祇園祭りの山鉾巡行はいよいよ今日が本番
昨夜の宵山の余韻がまだ残る京都四条
昨日の朝、昨朝ガイドツアーで聞いた説明を思い出しつつ
朝5時に行動開始、23基ある山鉾のうち組み立て始めの山や、行燈を降ろした山鉾22基を1時間半ほどかけじっくりと見て周りました
まずは一番人気の「長刀鉾」
東横イン四条烏丸の前に置かれているのですが、ホテルの前で若い方が2名ほど夜を徹して見守っていたようで、年配の方にお疲れさんと声をかけられてました
「函谷鉾」
こちらは保存会で雇われたのであろう警備員が見守っていました
このように警戒していますが、歴史ある貴重な日本の文化財
放火などないようしっかり見守っていただきたいものです
「月鉾」
四条通のビル群の間に聳え立っていますが、こうして遠くから見ても迫力ありますね
さすがは祇園祭、最大最重量の山鉾といったところ
「菊水鉾」
登れる山鉾となる前祭八基の一つ
登るのみならず菊水鉾にはこうして2階のお茶席が用意されているようです
ちなみに菊水鉾のお茶席は、夏の風物詩とも言われる人気のお茶席なんだそうです
またこれたら今度はチャレンジしてみたいものです
小結棚町に位置する「放下鉾」
カバーのビニールが外され懸装品の胴懸や前懸が見て取れましたが
特に今年、龍村美術織物が復元新調を手掛けた「放下鉾」の下水引
江戸時代中期の文人画家・与謝蕪村が下絵を描いたことでも知られる「琴棋書画図」
これは「囲碁」を
そしてこれは「書」などをたしなむ図柄
行燈を降ろした「船鉾」
船首にある鷁と呼ばれる瑞鳥もよく見れます
「岩戸山」
山鉾巡行ではくじ取らずで22番目、最後しんがりの船鉾の前を巡行します
「岩戸山」は車輪と屋根御神体のある珍しい曳山
2体の御神体の後ろ姿が見て取れますが
内部に男装の天照大御神と天手力男神の御神体を祀っていて
日本神話の天岩戸伝説が表現されているそう
「白楽天山」
町会所には会所飾りとして
緞子地の紫衣を着けた道林禅師
唐織白地狩衣の衣裳を着た学問の神様白楽天が展示され出番を待っていました
話が長くなってきているので後編に続きます
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