アルファロメオやサン・シーロスタジアムと観光客らしからぬ場所ばかり巡ってきましたが、このあたりからミラノの定番の市内観光にチェンジ
サンシーロ駅から地下鉄でミラノの街の中心であるドゥオーモ広場へ
その地下鉄ドゥオーモ駅から地上へ上がり出口を出るとそこにこのバカでかい建物が飛び込んできました
そうミラノの観光と言えばやはりここ、 ミラノを象徴するゴシック様式の教会「ドゥオーモ」です
ミラノノシンボル、この大聖堂のドゥオーモ(Duomo)は「神の家」を意味しているそうです
こうしたバカでかく内部が広い建物なので、私の住む札幌にある札幌ドームのドームに通じるところがあるのかと思ってしまいました
ちなみに1836年に着工、400年もの建設期間をかけ完成したのがこれです
まぁそんなに苦労して建てたのだからか?第二次大戦中この大聖堂に対する攻撃は遠慮したようです
おかげで現在この突き立つ尖塔や繊細な彫刻が融合された姿を今でもこうしてみることが出来ます
そんなドゥオーモ広場には大勢の観光客に交じり鳩がたむろしていましたが、こんな彫刻の間を住処にしているようでした
さてここに来るまで、迷ったりするなど余計に時間を使ってしまったため
内部を見学している時間が取れませんでした
特にこのドゥオーモは屋根に上れると聞いていたので、是非ともドゥオーモの屋根に上り
ミラノ市街はおろかアルプスまで望めるというその景色を一目見たかったのですが、ここはさすがにミラノ一の観光名所
建物の入り口には大勢の方が並んでいました
しかもこの後、予定が詰まっているのでここは大聖堂を外から望むだけにいたしました
さてこの広場に隣接するようにヴィットーリオ・エマヌエーレ2世の「ガッレリア」があります
ここもまたギャラリーとかギャラリアか何かの語源なのでしょう、イタリアを中心としたブランドのお店や高級そうなレストランそしてオープンカフェが軒を並べていました
そうここミラノにはミラノコレクションがありファッションの聖地でもあります
まぁ私にはあまり縁がないんですけれどもね
そんなガッレリアにミラノで60年以上の歴史を誇る老舗ピッツェリア「スポンティーニ」がありました
この看板や店内の内装のイメージからか「黒スポンティーニ」と呼ばれているそうです
地元ミラネーゼに愛し続けられるお店ですが、当然私のような観光客にも大人気
お客さんの回転を速くするためか、店内はカウンターとテーブルのみの立ち食い形式
けれど店内はたくさんの人で溢れていました
まぁそれだけの人気店ということでしょう、このミラノ滞在中一度は行こうと決めていた店だっただけにここで店に出会ったが百年目、観念して入店することに
たくさんの客が並んでいますがスタッフはてきぱきとそれらの客のオーダーにこたえています
怠けるイメージのあるイタリアですが、ここミラノではちょっと様子が違っていました
私の頼んだピザもあっという間に切り分けてくれました
ここで食べられるピザは「ピッツァ・アル・トランチョ」
丸々一枚ではなく一切れに切り分けたピザという意味合いです
一番人気はトマトソースとモッツアレラチーズ、バジルがのった最もシンプルでポピュラーなマルゲリータピザ
ということで今回は看板にあるメニューからマルゲリータピザにビールがセットになった
「スポンティーニ 3(トレ)」5.5ユーロをチョイス
ちなみに割りばしは日本から持参したもので私の海外7つ道具の一つです
ここのスポンティーニのピザはローマやナポリで食べた薄いピザとは違い
ふっくらとしていて柔らかい分厚い生地にたっぷりトロトロのチーズが載せられています
この厚さはまるでアメリカのパン生地のようなデラックスピザを彷彿させます
しかも下部はカリッカリに焼かれていて香ばしくさすがピザの国のピザと感心しきり
けれど薄い生地だとピザの具を包み込むように丸めて食べられますが、これはそうはいきません
ということで食べやすいように最初から切り分けてあるのが、黒スポンティーニ流のようです
そうそうガッレリアの高級ブランド品のお店に立ち寄るつもりは有りませんでしたが
ついついフェラーリ・ストアに引き寄せられ、お土産を買っていくことに
今回は新製品の保温ボトルを自分用に持って帰ります
最近フェラーリは車ばかりではなく、こうしたショップにもかなり力を入れているようです
さてこのあたりで次の目的である
「最後の晩餐」の予約時間がやってきました
サンタ・マリア・デッレ・グラッツェ教会へは歩いてもいけますが、地下鉄で向かうことに
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