2023年1月アーカイブ

賀正2023

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あけましておめでとうございます
昨年一昨年と大変な日々が続いていますが、無事新年をお迎えのことと存じます
まだ気の緩められぬ日々が続きますが、こちらのblogを閲覧される皆様のご健康とご多幸をお祈りいたします

ちなみに写真は今年の年賀状
2021年8月、因幡の白兎の伝説のある出雲大社に伺った際に境内で撮影したものです
日本で兎はのびやかに跳びはねる様子から、「福」を呼ぶ縁起の良い動物として古来から親しまれてきたそうです
そんな福が皆様に招かれる事を祈念して、今年最初のblogとさせていただきます
 

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5年前に訪れた北イタリア
当時はさぼっていたためblogには書き損ねていましたが、海外に行けない今、昔を思い出し書き綴っています
てなわけでトリノ自動車博物館「MAUTO」の話の途中から
20世紀前半のクラシックカーは前回紹介させていただきましたので、その続き
20世紀後半、いまや希少となった欧米車のラインナップ
エンスーの垂涎ものの車が、これでもかと並んでいました
まずは自動車史に名を残す傑作として名高いシトロエンDSのオブジェ
 

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続いて
『アルファ ロメオ ジュリエッタ スプリント(1954年)』
 

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『イセッタ250』
こう見えてもBMWです
ちなみに前面のドアから乗り降りするユニークな車です
 

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世界で最も美しい車と言われる
『ジャガー E-TYPE』(1968年)


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『フェラーリ 308 GTV』(1980年)
 

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『フェラーリ365GTB/4 デイトナ』(1973年)
 

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『イソ・リヴォルタ レレ F』 (1972)
カロッツェリアベルトーネによって、アメリカの顧客のためにデザインされたもの
デザインもアメリカンならエンジンもということで、325馬力のフォードのエンジンV8を載せ最高速度245kmをマークした車です

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世界初のロータリーエンジンを搭載した4ドアセダン
『NSU・Ro80』(1966年)
この時代には珍しいFF駆動方式
四輪独立式のサスペンションと相まって、こんな車ですが時代の先端をいった車で
1968年にはヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤーを獲得した車だったりします


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『トラバント 601』
東ドイツにおいて1958年から1991年までの長期にわたって大規模なモデルチェンジは行われないまま生産された車で
トラバントに乗って国境検問所を続々と越える光景は、東欧における共産主義体制終焉の一つの象徴的シーンともなりました
 

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これまた東側の車『M20ポピェーダ』(1957年)
ソ連のGAZ(ゴーリキー自動車工場)によって開発されによって開発、大量生産された乗用車です
 

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『アウトビアンキ・プリムラ』(1967年)
ゴダール監督の映画『気狂いピエロ』の作中に真っ赤なプリムラが登場したりもしました


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もう一台のアウトビアンキ
『アウトビアンキ・ビアンキーナ』(1959年)
 

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『ロイド・アレクサンダー TS』(1958年)
ドイツのブレーメンにあるロイドモトーレンヴェルケGmbHによって製造された小型車です
 

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自動車史において記念碑的な存在とされるイタリアの高級スポーツモデル チシタリア202
ピニンファリーナの名をとどろかせたモデルです


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さてトリノ自動車博物館「MAUTO」探求はまだまだ続きます
次はそろそろここの目玉
フィアットの名車たち

5年前に訪れた北イタリアの話を綴っています
さてトリノ自動車博物館「MAUTO」続いて紹介するのはフィアットのラインナップ
ちなみに社名となるフィアット(FIAT)
Fabbrica Italiana Automobili Torinoの頭文字から来たもので、最後にトリノ(Torino)とあるようにトリノ市に本拠地を置いています
そんなわけでトリノ自動車博物館には当然のようにフィアットの車が多く展示されていました
まずはガスタービン駆動のコンセプトカー
『フィアット・トルビナ』(1954年)
 

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『フィアット600ムルティプラ』(1956年)
なるほどキャンプなどアウトドアに似合いそうな1台ですね
 

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これはフィアットではありませんが、欧州に到来したヒッピー・カルチャー展示の『シトローエン2CV』
 

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『フィアット 500F』(1968年)
 

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『フィアット 850F』(1959年)
 

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『フィアット・エコベーシック』(2000)
1200ccの4気筒コモンレール式ディーゼルエンジンを搭載
3リッターで100km走れるのだそうです
 

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遠くに見える山はアルプス、手前に『フィアット500』
床にはトリノの航空写真をフロアに敷き詰め、そこに歴代カロッツェリアの場所を記しているんだそうです

 

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缶詰のように天井が開くフィアット・パンダ
実は私の持っているフィアットのイメージはこの角形だったりします
 

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壁に衝突したフィアット
 

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壁を突き抜け室内からボンネット部分だけ見えているフィアット
手前には車のパーツで作られたダイニングテーブルに美味しそうな料理が並びます
  

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ボンネットを開けた部分がガスレンジになっているフィアット
 

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フィアットのフレームを使ったベッド
 

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暖炉となったフィアットも有りました
 

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クラッシュテスト後の車両も展示
『フィアット500スポーティング』(1995年)。
 

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こんな感じで予想外のイメージの展示物が数多くありました

トリノ自動車博物館「MAUTO」で思いのほかたくさん展示されていたのがラリー車
やはりヨーロッパではF1と並んで人気の有るモータースポーツだと認識させます
まずはフィアットのラリー車
『フィアット500スポーティング』(1995年)


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『デルタHFインテグラーレ 4WDグループA仕様』
もともと1.3~1.5リッターのエンジンを積むファミリーカーだったランチア・デルタをベースに、ターボで武装した2.0リッターエンジンを積み、フルタイム4WDを採用
ラリーで勝利するだけの為に造られたような戦闘機マシン
 

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WRCでは1987年から1992年までの6年間
マニュファクチャラーズ選手権6連覇という前人未到の偉業を成し遂げた車で
私も乗ってみたい車、NO.1だったりします

もっとも「宇宙イチ壊れるクルマ」という都市伝説のある車だったりもして、オーナーになるのはためらわれますが
現在ランエボⅡとともに価格高騰中の超人気車なので、購入はまず無理でしょう
  

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5年前に訪れた北イタリアの話を綴っていますが、ちょっと長くなっている
トリノ自動車博物館「MAUTO」のお話、続いて紹介するのは
『ランドローバー・ディフェンダー』
世界的に有名な写真家ニーノ・チラーニの車が展示されていました
ジャーナリスト、冒険家そして世界的な自動車ラリーストとして有名な彼は「アズイツァ」と名付けたどこまでも走り続けるランドローバーを駆り
アメリカ・アジア・アフリカを撮影して回りました
 

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youtubeにそんな写真家ニーノ・チラーニの活動が紹介されていたのでここに貼っておきます
 


 

車には様々な装備が見て取れますが
キャリア前方に積まれているのは「AIR-CAMPING」と言うルーフテント
 

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今、人気急上昇中の車載テントだったりしますが
写真家ニーノ・チラーニはこの車をホテル替わりにも使ったようです
私も次回車を入れ替えたら欲しい逸品です
 

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(© Stefano Barattiniさんの作品を拝借)

5年前に訪れた北イタリアのトリノ自動車博物館「MAUTO」の話はもう少し続きます
今回はサーキットを走るレーシングカー
『フィアット 500A バルケッタ N. ベルトーネ』(1936年/47年)


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ステアリングはウッドのナルディ
私が車を初めて購入したころはまだエアバッグなどなく
ステアリング交換するかたも多くいて、その中でも人気のメーカーでした
ちなみにアルファロメオの本拠地のあるロンバルディア州にあるメーカーです
 

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『ランチアD24スパイダー』(1953年)
 

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モータースポーツの歴史において、アルファロメオはもっとも古く、そして多くの成功を収めた自動車メーカー
当然のようにレーシングカーにおいてアルファロメオ率は高いようです
まずは『アルファロメオ 1900 C52ディスコヴォランテ』(1952年)
アルファーロメオ歴史博物館
 

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アルファロメオを象徴するレースカー
『アルファロメオ ティーポ33/TT12』(1975年)
 

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アルファロメオがドイツツーリングカー選手権(DTM)参戦のために開発、製作したレーシングカー
『アルファロメオ・155 V6 TI』(1996年)
 

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最後にこれはレーシングカーではありませんが
ヴィンテージドラッグスター
『ドラッグスターハワイアン』(1965年)


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トリノ自動車博物館「MAUTO」次はいよいよF1へ

トリノ自動車博物館「MAUTO」F1

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5年前に訪れた北イタリアのトリノ自動車博物館「MAUTO」の話ですが
最後を飾るのは「F1」マシンたち
 

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えっトリノ自動車博物館の主といえばフィアットですが、フィアットにF1マシンってあるの?
と思われる方ももしかしたらいられるかもしれませんが
これが「大あり」
F1界では知らぬ人は居ない、F1界の重鎮であるスクーデリア・フェラーリやアルファロメオも、実はフィアット傘下の車メーカー
そんなわけで2006年のトリノオリンピックでは開会式にフェラーが登場したりもしました
 


 

まずはそのスクーデリア・フェラーリのF1マシン
『フェラリー 312 T5』
フロントウィングを突き出した、その外観から「醜いアヒルの子」と揶揄されたりもしましたが
312T自体は5シーズンで4度目のコンストラクターズタイトルを獲得するほどの名機でした
この312T5はジルビル・ヌーブが操ったマシンですが、ニキ・ラウダやカルロス・ロイテマンも312Tなどで活躍しました


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『フェラーリ F1-2000』
2000年シーズンでミハエル・シューマッハが自身のドライバーズチャンピオンを獲得するとともに、コンストラクターズチャンピオンも決定し、フェラーリにとって21年ぶりのダブルタイトル制覇を成し遂げたマシンです
 

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特にドライバーズチャンピオンをかけた鈴鹿GP
フロントローに並ぶミハエル・シューマッハとミカ・ハッキネンの激戦はピットワークが勝敗を決めたと思えるほど白熱したものでした
 

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『アルファロメオ・179B』 (1981年)
 

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もちろんフィアッ傘下であるフェラーリやアルファロメオ以外のF1も展示
まず私がF1のなかでもひときわカッコ良いと思えるモデルである
『ロータスJPS 98T』
このF1は1986年にドライバーズランキング4位を獲得した、アイルトン・セナが駆ったマシンです
この1986年はルノーのエンジンを搭載していましたが、翌年1987年にセナの希望もありホンダエンジンを搭載
ホンダと縁の深いF1ルーキー・中嶋悟がチームメイトとして参入
メインスポンサーがJohn Player Specialからキャメルに替わり
これが最後のJPSカラーのF1となりました
 

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往年の名車
『メルセデスベンツ W196 R シルバーアロー』(1955年)
 

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こんな感じで貴重な車をしばし見学し
トリノ自動車博物館「MAUTO」の見学を終了しました
 

5年前に行った北イタリアの話の途中ですが、このあたりで最近の国内の話など
まずは先週末、札幌シネマフロンティアに出向き、映画「ラーゲリより愛をこめて」を観てきました
これは辺見じゅん氏のノンフィクション小説「収容所(ラーゲリ)から来た遺書」を原作とした作品で、シベリアの強制収容所(ラーゲリ)に不当に抑留され捕虜となった男と、その帰りを待つ家族を描いた愛の実話です
 

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(写真は舞鶴引揚記念館にて撮影)
 

この映画が公開されて1ヶ月ほどたってから見に行ったのですが、さすがに観客は少ないだろうとたかをくくっていましたが
実際に当日の案内がこちら、土曜とは言えスクリーン1で席が「残りわずか」とは驚きました
調べてみたところ公開当初は27万人/週、ほどだった観客動員数が先週は143万人/週とうなぎ上り
興行収入も100億円を超えたようです


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ネタバレになりますが、なにせ古いノンフィクションなので少しくらいは良いだろうと綴らせていただくと
第二次世界大戦の終戦前後、武装解除され投降した日本軍捕虜らが、ソ連によってシベリアなどソ連各地へ労働力として連行され、長期にわたる抑留生活と奴隷的強制労働が行われました
いわゆる「シベリア抑留」と言われているお話ですが、驚くことにその抑留された日本人は約57万5千人にも及ぶのだとか
ストーリーはそんなシベリア抑留が行われた収容所(ラーゲリ)での話
極寒のシベリアで死期の近い山本が書いた遺書を何とか奥さんのもとに届けようとしますが
ソビエト兵の監視下に置かれメモや書かれたものはスパイ行為とみなされるため保管出来ないため一計を案じます
それが遺書を分担して暗記し、最後の引き揚げ者として帰国してのちに、山本の奥さんたる山本モジミを尋ね「(記憶してきた)山本幡男さんの遺書をお届けに参りました」と遺書を書き記したものとともに読み上げるそんな物語です
上映中、劇場のあちらこちらから、絶えず鼻水を啜る音や嗚咽が聞こえましたが、まさに涙なしには観ることが出来ないそんな映画でした
 

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(写真は舞鶴引揚記念館にて撮影)
 

重要な役割を果たす犬クロの話や収容所などは今回、舞鶴引揚記念館で予習してありましたが
背景がわかっている分、物語に感情移入できました
 

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ちなみに撮影はロシアのウクライナ侵攻前に行われましたが、映画の内容からかロシアでの撮影は難しかったのではと思っています
そんなわけなのでしょう撮影に使われたほとんどが、厳寒の季節に新潟の苗場でおこなわれたようです
道東の斜里の名もテロップに流れましたので、ナホトカ代わりに使われたのかもしれません
にしても昨年からのロシアのウクライナ侵攻とあいまって、私自身ロシア(旧ソビエト)に対してはあまり良い感情が持てない昨今になってしまっています

映画を見るため街に繰り出しましたが、折角公共の交通機関で街に出てきた来たこともあり
映画を見た後は一杯やろうと日本生命ビルのブリティッシュパブ・ダーウィンにやってきました


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店内に入るとテレビ観戦が出来るようで
大型モニターで「DAZN」の映像が流れているなど、スポーツバーの形態もとっているほか
バーカウンター自体も重厚な雰囲気
ロンドンパブ「一房のぶどう(TheBunchofGrapes)」を訪れた時を思い出しました
頭上を見渡すとユニオンジャックを筆頭にエセックス、バッキンガムシャー、ガーンジー島、ウェセックスなどの旗が掲げられていて
いかにも英国のパブの雰囲気を醸し出していました
 

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今回はハッピーアワー(15時から19時まで)を利用して
「ムラカミセブンIPA」
「宮崎ひでじビールの向日葵」
「伊勢角屋麦酒のペールエール」
をタップから注いでもらい、ビール3種を飲み比べ
 

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ちなみに隣で頼んでいた、ヒューガルデンビールの800mlがなかなかの迫力
ヒューガルデンは好きな銘柄なので次回来た時に頼んでみることにします

ここに来るのは何年ぶりだろうと
blogの過去の履歴を調べてみたところ
今からちょうど10年前「なまらer忘年会in居酒屋_美農家」に訪れたことが判明
それが札幌大通駅近くにある「居酒屋 美農家」
こんなご時世、10年以上続けているだけで名店と言える居酒屋です(まぁいつからやっていたか知らないのですが)
 

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メンバーもその「なまらer」と名乗る、今はなきパソコン通信のFCAMPで知り合ったキャンプ好きの仲間でしたが
そんな仲間で山形在住の方が、来札するとのことでこの居酒屋 美農家に久しぶり集まり歓迎いたしました
幹事はいつもののんβさん(ちなみにそのころのハンドルネームです)
予約していてくれたおかげで入店出来ましたが、10年前同様今も人気の居酒屋
この日も予約で満席のようでした
 

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しばらくぶりの再会で話も弾みましたが
それに加え料理も美味しかった
一部ですが紹介させていただくと
まずは備長炭ですばやく焼き上げた地鶏など
焼鳥盛合せ(串7本、野菜2本)
 

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サロマ湖産カキフライ
 

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そして天然えぞ鹿肉ステーキ
 

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ちょっと高かったのですが、大勢という事で躊躇なく頼んだ
特大!!羅臼産縞ホッケ炙り焼き
40cmはゆうにあるホッケですが
10年前のblogを再度見て、まったく同じホッケを頼んでいたという事に気づきました
まぁ今回集まったのはキャンプ好きの仲間ってことで、炭火焼きの大好きな人の集まり
北海道を代表する炭火焼きの食材たるホッケを10年の時を超え頼んでも
何の不思議もないかもしれません

 

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窓の外に広がる真っ白な雪景色
奥に防雪林が見えていますが、これぞいかにも北海道といった風景です
ということでこんな素晴らしい景色を眺めながら食事が出来るレストランが長沼町があり
昼飯時に付近に来ていたことから立ち寄りました


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伺ったは田舎道にぽつんと佇む一軒家「手打うどん ほくほく庵」
やっているのは讃岐うどんの本場四国で修行したという岡部誠二郎さん
修行後、札幌市内で20年ほど営業していたが、自然豊かな環境の良いところに住んで畑づくりがしたいという奥さんの希望もあり
平成19年に長沼に移転、それ以降現在の店舗でうどんを打っています
 

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手作り感と趣味の雑貨をちりばめた店内
テーブル席はゆったりしてますが、やはり人気は冒頭写真の窓際の席でした
 

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冷たいうどんもイケるんだそうですが、この日は寒かったこともあり温かいうどんが食べたくなり「特製鍋焼きうどん」をオーダー
出てきた鍋焼きうどん
土鍋ではなく鉄鍋で出てきましたが、具材は油揚げにワカメ、えのき茸、水菜、人参
肉うどん用と思われる肉の牛肉エキスがスープに混ざり
そのうえ生卵が載せられていて食欲をそそります
 

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うどんはこしがあるのに柔らかくもちのような噛み応えのある太麺
化学調味料は一切使用しないという手間と時間をかけたダシと相まって
美味しくいただかせてもらいました
ただ残念なのは、最近では天ぷらを揚げていないとの事
このうどんと天ぷらの相性はかなりよさそうなんですが
 

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写真はドミノピザ札幌厚別西
我が家から歩いて10分くらいのところにあるピザの宅配店
昨年の11月くらいに開店
今回とある理由があり開店から少し経った頃伺いました
 

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とある理由と言うのが
知人から教えていただいた「ドミノピザ北海道3周年キャンペーン」
内容はというとピザの持ち帰りが、Mサイズ1枚が500円との事
持ち帰りとは言え、激安ですね
てなわけで自宅近くのドミノピザ札幌厚別西で受け取ろうとネットで予約の上でうかがったというわけです
受け取った後はまだ昼すぎでしたが、グースアイランドIPAと箕輪ブリュワリーの桃ヴァイツェンと共に頂くことに


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頼んだのは
「ドミノ・デラックス」
日本で最初(のデリバリーピザチェーンと知られるドミノピザで
創業当初から基本レシピは変わらない定番のピザです
生地はいかにも米国発祥といった分厚い生地が特徴です
 

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それと「マヨじゃが」というもの
ピザにジャガイモって合うのと思いましたが
これがマヨソースと相まって美味しい
 

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そういやドミノ・ピザは本場イタリアからは撤退と聞いていましたが、そういやイタリアには似たような分厚いピザが有ったよな~と、過去のblogを探してみたら有りました
それがミラノで60年以上の歴史を誇る老舗ピッツェリアガレリアの「スポンティーニ」で食した「ピッツァ・アル・トランチョ」
ふっくらとしていて柔らかい分厚い生地にたっぷりトロトロのチーズが載せられたピザを食べたのを思い起こしました
しかも持参した割りばしで
 

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(ガレリアの「スポンティーニ」の「ピッツァ・アル・トランチョ」)

動画は昨年末に訪れた京都浄土宗総本山知恩院で行われた除夜の鐘
そう昨年から今年にかけての年末年始は京都に行ってきました
 


 

そんな京都へ向かったのは12月29日
例年ならこの日は仕事で、勤務先から仕事が終わった後に新千歳空港に向かい旅立つのですが、今年その日は休みとなりました
とは言え、飛行機の便は夜遅くを予約してありましたので
朝早くに空港に伺い午前の便に変更してもらうことに
ちなみに航空券は特典航空券、そう貯まったマイルを航空券に替えたものですが
JALのホームページにも「ご搭乗日当日、出発空港において、ご予約便より早い出発時刻の、同一区間のJALグループ便に空席がある場合のみ変更を承ります。」とありますので変更可能でした
 

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今回は新千歳空港から伊丹空港便でしたが、この日は天候も良く遊覧飛行となり
飛び立ってしばらくすると倶多楽湖が見えたりもしましたが、上空からみると倶多楽湖が火山活動によって生まれたカルデラと言うのがよくわかります
 

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ほどなくして伊丹空港に到着
今回はスーツケースは預けずに機内持ち込みとしましたが、それは到着後すぐに京都行のリムジンバスに乗車するためでした
無事そんなリムジンバスに乗車
到着した京都では、すぐに市営バスに乗り換えます
 

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途中、今回の宿となるスーパーホテル京都・四条河原町に立ち寄りスーツケースを預けたら
 

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今度は市営バスと叡山電車を乗り継ぎ鞍馬へ向かいます
と・・・・こんな感じでほぼノンストップの行程となってしまいました
そうまたいつもの弾丸旅行になった年末年始です
 

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たどり着いた比叡山鉄道の終着駅たる鞍馬駅
神の宿る山として鞍馬天狗や義経の伝説など神秘的なパワースポットとして知られます
駅舎も風情が有りますが寺院風の木造建築で近畿の駅百選に選出されているのだとか
 

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そんな鞍馬駅に置かれた2代目となる「大天狗」のモニュメント
初代の大天狗は大雪の影響で鼻が折れてしまいこの2代目にその座を明け渡しました
 

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そんな鞍馬駅から歩きほどなくしたところに
鞍馬山への結界「仁王門(山門)」
ここから先は山全体が神聖なパワースポットとなります
 

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鞍馬山は、お山自体が尊天の御神体
本来なら自分の足でとは思いましたが、この後「貴船神社」まで歩いていくこともあり
ここは無理せず「鞍馬山ケーブルカー」に乗ることにします
 

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てなわけで日本一短いケーブルカー、鞍馬山鋼索鉄道「牛若號Ⅳ」に乗り込みます
このケーブルカーで全長207メートル、山門駅から約2分で多宝塔駅に到着
 

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多宝塔駅からすぐの所には「多宝塔」が有りましたが
なんと650万年前に金星から地球に降り立ったといわれる、『護法魔王尊』の像を安置しているとの事
  

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そんな多宝塔からは朱色の灯篭が並ぶ洒落た参道を進みます
 

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同様に朱色の灯篭の有る階段中腹には転法輪堂
ここで1丈6尺あると言う、阿弥陀仏をありがたく拝み
 

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龍の手水舎で写真を撮りましたが、こ写真はもしかすると来年の年賀状になっているかも知れません
 

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「本殿金堂」
本尊は三尊尊天(毘沙門天王、千手観世音菩薩、護法魔王尊)
しかも本殿金堂前の金剛床は、宇宙のエネルギーである尊天の波動が果てしなく広がる星曼荼羅を模しているとの事なので、その金剛床から参拝
そのご御朱印を賜りました
 

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鞍馬寺を参拝した後は貴船神社に向かいますが
お山自体が尊天の御神体であり神が宿ると言われる鞍馬山
牛若松も歩いたであろう、その道を私も歩いて行くことにします
という事で鞍馬寺からは「奥の院 道」と書かれた石碑の脇を通り抜け
 

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整備された山道へ
ここは普段からかなりの方が行き来するのでしょうね
 

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さてそんな鞍馬山にある鞍馬寺で幼少期を過ごしたという牛若丸(その後、源義経を名乗るのはご存じの通り)
鞍馬山の山道にはそんな義経公に関する逸話のある場所が多く見られました
その一つが「息つぎの水」
牛若丸が天狗に兵法を習うために深夜、独りで奥の院道を急ぎ、途中で息つぎのために湧水を飲んだ場所とされています
  

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「背比べ石」
牛若丸が鞍馬寺を出奔した際、名残を惜しんでこの石と背比べをしたのだとか
そうすると牛若丸ってかなり小さかったんですね
 

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続いて鞍馬山の聖域
「大杉権現社」
もともと大杉権現社は、樹齢1000年という御神木「護法魔王尊影向の杉」を祀った場所ですが、その杉の巨木は昭和25年の台風で折れてしまったうえ、2018年の鞍馬を襲った台風21号により大杉権現社の拝殿は倒壊してしまったのだとか
現在ではその折れた巨木が祀られていました
 

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そんな台風の被害の一つなのでしょう根元から折れれる倒木が多く
写真のその巨木は沢を渡す橋のように倒れていました
 

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「僧正ガ谷不動堂」
天台宗開祖の伝教大師(最澄)がここに参籠した時に刻んだとされる不動明王が安置されていますが
ここは牛若丸(源義経公)が鞍馬天狗から兵法を学んだとされる場所でもあるそうです
 

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「義経堂」
源義経(幼名・牛若丸)は、平家追討で大活躍しますが、兄である源頼朝に追われ奥州で無念の死を遂げ、その魂は鞍馬山に戻り遮那王尊になって護法魔王尊に仕えているとされ、この義経堂に祀られているそうです
 

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「奥の院・魔王殿」
マンガとかアニメに出てきそうなおぞましい名前ですが
大地の霊王・護法魔王尊(サナート・クマラ)が祀られていますが
鞍馬寺の解説では、そんな魔王尊が650万年前に地球救済のために、金星から降り立ったと伝えられる場所に建てられたのだとか
まさに日本のSFアニメに出てきそうなお話ですね
 

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さてこんな感じで鞍馬寺から貴船神社へは40分ほどのトレッキング
逆ルートもあり、実際にはそんな方々の方が多いように思えましたが
私が歩いてみた限り、貴船神社側から鞍馬寺へのルートより
今回歩いた鞍馬寺から貴船神社へのルートの方が楽じゃないかと思えました
まぁ私の所感ですが、多分貴船神社よりも鞍馬寺のほうが標高が高いように思え、下りが多かったためそのように思えました
 

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ということで貴船側の「鞍馬弘教総本山鞍馬寺 西門」に到着
このあと川沿いに並ぶレストランを尻目に貴船神社を目指します
 

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「京の夏の風物詩」貴船川沿いに並ぶ川床
残念ながら私が貴船を訪れたのが年末(冬季)ということもあり、その姿を見ることは叶いませんでした
 

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けれどその痕跡は見ることが出来ました
例えばこの「川床 ひろ文」と書かれた待合所兼川床への入口
 

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そのあたりの川を見るとその岸壁の下の方には、川床を設置する際に使用するのであろう
川床を支える柱の取付部分が見て取れました
次回ここ貴船には是非とも夏に訪れ、その風物詩となっている「川床」を満喫してみようと思います
・・・・結構、お高いとは聞いてますが
ちなみにその昔(今から12年ほど前)に京都の先斗町で京都の夏の風物詩鴨川の納涼床浴衣姿で愉しんだことあります
あそこも確かビール1杯、3千円超だった記憶が有りますが
 

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そんな川床の痕跡を眺めつつ向かったのが「貴船神社」
年末という事もありすでに朱色の鳥居には「初詣」の横断幕が掲げられていました
  

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さて水の神である「高龗神(たかおかみのかみ)」を祀る貴船神社
まずは手水舎で手を洗い身を清めます
  

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その後本宮に参拝し、御朱印を賜りますが
御朱印帳には水神貴船神社と記されていました
 

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そして本宮から15分ほど歩いたところにある奥宮にも参拝
ここは貴船神社最大のパワースポット
以前はここが本宮でしたが1046年に水の神様だったにもかかわらず水害で被災
先ほど参拝した本宮に遷座したのだそうですが、また再建したそうです
ちなみにこの奥宮の真下の地下には「龍穴」が有るのだそうですが見ることは叶わないのだとか
 

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そんな奥宮本殿に隣接する、船の形に整えた「船形石」
玉依姫が乗った船が隠されていると言う逸話があるそうです
鞍馬寺の逸話と合わせると、もしかしてUFOでも隠してあるのと思わずにいられません
 

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貴船神社からはバスで叡山電車の貴船駅へ
ちなみに「貴船」の読み方は「きふね」ではなく「きぶね」と読むのだそうで
貴船駅の看板にも「Kibuneguchi Station」とローマ字表記されていました

ところが今回お参りした「貴船神社」の祭神は水神であることから
水が濁らないようにという意味を込めて「きふね」と読むのだそうです
以前から読み方が違う事は知っていましたが、今回の旅でその理由がようやくわかりました
 

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京の奥座敷のパワースポット、鞍馬寺と貴船神社を参拝したっぷりとパワーを頂いたら
また叡山電車に乗り京都へ戻ります
 

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年末で賑わう錦市場でお買い物

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貴船神社と鞍馬寺を参拝のあとホテルのある四条河原町へ戻ってきました
チェックインを済ませたら、街に買い出しに
向かう先は錦天満宮ではなく
京の台所である錦市場
ちなみにこの鳥居の先は両方のビルに飲み込まれていました


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そんな錦市場、2年前に訪れたときよりは
幾分客足は伸びているようです


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錦市場において年末に一番目を引いたお店が
大正8年から続く焼魚の専門店「錦 魚力」
ここには2年前に来た時同様に祝い鯛がこれでもかと並んでいますが、年末年始にはなんと8千尾も焼くのだそうです
 

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そんな錦 魚力では、祝い鯛は買いませんでしたが
一番人気の鱧天(鱧の天ぷら)と鱧カツの串が有ったのでこいつを購入
 

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漁港直送漁師小屋の海老串
 

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「鮮魚 木村」
江戸時代中期の元和年間から続く老舗ですが
小ぶりなパッケージなど値段が手ごろで親近感が有り
錦市場に来たらついついこの店で買ってしまっている自分がいます
今回も2回ともこの店で「刺身」と「寿司」「あん肝」を購入させていただきました
 

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最近youtubeなどで人気の「花よりキヨエ」があり
たまたま空いていたのでコロッケを3個購入
 
 
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湯葉クリームコロッケも美味しかったのですが
このカレーコロッケも結構いけました
サクサク感がたまりませんが、高級オリーブオイルを使っているからなのでしょうね
 

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お目当ての京の生湯葉も
「こんなもんじゃ」の京豆腐コーナーで購入


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錦市場で購入した総菜はホテルのウエルカムバーでいただきますが内容は
「鮮魚 木村」の生寿司
「三木鶏卵」の京風だし巻き
「こんなもんじゃ」の京の生湯葉
「錦平野」の菊イモ
合わせるのは黄桜の伏水蔵で醸した京都麦酒のアルトと蔵のかおり
と贅沢な錦市場ディナーとなりました
 

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そうそう大晦日は関西限定の緑のたぬきに
錦市場の錦平野で購入した身欠き鰊をトッピングし
にしんそばで年越しいたしました


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日本一短い商店街「花遊小路」にあるテイクアウト専門の中華料理店
「老上海四条 焼き小籠包専門店 百満記」
ホテルが近いこともあり、ここにも立ち寄りましたが、これが大正解
良いお店を見つけました
 

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そんな百満記の看板メニューは「生煎包」
日本では焼き小籠包と呼ばれる上海を代表するローカルフードで
15年ほど前に上海の豫園商城に行ったとき初めて食べたのですが、そのころからの私の病みつきメニュー
香港に行った際は中環にあるミシュラン掲載店「祥興記」にまで足を延ばしてイートインで食べた事が有るくらいです
ということで、この看板を見たら他に購入した総菜が有るにもかかわらず
テイクアウトせざるを得ませんでした


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店内の厨房にはパスタマシンのような器具が有りましたが
どうやら小籠包の皮から手作りしているよう
なんだか期待が持てます
 

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蒸しと焼きの両方を行う鍋も
香港の「祥興記」で見たものと同じものでした
 

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皮は手作り感満載でモチモチしており
焼き目はカリカリ、そしてかみしめるとジューシーなスープ餡から溢れ出す
そんな焼き小籠包でした
それに加え何気なく頼んだ「よだれ鶏」が美味いのなんのって
ちなみによだれ鶏と言うのは、この料理のことを思い出すだけでよだれが出るほどおいしい、ということからこの名がついたと言われる中国四川地方の料理です
てなわけで次回京都を訪ねる際は再訪間違いないお店が一つ増えました
 

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昨年から今年の年末年始
京都での宿としたのは「スーパーホテル京都四条河原町」
大晦日の夜中、除夜の鐘を聞きに東山にある知恩院に行くなどを考慮してこの宿としました
ちなみに今回は5泊と長期滞在となるため予算の関係もあり、そうそう高級ホテルには泊まれませんでした
ただ最近のビジネスホテルは便利なうえ、様々なサービスがあり、コストと合いまって、我が家のお気に入りとなっています
それに加え昨年、奈良で一度スーパーホテルJR LOHAS奈良駅前を利用してから私のお気に入りホテルになっています
理由はいろいろありますが、そのあたりを含めちょっと綴らせていただきます


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ホテルのフロントは2階
この階には朝食会場の他、温泉そしてコインランドリーなどの共用設備が集中しています
手前のカウンターには正月らしく鏡餅が備えられていますが
そのほか京都の町歩きマップやホテルスタッフがチョイスしたお勧めの飲食店などを記載したファイルがあったりして参考にさせていただきました
 

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部屋はダブルルーム
大きなソファーが置かれていますが、こちらで就寝も可能なようで
寝具が一式用意されていました
 

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部屋の設備はデスクに大型テレビ
冷蔵庫が有りましたが、残念案がら電源は入っておらず
別途スイッチが有り自分で入れるようです
これは是非とも予め電源を入れておいてほしいものです
他には電気ポットにドライヤーと言ったところ
 

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トイレは風呂と一緒のユニットバス
 

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けれどこのスーパーホテルには温泉が有る事から
まぁこのお風呂は洗濯物の干す場所となりました
ちなみに風呂は男女別の入替制でした
入替制と言えど、旅の最中にこうした手足を伸ばして風呂に漬かれるのはやはり嬉しい
  

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(スーパーホテル京都四条河原町HPより拝借)
 

このスーパーホテルは何といっても朝食が美味しいのが魅力
写真は邪気払いの「獅子柚子」ですが
獅子柚子はスーパーホテルの朝食会場に供えられていました
 

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さてここスーパーホテルの美味しい朝食の特徴の一つが焼きたてパン
京都ってパンの有名店がいっぱいあり、行列を覚悟しなければならない店もあるくらいですが
このホテルもそんな形れtのできる店ほどではないにせよ毎朝ホテルの厨房で焼いているらしく
朝になると小麦の焼ける良いにおいが漂っていました
 

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そしてスーパーホテル京都四条河原町ならではの朝食メニューとして
なんと毎朝、京のおばんざいが並びます
「いんげん豆の和え物」
「ちくわ磯部揚げ」
 

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「彩野菜の肉団子」
「温野菜のおろしダレ」
 

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「小松菜のたいたん」の他

そして元旦の朝には
「紅白なます」
「黒豆」
「レンコンとニンジンノキンピラ」
が正月らしく提供されていました
 

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ご飯ものですが、「京都出汁茶漬」なるものがあり
鰹・鯖・鯵で作った極上出汁をかけた茶漬けがおいしく
これは毎朝いただくことに
まぁおかげで自慢の焼きたてパンは食べられなかったんですけどね
 

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こんな感じで京都での毎朝の朝食を美味しくいただかせていただきました
今回の京都の旅も毎日分刻みであちこち歩き回る事もあり
朝飯はしっかりととりたいと思っていたので、こういった朝食サービスは嬉しい限りです


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さて次はこのスーパーホテル京都四条河原町のウエルカムバーをご紹介します

さて今回の京都の旅
スーパーホテル京都四条河原町に5泊したのですが、晩飯はホテルでいただくことに
コロナ禍にあって毎晩居酒屋などに繰り出すのは、まだ感染の可能性があるというのがその理由です(まぁ安く済むというのもないことはないんですが)
ところで今回宿泊したスーパーホテル京都四条河原町では、コロナ禍にあってそんな宿泊客を鑑み
夕刻に朝食会場で「ウエルカムバー」なるものをやっているんです
しかもつまみなどの持ち込みも可
テイクアウトやデリバリーで美味しいものを食べながら、好きなお酒を飲むそんな嬉しいサービスが有りました
てなわけで今回は錦市場や近隣の高島屋地下で購入した総菜などを肴に毎晩ウエルカムバーを愉しむことに
 

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さてそのウエルカムバー
カクテルやウイスキー、そして日本酒や焼酎などのお酒を、なんと無料で自分好みに作って飲めるんです
お盆休みに行ったスーパーホテル仙台広瀬通りのウェルカムバーで「牛たん料理_閣」のテイクアウトを食べ一杯やったり
ゴールデンウイークに行ったスーパーホテルJR LOHAS奈良駅前では奈良の地酒「春鹿 純米吟醸 白滴」に「春鹿 超辛口」を愉しみました
 

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特にうれしいのがホテル毎に各地の地酒が楽しめるのも嬉しいポイント
京都の蔵元、佐々木酒造の純米吟醸 鯉ヶ瀧と純米酒 美しい鴨川

 

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純米酒 聚楽第が有り
佐々木酒造の日本酒を毎晩楽しみました
 

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ちなみに「佐々木酒造」という蔵は洛中にあるいう唯一の蔵ですが、俳優佐々木蔵之介さんのご実家だったりするそうです
 


(佐々木酒造公式youtubeより)

 

合わせるつまみは錦市場にある鮮魚 木村の刺身(中トロ、しめさば)とあん肝
同じく錦市場の魚力の鱧天
百満記の焼き小籠包とよだれ鶏
 

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高島屋のデパ地下で購入してきた、中華盛り合わせに唐揚げ
三木鶏卵の京風だし巻き
花よりきよえの湯葉クリームコロッケ
 

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最終日は大阪梅田のスーパーで購入してきた
普段食べているような弁当、カツカレー、ステーキ丼、出汁巻き玉子のいぞべ揚げ、レバニラ炒めをつまみに頂いたりと、スーパーホテル京都四条河原町のウエルカムバーを毎夜満喫しました
 

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京都2日目
バスに1時間ほど揺られ、京都北部大原の寂光院へ向かいます
そうまた京都北部の旅です
同じ日に回れば効率的なのですが、そこが私の旅らしいと言えばらしいところ
向かう途中「大原女」の顔出しパネルが迎えてくれました
さてその大原女、柴を頭に乗せ、京の町まで売りに出かけた行商の女性の事で
平安時代、寂光院に穏棲された建礼門院に仕えた阿波内侍が着ていた衣装がその原型と言われています
 

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そんな大原へは京都地下鉄バス1日キップ(1,100円)を使いお得に旅しますが
この京都地下鉄バス1日キップ、少しマニアックなスポットを巡りたいという方のもぴったりなチケットで
京都市交通局の地下鉄全線や市バスは無論、大原・岩倉へ向かう京都バスや山科・醍醐エリア・京都比叡山線の京阪バスにも乗れると言う優れもの
この日はそんな京都地下鉄バス1日キップを使い、大原や京都観光に使うこととなりました
  

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寂光院〜三千院・勝林院を結ぶルート「大原女の小径」を歩いて寂光院へと向かいますが、各所には「大原女石像」が配置されています
のどかな田園風景が広がり集落の瓦葺の建物が風情を醸し出していますが
ここは京都市内の料理人たちからの評価が高い大原野菜の産地だったりもします
 

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バス停から歩くこと20分ほど、たどり着いた寂光院は
聖徳太子が創建したという歴史あるお寺で
平家物語や建礼門院ゆかりのお寺として知られています
 

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まずは参拝前では有りましたが、御朱印を賜る事に
御朱印は帰りに寄ったところで賜りましたが「地蔵菩薩」と書かれていました
  

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石段を登り切ったところに門松が備えられた山門がありここを潜ります
 

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山門を潜り正面に本堂が見て取れますが
本堂は平成十二年(2000)に放火により消失
本尊の地蔵菩薩立像(重要文化財)も焼損してしまったそうです

本堂では住職からこの寺で祀られる建礼門院や大原女のお話をじっくり聞かせていただきました
その建礼門院徳子、平清盛の娘ですが平家一門の将来を担い高倉天皇と結婚
高倉天皇との間に安徳天皇が生まれまさに平家は栄華を極めますが
源平の争乱にて源氏に敗れ、安徳天皇の最後は壇ノ浦で入水しますが
後を追ったはずの建礼門院徳子は源氏の兵士に救われる
生き残った徳子は平家滅亡後に一族と自身の子である安徳天皇の菩提を弔いここで終生を過ごしんだそうです
学校で習ったはずの平家物語の一節をここでまた聞き直すこととなりました
 

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書院は残念ながら非公開
 

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このあと三千院へ向かいますが、三千院方面に向かう参道沿いに「呂川」が、勝林院に行く道や三千院の境内に「律川」が流れていますが
これが「呂律が回らない」の語源
たまに私も酔っぱらって呂律が回らなくなることが有りますが
そんな語源となった川をここで見ることとなりました
 

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ということで次は大原三千院

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