さてゴールデンウイーク前半
JALのおともdeマイル割を使い大阪へ出かけたのですが
当初予約していた便を繰り上げることが出来たおかげで
なんと朝の9時半には大阪伊丹空港へ到着してしまいました
もともとの便だと夜の7時くらいの到着となってしまうため、この日は夜どこかで食って飲んだら終わりと思っていただけに、朝一の便に繰上げできたのは嬉しい
なんだか丸一日分くらい得した気分です
到着した伊丹空港から予約したホテルのある大阪駅まではリムジンバスで向かいます
そのリムジンバスが空港から高速道路に乗ったあたりで
青いやつ(ANA着の機材)が下りてきました
伊丹空港を廃止するために関空を作ったという話もありますが
上の写真の通り、民家の真上を航空機が下りてくる様子が見ると、なるべく早く手を打った方が良いのではと思えてなりません
(伊丹空港は大阪や京都にアクセスも良く利用者が増えているのもわかりますが、市街地上空を下りてくる航空機の数だけを見ると普天間よりもよほど危ないのではないのかと思えてなりません)
さて今回のゴールデンウイーク前半の旅
大阪を目指したわけは「食い倒れ」
3日間でどれだけ美味しいものが食べられるかがテーマとなります
その一軒目となるお店は
近大卒の魚と紀州の恵み「近畿大学水産研究所」となりました
なんだかこのお店、大阪や関西の食のイメージはありませんが、まあその辺は西日本ってことでご容赦を
その近畿大学水産研究所
「養殖魚専門料理店」を前面に出す独特の価値観のお店のうえ、なんだか七面倒くさい名がついていますが、なんだか美味しそうなものが食べられそうな予感がします
近畿大学水産研究所といえばなにはともあれ「近大マグロ」の名が浮かびます
その近大マグロ
以前一度食べたことがありました
それは昨年行った奄美大島南端にある瀬戸内町
実はここもまた平成10年から近畿大学の研究施設が作られマグロが養殖されています
ということでその近大マグロを提供する「せとうち海の駅」の2階にあるシーフードレストランまでレンターカーを駆り食べに行きました
今回その美味しかった近大マグロをまた味わおうと、大阪に着いたとたんまず最初に伺ったというわけです
下の写真が奄美大島は瀬戸内で食べた近大マグロの「マグロ丼」です
中トロといった新鮮なマグロが丼の上にこんなにのっているうえ、麺とセットの「本マグロ丼定食」が千円でした
近大マグロは「海を耕し、海産物を生産しなければ日本の未来はない」という近畿大学水産研究所の理念のもと誕生した傑作
豚や鳥が天然ではなく養豚やブロイラーで生産されるのと同様なのでしょう
海産資源は有限であり、水産業の未来は養殖にあるのだという理念は素晴らしいですし
なにしろ天然だと高価な魚介類がそれなりの価格で消費できるのは歓迎できます
その養殖技術は日々進化しているようで、まあ私の舌の感覚くらいでは天然と養殖の区別はつかないくらいになってますので
是非とも水産業界の将来のために養殖事業を官民一体で推し進めてもらいたいものです
さてリムジンバスに揺られたどり着いた大阪駅
まずはスーツケースをホテルに預け
大阪駅で今日明日のキップを手に入れたあと向かったのが
大阪駅の真裏?にそびえるグランフロント大阪
そこの6階に店を構える近大卒の魚と紀州の恵み「近畿大学水産研究所」でした
開店前の20分ほど前から並びましたが、すでに5〜60人くらい並んでいました
もしかしたら2順目かもしれないとスタッフに言われましたが、開店までの20分お店の前にあるモニターで養殖場の様子など眺めつつまったりと待ちます
11時になりいよいよ開店となりましたが、一組づつ丁寧に席に案内するので結構時間がかかります
人数を数えると、これはどうやら2順目になりそうとあきらめかけたところ
最後から2組のところでなんとかカウンターに案内されました
いや~ラッキー
このあと乗る電車の時間も迫ってきていましたので、ここは一安心
(このあたりは相変わらずの弾丸旅行です)
カウンターの座席に座り内側を覗くとそこは生ビールなどのお酒を提供するスペースのようです
ビールの銘柄はサントリー、ウイスキーもそうですしこのあたりはさすがにサントリーの子会社ダイナックの運営ってところでしょうか
さて席に着く前、並んでいた時にすでにこのランチメニュー「近大卒の魚と紀州の恵みランチ」は回されていたので
頼む心づもりはすでにできていました
私が頼んだのはそのメニューから
「近大マグロと選抜鮮魚のお刺身御膳」日替わり小鉢・味噌汁・香の物
それからザ・サントリープレミアムモルツ(樽生中)を頼みます
ここはやはり近大マグロは外せませんが、他の養殖魚も美味しんだろうと思いここは奮発して頼みました
ここもホームページから抜粋しますが、こう謳っているんです
『近畿大学が和歌山県の白浜や串本・大島、浦神、そして奄美大島を中心とした生簀で手塩にかけて育てた安心・安全、新鮮な魚たちです。クロマグロを始めとした、ヒラメ、マダイ、シマアジ、ブリ、カンパチなどの近大卒の魚たちは、お刺身はもちろんの事、当店お薦めの調理法でお召し上がりいただけます。』(近畿大学水産研究所ホームページより抜粋)
お造りはかなり厚めに切られており
手前のハマチは普段も養殖物しか食べませんが、これは脂の乗りが良かった
鯛のぶつ切りもコリコリとした食感も楽しめました
大トロ・中とろはその名の通りトロッとしてて美味しかったですし赤身のマグロもかなり美味しく満足満足
汁ものは近畿大学ってことなのでしょう赤だしの味噌汁
これにはマグロのつみれが入っていて、ついつい一気に食べてしまったところ
おかわりはいかがですかと言われたので、ついついご飯とともに2杯ずついただいちゃいました
ご飯の2杯目は小鉢に入れられたマグロの角煮だけでいけちゃう位、このマグロの角煮も旨かった
それにしてもこれからもあれこれ食べることになるでしょうし
食べ過ぎに注意しようとは思ってはいても箸は止まりませんでした
我が家の奥さんが頼んだのは
近大マグロと和歌山産しらすの紀州丼
寿司飯に和歌山産のしらすがのり
それにぶつ切りの中トロとマグロがのっています
これもまた美味そうですね
ちなみに昼はこのとおりの人気ですが、夜の宴会はそれ以上とのこと
どれほどの人気かと言うと予約は今現在なんと5月は満席
6月・7月はほぼ埋まっているのだとか
いや3か月待ちですよ・・・・土日なんかは夜入れないんじゃないでしょうか?
けれど落ち着いた頃、夜に伺いどっしりと飲みながら食べてみたいものですね
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