サラリーマンの聖地_新梅田食道街「華風菜館しんきょう」の餃子

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大阪梅田は阪急百貨店隣に位置する「新梅田食道街」
昭和25年、戦後の混乱から大量解雇のやむなきに至った旧国鉄が退職者への救済事業として作った施設がこの「新梅田食道街」だそうで
当初は18店でスタートを切ったのが始まりですが、現在は100店舗ほどが軒を並べているとのこと
そんな時代に作られたせいかそれぞれのお店の区画が狭いため立ち飲みの形式をとる店が多いのが特徴で、場所柄サラリーマンが会社帰りにちょっと立ち寄り一杯ひっかけて帰るような地元密着型の飲食街です
この入り口の看板を見ただけで、いかにもサラリーマンの聖地たる雰囲気が漂います
観光客が訪れるのを拒むような感もありますが、今回勇気を振り絞り一歩足を踏み入れることにします
 

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高架下に作られたこの食道街、無謀にも2階建てとなっているため天井が低いうえ
迷路のように入り組んでいてまるで魔界に迷い込んだよう
そんな魔界での私どものお目当ては「串揚げ」でした
大阪にきたのなら「二度漬け禁止」を体験しないとには始まりませんね
ところが食道街をお目当てのお店を探し歩き回りますが、どこにもそのお店は見当たりません
串揚げを食べるのはこの混沌とした世界である新梅田食道街にあるお店と決めていただけにちょっと残念
よく探したところお店の暖簾はすでに仕舞われておりました 
 

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というのもここに来るまで大阪駅周辺を迷いに迷ったこともあり
新梅田食道街にたどり着いたのが、すでに夜の10時半
食道街でも1・2の人気を誇るお店だけあって閉店時間も早かったようです
お目当てのお店が閉まっていたこともあり
ここで体力・気力萎え果ててしまいました
そういや今日は朝早くから飛行機の空席待ち、大阪に着いたら並んで近大マグロを食いに行き
往復7時間超の竹田城跡めぐりとちょっと欲張りすぎたかな
梅田スカイビルで夜景なんぞ眺めに行ったおかげで、ここにきて最後の最後で詰まってしまいました
 

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とりあえず疲れたんで、何かつまみになるものを買って
コンビニでビールとワインを買い込みホテルの部屋で一杯やろうと
物色していたところいい店を見つけました
それが「華風菜館しんきょう(新京)」
入り口前には「手作り餃子」と張り紙があります
その下には
『ここで40年本当に美味しい餃子です』

ここでテイクアウトの餃子を買っていくことにします
そうホテルはここ新梅田食道街のすぐ側を予約して有りました

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この「華風菜館しんきょう」結構な人気店のようでパート1からパート3まであるとのこと
今回伺ったのがその本家であるパート1
カウンター12席とテーブル席に数名の店舗ですが
常連らしき人たちが、入るなりメニューも見ずにセットメニューを頼んでいきます
(生ビール1杯と餃子それにお好きな小鉢がついて千円というビー餃セット)
これでも良かったな~と後悔しつつも
頼んだテイクアウトの餃子が焼けるのを待ちます
 

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今回頼んだのは下の写真にもある
餃子持ち帰りには20個と15個があり、20個だと多いかと思いつつも800円と言う安さも手伝い頼んでしまいました
ただここ大阪はこれがデフォルトなのかどうかはわかりませんが
まるで点天のような小ぶりな餃子
これなら2人で20個は楽勝です
ということでもう一軒「たこ焼き」でも買って行くことにします


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部屋に舞い戻り
餃子とその後買い込んだ「たこ焼き」をビールで流しこみましたが
これが美味い、何個でもいけそうです
ちなみに後で調べたところANAの機内誌「翼の王国」でここの餃子が紹介されていました
偶然迷いこんで入ったお店でしたが正解でした

といった所で大阪食い倒れ初日が終了
いや~疲れたってな感じです
明日はまた早いので(4時半起床ですがこの時すでに午前0時)すぐに寝ることとなりました
 

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このページは、r-ohtaniが2016年5月16日 19:11に書いた記事です。

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