猫空の隠れ家的茶芸館_雙橡園茶坊でいただく木柵鉄観音茶

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猫空ロープウェイ・ゴンドラから望む台北市内の夜景です
木柵から台北市内の夜景が望めるここ猫空からの景色のはずが、残念ながらこの日の天候は雨
けれどここまで来た甲斐あってそれなりに夜景が望めました
 

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そう士林夜市でお腹を満たしたら、次はMRTで台北駅を挟み反対側の猫空までやってきました
MRTの動物園駅からは猫空ロープウェイに乗ることとなります
今回は普通のゴンドラなうえ、夜間なので谷底がよく見えず
ロープウエィの高さを気にする必要がないのが良いところ
 

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そう実はこの猫空ロープウェイ、前回台湾を訪れた2012年に一度伺って乗っていましたその際は水晶車という名の床が透明なゴンドラ
昼間に足元に見える景色は鮮明で、すぐに下にひろがる茶畑に落ちていきそうな感覚ということもあり
私自身は高所恐怖症なのでさすがにこの時は足がすくみました
「貓纜之眼」猫空ゴンドラ・クリスタルキャビン
 

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と言うことで高低差275mをロープウェイで20分ほどで猫空駅へたどり着きました
流石にこの日の天候は雨と言うことで、いつもならアベックや観光客で賑わうこの猫空も人の姿はありませんでした
 

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いつもならレストランや茶芸館が賑わっているはずですが、この日は店の明かりもなく
ほぼすべてのお店が閉まっていました
そんな中、山道から外れ林の中に奥まった店の明かりがついているのを見つけ
伺ってみたところやっているようです
それが「貓空 雙橡園茶坊」
まさに隠れ家の趣のある茶芸館でした
しかもその場でスマホで検索してみると結構な人気店
お茶が美味しい本格的な茶芸館とのこと
どうやらツイているようです
 

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店頭の立て看板には「雙橡園のSPECIAL 木柵鉄観音茶」の文字がチョークで書かれていますが
等身大パネルの女性も木柵鉄観音茶を抱えています
なにやら鉄観音茶は栽培するのに手間がかかることもあり、いまやここ木柵でも栽培する農家は減っているのだとか
なかなか貴重なお茶のようです


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そうここ木柵は鉄観音茶の銘産地
揉まれたそれらしきお茶がこうして干されていますが
オーダーするものはこの時点で決まりました
 

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貓空 雙橡園茶坊
おしゃれなカフェが多いここ猫空地区にあって木造の倉庫を改造したような造り
まさに質実剛健な感じで「庵」と言ったほうが妥当のような気がします
 

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店のテラスからは台北101を望む絶景
いや~がもう少し天気が良ければ、ここで茶を嗜むのですが
返す返すも残念
この時点でも結構雨はパラついていました
 

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メニューからは『木柵鉄観音茶』をチョイス
茶葉代400台湾ドルに一人100台湾ドルということで、2人で600台湾ドル
日本円にすると2,300円くらいと結構なお値段です
 

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一杯目は店の女将さんらしき方に入れていただきましたが
熟果香を感じ何といっても甘みが強い
お茶ってこんなに甘くなるんだとちょっと感動してしまいました 
30分ほど滞在し数杯いただくことに
 

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ということでお店自慢甘味物のパイナップルケーキもパス
 

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ただこの茶摘みのカゴ
行者ニンニクを摘むのによさそう
一つ欲しくなりました
茶器もなんだか趣有りますね


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それにしてもこの夜の猫空
人っ子一人見かけない状況だったのですが、放し飼いにされている犬が怖かった
雙橡園も大きな犬がいましたし、あちこちで見かけましたので多分番犬なのでしょうね

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このページは、r-ohtaniが2017年11月25日 15:57に書いた記事です。

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