものです
 

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丘珠空港は施設からエプロンまで歩いて向かいますが
タラップへと向かう途中
札幌市東区マスコットキャラクター「タッピー」が出迎えてくれました
 

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丘珠空港にはボーディングブリッジが有りませんので
自走式のパッセンジャー・ステップ車(タラップ車)が横付けされていますが、この車はFDAの本拠地である富士山静岡空港に本社を置くエスエーエス(SAS)のもののようです
この車のタラップを駆け上がりいよいよ機内へ
 

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ツアーの手続きならびに説明の際に、席の割り当てが公平になるよう
抽選箱から抽選券を引きましたが
あたった席は「11K」
 

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抽選で定められたは席はまさに翼のど真ん中
完璧な「当たり?」でした

ただし「当たり?」と言っても
こうしてエプロンの隣に駐機するCRJもしっかり見ることが出来ます
というのもエンブラエル ERJ-175の翼の幅は狭くそれなりに遊覧飛行は楽しめそうです
ということで機材はいよいよ離陸
満席という事もあったのか、スタート位置からエンブラエル ERJはエンジン全開
昔の石垣空港のようなロケットスタートも体感いたしました
 

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ただし今回の飛行ルートである丘珠空港~富良野~美瑛~大雪山系~丘珠空港間ですが
おそらく10月下旬に設定したのは、富良野の山々の紅葉や大雪山系の初冠雪を見て楽しむための設定だったかと思いますが
丘珠空港付近はそうでもありませんでしたが、この日、飛行機からの車窓ならぬ機窓は、ほとんどが「雲海」
出発時に機長から「雲が厚いところもあるので、心の目で見ていただきたい」との話が有りましたが、なるほどと「言い得て妙」と言ったところです
ただ時々雲の間から大雪山系の雪化粧した山々の頂が見えたりしましたが
そのたびに極端に機体をバンクさせ、何とかそんな機窓を見せてくれるように努力してくれました
おかげで眼下に広がる見事な雲海を終始ながめながらの60分の遊覧飛行をそれなりに楽しむことができました
 

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着陸の為、丘珠空港に近づくにつれ高度を落としていくと
そこに百年記念塔が見えてきました
2019年北海道が老朽化を理由に「北海道百年記念塔」の解体取壊が正式決定しましたが
半世紀にわたり北海道開拓のシンボルとして聳え立っていただけに残念な思いが有ります
 

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そんな百年記念塔付近で本日の遊覧飛行の「おまけ」
江別方面から丘珠へ方向を変えるため機体をバンクさせたところ
エンブライエル ERJ175の翼が飛行機雲を引いてくれました
背景の百年記念塔と合わせ印象に残る風景を見ることが出来ましたが、これってやはり翼真ん中の「当たり」席だったからでしょうか
 

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ちなみにたかだか60分の遊覧飛行でしたが、その間に飲物とお菓子の提供が有りました
飲物は「ハラダ製茶の緑茶」ですが、これは静岡県静岡市に本社を置くフジドリームエアライン(FDA)ということもあり静岡の銘茶
それにシャトレーゼのチョコレートクランチを頂きました
 

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降りた後にお土産が詰まった紙袋を渡されました
内容はと言うと
「フジドリームエアラインズ 搭乗証明書」
FDAオリジナルグッズからは
「飛行機ぬいぐるみ」
「FDA オリジナルマスク(プレスエアマスク)」
「FDA バッジ」「FDA ポストカード」
札幌の菓子メーカー YOSHIMIの
「北海道限定 札幌おかき Oh!焼とうきび」など
 

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それと嬉しいことにここ丘珠空港で使える1,000円の商品券を頂いたので
札幌のお菓子などのお土産が揃う「スカイショップおかだま」で網走ビール「流氷ドラフト」「知床ドラフト」を購入
この日の晩酌といたしました
 

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こんな感じで札幌丘珠空港ビル開業30周年記念!FDAの機材による遊覧飛行を堪能
また機会が有れば参加したいものです

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この記事について

このページは、r-ohtaniが2021年11月 3日 06:19に書いた記事です。

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