さて長い長い旅の始まりは新千歳空港から香港国際空港までのCX581便
機材は長距離路線用機材であるB777-300ER型機でした
本来ならこの路線は中・短距離路線用機材であるB777-300が使われるはずですが、機材繰りの関係でしょう良い機材があてられました
というのもこのB777-300ER型機、単に後ろにERが付いただけですがこれが全然違うんです
ERを加えた機材のビジネスクラスは「1-2-1」の配列で53席のフルフラットシートが割り振られているうえ、直接通路に接しているシートのためトイレ等に行く際は隣の席をまたがずに通路に出られます
それに席が機種に向かって少し斜めに配列されているため隣や前方からプライバシーを確保できるといった優れもののビジネスシートなんです
シートは水平にまで倒すことの出来るフルフラットシート
写真のようにシートを倒してぐっすり眠れるので、我が家のように職場から疲れを抱えたまま直接空港に来て搭乗、現地に着いたら即動き始める弾丸旅行にはぴったり
往路復路ともにフライト中に疲れを取れるのは嬉しい限りですね
さてこのシート脇には収納ボックスがあり
ヘッドホンも収納されているのですが、12時間半ものフライト
耳を覆う時間も当然長くなりますが、ヘッドホンだと耳の周りが汗ばんだりしてちょっと辛いので
いつも飛行機専用ジャックのイヤホンを持ち歩きこれを使用しています
とういうことで私の7つ道具ならぬ5つ道具紹介
一つ足らないんじゃないかって、そう5つ目はこの時はいていた携帯用スリッパです
それにこのキャセイのビジネスシート
座席の脇にはこうした下駄箱まで設けられていました
こうした配慮がキャセイらしさを感じさせます
キャセイパシフィックといえばまずはウエルカムシャンパン
2杯も頂いちゃいました
キャビンアテンントの挨拶ののちにやってきましたが、JAL同様にキャセイパシフィック航空もエメラルド会員にはキャビンアテンダントの挨拶があるのかな?
まもなくテイクオフ、水平飛行に入りシートベルト解除の表示が消えたら
いよいよ機内食のスタート
まずは飲み物からですが、いつものようにビールを頼みます
ただし出てきたビールの銘柄は日本人を意識してかキリン
せっかくキャセイに乗っているということで、こいつを飲み干した後はキャセイの本拠地香港で一番人気の「サンミゲル」をいただくことにします
ちなみにサンミゲルが飲み物のカートに乗っていることはなく、どこかに隠しているようで頼まないと出てこないようです
さて肝心の機内食ですが、前菜は出発地北海道を意識してか
道産帆立のたたき(そうそう先月函館に行った際その高騰ぶりに驚いたあの帆立です)それにイクラとサヤインゲンでした
これをたっぷりのタラコマヨネーズソースでいただきます
季節のサラダのドレッシングはオリーブオイル&バルサミコビネガー
梅蕎麦にはワサビと刻み海苔が添えられていました、それと薬味は何だったのかな
メインの料理はこうしてカートに載せられ運ばれてきます
現物を見ながら選ぶといった飲茶方式
これだと選んで失敗と言ったことが少ない、良いやり方ですね
しかも料理はおろか皿も熱々の状態で出てきます
この日私が選んだのは
「豚の角煮:鮑魚醤(アバロンソース)」
添えられているちょっと変わった野菜はカイラン(チャイニーズブロッコリー)
これを人参がトッピングされたジャスミンライスで中華風にいただきます
そうキャセイの機内食ですからまずは中華という事でチョイスしました
迷ったメニューに「テンダロンビーフ」というのがありました
分厚いステーキをキノコとローズマリーのソースで頂くというもの
隣の芝は青らしく、なんかこちらのほうが美味しそうに感じました
次回はこいつにしようかな
食後回ってきたチーズのカート
なかなかいい香りを漂わせていました
ということでチーズセレクション
果物も添えられていましたが、こいつは貴腐ワイン:ソーテルヌとともにいただきました
最後はハーゲンダッツアイスクリームとイリーのコーヒーで〆
ごちそうさまでした
5時間ほどのフライトで香港チェクラッコク国際空港に到着
さて次は世界に冠たる香港を本拠地としたキャセイパシフィック航空のラウンジを目指します
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