2017年11月アーカイブ

奄美市名瀬の「中央通りアーケード街」そこに派手な黄色い看板のお店「ゴーゴーカレー奄美スタジアム」があります
金沢を代表するB級グルメ『金沢カレー』
キャベツが盛られ、カツにソースがかかった金沢カレーのスタイルは「カレー」と、前身である洋食店で人気のあった「豚カツ定食」を合体させたもの
その金沢カレーがなぜか奄美大島にあり
カレー好きの私ですから当然興味があって禁断の夜食としてテイクアウトしてオリオンビールとともにホテルで食べた経験があります
 

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そんなゴーゴーカレー
私の住む札幌でも食べる機会が出来ました
それがかつ丼のチェーン店「かつてん」において行われたキャンペーン
金沢カレーブームの火付け役「元気の源ゴーゴーカレー」と「かつてん」のコラボ 
 

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(かつてんHPから拝借)
 

このコラボのことは知っていましたが、なかなか行く機会のないまま日々はすぎ
ついに終了の時を迎えようとしていた日曜の昼
厚別のトラックステーション内にある「かつてん」を訪れることにしました
たまたまいただいた豚汁のサービス券とともにゴーゴーカツカレーをオーダー
セルフのお店でしたので、カウンターでキャベツにマヨネーズとソースをかけいただきます
えっカレー皿の中にキャベツ?と思われる方もいらっしゃいますでしょうが、このキャベツが金沢カレーの証
もともとはかつ定食にカレーをかけたものが始まりのようですから、やはりこのキャベツは外せません
昼からがっつりいただいてきました

 

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ただ今回はかつてんのコラボ商品ということで、付け焼刃の感もぬぐえません
ということでこの金沢カレー
同じ札幌市白石区にある「カレーのチャンピオン」のLカツカレーのほうに軍配が上がりそう
もちろん札幌にゴーゴーカレーのチェーン店ができたらもちろん伺いますけどね
 

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そば処蔵亭の週替わりランチ

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先週仕事で札幌市内やその近郊を巡回した時の事
昼時となり何を食べようかという話になり、そばを食べたいねという話となったことから
自宅近くにいたことから、まぁ私に任せなさいとばかりに勝手知ったる厚別の「そば処蔵亭」を訪れることにしました
この店のど越しの良いそばを出すうえ、ボリューム感のある食事がとれる店として認知されているようで、昼時はいつも混んでいます
とはいえ12時少し前に入店できることから、これなら小上りでまったり話をしながら昼飯を食べることが出来ると思ったのでこの蔵亭にいたしました

 

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さておそば屋さんで頼むのなら「もりそば」など通常メニューのおそばでも良いですが、この日は平日の昼時
ということで土日などは食べることのできないお得な週替わりランチ(690円)を食べることにしました
職場の方と他社の方と伺いましたが、この価格なら気楽に奢れますからね
 

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しかもこのランチはかつ丼とそばがセットになったボリューミーなもの
おそばは冷たいそばと温かいそばが選べますが、この日は札幌でも南の地域は雪が積もるほど気温の低い日ということもあり温かいたぬきそばを選択しました
 

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おそばはしっかりとしたコシがある、おそば屋さんのそば
セットメニューとしてはそばの量も充分
ということで満足の昼飯でした
 

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もう1年ぶりでしょうか、小樽勤務から異動となりしばらく訪れることのなかった小樽へとやってきました
めったにない機会なので何を食べようと思いましたが小樽と言えばやはり「お寿司」
そう小樽であっても平日のお昼であれば安価に美味しいお寿司の食べられるお店が何軒かあります
そんなお店の一つが「寿し海鮮料理 聖徳太子飛鳥支店」でした
 

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昼時はいつも混雑するお店ですが、この日は訪れたのは12時半くらい
ちょうど一回り目だったようで昼過ぎに入ったお客さんが出ていく時間帯で難なく入店できました
前回にここを訪れたときはカウンターでいただきましたが、今回は複数ということで小上がりに上がります
 

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ランチタイムメニューはこちら
日替わり定食 680円~ありますが、ここは当初の目的通り「寿司セット」を頼みます
 

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で待つこと10分くらい出てきたスシセットがこれ
お寿司とエビ天婦羅そば、茶碗蒸し、漬け物、サラダ、味噌汁がセットになっています
 

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寿司は白身魚はおそらく北海道のタイと呼ばれるソイそれにマグロ、イカ、サーモン、ホタテ、甘海老、玉子焼き、とびっこの軍艦巻それに海苔巻きと見た目も豪勢
量も充分で満足のランチとなりました


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ちなみ食事中、2階がすこし騒がしかったのですが、昼間から宴会か何かされているのでしょうか?なんだか楽しそうです
そういや小上がりの壁に♂シャコありますなんてメニューもありますし
今度は夜に訪れてみたいそんなお店でした

余市港でのイカ釣り

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港の堤防から気軽に楽しめるイカのエギング釣り
この時期港には大勢の太公望たちが押し寄せます
ということで私も先週の金曜日、札幌の勤務先から仕事を終えてからすぐに出発しました
札幌からほど近い小樽ではいままさに豆イカが釣れているとの情報が溢れていますが、小樽ではどの港も平日でも入れないほど釣り人で混雑していることから、その少し先になる余市を目指すことにしました
 

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エギングを繰り返し2時間ほどようやく釣れたのがこいつです
着水からさほど間を置かずアタリがありましたが結構な引きがありました
 

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当初これはヤリイカと思ってfacebookに投稿いたしましたが、とある方からこれは「マイカ」であることを指摘されました
Webでググってみるとまさにその通りヤリイカだと先端の耳?の部分がもう少し大きいようです
当初は豆イカ釣りが目的なのでこれは外道なのですが、マイカだとゴロが入っているとの事、このあとちょっと楽しみです
 

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この日は自家用車出来ましたので札幌の自宅まで戻りましたが、クーラーボックスに海水をはり持ち帰ったこともあり、2時間余りの道のりを耐え生きておりました
ちなみにもう一匹は目的の豆イカです
本来なら十匹ぐらいと思いましたが、残念ながら余市港に豆イカは寄り付いてはいなかったようです
 

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まな板に載ったイカの目が睨んでいるようでちょっと怖いのですが、早速台所で捌きイカ刺しにしてみました
マイカは前述の通りゴロが入っておりそいつも取り出します
醤油皿に醤油とともに溶いて食べましたが、イカの甘さとゴロの甘さで味が濃厚でした
鮮度が良いのでイカはもちろんプリプリのコリコリッ
これが楽しみで寒い中、わざわざイカ釣りをするんです
青森の銘酒「壱四拾 純米大吟醸 田酒」とともに楽しみました
 

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翌日はキャンピングカーで再度、余市港へ
この日もイカのアタリはなく、サビキでチカを狙います
ところがこの日も外道、小さなカジカがきました
 

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こんな感じで小魚に遊んでもらい
小春日和の釣りを楽しませてもらいました
さてこの後はせっかくキャンピングカーできたのでニッカ余市工場へ試飲に行きます
 

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余市港でイカ釣りやチカのサビキ釣りをしていましたが、イカはまったくアタリがないうえチカのサビキにかかるのは外道ばかり、ということで釣りはあきらめ撤退
某所に車を止め次の目的地である「ニッカウヰスキー余市蒸溜所」へやってきました
 

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ここへやってきた目的はウヰスキー蒸留所見学
ここの見どころは何といっても写真のポットスチル
余市蒸留所では本場スコットランドでさえも珍しくなった、石炭火力によるポットスチルによる醸造が今も行われています
そう「微粉炭直火蒸溜」石炭の火力により重厚かつ芳醇なシングルモルトが作られるのだとか
実際には電気ヒーターやガスの火力のほうが調整しやすく思えますが、このあたりがきっとニッカのこだわりなのでしょうね
 

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蒸留所見学はこれくらいにして
次はミュージアム
ポットスチルが出迎える「ウイスキー館」へ
 

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そして次は「ニッカ館」
このニッカ館には貴重なウヰスキーのボトルコレクションが展示されていますが
見たかったのはこうしたボトルではなく、次のコーナーにあるボトルでした
 

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最近新設されたのでしょうかミュージアムの出口近くの部屋には
私も最初から最後まで日々見ていた朝ドラ、NHK 連続テレビ小説「マッサン」のコーナーがありドラマでみたボトルそして衣装や小物などが展示されていました
 

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朝ドラ「マッサン」をご覧になっていた方なら、感動が蘇るそんなコーナーです
 

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朝ドラにも出てきたボトルはこちら
「鴨ヰウヰスキー」(サントリーウイスキー)
「太陽ワイン」(赤玉ポートワイン)
「ハイランドケルト」(ハイランドパーク)
(  )内は実在した銘柄、NHKは公共放送なのでたとえドラマであっても実名を出すことはできなかったんですね
ということで、これらは実在しない架空のウイスキーやスピリッツの銘柄
特にハイランドケルトは亀山政春いやもとい日本のウイスキー産業に多大な影響を与えたスコッチウイスキー
ドラマの中でマッサンが目指すウヰスキーがこれ
そしてニッカウヰスキーの創業者である竹鶴 政孝が理想としたウイスキーがハイランドパークでした
 

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さて次が本命の「ニッカ会館」


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ここでは未成年者や車を運転する以外の成人の方ならだれでも楽しめる無料試飲コーナーがあります
1階で「試飲カード」を記入し会場であるの2階へ上がり
窓の外に広がる余市蒸留所を眺めれるようカウンターに腰を下ろします
つまみは自販機がありましたので「ミックスナッツ」と「スモークチーズ」を購入
 

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この日の試飲は「シングルモルト余市」「アップルワイン」「スーパーニッカ」の3種となっていました
 

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何度か訪れたことのあるこのニッカの余市蒸留所のニッカ会館ですが、いつもは車で来ているため飲めなかったのですが、この日は泊しですしこの後の運転はなし
初めての試飲となりました
ということで炭酸水で割りハイボールにしていただくことに
まずはニッカそしてマッサンに乾杯です


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ニッカの余市蒸留所を見学し試飲を楽しんだ後は温泉
宇宙の湯のある「余市川温泉」へやってきました
余市にある温泉がなぜ「宇宙の湯」なのか
その名がついたわけは日本初の宇宙飛行士「毛利衛氏」のご両親が、かつてこの地で「喜久乃湯」という名前の銭湯をしていたことに由来するのだとか
もっとも銭湯の湯舟には宇宙遊泳を彷彿させる深い湯舟があったりもします
 

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寒風の中での釣りで冷やした身体を熱い温泉で温めた後は、2階の無料休憩所へ
 

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壁の本棚には懐かしい漫画が並んでいます
今度ここに来たら、食事と温泉を繰り返しのんびり過ごしたい場所でした
 

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そうそう風呂上りといえばまずはビール
「アサヒスーパドライ」の冷え冷えをいただきます
このblogを読まれている方なら、おっ珍しいねと言われそうです
そうビール好きにはわりと嫌われるアサヒスーパドライですが
余市はニッカウヰスキーの企業城下町でもあり、そのニッカウヰスキーはアサヒビールのグループ企業ということで、ここ余市ではビールといえばアサヒビールを飲むのが決まりのようになっているんです
ということで普段ならあまり好みではないアサヒビールですが、この街では別
喜んでアサヒスーパドライをいただきますが、ジョッキを凍らせているようで注がれたビールが凍るほど冷えていました
しかも1杯280円という価格もうれしいですね
 

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ビールのつまみはここ余市の前浜で採られた煮つぶ
えっこれだけっと思われるかもしれませんが、このあと寿司の食べ放題が待っているのでここは自重しておきます
 

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余市の某所にキャンピングカーを停め晩飯を食べに向かったのが
「ふじ鮨ビュッフェダイニング余市店」
美国に本店のある老舗のお寿司屋「積丹料理 ふじ鮨 」の支店にあたるお店です
ただしこのお店、店名にあるようにビュッフェの専門店
回転ずしではない職人が握るお寿司が食べ放題のお店だったりもします
 

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まぁ私が思うに
同じく支店となるふじ鮨ニセコ店が、ニセコでは閑散期となる夏季に客寄せとして始めたビュッフェスタイルのランチが思わず好評でここ余市で専門店として始めたのではと思っています
 

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じつはこのお店、私がまだ小樽勤務のころ
余市もそのテリトリーで仕事がてら余市に来ていた時にこのふじ鮨ブッフェダイニング余市店でランチビュッフェを経験しておりました
その際にみたディナービュッフェの料金が魅力的で、そのチャンスを狙っていましたが、3年後となる今回ようやく訪れることが出来ました
 

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もうこのお店も開店からしばらく経ちましたし
近くに回転ずし屋もオープンしたこともあり、そんなに混んではいないだろうと高をくくっていくと、それが大間違いだということに気づかされます
駐車場こそ満車ではありませんでしたが、そこそこ埋まっていますし
開店前でしたが玄関にもかなりの方が並んでおりました
開店時間となり予約者から先に入店ということで少し待たされはしましたが、ほどなく私どもも入店、店内ではこのペッパー君が迎えてくれました
 

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さて魅惑のお値段とはディナー90分の食べ放題がランチと同じ2,150円
それに加えチューハイやワイン、日本酒の飲み放題780円(ただしビールを除く)で合わせても2,930円でお寿司を加えたビュッフェと飲み放題が3千円を切るお値段と言う事でした
ただしこのお店のアクセスが悪い?ためか飲み放題でオーダーする客はわずか皆さん食べ放題を楽しむ方がほとんどでした
ということでこのアルコール用のカウンター、私どもの貸し切りのようになってしまうことに
 

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ということでまずはチュウハイでここ余市に乾杯
このあとメニューには有りませんでしたが、ニッカのウイスキーがあったのでハイボールは出来ますか?と頼んだところこの日は特別なのか出してくれたので、この後はハイボールオンリーとなります
 

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つまみと言うか、ブッフェの取り皿に盛ったのは御覧の通り
右側のカニとイクラの小丼とローストビーフは早めの時間に無くなりました
ということで数名できているので、こうした料理の確保も忘れません
そして寿司皿に置かれたワサビですが、このお店は子供連れも多いことからお寿司はすべてさび抜き、ワサビは寿司にひとつづつ付けながら食べることになります
 

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そのお寿司はこうしたカウンターでお客に見えるよう職人が握ってくれます
巻物のオーダーを受けているようですが・・・
 

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握りもオーダー可能
けれどこの日は寿司の回転も速く、オーダーする以前に次々新しいお寿司が運ばれているようでした
 

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皿に取り置いたお寿司はこれ
イカ、さば、ハマチ、マグロ、いくら、甘えびです
1貫1貫が大きめ、私のようにたくさん食べる人に対する対策なのでしょうね
 

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海老天ぷらや野菜の天ぷらが並んでいますが
揚げたてだったこともあり美味しかった
照り焼きチキンもなかなか 
 

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たこ焼きにエビチリコロッケにザンギ
その他もろもろ
 

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そしてふじ寿司の茶わん蒸し
「全店共通の秘伝の味付けです、北海道ならではの甘い茶碗蒸し」とありますが
なかなかいい味出していました
 

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最後は〆のラーメン
蒸篭にあった点心とともにいただきます
 

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私は食べませんでしたが、デザーも結構そろっています
小さめのひとくちシュークリームが人気のようでした
 

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こんな感じでしたが、お寿司を中心にそう40貫超は食べたでしょう
実はこの後、余市の繁華街にあるがんがらで焼き鳥を食べようともくろんでいましたがとても入りそうにありません
がんがらは次の機会ということで、この日はこのままキャンピングカーで就寝
次の日も晩まで満腹状態は続くことになってしまいました

暖房用ボイラー交換

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立冬を迎えいよいよ雪の季節も見え始めた昨今
我が家には一つ大きな不安がありました
それが我が家の唯一の暖房である、セントラルヒーティングの暖房用ボイラー
前回交換してからすでに15年の年月が過ぎ去っていました
そのうえ7年前の正月、海外から帰ってくると故障して止まっていて危うく家の水道管を凍らせてしまう危機に見舞われました
 

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またどこかに行ったときにボイラーが止まりでもしたら大変
家のつくりから言って我が家の水道管は水抜きが複雑で、完全に抜くのは不可能に近く
凍らせてしまったらさらに大変なことになりそうということで
ということで先々月に暖房用のボイラーを新品に交換することにいたしました
ちなみに写真右が旧暖房用ボイラー、左が新品の暖房用ボイラーです
15年の時代の変化かかなりサイズが小さくなっていますが、カタログ上の暖房能力は向上していました
 

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旧暖房用ボイラーを外した状態がこれ
このあたりの写真は私の覚書となります
 

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さてこれで今年は安心して冬が迎えられそうです
 

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次は写真にある洗濯機あたりが壊れそうですね

トリュフ、マツタケと並ぶ世界三大きのこのひとつでありる「ポルチーニ」
パスタなどに合う食材としてイタリア料理によく使われるようですが、炭火で焼いたのもに醤油をかけたものもなかなか美味
ただしマツタケ同様に栽培が難しく、流通するポルチーニは全て天然ものとなっていてイタリアからは乾燥させたものくらいしか輸入されていませんが、フレッシュなものも存在いたします
特に私の住む札幌にもあるようですがこれは輸入材に付いて来た菌が居付いて繁殖したものではと言われています

 
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けれど和名を「ヤマドリタケ」という名がついている通り日本にも自生します
当別などで自生していますが、先般某所でも見つけることが出来ました
キノコといえば今年はマイタケの採れない残念な年でしたが、来年以降はこのポルチーにも狙いをつけ、それをキャンプ場に持ち込み楽しむのもよいですね
その際はパスタでも茹でてワインとともにいただきたいと思います


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先日スターチャンネルでブレードランナー・オリジナル劇場版を鑑賞しました
1982年の制作と有りますから、最初にこの映画を見てから35年の年月が経っていたことになります
ちなみにこの映画、2019年のロサンゼルスあたりがその舞台として想定されていますが、現在2017年の状況からしてこれはあり得ません
原作者のフィリップ・K・ディックの想定した未来であった今はもう少し科学技術が進んでいたようです
 

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さてその原作者であるフィリップ・K・ディックは我が家では夫婦ともに好きなSF作家であり、この映画の原作である「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」は当然として我が家にも何冊かその著書があります
そう我が家はSFオタク一家だったりするんです

『高い城の男』でヒューゴー賞を受賞したあとは日本でも紹介されるようになったディックですが、30年以上前は大手出版社ではなく割と地味なサンリオ文庫というちょっと異色な出版社からの出版が多かったようです

ブレードランナーの他にも映画になった作品は
「追憶売ります(アーノルド・シュワルツェネッガーが主人公を演じた映画:トータル・リコール)」や「少数報告(トム・クルーズが主演、スティーヴン・スピルバーグが監督を務める大作:マイノリティ・リポート)」、「暗闇のスキャナー(キアヌ・リーブス主演の映画:スキャナー・ダークリー)」などがあり、そんな地味で異色な出版とは裏腹にディックの想像力豊かなそのSF手法を使ったメジャーな映画が多いことで作品の善し悪しがわかるかと思います

そんな中私が好きな作品はパラレルワールドを題材とした『流れよ我が涙、と警官は言った』でしたが、これは残念ながら映画にはならなりませんでした
 

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ということで前置きが長くなりましたが、電気羊の最新作
「ブレードランナー2049」のお話
これは映画館で観たいとばかりにやってきたのはサッポロファクトリー内にあるユナイテッドシネマ
最近映画鑑賞はDVDでの鑑賞が多く(たまに飛行機の機内で観てますが)映画館で鑑賞することはまれなので、ここは奮発して4DX3Dで観ることにしました
 

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物語に花を添えるのは絵本などにもなって、よく知られたクラッシック音楽「ピーターと狼」のイントロで起動する、デジタルの産物である仮想の彼女「ジョイ」
そのジョイがひたすらけなげで可愛いのですが、それ以外はなんだかよくわからない映画という印象でした


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映画の内容はいまだ公開中、ネタバレになるといけないので避けますが、一つだけ
前述の追憶売りますにあるような記憶操作がカギの映画ですが
他にも主人公のKがロス警察に戻るたびにプログラムの暴走がないか確認するため「青白い炎」からの引用の韻を踏むなど難解なシーンが数多くあり、一度鑑賞したくらいでは到底隠された布石を読み解くほどには至らない、そんな映画でした

私のような人が多いのか、なにやら映画館では2回目の鑑賞に特典を付けたりもしています
もう一回くらい鑑賞すれば話の内容がつかめるかもしれませんので、それも有りでしょう
ということで次回は吹替版を2Dでのんびり鑑賞するつもりです
 

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そうそうブレードランナーといえば空飛ぶ乗り物「スピナー」がまず頭に思い浮かびますが
そのスピナー、ガルウイングのドアと相まってどこかイタリアのカロッツェリアを思い起こします
それもそのはず前作のブレードランナーのスピナーはデザインにジウジアーロやピニンファリーナを多用するアルファ・ロメオが製作したとのこと
もっともデザインは「シド・ミード」というアメリカの工業デザイナー
今回の作品も35年もの時代を隔てシド・ミードが参加、劇中に写真のスピナーは登場しますが、製作会社はプジョーに変更されていました
ちなみに車のフロントに「PEUGEOT」と社名まで入っていましたので多分協賛があったんですね
 
 
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さて映画を見た後は今が旬の牡蠣を食べに行く算段となっていますが
その前にせっかくサッポロファクトリーまで来ているので、クリスマスツリーと早くも煙突を登り始めたサンタを拝んでから向かうことに
 

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映画館で映画を見た後は予約しておいた牡蠣を食べにオーク札幌ビルへ
このビルの地下に積丹で雲丹などの漁をしている網元が直営しているレストラン
お酒と海の幸のお店「すぎ乃」がありました
 

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まずはお座敷に案内されますが、2人で伺った割に6人用の席があてがわれ広々といただけることに
とは言え玄関先にはこの「本日満席」の札が、人気があるようですが
ちょっと申し訳ない気になってしまいました
 

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座敷のテーブルの上には
牡蠣の殻入れ用の器と牡蠣ナイフ、それに牡蠣剥きに使うということなのでしょう
軍手と使い捨てのビニール製の手袋が牡蠣剥きのマニアルと共に用意されていました
 

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で肝心の料理ですがまずは先付から
蛸とワカメの酢の物と味がつけられた枝豆(これ最近はやりのようです)

これを、とりあえずビールでいただきます
銘柄はキリン先月末から発売された旬の一番搾り
「一番搾りとれたてポップ(岩手県遠野市)2017」
遠野市で収穫したホップ「IBUKI」をたっぷり使って造られていますが、ことしで発売14年目を迎えるロングセラービールなんだそうです
 

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さて次に出てきたのが本日のメインディシュ
「牡蠣のがんがん蒸し」
 

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津軽海峡に流れ込む知内川の雪解け水の恵みを受けて育った「知内産の牡蠣」
その牡蠣を蒸し器であるがんがんに入れ、国産の刻んだレモンを加え蒸しているとの事
 

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カラ系の携帯電話と比べるとそのサイズがわかるかと思います
 

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この知内の牡蠣、殻の中いっぱいに身が詰まっているのが特徴なんだそうですが
開けてみると、こうしてプリップリしていて美味しかった
 

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合わせるお酒ですが、この日の飲み放題のメニューがこれ
 

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牡蠣ということで日本酒など飲んでみようとメニューを見ると
以前勤務していた空知地方で盛んに栽培されている酒米を使った日本酒がありました
それが「高砂酒造 純米辛口 開拓魂」
離農などにより使用されていない土地を東旭川農協で買 い上げ、 農協職員の方が自ら田植え・ 稲刈りして収穫した、道産の酒造好適米「きたしずく」を全量使用した純米酒です
当然のように牡蠣のがんがん蒸しによく合います
 

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ちなみに今回は贅沢にもがんがん蒸しに加え「牡蠣フライ」も食べ放題
揚げたての牡蠣フライはまさに絶品
それに加え手作りのタルタルソースは生クリームやゆでタマゴが加えられていましたがこれが熱々の牡蠣フライと相まって旨い
ちなみに味にバリエーションを加えるために、ソースや醤油でもいただいてみました
 

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これに合わせたのが「すぎ乃のレモンサワー」
グラスこれでもかとレモンとライム?が入れられているためこいつが旨い
当初白ワインから始めた我が家の奥さんはこれで通すことになりました
 

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そうそうハイボールもいただきました
これまた最近復活の兆しが見えるお酒ですね
牡蠣フライによく合いました
 

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最終的に牡蠣のがんがん蒸しが4個(10個×4個)
食えて牡蠣フライ2皿(6個×2皿)
計52個の牡蠣を堪能
ご馳走様、美味しく頂かせてもらいました
来年の秋にもまた伺いますが、その前に会計の時に聞いた自慢の雲丹丼も来夏に食べに来ねばなりません

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おなかいっぱいで次ぎに予定していた、もっきりでの一杯はパス
明日も早くに丘珠自衛隊でのヘリコプター体験搭乗が待っているのでさっさと自宅に帰ることに

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先週の日曜日、車を走らせ丘珠自衛隊へやってきました
やってきたわけは陸上自衛隊が主催するイベント「丘珠自衛隊ヘリコプター体験搭乗」に参加するため
私の勤務する会社にも陸上自衛隊北部方面総監部からのお招きがあり、のこのこと出かけて行ったというわけです
ちなみにこのイベント、7年前にも参加し体験していて今回が2回目の参加となります
 

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搭乗まえに、まずは「ブリーフィング」
認識タグを渡されますが、これは何か事故か何かがあり遺体の損傷が激しい場合に私だと認識するもの
このあたりから、緊張感が高まります
そうちょっとビビっていますが、実は私高所恐怖症なんです
 

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搭乗するらしいヘリコプターが2機、軽快に滑走路に降りてきました
 


 

降りてきた機体は「UH-1(イロコイ)」
前回乗ったものと同じ機材です
 

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割り当てられた席はパイロット席の後ろの2席
その後ろにも5席ありこちらには女性自衛官が同乗しておりました
座席の下にあるのはヘルメットですが、これの着用は前回同様有りませんでした
どちらかというと被ってみたかったのですが残念
 

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北部方面隊 航空事務所
FLD ELD 26FTと壁に書かれた建物を正面にテイクオフ
 

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まずは日本海側を目指しますが、石狩市花川の住宅街と石狩新港を出ていく貨物船が望めます
 

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その後、ヘリコプターは手稲山方面へ
テイネオリンピアのスキー場や大倉山シャンツェを望み
 

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その後あっという間に真駒内方面
6年前にNHK杯のフィギュアスケートを見に行ったセキスイアイスアリーナ
が見えてきました
 

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ここからヘリコプターは北に向け旋回
 

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何度か伺ったことのある札幌ドームや一度も行ったことのない「北海きたえーる」を側面に望みつつ、丘珠自衛隊方面へ
 

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ということで15分間の体験搭乗は終了
丘珠自衛隊へと戻ってきました
 


 


 

その後、自衛隊員に導かれ丘珠自衛隊の格納庫の中へ案内されます
別段ミリタリーファンというわけでもありませんが、前回の体験搭乗ではここまで見れませんでしたので、期待で少しばかりドキドキします
 

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で、その格納庫に収められていた機体は今回登場した
UH-1 イロコイ
ヒューイの通称で知られる量産機でベトナム戦争などで活躍した機体です
2年前にベトナムのホーチミンを訪れた際、伺った「戦争証跡博物館」で当時の機体を見てきました
 

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こうして並んでいるところを見るとどうしても
ベトナム戦争を描いた映画「地獄の黙示録」のテーマソング『ワルキューレ』が頭の中で鳴り響いてしまいます
 

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陸上自衛隊で使用されるこれらの機体は富士重工がライセンス生産しているんだとか
近くで見るとヘリコプターのブレードの幅が50~60cmほどあり思いのほか大きく驚かされます、もっともおかげで能力はかなり高く
最大積載能力は1.8トン、無理して詰め込めば兵員11名が乗機可能なんだとか
ちなみに空虚重量は2.4トンということですが、こうしてドアや天井はペラペラなうえ、座席も貧弱そうでした
 

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UH-1は基本的に自衛隊機ですが、実際には多用途ヘリコプターとして災害派遣任務に従事する事が多いようです


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ここで同行いただいた方に写真を撮っていただき
しばらくぶりの記念撮影
 

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最後に記念品をいただきますが、かなり豪華でした
しかもボールペンの箱には「Made in Japan」の文字が記されています
そういや以前、小樽に勤務していた時にアパレル関連の企業で自衛隊の制服を縫製していた小さな会社がありましたが、こういったものに限っては安い輸入品に頼るわけにはいかないようです

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今回も丁寧な対応で貴重なヘリコプターの体験搭乗させていただきありがとうございます
関係者や対応いただいた自衛隊員に感謝しつつ丘珠自衛隊を後にします

今月初旬の文化の日の金曜日
新千歳空港国際線ターミナルへとやってきました
滅多にない3連休ということもあり、せっかくなので海外へと足を延ばすことにしたからです


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ちなみに今回向かう先は台湾の台北
なぜここを目指すことにしたかというと、下のチラシに心を動かされたのがきっかけでした
「このチャンスにぜひ台湾旅行へ 新千歳発着 10月~11月出発 限定商品 『台北 3・4日間 34,800円』(旅行代金は燃油サーチャージ込み価格)」○○グループ社員およびご家族の方 対象 限定ツアーというもの
JALで旅することの多い我が家ですが、JALだと羽田か成田経由
3日間という時間を鑑みると、乗り継ぎの時間がもったいなく感じるのでまよわずこちらをチョイス
ということで使用される機材はエバー航空のもの、いつものワンワールドではなくラウンジなどの特典は使えませんが、台湾旅行にとってベストシーズンだろう10~11月、しかも3連休にこの価格ということで迷うことなく申し込ませていただいたわけです

そのうえいつもなら自分で航空券や宿をとり、空港やホテルなどのチェックインはすべて自分で行う個人旅行が主体の我が家、
海外ツアー」なんてものはもう何十年ぶりでの申し込みになります
台北市内観光もついているようなので、後学のために参加させてもらうことにします
 

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ということで「海外ツアー」らしくスーツケースにはツアーの札をかけ
新千歳空港ではまず国内線のツアーデスクに出向き航空券をもらい、国際線ターミナルへ移動いたします
 

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国際線ターミナルではカウンターでチェックインを済ませ
セキュリティとイミグレを潜って向かうのは
新千歳空港国際線ターミナルのロイヤルラウンジ
ただし今回の旅ではいつものワンワールドのラウンジは使えませんのでエアラインラウンジには入れません(エアラインラウンジはこんな感じ
ということで同じ場所にあるカード有料ラウンジへ
ここで搭乗までの間、時間をつぶさせてもらいます

クレジットカードを掲示すれば無料で入室できますが、ちなみにそのカードの対象は
プライオリティパスは当然として
アプラス、三菱UFJニコス(MUFGカード、DCカード、NICOS)、JCB、ダイナース、VISAのゴールド会員以上となっています
アメックスが入っていないのが、いかにもアジアの観光客の多い新千歳ならではといったところでしょうか
 

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さてこんな機会でもなければ、入ることのない
カードラウンジ、ちょっと狭いですが雰囲気はエアラインラウンジを遜色ありません
 

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まぁ違うといえば、ラウンジで提供される飲み物やフード類
フード類にいたっては何もありませんし
飲み物はコーヒーや炭酸飲料などのソフトドリンクのみといったところです
 

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さてこうした国際線のラウンジには国内線では見られないアイテムがあります
それがコーヒーメーカーの隣に誇らしく鎮座する給湯機
中国・台湾・香港の中華系の観光客は旅行などの際は魔法瓶(+お茶の葉)をかならず携帯しています
水道の水を直接飲むことが、ためらわれる国では水ではなくお湯が生活必需品なんですね
たとえ空港のラウンジであっても中華系の人が訪れることの多い場所にはインバウンド対策としてこうした給湯機が必要のようです
 

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冷蔵庫にはこうしてトマトジュースやアイスコーヒー、牛乳などが並んでいますが
北海道ならではの植物「ハスカップ」を絞った、ハスカップジュースが人気でした
 

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アルコール類は有料
壁には「サッポロクラシック&ナッツSET」が400円
「ハイボール&ナッツSET」が300円とありました
 

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普段の旅行の癖からこうしたラウンジでお金を払ってまでおさけを飲むには抵抗感がありますので、ここはコーラをいただくのみ
ただこれが正解
いつもはこうしたラウンジでいくら無料といえど、食べすぎに加え飲みすぎで旅のプランを崩しているのが、このあとの機内食そして台北での余市とスムーズに旅を楽しむことが出来るのをこのラウンジで制限することにより痛感できました
なんだかいい経験をさせてもらったような気がします
 

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さてそうこうしている間に搭乗時間となりましたので台北へと向かう搭乗口に向かいます

いよいよ台湾に向けて搭乗開始
ロイヤルラウンジからやってきたころには、すでにスターアライアンス・ゴールド会員、ダイヤモンド会員、そしてエバー航空の言うプレミアムローレルクラスの方から搭乗が行われていました
とある会社のグループ社員を対象としたこのツアー
もしかしたら知っている方がいるかも、いや~この3連休ということもあるのできっといるだろうと思っていましたが、知っている方は誰もいませんでした
まぁツアーなので後で判明するだろうと思っていましたが、このあと思わぬ展開となります
 

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搭乗する機材はエアバスA321-200
ビジネスシートは今はもう見られなくなったような古いタイプで、左右2席ずつが2列で8席
エコノミークラスはというと左右3席ずつが31列186席の合わせても194名の乗客ということで国際線としてはわりと小さな機材でした
かなり古い機材のようで、機内エンターテイメントも音楽のみ
まぁ台湾までのフライト所要時間は4時間45分なので必要もないかもしれません
 

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この日は文化の日を交えた連休初日ということもありほぼ満席
ただ3つ連なった私どもの席の真ん中?は空席
ということでオットマン替わりに携帯用のイスを出しのんびり足を延ばしながらのフライトとなりました
 

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飛行機は新千歳から台湾の桃園を目指すことから、日本海を南下
富山沖あたりで北アルプスの立山らしき山の奥に何と富士山が望めました
成田や羽田から飛び立つことが多く静岡あたりの太平洋からはよく富士山が望めましたが、まさか日本海側から見えるとは想像もしていなかっただけにちょっとびっくり
 

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機内エンターテイメントで映画が見れないうえ機内誌は台湾語(繁体字の漢字)
ということでやることもなく機内販売誌をペラペラめくっていると、とあるページで手が止まりました
そのページにはなんと日本酒が・・・・しかも山口県旭酒造の獺祭三割九分純米大吟醸が載せられていたんです
いや~ここ十年くらいの日本酒の発展は凄まじいものがあり、美味しくてそれほど高価ではない日本酒がひそかにブームとなっていますが、それがついに中華圏に知られてしまったようです
それがフランスワイン高騰のようにならねばいいな~とただ祈るのみです
ちなみにコピー品が多いのが中華の国々の特徴でもありますが、この日本酒に限っては中華製の日本酒のまがい物が出回っているという話は聞いたことがありません
これはおそらくは造れないといったほうが判りやすいのかもしれません
中華圏の人々の口に合わないのをただ今は祈るのみです
 

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そうそう日本清酒の余市ワイン「余市ケルナー」や「余市ナイヤガラ」も掲載されていました
航空格付け機関のスカイトラックスで5スターに輝くエバー航空
そこで機上服務用酒大賞と銘打たれ機内免税品として売られているようです
いよいよ余市のワインもアジア進出のようで、こちらは素直に誇らしいですね
 

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新千歳空港から台湾桃園空港へ向かうエバー航空BR165便、そのエコノミークラスの機内食がこれ
日本から飛び立ったからか、もともとそうなのか
ドレッシングに「キューピー焙煎胡麻ドレッシング」がありました
これはラーメンサラダのタレなのでしょう、ラーメンサラダは私の住む札幌のグランドホテルが発祥と言われていますが、それを意識しているかと思われます(思いたいなのかもしれませんが)
 

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メインは中華風の豚丼
写真に美味しさが見て取れるかと思いますが、これが結構美味しい
この辺りはさすが美食グルメの国、台湾のフラッグシップキャリアであるエバー航空ということなのでしょう
 

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合わせるのはビール
日本人が乗ることが多いのか、CAからはアサヒかキリンを勧められましたが
ここは当然のように台湾ビールを頼みます
奥から出してきてもらったようですが、エバー航空に乗ったらやはりこいつは外せません
ちなみに今回いただいたのは「台湾ビール 經典 クラシック」というもの
これはその名が示す通り、日本統治時代に日本芳釀会社の社長だった安部幸之助氏が台北で始めた「高砂麦酒」の味を引き継いでいるのだそうです
 

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我が家の奥さんはチキン
「鶏肉の照り焼きと錦糸卵丼」これも美味しそうでした
 

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デザートはもろもとのカステラ
高度が高いうえパッケージの密封度も高く、袋はパンパンに膨れ上がります
そう言えば、もりもとは出発地の千歳に本社や工場の老舗の和洋菓子・パン屋さんでしたね
 

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そうこうしている間に台湾海峡の台湾側の海岸線が見えてきました
 

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ほどなく台湾桃園国際空港に到着
機材が小さかったためか、ボーディングブリッジではなくバスがお出迎え
 

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入国審査を済ませたら、バゲッジクレーム前でこの中華民国入境ROC(TAIWAN)NOV.3.2017のパネルが迎えてくれました
久しぶりとなる台湾、滞在時間は短いのですが精一杯楽しもうかと思います
 

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ゲートを出る前にお約束の両替
2万円ばかり日本円を台湾ドルに換えることにします
クレジットカードも多少は使いましたが、これが2泊3日の2人分の滞在費
節約した覚えは有りませんが何とかこれで足りました
 

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ゲートを出たところで、ツアー会社のパネルを見つけ現地ガイドらしき方に声をかけたところ思わぬ返答が待っていました、それが「大谷さん」ですねの一言
そうなんと千歳空港からのこのツアーで、この台湾便に乗っていたのは私どものみだったんです
てっきり十数名くらいがここで待ち合わせたうえ、バスか何かに同乗して向かうのかと思っていたので、ちょっと拍子抜けしてしまいました
 

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「小吃」店や屋台で食べる中華の一品料理
麺類や、餃子・焼売・饅頭などがありますが、なんだか心躍る言葉です
ということで今回の台湾旅行のテーマがこの「小吃」となります
 

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今回の台湾旅行はツアー
新千歳空港からこのツアーで同乗してきた方はいなかったためホテルへの送迎は私ども夫婦のみ、当初乗り合いのバスを想定していましたが、なんと想定外のこのビューイックで送迎でした
 

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ホテルでのチェックインを済ませたあとは、ツアーにも組み込まれていた夜市散策です
前述のビューイックで向かったのが台北で最大規模の名物夜市「士林夜市」
夕方になると常設店舗の前などの路上に小吃と呼ばれる飲食物はむろん
ショッピングそう靴、アクセサリー、カジュアルファッションなど若者向けの路面店など様々な屋台が所狭しと出店されます
 

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狭い路地は満員電車に見られるような混雑状態その熱気に圧倒されますが、人の流れに逆らってはとても歩けないほどでした
 

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ガイドさんにあらかじめ胡椒餅のお店を案内してもらうことを話しておきましたが
そこで連れてこられたのが、創業が1941年の胡椒餅の老舗「丞祖胡椒餅」
流石によくわかってらっしゃいます
ここでは伝統的な胡椒餅(フージャオピン)が焼かれていました
ここでガイドさんにはあとは勝手にMRTでホテルに戻るので、もう帰っていいですよと話し本日のガイドによるツアーは終了
あとは自由に見て回ることにします
やはりこの方が我が家には合ってます
 

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屋台には代々伝わる自家製の釜が置かれていてその上に焼かれた胡椒餅が置かれていました
この窯の内側に胡椒餅をインドのナンのように貼り付け焼くのが特徴で、約200度の高温で20分ほど焼くと出来上がり
豚ひき肉とモモ肉に宜蘭産ネギを加えた甘みたっぷりの餡を包んだものを、この釜で熱々、カリカリになるまで焼くんです
これがスパイシーな胡椒と相まって実に美味い
いや〜これぞ本場の味です
近くのセブンイレブンで買った台湾ビール(金牌)とともにいただくことに


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向かいには花枝丸・作魷魚の屋台がありますが、その看板がユニーク
看板には日本語で「花の枝は燃やします」「スルメイカは破裂します」とあります
まぁおそらくは「イカ団子」と「スルメイカの天ぷら」と伝えたかったんだと思います
昔は結構日本語が通じたそうですが、今はこんな感じのようです
 

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その隣には鮮やかなオレンジのエプロンのスタッフが目印の「大上海生煎包」
1957年に創業した生煎包(焼き小籠包)の屋台です
ここで売られている焼き小籠包は、豚肉が入った「肉包」と・キャベツ等入った「菜包」があるようですが、ここは肉包を1個歩きながらつまむことに
 

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お目当ての「西門町 阿宋麺線」もこの近辺にありました
購入の際はこちらが日本人だとバレバレのようで、スタッフからは日本語で「パクチーいれる?」と聞かれなぜか「オフコース」と答えてしまう自分が情けない
けれどスタッフは笑いながらもたっぷりパクチー入れてくれました
阿宋麺線は基本テイクアウトのお店
けれど皆さん店の奥に入り座って阿宋麺線を頂いているようなので私もそれに倣います
小椀。直径10センチ程
日本のそうめんによく似た台湾独自の細い麺鰹ダシにピリ辛の辣椒
トッピングには臭みが全くないモツが入っているなど、40年間守ってきた伝統の味
私の食の壺を捉えた一品でした

ちなみに今回の宿となるホテルは西門町 阿宋麺線のすぐ近く
一度伺いましたが数十名が並んでいて残念ながらあきらめました
次回台湾を訪れることが有ったなら必ず訪れたいと思います
 

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「焼烤 杏鮑菇蛋」の提灯が吊るされたエリンギ焼きのお店
かなりの方が並んでいたのでここはパスしましたが、翌日九分で食べることが出来ました
 

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そうそう大南路の道路の真ん中には大胆に「鶉の焼き卵」の屋台が置かれています
看板には「泥棒に注意」の日本語も見られることから日本人も多く買っていくのでしょう
鶉の卵をタコ焼きのような鉄板のくぼみを使い、焼くというよりは揚げてていているようです
何気にそれを5個ばかり串に刺したものを1本購入
大南路を歩きつついただきます

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ここ士林夜市は基隆河の渡し場にあったことから淡水や宜蘭から運ばれる海の幸が豊富だったようでいまでもこうして海産物の屋台が多くみられます
生牡蠣が7個で4台湾ドルと安価なのですが、さすがにここでお腹を壊すわけにもいかずパスすることに
 

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からりと言っては何ですが、これまた台湾名物の臭豆腐を試すことに
串焼臭豆腐(臭い豆腐の串焼き)と看板に書かれたお店で1本購入
臭豆腐に豚バラと葱を挟みスパイスをかけたものでしたが、これが台湾ビールによく合います
なんだか癖になってしまう味でした
 

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ちょっと歩き疲れたところで中に座って食べられるオープンキッチンのお店を発見
ここで少し休ませてもらうことに
 

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オーダーするのは
仔煎(オーアーチェン・牡蠣オムレツ)
これまた台湾の名物料理です
このお店では珍しく冷えたビールも売っていたので1本購入
仔煎とともにいただきましたがこれまた美味しい
代金を払い「很好吃」と声をかけ店を出ます
 

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「魚蛋(ユイタン)小屋」と書かれた屋台も何軒か見かけました
要は魚のすり身を丸めたツミレですが、何やら屋台のチェーン店のようで
こうして夫婦らしきいかにも家族経営って方を多く見かけました
もしかしたら昼は普通に働き夜はこうした屋台で一攫千金
将来はどこぞの料理店、そんな夢を感じる屋台が多く見かけました
ということで1本食べたかったのですがこのあたりでお腹は定量
少しずつしか食べませんでしたが、数を食べるとさすがにお腹に来ます
ということでこれは次回の楽しみにします
 

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さてお腹は一杯になりましたが士林夜市散策はまだまだ続きます
次は本命「士林夜市美食區」
地下へもぐります

士林夜市美食區探求

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まるで日本のお祭りの屋台街を彷彿させるほどの人出の「士林夜市」
これが連日連夜この状態が続くとは驚きのほか有りません
あちこちの屋台で台湾のB級グルメ「小吃」を楽しんだ後
この士林夜市のメイン会場たる「士林夜市美食區」を探索にやってきました
 

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ここは6年ぶり2回目の訪問ですが、1回目の訪問の時はこことは違うMRT剣潭駅の向いあたりにあり、その頃は士林夜市美食広場という名がつけられていました
今回訪れた士林夜市美食區は士林市場と銘打たれたアーケード街の地下にあります
市場からなんだか薄暗い階段を下りましたが、まず私の目に飛び込んできたのが、牛排店のお店
6年前に訪れた際名物だった「豪大大雞排(ハオダダージーパイ)」を並んで買ったのを思い起こします
 

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ちなみに台湾では、専業主婦は極めて少なく女性は結婚しても働くという意識が強くあることから共働き家庭が一般的です
もっともこれは台湾のいたるところにある屋台で朝食から夜食まで手頃な値段の外食メニューが充実しているということにもその要因はあるかもしれません
台北の狭い住宅事情もあるでしょうし、南国である台湾はネズミや昆虫などが多く発生するでしょうから、台所事情は日本のそれとは少し違うかもしれません
そんなわけでしょうここの士林夜市美食區にも多くの女性の姿を見かけます
それに子供ずれも多く見かけました
 

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どんなものが食べられるかというと、まずは
台湾の定番スナック「老牌 大餅包小餅 (ラオシーリン)」
米で作ったお餅を揚げたものをハンマーで砕き、それを米粉のクレープで包んでピーナッツやゴマ、ココナッツ、カレー、麻辣などで味をつけたもので、歩いて食べるのはぴったりのスナックです
 

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台湾ではどこへ行っても食べられる「臭豆腐」
ここでは麻辣味らしきタレで煮込んでいるものもありました
いい香り?が漂います


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写真右手前にあるのが「蝦捲」台湾風蝦ロール、台南で名物となっているローカルフードだそうです
これは次回、本場台南にでも行った時のためにここ台北ではパスさせていただきます
あとはメジャーな小籠湯包は蒸篭で出されるうえ
烤鮑魚(鮑)、烤生蠣(生牡蠣)などの海産物がかなり豊富なようです
 

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多くの屋台にあったのがこの「香酥一口蟹」
このカリカリに揚げられた一口大のカニですが、いかにも台湾ビールに合いそうです
ほかにも海螺(巻貝)、烤大螺、五味大蝦などと目を引く海の幸が多くどれも美味しそう
 

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ベトナムやタイで何度となく食べた「手長エビ」
炭火などで炙って辛いタレをかけて食べると美味しい
ここでは生け簀に入れられていましたが、なにやら釣りを兼ね釣ったエビを食べるお店もあるんだとか
 

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観光地ということなのでしょう
白人の観光客の姿もちらほら見て取れます
たださすがに箸は使いこなせないようで、レンゲで食事をとっていました
 

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地下の士林夜市美食區はある程度見て歩いたので、次は士林市場の地上部分を探索
ここにはアパレルやバックなどの小物、台湾雑貨、果物、食料品に加え
いかにもバラマキ土産用のパイナップルケーキなども売られていました

 

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子連れの客めあての
おもちゃ、投てきやゲームなどのお子様向けなどのお店が並んでいましたが
なかには地下の美食區同様白人の子連れの姿も
この士林市場もそれなりに観光ずれしてきているようです
 

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さてまだまだ見るところ満載ですが、次の予定が詰まっています
ということで次はMRTに乗って猫空へ

下の写真にあるsuicaのようなICカード
台北を旅する際の必需品と言えるものがこの台北のICカードたる悠遊カードでした
このカードは台北の交通機関たるMRT(台北地下鉄)や台北市内バス、高速バス、台湾鉄道、台北市内を走るタクシーでも一部利用可能
さらにはセブンイレブンなどのコンビニやスーパーでも利用可能と台北においてはかなり守備範囲の広いICカードです
 

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今回の台湾旅行はツアーを利用したためガイドが同行していましたが、ここ士林市場で別れていました
MRT剣潭駅からは台北の地下鉄(MRT)を使って自由行動となります

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最近ではスマホのアプリなどで簡単に検査出来るようになりましたが、外国での公共交通機関は土地勘はもちろんないうえ、料金表をにらめっこのうえ券売機はおつりが出なかったりと小銭を用意する必要があったりと結構大変な作業です
ICカードが使えると本当に便利で、まるで地元の住人のふりをしながら余裕で乗車できます
そのうえ2割ほどの割引も受けることが出来、一回の乗車が日本円で100円程度と言うのも嬉しい
ということで台湾渡航前からあらかじめ用意してあった悠遊カード
2011年に購入し、2012年に使ったのが最後でしたが1Cカードのチャージ機で何もせずそのままチャージが出来たうえ、前回の残りのデポジットも残っていました


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台北市内を行き来きするのに便利な公共交通手段がこのMRT
5分おきくらいでしょうか、かなり煩雑に運行していて時間が読めるのが良いところ
料金も
淡水信義線から大安駅で文湖線に乗り換え台北駅をはさみ反対側の動物園へ
 

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MRTの動物園駅から歩いて10分ほどの、ロープーウェイ「猫空駅」からは
猫空ロープウェイに乗って猫空まで行きますが、こちらも悠遊カードが利用できました
その話はまた次のエントリーとして
 

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翌日は台北市内を走る路線バスで台北故宮博物館からMRT駅に向かったり
 

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悠遊カードは台湾鉄道も使えます
(ただし太魯閣號・環島觀光列車・團體列車の指定席でしか乗れない列車は不可です)
今回は台北からの九分観光に使いました
 

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悠遊カードは基隆交通カードとも提携しているので
九分から基隆まで直通のバスも乗ることが出来ました
おかげでかなりの移動時間節約となりました

 

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デポジットは手数料を支払えば各駅の窓口で返却が可能ですが
(これも最近発売された悠遊カードは返金不可だそうで、私の持っているコレってレア物?)
コンビニでも使えるので、余ったデボジットで最後に土産用のビールを購入
残額を0台湾ドルにしてきました(これは次回への覚書きです)
 

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かなり便利に使わせていただいた悠遊カード
おかげで今回の滞在中は一度もタクシーに乗ることは有りませんでした
と言う事で次回また台北に来る時まで大切に保管することとします

猫空ロープウェイ・ゴンドラから望む台北市内の夜景です
木柵から台北市内の夜景が望めるここ猫空からの景色のはずが、残念ながらこの日の天候は雨
けれどここまで来た甲斐あってそれなりに夜景が望めました
 

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そう士林夜市でお腹を満たしたら、次はMRTで台北駅を挟み反対側の猫空までやってきました
MRTの動物園駅からは猫空ロープウェイに乗ることとなります
今回は普通のゴンドラなうえ、夜間なので谷底がよく見えず
ロープウエィの高さを気にする必要がないのが良いところ
 

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そう実はこの猫空ロープウェイ、前回台湾を訪れた2012年に一度伺って乗っていましたその際は水晶車という名の床が透明なゴンドラ
昼間に足元に見える景色は鮮明で、すぐに下にひろがる茶畑に落ちていきそうな感覚ということもあり
私自身は高所恐怖症なのでさすがにこの時は足がすくみました
「貓纜之眼」猫空ゴンドラ・クリスタルキャビン
 

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と言うことで高低差275mをロープウェイで20分ほどで猫空駅へたどり着きました
流石にこの日の天候は雨と言うことで、いつもならアベックや観光客で賑わうこの猫空も人の姿はありませんでした
 

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いつもならレストランや茶芸館が賑わっているはずですが、この日は店の明かりもなく
ほぼすべてのお店が閉まっていました
そんな中、山道から外れ林の中に奥まった店の明かりがついているのを見つけ
伺ってみたところやっているようです
それが「貓空 雙橡園茶坊」
まさに隠れ家の趣のある茶芸館でした
しかもその場でスマホで検索してみると結構な人気店
お茶が美味しい本格的な茶芸館とのこと
どうやらツイているようです
 

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店頭の立て看板には「雙橡園のSPECIAL 木柵鉄観音茶」の文字がチョークで書かれていますが
等身大パネルの女性も木柵鉄観音茶を抱えています
なにやら鉄観音茶は栽培するのに手間がかかることもあり、いまやここ木柵でも栽培する農家は減っているのだとか
なかなか貴重なお茶のようです


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そうここ木柵は鉄観音茶の銘産地
揉まれたそれらしきお茶がこうして干されていますが
オーダーするものはこの時点で決まりました
 

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貓空 雙橡園茶坊
おしゃれなカフェが多いここ猫空地区にあって木造の倉庫を改造したような造り
まさに質実剛健な感じで「庵」と言ったほうが妥当のような気がします
 

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店のテラスからは台北101を望む絶景
いや~がもう少し天気が良ければ、ここで茶を嗜むのですが
返す返すも残念
この時点でも結構雨はパラついていました
 

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メニューからは『木柵鉄観音茶』をチョイス
茶葉代400台湾ドルに一人100台湾ドルということで、2人で600台湾ドル
日本円にすると2,300円くらいと結構なお値段です
 

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一杯目は店の女将さんらしき方に入れていただきましたが
熟果香を感じ何といっても甘みが強い
お茶ってこんなに甘くなるんだとちょっと感動してしまいました 
30分ほど滞在し数杯いただくことに
 

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ということでお店自慢甘味物のパイナップルケーキもパス
 

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ただこの茶摘みのカゴ
行者ニンニクを摘むのによさそう
一つ欲しくなりました
茶器もなんだか趣有りますね


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それにしてもこの夜の猫空
人っ子一人見かけない状況だったのですが、放し飼いにされている犬が怖かった
雙橡園も大きな犬がいましたし、あちこちで見かけましたので多分番犬なのでしょうね

台北西門町で魯肉飯の食べ比べ

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MRTの西門駅を出て見えた風景です
走っている車も含め日本の都市部の風景のように感じます
猫空で木柵鉄観音茶を楽しんだ後は宿泊するホテルのある、その西門町へ戻ってきました
 

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さてこの西門町、台北市内随一の繁華街でありトレンドの発信地
さらにはオタク文化の発信源でもあったりします
ここを訪れたのは金曜と土曜の夜でしたが、若者の姿を多く見かけました
なんだかとてもエネルギッシュな街、そんなこともあるのでしょう西門町は台湾の原宿とも言われています
ホテルはこの先にあることもあり、写真の西門町ゲートをくぐり抜けて歩行者天国の漢中街の通りに進みます
 

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ここ西門町漢中街は、台湾小吃店が軒を連ねる通称「小吃街」と言われているうえ
夕方になると屋台も並ぶため、まるで夜市のような雰囲気となっています
訪れたのは夜の10時半くらいの時間帯しかも結構な雨が降っていましたが、そんなのは関係ないよとばかりの人出でまるでお祭りの縁日状態、雨傘と相まって歩くのが困難なくらいでした
 

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臭豆腐をはじめ美味しそうな食べ物の香りが漂っています
士林夜市でたっぷりと食べてきましたが、そろそろ夜食が欲しくなってきました


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ここ西門町が発祥で40年間台湾のソウルフード「大腸麺線」を売っている阿宗麵線があります
先ほど士林夜市で食べた阿宗麵線の味が忘れられず、飲んだ後の麵と思い立ち寄りましたが
流石に西門町一の人気のこの店には行列が絶えないようで、40~50人は並んでいます
観光で歩き疲れているのと閉店時間も迫っていることから残念ながらあきらめることに
 

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最初の夜に向かったのが「天天利美食坊」
台湾B級グルメの筆頭である「魯肉飯」(煮込んだ豚バラがのった小丼)が看板メニューのお店ですが、店内に客はいるようですが店先の照明は消されています、なんだかまずい雰囲気ですが、悪い予感は当たるようでこの日の営業はつい先ほど終了していたようです
夜食にテイクアウトしたいと思いましたがかないませんでした
 

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というこで、この時点では頭の中には魯肉飯しか思い浮かびません
ふと天天利の隣にあるお店「小辣椒古早味烤魷魚」を見ると看板には魯肉飯の文字がありました
まだやっているようなのでここで魯肉飯を買っていくことにします
 

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魯肉飯はテイクアウトしその後、セブンイレブンで台湾ビールを買ってホテルでいただくことに
最近のテイクアウト料理はこうして紙の容器に入れられるように変わったようです
以前は発泡スチロール製のものが多かったように思えますがこの辺りは行政の指導が有るのでしょう、今回の旅での屋台飯はすべてこうした紙製の容器でいただくことになりました
ちなみに割りばしは日本から持参しましたが、台湾ではこうしたプラスチックの蓮華で出てくることが多くなんだかちょっと矛盾してますね
 

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翌日も台湾観光を終え、同じくらいの時間に西門町へ帰ってきましたので
再度「天天利美食坊」に伺ってみることにします
昨日同様店先の明かりは消えていますが、なんとこの日はオーダーを受けてくれました


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もちろん頼むのは看板メニューは魯肉飯
半熟卵をトッピングしたものが人気だそうですが、手前のスタッフが大きな鉄板の前でさまざまなものを器用に焼いていきます
半熟卵も次々と焼かれていました

ちなみに私どもの次に来た客は昨日の私同様、断れていました
どうやら私どもで打ち止めだったよう
いや~危なかった
 

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ということでということで半熟トロトロの目玉焼きが乗った「加蛋」でオーダー
これがここの定番でまさに鉄板メニューでした
 

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食べてみてわかりましたがここ天天利の魯肉飯
脂身が少なめの「あっさり系」
そんなわけで目玉焼きをトッピングするのでしょうね
半熟の卵と相まって美味しい
同じ条件ではありませんが食べ比べると、やはり人気店の天天利に軍配が上がるようです

 
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くしくも西門町の小吃街で二晩続けて夜食に魯肉飯を食べ比べすることになりましたが
翌朝も朝市で魯肉飯を頂くことに
まぁどんだけ魯肉飯好きって思われますね

台北での宿は一楽園大飯店

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今回の台湾での旅の宿は「一楽園大飯店(ワンテル ホテル)」
いつものように自分で航空券やらホテルを手配する個人旅行ではなく
ホテルの選択はできないような安価なツアーでしたので、ホテルについては多少は不安でしたがまずまずでした
 

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というのもこのホテルの最大の長所は『立地が良い』こと
ホテルは台北駅からMRTで一駅の西門駅からも徒歩圏
ちょっと歩けば台北駅や龍山寺までも徒歩圏と言った立地の良さが売りのホテルでした
 

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いつもなら自身でチェックインいたしますが、今回はツアーということでガイドさんがフロントスタッフと流暢な台湾語でチェックインまでやってくれました
楽と言えばそれまでですが、部屋にはセイフティーボックスも無いような状況でしたので、フロントとの対応は必要ですので多少不安ですが、まぁ普段から個人で海外に赴いていますので何とかなるでしょう
 

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ホテル自体は大変古い建物で部屋や廊下は微妙な感もありますが
部屋にしっかりとしたマットの硬いセミダブルサイズのベッドが2つ
見ることはありませんがTVと中が空になっている冷蔵庫、クローゼット
そうそう2日目に気づきましたが、Wi-Fiもありと必要にして十分な設備でした
まぁ夜寝るだけのホテルですし、安価なツアーの一番安いコースでしたのでこんなものでしょう
 

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洗面所はトイレとバスが一緒になっていて
底は浅いのですがそこそこの大きさのバスタブがありました
入浴剤をもってきていますのでここで歩き疲れた足を癒します
シャワーのみですとこうはいかないのですが、やはり日本人にはバスタブがあると嬉しいものです


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中国人の宿泊が多いようで、部屋に湯沸ポットはありませんでしたが
エレベーター前にこうしたお湯のサーバーがあり、部屋に置かれたポットに入れて使うようでした
まあ台湾もこのあたりは中国の文化と一緒ということなのでしょうね

そうそう中国人観光客ですが、やはりマナーが悪い方もいるようで団体で来ている方が並んで部屋をとっているのでしょう、ドアを開けっぱなしにして荷物なども廊下に出して、まるでコネクションルームのように部屋通しを行き来していました
 

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朝食もついていましたが、質が良くないと評判でしたので
MRTで龍山寺まで行き「新富市場」の朝市で魯肉飯と味噌汁を食べた後でしたが
市内観光ツアーの待ち合わせ時間まで時間が有ったので
コーヒーだけ飲もうと伺ったホテルでの朝食会場で、ついつい軽く食べてしまいました
 

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朝食はビュッフェスタイル
パンや卵焼きなど洋食風のものもありますが、やはりここは中華をチョイス
お粥とともにいただきます


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そうそうちょっと変わったメニューがこの中華パン
中に鉛筆大の黄色いものが巻かれていましたが、何がの具材とも思えましたが残念ながらこれもパンの素材でした
コーヒーとともにいただきましたが、昼食を鑑みこのくらいでやめておきます
なんといってもこれが2回目の朝食なんです
 

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2日目の朝食は朝早くに空港に向かうということもありランチボックスで渡されます
ただこのあとは桃園国際空港のラウンジで朝食の予定なのでこれはスーツケースにしまってちょっと食材を加え翌日の職場に持っていく弁当となりました
 

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まぁなんだかんだ言って、安価なツアーに組んでいるホテルとして割り切れば
満足できる利用価値のあるホテルでした

台北2日目、毎朝5時には目が覚めてしまう習慣に加え、時差も1時間あることから
早朝に目覚めてしまい、加えてホテルでの朝食はパスする予定でしたので
まだ朝の6ではありましたが新富市場に行って朝市見学と市場で朝食をとろうと出かけることにしました
 

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新富市場はホテルのある西門町から歩いて20分ほどですが、ここはMRTで向かいます
西門駅からはMRTで一駅の龍山寺駅で降り
新富市場(東三水街市場)へ向かいますが、反対方向に歩いてしまったようでちょっと迷いましたが、ほどなく細い路地の市場である新富市場にたどり着きました
お陰でこんな懐かしい感のあるバイク
そうKYMCOのバイクに出会いました
ちなみにKYMKOは本田技研工業が技術協力していましたが
以前「台湾ホンダ」とも呼ばれホンダブランドで売られていたころのバイク「CB125」を思い起こします
 

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この市場入り口から早速中華市場のの洗礼を受けます
まずはアヒルの丸焼き
 

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そして〆たばかりの鶏
まさに尾頭付きです
 

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豚も丸々一頭捌かれたりと
なるほどここはアジアの中華圏だと知らしめてくれました
 

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他にも乾物のお店やなにやら総菜らしきものを売っているお店などが開店準備をしているそんな時間帯でした
 

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市場の角にはこんな小吃を扱ったお店もあり
市場関係者らしき人が牛肉麵らしきものを啜っていました
そうここへ来た目的は市場探索に加え
市場での朝飯
どこかよさげな店を探すことにします
 
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ということであてもなく歩いて見つけたのが
「阿偉正宗台灣古早味」というお店
というかまだ空いている店自体があまりなく、ここくらいしか開いていなかったんです
店のガラスケースには何やら美味しそうな惣菜が20種類以上が並べられています
ちなみにこの時はまだ朝の6時過ぎ、一体何時から仕込みを始めているのかと思ってしまいます
ということでせっかくここまでやって来たのですから、ここで朝食を食べていくことにします
 

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お店には数人がカウンター席のような所で朝食をとって居ますが、どうやら満席のようです
どうしようか悩んでいたら、ここの女将らしきかたが私どもに気づき隣にある席へ手で招いてくれました
 

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それがこの招かれた先のテーブル席
隣のこの場所もそうだったようで阿偉正宗の看板がありました
そんな部屋の壁に、この店が何かの雑誌に掲載されたらしきものが掲示されていました
繁体文字で読みずらいのですが、それがここ阿偉正宗「正宗伽喱飯」を褒めたたえてるものでした
是非とも正宗伽喱飯を食べようと思い頼みましたが、残念ながらまだ煮込まれてはいないとの事でした

 
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そう最近アジアの国々で「伽喱飯」の文字を見ることが多くなってきました
5年前に来た時も雙城街夜市でいただいたりもしました
雙城街夜市で朝カレー

それは昔懐かしい昭和の時代のカレーライス
日本統治時代に伝えられたのかそんな時代のカレーが今をなお残っていたそんあ思いでいただきました
本場中国から伝わったはずの支那そばが日本でとんでもない発展を遂げ日本食としてのラーメンとなり、それがもとは元祖だっただろう香港をはじめとした国々に広がったように
「カレーライス」も日本で発展を遂げ日本食として認知されるようになりましたが
そのカレーが、どこの国に行っても食べられるそんな時代になる日も遠くないかもしれませんね
 

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そこで頼んだのはやはり「魯肉飯」
台湾に来てからというもののこればかりですが、好きなんだから仕方ありませんし
飽きの来ない味もそうですが、小さな丼ぶりというのもこの魯肉飯の良いところなのかもしれません
 

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一緒に頼んだ味噌汁もまさに日本の味そのもの
海外で味わう「味噌スープ」のそれではありませんでした
(レンゲが付いて出てくるのは仕方ありませんが)
とうことで台湾の人々の親切さと美味しさに感謝し
先ほどの女将さんに「好吃」と告げ店を去ります
 

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そうそうこの新富市場の向かいにはなにやらレンガや窓の装飾が印象的な歴史的な建物が並んでいますが、それらを一部改装し「剥皮寮歴史街区」として観光名所にしているようでした
残念ながら時間的にまだやっているわけもなく、また訪れる時間もありません
これは是非とも次の機会の楽しみに取っておくことに
 

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今回の台湾はツアーでの参加
2日目は専用バスでの台北市内観光&ショッピングとなっていました
土産物屋で買い物を半強制的に買わされそうですが、ただバスに乗っていれば観光名所に連れて行ってくれるんですから便利この上ないのがツアーの良さですね
このいすゞのバスには私どもの他に東北あたりから来られた方が同乗されていました
というか今回のツアーで来たのは空港送迎を見る限り私どものみでしたので、今回は違うツアー客と混在になったようでした
 

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最初に向かったのは「龍山寺(ロンシャンスー)」
台北観光の定番スポットともいえる場所です
ガイドさんの話によるとここは戦時中、米軍の空襲があり本殿が全焼する大惨事だったにもかかわらず、この観音菩薩像だけはまったくの無傷だったそうで
そうした神がかりなエピソードがこの龍山寺を台北一のパワースポットとしているようです


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ここを訪れるのは2回目
最初の訪問では気づきませんでしたが、建物はいたるところに文字や絵が描かれ凝った装飾が施されていて、まさに芸術作品といった趣がある建物だと言うことに気づかされました
そう私の旅行はいつも弾丸旅行なので、見ているようでじっくりとは見ていないんですね


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龍山寺は安産の神様『註生娘娘』や商売の神様『関羽帝』をはじめとした100を超える神様が祭られるといった、まさに「八百万の神」状態のお寺
ツアーであっても観覧時間が、あまりないので本尊である観音菩薩にだけお参りさせていただきました
ということで半月状の木片が特徴の「筊杯(ジャオベイ)」を使ったおみくじを楽しむ時間もありません
このあたりの自由のなさもツアーの不満の残るところでもあります
 

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次に向かったのが、中正紀念堂
蒋介石を記念して建てられたというよりは抗日を記念に建てられた紀念館と聞いていたので私自身は足が遠のいており
以前この紀念堂の前を歩いて鼎泰豐本店に向かったときも特に寄ることはなかったのですが、折角ツアーで立ち寄ったこともあったことに怖いもの見たさも加わり見学していくことにしました
 

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抗日の展示物のある中央通路にはいかにも大陸から来られた方々らしい団体が跋扈しています
 

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目立つ展示品はやはりこの車
蒋介石が愛用していたキャデラック・フリートウッド・リムジン
解説くださるのはガイドの「陽(ヨウ)」さん
 

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フィリピンの華僑から送られた防弾のキャデラックも展示されていますが
実際に蒋介石はこの車にあまり乗らなかったようです
 

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続いて文物展示室
ガイドの陽さんが佐藤栄作との会談を力説
 

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手前の写真の女性は孫文の支援者である父の宋嘉樹こと大富豪チャーリー宋の娘で蒋介石夫人「宋美齢」
そう宋家の三姉妹の一人です
 

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アメリカに留学していた彼女の流暢な英語が、その後の政治活動に大きな影響を与えたのは周知の事実ですが
大戦前に親中派のフランクリン・ルーズベルト大統領やその妻エレノアと親密な関係を構築し、日中戦争から第二次世界大戦に至るアメリカの対日政策の一端を陰から操っていたようで、おそらくは旦那の蒋介石よりは外交などには長けていたようです
大戦後のカイロ宣言における蒋介石・ルーズベルト・チャーチルのこの写真がすべてを語っているようです

 

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そういや蒋介石って日本陸軍とまともに戦ったっけと
私の知る史実と違う展示を見ながらも
見かけたのは吉田茂首相との蜜月写真
こんなのを見ているとここは本当に抗日?の展示場と思ってしまいます

 

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最後に故蒋介石総統紀念室を訪問し中正紀念堂見学は終了
土産屋を挟み次の目的地、台北101を目指します
 

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