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今月初旬の文化の日の金曜日
新千歳空港国際線ターミナルへとやってきました
滅多にない3連休ということもあり、せっかくなので海外へと足を延ばすことにしたからです


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ちなみに今回向かう先は台湾の台北
なぜここを目指すことにしたかというと、下のチラシに心を動かされたのがきっかけでした
「このチャンスにぜひ台湾旅行へ 新千歳発着 10月~11月出発 限定商品 『台北 3・4日間 34,800円』(旅行代金は燃油サーチャージ込み価格)」○○グループ社員およびご家族の方 対象 限定ツアーというもの
JALで旅することの多い我が家ですが、JALだと羽田か成田経由
3日間という時間を鑑みると、乗り継ぎの時間がもったいなく感じるのでまよわずこちらをチョイス
ということで使用される機材はエバー航空のもの、いつものワンワールドではなくラウンジなどの特典は使えませんが、台湾旅行にとってベストシーズンだろう10~11月、しかも3連休にこの価格ということで迷うことなく申し込ませていただいたわけです

そのうえいつもなら自分で航空券や宿をとり、空港やホテルなどのチェックインはすべて自分で行う個人旅行が主体の我が家、
海外ツアー」なんてものはもう何十年ぶりでの申し込みになります
台北市内観光もついているようなので、後学のために参加させてもらうことにします
 

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ということで「海外ツアー」らしくスーツケースにはツアーの札をかけ
新千歳空港ではまず国内線のツアーデスクに出向き航空券をもらい、国際線ターミナルへ移動いたします
 

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国際線ターミナルではカウンターでチェックインを済ませ
セキュリティとイミグレを潜って向かうのは
新千歳空港国際線ターミナルのロイヤルラウンジ
ただし今回の旅ではいつものワンワールドのラウンジは使えませんのでエアラインラウンジには入れません(エアラインラウンジはこんな感じ
ということで同じ場所にあるカード有料ラウンジへ
ここで搭乗までの間、時間をつぶさせてもらいます

クレジットカードを掲示すれば無料で入室できますが、ちなみにそのカードの対象は
プライオリティパスは当然として
アプラス、三菱UFJニコス(MUFGカード、DCカード、NICOS)、JCB、ダイナース、VISAのゴールド会員以上となっています
アメックスが入っていないのが、いかにもアジアの観光客の多い新千歳ならではといったところでしょうか
 

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さてこんな機会でもなければ、入ることのない
カードラウンジ、ちょっと狭いですが雰囲気はエアラインラウンジを遜色ありません
 

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まぁ違うといえば、ラウンジで提供される飲み物やフード類
フード類にいたっては何もありませんし
飲み物はコーヒーや炭酸飲料などのソフトドリンクのみといったところです
 

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さてこうした国際線のラウンジには国内線では見られないアイテムがあります
それがコーヒーメーカーの隣に誇らしく鎮座する給湯機
中国・台湾・香港の中華系の観光客は旅行などの際は魔法瓶(+お茶の葉)をかならず携帯しています
水道の水を直接飲むことが、ためらわれる国では水ではなくお湯が生活必需品なんですね
たとえ空港のラウンジであっても中華系の人が訪れることの多い場所にはインバウンド対策としてこうした給湯機が必要のようです
 

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冷蔵庫にはこうしてトマトジュースやアイスコーヒー、牛乳などが並んでいますが
北海道ならではの植物「ハスカップ」を絞った、ハスカップジュースが人気でした
 

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アルコール類は有料
壁には「サッポロクラシック&ナッツSET」が400円
「ハイボール&ナッツSET」が300円とありました
 

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普段の旅行の癖からこうしたラウンジでお金を払ってまでおさけを飲むには抵抗感がありますので、ここはコーラをいただくのみ
ただこれが正解
いつもはこうしたラウンジでいくら無料といえど、食べすぎに加え飲みすぎで旅のプランを崩しているのが、このあとの機内食そして台北での余市とスムーズに旅を楽しむことが出来るのをこのラウンジで制限することにより痛感できました
なんだかいい経験をさせてもらったような気がします
 

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さてそうこうしている間に搭乗時間となりましたので台北へと向かう搭乗口に向かいます

いよいよ台湾に向けて搭乗開始
ロイヤルラウンジからやってきたころには、すでにスターアライアンス・ゴールド会員、ダイヤモンド会員、そしてエバー航空の言うプレミアムローレルクラスの方から搭乗が行われていました
とある会社のグループ社員を対象としたこのツアー
もしかしたら知っている方がいるかも、いや~この3連休ということもあるのできっといるだろうと思っていましたが、知っている方は誰もいませんでした
まぁツアーなので後で判明するだろうと思っていましたが、このあと思わぬ展開となります
 

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搭乗する機材はエアバスA321-200
ビジネスシートは今はもう見られなくなったような古いタイプで、左右2席ずつが2列で8席
エコノミークラスはというと左右3席ずつが31列186席の合わせても194名の乗客ということで国際線としてはわりと小さな機材でした
かなり古い機材のようで、機内エンターテイメントも音楽のみ
まぁ台湾までのフライト所要時間は4時間45分なので必要もないかもしれません
 

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この日は文化の日を交えた連休初日ということもありほぼ満席
ただ3つ連なった私どもの席の真ん中?は空席
ということでオットマン替わりに携帯用のイスを出しのんびり足を延ばしながらのフライトとなりました
 

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飛行機は新千歳から台湾の桃園を目指すことから、日本海を南下
富山沖あたりで北アルプスの立山らしき山の奥に何と富士山が望めました
成田や羽田から飛び立つことが多く静岡あたりの太平洋からはよく富士山が望めましたが、まさか日本海側から見えるとは想像もしていなかっただけにちょっとびっくり
 

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機内エンターテイメントで映画が見れないうえ機内誌は台湾語(繁体字の漢字)
ということでやることもなく機内販売誌をペラペラめくっていると、とあるページで手が止まりました
そのページにはなんと日本酒が・・・・しかも山口県旭酒造の獺祭三割九分純米大吟醸が載せられていたんです
いや~ここ十年くらいの日本酒の発展は凄まじいものがあり、美味しくてそれほど高価ではない日本酒がひそかにブームとなっていますが、それがついに中華圏に知られてしまったようです
それがフランスワイン高騰のようにならねばいいな~とただ祈るのみです
ちなみにコピー品が多いのが中華の国々の特徴でもありますが、この日本酒に限っては中華製の日本酒のまがい物が出回っているという話は聞いたことがありません
これはおそらくは造れないといったほうが判りやすいのかもしれません
中華圏の人々の口に合わないのをただ今は祈るのみです
 

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そうそう日本清酒の余市ワイン「余市ケルナー」や「余市ナイヤガラ」も掲載されていました
航空格付け機関のスカイトラックスで5スターに輝くエバー航空
そこで機上服務用酒大賞と銘打たれ機内免税品として売られているようです
いよいよ余市のワインもアジア進出のようで、こちらは素直に誇らしいですね
 

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新千歳空港から台湾桃園空港へ向かうエバー航空BR165便、そのエコノミークラスの機内食がこれ
日本から飛び立ったからか、もともとそうなのか
ドレッシングに「キューピー焙煎胡麻ドレッシング」がありました
これはラーメンサラダのタレなのでしょう、ラーメンサラダは私の住む札幌のグランドホテルが発祥と言われていますが、それを意識しているかと思われます(思いたいなのかもしれませんが)
 

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メインは中華風の豚丼
写真に美味しさが見て取れるかと思いますが、これが結構美味しい
この辺りはさすが美食グルメの国、台湾のフラッグシップキャリアであるエバー航空ということなのでしょう
 

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合わせるのはビール
日本人が乗ることが多いのか、CAからはアサヒかキリンを勧められましたが
ここは当然のように台湾ビールを頼みます
奥から出してきてもらったようですが、エバー航空に乗ったらやはりこいつは外せません
ちなみに今回いただいたのは「台湾ビール 經典 クラシック」というもの
これはその名が示す通り、日本統治時代に日本芳釀会社の社長だった安部幸之助氏が台北で始めた「高砂麦酒」の味を引き継いでいるのだそうです
 

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我が家の奥さんはチキン
「鶏肉の照り焼きと錦糸卵丼」これも美味しそうでした
 

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デザートはもろもとのカステラ
高度が高いうえパッケージの密封度も高く、袋はパンパンに膨れ上がります
そう言えば、もりもとは出発地の千歳に本社や工場の老舗の和洋菓子・パン屋さんでしたね
 

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そうこうしている間に台湾海峡の台湾側の海岸線が見えてきました
 

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ほどなく台湾桃園国際空港に到着
機材が小さかったためか、ボーディングブリッジではなくバスがお出迎え
 

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入国審査を済ませたら、バゲッジクレーム前でこの中華民国入境ROC(TAIWAN)NOV.3.2017のパネルが迎えてくれました
久しぶりとなる台湾、滞在時間は短いのですが精一杯楽しもうかと思います
 

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ゲートを出る前にお約束の両替
2万円ばかり日本円を台湾ドルに換えることにします
クレジットカードも多少は使いましたが、これが2泊3日の2人分の滞在費
節約した覚えは有りませんが何とかこれで足りました
 

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ゲートを出たところで、ツアー会社のパネルを見つけ現地ガイドらしき方に声をかけたところ思わぬ返答が待っていました、それが「大谷さん」ですねの一言
そうなんと千歳空港からのこのツアーで、この台湾便に乗っていたのは私どものみだったんです
てっきり十数名くらいがここで待ち合わせたうえ、バスか何かに同乗して向かうのかと思っていたので、ちょっと拍子抜けしてしまいました
 

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「小吃」店や屋台で食べる中華の一品料理
麺類や、餃子・焼売・饅頭などがありますが、なんだか心躍る言葉です
ということで今回の台湾旅行のテーマがこの「小吃」となります
 

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今回の台湾旅行はツアー
新千歳空港からこのツアーで同乗してきた方はいなかったためホテルへの送迎は私ども夫婦のみ、当初乗り合いのバスを想定していましたが、なんと想定外のこのビューイックで送迎でした
 

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ホテルでのチェックインを済ませたあとは、ツアーにも組み込まれていた夜市散策です
前述のビューイックで向かったのが台北で最大規模の名物夜市「士林夜市」
夕方になると常設店舗の前などの路上に小吃と呼ばれる飲食物はむろん
ショッピングそう靴、アクセサリー、カジュアルファッションなど若者向けの路面店など様々な屋台が所狭しと出店されます
 

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狭い路地は満員電車に見られるような混雑状態その熱気に圧倒されますが、人の流れに逆らってはとても歩けないほどでした
 

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ガイドさんにあらかじめ胡椒餅のお店を案内してもらうことを話しておきましたが
そこで連れてこられたのが、創業が1941年の胡椒餅の老舗「丞祖胡椒餅」
流石によくわかってらっしゃいます
ここでは伝統的な胡椒餅(フージャオピン)が焼かれていました
ここでガイドさんにはあとは勝手にMRTでホテルに戻るので、もう帰っていいですよと話し本日のガイドによるツアーは終了
あとは自由に見て回ることにします
やはりこの方が我が家には合ってます
 

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屋台には代々伝わる自家製の釜が置かれていてその上に焼かれた胡椒餅が置かれていました
この窯の内側に胡椒餅をインドのナンのように貼り付け焼くのが特徴で、約200度の高温で20分ほど焼くと出来上がり
豚ひき肉とモモ肉に宜蘭産ネギを加えた甘みたっぷりの餡を包んだものを、この釜で熱々、カリカリになるまで焼くんです
これがスパイシーな胡椒と相まって実に美味い
いや〜これぞ本場の味です
近くのセブンイレブンで買った台湾ビール(金牌)とともにいただくことに


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向かいには花枝丸・作魷魚の屋台がありますが、その看板がユニーク
看板には日本語で「花の枝は燃やします」「スルメイカは破裂します」とあります
まぁおそらくは「イカ団子」と「スルメイカの天ぷら」と伝えたかったんだと思います
昔は結構日本語が通じたそうですが、今はこんな感じのようです
 

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その隣には鮮やかなオレンジのエプロンのスタッフが目印の「大上海生煎包」
1957年に創業した生煎包(焼き小籠包)の屋台です
ここで売られている焼き小籠包は、豚肉が入った「肉包」と・キャベツ等入った「菜包」があるようですが、ここは肉包を1個歩きながらつまむことに
 

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お目当ての「西門町 阿宋麺線」もこの近辺にありました
購入の際はこちらが日本人だとバレバレのようで、スタッフからは日本語で「パクチーいれる?」と聞かれなぜか「オフコース」と答えてしまう自分が情けない
けれどスタッフは笑いながらもたっぷりパクチー入れてくれました
阿宋麺線は基本テイクアウトのお店
けれど皆さん店の奥に入り座って阿宋麺線を頂いているようなので私もそれに倣います
小椀。直径10センチ程
日本のそうめんによく似た台湾独自の細い麺鰹ダシにピリ辛の辣椒
トッピングには臭みが全くないモツが入っているなど、40年間守ってきた伝統の味
私の食の壺を捉えた一品でした

ちなみに今回の宿となるホテルは西門町 阿宋麺線のすぐ近く
一度伺いましたが数十名が並んでいて残念ながらあきらめました
次回台湾を訪れることが有ったなら必ず訪れたいと思います
 

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「焼烤 杏鮑菇蛋」の提灯が吊るされたエリンギ焼きのお店
かなりの方が並んでいたのでここはパスしましたが、翌日九分で食べることが出来ました
 

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そうそう大南路の道路の真ん中には大胆に「鶉の焼き卵」の屋台が置かれています
看板には「泥棒に注意」の日本語も見られることから日本人も多く買っていくのでしょう
鶉の卵をタコ焼きのような鉄板のくぼみを使い、焼くというよりは揚げてていているようです
何気にそれを5個ばかり串に刺したものを1本購入
大南路を歩きつついただきます

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ここ士林夜市は基隆河の渡し場にあったことから淡水や宜蘭から運ばれる海の幸が豊富だったようでいまでもこうして海産物の屋台が多くみられます
生牡蠣が7個で4台湾ドルと安価なのですが、さすがにここでお腹を壊すわけにもいかずパスすることに
 

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からりと言っては何ですが、これまた台湾名物の臭豆腐を試すことに
串焼臭豆腐(臭い豆腐の串焼き)と看板に書かれたお店で1本購入
臭豆腐に豚バラと葱を挟みスパイスをかけたものでしたが、これが台湾ビールによく合います
なんだか癖になってしまう味でした
 

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ちょっと歩き疲れたところで中に座って食べられるオープンキッチンのお店を発見
ここで少し休ませてもらうことに
 

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オーダーするのは
仔煎(オーアーチェン・牡蠣オムレツ)
これまた台湾の名物料理です
このお店では珍しく冷えたビールも売っていたので1本購入
仔煎とともにいただきましたがこれまた美味しい
代金を払い「很好吃」と声をかけ店を出ます
 

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「魚蛋(ユイタン)小屋」と書かれた屋台も何軒か見かけました
要は魚のすり身を丸めたツミレですが、何やら屋台のチェーン店のようで
こうして夫婦らしきいかにも家族経営って方を多く見かけました
もしかしたら昼は普通に働き夜はこうした屋台で一攫千金
将来はどこぞの料理店、そんな夢を感じる屋台が多く見かけました
ということで1本食べたかったのですがこのあたりでお腹は定量
少しずつしか食べませんでしたが、数を食べるとさすがにお腹に来ます
ということでこれは次回の楽しみにします
 

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さてお腹は一杯になりましたが士林夜市散策はまだまだ続きます
次は本命「士林夜市美食區」
地下へもぐります

士林夜市美食區探求

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まるで日本のお祭りの屋台街を彷彿させるほどの人出の「士林夜市」
これが連日連夜この状態が続くとは驚きのほか有りません
あちこちの屋台で台湾のB級グルメ「小吃」を楽しんだ後
この士林夜市のメイン会場たる「士林夜市美食區」を探索にやってきました
 

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ここは6年ぶり2回目の訪問ですが、1回目の訪問の時はこことは違うMRT剣潭駅の向いあたりにあり、その頃は士林夜市美食広場という名がつけられていました
今回訪れた士林夜市美食區は士林市場と銘打たれたアーケード街の地下にあります
市場からなんだか薄暗い階段を下りましたが、まず私の目に飛び込んできたのが、牛排店のお店
6年前に訪れた際名物だった「豪大大雞排(ハオダダージーパイ)」を並んで買ったのを思い起こします
 

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ちなみに台湾では、専業主婦は極めて少なく女性は結婚しても働くという意識が強くあることから共働き家庭が一般的です
もっともこれは台湾のいたるところにある屋台で朝食から夜食まで手頃な値段の外食メニューが充実しているということにもその要因はあるかもしれません
台北の狭い住宅事情もあるでしょうし、南国である台湾はネズミや昆虫などが多く発生するでしょうから、台所事情は日本のそれとは少し違うかもしれません
そんなわけでしょうここの士林夜市美食區にも多くの女性の姿を見かけます
それに子供ずれも多く見かけました
 

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どんなものが食べられるかというと、まずは
台湾の定番スナック「老牌 大餅包小餅 (ラオシーリン)」
米で作ったお餅を揚げたものをハンマーで砕き、それを米粉のクレープで包んでピーナッツやゴマ、ココナッツ、カレー、麻辣などで味をつけたもので、歩いて食べるのはぴったりのスナックです
 

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台湾ではどこへ行っても食べられる「臭豆腐」
ここでは麻辣味らしきタレで煮込んでいるものもありました
いい香り?が漂います


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写真右手前にあるのが「蝦捲」台湾風蝦ロール、台南で名物となっているローカルフードだそうです
これは次回、本場台南にでも行った時のためにここ台北ではパスさせていただきます
あとはメジャーな小籠湯包は蒸篭で出されるうえ
烤鮑魚(鮑)、烤生蠣(生牡蠣)などの海産物がかなり豊富なようです
 

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多くの屋台にあったのがこの「香酥一口蟹」
このカリカリに揚げられた一口大のカニですが、いかにも台湾ビールに合いそうです
ほかにも海螺(巻貝)、烤大螺、五味大蝦などと目を引く海の幸が多くどれも美味しそう
 

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ベトナムやタイで何度となく食べた「手長エビ」
炭火などで炙って辛いタレをかけて食べると美味しい
ここでは生け簀に入れられていましたが、なにやら釣りを兼ね釣ったエビを食べるお店もあるんだとか
 

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観光地ということなのでしょう
白人の観光客の姿もちらほら見て取れます
たださすがに箸は使いこなせないようで、レンゲで食事をとっていました
 

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地下の士林夜市美食區はある程度見て歩いたので、次は士林市場の地上部分を探索
ここにはアパレルやバックなどの小物、台湾雑貨、果物、食料品に加え
いかにもバラマキ土産用のパイナップルケーキなども売られていました

 

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子連れの客めあての
おもちゃ、投てきやゲームなどのお子様向けなどのお店が並んでいましたが
なかには地下の美食區同様白人の子連れの姿も
この士林市場もそれなりに観光ずれしてきているようです
 

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さてまだまだ見るところ満載ですが、次の予定が詰まっています
ということで次はMRTに乗って猫空へ

下の写真にあるsuicaのようなICカード
台北を旅する際の必需品と言えるものがこの台北のICカードたる悠遊カードでした
このカードは台北の交通機関たるMRT(台北地下鉄)や台北市内バス、高速バス、台湾鉄道、台北市内を走るタクシーでも一部利用可能
さらにはセブンイレブンなどのコンビニやスーパーでも利用可能と台北においてはかなり守備範囲の広いICカードです
 

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今回の台湾旅行はツアーを利用したためガイドが同行していましたが、ここ士林市場で別れていました
MRT剣潭駅からは台北の地下鉄(MRT)を使って自由行動となります

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最近ではスマホのアプリなどで簡単に検査出来るようになりましたが、外国での公共交通機関は土地勘はもちろんないうえ、料金表をにらめっこのうえ券売機はおつりが出なかったりと小銭を用意する必要があったりと結構大変な作業です
ICカードが使えると本当に便利で、まるで地元の住人のふりをしながら余裕で乗車できます
そのうえ2割ほどの割引も受けることが出来、一回の乗車が日本円で100円程度と言うのも嬉しい
ということで台湾渡航前からあらかじめ用意してあった悠遊カード
2011年に購入し、2012年に使ったのが最後でしたが1Cカードのチャージ機で何もせずそのままチャージが出来たうえ、前回の残りのデポジットも残っていました


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台北市内を行き来きするのに便利な公共交通手段がこのMRT
5分おきくらいでしょうか、かなり煩雑に運行していて時間が読めるのが良いところ
料金も
淡水信義線から大安駅で文湖線に乗り換え台北駅をはさみ反対側の動物園へ
 

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MRTの動物園駅から歩いて10分ほどの、ロープーウェイ「猫空駅」からは
猫空ロープウェイに乗って猫空まで行きますが、こちらも悠遊カードが利用できました
その話はまた次のエントリーとして
 

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翌日は台北市内を走る路線バスで台北故宮博物館からMRT駅に向かったり
 

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悠遊カードは台湾鉄道も使えます
(ただし太魯閣號・環島觀光列車・團體列車の指定席でしか乗れない列車は不可です)
今回は台北からの九分観光に使いました
 

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悠遊カードは基隆交通カードとも提携しているので
九分から基隆まで直通のバスも乗ることが出来ました
おかげでかなりの移動時間節約となりました

 

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デポジットは手数料を支払えば各駅の窓口で返却が可能ですが
(これも最近発売された悠遊カードは返金不可だそうで、私の持っているコレってレア物?)
コンビニでも使えるので、余ったデボジットで最後に土産用のビールを購入
残額を0台湾ドルにしてきました(これは次回への覚書きです)
 

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かなり便利に使わせていただいた悠遊カード
おかげで今回の滞在中は一度もタクシーに乗ることは有りませんでした
と言う事で次回また台北に来る時まで大切に保管することとします

猫空ロープウェイ・ゴンドラから望む台北市内の夜景です
木柵から台北市内の夜景が望めるここ猫空からの景色のはずが、残念ながらこの日の天候は雨
けれどここまで来た甲斐あってそれなりに夜景が望めました
 

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そう士林夜市でお腹を満たしたら、次はMRTで台北駅を挟み反対側の猫空までやってきました
MRTの動物園駅からは猫空ロープウェイに乗ることとなります
今回は普通のゴンドラなうえ、夜間なので谷底がよく見えず
ロープウエィの高さを気にする必要がないのが良いところ
 

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そう実はこの猫空ロープウェイ、前回台湾を訪れた2012年に一度伺って乗っていましたその際は水晶車という名の床が透明なゴンドラ
昼間に足元に見える景色は鮮明で、すぐに下にひろがる茶畑に落ちていきそうな感覚ということもあり
私自身は高所恐怖症なのでさすがにこの時は足がすくみました
「貓纜之眼」猫空ゴンドラ・クリスタルキャビン
 

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と言うことで高低差275mをロープウェイで20分ほどで猫空駅へたどり着きました
流石にこの日の天候は雨と言うことで、いつもならアベックや観光客で賑わうこの猫空も人の姿はありませんでした
 

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いつもならレストランや茶芸館が賑わっているはずですが、この日は店の明かりもなく
ほぼすべてのお店が閉まっていました
そんな中、山道から外れ林の中に奥まった店の明かりがついているのを見つけ
伺ってみたところやっているようです
それが「貓空 雙橡園茶坊」
まさに隠れ家の趣のある茶芸館でした
しかもその場でスマホで検索してみると結構な人気店
お茶が美味しい本格的な茶芸館とのこと
どうやらツイているようです
 

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店頭の立て看板には「雙橡園のSPECIAL 木柵鉄観音茶」の文字がチョークで書かれていますが
等身大パネルの女性も木柵鉄観音茶を抱えています
なにやら鉄観音茶は栽培するのに手間がかかることもあり、いまやここ木柵でも栽培する農家は減っているのだとか
なかなか貴重なお茶のようです


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そうここ木柵は鉄観音茶の銘産地
揉まれたそれらしきお茶がこうして干されていますが
オーダーするものはこの時点で決まりました
 

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貓空 雙橡園茶坊
おしゃれなカフェが多いここ猫空地区にあって木造の倉庫を改造したような造り
まさに質実剛健な感じで「庵」と言ったほうが妥当のような気がします
 

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店のテラスからは台北101を望む絶景
いや~がもう少し天気が良ければ、ここで茶を嗜むのですが
返す返すも残念
この時点でも結構雨はパラついていました
 

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メニューからは『木柵鉄観音茶』をチョイス
茶葉代400台湾ドルに一人100台湾ドルということで、2人で600台湾ドル
日本円にすると2,300円くらいと結構なお値段です
 

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一杯目は店の女将さんらしき方に入れていただきましたが
熟果香を感じ何といっても甘みが強い
お茶ってこんなに甘くなるんだとちょっと感動してしまいました 
30分ほど滞在し数杯いただくことに
 

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ということでお店自慢甘味物のパイナップルケーキもパス
 

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ただこの茶摘みのカゴ
行者ニンニクを摘むのによさそう
一つ欲しくなりました
茶器もなんだか趣有りますね


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それにしてもこの夜の猫空
人っ子一人見かけない状況だったのですが、放し飼いにされている犬が怖かった
雙橡園も大きな犬がいましたし、あちこちで見かけましたので多分番犬なのでしょうね

台北西門町で魯肉飯の食べ比べ

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MRTの西門駅を出て見えた風景です
走っている車も含め日本の都市部の風景のように感じます
猫空で木柵鉄観音茶を楽しんだ後は宿泊するホテルのある、その西門町へ戻ってきました
 

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さてこの西門町、台北市内随一の繁華街でありトレンドの発信地
さらにはオタク文化の発信源でもあったりします
ここを訪れたのは金曜と土曜の夜でしたが、若者の姿を多く見かけました
なんだかとてもエネルギッシュな街、そんなこともあるのでしょう西門町は台湾の原宿とも言われています
ホテルはこの先にあることもあり、写真の西門町ゲートをくぐり抜けて歩行者天国の漢中街の通りに進みます
 

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ここ西門町漢中街は、台湾小吃店が軒を連ねる通称「小吃街」と言われているうえ
夕方になると屋台も並ぶため、まるで夜市のような雰囲気となっています
訪れたのは夜の10時半くらいの時間帯しかも結構な雨が降っていましたが、そんなのは関係ないよとばかりの人出でまるでお祭りの縁日状態、雨傘と相まって歩くのが困難なくらいでした
 

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臭豆腐をはじめ美味しそうな食べ物の香りが漂っています
士林夜市でたっぷりと食べてきましたが、そろそろ夜食が欲しくなってきました


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ここ西門町が発祥で40年間台湾のソウルフード「大腸麺線」を売っている阿宗麵線があります
先ほど士林夜市で食べた阿宗麵線の味が忘れられず、飲んだ後の麵と思い立ち寄りましたが
流石に西門町一の人気のこの店には行列が絶えないようで、40~50人は並んでいます
観光で歩き疲れているのと閉店時間も迫っていることから残念ながらあきらめることに
 

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最初の夜に向かったのが「天天利美食坊」
台湾B級グルメの筆頭である「魯肉飯」(煮込んだ豚バラがのった小丼)が看板メニューのお店ですが、店内に客はいるようですが店先の照明は消されています、なんだかまずい雰囲気ですが、悪い予感は当たるようでこの日の営業はつい先ほど終了していたようです
夜食にテイクアウトしたいと思いましたがかないませんでした
 

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というこで、この時点では頭の中には魯肉飯しか思い浮かびません
ふと天天利の隣にあるお店「小辣椒古早味烤魷魚」を見ると看板には魯肉飯の文字がありました
まだやっているようなのでここで魯肉飯を買っていくことにします
 

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魯肉飯はテイクアウトしその後、セブンイレブンで台湾ビールを買ってホテルでいただくことに
最近のテイクアウト料理はこうして紙の容器に入れられるように変わったようです
以前は発泡スチロール製のものが多かったように思えますがこの辺りは行政の指導が有るのでしょう、今回の旅での屋台飯はすべてこうした紙製の容器でいただくことになりました
ちなみに割りばしは日本から持参しましたが、台湾ではこうしたプラスチックの蓮華で出てくることが多くなんだかちょっと矛盾してますね
 

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翌日も台湾観光を終え、同じくらいの時間に西門町へ帰ってきましたので
再度「天天利美食坊」に伺ってみることにします
昨日同様店先の明かりは消えていますが、なんとこの日はオーダーを受けてくれました


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もちろん頼むのは看板メニューは魯肉飯
半熟卵をトッピングしたものが人気だそうですが、手前のスタッフが大きな鉄板の前でさまざまなものを器用に焼いていきます
半熟卵も次々と焼かれていました

ちなみに私どもの次に来た客は昨日の私同様、断れていました
どうやら私どもで打ち止めだったよう
いや~危なかった
 

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ということでということで半熟トロトロの目玉焼きが乗った「加蛋」でオーダー
これがここの定番でまさに鉄板メニューでした
 

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食べてみてわかりましたがここ天天利の魯肉飯
脂身が少なめの「あっさり系」
そんなわけで目玉焼きをトッピングするのでしょうね
半熟の卵と相まって美味しい
同じ条件ではありませんが食べ比べると、やはり人気店の天天利に軍配が上がるようです

 
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くしくも西門町の小吃街で二晩続けて夜食に魯肉飯を食べ比べすることになりましたが
翌朝も朝市で魯肉飯を頂くことに
まぁどんだけ魯肉飯好きって思われますね

台北での宿は一楽園大飯店

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今回の台湾での旅の宿は「一楽園大飯店(ワンテル ホテル)」
いつものように自分で航空券やらホテルを手配する個人旅行ではなく
ホテルの選択はできないような安価なツアーでしたので、ホテルについては多少は不安でしたがまずまずでした
 

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というのもこのホテルの最大の長所は『立地が良い』こと
ホテルは台北駅からMRTで一駅の西門駅からも徒歩圏
ちょっと歩けば台北駅や龍山寺までも徒歩圏と言った立地の良さが売りのホテルでした
 

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いつもなら自身でチェックインいたしますが、今回はツアーということでガイドさんがフロントスタッフと流暢な台湾語でチェックインまでやってくれました
楽と言えばそれまでですが、部屋にはセイフティーボックスも無いような状況でしたので、フロントとの対応は必要ですので多少不安ですが、まぁ普段から個人で海外に赴いていますので何とかなるでしょう
 

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ホテル自体は大変古い建物で部屋や廊下は微妙な感もありますが
部屋にしっかりとしたマットの硬いセミダブルサイズのベッドが2つ
見ることはありませんがTVと中が空になっている冷蔵庫、クローゼット
そうそう2日目に気づきましたが、Wi-Fiもありと必要にして十分な設備でした
まぁ夜寝るだけのホテルですし、安価なツアーの一番安いコースでしたのでこんなものでしょう
 

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洗面所はトイレとバスが一緒になっていて
底は浅いのですがそこそこの大きさのバスタブがありました
入浴剤をもってきていますのでここで歩き疲れた足を癒します
シャワーのみですとこうはいかないのですが、やはり日本人にはバスタブがあると嬉しいものです


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中国人の宿泊が多いようで、部屋に湯沸ポットはありませんでしたが
エレベーター前にこうしたお湯のサーバーがあり、部屋に置かれたポットに入れて使うようでした
まあ台湾もこのあたりは中国の文化と一緒ということなのでしょうね

そうそう中国人観光客ですが、やはりマナーが悪い方もいるようで団体で来ている方が並んで部屋をとっているのでしょう、ドアを開けっぱなしにして荷物なども廊下に出して、まるでコネクションルームのように部屋通しを行き来していました
 

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朝食もついていましたが、質が良くないと評判でしたので
MRTで龍山寺まで行き「新富市場」の朝市で魯肉飯と味噌汁を食べた後でしたが
市内観光ツアーの待ち合わせ時間まで時間が有ったので
コーヒーだけ飲もうと伺ったホテルでの朝食会場で、ついつい軽く食べてしまいました
 

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朝食はビュッフェスタイル
パンや卵焼きなど洋食風のものもありますが、やはりここは中華をチョイス
お粥とともにいただきます


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そうそうちょっと変わったメニューがこの中華パン
中に鉛筆大の黄色いものが巻かれていましたが、何がの具材とも思えましたが残念ながらこれもパンの素材でした
コーヒーとともにいただきましたが、昼食を鑑みこのくらいでやめておきます
なんといってもこれが2回目の朝食なんです
 

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2日目の朝食は朝早くに空港に向かうということもありランチボックスで渡されます
ただこのあとは桃園国際空港のラウンジで朝食の予定なのでこれはスーツケースにしまってちょっと食材を加え翌日の職場に持っていく弁当となりました
 

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まぁなんだかんだ言って、安価なツアーに組んでいるホテルとして割り切れば
満足できる利用価値のあるホテルでした

台北2日目、毎朝5時には目が覚めてしまう習慣に加え、時差も1時間あることから
早朝に目覚めてしまい、加えてホテルでの朝食はパスする予定でしたので
まだ朝の6ではありましたが新富市場に行って朝市見学と市場で朝食をとろうと出かけることにしました
 

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新富市場はホテルのある西門町から歩いて20分ほどですが、ここはMRTで向かいます
西門駅からはMRTで一駅の龍山寺駅で降り
新富市場(東三水街市場)へ向かいますが、反対方向に歩いてしまったようでちょっと迷いましたが、ほどなく細い路地の市場である新富市場にたどり着きました
お陰でこんな懐かしい感のあるバイク
そうKYMCOのバイクに出会いました
ちなみにKYMKOは本田技研工業が技術協力していましたが
以前「台湾ホンダ」とも呼ばれホンダブランドで売られていたころのバイク「CB125」を思い起こします
 

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この市場入り口から早速中華市場のの洗礼を受けます
まずはアヒルの丸焼き
 

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そして〆たばかりの鶏
まさに尾頭付きです
 

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豚も丸々一頭捌かれたりと
なるほどここはアジアの中華圏だと知らしめてくれました
 

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他にも乾物のお店やなにやら総菜らしきものを売っているお店などが開店準備をしているそんな時間帯でした
 

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市場の角にはこんな小吃を扱ったお店もあり
市場関係者らしき人が牛肉麵らしきものを啜っていました
そうここへ来た目的は市場探索に加え
市場での朝飯
どこかよさげな店を探すことにします
 
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ということであてもなく歩いて見つけたのが
「阿偉正宗台灣古早味」というお店
というかまだ空いている店自体があまりなく、ここくらいしか開いていなかったんです
店のガラスケースには何やら美味しそうな惣菜が20種類以上が並べられています
ちなみにこの時はまだ朝の6時過ぎ、一体何時から仕込みを始めているのかと思ってしまいます
ということでせっかくここまでやって来たのですから、ここで朝食を食べていくことにします
 

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お店には数人がカウンター席のような所で朝食をとって居ますが、どうやら満席のようです
どうしようか悩んでいたら、ここの女将らしきかたが私どもに気づき隣にある席へ手で招いてくれました
 

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それがこの招かれた先のテーブル席
隣のこの場所もそうだったようで阿偉正宗の看板がありました
そんな部屋の壁に、この店が何かの雑誌に掲載されたらしきものが掲示されていました
繁体文字で読みずらいのですが、それがここ阿偉正宗「正宗伽喱飯」を褒めたたえてるものでした
是非とも正宗伽喱飯を食べようと思い頼みましたが、残念ながらまだ煮込まれてはいないとの事でした

 
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そう最近アジアの国々で「伽喱飯」の文字を見ることが多くなってきました
5年前に来た時も雙城街夜市でいただいたりもしました
雙城街夜市で朝カレー

それは昔懐かしい昭和の時代のカレーライス
日本統治時代に伝えられたのかそんな時代のカレーが今をなお残っていたそんあ思いでいただきました
本場中国から伝わったはずの支那そばが日本でとんでもない発展を遂げ日本食としてのラーメンとなり、それがもとは元祖だっただろう香港をはじめとした国々に広がったように
「カレーライス」も日本で発展を遂げ日本食として認知されるようになりましたが
そのカレーが、どこの国に行っても食べられるそんな時代になる日も遠くないかもしれませんね
 

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そこで頼んだのはやはり「魯肉飯」
台湾に来てからというもののこればかりですが、好きなんだから仕方ありませんし
飽きの来ない味もそうですが、小さな丼ぶりというのもこの魯肉飯の良いところなのかもしれません
 

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一緒に頼んだ味噌汁もまさに日本の味そのもの
海外で味わう「味噌スープ」のそれではありませんでした
(レンゲが付いて出てくるのは仕方ありませんが)
とうことで台湾の人々の親切さと美味しさに感謝し
先ほどの女将さんに「好吃」と告げ店を去ります
 

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そうそうこの新富市場の向かいにはなにやらレンガや窓の装飾が印象的な歴史的な建物が並んでいますが、それらを一部改装し「剥皮寮歴史街区」として観光名所にしているようでした
残念ながら時間的にまだやっているわけもなく、また訪れる時間もありません
これは是非とも次の機会の楽しみに取っておくことに
 

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今回の台湾はツアーでの参加
2日目は専用バスでの台北市内観光&ショッピングとなっていました
土産物屋で買い物を半強制的に買わされそうですが、ただバスに乗っていれば観光名所に連れて行ってくれるんですから便利この上ないのがツアーの良さですね
このいすゞのバスには私どもの他に東北あたりから来られた方が同乗されていました
というか今回のツアーで来たのは空港送迎を見る限り私どものみでしたので、今回は違うツアー客と混在になったようでした
 

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最初に向かったのは「龍山寺(ロンシャンスー)」
台北観光の定番スポットともいえる場所です
ガイドさんの話によるとここは戦時中、米軍の空襲があり本殿が全焼する大惨事だったにもかかわらず、この観音菩薩像だけはまったくの無傷だったそうで
そうした神がかりなエピソードがこの龍山寺を台北一のパワースポットとしているようです


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ここを訪れるのは2回目
最初の訪問では気づきませんでしたが、建物はいたるところに文字や絵が描かれ凝った装飾が施されていて、まさに芸術作品といった趣がある建物だと言うことに気づかされました
そう私の旅行はいつも弾丸旅行なので、見ているようでじっくりとは見ていないんですね


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龍山寺は安産の神様『註生娘娘』や商売の神様『関羽帝』をはじめとした100を超える神様が祭られるといった、まさに「八百万の神」状態のお寺
ツアーであっても観覧時間が、あまりないので本尊である観音菩薩にだけお参りさせていただきました
ということで半月状の木片が特徴の「筊杯(ジャオベイ)」を使ったおみくじを楽しむ時間もありません
このあたりの自由のなさもツアーの不満の残るところでもあります
 

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次に向かったのが、中正紀念堂
蒋介石を記念して建てられたというよりは抗日を記念に建てられた紀念館と聞いていたので私自身は足が遠のいており
以前この紀念堂の前を歩いて鼎泰豐本店に向かったときも特に寄ることはなかったのですが、折角ツアーで立ち寄ったこともあったことに怖いもの見たさも加わり見学していくことにしました
 

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抗日の展示物のある中央通路にはいかにも大陸から来られた方々らしい団体が跋扈しています
 

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目立つ展示品はやはりこの車
蒋介石が愛用していたキャデラック・フリートウッド・リムジン
解説くださるのはガイドの「陽(ヨウ)」さん
 

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フィリピンの華僑から送られた防弾のキャデラックも展示されていますが
実際に蒋介石はこの車にあまり乗らなかったようです
 

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続いて文物展示室
ガイドの陽さんが佐藤栄作との会談を力説
 

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手前の写真の女性は孫文の支援者である父の宋嘉樹こと大富豪チャーリー宋の娘で蒋介石夫人「宋美齢」
そう宋家の三姉妹の一人です
 

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アメリカに留学していた彼女の流暢な英語が、その後の政治活動に大きな影響を与えたのは周知の事実ですが
大戦前に親中派のフランクリン・ルーズベルト大統領やその妻エレノアと親密な関係を構築し、日中戦争から第二次世界大戦に至るアメリカの対日政策の一端を陰から操っていたようで、おそらくは旦那の蒋介石よりは外交などには長けていたようです
大戦後のカイロ宣言における蒋介石・ルーズベルト・チャーチルのこの写真がすべてを語っているようです

 

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そういや蒋介石って日本陸軍とまともに戦ったっけと
私の知る史実と違う展示を見ながらも
見かけたのは吉田茂首相との蜜月写真
こんなのを見ているとここは本当に抗日?の展示場と思ってしまいます

 

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最後に故蒋介石総統紀念室を訪問し中正紀念堂見学は終了
土産屋を挟み次の目的地、台北101を目指します
 

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鼎泰豐(台北)101店で小籠包

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台北市内ツアーのバスは台北のシンボル「台北101」へやってきました
 

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そろそろ昼時ということで、ここランチとなりますが
ツアーで連れて行ってくれるのは、この台北101にある『鼎泰豊』
小籠包といえば鼎泰豊とまで謳われる、点心を始めとした台湾料理が食べられるお店で
「世界の10大レストラン」に選ばれている銘店です
 

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ということに加え、この日は土曜日ということもあり
店の前は小籠包目当てのお腹をすかせた客でごった返していました
待ち時間を知らせるモニターには、なんと80分待ちの表示があるほどでした


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今回はツアーということもあり、予約はされていたため80分も待たずに入店
奥に通されましたが店内は広く、いったい席数は幾つと思わせるほど
こんなに席があるにも関わらず大勢の方が待つほどの人気店ということですね
通されたのは一番奥の8名分の席で、今回のツアー客とぴったり一致していました
 

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店内から厨房が見えるようガラス張りになっており
大勢のスタッフがすごいスピードで大量に小籠包を包んでいますが
さすが手馴れているようで皆さん見事な手さばきです
 

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ツアーでの食事ということなのでしょう
この日のランチは点心のコース料理
まず運ばれてきたのは「中華和え物」
飲み物は追加で「台湾ビール 金牌」を頼みます
 

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まずは看板メニューである「ベーシックな小籠包」
さきほど厨房を除いた時に見たように薄い手作りの皮が特徴的で
蒸篭に入れられ熱々で、お肉の旨味と肉汁がとってもジューシー
これに千切り生姜をのせていただくのが鼎泰豊流
というかkれが小籠包のベーシックな食べ方になってしまっているようです
 

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さてこれからは点心料理は続き
蒸篭で次々と運ばれてきます
「海老と豚肉入り焼売」
「海老と豚肉入り蒸し餃子」
 

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「餡子入り小籠包」
「野菜と豚肉入り蒸し餃子」
一人1個づつですが、こうして大勢で来るといろいろな料理が楽しめてよいですね
やはり中華は大勢でつっつくのが一番ですね
 

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そのほか
「空心菜の炒め物」
「ピリ辛ゆでワンタン(海老)」
 

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少しづつしか食べませんがいつのまにかお腹がくちてきて
「酸辣湯麺(サンタータン)」を食べるころにはお腹いっぱい
 

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チャーハンをお腹に押し込んで
鼎泰豊での点心ランチは終了
ごちそうさまでした
 

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食後は腹ごなしに
ここ台北101の展望台まで登ることにします
もちろんエレベーターですが

台北101展望台からの眺望

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「台北金融大樓」通称台北101
地上101階建てであることからそう呼ばれていますが、そのビルの真下からの眺望です
建てられた2004年当時は世界でもっとも高いビルとして知られていました
 

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でも私がこの台北101に持つイメージはなんといっても
年末のカウントダウン花火
日本の消防署なら絶対に許可しないだろうそれはそれは盛大なものです
2004年から毎年やっていますが、あまりにも派手なイベントで危険度も高い事から毎年のように来年は中止になるだろう今年が最後といった商売をやっています
私もその閉店セールのようなものに騙され一度は見行っててみたいものです
 


 

このビルにテナントとして構える、「鼎泰豊」でツアーの昼食をとった後は自由時間
ガイドさん曰く1時間の休憩時間ではこのビルの展望台には昇れない、エレベーターに乗れるまでに1時間は掛かってしまうとの事でしたが
チケットカウンターに行ったところ誰も並んでいません
そうこの日の天候は雨、いつもなら30分~1時間待ちは当たり前のこの展望台エレベーターでしたが、チケットの受付スタッフに聞いたところすぐにエレベーターに乗れるとの事
ということでチケットを買い展望台へのエレーベターのチケットを買うことにします
 

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展望台はこのビルの89階
展望台に向かう高速エレベーターは東芝製で、毎分1,010メートル(時速60.6キロメートル)の速さで上昇し僅か39秒でたどり着くという日本の技術の粋
しかも通常なら航空機などでもよくある耳が痛くなる現象も気圧制御システムでクリアしているという優れものエレベーターです
 

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展望台に昇ったところ案に上、展望台には閑古鳥が鳴いていました
実をいうとここに来たのは6年ぶりの2回目

その時よりは遥かに見やすい環境での展望でした
 

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ということで101展望台から観た台北の街並みです
270万人の人口をほこる台北市のビル群が軒を連ねます
 

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すぐそばの足元には中国近代化革命の父「孫文」のメモリアル国父紀念館と
台湾初のドーム球場となるはずの台北ドーム(台北大巨蛋)が真下に見えます
台北市政府側の安全基準が問題で工事が難航してるようですが、どこぞの国のドーム球場よりはかなりまともな造りに思えるのは私だけでしょうか?
 

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ここからは昨晩訪れた猫空(マオコン)方面も見て取れます
台北101は雨空の猫空からも望めましたが、台北101のすぐそこに山が迫っていて、山を切り開いてビルや住宅をギリギリまで建設してる様子が一目瞭然となっていました
隣には建設中のオフィスタワー「台北南山広場プロジェクト」となるビルが建設中
海鮮すると272mとなる超高層ビル、三菱地所が設計しYKK・APも建設に大きくかかわる親日台湾らしい建築物です
 

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展望台からの帰り道、台北101のマスコットキャラクター「ダンパーくん(Damper Baby)」の前で記念写真を一枚
このダンパー君は日本のサンリオとのコラボで誕生したキャラクターです
台湾への渡航の際乗って来たエバー航空にキティ」ジェットがありますが、台湾の方々のキティ(サンリオのキャラクター)好きが伺える一幕ですね
 

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このダンパー君のモチーフになっているのは、風による振動を緩和するために、巨大なTMD(チューンドマスダンパー)
87階から92階までは吹き抜上部に設置されていました
 

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さて休憩時間にも限りがありますので展望台での滞在時間は15分ほど
この後は地上に向かうエレベーターへ向かいますが、下に降りるエレベーターに続く通路は土産屋が連なっていまいた
とくにサンゴを扱う珊瑚専門店が多く、いかに中華系の方がサンゴ好きか忍ばせる場所でもありました
 

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とは言えオリルエレベーターには結構な数の客が並んでいて、地上階に降りるエレベーターに乗ったのは自由時間終了の5分ほど前
ということでギリギリに集合場所に到着
いや~危なかった
けれど短い時間でしたが台北の展望を楽しませてもらいました
次は 忠烈祠で衛兵の交替式を見学に伺うことに

台北市内観光のツアーバスは午後の部へ突入
まずは台湾観光の定番スポット「忠烈祠」へ
荘厳な入口のこの門が迎えてくれました
ここ忠烈祠はMRT圓山駅からはタクシーを使って行くといったアクセスがあまり良くない場所に有るため、普段の個人ツアーではなかなか来るのは難しい観光スポットでありました
もっとも抗日の象徴でもあるこの場所にわざわざ来なくてもという思いもありました
ツアーでもなければ来ないところです
 

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そうこの忠烈祠のある場所はもとは日本統治時代に台湾靖国神社があった場所
参道となる中央広場の奥にある大きく立派な忠烈祠大殿は北京紫禁城の「大和殿」を模して建設されているとの事

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日本軍の戦死者を祀っていた場所に建てられたり、中国の象徴を模して造られたりと
その時の台湾政府の思考を推し量るそんな建築物だったりもします
忠烈祠大殿の入り口には何やら人影が・・・
 

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そうここは陸・海・空軍より選抜された兵士が、1時間交代で入口の大門と忠烈祠大殿を各2人ずつで護っています
不動の姿勢を保っていますがそれはまるで蝋人形のよう
その周りでは観光客が衛兵と写真を撮っていましたが、身動きどころか瞬きまでしないように見えました

 
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そんな衛兵たちが護るのは
正面には『国民革命烈士之璽位』の文字が記された位牌とその脇にある文烈士祠、武烈士祠と呼ばれる祠
そうここは辛亥革命や抗日戦争、中共との戦いで戦死した英霊を祀っているところです
ちなみに抗日とはありますが、ここには烈士の中の唯一の外国人である日本人の山田良政も祀られているそうです
 

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大殿の裏にある回廊「走馬廊」には26枚の建国以来の重要な戦役の経緯を描写した絵が掲げられていますが、その中に気になる絵が掲げられていました
それが「七七事変」
中国では「六四天安門事件」のように日付がそのイベントの名称になることが多いのが特徴です
ちなみに中国本国ではネットは検閲され「グレート・ファイアウォール」(防火長城)のより「天安門」とキーボードをたたいても何も出てこないということでしたが、7年前に上海万博を見に行ったときはしっかりと検索できました
最近はこの検閲システムがかなり進んでおり
「64」「天安門」なんて打っても「六四天安門事件」のものは検索できないようです、そんなわけで6月4日を5月35日と打ち換え「五三五」なんて隠語で呼ばれることもあったようです
そうそう七七事変ですが、これは1937年7月7日に盧溝橋で起きた日本軍と中国国民革命軍との衝突事件「盧溝橋事件」を指しています
漢字文化圏といえど国が違えば当然呼び方も変わるようです
 

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さてここへ来た目的は儀仗兵交代のセレモニー
雨天中止のはずでしたが、この日の天候は傘が必要か否かと思える程度の小雨でしたので何とか決行してくれました
大門での交代式を終えた、引率の兵士1人を含む5人(任務に就いていた兵士とこれから就く兵士)で隊列を組んだ儀杖兵が、大門から中央広場を大殿に向かって重たそうな銃を背中に背負って足音を鳴らしてゆっくりと行進
いわゆる軍靴の音が聴こえるというやつです
 

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この日の儀杖兵の制服は白ということで海軍の兵士が担当するようです
ちなみに陸軍は深緑、空軍は青、同じ海軍でも冬は黒となるそうですが
11月初旬は台湾ではまだ夏服なんですね
 

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一糸乱れずの行進は見事
足元をよく見ると地面に5本のラインが出来ています
そう毎日毎日衛兵が同じところを歩くことから、こうした地面にラインが出来てしまっていたんですね、正確にはこのラインをたどって衛兵が歩くといったほうが正解かもしれませんが
 
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あまりにもゆっくりとした行進
待ち合わせ時間が迫っていて少々イライラしていましたが、メインイベントである毎正時に行われる「衛兵交代」
「ケイレイ」の掛け声とともに始まりました
Facebookでのコメントに「舞踏を見ているよう」なんてのがありましたが
息の合った衛兵交代式は兵隊のそれではなく、まさに舞踏をみているようなそんな式典でした
 


 

そうそうこれを最後まで見ていて待ち合わせ時間に2分ばかり遅刻
私も悪いかもしれませんが、時間割悪すぎません?
やはりツアーは私どもには向いていないようです

イギリスの大英博物館、フランスのルーブル、アメリカのメトロポリタン、ロシアのエルミタージュそして台湾の故宮博物院
これらは世界三大博物館と言われています
えっ5カ所あるじゃないって?
まぁそのあたりは地元愛も勘案して我が国の博物館を含め世界三大博物館というのが定説のようです
ということで今回伺ったのは台湾曰く世界三大美術館である故宮博物院
中国歴代皇室の珍蔵品がたっぷり保存されている博物館
当然のように台北市内観光ツアーバスの観光コースに入っていました
 

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ここ故宮博物院に来るのはこれで3回目ですが、ツアーでの来館は初めて
ツアーガイドの「陽(ヨウ)」さんの軽快な語り口での展示物の紹介を受けてみて回ることに
たとえばこの西周晩期の青銅器 「頌壺 酒器」
双胴の龍の紋様が特徴ですが、竜と言えばインドの蛇神ナーガがヨーロッパに伝わりドラゴンとなったように、中国にも仏教伝来とともに伝わったようですが
竜と言えばこの青銅器が作られた周の時代には龍は徳のシンボルとされていました
まぁ龍山寺のように迫力ある現代風の龍とは違い、いかにも平凡で簡略的な龍の文様
おそらくはこの周の時代が中国の龍の起源だと思わせる逸品です
 

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青銅器の上部にも龍は描かれていますが、こうして上の鏡を見ると龍が描かれているのがわかります
こういった話が聞けるのもツアーガイドがいてこその魅力です
 

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さて故宮博物院の展示物の中でも来場者が多い筆頭は翡翠で作られた
「翠玉白菜」
白菜の上にはキリギリスとイナゴがとまっているのが見て取れましたが、双方ともに多産を象徴するもの
光緒帝の側妃の一人「瑾妃」その嫁入り道具といわれているそうです
ただあまりにも食いしん坊で太めとなってしまった瑾妃は、光緒帝から寵愛を受けることも無かったようで、この嫁入り道具あまり効果は無かったようです
 

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そして一、二を争う名品のもう一つは
「肉形石」
東坡肉(豚の角煮)を思わせるこの玉髄で造られた彫刻
豚肉の毛穴や粗い肌触りまで表現されています
 

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ガイドの陽さんはさかんに翡翠関連の宝物をどんなに素晴らしいか力説します
翡翠は古くは玉(ぎょく)と呼ばれ中国5千年の歴史の中でもずっと重要な位置を占めてきたようで、この故宮博物院にも多数展示されています
あまり興味は有りませんが、そんな玉のコレクションにはこんな「玉盃」もありました
 

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この清朝「翡翠の屏風」も翡翠の宝物の一つ
なんだか幻想的な美しさですが 繊細な彫刻が施された屏風には48枚もの翡翠がはめ込まれていました、日中戦争時代に汪精衛から日本の皇室に送られて昭和天皇のもとにありましたが、戦後台湾に返還されたそうです
 

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日本から渡ったといえばこの
「三彩天王像」
大きな収蔵物は珍しいな~なんて思ってみているとガイドさんから
これは佐藤栄作元首相が、蒋介石元総統の誕生日に贈ったものなんだそうですという話を聞いてなるほどと納得

というのも故宮博物院の所蔵物は元々紫禁城にあったものを、国共内戦時の戦火を避けて中国大陸を大移動し、戦況が悪くなった蒋介石率いる国民党は2隻の船にこれらの収蔵物を載せ台湾に移送したため大きなものは運べなかったと聞いていましたが
なるほどこれはかなり後になって運ばれたものなんですね
 

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さてここ故宮博物館にある展示物かなにかを模倣して書かれたと思われるものが、私の好きな漫画家諸星大二郎の中国を舞台とした作品の中にたびたび登場いたします
まずは鼎
西周晩期の「毛公鼎(宣王時代)」
獣を模した3本足を持つ青銅の祭礼器具で器の内側に500文字の銘文が刻まれています
そう中国では絵よりも「書」に対する芸術性が重んじられており
中国の芸術の最高峰は王羲之の筆といわれるくらいです
 

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書といえば
西周晩期の「散氏盤」
散氏盤の内側の盤面には350文字銘文があって、この盤は水盤として用いられたのではなく公文書として鋳られたというから驚きですね
 

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西周晩期の「宗周鐘」
西周の厲王が製作した祖先の祭祀用の楽器です
 

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中国の芸術品である陶磁器も多数展示
なかでも目を引いたのが景徳鎮窯
文化をこよなく愛した文人皇帝・乾隆帝が愛用したとされる
「藍地描金粉彩遊魚文回転瓶」
頸部、胴部、底部、内心部に分かれ、頸部を回すと内心部の金魚が泳ぐ
どうやって作ったんだろうと考えさせられますね
 

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同じく景徳鎮窯の至宝
「粉彩透彫雲龍文冠架」
香炉になっていて香で焚くものですが、帽子や冠を掛けるものなんだそうです


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こんな感じで、故宮博物院をガイドさんの解説を聞きつつ見て回りました
このあとは自由時間となりましたが、このあと私どもは個人的に九分・基隆に行くためツアーから離れることに
故宮博物院からは市内バスで近くの士林MRT駅へ向かいます
 

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台北市内観光ツアーから離れ、そこからはいつものように自由行動
公共の交通機関を使った旅へと変更となります
目指すはジブリアニメ『千と千尋の神隠し』のモデル?と言うのが謳い文句の観光地「九份」
ちなみにジブリ曰く、千と千尋の神隠しのモデルは新橋烏森口や有楽町ガード下の歓楽街を想起しながら不思議の町の飲食街を造形したそうで、しかも夜になった街は昔の赤線地帯のイメージ、別段台湾の九份がモデルというわけではないようです
かつて殷賑を極めた金鉱山の集落跡が映画「悲情城市」のロケ地になり、九份はこの作品の成功によって台湾でも屈指の観光名所となりましたが、さすがに28年前の映画ともなると知る人も減り、次にターゲットとしたのが「千と千尋の神隠し」というのもわからないわけではありませんが
 

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さて故宮博物院からはバスとMRTを利用し、まずは台北駅へ
そこからは台鉄鉄道(TRA)を使って瑞芳駅にやってきました
すべて台北悠悠カードで乗車できるのが嬉しい
とは言えここからが大変、タクシーで行けば一律205元の定額制と安心ですが、そこは公共交通機関の旅を常とする我が家、ここは何としてもバスで行きたいと思っていました
前回来たときは時間の余裕もなくしかたなくタクシーで伺いましたが、今回は2回目
今度こそバスで行こうとWebで九份舊道口へ向かうバスのバス停を探し、向かいましたがなかなか特定できません
それもそのはず、ようやく見つけたバス停は瑞芳駅のすぐ近くにあるのではなく、10分近歩いたところにあったからでした
 

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バスはセブンイレブンの脇(舊道口)が老街への入り口近くに停留所があり
そこから先にある老街は千と千尋の神隠しでなくとも、まるで異界へ向かうような錯覚にとらわれます
 

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ところでこの日は雨
九份老街は店の軒にあるオーニングがアーケードのようにはなっていますが、ところどころでそれも切れ笠をささねばならないほどの雨あしでした
それでなくとも立錐の余地もないほど混雑しているうえ、傘をさしている方も多くなかなか前へ進みません
もっとも目的の店もあるわけでもないので、周りを眺めつつのんびり進むことに
 

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そんな老街ですが、歩いているとあちらこちらから美味しそうな匂いが漂ってきます
まず九分の舊道口から歩いてすぐにあったのが、そんな匂いの源で湯気の立ち込めたお店「魚丸伯仔」
ここでは九份名物の一つ魚丸湯(魚のすりみ団子のスープ)を食べるお客さんでごった返していました
 

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そうそう九份のスイーツ「芋圓」(タロ芋やサツマイモを使った団子)の名店
「頼阿婆芋圓」もありました
けれど私が一番気になったのが「山猪肉香腸」
焼きソーセージのお店ですが、台北のあちらこちらで見かけた屋台
1本食べたいかったのですが、結局台湾にいる間、口にすることは有りませんでした
この山猪肉香腸、次回渡台する際のお楽しみといたします
 

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「金枝紅糟肉圓」の屋台も見かけました
もちもちの皮に肉餡を包んだもので特に肉餡に紅麹を加えた「紅糟肉圓」がここ九份の名物なんだそうです
それに何かの天ぷらを売っている屋台もありますが「美乃滋」とあるのはマヨネーズ
天ぷらのマヨネーズ掛けって何だか美味しそうですね
ただこの後、基隆に行って夜市で晩飯と考えていたのでここは我慢我慢
 

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「玄明田食堂」のような中華の名店は閑古鳥が鳴いていましたが、「香菇鮮肉丸」「福州丸」など温かな小吃のお店は人だかりが出来ております
この日の夜は雨模様と言うことで温かな料理が人気のようでした
 

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そうそう舊道口からすぐのところで珍しい屋台を見かけました
それが水出しアイスコーヒーのお店
あまりにも老街を回り始めた最初に有った店でなんとなく頼み損ねてしまいました
 

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でもせっかくなので一軒くらい試してみようと伺ったのが
『天下第一杏鮑菇』
前回6年前に来た時も同じ場所で同じものを売っていました
こうした屋台も長く続けている店もあるんですね
 

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お目当ては店名にもなっている「杏鮑菇」
士林夜市でも人気でどこの杏鮑菇の屋台も大勢の客が列をなすほどでした
さてこの杏鮑菇
何度ひっくり返しつつタレを塗りながらこんがり焼きます
焼けたところでハサミで一口大に切って容器に入れてくれました
串をつけてくれたのでこの老街を散策しつつ食べ歩くことに
ちなみにこの「杏鮑菇」
炭火でエリンギを焼きタレをかけるだけなので、キャンプの際やってみようと考えています


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さて美味しい小吃を食べたらどうしても飲みたくなるのがビール
いつもならコンビニで買って飲むのですが、ここ九份の老街の中にコンビニは有りません
けれど良い店を見つけました
それが「山海観」
店先の看板に「新鮮生啤酒 BEER」の文字が
アジアでビールといえば、瓶ビールや缶ビールをさし
サーバーで入れてくれるジョッキの生ビールに出会えることはまれなので
ここは飲まずに帰るわけにはいきません
 

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いかにもバーぽく店先にグラスが吊るされていますが
よく見ると日本でよく見るビールサーバーがここにありました
おそらくは「ホシザキ製」でしょう
古い古いマイサーバーをもう20年以上補修しながら管理しているのでよくわかります
 

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ということで生啤酒 NT150をいただくことに
これが冷えているうえ鮮度がいいのか美味かった
たっぷりと注がれているのもうれしい
 

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このお店「山海観」もそうでしたが、このあたりには民宿を営んでいるところも多いのですが、道が入り組んでおりかなり奥まで迷い込んでしまいました
まさに千と千尋の神隠しを体感
老街の終わりのたどり着き一安心といったところでした
といいつつ次回はここの民宿に一泊
朝・夕の景色を堪能したいものですね
 

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さてこのあとはバスで瑞芳駅に舞い戻りそこから台湾鉄道を乗り継ぎ基隆をめざすつもりでした
まずはバスで最寄り駅の瑞芳駅へ向かおうとしたところ、やってきたバスがなんと目的地である「基隆」行
便数の少ないバスでしたが、ちょうどバスを待っていたら運よくやってきました
 

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ということでラッキーなことに九份から基隆まで三十数分で到着

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基隆へ向かう際に掛ける言葉として「財布を忘れても傘は忘れるな」ということわざのようなものがあります
そう基隆は雨の街、年間降雨日数が平均205日というから驚きです
ということで私もここに来るからには傘は忘れずに伺いました
 

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さてこの基隆は台湾屈指の港湾都市
これには日本も随分と関わっていて日本統治時代に行われた港湾周囲の浚渫工事により近代港湾へと変貌した
軍港としても栄えたようで台湾の映画「KANO-カノ-1931海の向こうの甲子園」でもその冒頭のシーンにこの基隆港が描かれていました
 

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(映画『KANO 1931海の向こうの甲子園』公式サイトより拝借、クリックすると公式サイトにジャンプします)
 

さて九份老街観光を終えた後、運よく直行のバスに乗りこみ基隆へとやってきましたが
ここでの目的は基降廟口で夜な夜な開かれる夜市
この夜市の歴史も台北の士林夜市同様に古くなにやらその始まりは日本統治時代にまでさかのぼるのだとか
仁三路沿いの屋台には大勢の方が並んでいるうえテーブルやイスが所狭しと並んでいて歩けないほどでした
 

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さて基隆に来たからには海鮮を食べずには帰れません
碧砂漁港などの漁港があり、そこで新鮮な魚介が手に入ることから、台湾一の美食夜市とも言われていることから
台湾2日目の夜はここ基隆で晩飯と決めていました
 

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魚介類特に日本同様にイカやタコの屋台が多いのも台湾の特徴
 

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いけすの中で生かされていた新鮮な生きた海老を揚げていたりもします

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生牡蠣もありました
台湾で牡蠣といえば、牡蠣オムレツ
けれど牡蠣と言えばやはり生牡蠣
特に前述のKANOの舞台となる台南の嘉義、そこにある東石港で牡蠣はわんさか獲れるらしいのです
サイズも台湾の牡蠣は小ぶりと聞いていましたがここに有るのは意外と大ぶり
美味しそうですが今回は別に目当てが有るのでこの牡蠣はまたの機会に
 

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基隆名物の豚の丸焼もあります
 

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鶏の脚も美味しそう
 

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咖哩飯の屋台もありました
スパイスの香りがあまりないのはこのカレーが昔々の日本の家庭料理の延長だからでしょう
 

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ということで伺ったお店は
奠濟宮の前にある「焼烤 奶油螃蟹」
NTD200とあるのは看板メニューの奶油螃蟹の価格
台湾にあってNTD200(日本円にして770円)とは結構なお値段
期待が持てます
 

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店先には海鮮の料理が並んでいます
メニューを見ても何の料理か解りずらいのですが実物があると分かりやすいですね
実は前回5年前にも来ていて台湾風のチリクラブを頂いていたお店でした

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再訪問したのは前回訪れた時、奥にあるダイニングが心地よかったことと
中華らしいものすごい火力での調理を目のあたりにしていたからでした
 

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頼んだのはもちろん看板メニューの奶油螃蟹(バタークラブ)
いわゆる蟹のバターホイル蒸しです
ビールは近くのセブンイレブンで予め買ってありました
 

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蟹はワタリガニでベトナム産なんだそうです
ただ食べる際は手を使いますが、ものすごくバターの油が手に付きます
ここで奶油螃蟹(バタークラブ)を食べる際はウエットテッシュが必衰です
 

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蟹はもちろん美味しいのですが、蟹の脚の隠れた蟹バタースープが絶品
ご飯が欲しくなりました
そうそうこれは日本でもワタリガニが手に入ったら作れそうなのでキャンプで炭火を前にやってみようと思います
 

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蟹を食べああとはもう一品、基隆廟口夜市名物のサンドイッチ(三明治)を探し屋台を巡ります
そんな中見つけたのが豚の分厚いバラを焼いたステーキを細かく一口大にしてロールパンに挟んだサンドイッチ

 

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何だか美味しそうですが、ここ基隆には「營養三明治」というサンドイッチの銘品があります
店の前はここが一番と思えるほどの人だかり
これは試してみようと整理券を受け取って私も並ぶことに
 

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さてここ營養三明治のサンドイッチ
細長いコッペパンを揚げそれに切れ目を入れて、キュウリ、トマト、ハム、滷蛋(黒い玉子)を手際よく挟んで作られています
 

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食べてみるとこれが絶品
揚げられたコッペパン、外はサクサク、中のふわふわのうえ
かけられた台湾式マヨネーズが効いていてマヨラーにはたまらない味でした
これは後を引きます
 

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最後はご飯で締め
愛四路にある「呉記螃蟹羹本店」にも立ち寄ります
ここは「油飯(中華おこわ)」と「蟹のとろみスープ」の名店
いつも満席ですが、たまたま席が空いたのをみて滑り込みます
 

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頼んだのはスープはパスして蒸籠の上の油飯(カニ肉入り中華おこわ/25元)を頼みます
油飯は日本のおこわのようにモチモチしてますのでこれはもち米で作られているのでしょう
しいたけや豚肉、干し海老が入っていて味はあっさり味でいくらでも食べられそうです
 

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最後に土産に寿司をテイクアウト
 

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基隆駅から台北へと帰る台湾鉄道の中で食べる
そう駅弁となりました
 

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2泊3日、わずか40時間の滞在となった台湾観光もあっという間に終了
3日目は朝早くにホテルに迎えに来たツアーバスに乗って台湾桃園国際空港へ
 

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今回の台湾観光バスツアーに加え自由行動で猫空・九份・基隆廟口など回り旅程を詰め込みすぎたため、土産を買う時間もほとんどありませんでした
ということで土産はこの桃園国際空港でと思っていたところ
空港のバス停留所からほど近い場所に「微熱山丘(サニーヒルズ)」が出店しているのを見つけ、ここでパイナップルケーキを買っていくことに
このサニーヒルズ、台湾土産の定番パイナップルケーキの概念を変えたと言われているお店です
いや~ここで土産買えてよかった
 

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さてこの後我が家は航空会社のラウンジで出発まで、まったり待つのが常で
出国審査時にイミグレで並んでいるとその上にエアライングループのラウンジがちらほら見えたりしていました
ただし今回はツアー、しかもエアライングループもワンワールドではありませんので航空会社のラウンジには入れません
 

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なんとかそうしたラウンジに入ろうと今回出発前に「空港の有料ラウンジ」が無料で利用できるプレミアムパスを手に入れてありました
今後LCCなどで海外に旅立つことも増えるだろうと考え入会してあったんです
ということで初のプレミアムパスでのラウンジ
プラザプレミアムラウンジに入ることに
 

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ラウンジ内部にはソファーエリアと一人客用のボックスエリア
 

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そしてダイニングエリアに分かれていました
飲み物はワインは無論
 

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冷蔵庫には台湾ビール(プレミアム)やソフトドリンク
 

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コーヒーメーカーやソフトドリンクのサーバーなどが設置されています
 

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フード類ですが
残念ながらまだ朝が早くさほど並んではいませんでした
ただ気になったのがこの煮卵
台湾の国民食ともいえる食べ物で今回食べたものは八角の香りがしました
 

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ただしここのダイニングにはキッチンが併設されており
その場で麺料理や粥を作ってれるようで
「早餐餐點」というメニューが掲げられていました
ここでオーダーするとポケベルを持たされ出来上がるのを待つようです
 

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頼んでほどなくそのポケベルが鳴り
「台式牛肉麺」を取りに行きました
そういやこの牛肉麺、台湾ではポピュラーな食べ物ですが今回の台北観光で食べることがなくこれが初めての牛肉麺となりました
ちなみに前述の煮卵もトッピングさせていただきます
ついでと言っては何ですが、まだ朝早いのですが台湾ビールとともにいただくことに


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さて台湾のこうした料理は量が控えめ
ということで2杯目に台式肉燥麺を頼みます
これは汁なし麺といったところでしょうか
 

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ついつい3杯目も頼んでしまいました
薬燉素麺
どうやらこれが今台湾で流行っている
「素食」ベジタリアン食のようです
ビールのつまみに持ってきた辛めの味付けをした枝豆が美味しい


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こうして初となるプライオリティパスでのラウンジ潜入を満喫
リタイヤしたらLCCを使うことも多々あるでしょうから今回はその予行演習となりました
さてこのあと搭乗ゲートへと向かいますが、これが遠いのなんのって
エアポートラウンジなんだからもう少し考えて作ってくれないと・・・

さていよいよ帰国
ここ台湾の桃園空港から私の住む札幌にほど近い新千歳空港まで直行便を就航しているエバー航空で向かいます

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帰りの機材はエアバスA330-300
あのエバー航空とサンリオがコラボレーションしたハローキティジェット
しかも今年新たに投入された特別塗装機「パーティジェット」でした


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機内に乗りこむとどこもかしこももキティの座席カバーとキティのクッション
ズラリ並んだキティちゃんが出迎えてくれます
 

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ドリンクメニューには、ウエイトレス姿のキティ
非常時の「安全のしおり」には、CA衣装のキティでした
 

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エチケット袋にもキティ
ヘッドホンのカバー袋もキティの図柄です
 
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ちなみに今回の席はツアーということもありエコノミーシートでしたが、非常口席を当てがられたため折り畳み椅子をオットマンがわりに楽チンなフライトとなりました
そうそう新しい機材のようでこのエアバスA300には電源もありました
 

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機内食までキティが隠れていました
ナイフとフォークもキティー仕様
私が頼んだ機内食はシーフード
そうそう飲み物は台湾ビールを頼みましたが、ビールを入れるプラカップまでキティでした
 

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イカ・エビのオイスター炒めと温野菜とライス
その温野菜にはのリボン型にんじんが乗っていたりします
あとは豚肉きゅうりの中華サラダに果物
 

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我が家の奥さんは鶏をチョイスしていましたが、エコノミーでもそこそこ美味しいのがさすがはエバー航空といったところですね
 

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デザートのケーキにはキティちゃんのイチゴチョコレートがのっていたりとキティ三昧の機内食でした
 

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ところで「ハローキティ」と言えば、日本のサンリオ社がデザインした人気キャラクター
なぜかアジアでは大人気
中国や香港、台湾にはハローキティをモチーフにした土産屋・アミューズメントパーク・レストランが目白押し
台湾のフラッグシップ航空キャリアであるエバー航空がハローキティに目を付けたのもそんなことがあったからなんでしょうね
 

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ということでお一人34,800円の台北ツアーにつられてやってきた台湾の旅も終了
2泊3日でしたが、実質の滞在時間が40時間しかなかったこともあり、今回の台灣旅行もあっと言う間に終了してしまいました
時間が無かった事に加え屋台好きが重なりほとんどの食事は屋台で済ませました
料理ももちろん美味しいのですが、何より台灣人のそのパワーに圧倒され、なにか力を分けて頂いた旅でもあり、台灣人の優しさにも随分触れたりした旅でした
今回はかなり安いツアーだった事と屋台飯、移動はタクシーを使わず公共の交通機関のみ言う事で、2人で9万円程の予算で収まりましたが、またこんなツアーが、あれば台灣を再訪したいものです
それにしてもツアーって楽ですね

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