2017年8月アーカイブ

焼いたソーセージの上にスパイシーなカレー粉をまぶしたケチャップ味のソースかけただけの単純な料理「カリーヴルスト」
本場ドイツではどこの街のソーセージ屋のメニューに載っている最もポピュラーなメニューです
発祥の地と言われる本場ベルリンのビヤホール「ホフブロイハウス」で食べて以来病みつきになっています
 

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最近ではドイツ料理店を中心に日本でも少しずつ知られるようになりましたが
ドイツでお土産に買ってきたマギー・ブイヨンで有名なマギー社の「カリーヴルスト」の素などは日本で目にする機会はほとんどありません
この素があれば簡単にカリーヴルストが楽しめるので、WEBで検索したりしていますが見つかりません
ということで先般ベルリンまで行って来られた方に1ダース買ってきて貰いました
 

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上記の写真にある「ミュンヘナーヴルスト」はカリーヴルストにぴったりのソーセージ
新十津川にある「ヴルストよしだ」というお店の逸品です
今回富良野のラベンダー観光を楽しんだ後、滝川で飲み会が有ったのでちょっと寄らせていただきました
タイトルからしてヴルストよしださんでカリーヴルストがテイクアウトできるような表現ですが実際はソーセージのみの販売です(デパートの展示会などではやっているようですが)
 

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店内のショーケースには他にもハムやソーセージ、レバーパテなど本格的な肉加工品がずらりと並んでいますが、いつ伺っても美味しそうですね
 

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土日祝限定の生ハムをプレッツェル生地のクロワッサンに挟んだサンドイッチ
「プレッツェルクロワッサンサンド」が昼過ぎだというのにまだあったのでこれも購入
 

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外のベンチで食べても良いですかと伺ったところ
今年改装して中にテーブルを用意したのでそこでどうぞとありがたい言葉をいただいたので
このイートインコーナー?でこのプレッツェルクロワッサンサンドを頬張ることに
それにしてもここでビール(ノンアルコール)でも飲めれば最高なんですが
 

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さて今回の富良野観光
きっかけは滝川で行われるワイン会に参加するため
しかもラベンダー観光の真っ盛り、どうせならという事で観光してきたというわけです
ということで肝心のワイン会はというと
ミシュラン掲載店である「プティラパン」さんで行われました
 

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さてそのワイン会である
「第84回 ワインと料理を楽しむ会」
本日のワインは4種
スパークリングワインはアドリア海にほど近いイタリア中部 エミリアロマーニャラルス スプマンテ ブリュット NV
白ワインはフランス ランドック ペイドック コレクション BIO ブラン 2014
もう一本白はフランス ブルゴーニュ アリゴテ ユドロノエラ 2014
と料理に合わせてか白ワインがメインでしたが
最後は赤ワイン スペイン バルデペーニャス ディエゴ デ アルマグロ グラン リゼルバ 2009

それぞれ池田ソムリエが料理に合わせたワインです
 

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前菜は
「ビーツと魚介(ホタテ・エビ・イカ)のカクテル」 
ライ麦全粒粉のパン
添えられたバターが美味しい
 

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「雪国放牧豚と野菜のアスピック」
雪国放牧豚と言えば、恵庭にあるえこりん村で放し飼いにされたアイマトンブランドの豚ですね
初めて食しましたが、なかなか味のある豚です
北海道にはこうしたブランド豚肉が数多く出てきて嬉しい限りです
 

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魚料理は
「宮城県産アジのパネ、ラタトゥイユ添え」
宮城県産を謳っていますが風評被害の多い宮城・福島の魚介類
シェフのなかなか「味な」演出でした


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メインの肉料理は
「オーストラリア産ラムのブレゼ」
ラム好きにはタマラナイ逸品です

こんな感じで老田シェフの料理と池田ソムリエのセレクトワインを愉しみました
 

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常連さん手作りの差し入れのチーズケーキまでいただいたりもしました
 

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ということで「夏草や兵どもが 夢の跡」
飲み干したワイングラスが並びます
 

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そうそう今回はワイン会のはずが何故か泡盛
168年の歴史と伝統ある首里最古の蔵元の古酒なでロックで頂きました
 

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お客さんい出すグラスが足りないのか
ヒューガルテンのグラスで何人かお水を出していましたが、もしかして扱ってるのと老田シェフに聞いてみたところ有りますよとの返事
もちろんいっぱいいただきます
やはりこの白ビール旨い
〆の一杯になりました
 

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さてこの日の宿はいつものキャンピングカー
前回伺ったときに老田シェフにお願いしてここに停めてもらうことにしていました
ということでこのあと滝川の老舗そば屋さんに行ったあとは車中泊

ミシュランのお店で車中泊したのは初めての経験でした
 

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プティラパンさんのワイン会で
ワインは無論の事、その後泡盛とビールと飲んで店を後にしましたが
もうお酒はいいかな~という気分で向かったのは〆の蕎麦
滝川の三楽街にある「そば嘉支店」へ向かいました
 

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飲んだ後の〆はラーメンだろうと言われそうですが
ここ滝川市も含む空知地方は、「日本一」のそばの産地
滝川にはそば屋は石を投げればあたるくらい沢山あるんです
伺った「そば嘉支店」は滝川勤務時代にもよく行ったお店で勝手知ったる蕎麦屋さんでした
ここは蕎麦屋にしては珍しく夕方からやっているお店で
私同様飲んだ後の〆に使うのが多いお店のようです
深夜には結構賑わっていますが、たまたまお客さんが退散した後のようで店内はガラガラ
今回は2人での訪問ですが、小上がりでのんびりさせていただくことに
 

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メニューを見るたびに食べたくなるのがこの「語らいそば(3人前より)940円」
冷たいお蕎麦が大きな器に盛られているうえ、その上に海老天や野菜の天ぷらがこれでもかと載っているんです、これを大勢でワイワイやりながら食べるという、そな嘉の名物蕎麦なんだそうですが、食事を終えた後、2人で3人前からというのはかなりきつい
ここは涙を飲んで合鴨蕎麦をいただくことに
 

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さてその滝川といえば合鴨
もともとは民間事業としてやっていたものを官が引き継いでいて
滝川愛生園という施設で障がい者の就労訓練の一環として、あいがも肥育・生産を行っているんです
この滝川愛生園さん仕事上のお付き合いもあったのですが、大変良さそうな環境でストレスなく育てられた合鴨は地元でも美味しいと評判でした
砂川ハイウエィオアシスの「そらいちマーケット」にも販売コーナーがあり、そこで買った「合鴨スモーク」が絶品でした
 

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で、その合鴨蕎麦
当然のように葱が載って出てきました
「カモネギ」っていうくらいですが、鴨が葱を背負って来る
というのは当方にとって美味しい話が向こうからやってくるという意味
ということで美味しく頂かせてもらいました
 

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ちなみにここそば嘉の蕎麦はいつも手打ちの打ち立て
そんな蕎麦にテーブルにあった天かすもたっぷり入れて、するりといただきました
 

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私の好きなキャンプ場の筆頭に千歳市の「美笛キャンプ場」があります
ただここ3年はご無沙汰していました
その理由は色々ありますが、やはり行きたい美笛キャンプ場
ただしすでに7月下旬というこは夏休みシーズン突入してしまっていました
家族ずれがのファミリーキャンパーが多いこの時期、朝早くに行かなければ、入場制限がかかり入れないかもしれません
そこで考えたのが、前の日に千歳まで行ってしまい翌朝早くに美笛キャンプ場へ向かうという手法
そこで金曜の夜仕事を終えてから「道の駅サーモンパーク千歳」でP泊することにいたしました


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そこから歩いて5分ほど千歳川を渡ったところに居酒屋さんの入ったテナントビルがありますが
そのテナントビル名となっているビア・ワークスちとせビル
「ビア・ワークスちとせ」
レストランというよりはビヤホールと言った感のあるお店がそこにありました
というのもここでは工場直送のクラフトビールが飲めるんです
その名もアイヌ語で“きれいな水”の意を持つ「ピリカワッカ」というクラフトビール
千歳川のきれいな水を使った醸し出されたビールなのでしょう
それをなんとここでは飲み放題で楽しめるんです
 

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店内はビヤホールというよりはファミリーレストラン
2階にも宴会場らしき部屋が有るようで、この日は80名くらいの方が大宴会をやっていました
煩いですがよろしいでしょうかとスタッフにたしなめられましたが、ビヤホールの煩さは本場ベルリンで経験済み
気にしませんからという事で席に着きました
 

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さてここビア・ワークスちとせの魅力は何といっても飲み放題
基本1,500円で2時間飲み放題なのですが、追加料金500円でクラフトビール飲み放題に変更可能なんです
しかも個々別々の飲み放題が可能
我が家では私しかビールを飲みませんのでこれは嬉しい
ということで駆けつけた飲んだのは「ヴァイツェン」
白ビールらしく、白濁していているうえまろやかな喉越しのビールでした
 

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クラフトビールはヴァイツェン・スタウト・ピルスナーと季節限定ビールの4種類
今年の夏の限定は「インディアペールエール(I.P.A)」でした
エールビールは私の好みという事もあり2杯目はIPAに
 

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その他「スタウト」「ピルスナー」と飲み続け
結局4種類を2杯ずついただきました
 

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ツマミのほうはよく居酒屋などで見る「玉ねぎの塔」
これが揚げたてで絶品でした
このあと何品か食べましたが、これがなかなか旨い
この日は2階で大宴会があったため客を制限したのかもしれませんが、1階はガラガラ
ビールは無論、食べ物も美味しいし何故って感じです
もしかしたらWebでの宣伝やFacebookなどのSNSでの発信が下手なのかもしれませんね
 

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続いて頼んだのは
「バルナバハムとベーコンプレート」
バルナバハムはこのビア・ワークスちとせのある千歳市の新千歳空港ターミナルビルを所有、管理・運営する北海道空港株式会社の子会社
そんな関係でおいているのかと思いますが(まぁ想像だけの話ですけどね)、某大手ハムメーカーのものよりも断然味が有りますね
やはり美味しいビールには美味しいソーセージが似合います

 

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カマンベールチーズフライ
と通なメニューも多かったように思えます
 

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そうそうWebでこのお店を見つけた時に「塩ホルモン炒め」が絶品とあったのでこいつも頼んでみました
単なるモヤシとホルモンの炒め物なんですが、これがクラフトビールとの相性が抜群でした
 

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余市の道の駅もそうですが
こうして道の駅周辺に美味しいお店が有るのはキャンカー乗りには嬉しいものです

午前6時まだ開場まえの美笛キャンプ場ゲート前の様子です
そんな時間ですがすでに6台ほど入場待ちの車が並んでいました


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しかもゲートの柵越しにキャンプ場内を覗いてみると、湖畔沿いはすでに埋っている模様
こんなにたくさんの皆さんが昨日の夜7時までに入られていたんですね
(そういやその日はプレミアムフライデーでした)
 

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なんでこんなことまでしないと入られないのか、いやそんな苦労をしてまで入るのか
それは何といってもこの美笛キャンプ場の人気の高さを物語るもので
恵庭岳を望む支笏湖の眺めはキャンプ場としては北海道でもそうそうみられる景色ではないですし
そんな景色を望む湖畔近くにテントを建てることも可能です
 

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湖畔とは反対側となる巨木の森の雰囲気もまずまず
他に札幌圏から近いのも理由の一つでしょう
しかもここ数年キャンプブームが再燃しているそうで、ここ美笛キャンプ場は予約が取れない替わりに先着順となるため週末の朝7時の入場にはかなり車が並ぶのだとか
まぁ10時くらいまでは何とか入場できるのでしょうが、キャンピングカーを停めるとなるとやはり場所の問題もあります
ということで開場の1時間前から並んでいました
 

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7時過ぎに無事入場、湖畔は当初からあきらめていたのですが、なんとか木立のなかの涼しげな場所にサイトを構えることが出来ました
 

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デカゴンを広げキッチンをセットしたら
朝から樽生ビール10ℓを開けます
 

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ツマミは枝豆のサンバル炒めと
朝食となるカレー
これは円山にあるルーカレーの専門店「クロック」のカレーをテイクアウトしたもの
このカレー本格的な欧風カレーでかなりの濃口、ビーフがとろとろにとけた濃厚なカレーでした
なんだか朝から贅沢な瞬間です
 

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朝飯をビールをいただきつつ食べた後はシャワーを浴びます
ここ美笛キャンプ場のシャワーは10分間と長い時間シャワーが浴びることの出来るのですが、料金もワンコイン(100円)と激安です
昼からは混み始めるのが判っていましたので早めに浴びることにしました

シャワーを浴びた後、キャンプ場のゲートを顧みると
看板が入場者を塞いでおりました
それが噂の入場制限となる「満車」の看板でした
 

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シャワーを浴びたら
次は冷や麦を茹でて、美笛キャンプ場の冷たい水で〆て冷や冷やをいただきます
ここまで飲みすぎたか、この辺りでちょっくら昼寝
 

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夜は分厚いステーキもごちそうになりました
先般食べた「いきなりステーキ」を思い起こすステーキです
 

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お腹がいっぱいになり、日もくれたところで焚き火

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ただこの辺りで昨晩のビアホールと早起きがたたり
睡魔が襲い就寝、キャンプ場であることを忘れるほど熟睡してしまいました

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と言う事で翌朝は朝早くに目覚め
珍客と遊んだりもしました


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そうそうキャンプ場に入ってくるキャンパーが居ないと思ってましたが
わけは退場際にみたこの看板
まさに不幸の看板、夏の美笛は敷居が高かった

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先週の水曜日、エルムの杜こと北大構内にやってきました
目的はこのビアグラスにある「緑のビヤガーデン」です
 

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北大は東京ドームのおよそ38個分という広大なキャンパスを有しています
(まぁそんなことで北海道日本ハムファーターズのボールパークが検討されたりしました)
北大の名がつけれてから100年の歴史をもつそんな広々とした札幌キャンパス
エルムの杜と呼ばれるほど樹々が多くその自然に囲まれたキャンパスの一角でビールを飲みたい、そんな人向けのビアガーデンだったりします
ちなみにこの緑のビアガーデン、2006年の開催以来、今年で12回目の開催
会場は北海道大学百年記念会館、会館内はもちろん
屋外にも椅子やテーブルが並べられ455席が用意されています
 

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ただ私たちが伺ったときにはそんな席はすでに埋っておりました
かといってこれはもう想定内、というのもこの緑のビアガーデン
北大構内の芝生にレジャーシートを広げピクニック気分でビアガーデンが楽しめるというもの
それにそのレジャーシートは無論、蚊取り線香まで無料で貸してくれるといった気の配り用
アウトドア好きにはたまらないシチュエーションです
 

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ちなみに北大構内で行われるビアガーデンでしたが、夏休期間中のためか学生グループを見かけることはほとんどありませんでした
まぁ聞き耳を立てていると北大OBが多かったように思えます

ということで我々もレジャーシートと蚊取り線香を借りてキャンプサイトならぬ
ビア・ピクニックの始まりです
ちなみに写真のテーブルはこのためにわざわざ持参いたしました
 

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さてこの緑のビアガーデン、魅力はこのピクニック気分もありますが
もう一つの特徴がその安さ、学生向けの価格で設定されているのか、生ビールがなんと1杯300円(税込み)
おつまみはいかにも地産地消
すぐ隣の北大農場で育てられた生産物を使ったつまみなども、300円からといった価格設定でした
(しかも300円のツマミが一番多かった)
前入券だと3,300円分が3,000円で販売されておりさらにお得に楽しめました
 

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ということでまずはキリン一番搾りで乾杯
 

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そうそう今回初めて見ましたが、サッポロドームでも見かけるビール売りがここにもいらっしゃいました
もちろんこの日一番の人気者です
 

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夜になるとライトアップがされますが、残念ながらここは8時半で終了
 

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名残惜しいのですが、チケットも底をつきましたし
この辺で近くの居酒屋に河岸を替えることにいたします
 

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北大構内で「緑のビアガーデン」を堪能したあとは
創成川沿いにある四季の創作料理「居酒屋燔」へやってきました
この居酒屋燔なにやらクラシカルな建物ですがそれもそのはず
旧八条市場をリニューアルして作られた居酒屋で、なんと築100年の建物なんだそうです
 

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このお店の魅力は何といっても海鮮料理
オーナーの加保さん自ら札幌中央卸売市場に出向き、いきのいい魚介類や新鮮なお野菜仕入れてくるのだとか
この日も水槽には活アワビが入れられていました

平日という事もあり割と空いていたので、掘りごたつに陣取ることにします
 

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お通しからこの店の心意気が伝わりますが
今回はマグロの山掛け
飲み物はビールもそろそろ飽きてきたところもあり
壁に掲げられていたジンビームのハイボールが150円を頼みます
 

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ここへは海鮮を食べに来たので
まずは「おまかせ刺し盛り(上)」
タコ刺しやホッキがコリコリして美味かった
 

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続いて
「たこざんぎ」
 

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今年不漁のイカ
「焼きイカ」
 

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そうそう海鮮ばかりではなく
「モツ煮込み椀」もいただきます
 

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〆は「北海道のらーめんサラダ (白ごま)」 
これは食べなかった
 

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こんな感じで自慢の海鮮料理を愉しませてもらいました
そのうえごちそうになってしまいましたが
次回キャンプか何かで生ビールかなにかでお返しさせていただくということで

猛暑となった今年の札幌
エアコンが売りに売れているそうですが、大通りのビアガーデン会場にも連日大勢の酔客でにぎわっているようです
さて先般北大構内で行われた「緑のビアガーデン」には行きましたが、やはり行きたい大通りのビアガーデン
もともとは札幌のサラリーマンが仕事帰りに訪れるといった印象がありましたが、最近ではずいぶん様変わりし、家族ずれや年配の方々
それにどこから聞きつけたか、道外からの観光客も増えてきました
そのうえ特にここ数年ビール好きの欧米人を凌駕するようにアジア系の外国人の姿を見かけるようになってしまいました
ということで毎年120万人が訪れるといわれる大通りのビアガーデン、本音を言うとあまりにも人が多すぎです
 
 
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その開放的な雰囲気のもと楽しむ大通りのビアガーデン
夏の風物詩として確立しておりますが日本が誇るビールの4大メーカーの競演の場とも化しているようです
というのも北海道の人々は内地に古くから伝わる風俗・習慣にとらわれない自由奔放な気質があります
札幌っ子たちは地元のビール会社のサッポロだけではなく、4大メーカーすべてに分散して
ビール各社は数字にも拘るようで、それぞれのあれやこれやの手法でお客を呼び込んでいるようでした

ということでまずは5丁目、地下鉄の大通駅からもほど近い
サントリーのビアガーデン
「サントリー・ザ・プレミアムモルツ」を前面に押し出したビアガーデンです
 

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続いて6丁目
アサヒビールのビアガーデンはもちろん「アサヒ・スーパードライ」のためのビアガーデン
個人的にはあまり好みではありませんが、プラタナスなどの樹々に囲まれたビアガーデンはそれはそれで中々いい雰囲気が漂っていました
ここは年配の方が多かったように思えます
 

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さて7丁目にやってきました
ここはキリンのビアガーデン会場
以前は職場の関係でよくやって来たところですが、さすがはもとビール界のガリバー
キリン一番搾りは無論、フードも炭焼きといったこだわりのビアガーデンでした
 

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そうそう私が一番行きたかったのがこの「ドイツ村」
昨年はここで楽しみましたが、やはり高いのがここの唯一の弱点ですね
 

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ということで8丁目に舞い戻ってきました
ここはTHEサッポロビールガーデン
昼に訪れた時にはまだ席など余裕でしたが
 

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金曜の夜に訪れたらこれが大変
全くと言っていいほど席に余裕はありませんでした 
 

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席はないがどうしても飲みたいサッポロビール黒ラベル
そのわけはこのポスターにある
JALとサッポロビールがコラボしてやっている「夏のサッポロ満喫キャンペーン」
JALグループ便をご利用の皆様にサッポロ生ビール黒ラベルを一杯プレゼントという嬉しい企画
 

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幸い数枚使い古しのチケットがありましたので
これで今宵の生ビール〇杯いただくことに
(ポスターに謳われているように1人1杯なんですけど)
幸い立ち飲み席が空きましたのでここでいただきます
 


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ビールのつまみは
試合前に選手たちも食べているという触れ込みの
「ファイターズプレート」1,100円
(当然ですが日本ハムのシャウエッセンが入っているうえ・若鶏竜田揚げ・プレーンチーズ・えびせんがセットになったプレート)
それに「ポテトチーズフライ」550円と
しめて2人で1,650円、たっぷり大通りのビアガーデンを満喫してきました
そうこの大通りのビアガーデン、飲み物もフードも結構高いのが悩みの種なんです
 

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まぁここんな感じで雰囲気を味わったら、このビアガーデン開催中は閑古鳥が鳴くという
札幌駅あたりの居酒屋に河岸を替えることにします

大通りのビアガーデンで軽く崇拝やった後は駅前にある国際ビルへやってきました
このビルには札幌では老舗となるカレーのコロンボさんがありますが
目的のお店はそのコロンボと同じフロアにありました

その目的となるお店の名は「北海らーめん札幌駅前店」
滝川でお世話になった松尾ジンギスカンの系列会社である
中華惣菜製造販売、中華料理店の「点心札幌」の経営するお店です
ちなみに同じ系列店として札幌の手稲にある
餃子苑 富丘の里」がありますが、以前私も伺ったことが有りました
 

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客層としては仕事帰りのサラリーマンが大半このお店
店内はごくごく普通のラーメン店

 

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けれどその実態は・・・・
中華を中心とした肴をつまみにちょっと一杯やっていくお店と言ったところでしょうか
壁にはそうしたチョイ吞みのメニューがずらり並んでいました

(得)ほろ酔いセットA 1,400円
・お好きなドリンク1杯&料理1品&お通し
 
(得)ほろ酔いセットB 1,900円
・お好きなドリンク2杯&料理1品&お通し

そして今回伺った目的の
(得)ほろ酔いセットC 2,200円
・お好きなドリンク90分飲み放題&料理2品&お通し


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頼むのはもちろん(得)ほろ酔いセットC 2,200円
まずは生ビールをいただきますが、ここ北海らーめんのビールの銘柄は私好みのサッポロクラシック
そのほかワインなどフリードリンクメニューもかなり豊富
とっても「ほろ酔い」じゃ済まなんじゃないと声も上がりそうですが、30分ほどで駆けつけ4杯
90分で何杯飲むことになるかな~
さて生ビールとともにお通しも出てきました
まずはこいつで一杯
 

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料理一品目は
「エビのチリソース煮」
 

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続いて
「小籠包3ヶ」
このあたりは中華惣菜製造販売「点心札幌」の経営するラーメン店なのでしょう
中華はなかなかのものです
次回は餃子に挑戦してみたいですね
 

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おそらく看板メニューのなのでしょう
「葱チャーシュー」
生ビールに合いますしボリューム感たっぷりです
 

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有りそうで無さげなラーメン屋のラーメンサラダで〆
 

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たっぷり〇杯飲んで北海らーめんの(得)ほろ酔いCセットを堪能
ここに来る前の大通りビアガーデンで〇杯飲んでますのでそれと合わせ、ほろ酔いどころかへべれけに
なんともお得なセットメニューでした

ちなみに結局この日はビアガーデンと合わせ2日で6千円程の出費で終わりました
気に入ったのでまた伺うつもりですが、次回来た時は最後にラーメン追加し〆ることにしよう

先週の週末、久々に天気も良さそうという事で急遽いわみざわ公園キャンプ場を予約
前日のビアガーデン等の酔いがさめたころのんびりキャンプに向かいました
途中岩見沢市内で買い出しということで、移転して以来行っていない「市川燻製屋本舗」へ
キャンピングカーでも伺いやすい駐車場だったのも嬉しい
次回このあたりでキャンプする際はまた寄っていこうと思わせる場所に移転されていました
 

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開店時間少し前でしたが店が開いていたので、入店
まだ商品は揃っていないとの事ですが、我が家には十分並んでいたので数種購入
キャンプ場へ向かいます
そう言えば開店時間が11時と少し遅めかとも思いましたが製品の出来上がりも関係しているようです
 

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ほどなくキャンプ場へ到着
少し早めかとも思いましたが、すでにキャンプ場にはサイトを構えられている方が数組おりました
このキャンプ場は予約が必衰ですが、逆にいうと先般伺った美笛キャンプ場のように次々入ってくることもなくサイトも決められているのでこんな時期はきちんと予約して伺えるキャンプ場がベストと思っています
 

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さて毎年一度は訪れるこのキャンプ場
常連になっているわけは自宅から40分程度で伺えるのと、電源と流し台がサイトに付属しているなど設備が充実している割に1サイト4千円とお得なのがその理由です
ただ夏のこの時期の週末はいつも予約でいっぱい
けれどWebで覗いた時のタイミングが良くキャンセルした間際にすぐに予約させてもらいました
かと言っていつも停めている13番のサイトではなく、今回予約できたのは7番のサイト
行ってみるまでキャンピングカーが停められるかちょっと心配でした
 

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サイトに車を入れてみるとこれがまたぴったり(前輪は駐車場からはみ出しましたが)
しかも後面は山側で緑もたっぷり
このサイト気に入りました
流し台の隣にUSコールマンのガスコンロを載せたキッチンを構え
テーブルとイスを出したらセッテイング終了
今回はコストコで買ったクラフトビールを楽しむつもりです
 

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ツマミはテーブルに揚がっている「カリーヴリスト」
ドイツ土産のマギーの素でソースを作り
新十津川町のよしだヴルストのミュンヘナーヴルストをボイルして作った最近の我が家の定番メニューです
 

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久々にガスオーブンでピザも焼きましたが
久々というのも今年の7月は気温が高くキャンピングカーの中のガスオーブンを使う気になれなかったためです
ハモンセラーノの原木をキャンプ場で削ってそれを焼き上がりにトッピング
これまた最近お気に入りの一枚となっていますが
これをコストコのIPAやケルシュなどのクラフトビールとともに楽しむことに
 

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もちろん市川燻製屋本舗で購入したばかりの燻製も頂きます
看板メニューのシメサバやタコ・牡蠣に燻玉
 

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さてこの市川燻製屋本舗の燻製は日本酒に合うアテとして知られていますが
夜は獺祭の純米大吟醸 等外とともにいただくことにしました
獺祭の大吟醸も旨いがこの燻玉も旨い
 

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昼に食べすぎたせいか
夜は焼肉することなく、これまた岩見沢にある海産物の卸問屋 河口屋で購入してきたお刺身と
焚火を肴に獺祭と普段とは一味違うキャンプの夜となりました
 

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翌朝はキャンプ場内にあるシャワールームでシャワー
5分間で100円は美笛キャンプ場ほどではありませんが、なかなかお得
さっぱりしてこの後、実家のあるあいの里に向かいます
 

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そうそう夜はランタンの灯りに誘われてこんな来客が有りましたが
 

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翌朝も思わぬ来客?
帰り道キャンプ場を出たところで
道路に何か細長いものの姿が目に入りました
昔々道路を横断していた蛇をひいてしまった事が有りおましたが今回も同様に蛇
どうやら青大将が日光浴していたようです
今回は轢かずに済みましたが、こんなところにいると誰かに轢かれてしまうよ
 

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まだ滝川に勤務、単身赴任生活をしていた時の事
会社の飲み会などで山菜好きと話していたからか、ある日大量の「ワラビ」が届いた
春の山菜の中でも人気が高く、キャンプ場のある里山でも気軽に採れる山菜「ワラビ」
たしかにワラビなどの山菜は好きだとは言ったが、それは採取も含めてなんだとは言えなかった・・・
 

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その重量はおよそ3~4kg
近所にも配ったがさすがに大量にあったので、まだまだ残っています
ということでちょっと湯がいて重曹に漬けあく抜き
まずはにんにく醤油漬けにしていただきます
 

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飽きないようにわらびの生姜醤油漬けにもしてみました
 

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薬味のように冷や豆腐に載せたり
 

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キャンプでワラビを油揚げとともに新たに買った炊飯用の鍋で炊き込んでみたらうまい具合に炊けました
ご飯にして炊いてもワラビの独特のぬめりと食感はそのまま、これは結構いけました
 

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ということでワラビの炊き込みご飯は翌日の弁当に
こんな感じで何とか完食
 

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そういやわらび料理には「わらび餅」ってのがあるけど、来年は自分で採って挑戦してみようかな

ここ数ヶ月コストコに行くたびに気になっていたものがある
それがフードコートのメニューに掲げられた
「ローストビーフサンド」

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さてそのローストビーフサンド
コストコのベーカリーにあるトルタサンドイッチロールにボリュームたっぷりのローストビーフをサンドした、とっても贅沢なメニューなんですが、驚くのはそのお値段
コストコのフードコートと言えばまず頭に浮かぶのがホットドックのドリンク付きが180円というのが鉄板かと思います
そこに何と780円というフードコートとしては、えっと思えるほど高額の豪華サンドイッチが登場していたんです
怖いもの見たさってわけではありませんが、とりあえず2個(もちろん2人分です)買ってみましたが
夜の時間帯という事もあったんでしょうが、そんな値段にかかわらずフードコートに並んでいたところ結構このローストビーフサンド売れていました
 

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ビールを飲みつつ食べたかったこともありフードコートで食べるのではなくテイクアウトし自宅で食します
そのまま口に運び一気に頬張って食べれる大きさではないため、輪切りにしてみたところ
トルタサンドイッチロールにレタス、レッドオニオンがひかれ、その上に薄く切られたローストビーフがミルフィーユのように20枚くらい重ねて載せられ
さらにドライトマト、グリーンリーフがトッピング甘辛なソースとマスタードと相まって食欲をそそる一品となっていました


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かなりボリューミーなこのロ-ストビーフサンド食べても食べても減らない感じでしたが
なんとか完食、これ一つでまさに夕食一食分のサンドッチでした

今年のお盆休み、国民の祝日である「山の日」8月11日が金曜日にあたったため上手いこと休めれれば、なんと5連休とすることが可能となりました
ということで今回目を付けたのが北イタリア
イタリア最大の都市圏のミラノをはじめ、オリンピックが開かれたトリノ、そして水の都ヴェネツィア、見どころ満載のこの北イタリアを5日あれば回れる(もちろん弾丸旅行で)とばかりに出かけてきました
そうボンジョルノならぬ「盆ジョルノ」な夏休み
 

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今回も昨年同様航空券と宿泊がセットになったパックツアー「キャセイホリデージャパン・ダイナミックパッケージ」を使い向かうことになります
ちなみに普段パックツアーなど見向きもしない我が家がツアーを申し込むのにはわけがあります
それはこのキャセイホリデージャパン・ダイナミックパッケージがキャセイパシフィック航空のビジネスクラスが滅茶苦茶お得な料金で楽しめるというからほかなりません
ということで昨年のスペイン旅行同様に使わせていただくことにします

 

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10日の勤務を夕方少しばかり早めに切り上げ(つまりは早退)
向かったのが新千歳空港、そういつものように自宅に戻ることなく会社から直行です
 

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国際線ターミナルは時間帯が良かったのか、思ったよりも人が居ず
すんなりセキュリティとイミグレを潜り制限区画へ
もちろん向かうは各航空会社の共通となる「ロイヤルラウンジ」です
 

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こちらも閑古鳥が鳴くほど空いていました
夏休みと言ってもここ新千歳空港の国際線ターミナルは中国をはじめとしたアジア系の外国人が利用者の多数を占めているようで
お盆休みでここを訪れると思われる日本人はほとんどおりませんでした
というか見かけませんでした
 

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さてそんなロイヤルランジ
並べれるお酒は北海道を意識したものばかり
例えばワインは
赤が北海道ワインのツヴァイゲルトレーベ2013と十勝ワインの「トカップ(赤)」
白が北海道ワインのケルナー辛口2013と十勝ワインの「トカップ(白)」
といった具合
といっても北海道のワイナリーもかなり増えてきたことですし、海外の観光客やビジネスマンにアピールするためにも
他のワイナリーのワインも並べていただきたいところです


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他にも日本酒は左から
『北海道限定特別本醸造男山』
『純米 吟風国稀』
北海道で生産されている酒造好適米「吟風(ぎんぷう)」が使われた日本酒がここにあるのは嬉しいですね
焼酎は『本格麦焼酎 黒和ら麦』
道産大麦を100%使用し黒麹で仕込んだ福岡は楽丸酒造の焼酎
この焼酎は初めて見ましたがどうやらサッポロビールが関わり販売もしているらしいので今度探して飲んでみようと思います
それに宝酒造のそば焼酎「十割」』
ウイスキーはもちろんニッカ ウヰスキーのスーパーニッカとモルトウイスキーの『フロム・ザ・バレル』
それとロシア人も来られるのかウオッカも置かれていました
 

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さて酒のつまみにするフード類ですが、これが思ったよりも貧弱
例えばこのインスタント麺
中華系の方に人気なのでしょう
『(注)もち出しはご遠慮ください』のプレートも英語交じりで添えられていました

ちなみにこのインスタント麺、日清のチキンラーメンを彷彿させますが、いったいどこのメーカーのものでしょうか
普段ちょっと食べたいときに便利そうななうえサイズも手ごろ
売っているのでしたらちょっと買ってみたいものです
 


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他にはおにぎりやパン程度のものくらいでした

このあと乗るのは機内食に定評のあるキャセイパシフィック航空
しかもビジネスクラスの機内食ですから期待が持てます
 

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ということで、この辺の軽食はパスして
生ビールのクラシックを駆けつけ3杯ほどさせていただきます
 

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もちろんここは今回の北イタリアの旅の無事を祈って乾杯です
さて今回の旅はいったいどんな旅となるでしょうか
 

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さて長い長い旅の始まりは新千歳空港から香港国際空港までのCX581便
機材は長距離路線用機材であるB777-300ER型機でした
本来ならこの路線は中・短距離路線用機材であるB777-300が使われるはずですが、機材繰りの関係でしょう良い機材があてられました
というのもこのB777-300ER型機、単に後ろにERが付いただけですがこれが全然違うんです
ERを加えた機材のビジネスクラスは「1-2-1」の配列で53席のフルフラットシートが割り振られているうえ、直接通路に接しているシートのためトイレ等に行く際は隣の席をまたがずに通路に出られます
それに席が機種に向かって少し斜めに配列されているため隣や前方からプライバシーを確保できるといった優れもののビジネスシートなんです
 

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シートは水平にまで倒すことの出来るフルフラットシート
写真のようにシートを倒してぐっすり眠れるので、我が家のように職場から疲れを抱えたまま直接空港に来て搭乗、現地に着いたら即動き始める弾丸旅行にはぴったり
往路復路ともにフライト中に疲れを取れるのは嬉しい限りですね
 

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さてこのシート脇には収納ボックスがあり
ヘッドホンも収納されているのですが、12時間半ものフライト
耳を覆う時間も当然長くなりますが、ヘッドホンだと耳の周りが汗ばんだりしてちょっと辛いので
いつも飛行機専用ジャックのイヤホンを持ち歩きこれを使用しています
とういうことで私の7つ道具ならぬ5つ道具紹介
一つ足らないんじゃないかって、そう5つ目はこの時はいていた携帯用スリッパです
 

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それにこのキャセイのビジネスシート
座席の脇にはこうした下駄箱まで設けられていました
こうした配慮がキャセイらしさを感じさせます
 

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キャセイパシフィックといえばまずはウエルカムシャンパン
2杯も頂いちゃいました
キャビンアテンントの挨拶ののちにやってきましたが、JAL同様にキャセイパシフィック航空もエメラルド会員にはキャビンアテンダントの挨拶があるのかな?
 

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まもなくテイクオフ、水平飛行に入りシートベルト解除の表示が消えたら
いよいよ機内食のスタート
まずは飲み物からですが、いつものようにビールを頼みます
ただし出てきたビールの銘柄は日本人を意識してかキリン
せっかくキャセイに乗っているということで、こいつを飲み干した後はキャセイの本拠地香港で一番人気の「サンミゲル」をいただくことにします
ちなみにサンミゲルが飲み物のカートに乗っていることはなく、どこかに隠しているようで頼まないと出てこないようです
 

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さて肝心の機内食ですが、前菜は出発地北海道を意識してか
道産帆立のたたき(そうそう先月函館に行った際その高騰ぶりに驚いたあの帆立です)それにイクラとサヤインゲンでした
これをたっぷりのタラコマヨネーズソースでいただきます
 

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季節のサラダのドレッシングはオリーブオイル&バルサミコビネガー
梅蕎麦にはワサビと刻み海苔が添えられていました、それと薬味は何だったのかな
 

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メインの料理はこうしてカートに載せられ運ばれてきます
現物を見ながら選ぶといった飲茶方式
これだと選んで失敗と言ったことが少ない、良いやり方ですね
しかも料理はおろか皿も熱々の状態で出てきます
 

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この日私が選んだのは
「豚の角煮:鮑魚醤(アバロンソース)」
添えられているちょっと変わった野菜はカイラン(チャイニーズブロッコリー)
これを人参がトッピングされたジャスミンライスで中華風にいただきます
そうキャセイの機内食ですからまずは中華という事でチョイスしました
 

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迷ったメニューに「テンダロンビーフ」というのがありました
分厚いステーキをキノコとローズマリーのソースで頂くというもの
隣の芝は青らしく、なんかこちらのほうが美味しそうに感じました
次回はこいつにしようかな
 

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食後回ってきたチーズのカート
なかなかいい香りを漂わせていました
 

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ということでチーズセレクション
果物も添えられていましたが、こいつは貴腐ワイン:ソーテルヌとともにいただきました


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最後はハーゲンダッツアイスクリームとイリーのコーヒーで〆
ごちそうさまでした
 

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5時間ほどのフライトで香港チェクラッコク国際空港に到着
さて次は世界に冠たる香港を本拠地としたキャセイパシフィック航空のラウンジを目指します
 

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(映画『ドリーム』オフィシャルサイト - 20世紀フォックスより拝借)
 

今回新千歳空港から香港国際空港へ向かう際、使われた機材はなぜかアップグレード
本来なら長距離路線に使われる機材であるB777-300ERに変更になっていました
ということでビジネスクラスについてはヘリンボーン型の半個室のシートがあてがわれることになります、個人用モニターも15.4インチと大型のもの
しかも映画はオンデマンドで視聴が可能なうえ、日本ではまだ公開されていない映画が目白押し(日本語の字幕の無いものも多く、半分くらいしか聞き取れない映画もありましたが)
ということで、香港までの5時間余りのフライトで日本未公開の映画を1本楽しみました
 

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その日本未公開の映画とは
NASAを支えた黒人女性たちを描く、映画『Hidden Figures』(隠された人々って原題ですがなかなか的を得ていますこのまま使えばいいのに)
来月9月に日本で公開になる映画でまだ見ていない方も多くネタばれになってしまう可能性が多いのでさわりだけにさせていただきますが
いや~映画に登場する黒人女性たち3人、別段美人ってわけではないのですがスカッとするほどカッコ良く演技も素晴らしいことから、とにかく痛烈で滅茶苦茶面白かった
久々に面白い映画を見ました
この映画は実話に基づいて作られたそうですが、旧ソ連との熾烈な宇宙開発競争が行なわれる1960年代初頭のアメリカを舞台に、NASAで宇宙飛行士のジョン・グレンを宇宙空間に送り出して無事に生還させるという事業に尽力した3人の黒人女性が人種と性別という差別の壁を突き抜けながら偉業を達成する姿が描かれています

邦題は『ドリーム』
ちなみにもともとの邦題は「ドリーム私たちのアポロ計画」だったそうだが、マーキュリー計画が舞台の映画なのに、なぜ「アポロ」なんだと映画ファンから日本の配給会社にSNS等で非難が殺到、変更を余儀なくされ「ドリーム」だけになったそうだ
ちなみにこの映画のクライマックスで主人公のキャサリンが、コントロールルームで「皆もう月面に立っているじゃない」との台詞が泣かせますし、またそのキャサリンはあのアポロ11号やアポロ13号の軌道計算をしていたことが最後の字幕で紹介されていました
まぁ「アポロ」でもよかったんじゃないと思うのは私だけ?でしょうか
 


 

日本での劇場公開日は今年の9月29日
これは必ず映画館の大画面で再度観てみるつもりです
おっとその前に同じマーキュリー計画を描いたハリウッド映画の「ザ・ライトスタッフ」を先に見ておくことにしますが

下の写真は香港国際空港の制限区画にあるインフォメーションです
あれっと思われる方も多いかと思いますが、そうインフォメーションの世界標準のピクトグラムでは「i」が使われるはずが、日本の案内所でよくみられる「?」のピクトグラムが掲げられていました
こんなところにも香港が日本を模倣してきた親日(知日なのかもしれません)の様子がうかがえます
 

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さて今回のトリノ行きはキャセイパシフィック航空を使いましたが、直行便などはもちろんないうえ
西回路線ということもあり新千歳を出たあとは当然のように香港国際空港でトランジット
夜の9時半に香港国際空港に到着、その後のトリノ行きの出発時刻が午前1時
搭乗開始がその30分前ですから、ここで3時間ほど時間が有ります
いやもとい3時間しかないといったほうが妥当かもしれません
そうこのblogをお読みの方ならすぐわかると思いますが、ここの3時間は航空会社のラウンジでまったりさせてもらおうというもの
特に今回利用したキャセイの、しかもその本拠地たる香港国際空港のラウンジは世界屈指のラウンジといっても過言でないくらい素晴らしいものなんです
今回のフライトにいつものJALではなくキャセイを使わせていただいたのもここを使えるからといったものもありました

ということで到着後、機外に出たら長い通路を急いで
トランスファー(乗り継ぎ)へ向かいます
トランスファーでのセキュリティチェックを済ませたら
美味しそうな臭いを漂わせるレストランや免税店などには目もくれず・・・
 

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やってきたのはキャセイパシフィック航空のラウンジの一つ「ザ・ウイング」
キャセイの本拠地、香港国際空港には「ザ・ウイング」の他に「ザ・ブリッジ」「ザ・キャビン」「ザ・ピア」と計4つのビジネスラウンジが有ります
特にザ・ウイングとザ・ピにはファーストクラスラウンジが併設されています
今回のビジネスクラスのチケットですと入ることが出来ませんが
我が家は2人ともキャセイの属するワンワールドアライアンスのエメラルド会員
ファーストクラスのラウンジも利用可能という事、それにたまたまトリノ行きの搭乗口が近いという事もありキャセイの旗艦ラウンジである、このザ・ウイングで搭乗時刻までまったり過ごさせていただくことといたしました
 

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ということで手前のビジネスクラスラウンジを素通りし
落ち着いた雰囲気の内装や高級そうなソファーの並ぶファーストクラスラウンジへ
 

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ビジネスクラスと違い客もまばら
ダイニングのコーナーにはほとんど人もおりませんでした
このあたりもファーストクラスラウンジの良いところですね
 

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そうそうキャセイのラウインジといえば
やはりこの「ロングバー」
格調ある大理石のロングカウンターはこのラウンジの代名詞ともいえるものです
あとでここで一杯やりに来ることにします
 

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さてこのザ・ウイングのファーストクラスラウンジを代表するものの一つに
「シャンパン・バー」が有ります
おっとその前にザ・カバナにより風呂の予約
個室浴場「カバナ」は5室しかなく人気がありますので予約は必須なんです
ポケベルを持たされ時間までここでシャンパンでも飲みながらまったり待つことにします
 

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さてそのシャンパンバー
スパークリングなどではなく本物のシャンパンが常時3種類用意されていて
飲み放題といった気前のよいバーなんです
 

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この日ほどよく冷やされていたのは「モエ・エ・シャンドン ロゼ アンペリアル」に
 

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「ヴーヴ・クリコ イエローラベル ブリュット」に「バロン・ド・ロスチャイルド」と言った具合
飲み屋さんで飲んだらいったい幾らかかるのといった杯を重ねてしまいました
 

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そうこうしている間にポケベルが鳴ったので
風呂を浴びに「ザ・カバナ」へ
飲み残したモエのロゼは気を付けながらそのまま持っていくことにします
 

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さてこのカバナ
完全に個室部屋で、大量のお湯が流れ落ちるレインシャワーを備えたシャワールームや通常のお風呂の倍は有るかと思えるフルサイズのバスタブ、風呂を浴びた後ゆったりと過ごせるデイベッドが備え付けられています
もちろんアメニティグッズやバスローブも備えられており
ゆったり過ごすことが前提の個室風呂になっていて
本当にここが空港って思わせるそんあ場所となっていました
 

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そうそう保安上の関係からか安全剃刀はスタッフに申し出ないと出してはくれません
受け付け時にスタッフに頼みだしてもらいました
 

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電源も備えられていますが、コンセントは香港の「Gタイプ」のもの
幸いアダプターが有ったので1つは充電できますが、2個が充電不可・・・
と思っていたら国際空港らしく日本のプラグが使える115Vのタイプのコンセントも用意されていました
 

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大きなバスタブだとわかってきましたので
日本から持参した入浴剤「バブ」を2個使わせていただきます
小さな子供なら泳げそうなバスタブに思いっきり身体を伸ばして入浴
その後レインシャワーをたっぷり浴び、シャンパンを飲みつつゆったり1時間ほどすごさせてもらいました
 

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風呂から上がったらせっかくなので少しばかりフザ・ウイング ファーストクラスラウンジを散策
まずはフードコーナーから
ここのフードコートに並ぶサンドイッチは以前
あのペニンシュラホテル製のものが並んでいましたが、現在は違いところに変更になったんだとか
一つ楽しみが減りましたが、替わりにブリトーなのか今流行りのラップものも並んでいました

 
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海外からのお客さんが多いことからやはりサンドイッチが主流ですが
場所柄か伝統的な香港の飲茶など中華のホットミールも並びます
 

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そうそう今回初めて見ましたが、中国茶のコーナーもありました
そういや最近アジアのホテルのアフタヌーンティなどで提供される中国茶の種類もずいぶん増えてきました
今後こうした場所で中国茶は流行りそうですね
 

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続いてダイニングルーム「ザ・ヘイブン」へ
ラウンジというよりはどこぞの高級レストランって感じがします
基本はビュッフェですが、メインはもちろんオーダーしたものをいただきます
 

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サラダのコーナーにはチーズや冷菜
スモークサーモンにハムなどが並びます
 

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フード類はオーダーするためか少な目
ビュッフェはパンやスイーツ各種
ホットミールは飲茶や焼きそば程度といった具合です
やはりここはメニューを見てオーダーするレストランなんですね
食べていきたいのは山々ですが、この後はトリノ行きでビジネスクラスの機内食が控えていますのでここは我慢
 

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続いてやってきたのが、ビジネスクラスラウンジにある
ご存じ「ヌードルバー」
ラウンジに置かれたラーメン屋さんといった佇まいです
 

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ヌードルバーには以前「日式拉麺」ってのがあり、人気があったはずなのに
いまはもうメニューから外されていました
もちろん名物の担々麺は今でも人気の逸品
けれどここは次の機内食を考慮し我慢することに
 

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さて今回が初訪問となる「ザ・コーヒー・ロフト」
このカウンターでイリーのエスプレッソなどを注文できます
ちなみにこのあとエスプレッソの老舗イタリアに行くこともあり
ここではカフェラテにとどめておくことに
ちなみにコーヒーの他にサンドイッチ、クロワッサン、ハーゲンダッツのアイスクリームなども頼めるようです
 

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カフェラテを頼みましたが、まだ慣れていないスタッフのか
ちょっとも手元がぎこちないようにも思えましたが見事なカフェラテが出てきました
 

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さて3時間では足りない感のあるキャセイの本拠地、香港のファーストクラスラウンジ ウイングの探求も終了
そろそろ搭乗時間となりましたので指定のゲートへ向かいます

香港はキャセイのラウンジを堪能した後はいよいよミラノへ向け出発
搭乗口にやってきました
搭乗口はすでに長蛇の列
よく見るとファーストクラス・ビジネスクラス・それにキャセイパシフィック航空のステータスであるマルコポールクラブ会員・そしてエコノミクラスに分かれて並ばれています
我が家もすでに結構並ばれているビジネスクラスの列の最後尾につきましたが、スタッフのパスポートとチケットの確認の際、ワンワールドアライアンスがエメラルド会員だったことからファーストクラスの搭乗待ちに案内されてしまいました
そう香港からミラノまでの飛行時間は12時間半
さすがにこのくらいの長距離路線ともなるとファーストクラスが存在します
ということでファーストクラスの列が有ったようなのです
 

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いよいよ搭乗となりましたが今回のミラノ行きの機材はB777-300ER型
ということでビジネスクラスのシートはリバースヘリンボーン型と呼ばれるシートとなります
衝立で周りの席からは覗かれずらい半個室のシートで
シートが全座席が通路に面しているので、乗客は他のシートをまたぐことなく通路に出られる優れもののシートです
夜寝るときは完全にフラットになることから12時間半のこのフライトにはぴったりのシートとなります
ちなみに新千歳から香港まで乗ってきたのはこのB777-300ER型
到着してからあまり歩かなかった記憶もありますし、もしかしたら同じ機材だったかもしれません
ちなみにファーストクラスの列に並んだおかげでほぼ一番初めに席に着くことになりました
ということで写した写真がこれでした
 

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さて本日2回目の晩飯となる機内食
もうすでに夜中の2時くらい(日本時間では午前3時)
香港のキャセイのラウンジで何も食べなかったので余裕で食べれました
(グリシーニは残しましたが)
 

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やや簡略化されたものでした
メインのメニューは魚料理と肉料理の2種
魚は鮃(オヒョウかも)の清蒸だったので迷わず肉料理をチョイス
出てきた肉料理は
牛の肩ロースを蒸し煮にしたもの
皿に煮込まれた大きな粒のクスクス、グーリーンピース、枝豆そしてトマトが添えられ
その上にどんと載ったステーキと言った感がありました
 

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2回目の晩飯を食べたらさすがに満腹、チーズやらデザートはパスさせていただきます
というのも日本時間ではすでに夜中の4時くらいということで、もうかなり眠い時間帯
ダメとはわかっていても食べた後すぐに就寝となりました
そんなわけで今回の旅も食べたり飲んだりばかりで2kgほど体重が増えてしまいました

このあと7~8時間ほどは寝たでしょうか
就寝用に照明は消されていたはずが、気づくといつの間にか機内は明るくなっておりその上パンの焼ける臭いとコーヒーの香りがしはじめ気持ちよく目覚めることが出来ました
席を就寝用にフラットシートにしていたものを元に戻し
まずはオレンジジュース、カットフルーツ、シリアルそしてクロワッサンとコーヒーをいただきます
 

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朝食のメイン料理もカートに載せられ運ばれてきましたが
食べたかった「キャセイ名物の点心」がありません
機内食の中華が食べたくてキャセイに乗っている我が家ですから、頼まないわけにはいきません
ということでCAに頼んでキッチンから持ってきてもらいました
それがこれオイスターソースをたっぷりかけて美味しく頂きます
 

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ミラノ・マルペンサ空港が近づきシートベルト着用のサインが付いたころ窓を開けてみると
いかにもアルプスに近い風景が飛び込んできました
真下に見えるのは「コモ湖」でしょうか
いよいよ北イタリアへやってきたというわけです
 

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やがて飛行機は低空飛行に移ります
眼下に見えるはミラノ・マルペンサ空港近郊のロナーテ ポッツォーロ
赤い屋根が連なる姿を見ると、ここがイタリアなんだと感じさせますね
 

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ということで12時間半ノフライトを終え
たどり着いたミラノ・マルペンサ空港
まだ朝の7時半、エアポート専用列車で市内に向かうつもりですがホテルはチェックインさせてくれるでしょうか
 

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昨日の午後3時に札幌の職場を出て、そこから香港を経由してミラノ・マルペンサ空港に着いたのは翌朝の7時半、日本時間になおすと午後2時半ということでなんと札幌からミラノまで24時間弱かかったことになります
そう札幌から丸1日かけようやくミラノ・マルペンサ空港に到着いたしました
 

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到着したのはミラノ・マルペンサ空港第1ターミナル
朝早くの時間帯という事もありイミグレもさほど混んではいなく(ビジネスクラスでしたので先に機外に出してもらった分早くイミグレニたどり着けたというのもありますが)
スーツケースを受け取り制限区画を出たら、朝早くからやっているコーヒースタンドからエスプレッソのいい香りが漂ってきました
ただここから先を急ぐので残念ながら寄ってはいけません
そう我が家の海外旅行はいつも弾丸なんです


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さてこの空港からからミラノ市街までは50kmほどありますので、どうやって行くかが問題となります
交通手段にはシャトルバス(€8)、鉄道であるマルペンサ・エクスプレス(€13)、タクシー(不明)などあります
実際にはマルペンサ空港からミラノ市内への足は安価なシャトルバスを利用して行く方が多いようですが、朝の通勤時間にあたるため高速道路が混雑する時間帯、渋滞で到着が遅れる可能性もあります
てな理由をつけていますが、テツな我が家の選択は当初からイタリア鉄道のマルペンサ・エクスプレスに決まっていました
 

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さてマルペンサ・エクスプレスのチケットですが
券売機でも買えますが、まだこちらのチケットの買い方の要領を得ていないのと始発駅という事でスタッフの常駐するカウンターがあり、ここでミラノ中央駅までのチケットを購入することにしました
イタリア語はほとんど判りませんが、ここのスタッフは外国人に慣れているのでしょう片言の英語で充分通じました
駅に開札などは有りませんが途中検札があるようなのでチケットは手元に置いておきます
 

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マルペンサ空港からミラノ中央駅までは52分
乗り込んだ車両はETR245系電車
座席は回転しないお見合い席
というか日本のように座席が回転するほうが少ないんですけどね
それにしても席はガラガラ、やはりシャトルバスを使う方が多いのかそんなには乗ってきません
(もっとも前述の理由でイミグレをすんなり通ったうえ、スーツケースはプライオリティ扱いで最初のほうに出てきましたので、同じ飛行機の方の大部分はここにまだたどり着いていないかもしれません)
 

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マルペンサ・エクスプレスはヨーロッパの他の列車同様、なんの予告もなく動き出しました
車窓には荒涼とした大地が続いていましたが、いつの間にか住宅や工場などが連なってきました
そんな途中の駅にはあのフェラーリー特急たる「イタロ」の車両を見ることもできました
 

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という事で予定通りたどり着いたミラノ中央駅
駅名の通りミラノの中心に位置するこのミラノ中央駅のホームはこれでもかって人で溢れていました
 

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そんな人混みを潜り抜け
駅構内から外に出てみると、重厚で大きな石造りの建築物であるミラノ中央駅が見えてきました
あの建築家フランク・ロイド・ライトが「世界でもっとも美しい鉄道駅」と称したほどの建築物がこれでした
 
さて宿泊先のヒルトンミラノはここから歩いて数分
いや~ようやくここまでやってきましたが、ここでほっと一息と行きたいところですがそうもいきません
愛の変わらずの弾丸旅行、この日の予定もびっちり詰まっているんです


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晴天となり残暑を感じさせた昨日、とある要件が有り洞爺湖まで足を延ばしました
昼飯をどこで取ろか悩みましたが、そういや洞爺湖にはラーメン屋さんで前回2012年の掲載に続き今年2017年と2回連続でミシュランガイドに掲載されたお店が有ることを思い出しました
ところで洞爺湖に有るミシュランと言えば
ウインザーホテル洞爺にある
三ツ星レストラン「ミシェル・ブラス」、二つ星の鉄板焼き「アウトオブアフリカ」、同じく二つ星「あらし山吉兆」の名が頭に浮かびますが、それぞれそれなりの値段のお店ばかりでした
ミシュランでいうところの気軽に行けるビグルマンを獲得したお店
「ラーメン一本亭」
洞爺湖温泉街の温泉客が訪れるような飲み屋街に店を構えてはいますが、ミシュランに2度も掲載されたということで土曜・日曜日の昼時は混んでいるのは間違いなさそう
たまたま平日に伺えるという事で昼の少し前、開店と同時に飛び込む作戦で伺わせていただくことに
 

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お店の暖簾を潜るとお客の姿はなく私がこの日最初の客となったようです
店内はいかにも昔ながらの食堂と言った佇まい
けれどカウンターの前にはこうした使われていないアクリルのショーケース並びにカウンター内に大きな排気の換気口が有ることから、もとは和風かなにかのの居酒屋として造られ営業してしたものを、居抜してラーメン屋になったのだと想像させます
 

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店内はカウンターが8席くらいと座敷が2室でテーブルが4つはあるでしょうか
ラーメン屋としてはそれなりに広そうです
 

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メニューを眺めると塩ラーメンから正油ラーメン、味噌ラーメンに餃子などが並ぶ正統派ラーメン店のようです
 

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今回チョイスしたのはメニューの中から
「正油(黒)ラーメン」正油だけの味付けで正油のうま味と香りで
というもの
出てきたラーメンは昭和に戻ったような昔ながらのラーメンで
ドス黒い正油スープが染み込み始めた麩に薄くスライスされたチャーシュー
それに長ネギやワカメ、メンミが載せられています 
 

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麺は少し太めの縮れ麺
札幌・西山製麺の麺だそうですが
固めに茹でてあり、良い歯応えの麺で
スープも合わせ完食
そうそうご飯の炊ける臭いに誘われ小ライスも付けましたが、開店とともに入店しましたこともあり炊き立て、しかも地元洞爺湖町産財田産の米ななつぼしを炊いたものという事で美味しく頂かせて貰いました
 

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それにしても今回発売された
「ミシュランガイド北海道 特別版(2017)」
なんだかずいぶんラーメン店の掲載が多いような気がします

室蘭_小がね海岸町店のかつ丼

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昨日に続き、またまた所要があり室蘭までドライブ
写真はそんなドライブ先となる道の駅「みたら室蘭」から眺める噴火湾です
なんだかよさげな港ですが、ここって何か釣れるのでしょうか
道の駅にキャンピングカーを停めここで釣りに興じたいものです
 

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ところがそんな道の駅で残念なものを見てしまいました
それがこのテーブルなどを出し、オーニーングを広げPキャンしているキャンピングカーです
平日という事で駐車場が空いていたこともその要因かもしれませんが、こうした一部のマナーの悪いキャンパーが居るからキャンピングカー乗りたち全員が白い同様に見られてしまうのが世の習い
残念な光景を見てしまいました
 

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さて気を取り直して、タイトルの通り食の話
室蘭の名物と言えば「室蘭やきとり」に「カレー・ラーメン」などがありますが
私にとって室蘭の食の筆頭はこの2つではなく「かつ丼」なんです

その室蘭のかつ丼を一躍有名にしたのが「小がね」
室蘭や登別の地元では小がねのカツ丼を食べたことが無い人はいないのではというほどの鉄板メニューで
創業50余年の老舗のそば屋である小がねで化学調味料や添加物を一切使わないこだわりの自家製つゆが自慢の濃厚な出汁のかつ丼が食べられるお店なんです
今回伺ったのは「道の駅 みたら室蘭」近くでの仕事という事で
そこから車で10分程度の「小がね 海岸町店」さんにお邪魔してみました
 

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実はこのお店前回来たときは定休日でもないのに休んでいて入れなかったお店
そう今回はそのリベンジというわけです
暖簾を潜り店の中に入ると
小奇麗な店内は座敷席とテーブル席に分かれていました
今回は2名で伺ったこともありテーブル席へに着きます 
 

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メニューにはそばを中心にご飯ものやカレーなどが並びます
もっともここに来る前に頼むのは一番人気のかつ丼、税込み千円って決まってたんですけどね
以前苫小牧の小がね双葉店で食べた時は950円でしたので、消費税分くらいは値上がりしているようでした
ちなみに後から入ってきたサラリーマン風の2人も同様にかつ丼を2人前頼んでいて、連れになんだかうんちくを語っておりました
 

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かつ丼で千円のかつ丼ってちょっと高いんじゃない・・・と思われる方も多いのではないでしょうか
実はそんなことは有りません
という事で出てきたののがこれ
かつ丼じゃなくて「かつとじ定食」だろうと言われるかもしれませんが、これが間違いようのない「小がねのかつ丼」
 

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そう小がねのかつ丼は「丼」ではないんです
鉄鋼業の盛んな室蘭、おなかをすかせた労働者が多かったのでしょう
かつ丼の大盛り、大盛りと頼まれるうちにとじたカツがどんぶりに乗らなくなり
別皿に入れて出されるようになった・・・と容易に想像できるボリューム感たっぷりの一品でした
前回のリベンジも果たせたし良かった良かった
 

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ちなみにここのカツカレーもなかなかだとか
今度挑戦しようと思います

相も変わらずの魑魅魍魎な玄関の置物に迎えられる
焼肉とステーキ 茨戸ガーデン・ノースヒル
あいの里にある実家からほど近い距離にあるうえ、味とコストパフォーマンスのバランスも良く
実家を訪れるたびにしばしば母を連れて訪れるレストランです
 

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写真は私がドライブキーパーとなったため、真っ昼間から弟が頼んだ生ビールの大ジョッキ
いや~役得ですね
今度は私も車を置いてきて昼から生ビールと行きたいものです
 

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母はいつもハンバーグに今回はチーズをトッピング
 

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さて私がいつも頼むのは、ここで一番人気メニューのカットステーキ
けれどなにやらテーブルにひかれた透明マット の中に「ラムヒレステーキ(920円)」になるメニューが挟まっており(プラス300円でライス・サラダ・ドリンク付きのセット)
ラム好きの私としては試さないわけにもいかず今回こいつを頼むことにしました

 

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ラムをはじめとした羊肉の好きな私ですが、普段こうした大きなラム肉を見る機会はそうそうありません
そんな大ぶりのラムヒレ肉ステーキにガーリックがたっぷりのったこの逸品
肉厚で肉汁たっぷりのステーキでもちろん美味しく、気に入りましたが
やはり食べるのは休日のみかな
 

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香港は中環にあるガチョウのローストで有名な中華レストラン「鏞記(ヨンキー)酒家」
香港国際空港にも支店が有り、持ち帰りメニューとして空港限定の馳名皮蛋ピータン(6個入りHKD98.00)があるという事でしたが、香港のお土産に今回買ってきてもらいました
 
 
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さてその皮蛋(ピータン)ですが
アヒルの卵に土や灰・塩などを混ぜて作った泥を塗り、冷暗所で瓶などに入れ強いアルカリ性の条件下で1か月から1年もの間、熟成させて作るという、なんともエキゾチックな食材で
最初にピータンを作った人は何故こんなものを作ったのかまったくもって摩訶不思議な感じがします
というか最初に食べた人はよくそれ食べたよなと言ったところです

とはいえこのピータン
最初に考えた方にひたすら感謝したいほど、美味しい食べ物なんです
今回は皮蛋(ピータン)豆腐にして食べてみました
 

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ねぎピータンもなかなか
 

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中国の先人の知恵と勇気に感謝しつついただきました

日本と中国の食文化の違いの一つに「弁当」が有るかと思います
というのも基本的に中国の方は「冷めたご飯は食べない」と言われているからです
日本では高校やら私立の小中学は弁当持参というところが多いと思いますが、中国では学食が当たり前のようで、弁当を抱えて通学する学生はいないのだとか
というのも中国人にとって「冷たいモノ」は身体に悪くするものだから食べない
もしくは罪人が牢屋で冷や飯を食べざるを得ないから、冷や飯を食べるような人間になるなと子供のころから教えられてきたという事もあるでしょう
朝作った弁当を昼に食べるという事は中国ではあまり考えないらしく、日本のような多彩な弁当文化はほとんどありませんでした
けれど同じ中華圏でも台湾は日本統治時代が長かったせいか駅弁などの文化が花開いています
香港はというと中国といえど、割と親日いやもとい知日というのでしょうか、日本の良さを取り入れようとしていて、今回紹介するタイプの弁当をセブンイレブンなどのコンビニで見かけるようになりました

さてその弁当となるのは、レンジでチンして食べる弁当
(そうやはり冷や飯は食べないとういう事ですね)
セブンイレブンなど香港各地に展開しています「波仔」というメーカーのものと
高級レストランからファースト・フードまで幅広くカバーする、香港の食品業界最大手「美心(マキシム)」のものの2種類
興味もあることから香港土産に買ってきてもらいました
 

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まずは「波仔」から
今回は椰汁咖里鶏飯(チキン・ココナッツカレー)をいただきました
最近アジアのあちこちで見かけるカレーライス
カレーといってもインドやパキスタンなどで見かけるインドカレー(ビリヤーニ)といったものはではなく
どちらかというと日本の家庭で食べられてきたおふくろの味的なカレーライスが台湾や香港そしてタイなどで流行っているんです
特に今年正月に伺ったタイのスーパーでは日本製のカレールーのコーナーがあり日本同様なものが多数並べられていました
ちなみにこのカレーはチキン・ココナッツカレーということで、日本風というよりはタイ風カレーと言ったほうがよかったかもしれません
しかもこれはなかなか美味かった
 

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次に「美心」
局猪扒飯(ローストポーク)
これを食べて気づくのはポーク自体は温めるので美味しいのですが
ご飯が問題で、残念ながらこれが日本人の私の口には会いそうにありませんでした
日本でお弁当がこれほどまで流行った背景には単に文化の違いだけではなく
ご飯の質にも問題が有るように思えたレトルト弁当でした
 

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北海道ワインが誇る日本でもっとも大きな447haの垣根式の葡萄畑「鶴沼ワイナリー」
毎年9月にここで「鶴沼ワインフェス」が行われているのは聞いていましたが
昨年までちょうどその日に小樽の天狗山でのちょっとした仕事があり、日程が合わずこのイベントには行けずにいました
ところが今年からその仕事の依頼も今年から無くなったのと、土曜日に仕事を作ったことでキャンプにも行けなくなってしまってしまった先週の日曜日
ピンポイントで鶴沼ワインフェスに休日が重なったという事で、これは鶴沼ワインフェスに行かねばならないと何か使命のようなものを感じて鶴沼へ向かうことにしました
 

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(浦臼町HPより拝借)
 

ワインフェスなので当然車では伺えません
ということで白羽の矢が立ったのが、JR北海道のお得な切符「1日散歩キップ」
土曜日と休日のみ指定エリアの普通列車が1日乗り放題2,260円となるキップです
おそらくは通学や通勤に乗車客が減る土日祝、空席を埋めるべく考えられたキップかと思いますが、逆に土日祝にちょっと出かけたい方にはぴったりの乗りテツなキップとなっています
ということで1日散歩キップとピクニックよろしく手作りのサンドイッチを抱え乗り込み、朝一ではありましたがヱビスビールを「ぷしゅー」と空けての列車の旅となりました
 

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乗り換えなしの直通便としたことから、1時間18分で滝川に到着
ほどなく鶴沼ワイナリー行きへのシャトルバスに乗り換えます
滝川からは直行便と砂川・奈井江へ寄る便の2種類がありましたのでもちろんこちらも直通便をチョイス、30分とかからず鶴沼ワイナリーまで運んでもらいました
ちなみに厚別からなら奈井江で乗り換えればと思われる方もいるかもしれませんが、この人気のイベント、朝一のシャトルバスは滝川と砂川に立ち寄った後、奈井江では満席となり乗れないのではと考え、JRで滝川まで行って始発便に乗り換えたというわけです
この1日散歩キップの本領発揮です
 

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で、やってきた「鶴沼ワイナリー」
葡萄の垣根が延々と連なっています
ちなみにこの写真は帰りがけに撮った写真ですが、おそらくはこのワインフェスのベテランなのでしょう
なかなか良い場所でワインフェスを楽しんでいるようでした
(ちなみに当日、葡萄畑は立入可でした)
 

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葡萄の種類はよくわかりませんが
これがあのツヴァイゲルトなのでしょうか
それともピノ?
たわわに実り始めていました
 

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ハーベストマシーン(葡萄の自動収獲機)も展示されていました
2本に伸びた巨大な葡萄摘みの腕?が機動戦士ガンダムを彷彿とさせます
なにやらこのハーベストマシン、鶴沼のスタッフは「ガンダム」と呼んでいるとか

えっ葡萄って手で摘むんじゃないのとの声も聞こえてきそうですが
旬の葡萄を積む期間は実は極端に短いそうで、この広大な葡萄畑の葡萄を一気に収穫するには
膨大な数の葡萄摘みスタッフが必要となります
フランスのように収穫前線に合わせてワイナリを転々とするような移動労働者が多数いて、収穫に合わせ、すぐにはせ参じてくれるのなら別ですが、今の日本の労働者不足を鑑みるとこのガンダムが正解かと、労働集約型産業に身を置く私にはそう思えてなりません
 

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鶴沼ワインフェスの会場はこんな感じ
テーブルはアウトドア用なのでしょうプラスチック製ですが、イスはホテルなどで使われるようなもの
誰かがこれを「三浦華園」の宴会用のイスみたいなどと言っていたのが聞こえてきました
そうここからほど近い滝川のホテルの名が出るということは、やはり滝川あたりから来ている人なのでしょうね
 

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ちなみに6年ほど前、カルフォルニアのナパ・ヴァレーでワイン・ツーリズムに参加したことがありますが、こうして葡萄畑の中でワインと食事を楽しむのは、その際立ち寄った「ヴィー・サトゥーイ・ワイナリー」以来ということになります
青空のもとでピクニックランチヴィー・サトゥーイ・ワイナリー
 

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ところでテーブルの上にある飲み物はワインじゃなくてビール?と言われそうですが
この日は軽く雨も降りましたが、その後は晴れ間が差す程よい天候で、しかも大きな畑に吹く風もさわやかで、この日はビールの雰囲気だったんです
しかもビールはおたるワイナリービールということもありワインも飲まずに、計5杯も飲んでしまいました
もっとも我が家の奥さんは鶴沼ワインを6種類飲んでいたようですが
 

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ワインはボトルで買う方も多かったのですが、多種のワインをグラスで買う方も多く
そんあグラスワインの売り場はいつも人だかりでした
ワインやビールの肴も種類が豊富
オープンレストランと言う名の出店がずらり
ちなみにこの滝川の「ラ・ペコラ」さんのオードブルはワインにぴったり、オードブル3点盛りという触れ込みのオードブル(600円)がたくさん並んでいました
 

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けれど我が家が選ぶオードブルは前日にもうこの店のFacebookを見て決めていました
それが深川のレストラン空音さんのオードブル(1,500円)
・ローストビーフ
・キッシュ風オムレツ(ズワイガニ)
・タノのエスパベージュ
・子羊のポロネーズパスタ
・鶏モモ肉の燻製
・小4エビと野菜のサラダ
・トマトとモッツァレラのカプレーゼ
・スペアリブのBBQ風煮込み
・揚げナスと秋鮭のブランダート
というもの
 

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そうそう鶴沼のあるここ浦臼で忘れてならないものは
「カフェレストランつるぬま」の神内和牛『あか』カットステーキ
ここを我が家の奥さんは「ピノグリ(白)」で合わせていました 
 

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けれどこの日の一番のメニューがこれ
鶴沼ワイナリーのスタッフ渾身の「羊の丸焼き」
ラ・ペコラと書かれた覆いのBBQコンロで焼いていました
ラ・ペコラさんではこうした企画を10万程でやっているようです、なんだか興味が有りますね
 

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焼かれた羊がこれです
どうです美味しそうでしょう
2パック買ってお腹一杯頬張りました
 

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もうこの辺で定量とも思いましたが
ついついその匂いに負けて買ったのが
滝川のポン・ビヴァンさんが朝から大きなパエリア鍋で何度も煮ている
「滝川産合鴨とゴボウのパエリア

 

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大きな鍋と言って思い出しましたが、昨年行ったバルセロナのレストランなどで見たパエリア鍋はみなこうした大きなサイズの鍋でした
そうパエリアの本場バルセロナなどスペインでは、パエリアは家庭料理というよりも「ハレ」の日の食卓を飾るメニューのようで、何か祝い事が有った際に大勢で食べるため、こうした大鍋で煮るのが一般的なようでした
(下の写真はバルセロナのウォールマートで販売されていたパエリア)
 

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ポン・ビヴァンさんが大鍋で煮たこのパエリア
流石にこれは絶品
昨年行ったスペインを彷彿させる味でした
 

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そろそろ帰宅の途につこうとしたところ
浦臼町イメージキャラクター「臼子ねぇさん」も来場
珍しいゆるキャラに出会うことが出来ました
 

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こんな感じでこの日、JRの一日散歩キップを使って
ワイナリーに出かけ青空の元、葡萄畑で風に吹かれ
美味しい料理やワインとビールを愉しみつつピクニックといった優雅な休日を過ごさせてもらいました

先般、私にとって非常に嬉しい土産を貰った
それがタイトルにある本場の本場 水戸だるま納豆「わら納豆3本包」
我が家の奥さんが納豆を食べないことから買い物かごに入らず、めったに食卓にも上がらない貴重な食品です
しかもこのわら納豆、茨城で生産された大豆を使い作られ昔ながらのわらに包装された本格的な納豆でした
製造元の水戸だるま納豆のホームページには
『極小粒大豆使用の本場水戸 わらつと納豆です。わらの香りが、納豆の風味をいっそう引き立てます。 からし付き。』と謳われています
 

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納豆を包装している「わら」ですが、稲の藁1本には1000万個ともいわれる納豆菌が付いているそうで、そんな納豆の「わら」はパッケージというよりは培養するための容器兼包装材としての「わら」だったようです
現代のわらで包装されている納豆はどちらかというと、別途作られた納豆をわらに収めただけのもののがほとんど
ただ中にはいまでもその製法を頑なに守って作っている納豆もあるようで
今回いただいた本場の本場 水戸だるま納豆「わら納豆3本包」はそんな一品
まさに本物の納豆を楽しませてもらいました

ちなみにこの天然の納豆菌
実はかなり強いらしく、もし仮に核戦争などが起きて世界が滅んだとしてもゴキブリと納豆菌は生き残るといわれるくらいです
それくらい強いこの納豆菌、強さゆえ嫌われる所もあるようで、酒蔵見学などでは朝納豆を食べてきたりすると蔵には入れてくれません
そうお酒造りにとって納豆は厳禁、杜氏をはじめとした蔵人も同様のようで、おそらくは納豆は食べないんじゃないかと思われます

もっとも今スーパーなどで売られている発泡スチロールや紙製のパック容器に入れられ売られている納豆、食べるときはそのパックまま納豆をかき混ぜ粘りを出し同封されている醤油などで味付けして食べれるようになっているのが一般的で便利な一品
そんなスーパーで売られている納豆は大変安価でとても天然の納豆菌など使っては作れません
純粋培養された納豆菌を使うそうですが、天然の菌よりはずいぶん弱いそうなんです
そんな話の一端か以前香港に在住していた方が、渡航するさいに納豆を欲しがっていました
というのもその当時は日本食の材料は香港では高く、自分で納豆を作っていたようですが、納豆で納豆を作ってもいいところ2代目までしか作れなかったとのことでした
 

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そうそう納豆と言って思い出すのが
「納豆ダイエット」
10年ほど前に私もこのblogで「納豆ブーム」と題して紹介させていただきました
その時はブームでスーパーから納豆が姿を消したなんてこともありました
今はそんなブームも過ぎ去ってしまいましたが、この納豆
整腸作用もあるので上手に付き合うには大変良い食品です
それにこの納豆、イカ納豆のようにお酒の肴にもなります
また本物の納豆を見つけて楽しめればとと考えてしまいますが、ずいぶん語っちまった
そう私、実は納豆好きなんです

滝川単身赴任時代
赴任先から札幌の自宅へ帰る途中の月形町に美味しいラム肉を売ってくれるお店がりました
店の名は「肉のさかい」
酒井畜産(株)が経営する肉屋さんです
 

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ショーケースには焼肉用の牛肉のカルビ・味付きホルモン・セセリ
そして肉団子につくね・ねぎ間・チョリソー・フランクフルト・チキンマリネが並びますが、大きな肉の塊はここで肉を切り分け売っていただけます
 

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この店一番の人気商品はこの「味付き厚切りラム」
ラムレックを1cmの厚さにスライスしたものを角切りにして秘伝のタレで漬けた
しつこくない味のジンギスカンです
厚さが有るのでつける時間も重要
6時間ほどタレに漬け味をしみこませてから焼くのが肉のさかい流
ちなみにあらかじめ予約しておけばお店でタレに漬けておいてくれるんだとか
 

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この味付き厚切りラム
焼くのは自宅裏のBBQスペース
「パテイオ」と名付けたこの空間でいただきます
そうせっかくのお肉ですから、炭でじっくり炙ることに
炭はアスファルト舗装などで使うガスバーナーで一気に熾します

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この日はビールサーバー用の樽生ビールが有ったので
生ビールでいただくことに
BBQコンロとベンチ、テーブルは備え付けなので
自宅では割とすぐにBBQが始められます
平日の夜、仕事から帰った後BBQを行うこともあったりします
 

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炭が起きたところで、この日主役の味付き厚切りラム
それにコストコで話題の骨付きカルビを炙りいただきました
厚切りの名の通りのラム肉ですがじっくり炭で炙って食べると歯ごたえもあるうえ味が染みてて美味い
 

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分厚い牛肉のステーキそしてスパークリングのフェラーリ・ブリュットと樽生ビールで締めましたが
やはり主役は肉のさかい味付き厚切りラムな焼肉でした
 

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