2017年3月アーカイブ

春から秋にかけて美瑛の景色はTVや雑誌で紹介され見る機会も多いのですが、寒さの厳しい冬にこそ、この季節にしか見られない絶景があります
富良野の唯我独尊でカレーを食べた後は、そんな雪景色の風景を求めて美瑛は白金温泉までやってきました
温泉街を流れる美瑛川はブルーリバーとも呼ばれる美しい川ですが、そのブルーリバーの厳寒の様子は今朝の北海道新聞に「雪に浮かぶ青き美瑛川」というタイトルで記事が掲載されていました

記事のようなプロがドローンを使って撮影した引き立つコバルトブルーに染まる美瑛川の写真は撮れませんでしたが、私も数枚ばかり厳寒の美瑛川を撮影してきました
 

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しかもこの季節、温泉街にかかる遊歩道の橋からは十勝岳の伏流水が岩壁の割れ目から流れ落ちる、しらひげの滝そして流れ落ちる滝が凍った氷柱が見て取れます
 

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そう今回ここに来たわけは冬季間は流れ落ちる滝に出来る氷柱が見たいがため
川に沿って垂れさがる氷柱の様子はまるでカーテンのようでした
もう少しお日様がさしてくれるとコバルトブルーの美瑛川にかかるカーテンのような景色が見れたのですが残念
写真は光と影の芸術とはよく言ったものです
 

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さてもう一つの美瑛の名所「青い池」にも立ち寄りました
ただ残念ながら池はいまだ雪原の中、コバルトブルーの池を見ることはかないませんでした
駐車場がオープンしていたのでもしやと思って入ってきましたが、やはり春を待たねば青い池は見れないようです
まぁこんなこともあるわな
 

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美瑛パッチワークの路の雪景色

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その昔、2人のカップルが日産スカイラインで日本各地を旅するという、シリーズもののCMがありました
その2人の名はケンとメリー
のちにその2人の名から「ケンメリ」と呼ばれるようになる1972年に発売された4代目スカイラインのCMです



 
 
そのシリーズもののスカイラインのCMは、日本各地を旅するというコンセプトから北海道でも撮影が行われ、美瑛の丘陵にあるポプラの木がその対象となったようです
それが下の写真の「ケンとメリーの木」

これは風景写真家である前田真三氏の撮った写真が全国区となり、関係者の目にも入ったのがきっかけだったのではと思っています

そんな美瑛の景色を使ったこのケンとメリーの木をきっかけとして、CMなどが次々と撮られます
1976年:「ケンとメリーの木」(日産スカイラインのCM)
1976年:「セブンスターの木」(JTセブンスターパッケージ)
1978年:「マイルドセブンの丘」(JTマイルドセブンCM)
1997年:「パフィーの木」(ドラマ「ワイルドで行こう」)
今ではそんなCMが撮影された木などが点在する場所を美瑛では「パッチワークの路」と名付け
観光名所として発展させているようです
 

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ケンとメリーの木の次に訪れたのは「セブンスターの木」
丘の上に一本だけ存在するかしわの木です
昭和51年に、たばこ「セブンスター」のパッケージとなった事が名前の由来だそうですが
ほんとこうして見るとたんなる柏の木
もっともこれは冬の景色、柏は落葉樹で葉もないことですから仕方ありませんね
それにまわりに広がる丘陵の畑も、夏なら色彩豊かなんでしょうが
今は雪をかぶっていてモノトーンな景色、ちょっと寂しかったかもしれません
 

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続いて「マイルドセブン」の丘
カラマツの木が防風林として一列に植えられています
このカラマツ、今のように足場が金属製ではない時代、建築の際の足場によく使われました
炭礦の坑道を支える資材としても使われたことから、産炭地である北海道ではよく見られる木でもあります
私からすると防風林としては少なく、貧弱に見えるのですがそれがかえって周りの丘陵とマッチしているのでしょうね
 

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ここでなんと外国人観光客(当然アジア系)の団体の観光客と遭遇
アウトドアウエアにちょっとこじゃれたかっこ
観光バスの内部にはハングルで書かれた表記が有ったことから、これは間違いなく韓国からの観光客でしょう
う~ん、日本人ならマイルセブンのCMになじみがありその風景を求めてやって来るのでしょうが、韓国人にマイルドセブンって判るのかな~
 

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でもそんな韓国人のお目当てはCMによるものよりは「大雪原の新雪」のようです
雪が珍しいのか、新雪に身をゆだねているのか、ふかふかの雪に倒れこみ記念撮影するのが、あたりまえのようで、マイルドセブンの丘に通じる小道にはそんな跡があちこちに点在していました
そういや韓国って冬は寒いけど雪はあまり降らないってよく聞きますからね
でも確か来年はそんな韓国で冬季オリンピックが開かれるはずです
雪は降ってくれるでしょうか
 

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さてこのパッチワークの路の観光名所は韓国人のみならず、中国やマレーシアあたりから来たかと思わる方とも遭遇いたしました
そんな観光客の中にはマナーの悪い方も多いようで
こうした「立小便禁止」「立入禁止」と中国語・ハングル・英語で書かれた看板を多く見かけました
パッチワークの路など推進した美瑛の観光の担当者も、まさかこれほどアジアからの観光客が来るとは思ってなかったんでしょうね

ちなみに「立入禁止」などの看板は本当に切実で、麦畑に入り込み麦の穂が踏み倒され小道が出来ている画像なども見た記憶が有ります(これは日本人のカメラマンも同様にマナーの悪い方がいるようです)
昨年には、そうした悪質な観光客が来ないよう畑の持ち主が「哲学の木」を切り倒すなんて事態も発生していました
さようなら哲学の木」(北海道美瑛の写真家・中西敏貴のブログサイト)より
 

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札幌や小樽、知床などなら私もまだ想像の範囲内ですが、こうしたアジア系の観光客はここ美瑛や富良野にも大挙してやって来ているようです
さて今晩は富良野に宿泊の予定ですが、大丈夫でしょうか

今回富良野にやって来たわけは
結婚28年を記念して、ちょっと贅沢な週末を過ごそうというもの
実は昨年もそんな話で」あの「ウインザーホテル洞爺」に宿泊、アウトオブアフリカで鉄板焼きを堪能いたしました
今回のターゲットは「フラノ寶亭留」
知る人ぞ知る富良野のオーベルジュです
この富良野牛乳の空瓶で作ったシャンデリアが私ども夫婦を迎えてくれました
 

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さて「フラノ寶亭留」
今回が2回目の訪問となります
1回目は「サッポロビールのルーツを探る大人の社会科見学2016 」に参加した時
昼に立ち寄ったのが、ここフラノ寶亭留のフラノフレンチでのランチでした
いつかは泊まって食事を愉しみたいと思っていましたが、今回ようやくここに泊まることが出来ます
というのも大人の社会科見学のツアーに参加した時点では私の勤務先は小樽
富良野はちょっと遠すぎましたが、10月に職場の異動があり、現在は滝川で単身赴任となっています
そうこんな時にでもなければと思い立ちフラノ寶亭留を予約し伺いました
 

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車のカギをスタッフに渡し館内へ
ホテルの庭が眺められるラウンジの長い長いテーブルに案内されました
 

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このラウンジでウェルカムドリンクと富良野プリンをいただきつつ
チェックイン
 

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振り返るとそこには
ロビーには暖炉が有りました
なかなかユニークなデザインですね
夜は暖炉を丸く囲むベンチに座わり、マシュマロを焼いたりもできるのだとか
 

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このラウンジには
売店と噂のグラスバーがありますが、お客さんが少ないので館内は閑散としています
 

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3万5000坪の広大な敷地に客室数わずか25室という贅沢なリゾートライフが満喫できる「フラノ寶亭留」
客室が25室しかありませんので宿泊客は限られます
ということで今北海道のあちらこちらで見かけるアジア系の団体客は皆無でした
この日、フラノ寶亭留はインバウンドの団体客が居ない贅沢な空間となっていました

唯一、宿泊しに来ていた外国人は聞き取りやすい英語を話す白人の方でした
話の内容からどうやら富良野にスキーに来られているようです
その外国人を除き日本人ばかりが泊まる宿は久しぶりのような気がします

ちなみに私は特段、排他主義者ってわけではありません
アジアの国々もよく遊びに行きますしね
中華街などでワイワイ・ガヤガヤやりながら食べる中華も格別だと思っています
ただこうしたゆったりとした時間を愉しむホテルで所かまわずそれをやられるとやはり幻滅してしまいますからね

 

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部屋に案内され窓から外を望むとそこにはベランダが
広大な庭が見て取れますが、天気が良ければここから十勝岳連峰も望めるようです
 

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今回予約したのは「デラックスツインルーム」
まぁ一番ポピュラーなお部屋です
40㎡のゆったりとした部屋にツインベッド
 

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デスクと椅子
横幅が広めの椅子の向こうにはガラス越しにバスタブが見えます
 

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温泉があるので部屋のふろに入ることはありませんが
バスタブはジェットバスが付いていました
洗面台もゆったり
アメニティも豊富でした
 

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そうそう冷蔵庫
今回のプランでは部屋の冷蔵庫はフリードリンク
ビール、ミネラルウオーター、人参ジュース、トマトジュースなどが飲め
しかも足りなければ補充してくれるのだとか
 

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さて部屋の調査も終わったことですし
フラノ寶亭留温泉で一っ風呂と行きますか

フラノ寶亭留温泉

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今回訪れた富良野
十勝岳連峰の裾野に位置するこの地域は天然温泉が豊富に湧き出る場所でもあります
当然このフラノ寶亭留にも天然温泉「フラノ寶亭留温泉」があり、インバウンドのない中ゆったり温泉が楽しめました


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フラノ寶亭留温泉は館内に2か所
1階と3階にありますが、朝晩で男湯・女湯をチェンジ
着いたその夕方は1階が男性用ということで、1階のお風呂にやってきました
 

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ゆったりとした脱衣所
この時間は皆さんどこぞに行ったのか、温泉は私一人の貸し切り状態でした
 

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洗面台にはアメニティがずらり
冷えた水も置かれていますが、風呂上がりにグラスバーで生ビールをグビリとやりたいのでここは我慢
 

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源泉名, 富良野温泉
泉質はミネラルたっぷりのナトリウム・カルシウムといった塩化物泉
しかも1階は木の香漂う檜風呂で身も心もリフレッシュ、ポカポカで湯冷め感もなくいいお温泉でした
露天風呂は残念ながら冬季閉鎖中でしたが、御影石を用いた展望浴場があるようです
満天の星を眺めつつの露天風呂ってのも洒落てますね


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サウナもありました
洗面台もここの入浴する人の数からいうとやや多めかもしれません
 

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ということで、ミネラルがたっぷり含まれた体がよく温まる塩化物泉の湯に入浴
おっと失礼しました
 

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翌朝は3階の温泉にまた入りに行きますが
一っ風呂あびたら、次はグラスバーで生ビールと洒落こみます

blog開設12周年

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「胡乱(うろん)な日々」をご覧いただきましてありがとうございます
今日で「胡乱な日々」は開設12周年を迎えました
いつも見ていただいている方
たまに覗かれている方
通りすがりの方
閲覧ありがとうございます

12という数字にこだわりは有りませんが、時間や月など暦でよく12進法が使われます
そうそう干支も12支、区切りのよい数字のようですね
そうやもう充分なことを十二分なんて文言もありました
まだまだこのblogは私自身は十二分とは思ってはいません
酉年の今年、初心に帰りblogを綴っていこうかと思っています
初心と言えば、このblogを始めたきっかけが日記を綴れば少しは文章が上手くなるかというもの
人に見られる文章を書くのが、少しでも文章が上手くなるきっかけになればと思い始めました

日記ということですからできれば毎日のように綴ってまいりたい
そう最近はスマートホンでの更新が多くなってきていますので、その回数も増えました
このエントリーで2,535回目となり、12で割ると年間平均212の更新をしている計算となります
といっても当初は少ないときは月一だったりと、かなり少ない回数の更新でしたので、最近は週に5~6回くらいは更新できているはずです
まぁ毎日とは行かなくとも何とか日々に近い形で更新できているかなと思っています

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さて先般ちょっと気になって訪問者数を調べたところ、1日500名弱の方がこのblogを閲覧されているようでした
で、気になったのがその閲覧されている時間帯
午前7時から10時そして12時前後、午後は午後4時から午後7時にかなりの方が集中しているのが見て取れました
これってもしかすると通勤途上だったり職場で見ていただいている人が多いような気もします
ということで、閲覧したら「セクハラ」になりそうな画像等は極力出さないよう気を付けたいと思います
さて今日から13周年に向けこれからも更新を続けていくことにしますので
今後も閲覧方よろしくお願いいたします

フラノ寶亭留温泉でまったりした後は同じ1階にあるギャラリーを見学
ここには富良野近郊の木造作家さんの作品が展示されていました
そういや富良野のお隣の旭川は家具のまち
この辺りは林業も発達してますし数多くの家具職人もいることで知られていましたね


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ちょっと値の張りそうな椅子やテーブルですが、やはり木のぬくもりっていいな~
最近は安価な合板の家具に慣れ親しんでいますが、こうした一生物の家具はやはり違いますね
家具の他にもサラダなど盛ったら美味しそうな木の皿なども並んでいました
 

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さてフラノ寶亭留の夕暮れ
レストランの明かりが見て取れますが、予約した夕食までまだ時間があります
まったりと時間を楽しみますが、このあたりはホテルも心得たもの
そうした時間を楽しむ術を用意してくれていました
それがフラノフィーカなるものでした
 

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さてそのフラノフィーカ
フラノ寶亭留のホームページには

『それは、日に何度となく甘いお菓子とお茶を用意し、
家族や恋人とひとときのブレイクをする、北欧の「ティータイム」のこと。
ゆとりを大切にしたこの素敵な習慣を旅先でも取り入れたいと生まれたのが「フラノフィーカ」です。
旅を、人生を、ちょっと豊かに。それが「フラノフィーカ」のコンセプトです。』
と謳われていました


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ようは夕飯時までロービーにおいてある自家製のスイーツ
窓の外の風景をお茶とともに楽しむといったところは、アフタヌーンティといったところでしょうか
いやもとい日本でいうところの「おやつ」と言ったほうが適切かもしれません
ということで、この日のおやつはチョコレート・フォンデュに
 

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フランスの伝統菓子「ガレット・デ・ロワ」
切り分けたケーキの中に小さな人形「フェーヴ」が入っていたら王様
幸運が1年間継続するといわれているお菓子です

 

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残念ながら今回フェーヴには当たりませんでしたが、まったりとしたおやつの時間を愉しませてもらいました
 

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さてそうこうしている間に「グラスバー」に空き席が出来たので
風呂上がりのビールを飲みにバーに移動します

さてフラノフィーカでおやつを食べた後は
ここに来たお目当ての一つである「グラスバー」で一杯やることにします
そのグラスバー(Glass Bar)は、ラウンジに設けられた宿泊者専用のバー
宿泊プランにもよりますが、メニューのほとんどがフリードリンクといった
至福のひと時が過ごせる場所なんです
 

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窓の外は雪景色
室内に目を向けると目の前にはオーディオセット
マッキントッシュアンプ(McIntosh MC500)
JBL model 4344 のスピーカーからジャズが緩やかに奏でられていました
 

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さてまず頼んだのは風呂上がりということもあり生ビール
 

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次はバーテンダーがいらっしゃるということでカクテルを頼みます
カクテル自体普段あまり頼むことはないので、バーテンダーさんにお任せで
辛口のカクテルを頼んだら「カミカゼ」なるウオッカベースのカクテルを勧めてくれました
このカミカゼ、アメリカ発祥のカクテルで鋭い口当たりが名前の由来だそうです
たしかに飲み口は爽快そのものクセになりそうです

・・・・とこの辺で時間となり
レストラン フラノフレンチへ
 

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フレンチを堪能した後はまたグラスバーへお邪魔して
今度もウォッカベースのカクテル「ソルティ・ドッグ」など数杯ほどいただくことに
 

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こうしてホテルのバーに気楽に入れるのもフラノ寶亭留ならではのサービスですね
生ビールにカクテル三昧
いや~堪能いたしました

フラノ寶亭留は俗に言うところのオーベルジュ
館内にあるレストラン「フラノフレンチ」で味わう小松シェフの料理を目当てに皆さん泊まりに来ています
今回私どもが選んだプランは
【11~4月限定・夕食4,500円少量コース】富良野の美しき季節~メインが魚料理のお試しフラノフレンチプラン
少なめのコースにした訳は昼に唯我独尊でたっぷりカレーも食べたいし
その後はどうせバーで飲んだくれるのも解ってます
しかもちょっとした夜食も出ますので、食べたくとも食べれそうにないと踏んだからでした

写真は翌朝のレストランの厨房前のワインセラー
当然ですが富良野ワインがずらり並べられていました
 

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まずは前菜
中華のまな板のような丸い木皿と四角い木皿に載せられた2皿
双方ともに焦がされています
 

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中華のまな板のような皿は白樺の木なんだとか
レーズンパンに載せられた「ワインチェダー・チーズ」
「チョリソー」
「ヨーグルト 鮭マリネ」
 

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「野菜のキッシュ」
「パテ・ド・カンパーニュ」
「自家製らしきピクルス」
 

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「ワインチェダー・チーズ」は富良野チーズ工房のもの
帰りに寄ったフラノマルシェにも置いてありました
富良野市と酪農学園大学で開発した、 日本で唯一のワイン入りチーズだそうです

「ヨーグルト 鮭マリネ」は中華のレンゲのような皿に盛られていました
まさにレンゲで掬った状態なので一口で行けてしまいます
こうしたスプーンに盛られて出されたのは「ミシェル・ブラス・トーヤジャポン」でちょっと贅沢なランチを食べた際出された、スプーンのような皿に盛られたアミューズ以来
そういや小松シェフってミシェル・ブラスにもいらしたことがあるそうです
 

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帆立貝・カリフラワーのヴルーテ」は前回の夏に来た際、昼食で出されたものに続いてこれが2皿目
小松シェフの自信作なのかと思いますが、シブレットソースに大ぶりのホタテに入っていてこれが絶品でした
 

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そうそう飲み物は生ビール
ここはサッポロクラシックの生を出してくれますが、ここ富良野はサッポロビールのほとんどのホップを栽培している地域でもあります

自家製のパンも美味しいし
富良野産だろうバターももちろんパンによく合います


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メインは「鰤の焼き物」
鰤の出汁ソースが効いていますが、添えられているのは
かぼちゃ・キャベツ・ブロッコリー
 

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デザートは「和栗のモンブラン」
アイスクリームがベースのモンブランですが、上にホワイトチョコレート載っていて
しかも温めた富良野牛乳をその上からかけて目でも楽しませてくれます
しかも温くて冷たいデザートもなかなかのものでした
 


 

コーヒーともに運ばれてきた茶菓子はなんだかお洒落
ここのショップでも販売されていました
 

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ということで思った通り少なめのメニューでお腹いっぱい
食後はちょっくらきつめのお酒を飲みにグラスバーへ舞い戻ります

この立派な木箱に入っているのはフラノ寶亭留でだされる「夜食」です
夜の8時過ぎに部屋に配膳してもらいました
そういや1階のアトリエやディナーの皿もそうですが、ここでは木製品があちらこちらで見ることが多いですね、何か拘りを感じます
夜食はお稲荷さんと黄金寿司(薄焼きたまご巻き寿司)、漬物
フリードリンクだった冷蔵庫のサッポロ黒ラベルとともにいただきました
 

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お腹を満たし、ぐっすり眠った翌朝
朝湯でさっぱりした後、フラノフレンチでの朝食です
皆さん浴衣姿だったところを見ると、行動は同じなのかもしれません
 

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富良野牛乳と富良野特産の完熟トマトのジュース
 

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朝食は配膳されます
和食と洋食のミックスといった感じ
小さなグラスに盛られているのは「かぼちゃのスープ」なんだそうです
コクがあって美味かった
 

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お皿にはこれまた富良野特産のトマトを使ったトマトソース仕立てのココット 
自家菜園サラダはフラノ寶亭留の菜園のものなんだとか
自家製ソーセージ
上富良野ポークノハムに
富良野チーズ
と富良野特産のものばかりがずらり並びます
 

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これはホタルイカの醬油漬けでしょうか
朝食のおかずというよりは、まさに酒肴といった一品
日本酒がいただきたくなりますが、このあと車で帰らねばなりませんので
お粥とともにいただきます
 

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そのほか鮭の焼き物、イクラ、梅干しといった
正しい日本の朝食メニューといったものが並んでいますが、ここはご飯をよそってもらい海鮮丼に


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ということでテーブルに出された自家製パンはほとんど手つかずになりました
「プルーン」「洋梨」「ミルクジャム」といったジャムも並んでいたのでちょっと残念
食べきらない方が多いのか、袋をもらってお土産となりました
 

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いや~それにしても飲んだ、食べた
満足のオーベルジュ「フラノ寶亭留」宿泊でした
帰り道「フラノマルシェ2」に立ち寄り、赴任先の滝川に戻ります
さて来年はどこに行くことになるでしょうか
 

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NIKON_D70動作不良

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いまからちょうど12年前に買ったデジイチNIKON D70ですが、いまだ使い続けています
使い慣れているうえ、その使い方も荒く新しいデジイチだと怖いこともありなかなか買いかえれません
というのもこのD70で私自身はあまり不満が無いというのがその理由でしょうか
そう私にとっては名機なんです


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ところがこのD70
ここ数年電源のトラブルが頻発しています
ネットで調べてみると出てくる出てくる
どうやら下の写真の緑で囲った配線に問題があるようでした
もういつ壊れても惜しくないD70ですので
一度ばらしてみることにしました
確かにこの配線部分、コンパクトフラッシュの脇にありコンパクトフラッシュの抜き差しにより
外れかけることがあるようです
 

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ということでネットの情報をもとに、強く配線を押し込め
あとで緩まぬようこうしてゴムを貼り補強いたしました
 

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その後、電源トラブルは皆無
こうした関係でネットを見る機会も増えて、いろいろ閲覧したところ
この時に付属でついてきたリチウムイオンバッテリーがリコールだったと知りこれまた交換もしてもらいました
ということでまだまだ使い続けれそうなD70ですが、ネットを見ると「買ってし魔王」が降臨
Wi-Fiモデルにそろそろ浮気したい思いも出てきてしまいました

国内での話題も尽きてきたところで、また正月に行ったバンコクの話に戻します
そう海外に行った話では昨年の正月に行ったロンドンや一昨年前に行ったベトナムの話もまだ書きかけ、もうずいぶん溜まっているんです
忘れないうちに更新せねばなりません、しばしお付き合いください
 

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さてそのバンコク
宿はいつものシャングリ・ラ ホテル バンコク
航空券がJALのマイルを使った特典航空券だったことで旅費はかなりういてますので、 ホテルは贅沢にクルンテープウイング・デラックスバルコニーといたしました
そのクルンテープウイングのエントランスはBTSスカイトレインのサパーンタクシン駅に隣接、歩いて数分と大変便利な場所にあります
ちなみに写真は翌朝撮ったものです
 

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下の写真の左側にはシャングリ・ラ・ホテル専用のトゥクトゥクが映っています
クルンテープウイングのエントランスからメイン棟であるウイングのエントランスまで乗せてくれるのでしょうか
トゥクトゥクはぼったくりも多いことから乗りたくても躊躇するホテルの利用者がいるのかもしれません

そしてホテルロビー入口のいかにもタイ風のドアマンが立哨していますが
その後ろにはセキュリティゲートがありました
そうバンコクはこの渡航の一年ほど前にバンコクの中心地にあるエラワン廟で爆破テロが起きたばかりでした
テロを警戒してホテルに入る際は必ずこのセキュリティゲートをくぐることになります
 

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大晦日を明日に控えた吹き抜けとなったロビー
まだクリスマスツリーがロビーの中央を陣取っていますが、この専用エントランスのソファーに腰かけチェックイン
このときすでに夜の8時(日本時間では10時)でしたのでちょっと疲れ気味
ウエルカムドリンクもそこそこにレストン「香宮(シャンパレス)」だけ予約して部屋に案内してもらいます
 

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部屋は42平方メートルのデラックスバルコニーツイン
かなり広々としています
ヨーロッパやアメリカで宿泊する通常のツインの料金に毛が生えた程度の料金でこうした超が付くような高級ホテルに泊まれるのが、アジア旅の良いところと思っています
しかも一昨年前来た時同様に専用ラウンジが使えますので、専用のラウンジで朝食そして夕刻のカクテルタイムが楽しめるんです
 

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部屋にはデスクに椅子、箪笥に置かれたTV
応接セットとスーツケースを載せる台などがゆったりと配置されています
 

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バルコニーへはこのドアから外に出ます
すぐそこに見えるチャオプライ川を行く、デイナークルーズらしき船体の長い船が悠々と通り過ぎていきます
 

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もうすでに夜の8時半でしたがドアを開けると暑い
室内のエアコンが効きすぎていることと相まってそう感じますが、この暑さが無ければ東南アジアに来た感じはしません
それでも前回来た雨期である8月のねっとりとした暑さとは打って変わって過ごしやすそうな暑さでした
このあたりがきっとバンコクにとって一番過ごしやすい季節は「乾季」ということなんですね
 

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部屋のバーはこんな感じ
もっともリバーサイドラウンジに行けば、コーヒーやお茶はいつでも飲めますし
アフタヌーティや夕刻にはカクテルタイムでアルコール類も飲めるためこのバーを使うことはまれかもしれません
そうそう冷蔵庫はソフトドリンクのみフリーでした
 

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洗面所と風呂は一緒
トイレとシャワールームは別れてはいますが一室の中に同居しています
ちなみに海外に行ってトイレを写すのは職業病でしょうか、癖になってしまっています
 

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さて下の写真はここまで着てきた服にアイロンをかけてもらったもの
後日、ルーフトップバーにも行きたいので、こうした部屋限定の無料のスーツプレスを利用いたしました
 

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そろそろおなかもすいてきたので、春宮(シャンパレス)に晩飯を食べに行くことにします

バンコク到着の当日のこと
シャングリ・ラ ホテル バンコクのチェックインの際、夕食をホテルでとろうとスタッフに伝統的なタイ料理が食べられる「サラティプ」を予約したところ、この日は残念ながら予約でいっぱいとのことでした
代わりにと言っては失礼になりますが、中華レストラン「春宮(シャンパレス)」ならOKということなのでこちらを予約いたしました
春宮と言えば、あのミシュランで2つ星を獲得した名店、香港・尖沙咀のシャングリ・ラ・ホテル「香宮(シャンパレス)」がありますが、こちらはその支店
そういや私がその香港の春宮に伺ったのは今から25年位前、広東料理の本髄を初めて味わったといっても過言のないお店でした
そのバンコク支店ということでちょっと期待度が高まります
 

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クルンテープウイングからメインウイングへ連絡通路を使い移動
「春宮(シャンパレス)」では、まずはこの大黒様がお出迎えしてくれました
 

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さてこの日、ホテルで食事しようとしたのにはわけが有ります
それが今回のタイ旅行で使おうと以前シャングリ・ラ ホテルの「ゴールデンサークルアワードポイント」で貯めたポイントを替えた$100のバウチャー
このバウチャーはメインダイニングの「サラティプ」か「香宮(シャンパレス)」で利用可能なんです
ただし12/31と1/1はレストランでのバウチャー利用が不可でしたので、滞在中に使えるのは到着当日の晩飯か1/2の昼食のみ
当然到着した12/30を狙っていましたが、空港から一目散にエアポートリンクとBTSを乗り継ぎホテルへ
チェックインした後は部屋で落ち着く間もなく香宮(シャンパレス)へやってきたというしだいです
 

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でもここからが大変、実はそのバウチャーはビジネスセンターで食事券に替えねばなりませんでしたが、ビジネスセンターはこの時すでに閉店
あきらめかけましたが、とりあえずコンシェルジュに相談して香宮(シャンパレス)にゴネてもらいます
状況は悪く、こちらが用意したバウチャーを日本語表記で印刷してしまったためレストラン側はそのバウチャーを読むことができないなど一進一退が続きます
最終的にはこんよく交渉したおかげで何とかこのバウチャーが使えることとなりました
いや~香宮のスタッフ並びにコンセルジュには大変迷惑をかけました
 

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ということでようやく席に着き
まずはビール
ここは当然タイのトップブランドである「シンハー・ビール」を頼みます
が、やはりというか樽生のビールはありません
瓶ビールを注いでもらうことに
 

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さてここで頼んだのは「北京ダック」しかもなんと丸々一羽
まさに大人買い
いやもとい大人喰いです
$100のバウチャー(当日のレートで12,000円相当)がなければなかなか頼めないメニューでした
 

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北京ダックは女性スタッフが動画の通り華麗な手業を目の前で魅せてくれます
黄金色に焼かれた北京ダックの皮だけをスライス
この手業も味のうちですね
 


 

スタッフに食べ方を教えていただきかぶりつきます
スライスした北京ダックを香味野菜(白ネギ?)とともに皮で包み
ドロッとした感じの甘いタにつけていただきます
いや~本物の中華はやはり違います
 

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あと頼んだのは春宮名物の飲茶盛り合わせ
そうこの春宮、昼は飲茶のお客でいつも混雑していました
 

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北京ダックは皮だけではなく
身も調理して出してくれます
ダックの身はそぼろ状にして レタスに包んで頂きますが
そろそろおなか一杯
ちょっと残してしまうほどでした
 

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これでバンコク初日は終了
明日はナマズを釣りに釣り堀へ行くこととします

バンコク2日目の朝
朝食を食べにリバーサイド・ラウンジへとやってきました
ここはクルンテープウイング宿泊者だけが使えるちょっと贅沢な空間
高級感が漂ってきます
ちなみに前回宿泊した際は同じクルンテープウイングに宿泊しましたが、その時リバーサイド・ラウンジは改装工事中で、代替えのメインウイングにあるホライゾンクラブ・ラウンジを利用しましたので今回が初めての利用となります
 

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時差の関係もあり早めの時間に目覚めてしまったため朝一で訪問
朝早くということもありますが、このリバーサイドラウンジには日本人しか居ませんでした
正月期間中ということと相まってもしかしたらこのクルンテープウイングの日本人占有率はかなり高かったかもしれません
同じシャングリ・ラ ホテに有ってメインウイングと比較してかなり割高のはずですが
またしてもJTBあたりのツアーにしてやられたのでしょうか
ともあれチャオプライ川を望む窓際の席を陣取ります
 

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ということで、チャオプライ川を行きかう船を見ながらの朝食です
基本ここでの朝食はビュッフェスタイルですが、席に腰掛けるとスタッフにコーヒーか紅茶か聞かれるとともに、卵料理をメニューから選択させられます
そう卵料理はオーダーとなるんです
この日はエッグベネディクト
 

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翌朝はふわふわのオムレツ
 

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最終日は超レアな目玉焼きといたしました
こいつはハインツのソースをたっぷりかけていただきます
 

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ビュッフにはお粥や海苔巻きなどの和食があります
これは和食人気なのか日本人旅行者を意識しての配膳なのかおそらくはその両方なのでしょう
もちろん飲茶などの中華料理も並んでいます
 

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サラダの種類も豊富ですが、ハムやスモークサーモン
チーズも多種にわたっていました
 

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もちろんタイ料理もありますし
フルーツも南国を思わせる果物が並びます
 

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そうそう最近高級ホテルのビュッフェでよく見かける
巣ごと置かれている蜂蜜もあります
ここにあったのは自由落下の原理で絞るタイプのものでした
 

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ということで朝からしっかりお腹を満たし
ブンサムラン・フィッシィングパークへ向かいます

一時間、幸せになりたかったら 酒を飲みなさい
三日間、幸せになりたかったら 結婚しなさい
八日間、幸せになりたかったら 豚を殺して食べなさい
永遠に、幸せになりたかったら 釣りを覚えなさい私の好きな作家である開高健が小説「オーパ!」の中で、中国の著者不明のこの名言を紹介していました

開高健はその小説「オーパ」や「フィッシュオン」を通じて海外の釣行を紹介しています
私もあやかりたいものと
マレーシアのペナン島に行った際「マラッカ海峡ホッピング 釣り」に参加したり、ベトナムのホーチミンに釣り竿を抱えていったこともありました
マラッカ海峡のホッピング釣りではガイドが船で釣り場に連れて行ってくれるためそこそこの釣果はありましたが、ベトナムでは坊主
やはり見ず知らずの土地で時間も限られての釣りは難しそうです
ということで今回のタイのバンコクでは釣り堀に伺うこととしました
それが「ブンサムラン・フィッシングパーク」
 

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狙いはアマゾンの怪魚「ピラルクー」
ではなく、世界最大級の淡水魚「メコンオオナマズ」
その名のとおりメコン川流域に生息している世界最大で最重量の淡水魚
3mなんて大物もいるようで、そんなサイズだと300kgにもなるのだとか

ブンサムラン・フィッシングパークのエントランスにはそんな大きなメコンオオナマズの模型が掲げられ迎えてくれました
ちなみにこの釣り堀にはピラルクーも生息しているのだとか
餌や仕掛けが違いますのでピラルクーが釣れることはありませんが、万が一釣れたら15万円~20万円ものチップが必要なんだとか
プラルクーは釣れたら嬉しいですが、考え物ですね
 

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さてこのブンサムラン・フィッシングパーク
そう今回の旅のテーマは自力
ガイドツアーもあるようですが、まぁなんとなるでしょう
ということですが、ホテルからはタクシーを使うことに
BTSや地下鉄の併用も考えましたが、今回のタクシー料金はシャングリ・ラ ホテルから高速料金込みで270バーツ(日本円で945円)という低料金、しかも大晦日の土曜日ということで渋滞もなく1時間弱でつきました
タクシーはもちろんホテル専属のタクシー
そう多少料金が高かろうが海外で一番大切なのは安全
治安が良く平和ボケしている日本では考えられないような事件が起きていますからね

それにもまして今回はこのタクシーでちょっとした事件が有りました
それはホテルのコンシェルジュにブンサムラン・フィッシングパークまでタクシーの手配をお願いし
運転手に連れてきて貰いましたが、私の持っている地図の場所とは違っていました
地図を運転手に見せて説明、その場所まで走ってもらい下車しました
ところがそこはそこは同じブンサムランですが、ブンサムラン寺のほう
釣り堀ではありませんでした
途方にくれかけたところ、先ほどここに連れてきたタクシーの運転手が戻ってきてくれ
私どもを乗せ当初着いたところに戻ってくれました
そこで奥をよく見たところ先ほどのメコンオオナマズの看板があったわけです
いや~タクシーの運転手さんには感謝々々
チップを弾んだのは言うまでもありません
 

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土曜日・日曜日はかなり混雑するとの事なので、朝飯を食ったらすぐに向かいました
ブンサムラン・フィッシングパークはこんな感じ
釣り堀というにはあまりにも大きな池ですね
 

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フィッシングライセンスこれはいわゆる入場料ですね、1人2,000バーツ
レンタルロッド 1本600バーツ
レンタルネット 1個60バーツ
エサ 600バーツ
これにバンガローの一番小さいもの 600バーツ
ガイド 1,000バーツを加え
全部で4,860バーツ(日本円で17千円くらい)でした
ちなみにクレジットカードは使えません
 

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通常はこの桟橋のようなところで釣りをするのですが
人が多いと隣の釣り糸と絡んだりする心配が有ります
 

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ということで今回はこのバンガローを借りることにしました
結構ぼろいと思いつつも
 

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こうしたプライベ^-トな空間
中には天井扇があったり、電源が有ったりと
それなりに使えそうです


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もう一つの贅沢がフィッシングガイド
釣り堀なんですが、ガイドがいないとなかなか釣れないとの情報により雇いました
イケメン風の彼をとりあえず「BOYY」君と名付けさせてもらいます
ガイドであるBOYY君はこうして仕掛けに餌をつけたりするのは当然として
 

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実際にポイントに向け投げ込みもやってくれます
見ているといつも同じポジションに投げ込むところを見るとそこがポイントなんでしょう
結構遠くまで飛ばしますが、まっすぐに餌を投げ入れるのはかなりの技量が必要なようです
 

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メコンオオナマズ釣りの仕掛けはこんな感じ
日本でいうところの鯉の吸い込み針、というイメージがありましたがちょっと違う様でした
なかなか釣れないのでこのBOYY君、餌を替えたり仕掛けを替えたり
こんな集魚剤らしき液など使ったり
まぁ色々やってくれます
 

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それでなくとも結構な大物
そんなに簡単に釣れないだろうとフィッシングパーク内にある売店へ
 

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ここで庶民派タイビールの筆頭であるLEOビール
そして白ワインを買い込み、バンガローで飲みつつの釣りとなります
ちなみに今回はフィッシングパーク内のお店に買い出しに行きましたが、そうした飲み物は無論
タイ料理も出前できるのだとか
これだとここで丸一日楽しむこともできますね
 

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ということで、メコンオオナマズを釣り上げる前祝い
ブンサムラン・フィッシングパークに乾杯
まさに大名釣りです
 

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そうこうしている間に
斜め向かいのバンガローの釣り人が大物を釣り上げました
 

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隣のバンガローの子供にもあたりが
けれど私どもにはなかなかあたりもなく2時間ばかりの時が経ちました
 

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そしてついにその時がやってきました
ガイドのBOYY君が合わせてくれた竿を貰い
格闘すること20分余り
初めて味わう強烈な引きでしたが
 

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全長107cm
重さ約20kgのメコンオオナマズを釣り上げることが出来ました

 
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動画にその様子が映っていますが
最後巻き上げすぎてBOYY君に戻せと指導される一面も
 


 

その後、もう一匹当たりが来て釣り上げます
 

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なかなかいい顔してるでしょう
なにってメコンオオナマズの事です
こうして昼には納竿(ちなみにあと半日居座っても料金は変わりません)
これほどの大物は人生初の快挙
2時間半ほどでメコンオオナマズ2匹という釣果となりました
いや~満足満足

 
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タクシーを呼んでもらいホテルに戻ります
さてこの次はバンコクで最近話題のプーハッポンカリーを食べに行きます

最近話題のバンコクの人気シーフードレストラン「ソンブーン(建興酒家)」
1969年創業のバンコクでは老舗のレストランです
ここで出されるバンコクの名物料理「プーパッポンカリー」
バンコクに来たのならこれを食べずに帰るわけにはいきません
 

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ということでやってきたのは高級ブランドショップが店を構えるセントラル・エンバシー店の5階にある「ソンブーン(建興酒家)エンバシー店」
この店にしたわけはBTSのプルンチット駅からも近く、しかも混み合うソンブーン(建興酒家)にあって割と空いているお店と言われていたからでした
 

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けれどさすがに人気店のようで午後1時すぎに伺ったにも関わらず、1時間待ちの行列でした
それにしてもすごいと思わせたのは受付のスタッフ
受付で予約の番号を渡されまっているのですが、そのスタッフ、パッと見ただけなのに予約した方の顔を覚えているのかバラバラに座っているにも関わらず、正確に声をかけ店内に導いていました 
 

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そうそう受付を済ませたら、廊下にある席に勝手に座っているのですが
その受付スタッフはそろそろ順番かと思わせる客にメニューを配り、オーダーを先に取っているようでした
まわりを見渡し、そろそろ私の番かなと思ったところ日本語表記のメニューを渡されました
まぁ頼むのは「プーパッポンカリー」と最初から決めています
メニューには元祖プーパッポンカリー(かにのカレー炒め)他店とは一味違います
とのことでした
 

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ほどなく店内に導かれます
奥行きが有って思ったよりたくさんの方が食事されていました
さて実はその入店した時間が問題でした
ちなみにタイの法律ででお酒を販売、提供していい時間は
・AM11時~PM14時
・PM17時~PM24時
となっています
入店したのはPM2時
ということでシンハービールを飲みつつプーハッポンカレーを食べることは出来なくなりました
代わりに水を頼んだところなんと白湯が出てきました
やはりこのお店は中華系ということなんですね
 

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まず頼んだのはこれまたソンブーン定番の
空芯菜のニンニク炒め
炒めているにもかかわらず緑の蛍光色を保っていますが、料理人の腕が見え隠れします
Sサイズを頼みましたが、結構な量で出てきました
 

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次に出てきたのが本命
プーパッポンカリー
これまたSサイズ
蟹のカレー炒めとでも言えばよいのか
ふわふわの卵で纏われたなかに閉じ込められた蟹の風味
そしてその中にピリッとした辛さが引き立ちます
東南アジアでよく見かける中華料理のチリクラブとはまた違った逸品でした
 

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まだもう少し食べれそうなので追加料理
日本語表記で「川海老焼く」と書かれた料理を頼みます
どうやら手長海老の焼き物のようです
ベトナムで食べたそれがあまりにも美味しかったので
ここでも頼んでみました
 

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ベトナム同様、河川の多いこの地域
新鮮な手長海老が供給されるようで、絶妙な焼き目の具合と合わせ絶品でした
これだけ食べて、2人で4千円弱というのもこのソンブーン人気の秘密なのでしょう
このエンバシー店ではクレジットカードも使えました
 

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さてお腹を満たしたら
次は週末開かれ30万人もの人が訪れるチャットウチャック・ウイークエンドマーケットへ向かいます

毎週土曜、日曜限定で開かれるバンコクの最大級
いやもとい世界最大級の市場といっても過言ではないでしょう
「チャトゥチャック・ウィークエンド・マーケット」へやってきました
MRTのモーチット駅から下車した後は人込みを避け歩道をからチャトゥチャック公園に入りそこを歩いてお目当てのセッションへ向かいます
このチャトゥチャック・ウィークエンド・マーケット
通称J・Jマーケットですが訪れるのは今回で2回目
まぁ2回くらい言ったくらいじゃその片鱗に触れる程度ですが、多少は回り方をつかんできました
 

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というのも世界一と評されるこの超巨大マーケット
敷地面積は1.13Km²で東京ドーム約2.5個分のスペースに15,000以上の屋台やショップが並んでいます
そこに1日20~30万人が訪れるといわれているとんでもないマーケットなんです
これはタイの消費動向を左右する若年の消費者の多さを物語るのだと思います
なんていってもタイの平均年齢は38歳(まあこれでも東南アジアでは高いほうなんですが)
日本が平均年齢50歳くらいですからその差は歴然ですね
プミポン国王御逝去のあとの消費が落ち込んでいる状態でこれですから、自制期間が解けたらいったいどうなっちゃうんでしょう

 

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J・Jマーケットには何があるのかというと
なんでもありなんです
狭い通路に所狭しと並ぶ衣料・日用品・生活雑貨・装飾品・家電製品・時計・食料品にはてはマッサージ屋さんまでありましたが、特に観光客に人気なのがアジアン雑貨かと思います
 

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バンコクはアメリカやヨーロッパ諸国の観光客にも人気の観光地ですから
当然たくさんの白人系の観光客も訪れていました
通路が狭いんで大柄な白人観光客は大変そう
 

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エスニックな薫り漂う美味しそうな屋台には
地元客と思しき方々が並んでいます
きっと美味しんだろな~と思われますが、先ほどプーハッポンカリーを食べてきたばかり
お土産にしようにもこのあとホテルのリバーサイド・ラウンジでビュッフェのカクテルタイムも待っています
ここは自分に言い聞かせ自制いたしました
 

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さて今回ここに来たお目当ての品は「蚊取り線香ホルダー」
自宅ではなくキャンプでの蚊対策として
そうアウトドア用品ということになります

熱帯に属するタイにあって「蚊」は悩みの種の一つでしょう
特にマラリアによる被害も多い地域とありますが、日本ではブタのそれと同様のものがタイにももちろんあります
アジアンチックな蚊取り線香ホルダーは当然売られていました

・・・・と書いてはいますが、実は2年前に訪れたお店に再訪しただけなんです
前回買ってきたものを壊してしまったのと、知人ら頼まれたものと合わせて2個
わざわざ脚立を借りて焼の良く入ったものを自らチョイス
値切りはうまくいきませんでしたが、とりあえずお目当てのものは無事手に入れました
 

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ついでにタイの蚊取り線香も購入
プラスチックケースに入れられ売られていました
たぶんCDケースか何かで作られたものと思われます
実は蚊取り線香とCDの直径はほぼ一緒なんです
このケースもキャンプには会いそうです
それに蚊の多い地域の蚊取り線香、なよなよした日本の蚊にはなんだかとてつもなく効きそうな予感がします
さてキャンプでご一緒の皆さん、今年はこれを焚きますよ
 

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さてそんな蚊取り線香ホルダー
従業員のメッシ君に丁寧に包んでいただき2つお買い上げです
 

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こうしたアジアンチックなキャンプ道具
実は最近の私のマイブームなんです

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さてお目当てのものは手に入れました
次はホテルに戻ってカクテルタイムと洒落こみます

さて朝から釣りにいったり
1時間も並んでプーハッポンカリーを食べたり
ウイークエンドマーケットで買い物したりなど
一日歩き回ったおかげでかなり疲労困憊、思い足を引きずりホテルに舞い戻りました
このあとは楽しみにしていたクルンテープウイング宿泊特典サービスのカクテルタイム
「イブニングカナッペ&アルコールサービス」を楽しむこととします
まぁこのサービスが受けたくってクルンテープウイングに泊まっているんですけどね
 

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このカクテルタイム、シャングリ・ラ ホテルでサービスを受けるのは実は2回目
1回目に伺ったのは今から2年前ですが、その際はこのリバーサイド・ラウンジが工事中でシャングリラウィング24階にあるホライゾンクラブ・ラウンジでこのカクテルタイムを楽しみました

ということでこのクルンテープウイングにある、リバーサイドラウンジでのカクテルタイムは今回がはじめて楽しみです
 

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このカクテルタイム
ホテルのラウンジで大晦日の今宵は生ピアノの演奏があったり
プールサイドでやっているガラディナーの様子もプロジェクターで同時中継されたりするなど豪華絢爛
そのうえスパークリングワイン、カクテル、ビールが呑み放題のうえ
美味しそうなビュッフェが並ぶ、酒飲みにはたまらない至れり尽くせりのサービスタイム
当然白人系の宿泊客はこれで景気をつけレストランに繰り出すようですが
日本人にはこれだけで晩飯は充分とも思えるような多種の料理が並べられていました
我が家としてはカクテルタイムに合わせてこのラウンジを訪れましたが
ここで年越しの晩御飯にいたします
ということでまずはチャオプライ川を望む絶好の席に座り、沈む夕日を眺めつつシンハービールをいただきます
 

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ビュッフェには美味しそうなチーズにドライフルーツ
バゲットにナッツ類
ハムやソーセージ
 

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カクテルタイムを意識してか
小さなカナッペやペリメニのような餃子
サラダ類が並びます
 

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このワンショットグラスに入れられたサラダが絶品
2つ 3つほどいただきます
 

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巾着状に包れた飲茶の揚げものといった
中華料理など毎日趣向を凝らした料理が並べられていました
 

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2杯目はせっかくなのでカクテルをいただきます
まずはマイブームのモヒート
ちなみに最初は発音が悪かったのか、スタッフに通じない一幕も
そうキューバ発のこのカクテル
Mojitoのつづりでスペイン語では「モヒート」かもしれませんが
このまま英語読みすると「モジート」
なるほど伝わらないはずです
 

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そのうえここシャングリ・ラ ホテル・バンコクには
オリジナルカクテル「トムヤム・モヒート」なるものがあるそうなので
こいつもいただくことに
ミントとレモングラスの香りたっぷりのカクテル
実は3日3晩ここで愉しみました
 

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ちなみに最終日となる3日目は飛行機の時間が夜便だったこともあり
チェックアウトを済ませたあと、夕方ここでカクテルタイムを楽しんだ後に空港へ向かいました

シャングリ・ラ ホテル バンコクから歩いて5分くらいのところにはロビンソンという百貨店が有りますが、そこへ行く道すがら多くの屋台を見かけました
もっともここに限らずバンコクにはどこに行っても屋台を見かけます
これはもちろん屋台で安く食べたりテイクアウトする文化が根付いているからなんですが
もともとバンコクの方は家であまり料理をしないんだそうです
そこには夫婦共稼ぎの家族が多かったりという理由がありますが、問題の一つには「虫」
熱帯であるこの地域で毎日食事を作るとゴキブリやアリ、コバエなどが大量発生するだろう虫事情もその理由かと思います
 

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さてそんな屋台街の話はまた別の機会に回し
ぽつんと一軒だけある「サテ」の屋台の話
今回紹介するのはBTSスカイトレインのサパーンタクシン駅から歩いて数分
シャングリ・ラ ホテル バンコク クルンテープウイングのエントランスすぐ脇にその屋台は有りました

 
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東南アジア諸国で広く食べられている串焼き料理
「サテ」
炭火で焼かれるのは一緒ですがピーナツソースが使われたりと日本のそれとはちょっと違いますが、それでなくとも暑い東南アジア
これが冷たいビールによく合うんです

 

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特にバンコクでの私のお気に入りはムー・サテ
日本でいうところの豚串なんですが、これが美味いんです
サテはインドネシア、マレーシアなどでも食べられますが、そうしたイスラム圏では豚肉はご法度
当然のように鶏肉のサテとなりますが
ここタイは日本と同じ仏教国なので(本当はだから良いわけではないんですが)
豚肉のサテであるムー・サテもOK
アルコールにも寛容な国なのでサテ(焼き鳥)を肴にビールという
吞んべいにはとてもいい国がタイなんです
 

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さてじつはこの屋台
2年前に伺ったときもここで何度かテイクアウト
部屋のベランダでビールを飲みつついただいたことがありました
 

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ということで通いなれたこのサテの屋台
お勧めは何かと焼き方さんにアローイなサテはどれと尋ねたところ
レバーのサテを勧めてくれたので、ムー・サテとレバーのサテをテイクアウト
ロビンソン百貨店で買ってきた「シンハー・ビール」とともにバルコニーでいただくことにします
 

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そうそう実はこの日は大晦日
本来ならチャオプライ川で行われるカウントダウン花火を見ながらビールと洒落こみたかったのですが、プミポン国王のご逝去に伴い花火大会は中止となってしまいました
まぁしかたありませんので、成田空港で買い持参するのが恒例となった「JAL そばですかい(SOBA DE SKY」で年越そばで2016年を締めくくります
 

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さて明日の正月はアユタヤ観光
ツアーではなく完全自力でどこまで回れるでしょうか

2年ぶりのバンコク
今回の旅ではバンコクの市内観光はパスさせていただき
かつて栄華を極め現在はタイの世界遺産となる「古都アユタヤ」を目指します
まぁこの日は元旦
バンコクの観光地がである寺院には、日本の神社同様にタイ人が多数参拝に訪れるためどこも激込み
市内も同様と聞き及んでいたのでバンコクを抜け出そうという魂胆でした
 

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この日バンコクのMRTや地下鉄、バスなどは何と無料
まぁこれはプミポン国王死去に伴うものというより私どものような観光客がタクシーでぼったくられないよう配慮がなされたようです
そんなMRTと地下鉄を乗り継ぎやってきたのは
タイ国鉄の起点駅であるバンコクのファランポーン駅
そうアユタヤへはツアーバスではなく鉄道で向かうことにします
 

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駅に着いたらまずはチケットブースをさがします
チケットブースでバンコク8時20分発、アユタヤ9時41分着
料金は3等車で20バーツ(日本円で70円くらい)
これで何と71kmの区間を1時間21分かけた鉄道の旅が楽しめるというから驚きです


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ファランポーン駅の待合室はタイの田舎から来たのか大きな荷物を抱えた人や
イスラム圏の証であるスカーフを纏った女性の姿も見受けられます
そういやここフアランポーン駅はマレー鉄道寝台列車の発着駅でもありました(2017年現在は国境駅までですが)
他にもインド系だったり、ヨーロッパなのか白人のバックパッカーなど様々な人種の方々で溢れていました
満席に近かったので座れないかとも思いましたが、何とか座ることが出来
発車時刻である1時間後までここでまったりかとも思いましたが、エアコンが効きすぎていてこのままここに居たら風邪をひきそうなのでホームに退散いたします
 

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ファランポーン駅の構内はこんな感じ
吹き抜ける風が心地よいカマボコ型の屋根の下には重厚な気動車(仏国:アルストーム社製)とそれに引かれる車両(韓国:大宇製)が停車中でした
よくみるとそれはバンコク発でマレーシアとの国境駅であるパダンベサール行きの寝台特急
以前はペナン島近くのバタワースまで行けたそうですが、タイ国鉄とマレー鉄道の相互乗り入れが廃止されたため国境駅までしか行けなくなったそうです
17時間ほどかかるようですが、余裕があればこいつに乗ってマレー半島を縦断、タイとマレーシア国境のパダンベサール駅まで行ってみたいのもです
 

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そんな屋根のあるホームから青空のまぶしいホームへ移動
そこのホームにはタイ国鉄の顔ともいえる
GEA型ディーゼル機関車(米国:ゼネラル・エレクトリックス社製)
HID型機関車(日本:日立製)
の2両が並んでいました


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出発は11番ホーム
掲示板にはノンカイ行きと書かれていますが、途中駅のアユタヤで下車しなければなりません
ちなみにこの時すでにディレイ25分と表示されていました
まぁそんなに急ぐ旅でもありませんし、のんびり待つことに
ホームでまったりしていると起立を促す笛が鳴りました
すると床に座っていた人々が次々立ち上がります
どうやらこれが、朝の8時と夕方6時に公共の場で行われる国王賛歌
ちなみに公共の場ではタイ王国の国歌が流されている間、直立不動でいないと不敬罪で警察に逮捕される可能性があるんだそうです
どこぞの国の誰かに聞かせてあげたい話ですね
これはタイ国民に対する法律でわれわれ外国人に法的拘束力があるわけではありません
けれど私もタイ国家に敬意を示し麦藁帽を脱ぎ起立、周りに準じます
 

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40分ほど遅れてノンカイ行きの車両はやってきました
車両はTHN型(1100形)
日立かどこかで作られた日本製の車両です
そうタイでは日本から買ったり譲渡された車両が活躍していることは有名でテツがこうした列車目当てにわざわざやってくるのだとか
 

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THN型列車の運転席はこんな感じ
まさに日本の車両ですね
 

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ちょっとうれしくなり記念撮影
そう私は海外の乗りテツなんです

そうそう2年前も「メークロン線」に乗って特等席から折りたたみ市場を眺めました
 

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車両の座席・網棚・扇風機・吊り輪
どこを見ても日本の香りがします
 

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車内にはトイレもありました
これは和式トイレではなく洋式トイレでした
 

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ノンカイ行きは発車の合図も何もなくファランポーン駅を発車
バンコクの生活風景を垣間見ながらゆったりと列車は走ります
街中を抜けると少し速度は速くなりますが、そこにはのどかな東南アジアの田園風景が
そんな田園のなかにはタイの伝統的な高床式の住居が目立ちました
こうした高床式の住宅は洪水対策はもちろん
高温や多雨多湿のなかでも快適に生活ができるよう工夫されたものです
 

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そんな車窓を眺めつつアユタヤ駅へは30分ほど遅れて到着


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さてこの後はどうしようか
ぼったくられるの覚悟で「トゥク・トゥク」でも雇うしかないかな
そう今回の旅のテーマは「自力」なんです

昔々郵便局の収集に使われていたダイハツ・ミゼットなどのオート三輪
時代とともに四輪トラックに取って代わられました
忘れ去られたオート三輪は海を渡りタイにODAとして輸出
タクシーなどまだないバンコクの足として生まれ変わりました
そうその足とは観光客に人気のあの「トゥクトゥク」のことです
 

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鉄道を使いアユタヤまで来たのですが、この後トゥクトゥクをチャーターし遺跡観光を考えていました
案の定アユタヤの駅前にはいつでも出れるようトゥクトゥクが駐輪されています
とはいえ、これからが大変
何が大変かというと、外国人と見るやトゥクトゥクの兄ちゃんここぞとばかりにボッタくります
試しに駅の観光案内のようなデスクを構えるところで、ひと声かけてみました
4時間ほどチャーターしたい旨話すと、想定通り3千バーツなんて想定外のチャーター料を吹っかけてきました
流石に日本円で一万円超はぼったくるにしても多すぎですね
 

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まあその場はそそくさ立ち去ります
駅前の通りをまっすぐに西へ
世界遺産に登録される街の駅前通りですが、まったくと言ってもよいほど発展していません
その昔繫栄した都も今では単なる田舎街ってのがいいですね
それでも観光客目当てのレンタルサイクルやレンタルバイクの店が並んでいますが
その合間にちょっとした屋台も並んでいました
茹でた落花生などが美味しそうですが、今朝がたホテルのラウンジで食べ過ぎたこともあり今一つ触手が伸びませんでした
 

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さてこの後どこへ
遺跡を見に行くためにはアユタヤー駅から西に進み、チャオプラヤ川の支流であるパサック川を渡る必要があります
渡し船の運賃支払い、対岸へ渡ることに
 

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渡し舟はさほど待つまでもなくすぐにやってきました


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このパサック川を下ると
チャオプライ川と合流し今回の宿泊先であるバンコクのシャングリ・ラ ホテルに行きつくきます
このあたりは水運の街バンコクを彷彿させます
 

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この渡し舟、私どものような観光客ばかりではなく地元の方々の重要な足となっているようで
いかにも地元ですとった方々が大勢乗りこんできました
まぁ日本人ならツアーバスあたりでしょうからね
 

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対岸にたどり着きましたが
さてここで本格的にトゥクトゥクの兄ちゃんと値段交渉がはじまります
 

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遺跡を見て回るにしても時間的には4時間くらい、4ヶ所くらいが限界でしょうか
行きたいところは大体決まってはいるんですが
そのあたりはトゥクトゥクの兄ちゃんも心得ています
観光用のパンフレットでアピールしてきました
 

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ここで強力な助っ人出現
ファランポーン駅から同じ鉄道に乗り、なんとなくご一緒した一人旅の方と一緒に交渉することとなりました
そう相乗りする魂胆なんです
その方は北京在住の日本人商社の方とあって交渉も手慣れたもの
4時間700バーツまで値切りましたが、そこはトゥクトゥクの兄ちゃんも商売上手
こちらの言い値の600バーツではなかなかウンとは言いません
 

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そこでトゥクトゥクの兄ちゃんが提案してきたのが、コインの裏表で決めようというもの
この兄ちゃん、博打で身を滅ぼしそうなタイプです
けれど百戦錬磨の賭博うちにかなうはずのなく、こちらの負け4時間700バーツで手を打つことに
まぁ日本円で2,500円弱、2人/3人だと470バーツということに
日本円にすると私ども夫婦2人で1,600円という格安料金
やはり「旅は道連れです」

えっ今回の旅のテーマは自力じゃなかったのって
まぁそれはそれで

 
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そんな苦労もあって乗ったトゥクトゥクは思いもしないほど快適
タクシやツアーなどでよく使われるミニバン(ここではハイエース)では感じることのできない感覚です
なにせよトラックの荷台ですから走り出すとともに風が舞い込みますし
その車窓はアユタヤを身近に感じるほど格別のものでした
 

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ということで
世界遺産である古都アユタヤを快適なトゥクトゥクでめぐることに
 

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