立呑酒処_赤垣屋なんば店で昼呑み

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開高健の本で読んだ記憶があるのですが、朝から飲むビールについて触れていた本がありました(著書の名前は忘れてしまいましたが)
その本の中でドイツ人は朝からビールを飲むという話題になったとき
朝からビールを飲むのは労働者階級であり、我々エグゼグティブはそんなことはない
そういって開高健に自信げに言うのだが、そのエグゼクティブいわく
「我々エグゼクティブは朝からビールなど飲まない・・・昼からだ」というくだりで締めくくられていました(まぁ朝から飲むのも昼還ら呑むのも私には大して変わらないと思うのですが)
確かに日本のように水と空気と安全はただと思われるような国と違い、水代わりにビールを飲むような国もあったのでしょう
そんなお国柄とドイツ人の気質をなかなかうまく纏めて書かれていたのを思い出しました

なんでこんな話から始めるのかと言うと
今回のタイトルにあるようにテーマは昼呑み
何も予定のない休みの日、まだお天道さまが高いのにかかわらず昼から呑むのって
普段から休日も仕事に追われる日々をおくっているものにとっては究極の贅沢ですよね
そんな贅沢をしに向かったのが、大阪はミナミにある
昼呑みの聖地「立呑酒処 赤垣屋なんば店」でした
 

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ここに伺ったのがまだ昼の12時くらい
まだ昼だというのにカウンターはお一人さまで満席でした
とくに最初に入った喫煙ができる部屋は立錐の余地もないほど人が詰め込められていてとても入れ無さそう
しかたがない他の店を当たるかと思っていたところ、店員さんが喫煙席なら詰めれば入れますよと嬉しい一言

それにしてもなんでこんなに混んでいるのでしょう
確かにこの日は日曜ではありますが、まだ昼日中
皆さんすでに酔っぱらっているようです
混雑している理由はこうして朝から飲めて、周りの方々の酔っぱらっているので罪悪感が無いということ
それに何と言っても値段が安い
しかも私の食べた感触では料理も意外と美味い
しかも店員さんはハキハキしてるし、料理もすぐに出てくる
店内も綺小綺麗にしていると、まさに飲兵衛のためのパラダイス!なんですね
 

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キツキツの店内を横切り喫煙コーナーへ向かいます
そこで常連さんらしき人たちに席を詰めてもらい昼のみのなかに入らせていただきます
空けていただいたのがテーブル席(椅子は有りませんが)
カウンターはお一人様ばかりのようです

タイトル通り、まずは昼から生ビール
キリンの一番搾り(中ジョッキ)
いわゆる、中生がなんと330円なんです
 

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店頭あちこちに品書きやらオススメが掲げられていますが
ちょっと目移りしてしまいます
そこでテーブル席手前の壁に貼ってあるパウチメニューを見ることに

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メニューからは
「土手焼き」
ここの自慢の一品だそうですが
じっくり味噌で煮込んだ牛すじ肉に甘みのあるタレが掛かっていてこれがまた美味い
 

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5月のおすすめメニューから
「難波ねぎぬた」
(東住吉区松本さんから直送)
現在は生産が減少してしまったようですが、
この地でかつて盛んに生産されていたのが「難波ネギ」と言われる青ネギ
赤垣屋なんば店でいただきましたが
まさに地産地消といったところでしょうか
 

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こんな感じで30分ほど滞在しましたが
2人で生ビール2杯にシークァーサーハイ1杯、
「土手焼き」2本に「牛串かつ」1本、「難波ねぎぬた」といただきました
こんだけ頂いて2人で1,590円
う~ん大阪の立ち飲み恐るべしといったところです

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このページは、r-ohtaniが2016年6月 1日 05:59に書いた記事です。

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