羽田整備場・沖縄2025の最近の記事

さて先日の成人の日を交えた連休は豪雪に喘ぐ滝川の地を抜け出し
格安航空券を使って常夏の楽園沖縄へ行ってきました
 


 

飛び立つのは金曜日の深夜21:15分の便
札幌での新年会後、札幌駅からエアポートに飛び乗り新千歳空港へ
到着後はすぐにJALダイヤモンド・プレミア ラウンジへ


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年末年始の旅ではタイ航空を利用しましたし、その前の9月の連休はANA&シンガポール航空、お盆休みはエバー航空とスターアライアンスばかり使っていたんで、JALのラウンジは久しぶりの訪問となりました
 

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ラウンジからエプロンを覗くと
米大リーグ(MLB)・ドジャースの大谷翔平をデザインした特別塗装機の『DREAM SHO JET』のエアバスA350-900型が見て取れます
残念ながらこれは私どもが乗る1つ前の便だったようです


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いつものダイニングが迎えてくれましたが
ここに来ると旅が始まると実感できます
 

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さてラウンジと言えば何がなくとも樽生ビールなんですが
ここJALダイヤモンド・プレミア ラウンジには
「キリン 一番搾り プレミアム」
「サントリー ザ・プレミアム・モルツ」
「アサヒ 熟撰」
「サッポロ クラシック」
のビールサーバーが並びます
とは言え先ほどまで新年会で飲んできたので
ここはアサヒ熟撰を一杯だけ頂くことに
 

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さてここ新千歳空港国内線JALダイヤモンド・プレミア ラウンジでも
「国内線のラウンジでもワインや日本酒が飲みたい」というお客さまの声に応え、4月より国内線ダイヤモンド・プレミア ラウンジでワインと日本酒の提供が開始されています
内容は北海道生まれのワインテイスター大越 基裕氏による選定のお酒ってことで
 

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(JAL HPより拝借)
 

ここ新千歳空港で提供されるのは
スパークリングワインはフェッラーリ・マキシマム・ブラン・ド・ブラン
白ワインは昨年訪れたオーストリアのシュロス・ゴベルスブルク(現存するオーストリア最古ワイナリー)
そして日本酒が国稀酒造の国稀
これらはカレンダーからすると、先月の提供予定の物なんですが
思いのほか消費が少なく先月分が残ってしまったのかもしれません
本音では1月から提供予定だった、上川大雪酒造の碧雲蔵 十勝 特別純米が飲みたかったのですが
 

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ニッカウヰスキー 竹鶴 ピュアモルトが有ったので
こんな所じゃなきゃなかなかできないハイボールにしていただくことに
 

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夜食にJAL特製焼カレーパンに加え
鶏五目おにぎりと
 

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梅しそおにぎりをいただきお腹いっぱい
機内で熟睡できそうです
 

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そうそうこのラウンジからは、この春いよいよ始動する半導体工場ラピダスが深夜に関わらず
煌々と照明を照らし工事しているようでした
 

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さて、今回の沖縄旅行
3連休のなか格安の航空券を探したことから、羽田からの便は夕方出発する便となりました
丸一日を東京で過ごすこととなることから
午前中は羽田空港整備場で行われている「JAL工場見学~スカイミュージアム」というツアーに参加することに
ちなみにこのツアー、大人気のようで土日に予約を取るのは大変でした


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エレベーターを降りてすぐにある「スカイランウェイ」
滑走路を思わせるスペースには、JALで働くスタッフの仕事内容がわかる「お仕事紹介」ブースのコーナーになっていました


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すぐわきには「アーカイブズゾーン」
キャビンアテンダントなど客室乗務員の歴代制服が展示
 

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アーカイブズゾーンにはモデルプレーンも展示
歴代航空機12機のモデルプレーンがあります
 

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それに加えJTA時代の少し古いボーイング737のフライトシュミレーターとして活躍したコックピットがあり
パイロット気分で記念撮影できるようになっていました
 

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そうこうしている間に、いよいよ工場見学の時間となり
ヘルメットを被って整備工場(格納庫)へ向かいます


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まず向かったのがM1格納庫
飛行機2機を同時に収納できる広さsで、機体の塗装や1週間から1月程度を要する重整備に使われるんだそうです
このツアーでは写真のようにこうした機体を実際に整備しているところを見ることができるのが魅力ですね
 

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それぞれの機材に合わせ組み立てられた足場が見て取れますが
肝心の機材はまだ搬入されていませんでした


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ただこちらにはJALの有志が作った精巧な飛行機の模型が展示されていました
模型はボーイング777-200と懐かしい感のあるボーイング747-400
実際にラジコンで操作し飛ぶんだそうです
ちなみにエンジンは1基100万円ほどするんだとか


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次に訪れた「M2格納庫」はM1格納庫よりも大きく、最大5機が格納可能
  

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大きな格納庫内に柱はなく、壁と天井のみで全体を支える造りとなっています
 

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手前にあったボーイング787-8はエンジンの整備中のようでした
 

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格納庫内には外された航空機エンジンもありますが
これらはここ羽田で整備するのではなく成田に送られそこで整備するんだそうです
 

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なかなかセクシーなヒップラインのボーイング787-9を撮影できました
ちなみに航空機種を見分けるコツはおしりの先の部分にあるAPS(補助動力装置)
APUの排気口は機種によって違うのでこれが判れば簡単に見分けがつくと教わりました
 

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格納庫の隅にあったこいつはそんなAPS(補助動力装置)でしょうか
 

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そうそう私どもがここを訪れる前日に
JALがサメ肌塗膜のボーイング 787-9型機を世界で初めて国際線に導入ってことで
ここで記者会見が開かれたんだそうです
よく見てみると機体胴体の大部分にリブレット形状(サメ肌状)の塗膜を施しているのが見て取れました
 

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次に格納庫の奥に進み、ボーイング777-300ERの整備の様子を見学
ジャンボの愛称で知られるボーイング747-400よりも大きな翼幅、胴体長をもつこの機材は双発機としては世界最大というのが
こうして間近でみるとよく見て取れました
 

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航空機のドアは左側が開くのが、普通ですが
ここでは右側ドアが開いていてちょっとレアな感じが致しました
 

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ボーイング777-300ERを真ん前から見てみました
 

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操縦席のガラスにはワイパーが付いているのがよくわかりました
 

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工場見学終盤に格納庫の大きな扉が開き
格納庫から滑走路を眺めるといって絶景が望めました
 

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航空機がスポットインしている際に使用する、車輪止めのチョーク
その名の通りチョーク製
古くなったものを再利用した「合格祈願御守り」が、滑らないお守りとして人気なのだとか


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そんなチョークは買いませんでしたが
自分への土産を物色するためミュージアムショップにも立ち寄り
 

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トートバックやスマホのストラップ
ゴルフのマーカーなどを購入し、ご機嫌で帰りました
ちなみに当日使用したJALスカイミュージアムのストラップはこちらも土産に持って帰って良いとのことでした
 

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午前中はJAL羽田空港の整備工場見学でしたが、昼からはANAの整備工場見学
ANA Blue Hangar Tourに参加(これも予約に苦労しました)
 

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元ANAの整備士さんのガイドは、JALとはまた違った味のあるツアーでした
アメリカ🇺🇸ボーイングの機材が多いんで、インチ工具
スナップオンが多かった

 

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たくさんの写真をとりましたが、SNSなどへのUPは ANAの検閲を受けたあととの事でしたので、後日blogで書きこみさせていただきます
ちなみにYoutubeに『ANAの機体工場見学、「ANA Blue Hangar Tour」としてリニューアルオープン』がありましたので貼っておきます


今回の沖縄の旅は格安航空券を使った旅であることから、前夜に東京入りしたのにかかわらず、翌夕方出発するといった割と不人気な便となってしまいました
まぁそんなこともありこの日は羽田空港のJALとANAの格納庫を巡るツアーに参加した次第です
それに加えANAの整備工場を見学する「ANA Blue Hangar Tour」が終わるのが15:00
沖縄に向け飛び立つ便は16:00発とギリギリといったタイトなスケジュールでした
3連休と言う事で混雑していた羽田空港でしたが、JALのファーストクラス専用保安検査場を使いスムーズに制限区画へ


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その後、あまり時間は有りませんでしたが
「JALダイヤモンド・プレミア ラウンジ」にも立ち寄りました
 

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滞在時間はとれても15分くらいなんで、ダイニングの近くの席に陣取ります
 

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さてラウンジと言えば何がなくとも樽生ビール
普段はなかなか飲む機会のない「キリン一番搾りプレミアム」をいただきます
このキリン一番搾りプレミアム、何がプレミアムかと言うと、キリン2号とかいこがねといった2種類のホップの総称として名付けられた「IBUKI」ホをふんだんに使用して作られたビールで、どちらかと言うと贈答品として取り扱われるビール
ラウンジくらいでしか飲めないこともあり、こいつがあればたいてい飲む樽生ビールだったりします
他には「キリンハートランド」や「サッポロヱビス」「サントリー・ザ・プレミアムモルツ」のサーバーが並んでいました
 

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そして新千歳空港同様にここ羽田空港でも
「国内線のラウンジでもワインや日本酒が飲みたい」というお客さまの声に応え、昨年4月より国内線ダイヤモンド・プレミア ラウンジでワインと日本酒の提供が開始
 

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(JALのHPより拝借)
 

赤ワインはシャトー・ド・カンデール・オー・メドッ フランス
 

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スパークリングワインはフェッラーリ・マキシマム・ブラン・ド・ブラン
白ワインは昨年訪れたオーストリアのシュロス・ゴベルスブルク(現存するオーストリア最古ワイナリー)
そして日本酒には新潟加茂錦酒造の加茂錦 純米大吟醸 荷札酒 山田錦が置かれていました
もちろん軽く一杯行かせてもらいます
 

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フード類も羽田空港JALダイヤモンド・プレミア ラウンジは国内線に関わらず豊富で
人気の「JAL特製焼きカレーパン」は無論
 

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クロワッサンは3つ星レストランでも提供されているメゾンカイザーのもの
 

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今回初めて見ましたが、ジャーマンポテトパンなるものがありました
 

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おにぎりは2種
「いかめし風味お結び」と「おかかお結び」
 

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対して滞在時間は有りませんでしたが、さらっと楽しんで
沖縄行きのエアバスA350-900に乗り込みます
 

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沖縄での宿泊は那覇の繁華街松山のホテルタイラといたしました
理由はゆいレール美栄橋駅まで歩いて10分と言った立地の良さと、ホテルの周りは繁華街で食べに行くには不自由のない場所であること
そして何より安い!
そう2人で1泊6,300円と言ったコスパが魅力の宿だったからです
 

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昭和50年オープンってことで、さすがに施設の古さは否めませんが
元はシティホテル
ラウンジバーだったらしきスペースには自由に使える電子レンジがあったり
1階には沖縄料理と海鮮居酒屋「平家亭」が併設、なかなか評判の良い居酒屋のようです
残念ながら今回は行きたいところがあり、そちらに伺いましたが
次回は予約の上、伺いたい居酒屋でした
それに我が家の部屋飲みに欠かせない氷もフロントに依頼したら、ここ平家亭から届けてくれました
 

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部屋もいつも使うようなビジネスホテルとは違いスペースに余裕があるうえ
ベットはツイン
椅子とテーブルがあるのもホテル飲みが多い我が家には嬉しい設備
 

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テーブルやスーツケースが置ける台、テレビ、湯沸かしポット(さんぴん茶が添えられていました)に加え
大きな空の冷蔵庫が備えられていました
ただしこいつは到着時には電源入れられてはおらず、自分でスイッチを入れて使うようですが
何の説明もなかったことから電源を入れる事はなく、最初の夜はただの箱と化していました
 

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別途脇のテーブルには集中冷暖房のコントローラー、照明の集中スイッチ
そして嬉しいことに100Vのコンセントに加え、USBタイプAのコンセントが2個備えられていました
 

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風呂・トイレはユニットタイプ
風呂桶は小さいですが、もともとこちら沖縄の方は湯船に浸かることは少なくシャワーが一般的と聞いていたのでこんなものでしょう
ということでいつもの私の覚書はこんなところ
日本を訪れる外国人観光客が激増しホテルの宿泊費が高騰するなかにあって嬉しい価格帯のホテル
この価格帯が維持されるようならまた利用したいと思います
 

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那覇のホテルにチェックインしたあと向かったのが、久茂地3丁目「海産物料理とあわもりの店なかむら家」
1984年創業の老舗の居酒屋で
聞き耳を立てていると、いかにも地元沖縄らしき方々の話が聞こえてくることから、観光客は無論、地元民にも愛される人気のお店のようです
 

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ちなみにそんな人気店ということもあり、夜の8時半で予約したところその時間は予約を取っていないとのことでした
しかなく予約なしで伺いましたが、予想通りこの日は土曜日と言う事もありそんな時間でも店内は満員
玄関先でしばし待って入店となりました
 

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店内の座敷席に通されましたが、三線などいかにも沖縄らしい装飾で彩られており、沖縄の古民家の雰囲気を醸し出しています
ちなみに写真は帰りがけで最後の客として撮影したもので、当日は満席で活気に満ち溢れておりました
 

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壁にはおすすめめの短冊メニューがずらり
一番気になったのが店の名を冠した「なかむら揚げ」
 

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それにテーブルに置かれたメニューを見るとなんだか安い
 

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アルコールも同様で、シークワァーサーサワーが495円
これはもちろん頼みました
 

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オリオンビールも良いのですが、折角の沖縄なんで、がっつり泡盛が飲みたいと
残波白(ザンシロ)をボトルで頂くことに
これには氷と水がセットになっていましたが、アイスペールがなんとも言えない昭和レトロな感じでした
  

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泡盛などのボトルキープは2ヶ月
お店の棚にはびっしりとボトルキープの泡盛が並びます
さすがに閉店までの1時間では飲み切れなかったのですが
ただ我が家としては2ヶ月内の再訪は難しく、残りはホテルに持ち帰り翌晩いただくことに
 

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料理のほうはと言うと、まずお通しは島らっきょの茎の塩漬け
これが美味しかったこともあり翌日、道の駅許田で島ラッキョウを購入することとなりました
ジーマミ豆腐はもちもちと評判なので無くなる前にさっさとオーダー
  

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ところで名物の刺身は1人前が、なんと800円
写真のが1人前です
内容はしちゅうまち、あかまち、いらぶち、カンパチ、マグロ
私は北海道出身ですが、沖縄の魚も大好きで
毎回この刺身で泡盛を飲むのが沖縄の醍醐味となっています
  

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グルクン唐揚げはパリッパリな食感で、特に皮や骨がうまい


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そしてスタッフにお薦めを聞いて頼んだ
ビタローのバター焼き
外はカリカリ中はふわっとした食感でバターの濃い味が、白身の魚とマッチングし絶品でした
 

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ちなみに名物の「なかむら揚げ」はソールドアウト
かわりに頼んだ天ぷら盛り合わせ
会計は全て込みで7,500円くらい、なるほど予約が取れないわけです


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ちなみにこの海産物料理とあわもりの店なかむら家は、2006年公開の映画「涙そうそう」のロケ地となったそうです
劇中では「琉球家庭料理みどり」と言った看板がかかっていて、新垣洋太郎(妻夫木聡氏)さんが働いていたお店として登場
こんどDVDを借りて見てみようと思っています
 

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朝一でレンタカーを借り、大急ぎで沖縄美ら海水族館へ
 

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そんな美ら海水族館はまだ朝の10時でピーク時ではないはずですが、何処の水槽前も人で溢れかえっています
ANA・SFC沖縄修行で2022年に美ら海水族館を訪れた時は閑古鳥が鳴いていましたが、来館者はかなり回復したようです
 

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さて私自身何度か訪れている美ら海水族館ですが、今回の訪問目的の一つが「カフェ・オーシャンブルー」
大勢の来館者による喧騒とは無縁となるカフェで黒潮の海の魚を眺めつつお茶しようというもの
何はともあれ受付をすませたら、他には目もくれず黒潮の海の水槽(観覧順路のかなり後半部分となります)まで大急ぎでやってきて
カフェの受付ですぐに予約
ラッキーなことに4組待ちくらいでした
 

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20分ほど待ったでしょうか、ボードに私の受付番号が表示されいよいよ入店
ちなみにこの水槽が目の前にある指定席と書かれた有料席の料金は40分間で500円
後ろのほうの席は無料となっています
 

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ジンベエザメやナンヨウマンタなどの魚たちが悠々と泳ぐ「黒潮の海」大水槽を眺めながらしばしまったり
 

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メニューは最近はやりのQRコードを読み込みWebにてオーダー
もうスマホなしでは何にもできない世界のようです
で、頼んだのが「ちゅらティージンベエザメ(バタフライピー)」と「ラテアートコーヒー」
ポケベルが鳴ったらカウンターに取りに行くセルフサービスのカフェでした
 

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席のすぐ前をジンベイザメのジン太がコバンザメを従え泳いでいきますが
カフェでの優雅なひと時はこれくらいにして、次は沖縄美ら海水族館のバックヤードツアー
【裏側まるごとウォッチング】に参加に伺います


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さて今回の目的の2つ目である沖縄美ら海水族館のバックヤードツアー【裏側まるごとウォッチング】に参加
水族館の舞台裏を探検できる特別なツアーで、通常の来館者が立ち入ることのできない水族館の裏側や、巨大な水槽の上からの眺めるなど、水族館の舞台裏を隅々まで見学
それに加え専門の飼育員がガイドとなってくれ、飼育の苦労話など興味深い話を聞きつつ水族館の裏側を覗いてみて回るという驚きと感動の連続のツアーでした
  

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まずは巨大な「黒潮の海」水槽の上部に立ち、水面から泳ぐ魚たちを観察
特に「黒潮の海」大水槽の上から、水面近くを泳ぐジンベエザメの背中に特徴的な白い斑点模様がはっきりと見ることができました
ちなみにこうして魚を上から見ることは、日本では室町時代から池や桶などで飼われた金魚や鯉を上から見る文化で
対してヨーロッパでは水槽に飼われた魚を横から見るのがほとんど
そう今回は日本の文化に乗っ取りジンベエザメを見学させていただいたというわけです
 


 

そんな生き物たちの餌を準備する調餌室も見学
ここには様々な海洋生物に与える餌の種類が冷凍庫にて保管されています


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大食感であるジンベイザメのジン太への昼飯(オキアミ)は水で解凍中でした
海洋生物の状況を踏まえ、ビタミンを添加し与えることもあるそうです
そう粉末をそのまま与えることはできませんからね


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他にもぶつ切りにされたサバやイカなども準備されていました
 

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ちなみにこうした餌は品切れになると海洋生物に影響が出ることから
多くの仕入れ先から納品になっているのだとか
写真にはハングルで書かれたものまでありました
 

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こちらのゲートは新しく到着した生物を受け入れる施設
上部にリフトが備えられていますが・・・・
 

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これは大型の海洋生物に極力負担にならないようにリフトに吊るされたまま、大水槽まで運べるよう工夫されていました
 

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「サメ博士の部屋」の水槽を上からのぞくと
中央に絶滅危惧種に分類されている希少種の「シノノメサカタザメ」がいますが
2023年11月にここ美ら海水族館で生まれたんだそうです
端っこにいる白っぽいサメはトラフザメもおりました

 

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そうそう大水槽ではダイバーがなにか作業を行っていました
サメの泳ぐ水槽で作業とはちょっと怖いですね
 
次に水を循環させるポンプ室にも案内されましたが、こちらは残念ながら撮影禁止でした


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深海コーナーには小型の無人潜水艇(ROV)の実物が展示されていますが、こいつが深海の生き物を採集・調査する秘密道具
このROVには生物捕獲用のマニピュレータと吸引装置が備えられており、生物を採集することが可能なんだとか
台座にしている青い箱は実は潜水艇を潜らせるときに使うケーブルが収められているそうです
 

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これは深海魚を地上に適応させるための重力式加圧水槽
沖縄周辺の深海から釣りやトラップなどによって採集された深海魚などの生物は
この加圧水槽で徐々に減圧することで低圧下でも飼育が可能となるそうです
 

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そんな深海の生物「ダイオウグソクムシ」
実際につかんでみました
 

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最後にスタッフ一押しの飼育員が観賞魚を観察する小部屋に連れてこられました
普段、黒潮の海を観覧する場所のアクリル板より薄いことから水槽内がよく見て取れるそうです


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この小部屋からジンベイザメのジン太が餌を捕食するところを観察
上から別の飼育員が餌を投げ入れていてそこにジン太が大きく口を開けて食べているのですが、小魚が一緒に食べられるのではと心配になってしまいます

てなわけで沖縄美ら海水族館のバックヤードツアー【裏側まるごとウォッチング】は終了
飼育員の丁寧な説明もあり、かなり楽しめました
ありがとうございました
 

沖縄美ら海水族館のバックヤードツアーのあと
昼飯を食べようと「名護漁協食堂」にやってきました
ここは「名護漁港水産物直売所」内にある食堂で
漁港ならではの新鮮な魚を使用した寿司、海鮮丼、魚汁、天丼、唐揚げ、バター焼きなど、様々な料理を提供しているとの噂を聞いての事でした


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いかにも直販所にある食堂といったセルフサービスのお店
券売機で食券を買い、カウンターに差し出すと番号札を渡されます


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さて何を頼もうか、壁に貼られているメニューを見るとそのほとんどがソールドアウト
ここに着いたのが午後1時という事もあり、これは仕方ありませんね
 

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頼んだのは私がミックスフライ定食、私が頼んだところでメニューに完売御礼の札が貼られました
エビフライなど揚げたてで美味しかったのですが、なによりもセットにしたイカ墨汁がめちゃくちゃ美味しい
イカ墨汁には柔らかいイカの身と大根がたっぷり入ったが入っているうえ旨みたっぷり
これだけ頼んでも価値がありそうです
 

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我が家の奥さんが頼んだ日替わり定食の「白身魚の唐揚げバターソース」も美味しそう
もちろんイカ墨汁とのセット
双方小鉢にモズク酢が付いていました
まぁ次回は開店直後を狙って、今回食べ損ねた海鮮丼をいただきたいと思います
 

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年間を通じて気温が温かい亜熱帯気候の沖縄において
大自然を満喫できる自然豊かなビオスの丘なる施設があると聞いてレンタカーを駆りやってきました
場所は沖縄本島の中部うるま市に位置し、約7万5千坪の広大な敷地面積を誇ります
 

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ビオスの丘には動物がたくさんいて今回はそんな動物たちと戯れてきました
まずは大きな角をもつ水牛が昼寝していますが
 

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そんな水牛は使い、ここビオスの丘では沖縄本島では珍しい水牛車が園内散策の定期運行を行っているそうです
 

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そしてビオスの丘の中央付近にある「遊御庭」は
豚やヤギなどの家畜として親しまれてきた動物たちと触れ合える広場
ってことでここで動物と戯れ癒されることに

まずはトカラヤギが、餌をねだってやってきました
そうここ遊御庭では動物に与える餌を売っていて、動物たちはそんな餌を与えてくれるのを絶えず待っているようです
 

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琉球在来種のアグー豚
アグーと言うのは沖縄方言で黒いを意味するそうですが、沖縄のブランド豚としてよく知られています
そう今でこそ世界三大豚の一つとして名高いアグー豚ですが、産子数が少なく発育速度も遅かったのに加え、全島が攻撃に遭った沖縄戦などにより個体数が30頭近くまで減少し絶滅寸前根絶の危機にあったそうです
名護博物館館長の島袋正敏氏によって保存が唱えられ、北部農林高校教諭の太田朝憲氏がこれに協力
広大な寄合原農場を有する北部農林高校の生徒たちが復活の手助けをし現在頭数は600頭以上まで回復したんだそうです
 

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牛柄の小型ヤギもいますが、沖縄で山羊と言えば、お祝いごとの時に食べるハレの料理
「ヤギ汁」は昔から沖縄の貴重なたんぱく源でした
 

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ビオスの丘には沖縄そば・タコライスなどが味わえる「おもろ茶屋」があり
人気のブルーシールアイスも売っていたことから購入し
 

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このあと参加する湖水鑑賞舟によるジャングルクルーズの船着き場でいただこうとベンチに座るとすると
そこは非常に長い尻尾の美しいトカゲの休憩場所だったようです
 

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Googleレンズで調べてみたらそれは沖縄本島などの生息する「アオカナヘビ」のようで
ペットとしても人気だそうですが、絶滅のおそれのある地域個体群(環境省レッドリスト)に指定されている希少な生物でした


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ブルーシールアイスを食べつつ乗船時間を待っていると頭上を飛行機が通り過ぎていきました
いまどき4発機は珍しいなと、目を凝らすとお尻に棒のようなものが付いています
そうそれはどうやらアメリカ空軍などが運用している空中給油機「ストラトタンカー(KC-135)」のようです
おそらくは嘉手納基地に向かう途中なのでしょう
のちほど知ったのですが、米軍嘉手納基地のKC-135Rストラトタンカーが小牧基地に初飛来したことが報じられていました
 

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さて沖縄県うるま市にあるビオスの丘に来ていますが
ここに来た理由は名物の湖水鑑賞舟によるジャングルクルーズが人気だそうで
それに乗りたいがためでした
 

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そのジャングルクルーズを行う湖は小さな沢をせき止めて造られた人工湖である大龍池(うふたちぐむい)
園内の大龍池で運航される湖水観賞舟は、もともとは沢だったこともあり細長く蛇行した池を25分間かけてジャングルクルーズするもの


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乗船定員は20名ほど
とはいえ満席になったらなったで増便してくれるので安心です
  

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ジャングルクルーズのポイントの一つが、船頭自ら湖畔の植物や花々、小動物などについて楽しく案内してくれるというもの
出港してすぐであったのが「オオバン」
夏季には私の住む北海道にもやってくるそうで、ここビオスの丘で見られるのはこの時期だけ、レアな風景だそうです
 

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続いてやってきたのが水牛のために作られた「休憩所&池の浅瀬」
水牛はここで入浴を済ませたりもするそうです
 

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亜熱帯気候による植生ってことで
湖畔に生い茂るヒカゲヘゴやアダン、ガジュマルなどが生い茂り南国特有の雰囲気を醸しだしていました
 

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ビオスの丘は元々はランの生産事業から始まった施設で、今でもランを多く栽培しており
池の最奥部の手前にはバンダ ファンタスティックやカトレアなど色鮮やかな蘭の花がたくさん咲いていて目を楽しませてくれます
  

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木にぶら下がる白いモシャモシャしている藻のような物が吊り下がっていますが
これが「サルオガセモドキ」
こんな姿でも、れっきとした被子植物で、地面には根を張らず、他の植物に固着する着生植物です
  

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船頭さんが熟練した操船技術で舟を岸に近づけ、岸辺に生える植物の匂いを嗅ぐよう促せられますが
それがチョコのような甘い香りのする蘭
「オンシジューム シェリーベービー」でした
 

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湖の奥の船の上で披露している女性の踊り子待っていましたが
踊りは琉球舞踊のひとつ「四つ竹踊り」
手に持っている「三板」をカチッカチッと鳴らしながらリズムをとる踊りで、その昔は踊り奉行と言った役職を持つ男性の踊りだったようです
ちなみにこの舞台は沖縄を舞台にしたドラマ「テンペスト」のロケに使われたのだそうです

 


こんな感じで湖水鑑賞舟によるジャングルクルーズは特に船頭さんの解説が素晴らしく面白かった
でもここではカヌーも借りられるそうなので次回はカヌーかな


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