「台北金融大樓」通称台北101
地上101階建てであることからそう呼ばれていますが、そのビルの真下からの眺望です
建てられた2004年当時は世界でもっとも高いビルとして知られていました
でも私がこの台北101に持つイメージはなんといっても
年末のカウントダウン花火
日本の消防署なら絶対に許可しないだろうそれはそれは盛大なものです
2004年から毎年やっていますが、あまりにも派手なイベントで危険度も高い事から毎年のように来年は中止になるだろう今年が最後といった商売をやっています
私もその閉店セールのようなものに騙され一度は見行っててみたいものです
このビルにテナントとして構える、「鼎泰豊」でツアーの昼食をとった後は自由時間
ガイドさん曰く1時間の休憩時間ではこのビルの展望台には昇れない、エレベーターに乗れるまでに1時間は掛かってしまうとの事でしたが
チケットカウンターに行ったところ誰も並んでいません
そうこの日の天候は雨、いつもなら30分~1時間待ちは当たり前のこの展望台エレベーターでしたが、チケットの受付スタッフに聞いたところすぐにエレベーターに乗れるとの事
ということでチケットを買い展望台へのエレーベターのチケットを買うことにします
展望台はこのビルの89階
展望台に向かう高速エレベーターは東芝製で、毎分1,010メートル(時速60.6キロメートル)の速さで上昇し僅か39秒でたどり着くという日本の技術の粋
しかも通常なら航空機などでもよくある耳が痛くなる現象も気圧制御システムでクリアしているという優れものエレベーターです
展望台に昇ったところ案に上、展望台には閑古鳥が鳴いていました
実をいうとここに来たのは6年ぶりの2回目
その時よりは遥かに見やすい環境での展望でした
ということで101展望台から観た台北の街並みです
270万人の人口をほこる台北市のビル群が軒を連ねます
すぐそばの足元には中国近代化革命の父「孫文」のメモリアル国父紀念館と
台湾初のドーム球場となるはずの台北ドーム(台北大巨蛋)が真下に見えます
台北市政府側の安全基準が問題で工事が難航してるようですが、どこぞの国のドーム球場よりはかなりまともな造りに思えるのは私だけでしょうか?
ここからは昨晩訪れた猫空(マオコン)方面も見て取れます
台北101は雨空の猫空からも望めましたが、台北101のすぐそこに山が迫っていて、山を切り開いてビルや住宅をギリギリまで建設してる様子が一目瞭然となっていました
隣には建設中のオフィスタワー「台北南山広場プロジェクト」となるビルが建設中
海鮮すると272mとなる超高層ビル、三菱地所が設計しYKK・APも建設に大きくかかわる親日台湾らしい建築物です
展望台からの帰り道、台北101のマスコットキャラクター「ダンパーくん(Damper Baby)」の前で記念写真を一枚
このダンパー君は日本のサンリオとのコラボで誕生したキャラクターです
台湾への渡航の際乗って来たエバー航空にキティ」ジェットがありますが、台湾の方々のキティ(サンリオのキャラクター)好きが伺える一幕ですね
このダンパー君のモチーフになっているのは、風による振動を緩和するために、巨大なTMD(チューンドマスダンパー)
87階から92階までは吹き抜上部に設置されていました
さて休憩時間にも限りがありますので展望台での滞在時間は15分ほど
この後は地上に向かうエレベーターへ向かいますが、下に降りるエレベーターに続く通路は土産屋が連なっていまいた
とくにサンゴを扱う珊瑚専門店が多く、いかに中華系の方がサンゴ好きか忍ばせる場所でもありました
とは言えオリルエレベーターには結構な数の客が並んでいて、地上階に降りるエレベーターに乗ったのは自由時間終了の5分ほど前
ということでギリギリに集合場所に到着
いや~危なかった
けれど短い時間でしたが台北の展望を楽しませてもらいました
次は 忠烈祠で衛兵の交替式を見学に伺うことに
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