大阪食い倒れ2016の最近の記事

このたび生まれて初めて
宝くじに高額当選?いたしました
といっても数億とはかけ離れた
5万円なんですけど、300円以外当たったのはこれが初めてでした
その当選した宝くじがコレ
えっ随分前の宝くじじゃないかって・・・・突っ込まれそうですが
昨年末グループ会社のお付き合いで年末ジャンボ宝くじを買い、そのままにしていたのを先月ふと思い出し調べてみたら・・・・ちょっと感動してしまいました
 

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おりしもゴールデンウイーク前半なんとか休みが取れそうな気配だったのと臨時収入が入ったということで
ちょっとばかり遠出のプランニングしてみることに
ターゲットにするのはいつもの
JALの「おともdeマイル割」
1万マイル必要ですが、実質現金で支出するのは19千円~36千円
往復2人分の航空券ですから、かなり安い航空券代です
 

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(JAL HPより拝借)
 

今回申し込んだ新千歳空港から大阪(伊丹&関空)便が、ゴールデンウインークの真っただ中、2人で合わせ26千円で往復できることになりました
一人片道に直すと6,500円ですから
もしかしたら今はやりのLCCよりも安かったかもしれません
(もっともマイルを1万マイル消費しますが)

そんなことで手に入れた新千歳空港、大阪(伊丹&関空)便ですが
さすがに朝一や昼の便は取ることができず
夕方便を取るのがやっとの状況でした
まあゴールデンウイークでしかも申し込んだのが1週間前ですから仕方ありません
 

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けれどこのおともdeマイル割には一つ便利な制度があります
予約自体は変更不可なのですが
実は当日空港で空きがあれば前の便に空きがあれば変更できるというものです

JALのホームページにもこうして謳ってあります
『※ご搭乗日当日、出発空港において、ご予約便より前の同一区間のJALグループ航空会社便に空席がある場合のみ変更を承ります。グループ全員(JMB会員ご本人様とご同行者)が同一便へ変更する場合のみ変更を承ります。』

この制度を使い夕方の便を朝一に替えてもらおうと
朝一のJRで新千歳空港へ向かいます
もちろんこれにはある程度、取れるだろう目論見もあったからなんですが・・・
その目論見の理由がJALのステータス会員のための空席待ちの優先での取り扱い
現在我が家は夫婦ともにJALのステータスはプレミアです
空席待ちのカウンターにあるこの掲示にあるように
S・A・Bとあるうち一番優先される「S」にあたります
と言う事で朝早くに行けばほぼ間違いなく乗れるとふんでいました
 

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空席待ちを申し込んだところ
「Sの1番」と[Sの2番」をもらったこともあり
無事朝一である7時40分 伊丹空港行の便に搭乗
 

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新千歳空港のサクララウンジは現在、リニューアル工事中ということで
ファーストクラスセキョリティも閉鎖されていますのJALグローバルセキュリティを潜り
 

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ラウンジの代替に渡された食事券で朝食用に井泉のカツサンドとサッポロクラシック春の香を購入
機内でいただきつつ大阪を目指します
そうそう飲み物を出しに来たCAにも朝から羨ましいと言われたりもしました
 

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さて空席待ちでこの便が取れる保証もなく
何一つ予約できずに旅立ちましたが
まあいつものようになんとかなるでしょう・・・・・と、今回は楽天的に立ち回ることとなりました
ということで寒い寒い札幌を抜けだし、暖かな大阪での食い倒れツアーの始まりです

近大卒の魚と紀州の恵みランチ

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さてゴールデンウイーク前半
JALのおともdeマイル割を使い大阪へ出かけたのですが
当初予約していた便を繰り上げることが出来たおかげで
なんと朝の9時半には大阪伊丹空港へ到着してしまいました
もともとの便だと夜の7時くらいの到着となってしまうため、この日は夜どこかで食って飲んだら終わりと思っていただけに、朝一の便に繰上げできたのは嬉しい
なんだか丸一日分くらい得した気分です
 

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到着した伊丹空港から予約したホテルのある大阪駅まではリムジンバスで向かいます
そのリムジンバスが空港から高速道路に乗ったあたりで
青いやつ(ANA着の機材)が下りてきました
伊丹空港を廃止するために関空を作ったという話もありますが
上の写真の通り、民家の真上を航空機が下りてくる様子が見ると、なるべく早く手を打った方が良いのではと思えてなりません
(伊丹空港は大阪や京都にアクセスも良く利用者が増えているのもわかりますが、市街地上空を下りてくる航空機の数だけを見ると普天間よりもよほど危ないのではないのかと思えてなりません)


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さて今回のゴールデンウイーク前半の旅
大阪を目指したわけは「食い倒れ」
3日間でどれだけ美味しいものが食べられるかがテーマとなります
その一軒目となるお店は
近大卒の魚と紀州の恵み「近畿大学水産研究所」となりました
なんだかこのお店、大阪や関西の食のイメージはありませんが、まあその辺は西日本ってことでご容赦を

その近畿大学水産研究所
「養殖魚専門料理店」を前面に出す独特の価値観のお店のうえ、なんだか七面倒くさい名がついていますが、なんだか美味しそうなものが食べられそうな予感がします


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近畿大学水産研究所といえばなにはともあれ「近大マグロ」の名が浮かびます
その近大マグロ
以前一度食べたことがありました
それは昨年行った奄美大島南端にある瀬戸内町
実はここもまた平成10年から近畿大学の研究施設が作られマグロが養殖されています
ということでその近大マグロを提供する「せとうち海の駅」の2階にあるシーフードレストランまでレンターカーを駆り食べに行きました


クロマグロ養殖で国内日本一瀬戸内町で頂く本マグロ定食

今回その美味しかった近大マグロをまた味わおうと、大阪に着いたとたんまず最初に伺ったというわけです
 

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下の写真が奄美大島は瀬戸内で食べた近大マグロの「マグロ丼」です
中トロといった新鮮なマグロが丼の上にこんなにのっているうえ、麺とセットの「本マグロ丼定食」が千円でした

近大マグロは「海を耕し、海産物を生産しなければ日本の未来はない」という近畿大学水産研究所の理念のもと誕生した傑作
豚や鳥が天然ではなく養豚やブロイラーで生産されるのと同様なのでしょう
海産資源は有限であり、水産業の未来は養殖にあるのだという理念は素晴らしいですし
なにしろ天然だと高価な魚介類がそれなりの価格で消費できるのは歓迎できます
その養殖技術は日々進化しているようで、まあ私の舌の感覚くらいでは天然と養殖の区別はつかないくらいになってますので
是非とも水産業界の将来のために養殖事業を官民一体で推し進めてもらいたいものです


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さてリムジンバスに揺られたどり着いた大阪駅
まずはスーツケースをホテルに預け
大阪駅で今日明日のキップを手に入れたあと向かったのが
大阪駅の真裏?にそびえるグランフロント大阪
そこの6階に店を構える近大卒の魚と紀州の恵み「近畿大学水産研究所」でした
開店前の20分ほど前から並びましたが、すでに5〜60人くらい並んでいました
もしかしたら2順目かもしれないとスタッフに言われましたが、開店までの20分お店の前にあるモニターで養殖場の様子など眺めつつまったりと待ちます
 

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11時になりいよいよ開店となりましたが、一組づつ丁寧に席に案内するので結構時間がかかります
人数を数えると、これはどうやら2順目になりそうとあきらめかけたところ
最後から2組のところでなんとかカウンターに案内されました
いや~ラッキー
このあと乗る電車の時間も迫ってきていましたので、ここは一安心
(このあたりは相変わらずの弾丸旅行です)
カウンターの座席に座り内側を覗くとそこは生ビールなどのお酒を提供するスペースのようです
ビールの銘柄はサントリー、ウイスキーもそうですしこのあたりはさすがにサントリーの子会社ダイナックの運営ってところでしょうか
 

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さて席に着く前、並んでいた時にすでにこのランチメニュー「近大卒の魚と紀州の恵みランチ」は回されていたので
頼む心づもりはすでにできていました
 

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私が頼んだのはそのメニューから
「近大マグロと選抜鮮魚のお刺身御膳」日替わり小鉢・味噌汁・香の物
それからザ・サントリープレミアムモルツ(樽生中)を頼みます

ここはやはり近大マグロは外せませんが、他の養殖魚も美味しんだろうと思いここは奮発して頼みました
ここもホームページから抜粋しますが、こう謳っているんです
『近畿大学が和歌山県の白浜や串本・大島、浦神、そして奄美大島を中心とした生簀で手塩にかけて育てた安心・安全、新鮮な魚たちです。クロマグロを始めとした、ヒラメ、マダイ、シマアジ、ブリ、カンパチなどの近大卒の魚たちは、お刺身はもちろんの事、当店お薦めの調理法でお召し上がりいただけます。』(近畿大学水産研究所ホームページより抜粋) 
 

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お造りはかなり厚めに切られており
手前のハマチは普段も養殖物しか食べませんが、これは脂の乗りが良かった
鯛のぶつ切りもコリコリとした食感も楽しめました
大トロ・中とろはその名の通りトロッとしてて美味しかったですし赤身のマグロもかなり美味しく満足満足
汁ものは近畿大学ってことなのでしょう赤だしの味噌汁
これにはマグロのつみれが入っていて、ついつい一気に食べてしまったところ
おかわりはいかがですかと言われたので、ついついご飯とともに2杯ずついただいちゃいました
ご飯の2杯目は小鉢に入れられたマグロの角煮だけでいけちゃう位、このマグロの角煮も旨かった
それにしてもこれからもあれこれ食べることになるでしょうし
食べ過ぎに注意しようとは思ってはいても箸は止まりませんでした
 

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我が家の奥さんが頼んだのは
近大マグロと和歌山産しらすの紀州丼
寿司飯に和歌山産のしらすがのり
それにぶつ切りの中トロとマグロがのっています
これもまた美味そうですね
 

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ちなみに昼はこのとおりの人気ですが、夜の宴会はそれ以上とのこと
どれほどの人気かと言うと予約は今現在なんと5月は満席
6月・7月はほぼ埋まっているのだとか
いや3か月待ちですよ・・・・土日なんかは夜入れないんじゃないでしょうか?
けれど落ち着いた頃、夜に伺いどっしりと飲みながら食べてみたいものですね

「日本のマチュピチュ」と呼ばれている竹田城跡
「天空の城」とも言われるています
下の写真などはアニメの『天空の城ラピュタ』を彷彿させる風景ですね


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(和田山町観光協会HPより拝借)


実際に武田城跡に登り芝生の庭から下界の街並みを眺めると、
本当に天空の城ラピュタに降り立ったような気持ちになります
 

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そう大阪食い倒れの旅初日はJRを使い天空の城竹城跡を一目見るため
近畿大学水産研究所で近大マグロを堪能した後は満腹のお腹を抱え大阪駅へ
ここから特急はまかぜ3号に乗車します
ちなみにゴールデンウイークということで混雑を鑑み指定席といたしました
 

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大阪から姫路まで路線もよく快適に走りましたが
姫路駅からスイッチバックして播但線に入線
いかにもローカル線と言った車速でゆったり車窓を眺めつつ2時間ほど揺られ
天空の城「竹田城跡」の最寄駅である竹田駅へ
 

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ちなみに乗った列車は特急でしたが、夏場は竹田城跡を訪れる観光客のため
いかにもローカル駅といった佇まいの竹田駅に特急であるはまかぜは停車してくれました

ここでで降車し、駅前で竹田城跡に向かうバスの列に並んでいたところ
ボランティアスタッフらしき方に勧められ「天空バス一日フリー乗車券」を購入
ほどなくやって来た天空バス(マイクロバス)に揺られ15分


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さらにここからは軽く登山
20分ほど風景を楽しみつつ登ります

植物相は流石に西日本
北海道ではこれから旬を迎えるタラの芽ですが、山の中腹と高所にもかかわらず
タラの芽の時期は完全に逸していました
 

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ということで特急はまかぜと天空バス
さらに軽登山と3時間ほどかけてやってきた
天空の城、「武田城跡」
まさにラピュタの世界と完全に酔いしれています
さてこのあたりで滅びの呪文「バルス」でも唱えますか

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それもこれも今朝方、便を9時間も早い便に繰り上げて乗ってきたおかげです
JALさんいつもありがとうございます

とはいえこんなところでも20~30分も歩いているとすぐに飽きが来てしまいました
まだ帰りの特急はまかぜが来るまでしばらくありますが
竹田駅周辺でぶらぶらしようと思い天空バスに乗り下界に下ります

どこに行くあてもなくJR竹田駅裏の寺町を見て回りましたが
用水路には山からの清水が満々と流れ、その中には立派な鯉が何匹も泳いでいました
近づくと寄ってくるところを見るとかなり餌付けされているようです
これまで慌ただしい行程だったので、ここでゆったりとした時間を楽しむことにします
 

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ところで天空の城「竹田城跡」の魅力は何といっても朝霧にかすむ景色でしょう
そのためにはここ竹田に宿泊しなければなりませんが、そんなホテルの一つを見つけました
「竹田城下町 HOTEL EN」
旧木村酒造場を改装して造ったホテルのようで瓦屋根や歴史を感じさせるしっかりとした木造造りが趣を与えていますが
玄関先にあるベンチもいいですね
そのベンチに入れられたロゴは「和田山町善意銀行」
なんだかよさげな地域のようです
 

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と、この辺で歩き疲れたので
ちょっとお茶でもと思い、何店舗かまわりましたが
なんとどこも閉まっていました
まだ夕方4時前だというのにすでに閉店されています
ちなみにここに伺ったのはゴールデンウイーク初日の祝日の日
う~ん、最近脚光を浴び随分と観光客が来るようになったようですが
これは・・・・と考えさせられます
まるで私の勤める某〇樽市のようです
 

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そんな歩き疲れたうえ、どこも閉まっていて困っていたところ見つけたのが
竹田インキュベーション 「段々(だんだん)」
1階はパン屋さんと真菜焼きのお店
2階がおみやげ&カフェの辻処ぼんとなっている複合施設

ということで2階のカフェでJR播但線を眺めつつアイスコーヒーをいただくことに
ついでにお土産もここで調達
そうこうしていると次々私と同じ境遇なのかお客さんが押し寄せてまいりました
いや~せっかくの観光名所なのにちょっと勿体ないですね
 

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復路の播但線からは夕日をバックにした姫路城を車窓に眺めることが出来ました
そう言えば平成の大改修が終わったばかりの姫路城
無理すれば両方行けたかな~とちょっと後悔
まあこの辺は行き当たりばったりなので仕方ありませんね
 

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(lohas 台湾の方でしょうか上手にまとめられていたのでちょっと拝借)
 

天空の城 竹田城跡を散策した後は特急はまかぜで大阪へと舞い戻りました
大阪にたどり着いたのはすでに夜の8時半
このあとは食い倒れるだけとも思いましたが、この日は天気も良く夜景がきれいに見えるだろうと
その足でそのまま梅田スカイビルへ向かいます
連結超高層ビルと言うことですが下から眺めるとこんな感じです
二つの足となるビル
そしてその上には空中庭園がありますが、なんだかどこかで聞いたことがあるような・・・・

そう6年ほど前に訪ねたシンガポールのランドマーク
マリーナ・ベイ・サンズの空中庭園のようなコンセプトですね
 

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さてこれが地上173mから眺める大阪の夜景
まずはシティビューです

SF大作映画「ブレードランナー」は舞台が大阪でしたが、夜景を見てちょっと映画のワンシーンが蘇ってきました
 

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そういや「ブレードランナー」は続編が制作中のようです
監督はもちろんリドリー・スコット
ハリソン・フォードがデッカード役をやるそうですが、来年には見れるでしょうか
ちょっと楽しみです
 

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そしてこちらがリバー・ビューと名付けられた都市の中を雄大に流れる淀川を望む夜景です
 

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こちらリバービューには全長35mとかなり長さのあるガラスカウンターとハイチェアがあるビューポジションがあります
当然のように満席でしたが、うまいこと席が空き座ることができました
 

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せっかくなのででここでビールでも飲もうと売店(cafeSKY40)に行ったところ
ちょうど「空中庭園 Spring Beer Fest」
世界のビール約50種類が40F展望フロアに勢揃いというイベントが行われていました
私も世界のあちこちでその地元のビールを飲んで歩いていますが、そんなビールたちが1本500円とこういった場所に似合わず安価で販売されています
 

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ただやはり生ビールが飲みたかったので世界のビールはパス
大阪に来たのならやはりアサヒー・スーパードライの生は外せません
ついでにスパークリングワイン(カバのロゼ)の小瓶も買い
大阪の夜景を眺めつつ、行き当たりばったりな旅に乾杯です
 

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さてここの空中庭園にはこの展望台の上の階に
視界360°オープンエアの屋上回廊「スカイ・ウォーク」があり
天気も良いのでちょっと一周してみました

さすがに夜で地上173mちょっと肌寒かった
 


 

さて次はいよいよ
旅の目的地「新梅田食道街」で食い倒れです

大阪梅田は阪急百貨店隣に位置する「新梅田食道街」
昭和25年、戦後の混乱から大量解雇のやむなきに至った旧国鉄が退職者への救済事業として作った施設がこの「新梅田食道街」だそうで
当初は18店でスタートを切ったのが始まりですが、現在は100店舗ほどが軒を並べているとのこと
そんな時代に作られたせいかそれぞれのお店の区画が狭いため立ち飲みの形式をとる店が多いのが特徴で、場所柄サラリーマンが会社帰りにちょっと立ち寄り一杯ひっかけて帰るような地元密着型の飲食街です
この入り口の看板を見ただけで、いかにもサラリーマンの聖地たる雰囲気が漂います
観光客が訪れるのを拒むような感もありますが、今回勇気を振り絞り一歩足を踏み入れることにします
 

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高架下に作られたこの食道街、無謀にも2階建てとなっているため天井が低いうえ
迷路のように入り組んでいてまるで魔界に迷い込んだよう
そんな魔界での私どものお目当ては「串揚げ」でした
大阪にきたのなら「二度漬け禁止」を体験しないとには始まりませんね
ところが食道街をお目当てのお店を探し歩き回りますが、どこにもそのお店は見当たりません
串揚げを食べるのはこの混沌とした世界である新梅田食道街にあるお店と決めていただけにちょっと残念
よく探したところお店の暖簾はすでに仕舞われておりました 
 

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というのもここに来るまで大阪駅周辺を迷いに迷ったこともあり
新梅田食道街にたどり着いたのが、すでに夜の10時半
食道街でも1・2の人気を誇るお店だけあって閉店時間も早かったようです
お目当てのお店が閉まっていたこともあり
ここで体力・気力萎え果ててしまいました
そういや今日は朝早くから飛行機の空席待ち、大阪に着いたら並んで近大マグロを食いに行き
往復7時間超の竹田城跡めぐりとちょっと欲張りすぎたかな
梅田スカイビルで夜景なんぞ眺めに行ったおかげで、ここにきて最後の最後で詰まってしまいました
 

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とりあえず疲れたんで、何かつまみになるものを買って
コンビニでビールとワインを買い込みホテルの部屋で一杯やろうと
物色していたところいい店を見つけました
それが「華風菜館しんきょう(新京)」
入り口前には「手作り餃子」と張り紙があります
その下には
『ここで40年本当に美味しい餃子です』

ここでテイクアウトの餃子を買っていくことにします
そうホテルはここ新梅田食道街のすぐ側を予約して有りました

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この「華風菜館しんきょう」結構な人気店のようでパート1からパート3まであるとのこと
今回伺ったのがその本家であるパート1
カウンター12席とテーブル席に数名の店舗ですが
常連らしき人たちが、入るなりメニューも見ずにセットメニューを頼んでいきます
(生ビール1杯と餃子それにお好きな小鉢がついて千円というビー餃セット)
これでも良かったな~と後悔しつつも
頼んだテイクアウトの餃子が焼けるのを待ちます
 

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今回頼んだのは下の写真にもある
餃子持ち帰りには20個と15個があり、20個だと多いかと思いつつも800円と言う安さも手伝い頼んでしまいました
ただここ大阪はこれがデフォルトなのかどうかはわかりませんが
まるで点天のような小ぶりな餃子
これなら2人で20個は楽勝です
ということでもう一軒「たこ焼き」でも買って行くことにします


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部屋に舞い戻り
餃子とその後買い込んだ「たこ焼き」をビールで流しこみましたが
これが美味い、何個でもいけそうです
ちなみに後で調べたところANAの機内誌「翼の王国」でここの餃子が紹介されていました
偶然迷いこんで入ったお店でしたが正解でした

といった所で大阪食い倒れ初日が終了
いや~疲れたってな感じです
明日はまた早いので(4時半起床ですがこの時すでに午前0時)すぐに寝ることとなりました
 

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サラリーマンの聖地 新梅田食道街を夜半に散策しましたが、その中に何度通っても行列が絶えないお店がありました
それは「大阪梅田はなだこ」

店内ではスタッフが慣れた手つきで次々とたこ焼きを焼くのをガラス越に狭いカウンターで食べながら見ることができる屋台風のお店です
 

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そうです大阪と言えば
コナモン文化の象徴とも言えるタコ焼き
これまた外すことのできない大阪の名物です

カウンター越しにビールとともに立ち呑みすることもできますが、もちろんテイクアウトもOK
持ち帰ってホテルの部屋でゆったりといただくことにします
 

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で、メニューというか看板には「たこやき」と「ねぎマヨ」がありますした
初めてと言うこともありここはシンプルに「たこ焼き」を頼むことにします
ふっくら大きめのたこ焼きにソース・マヨネーズをかけて頂く、王道のスタイル
これが外側がパリッと焼けているのに中はふわふわ
おまけに入っているタコがジューシーで美味い
 

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それもそのはず
店先の看板の一番目立つところにはこう書かれています
「当店のたこ焼きはすべて生ダコを使用しています」
なるほど美味いわけです

ついでにその下には
「お待たせして大変申し訳ありません。
ただいまスタッフが全力で焼き上げております。」
はい、充分それは伝わりました
 

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で、あまりにも美味かったこの
大阪梅田はなだこのたこ焼き
翌日また串揚げ目当てで訪れた際も帰りに立ち寄り
葱がたっぷりかけられていてたこ焼きが見えない「ねぎマヨ」をテイクアウト
2日間通いましたが、このたこ焼き忘れられない大阪の味になりました
 

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さて今回の大阪食い倒れの旅で選んだ宿はホテルモントレ大阪
アクセスが大変良いシティホテルで伊丹空港や関空にアクセスするリムジンバスの拠点となるハービス大阪が目の前だったり
JR大阪駅まで歩いて5分と言う立地の良さが売りのホテルです
もちろん前述の新梅田食道街までも歩いて10分と食い倒れ旅にはぴったりのホテルで
宿泊料も1泊2人分が15千円とリーズナブルなのも魅力でした

実はこのホテル予約したのは、ほんの1週間前
ただでさえ大阪の安いホテルは現在予約が取れないといわれる中(もちろんこれには大挙してやってくる大陸からの人たちの影響もあるかと思いますが)
しかもゴールデンウイークという一・二を争うような繁忙期に予約できたわけは
もしかすると先般の熊本・大分の震災の影響で予約を取り消さざるを得なかった人がいたのではと私自身そう想像しています
というのも何度探しても見つからなかったビジネスホテルなど安価なホテルが一週間くらい前からネットにポツポツ見るようになったからです
ゴールデンウイークに予約を取っていた震災の影響のあった方々があきらめてキャンセルしたのではないかとちょっと神妙な気持ちにもなったりもしました
 

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8階にあるフロントの脇にはこんなロビーがあります
が・・・・アンティーク調な調度品や絵画などウィーンをテーマにしているのでしょうが
ちょっと休むには勇気のいる部屋でした
 

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中庭(パティオ)にはチャペルもあります
私が宿泊した際も使われていたようですが
まあ招待する側はともかく、招待される側にはゴールデンウイークに迷惑ともう方もいたのでは・・・と勝手に思ってしまいました
 

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部屋はヴィエンナ・トラディショナルのセミダブル
まあセミダブルと言ってもここはビジネスホテルならぬシティホテル
ベット幅160cmは確保されていますし
平米数も17㎡とそれなりの部屋でした

さてこの辺りからはいつものように
私個人のため次回利用を鑑み、その覚書となります

部屋に常備されているのは上下セパレートのパジャマとスリッパ


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お風呂兼トイレルームの壁には
ヨーロッパ風の壁紙が貼られ、異国情緒を感じさせてくれます
バスタブも大きく足を思いっきり伸ばして入浴できるのはさすがにシティホテル
ビジネスホテルだとこうはいきませんね
シャンプーにボディソープは大きな容器に入れられ設置されていました
 

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冷蔵庫の中はカラ
電源も入れられいつでも好きなものを入れて冷やしてください状態
最近観光に時間がかかり晩飯もそこそこにホテルの部屋に戻り
冷やしておいたビールとテイクアウトした料理を食べて就寝てなことが多いのでこういうのは嬉しかったりします
 

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ビジネス客も多いのか
部屋には有線LANはもちろんWi-Fiも飛んでいます
なかなか良いな~と思ったのがこのベット脇の電源コード
スマホ使いにはなかなか嬉しい設備だったりします


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今はやりのイオンドライヤーに電気ポッド
マグカップにガラスのコップが常備されていました

ただ今回2泊した際、飲みかけのコーヒーがそのままにされていました
もしかすると飲みかけのものは、そのままにしておけと言うのがルールなのかもしれません
 

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さてそんなわけで部屋にたどり着いたのはいいのですが
数時間したら起きてUSJに向かわねばなりません
では、おやすみなさい

正月休みを利用して行ってきたロンドン
ハリーポッターのゆかりの地を訪ねてきましたが、極めつけはワーナーブラザース・スタジオ
ここにはハリー・ポッターの撮影スタジオが現在も残され公開されているとの話を聞きつけ
魔法学校に1日入校、ハリー・ポッターの世界を堪能してきました
 


 

さてロンドンで本場のハリー・ポッターのテーマパークを見た後は
今度はゴールデンウイークに日本版のハリー・ポッッターのテーマパークを見に行くことにします
それが2014年7月ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに新たに加わった
「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター™エリア」
 

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オープンからすでに3年ほどが経過しましたが、今もすごい人気
調べたところ入場制限があるようで、なにやらUSJに行けばハリーポッター・エリアに入れるほど甘くはないんだそうです
ハリーポッター・エリアに入るためにはユニバーサル・エクスプレスパスもしくは入場確約券が必要ですが、予約のたてられない行き当たりばったりの旅だったのと
私が大阪旅行のため航空券を手配した時にはゴールデンウイークのユニバーサル・エクスプレスパスは売り切れてしまっていたため
ほぼあてもなくホグワーツへの旅を迎えることになりました

行き当たりばったりとはいえ作戦はあります
ゴールデンウイークにエクスプレスパスも持たずにUSJに来て、しかもハリーポッター・エリアに入るためには朝早くにゲート前で並び開場とともにダッシュして入場確約券を手に入れようという算段です
 
 
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ということで、GW前半戦2日めのこの日は5時半にホテルを出発、すぐ近くの大阪駅からJRを乗り継ぎ十数分でユニバーサルシティ駅に到着
そこから徒歩でUSJ入場ゲートへやって来ました
そうここまではロンドン同様、ホグワーツ特急に乗らず
たとえマグルであっても訪れることができるんです
 

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到着したのは午前5時55分(写真にそう記録されていました)
この時点では入場ゲート前で並んでいる人はまだ50~60人くらいでした
 

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それが時間がたつほどに大勢の方が押し寄せてきて
開場する直前は数千人にはなっていたようです
数えきれないほどの方が並んでいたおかげか、開場時間も予定より30分早い午前8時には開場されました
 

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開場とともにダッシュしてセントラルパークにある入場確約券発券場所へ
・・・・・・と、思いきやスタッフがハリーポッター・エリアに導いてくれます
どうやらまだ入場制限はかかっていなかったようです
あまりにも簡単にエリアに入れて、ちょっと拍子抜けしてしまいました
 

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ハリーポッター・エリア入り口からゲートに向かう道すがら森の中の立ち木にぶつかっている空飛ぶ車を横目に過ぎていくと、ホグズミード村のゲートが見えてきました
いよいよここからがウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター™エリア
魔法の世界の入り口を潜ることにします
 

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ホグズミード村の街並みを歩くと、ほどなくして奥にホグワーツ城が見えてきました
 

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ここには一・二位を争う人気のアトラクション
「ハリー・ポッター・アンド・ザ・フォービドゥン・ジャーニー™」があります
ホグワーツ™の空を飛ぶ魔法の冒険を4K映像で楽しむ世界最高アトラクションという触れ込みのこのアトラクション
USJが総額450億円をかけて創り上げた自信作でありますし、現在のUSJの目玉でもあります

下の動画はUSF(ユニバーサル・スタジオ・フロリダ)の同じアトラクション動画
 


 

で、感想ですが
4K映像とスリル感それにジェットコースターのような浮遊感が充分に楽しめましたが、あまり経験したことのない乗り物?のおかげでちょっと乗り物酔いしてしまいました
 
確かにここに来る途中あった掲示板には
「注意 魔法のイスは急な加速、停止、横揺れ、降下を伴います 乗り物酔いやすい方は利用できません」とあります
酔い止めの薬をい飲んでおけば良かった 


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続いてのアトラクションは「フライト・オブ・ザ・ヒッポグリフ™ 」
比較的緩やかなジェットコースターとの触れ込みですがこれまた怖かった
ハリーポッター・エリアの2つのアトラクションをさほど並ばずに体験できたのは良かったのですが
乗り物酔いがぶり返してしまいました
 

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酔いを醒ますためここで水分補給
ホグズミード村といえば原作でお馴染みのバタービール
今回はフローズン・バタービールをプラスチックのマグ付きでいただきます
ただしこれ1,200円と滅茶苦茶高かった
ちなみに今回のUSJでお金を払っての飲食はこれだけとなりました
 

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そうそうこのバタービールのプラスチックのマグを洗って持って帰ろうと
トイレに入ったところ、ハリーポッター・シリーズ第二作『秘密の部屋』にも登場する「嘆きのマートル」の声が響いていてちょっとびっくり
なかなか凝っているようでした
ただホグズミード村で、お土産を買うにも高すぎてほとんど素通りしてしまいました


さてハリーポッター・エリアを堪能した後はちょっと休憩
新しくできたJALのラウンジに向かいます

JALマイレージバンクからメールかなにかで告知されていたものにこんなものがありました
それが
『JALは、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン®」のオフィシャル・マーケティング・パートナーです。』
というものでした
 

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(JAL HPより拝借)
 

加えて
『大人気アトラクション『バック・トゥ・ザ・フューチャー®・ザ・ライド』に協賛しています。』
とあります
さらにfacebookでも紹介されていましたが、そのバック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライドの建物内に
ジャルパック商品およびJALマイレージバンク上級会員向けの「JALラウンジ」を開設していることでした

 
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(JAL facebookより拝借)
 

朝早くからUSJを訪れハリーポッター・エリアを歩きまわっいたせいかちょっと足に来てしまいました
これはいい機会と、そのラウンジで一休みすることにします

 

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ところが、そのラウンジ
どこにあるのかまるでわかりません
休憩をしに行ったのが、かえって疲れが増すのではと思ったところ
肝心のバック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライドをようやく見つけました
そこからも迷いに迷います
バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライドの出口から建物に入ろうとしましたが
どうやらなにかスタッフに不審者と勘ぐられているようです
そんなスタッフにJALのラウンジはどこにあるのと尋ねてもなんだかパッとした返事が返って来ません
これはもしかしてJALのラウンジの話はガセかと思っていたら、そのスタッフが先輩に訪ねたのか詳しい方が来てくれて道案内してくれました
それがこの人気のない通路の奥にある、JALラウンジへ向かうエレベーターです

一体全体どうなっているのでしょう
このJALのラウンジを訪れる方は殆ど居ないということでしょうか
 

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エレベターを下りた先にようやくJALラウンジOPENの看板を見つけました
ところがドアは閉まっており、インターフォンでスタッフを呼んでくださいとのこと
そんな面倒な対応をするようですが、毎日どれほどの方がここを訪れるのでしょう
なんだか秘密の部屋への入り口のような感じがしました
 

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これがその秘密の部屋ですが、私ども他に客もなく閑散としていました
JALのグランドスタッフの制服を着たスタッフも恐縮してしまうほど丁寧に対応してくれます
これはここがJALグローバル会員全体ではなく、JMBダイヤモンド・JGCプレミア会員、またJAL便利用のJALパック、JTBの対象旅行商品をご利用の人に絞ったためかと思われます
 

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おかげでこんな感じで貸切状態
ダイアモンドとJGPプレミアのメンバーは5人まで入場可能とのことで
家族連れを想定したであろう、ソファー類もゴールデンウイークだといのに、こんな感じでちょっといもったいないくらい
もっとも私は気楽でよいですし
こいうラウンジはトイレも混んでいないのも嬉しいところ
 

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ラウンジではポタージュやホットコーヒーといった温かい飲み物やオレンジジュースなどの冷たい飲み物が用意されていますが
JALのラウンジに必衰の生ビールは残念ながらここにはありませんでした
まあここは子供の国と言うことで
生ビールは関西空港のJALサクララウンジでたっぷりいただくことにします
 

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ここでスタッフから嬉しいプレゼントが
なんと売り切れで買えなかったユニバーサル・エクスプレス・パス(バック・トゥ・ザ・フューチャー®・ザ・ライドもしくはジョーズ)をここで頂いちゃいました
しかもなんとバック・トゥ・ザ・フューチャー®・ザ・ライドの受付には同席してくれるとのこと
(残念ながら同席していただけるのは受付までライドまでは同席いただけません)


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ラウンジのカウンターにはパソコンやスマホ用に電源も完備
満充電になるまでここで休もうかと思います
 

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とこんな感じで、リフレッシュ
さて噂のジェットコースター「バックドロップ」の時間も迫って来たので
この辺で秘密の部屋を後にします


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さて大阪食い倒れの旅のついでに訪れたUSJ
実はこのUSJ、家族連れだけではなく経営の面で一昨年前あたりから財界人・経済人からも一目置かれているテーマパークでした
というもUSJが開業した2001年度の入場者数は1100万人を超えまずまずのスタートをきってはいたが、9年後の2010年度には約750万人まで低迷してしまっていました
賞味切れ食品を使っただとか規制されている以上の火薬を使用しただとかの不祥事もありました
それに加え最大株主だった大阪市の財政が厳しくなり、2004年に経営危機に追い込まれます
 

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そのUSJの経営危機を救ったのが敏腕マーケッター「森岡毅」氏
北米パンテーンのブランドマネージャーなどを歴任してきた経歴を持ちます
その森岡毅氏のUSJにおける経営危機からのV字回復を
カンブリア宮殿という番組で取り上げ1時間の番組に仕上げていました
それが村上龍×経済人カンブリア宮殿
「家族で楽しめる!V字回復を実現した感動テーマパークの秘密」でした


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写真ならびに内容はカンブリア宮殿のホームページから拝借しますが

『連日のように新聞や雑誌などのメディアに取り上げられる、いま注目のテーマパーク、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン。
実は、ここ2年連続で過去最高の入場者数を記録するなど飛ぶ鳥を落とす勢いをみせている。USJと言えば、「ハリー・ポッター」や「ジュラシックパーク」「ジョーズ」など映画コンテンツのアトラクションでお馴染みのテーマパークだが、実は、ここ数年でコンセプトを大きく変えているという。
園内を覗いてみると、「きゃりーぱみゅぱみゅ」や「モンスターハンター」など映画以外のアトラクションやイベントが急増、しかも人気を博しているという。
なぜ、映画のテーマパークが“映画以外”に舵を切ったのか?そして、倒産の危機さえも囁かれたUSJは、どうやって過去最高の入場客数を記録できるようになったのか?USJのV字回復を実現させた立役者・森岡毅をゲストに招き、年間750万人にまで落ち込んでいた入場者数を、1390万人に復活させた復活劇の秘密に迫る!』
と言うものでした

この番組を見た感想はその森岡毅氏
ハリー・ポッターばりの魔法使いだということ
しかもその魔法は「種も仕掛けも有るマジック」と言い切ります

この森岡毅氏の経営手腕の一部でも覗いてみたいそんな思いが沸き起こりました
おりしもこの番組を見たのが大阪へ旅立つ前日の夜
ここはどうしてもUSJを訪れ、森岡毅氏の魔法の片りんとなるアトラクションを体験してこなければなりません
 

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そんなアトラクションの一つが、
後ろ向きに走るジェットコースター「ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド~バックドロップ~」
これは森岡毅氏による起死回生のアイデアの一つ
夜中に不意に見た夢がジェットコースターが後ろ向きに走る、そう映像が逆回転再生される様子で、それを枕元にあるアイディアノートに取ったと番組で紹介されていました
これぞまさしく「逆転の発想」
本人いわくアイディアの神様が降臨したとのこと
現状にあった条件を詰めたうえで発想を限定していくという、アイデア発想の技術がこの本に書かれていますので一度手に取ってみてはいかがでしょう
『USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?』
森岡毅著
 

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(AMAZON HPより拝借)
 

こんな本を読んでいたからには
この「ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド~バックドロップ~」
乗らずに帰るわけには行きません
 

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けどどちらかと言うと私はこうした絶叫系の乗り物は不得意
しかも人と比べ・・・いえかなり酔いやすい体質です
そこは割り切って挑戦することに
そうそうジェットコースターでは一番人気の「フライング・ダイナソー」は一目見てパスしました

結果・・・・いや~本当に怖かった
もう二度と乗りません
けど森岡毅氏の元々あったジェットコースターを「後ろ向きに」走らせるというアイデアで低予算で来場者数を増加させたその経営手腕の一部を恐々と覗いてきました
 


 

サンフランシスコ・エリアで見た普通に背伸びしただけじゃ買えない背の高いコカ・コーラの自販機
名付けて「やりすぎ自販機」
これもカンブリア宮殿で紹介されていました
結構な人だかりでしたが、USJではただのコーラの自販機までアトラクションにしてしまうのも森岡マジックなのでしょう
しかもこのアトラクションの機材はおそらくコカ・コーラがほとんど協賛しているのでしょうね
こういった細かなものも含めて経営手腕っていうのでしょう
 

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さて次のアトラクションはUSJで不動の人気を誇るアトラクションの一つ
「アメージング・アドベンチャー・オブ・スパイダーマン・ザ・ライド4K3D」

もともと「史上初、7年連続世界No.1ライド受賞の世界最高アトラクションが、世界最高技術「4K3D」を手に入れ、まったく違うライドへと超一新!」との触れ込みで人気のアトラクションでしたが
森岡氏はCMで新鮮さをアピールし新しいアトラクションとして認識させることに成功させています
そうです良いものは高くても必ず売れると言うのは日本人の悪い発想
開発者の驕りが見え隠れします
物が良くても売り込まないと売れないんです
この辺りもアメリカンな発想なのでしょう
 


 

・・・・・が、このアトラクション
甘く見ていました
はいそうです完全な乗り物酔い
この後一時間ほどつぶれてしまいました
 

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そうそう順序は前後しますが
日本のクールを、もっとアツく「ユニバーサル・クール・ジャパン2016」も覗いてきました
これも森岡マジックの一つ
良い物は何でもやってみよう的な発想ですね

午前中に「進撃の巨人・ザ・リアル2」を見ましたが、同じ場所で行われる
「ヱヴァンゲリオン・ザ・リアル4-D: 2.0」
午後3時から始まる初回上映に参加です
・・・・・・いやもとい国連の監査官としてネルフの査察を実施してきました
ちなみにどちらも新作映像による4-Dアトラクションで
これが私の4D初体験となりました
そういや私は体験しませんでしたが「きゃりーぱみゅぱみゅ XRライド」ものすごくたくさん並んでいましたっけ
帰り際、クールジャパンの売店でヱヴァンゲリオン・ザ・リアル4-Dのロングタオルを購入
MAGIシステムの六角形のエマージェンシーマークが気に入って自分用に買いましたが、これがUSJでの唯一のお土産となりました(そうそうバタービールのカップってのもありましたね)
だってUSJのお土産って高いんだもの


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15周年のユニバーサル・スタジオ・ジャパンのパレード
RE-BOOOOOOOORN(リ・ボーン)も見学しました
ただこの時点では乗り物酔いで完全に酔いつぶれていて人垣の後ろの方から見たので、過激すぎると噂の泡は被らずに済みました
 

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さてここUSJはもともとは映画のテーマパーク
私の大好きな映画の一つに「アメリカン・グラフティ」がありますが
ハリウッド・エリアにはアメリカン・グラフティの舞台となる「メルズ・ドライブイン」が8年前に来た時のままそこにありました
夜のUSJ」 2008年10月17日更新
その前のメルズ・ステージでは『ウルフマン・ジャックのラジオ放送』ではなく
「R&B ソウル・ミックス」のシンキング・ショーが行われていました
そういや映画アメリカン・グラフティでも「A Thousand Miles Away」などのソウルが挿入されて効果的に映画の印象を高めていました
このショーを見てようやくUSJに来たんだと、ちょっと考え深くなります
まあ私自身として本音として
こうしてUSJは映画のテーマパークを極めてもらいたいんですけどね

まあ前述のとおり客が入らなきゃ始まらないんですが
 

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そんなこんなでこの日は童心に還り、朝早くから夕方までUSJを堪能
それにしてもUSJの関係者に怒られるかもしれませんがユニバーサル・エクスプレス・パスなくてもなんとかなるものですね
しかも今回伺ったのはGW前半の中日となる4月29日の土曜日
一番混んでいそうでしたが・・・・・・それほどでもなかったようです
そういやカンブリア宮殿でも森岡マジックの一つとして来場者を予想ってのがありました
その予想数がほとんど誤差範囲の予想とのことでちょっとびっくりしながら見てました
確かに飲食店などは一番欲しい情報ですし、スタッフをまとめるマネージャーにとっても重要な情報ですね
ちなみにその情報を後から見るとこの日の入場者は普段より少し多い程度
もしかして・・・これまた一月前の熊本地震の影響で熊本・大分あたりからGWにUSJに来ようとしていていて断念した家族も少なからずいたのかもしれません

そんなこんなでUSJを後にしますが
ユニバーサルシティ駅から乗り込む電車は「ホグワーツ特急」ならぬ
201系の「ハリー・ポッター」のラッピング列車でした


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さてかなりお腹も減ったことですし
次はホテル近くの大阪駅周辺で食い倒れることにしますか

今回のUSJでの食事は朝に開店時間前の待ち時間
USJすぐ近くのコンビニで買ったサンドイッチとオニギリを食べたっきりで
パーク内で食事をすることはありませんでした
まあレストランはどこも混んでいましたし、なにせ価格がものすごい
たとえばこのメキシカン・ターキーレッグが 950円
他にもプレミアムドック(ホットドックが850円
ビュッフェに至っては一人4,800円とテーマパーク価格だったんです
(もっとも需要と供給の関係ですから、ある程度は納得していますが)
 

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今回大阪に来たわけは「食い倒れ」が目的でしたので
食事は大阪名物を食べたかったこともあり、昼食は抜いてUSJを出てから大阪で美味しいものを食べようと決めていました
大阪駅に舞い戻った時はすでに夕方と言うことでお腹はすき放題
なにかこってりとした洋食が食べたくなりました
ちなみにここ大阪は食い倒れの街とも言われます
粉もん文化が栄え、大阪と言えばお好み焼きやたこ焼きなどを思い描く方も多いかと思います
しかし実は、大阪には老舗の洋食屋さんがたくさんあるんです
そんな老舗有名洋食屋の一つ大阪梅田の洋食屋「グリル北斗星」
味にうるさいビジネスマンも多い「キタ」と呼ばれる立地において、いつも行列の出来ている洋食屋さんなんだそうです
 

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洋食屋「グリル北斗星」
トルコライスが有名のようで店頭のショーケースには
人気NO.1と表示された食品サンプルが置かれていました
 

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さて店内に入ってみると
並んでいるどころか、ガラガラ
午後4時ころにここを訪れたおかげでちょうど昼食と夕食の端境期に当たったようです
隣で食事していたお客さんがレジでいつもこんなに空いてましたっけと尋ねていたくらいです
さほど大きなお店でもないので昼食時は肩を寄せ合い食事すると何かで読んでいただけにこれはラッキーでした
老舗有名洋食店でゆったりビールを飲みつつ食事させていただくことにします
 

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我が家の奥さんが頼んだのは
ここの人気NO.1メニューである「トルコライス(ポークカツのせ)
トンカツをこれまたここの名物のオムライスに乗せた北斗星オリジナルのトルコライスです
こんな食に技が詰まった皿がなんと830円
比べちゃいけないとわかってはいてもどうしても比べてしまいますが
USJのホットドック(プレミアムドック)より安いんです
もちろんこれには赤ワインを合わせていただきます
 

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私はと言うと店頭のメニュースタンドに満足しそうなメニューがあっあのでそれを頼みます
 

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「北斗星スペシャルセット」
一皿に北斗星の人気者が勢ぞろい・・・とありますが
なんだか食欲を満たしてくれそうな一皿です

内容はアツアツの唐揚げに、プリプリ・カリカリのエビフライ、
ロースカツが2枚に、濃厚ソースが載った煮込みハンバーグ
添えられたポテトサラダが美味い
まさにスペシャルなセットでした

これがライスとスープが付いて1,230円
大阪キタ恐るべしと言ったところでしょうか
もちろん生ビールとともにいただきました
 

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ちなみにここでは単品でいろいろトッピングも可能との事
たとえば牡蠣フライが2個で150円とか
今回はキーマカレーをトッピングで頂きました
といってもおなかが空いていたせいか、ご飯は食べつくしていました
ところがここではライスのおかわりが可なんです
もう一杯いただいてキーマカレーをかけて頂きますが
これって完全にキーマカレーライスを一皿頼んだのと変わりないじゃん
 

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お腹いっぱいで満足満足
次は昨晩行き損ねた串揚げを食べに
新梅田食道がへ
そうですリベンジです

大阪のエスカレーターは右側に立ち、左側を空ける
私の住む札幌や東京などとは真逆となっています
何処かに対する反骨心なのか、そんな独自のルールが色濃く残るのが大阪なのですが
大阪で最も順守しなければならない決まりごと
串揚げを食べる際は必ず守らねばならない大阪の暗黙の了解に「ソースの二度漬け禁止」があります
表示がなくとも破る方はいないそうで、まさに大阪ではルールと言うよりは法律に定められているとも言うべき決まり事です
大阪へ来たのなら、そんなソースの二度漬け禁止を体験せねばなりません
そこでやってきたのが、サラリーマンの聖地たれ新梅田食道街にある
「串かつ専門店松葉総本店」でした
 

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実はこのお店、昨晩訪れる時間が遅かったため残念ながら閉まっていて入れなかったお店です
そんなお店に今日はリベンジ
夕方5時ころ訪れましたが、御覧の通りやっていました
しかも大阪梅田で人気の串揚げ屋さんとあってお店は満席
店の様子を遠くから眺めているとやって来たお客さんは店先で並ぶのがルールのようです
もっとも店内には20~30名が入れるうえ、立ち呑みのお店と言うことで、お客の回転も早く
ちょっと待っていたらすぐにスタッフが空いた席に案内していました
 

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さてこの串かつ専門店松葉総本店は昔ながらの「揚げ置き」スタイル
立ち呑みのカウンターの前に置かれた揚げ置きのバットに揚げられたものが次々載せられていきます
ちなみに精算を簡単に済ますために、串は価格別になっており
回転すしのように食べた後の串で勘定を計算する仕組みになっていました
「串揚げの料金は、串の種類にて計算いたします。12cm: 100円 15cm: 120円 てっぽう: 150円 」(串かつ専門店松葉総本店のHPより抜粋)

そうそうソースの二度漬けは禁止ですが
ソースが足りない場合は手前にあるキャベツでソースを容器からすくってカツにかけるのが、ここ大阪のルール
けれどここ松葉にはソース入れが常備されていました
 

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まずはようやくこのお店を訪れる事が出来たことに乾杯
そうここにたどり着くまで2晩かかっているんです
さてその生ビールですが、いわゆる中生が450円、ハイボールにいたっては400円
廉くはないにせよ有名店にしては値段は抑え目でした
 

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まずは揚げ置きされていた
「きす」から頂きます
初めてとあって、二度漬け禁止に拘り過ぎてちょっとソースをたっぷり漬け過ぎてしまいました

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ここは本来なら揚げ置きの店なのですが、バットに無いものは注文できるようで
周りね方々は次々と頼んでいます
私も揚げたてが食べたくて「うずら」「えび」
そして写真は撮り損ねましたが
「カマンベールチーズ」「牛串」を頼んでみました

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ちなみここ松葉総本店で一番美味しかったのがコレ
「豚玉」
最初メニューを見たときはてっきり豚肉とタマネギの串揚げと思っていたら
どうやら違うようです
 

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なんとそれは豚肉のメンチカツとも言うべき串カツ
中を割ってみると豚肉のミンチが長ネギなどと和えられ揚げられています
これが絶品でした
きっと豚肉のミンチが卵のように丸められて揚げているので豚玉なのでしょう
周りの方々も、えっ「豚玉」あるの?てな感じて次々頼んでいました

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串数本とビール2杯で松葉は終了
今朝は朝早くからUSJへ向かった為か、 この辺がリミット
夜食に「はなだこ」に立ち寄り、たこ焼き買ってホテルに帰る事にします

大阪食い倒れの旅の最終日となる3日目
この日は朝から晴天
高い展望台から景色を眺めるには絶好の日和となりました
ということでこの日はあの「あべのハルカス」の展望台に登ることとします

ホテルを7時半にチェックアウト
関空へ向かうリムジンバスの始発駅となるハービス大阪のコインロッカーにスーツケースを預け
JRで大阪駅から天王寺駅へ
どこに行けばいいのかなと思っていたところ、天王寺駅を出てすぐに「あべのハルカス」がそびえ立っているのが見えました
ただ上空300メートルの「ハルカス300(展望台)」の開場まで、まだ時間がありますのこの辺で朝食といたします
 

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そう朝食はホテルモントレーのビュッフェも素晴らしいと聞いてはいましたが
ビュッフェでしっかり朝食をとってしまうとその後の食い倒れが続きません
この日の昼もちょっと早めに大阪名物の「けつねうどん」を予定していますので
軽く済ませねばなりません
かといってまだ朝の8時半、コーヒーショップくらいしかやってなく
モーニングセットでも食べようかと思っていたところ
いい匂いが漂ってきました
それが551蓬莱 天王寺駅店がちょうどこの時に開店したようでした
見ていると朝早くから次々とお客さんが蓬莱の肉まんを買い求めていきます
 

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私も歩きながら食べようと2個テイクアウト
なにやら見慣れないパッケージに入れられ出てきました
それが、大阪市消防局とのコラボパッケージ「消防車&レスキュー車Ver」
このパッケージ大阪で開催されるIFCAA 2016 OSAKAというイベントを大阪市消防局と盛り上げるため、551蓬莱がコラボレーションして生まれたものなんだそうです
期間限定ということですが、なんだかちょっとラッキー
 

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阿部野歩道橋の上から、あべのハルカスを望みつつ
蒸したてのほかほかの肉まんを朝食として頂くことにします
 

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私は実は高所恐怖症
けれど都会に行くと田舎者根性が丸出しになるのか高いビルや建物に登りたくなります
そんな私ですから大阪行きを決めた時点で天気が良ければ日本で最も高い超高層ビル
「あべのハルカス」の展望台に登ろうと決めていました
 

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大阪食い倒れの旅も最終日となった3日目
ゆっくり目に朝目覚めカーテンを開けたところ、絶好の好天
これは朝一で登る事を決意しました


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さてそのあべのハルカス
建築当初、航空法による高さ制限が約295mの制限区域にあったため
270mの高さのビルが建築されるはずだったのですが、航空法の改正が行われまだ高いビルが建てられるとの事で計画が変更されたんだとか
高さは300mということですが横浜ランドマークタワーの高さが296mですから
その高さを抜くため297m以上でキリの良い数字300mになったようです

ハルカス展望台から大阪城をのぞんでいると、たまたま航空機が通り掛かり飛んでいましたが、たしかに高度は低いですね
ちなみにこの機材の行先は伊丹空港だったのでしょうか
 

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そんな「あべのハルカス」ですが、建設は困難の連続だったんだとか
建設したのは竹中工務店、大村組、大林組などの日本を代表するゼネコンのジョイント
ただ設計全般を担当したのは竹中工務店
特にこのビルを建てるに当たり苦労したのが、もともと近鉄百貨店や近鉄大阪阿部野橋駅の有った街のど真ん中に敷地いっぱいに超高層複合ビルを建てるということが問題だったようです
しかも工期はなんと6年あまりという異例の短さだったそうです

どのくらい大変だったかは、なにかのTV番組に紹介されていたのを少しばかり覚えているのですが
街の中心地ということで資材を運び入れる主要なゲートはたった1ヶ所
その一か所から次々とコンクリートミキサー車が出入りするうえ、巨大な鉄骨をはじめとした資材を搬入
しかもなんと周りに資材を置く空地はない
こうした状況の中、建物がセットバックの立体構造になっている屋上部分を建設中に第2、第3のヤードとして利用しするなどの苦労話があったようでした
そんな苦労の連続を乗り越え建てられたあべのハルカス
ちょっと覗いてくることに
 

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営業時間の午前9時となりましたので
展望台「ハルカス300」の入退場口である16階に向かいます
Webでの予約も可能でしたが、こうした展望台は天候に左右されやすい面があるので
予約はしませんでしたが、まあいつもの通り行き当たりばったりです
ただWebでの予約状況を見ると少し早めに展望台受付に向かえば何とかなると思っていました
そうです開業当初の混雑も落ち着いてきたようです

チケットを買い、さほど並ばずとも展望台行きシャトルエレベーターに乗り込みます
このエレベーターは三菱電機製
エレベーター内部ではLED照明による昇降路内演出が見ることができました
 

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ほどなく60階の「天上回廊」に到着
360度見渡せる素晴らしい景色に感動です
 


 


60階の天井回廊から「天空庭園」 を見下ろすとそこは吹き抜けとなっています
なんだか多目的に使えそうな場所ですね
カフェもこの時間はまだ閉まっていました
 

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西側を眺めると遠くに真っ赤な鉄橋
明石海峡大橋が見て取れました
 

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さてその西側にはあまり端まで寄りたくないスペースがあります
それがこのガラス張りの床
 


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一応恐々立ってみましたが300メートル真下の地上をのぞむ勇気はありません
そう冒頭に書いたとおり、私は大の高所恐怖症だったりします
 

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そんな西側には大阪のシンボル
通天閣タワーがありました
こうしてみると小さい
このあそこまで歩いて登ってみるつもりです


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『まいどおおきに!通天閣にいるイケメンの神様や。
みんな幸せにしたいんやけど、その前に足の裏かゆいから、かいてんかー(。◝‿◜。)』
(びりけんfacebookより拝借)
大阪では幸福の神様として珍重される「ビリケンさん」


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大阪に来たのですから「ビリケンさん」に会い足の裏を撫でて御利益を賜ることにいたします
そのビリケンさん、新世界にそびえる通天閣タワーの中にあるということです
あべのハルカスから真下に望めるくらい新世界は近いので
電車で行くまでもなく一路、新世界を目指し歩いていくことにします

天王寺動物園脇を突き抜け10分ほど歩いた先に「SHINSEKAI」と書かれたゲートがありました
ゲートから見える街並みは、なんだか異世界に足を踏み入れるそんな感じです
その「新世界」名前とは裏腹に大阪の中でも特に古い雰囲気が残っているスポットです
もともと新世界のある浪速区恵美須東は畑地や荒地が広がっていた場所だったそうですが、明治時代に開催された「内国勧業博覧会」の会場となったことから、大阪の新名所となる繁華街として誕生した古い町なんだそうで
まるでフランスはパリにある「ポンヌフ(新しい橋)」のようなネーミングになってしまったようです
 

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新世界のゲートを潜り散策すると
「串かつだるま」や「味の大丸」などこれでもかって程、ド派手な看板を掲げた店が立ち並ぶこの賑やかな町並みが見られますが、これぞ大阪
なんだか美味しい物や楽しいことがいっぱい溢れていそうですね
 

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そんな新世界の中心に「通天閣タワー」があります
ド派手な看板が立ち並ぶ新世界の道路の隙間からニョキッと生えているようにそびえ立っていますが、これぞまさしく大阪のシンボルです
 

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ところがこの通天閣タワー
たどり着くまでは良かったのですが、そのあと
入り口が判りづらくえらい苦労しました
 
ようやく地下に展望台へ登るエレベーターがあることに気づき
地下に潜ってチケットを買い、このワンマンと書かれたエレベーターで2階へ
そこから展望台のある5階へ向かう展望エレベーターに乗り換えます


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でたどり着いた展望台がこちら
大綱秀吉を意識したのか金色であしらわれた内装にガチャポン
そしてミニチュアのビリケンさん
なかなか大阪しています

訪れれている周りの方々の会話は何を話しているやらまったくわかりません
どちらかというと外国人(中国人)と思われる方が多かったように思えます
 

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そんな展望台からは
先ほど登ったばかりの、あべのハルカスが望めます
手前には天王寺動物園と天王寺美術館
このあたりはどうやら見どころ満載のようです
 

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さてそのビリケンさん
中国あたりから来た観光客に占領されていましたが、合間を見て私も
ビリケンさんの足をなでなで
御利益を賜ることができました
 

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目的を達成した後は地下道(なんばウオーク)へ向かいますが
その道すがら後ろを振り向くと通天閣タワーがこちらを見下ろしていました

さて次はけつねうどんを食べに道頓堀へ
 

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1985年21年ぶりのリーグ優勝を決めた阪神タイガースのファンが、飛び込んだことで知られる「道頓堀川」です
ここにやって来たわけは、決して道頓堀川にダイブしに来たわけではありません
目的はもちろん「食い倒れ」
グルメの激戦区、大阪の中でも道頓堀は絶対にはずせない繁華街です
 

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そんな道頓堀のアーケードで沢山の行列を見かけました
その行列の先には「お好み焼き 美津の」の看板があります
開店までまだ間がありますが、御覧の混雑ぶりでした
私も2軒目にこの店を考えていましたが、この日の夕方には関空から飛び立つ予定なので
これではとても入れそうにありません
ということで美津のはパス
 

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その先にある法善寺から道頓堀筋に抜ける
賑やかな道頓堀商店街にこっそりたたずむ「浮世小路」
お魚くわえた野良猫の闊歩するこの狭い路地を通り抜け
やって来たのは・・・・
 

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「道頓堀今井本店」
なんだか料亭のような様相で、ちょっと敷居がたかそうですが
勇気をふりしぼり暖簾をくぐります
 

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先ほど見てきたような「お好み焼き 美津の」のような行列はありませんでした
かといって決して人気のないお店ではありません

「道頓堀今井本店」は戦前の昭和21年に創業した老舗のうどん屋さんで、ここ道頓堀で70年間営業している
関西では言わずと知れた名店なんです


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まあここは4階まで総席数が138席もありますし
ここを訪れた時間もまだ午前11時ということで、昼飯時の混雑もなく
待ち時間なしで、すんなり1階のテーブル席に案内されました

席は和の趣のある落ち着いた空間です
先ほどまで歩いていた道頓堀の喧騒から解放された感じですね
 

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さてメニューです
今井と言えば「うどん」ですが、
もう一つ今井のキングオブドンブリである「親子丼」を夫婦でそれぞれ一品ずつ頼んでシェアして食べようとしたところ
スタッフに此方の意図を悟られたらしく、セットメニューはいかがですかと勧められました
それが親子丼(小うどん付)
わたしはそれでもいいのですが、我が家の奥さんにはちょっと多すぎ
そのことをスタッフに伝えると、うどんだけでなく親子丼もハーフサイズに出来ますよとの事
さすがは大阪商人、商売が上手です
お客さんのニーズにしっかり対応してくれていますね
しかもこの時は「それって・・・いくらやねん」と大阪人なら言うところですが
ついつい価格も聞かずに頼んでしまいました
まぁこちらのわがままなので、料金はほとんど変わらないと思っていたところ
通常の親子丼(小うどん付)が1,512円に対し親子丼ハーフ(小うどん付)は1,236円でした
価格にうるさい大阪人らしいきちんとした価格対応ですね
 

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ほどなく出てきた
「親子丼(小うどん付)」がこれです
 

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さて、そしてこれが、きつねうどん
大阪ではよく「けつねうどん」と言われる伝統ある大阪の食文化ですね
このきつねうどんの出汁が絶品でした
道頓堀今井本店のホームページには
『北海道産の天然昆布と九州産のさば節とうるめ節を使用した今井のだしは
「だし」の鮮度と今井の味を保つため、作り置きせずに30杯分しか作らない』だとか
この薄味ではありますがしっかりとした出汁の効いたうどんダレに
もっちり食感の大阪うどんが良く合います
 

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親子丼も同様、この出汁も効いていますし
生のタマゴの卵黄も味が濃く、TKJにして食べたくなるようなそんな生タマゴがのっていました
これをアツアツの親子丼の具の上でほぐして食べたのですが
今までこんな親子丼は食べたことが無いくらい衝撃的な美味しさでした
 

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ここ今井のうどんや親子丼、そうそう昨日食べた洋食もそうですが
大阪では粉ものとよく言われますが、それだけではない大阪の食文化はまだまだ奥が深そうです

道頓堀界隈を腹ごなしに散策

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道頓堀では食い倒れだけではなく
一応観光もして周りました
そう道頓堀は大阪の人気観光スポットでもあるんです
もっとも食い倒れでお腹いっぱい、腹ごなしの意味もありましたが


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道頓堀今井でけつねうどんと親子丼を食べた後は、隣にある中座くいだおれビルへ
そこにはここ道頓堀のシンボル「くいだおれ太郎」があります
もともと大阪の人気飲食店「くいだおれ」のマスコットキャラクターだった、くいだおれ太郎ですが、残念ながら2008年にそのお店は閉店
けれどくいだおれ太郎は「くいだおれ太郎の人形焼」の客引きに職替えし、今なお元気にやっていました
 

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同じ界隈には法善寺横丁というか法善寺がありますが、その法善寺は浄土宗のお寺
我が家の宗派も浄土宗ということで、ちょっくらお参りをしていくことに
浄土宗と言うことで本尊は阿弥陀如来
でもなぜか不動明王たる「水掛不動」も祭られています
水をかけながらお参りするとご利益があるとの事なので、細かいことは気にせづに私もそれに倣います 
 

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道頓堀川にもよらせていただきました
その道頓堀の戎橋から眺める
「江崎グリコの看板」
皆さん両手を広げたうえで片足を上げ写真を撮るのがルールのようです
 

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ここ道頓堀はド派手な看板のオンパレード
カールおじさんの看板や
 

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かに道楽の巨大看板などなど
人気スポットを周り道頓堀観光は終了
けれど飛行機の時間まで少し余裕があるようなので
次は道頓堀というかミナミ名物の立ち飲みの店でいっぱいひっかけていくことに
 

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開高健の本で読んだ記憶があるのですが、朝から飲むビールについて触れていた本がありました(著書の名前は忘れてしまいましたが)
その本の中でドイツ人は朝からビールを飲むという話題になったとき
朝からビールを飲むのは労働者階級であり、我々エグゼグティブはそんなことはない
そういって開高健に自信げに言うのだが、そのエグゼクティブいわく
「我々エグゼクティブは朝からビールなど飲まない・・・昼からだ」というくだりで締めくくられていました(まぁ朝から飲むのも昼還ら呑むのも私には大して変わらないと思うのですが)
確かに日本のように水と空気と安全はただと思われるような国と違い、水代わりにビールを飲むような国もあったのでしょう
そんなお国柄とドイツ人の気質をなかなかうまく纏めて書かれていたのを思い出しました

なんでこんな話から始めるのかと言うと
今回のタイトルにあるようにテーマは昼呑み
何も予定のない休みの日、まだお天道さまが高いのにかかわらず昼から呑むのって
普段から休日も仕事に追われる日々をおくっているものにとっては究極の贅沢ですよね
そんな贅沢をしに向かったのが、大阪はミナミにある
昼呑みの聖地「立呑酒処 赤垣屋なんば店」でした
 

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ここに伺ったのがまだ昼の12時くらい
まだ昼だというのにカウンターはお一人さまで満席でした
とくに最初に入った喫煙ができる部屋は立錐の余地もないほど人が詰め込められていてとても入れ無さそう
しかたがない他の店を当たるかと思っていたところ、店員さんが喫煙席なら詰めれば入れますよと嬉しい一言

それにしてもなんでこんなに混んでいるのでしょう
確かにこの日は日曜ではありますが、まだ昼日中
皆さんすでに酔っぱらっているようです
混雑している理由はこうして朝から飲めて、周りの方々の酔っぱらっているので罪悪感が無いということ
それに何と言っても値段が安い
しかも私の食べた感触では料理も意外と美味い
しかも店員さんはハキハキしてるし、料理もすぐに出てくる
店内も綺小綺麗にしていると、まさに飲兵衛のためのパラダイス!なんですね
 

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キツキツの店内を横切り喫煙コーナーへ向かいます
そこで常連さんらしき人たちに席を詰めてもらい昼のみのなかに入らせていただきます
空けていただいたのがテーブル席(椅子は有りませんが)
カウンターはお一人様ばかりのようです

タイトル通り、まずは昼から生ビール
キリンの一番搾り(中ジョッキ)
いわゆる、中生がなんと330円なんです
 

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店頭あちこちに品書きやらオススメが掲げられていますが
ちょっと目移りしてしまいます
そこでテーブル席手前の壁に貼ってあるパウチメニューを見ることに

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メニューからは
「土手焼き」
ここの自慢の一品だそうですが
じっくり味噌で煮込んだ牛すじ肉に甘みのあるタレが掛かっていてこれがまた美味い
 

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5月のおすすめメニューから
「難波ねぎぬた」
(東住吉区松本さんから直送)
現在は生産が減少してしまったようですが、
この地でかつて盛んに生産されていたのが「難波ネギ」と言われる青ネギ
赤垣屋なんば店でいただきましたが
まさに地産地消といったところでしょうか
 

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こんな感じで30分ほど滞在しましたが
2人で生ビール2杯にシークァーサーハイ1杯、
「土手焼き」2本に「牛串かつ」1本、「難波ねぎぬた」といただきました
こんだけ頂いて2人で1,590円
う~ん大阪の立ち飲み恐るべしといったところです

楽しく美味しかった大阪食い倒れの旅も終了
関西国際空港へやって来ました
国内線の保安検査場(セキュリティレーン)は多少混雑していた程度ですが
JAL側の7番レーンの脇に「大型手荷物受付・職員・乗務員用通路」というレーンがあり
JALのステータスのうちDPのメンバーは利用できるとのことなので、試しにこちらから潜り抜けてみました

さてタイトルにある国内線JALサクララウンジはセキュリティレーンを抜けたすぐ左側にあります
出発までまだ2時間ほど待ち時間があるので、ラウンジでまったりすることとします
 

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以前に、ここを訪れたのは5年ほど前
しばらくご無沙汰しておりましたが、なかなか関西国際空港を利用する機会ってないですからね
そんな関西国際空港、ゴールデンウイークということで多少は混雑しているかと思いきや
このラウンジの利用者は数名程度、貸しきり状態です
ということで本当に、くつろいでしまいました
 

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といっても
国内線のラウンジですから、飲み物とおつまみがある程度です
 

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飲み物はアルコール類が生ビールがアサヒのスーパードライ
ウイスキーがサントリーロイヤルといったところ
あとソフトドリンクはジュースのサーバーが置かれていましたが
今回は前回見かけなかったエスプレッソメーカーが設置されていました
おつまみは柿の種と甘塩せんべい
それにおつまみ枝豆
こんな感じで調査は終了


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ということで甘塩せんべいつまみに
アサヒのスーパードライを頂くことに
 

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さて今回の大阪食い倒れの旅は
たまたま当たった宝くじの5万円の当選金で旅を組み立てました
JALのおともdeマイル割を駆使したりもしましたが、ホテルはモントレーというシティホテル
他に竹田城跡を見に行ったり、USJを訪れたりもし、あちらこちらで美味しい物を食べたりもしましたので、さすがに2人で5万円は無理でした
結局10万円ほどかかってしまいましたが、その分は充分に楽しませていただきいたかな

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今回大阪の食い倒れ、2泊3日の旅でしたが
これ以上居続けたら本当に食い倒れてしまいそうです
大阪食い倒れ・・・・・・恐るべしと言ったところでしょうか

ただ唯一「お好み焼き」を食べる機会を逸してしまったのが心残りです
ということでまた大阪を訪れる機会を作ってお好み焼きを食べつくしに来たいと思います

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