大阪のエスカレーターは右側に立ち、左側を空ける
私の住む札幌や東京などとは真逆となっています
何処かに対する反骨心なのか、そんな独自のルールが色濃く残るのが大阪なのですが
大阪で最も順守しなければならない決まりごと
串揚げを食べる際は必ず守らねばならない大阪の暗黙の了解に「ソースの二度漬け禁止」があります
表示がなくとも破る方はいないそうで、まさに大阪ではルールと言うよりは法律に定められているとも言うべき決まり事です
大阪へ来たのなら、そんなソースの二度漬け禁止を体験せねばなりません
そこでやってきたのが、サラリーマンの聖地たれ新梅田食道街にある
「串かつ専門店松葉総本店」でした
実はこのお店、昨晩訪れる時間が遅かったため残念ながら閉まっていて入れなかったお店です
そんなお店に今日はリベンジ
夕方5時ころ訪れましたが、御覧の通りやっていました
しかも大阪梅田で人気の串揚げ屋さんとあってお店は満席
店の様子を遠くから眺めているとやって来たお客さんは店先で並ぶのがルールのようです
もっとも店内には20~30名が入れるうえ、立ち呑みのお店と言うことで、お客の回転も早く
ちょっと待っていたらすぐにスタッフが空いた席に案内していました
さてこの串かつ専門店松葉総本店は昔ながらの「揚げ置き」スタイル
立ち呑みのカウンターの前に置かれた揚げ置きのバットに揚げられたものが次々載せられていきます
ちなみに精算を簡単に済ますために、串は価格別になっており
回転すしのように食べた後の串で勘定を計算する仕組みになっていました
「串揚げの料金は、串の種類にて計算いたします。12cm: 100円 15cm: 120円 てっぽう: 150円 」(串かつ専門店松葉総本店のHPより抜粋)
そうそうソースの二度漬けは禁止ですが
ソースが足りない場合は手前にあるキャベツでソースを容器からすくってカツにかけるのが、ここ大阪のルール
けれどここ松葉にはソース入れが常備されていました
まずはようやくこのお店を訪れる事が出来たことに乾杯
そうここにたどり着くまで2晩かかっているんです
さてその生ビールですが、いわゆる中生が450円、ハイボールにいたっては400円
廉くはないにせよ有名店にしては値段は抑え目でした
まずは揚げ置きされていた
「きす」から頂きます
初めてとあって、二度漬け禁止に拘り過ぎてちょっとソースをたっぷり漬け過ぎてしまいました
ここは本来なら揚げ置きの店なのですが、バットに無いものは注文できるようで
周りね方々は次々と頼んでいます
私も揚げたてが食べたくて「うずら」「えび」
そして写真は撮り損ねましたが
「カマンベールチーズ」「牛串」を頼んでみました
ちなみここ松葉総本店で一番美味しかったのがコレ
「豚玉」
最初メニューを見たときはてっきり豚肉とタマネギの串揚げと思っていたら
どうやら違うようです
なんとそれは豚肉のメンチカツとも言うべき串カツ
中を割ってみると豚肉のミンチが長ネギなどと和えられ揚げられています
これが絶品でした
きっと豚肉のミンチが卵のように丸められて揚げているので豚玉なのでしょう
周りの方々も、えっ「豚玉」あるの?てな感じて次々頼んでいました
串数本とビール2杯で松葉は終了
今朝は朝早くからUSJへ向かった為か、 この辺がリミット
夜食に「はなだこ」に立ち寄り、たこ焼き買ってホテルに帰る事にします
コメントする