今回の函館出張での宿はホテルプロモート函館
函館の繁華街からも近く重宝したビジネスホテルでした
ホテル指定の駐車場はさかえ通り沿いにあり、その中央分離帯のグリーンベルトには「月光仮面の像」があり、そこで記念に写真を撮ってきました
ちなみになぜそこに月光仮面の像があるのか?
わけは月光仮面の原作者である川内康範氏が函館出身で、川内氏が函館市に寄贈したものなんだそうです
川内康範氏は他にもレインボーマンやコンドールマンの原作を手掛けていますが、子供のころそうしたTVの特撮ものに夢中になったのを思い起こしました
さてそろそろ夕食時ですが、昼飯を少し遅めにしかもボリュームのある鶏カツをご飯をおかわりしつつ食べたものですから、おなかが空いてきません
ということで腹ごなしに函館のベイエリアを代表する商業施設「函館金森赤レンガ倉庫」を訪ねることに
七財橋からの赤レンガ街ですが、平日にもかかわらず観光客で結構賑わっていました
同じ観光地である小樽にもしばらくいましたが、小樽と比べアジア系の観光客よりも日本人の方が多かったように思えます
そんな金森赤レンガ倉庫にある
はこだて海鮮市場
いかにも観光地にある市場で興味はそそられませんが、現状を見てびっくりしたことがあります
それがこのホタテの干し貝柱の価格
当初安いな~なんて見ていたら、桁が1桁間違ってみていたことが判明
まぁ桁を勘違いするほど高かったというのが判りやすかったでしょうか?
下の写真のように1kgで28,000円(税込みなら30,240円ということになります)
帆立の貝柱を干した「干貝柱」は中華料理の食材としても人気の一品
これらはきっとそうした中国からきたかたが、お土産に買われていくうちに需要と供給の関係からか、次第次第に高額になっていったのでしょうね
そういえばはるか大昔、江戸時代に遡りますが、明・清との貿易には「俵物三品」と呼ばれたフカヒレ・干しナマコ・干しアワビといった乾物が重要な輸出品でした
そう中国ではフカヒレの原料となるサメは捕れませんからね、フカヒレなどは当時からかなり貴重だったんでしょう
そのほか昆布や干し貝柱なども日本から中国に渡っていたようですが、こうして現在も中国人の爆買い対象になっているようでした
もう帆立の干貝柱をつまみに一杯というのは夢の世界になりそうです
さて金森赤レンガ倉庫をぶらぶらしているうちにお腹もすいてきたことですし
次はホテル近くの大門市場あたりに繰り出そうと思います