2012年3月アーカイブ

特異日

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またこのBlogの更新が滞ってしまいました

実は先週末、義母の危篤知らせ
そして葬儀とあわただしい一週間となりました
まずはご冥福をお祈りいたします

さてその義母の命日となったその日
ちょっとした予定を立てていました
実は今年で23回目となる結婚記念日がちょうどその日でした
もうひとつ加えると私の誕生日でもあります
 

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エントリーのタイトルにさせていただいた「特異日」という言葉があります
特異日(とくいび)とは、その前後の日と比べて偶然とは思われないほど大きな確率で、ある気象状態(天気、気温、日照時間など)が現れる日のこと(ウィキペディアより)

都市伝説として勘違いされている特異日は体育の日
東京オリンピックの開会式が行われた日を記念して祝日になっていますが
そのオリンピックの開会式当日は快晴
ブルーインパルスがスタジアム上空に五色のスモークで五輪 マークを描いたその日です

実は特異日じゃなかったんですね(だからこそハッピーマンデーに変わったのかもしれません)
でも特異日という言葉がピッタリだったりします
 

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(日本オリンピック委員会HPより拝借)
 


ちなみにウィキペディアにはこんな一文もあります
・・・・・転じて気候以外にも、何らかの政治的事件が集中して起こる日を指すこともある。
まさに私にとって前述の日は特異日
この日を忘れないでねという義母のメッセージのようにも思えます

要塞のようなたたずまいを見せるモン・サン・ミッシェル
実際に百年戦争の間もイギリスの猛攻を奇跡的に耐え抜きました
理由はその特異な地形にあります
潮の干満の差が最も激しい所では15mもあり
「モン・サン・ミシェルに行くなら、遺書を置いて行け」と言われるほどです
まさに難攻不落の要塞ですね
 


 

現在では対岸との間に地続きの堤防道路が造られ、汐の干満に関係なくいつでも島へと渡ることができます
ただこの堤防による環境変化を鑑み、今年周囲の潮の流れを元に戻すために橋 を作るみたいです
ギリギリのところでこの堤防道路を渡ることができました
 


 

さていよいよ王の門よりモン・サン・ミッシェル内部へわけいります
修道院下の狭い路地には土産物屋やレストランが軒を並べていました
 


 

ただし頂上の修道院を目指すには、この長い長い階段を登らなければなりません
 


 

頂上の礼拝堂で見かけたシスター
礼拝と思いきや写真を撮っていました
blogにでもアップするのでしょうか
 


 

ラ・メルヴェイユ最上階の回廊
なんだか宮崎アニメの天空の城ラピュタを彷彿させます
続いて「ラ・メルヴェイユの騎士の間」とまわります
 


 

最上段にはこんなものまでありました
人力式のクレーンです
回し車内部に人が入りハムスターよろしく巻き取るようです
なるほどこれだけの石材を運べたはずですね
 


 

時代を超え建て増ししてきたモン・サン・ミッシェル
あちらこちらで修繕が行われていました
そうではないかと目を凝らすと「KUBOTA」の文字が
こういった場所で頼りになるのはやはり日本の建機なのでしょうか
 


 

最後にモン・サン・ミシェルの修道院付属教会の天守搭に聳える聖ミカエルと同じ彫刻
内部に鎮座しておりました

そうここモン・サン・ミシェルはカトリックの重要な巡礼地のひとつでもあります
 



 


こういったものは中から眺めるより、遠目で見たほうが良いとよく言われますが
それなりに見どころのあり歴史を感じさせるところでした

これでモン・サン・ミッシェルの巡礼は終了
次はそろそろお腹もすいてきたので名物?のオムレツを食べに行くことにします

モンサンミッシェルの入場口
王の門をくぐったところにそのお店は有りました
 


 

「プラールおばさんのオムレツ」
ここモンサンミッシェルの名物料理ふわふわのオムレツを出すお店です
今回ここでは食事しませんでしたが、ガイドさんの案内で入店、写真もOKとのことなので撮らせていただきました

現代ではプラールおばさんはおりませんが、当時のレシピのまま今でも手作りで玉子をホイップし薪を焚いた暖炉でやいているのだそうです
 


 

もっともここはコース料理のみ、残念ながら今回はバスツアーなのでゆっくり食べている時間はありません
しかたありませんので少し昇ったところにある、プラールおばさんのオムレツの姉妹店
Terrasses Poulardで昼食をとることに
 



 

お店は大変混雑しています
実は修道院に行く前は満席で帰りに寄ったほどです

これが正解、帰路に訪れると窓際の席がうまいこと空いたのでここで昼食
窓の外にはサン・マロ湾の干潟が望めます
 


 

さてオーダーですが、プラールおばさんのオムレツはもちろん
ここモンサンミッシェル湾産のムール貝も頂くことに

モンサンミッシェル湾の養殖ムール貝はAOCの認定を受け
日本にも輸入されるようなブランド品なんです
こぶりなムール貝は昨日食べたレオンのムール貝に引けをとらぬ味でした
 


 

これに前菜、シードルとデザートがついて€20
日本円で2千円といったところでしょうか
観光地を鑑みるとユーロ安を肌で感じます
 


 

ところでオムレツは美味しかったって・・・
私感ですがケチャップをオーダーしたほうが無難のようです

おかげさまでこのblogも7周年

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2005年3月6日に自宅サーバーを使い、見よう見まねではじめたこのblogも今日でまる7年目となりました
閲覧くださっている皆様に感謝です
当初はキャンプやキャンピングカーの話題を中心に更新していましたが、今では旅日記と思えるようなものになっています
特に海外旅行が多くなってきました
しかもここ10年はツアーではなく個人手配による海外旅行になっています
 

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昨年新聞か何かで見た記事にJTBかなにかの旅行会社の調査記事がありました
それには私のように自分で航空券や宿をとるいわゆる個人手配の海外旅行者の割合がいまではなんと70%を占めているなんて数字が掲載されていました
ちなみにツアーの割合は25%、全体の1/4に過ぎない数字になっています
航空券の購入や宿の手配などがインターネットで簡単に出来るようになったかに他ならないと記事には書かれていました


そういえば日本を訪れる観光客もいかにもツアーというのはどちらかというと東アジア方面の方々、欧米の観光客がぞろぞろバスに連れられて歩いているところはあまり見たことがありません
まあ、そう言ったことなんでしょう

インターネットによる情報収集もその要因でしょう
空港に降り立った後、宿まではどうしよう
そんなときクリック一つでそういった情報が見ることができます
しかもそれはお仕着せの観光関連会社のものではなく、私のようなblogなどの情報が今ではあふれています
そんな情報を得て楽しませていただいた、そのお返しと言うわけでもないですが
今後もこのblogで現地での生の情報を紹介させていただこうかと思っています
 

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もちろんキャンプの情報も続けていきますよ~

いよいよモン・サン・ミッシェルともお別れ
帰路のバスからの車窓です
牧草地の奥にモン・サン・ミッシェルが望めます
実は羊が見たかったんですがこの時は放牧されてはいませんでした
 


 

この牧草地はその地形や潮風のおかげで塩分などのミネラルたっぷりの土壌、エルビュと呼ばれる塩分のある牧草を食べて育った仔羊は「プレ・サレ」と呼ばれ海の恵みをたっぷり含ミネラルに富み、大変柔らかく美味しいそうです
ちなみに私の住む北海道には焼尻島という島があり
「プレ・サレ焼尻」と呼ばれる高級サフォークがありますります
地元北海道には出回らない貴重な羊肉です
いや~モン・サン・ミッシェル産の羊料理、食べてみたかった
 

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さてバスはパリをめがけて走りますが、モン・サン・ミッシェルからは4時間はかかります
そうです今回の日帰りバスツアーは朝7時集合で解散は夜8時半
13時間半はかかる大旅行なんです
帰りはバスの給油兼トイレタイムで、ガソリンスタンド「TOTAL」に立ち寄りました
このTOTAL、F1やWRCのスポンサーとしておなじみですね
 


 

このガソリンスタンド
コンビニも併設しておりました
コンビニというよりは小さなスーパーマーケットくらいの品ぞろえです

パリに帰ってももう遅い時間ですし
なによりこの日は日曜日、パリの日曜日はほとんどのお店が閉まっていることを勘案し
ここで晩飯を買っていくことにしました
フランスでコンビニ弁当ってのも良いかも・・・・

ただ流石はガソリンスタンドお酒は置いてませんでした
 



 

ホテルに戻り、買ってきたサンドイッチを夕食にします
思えば当初思い描いたパリ旅行はこういった食事でした

冷蔵庫のソフトドリンクは飲み放題でした
そんな冷蔵庫にはレッドブルがありましたので、こいつとともに頂くことに
 


 

いや〜13時間のバスツアーはさすがに疲れました

平均で年に19回ほどキャンプするキャンプ好きなフランス人
3週間ものバカンスを取る国だけあってどこにいってもキャンプ場はあります
そのキャンプ場料金も1泊€9ほどということから普及し、私の生まれた1960年代には旅行者の60%がキャンプ場を利用するまでになったというから驚きです
日本にもその当時キャンプ場いやもとい野営場はあったのだと思いますが、主に海辺や川原でキャンプしていたのではないでしょうか

そんなキャンプ好きのフランスの田舎ではバスや列車からの車窓からも家の片隅に何気なく停めてあるトレーラーを幾度となく見かけました
 


 

それもそのはず何と現在フランスでは約170万台のキャンピングカー登録されています
そのうち約150万台が牽引式であり、ヨーロッパ最大のトレーラー大国です
ノルマンディに向かう道すがらそんなトレーラーの販売店を見かけました
 

けれど今回、私が見たのは
自走式のキャンピングカーのほうが多かったようです
まずはシャンゼリゼを通り過ぎた「RAPIDE」
 

paris271.jpg


モンサンミッシェルの駐車場でもクラスAのパラボナアンテナを立てた「RAPIDE」を見かけました
 


 

このモンサンミッシェル周辺にはルノーやフィアット・ワーゲンベースの日本でも見かけたことのある
自走式のキャンピングカーをよく見かけました
 



 

もう一度モンサンミッシェルを訪れる機会があればその時はキャンピングカーをレンタルして行きたいものです
 


 

ちなみにここフランスにおいてもキャンピングカーでの車中泊というのがあるようです
セーヌ川岸のラブイユ村にある駐車場ではそんな車中泊らしきキャンピングカーを見かけました
 


 

駐車場の看板には「キャンピングカーの駐車は24時間が限度です」(と思う)と掲示されています
これは日本でもたまにあるモラルを欠いた車中泊防止というよりは
サルコジ大統領によるフランス政府のロマ人追放政策なのかもしれません

フランスでは、約7万人から12万人がキャンピングカーやトレーラーで日常生活を送っているそうです
フランスとくにパリあたりは家賃が高く、キャンピングカーを住居とする人々や出稼ぎに来ている間だけキャンピングカーで暮らす人が大勢います
しかしこの看板はそんな人々への規制ではなく「ロマ人」と呼ばれる、昔から放浪・移動生活を習慣にしている人々を規制しているように思えます
 


 

そんな話はさておきモンサンミッシェルをバックにしたキャンピングカー
いい景色だな〜

 

フランス観光最終日はパリのデパ地下巡りです
まずは宿泊しているホテル・スクリーブ・パリから歩いて5分ほどのところにある
創業120年という老舗デパート「ギャラリー・ラファイエット」へ
 


 

日本でデパートの食料品売り場というと伝統的に地下を想像します
いわゆるデパ地下というやつです
ところがここパリでは食料品に対する思い入れが強いのか2階(フランス式に)にどんと構えておりました
しかも私でも聞いたことのあるような有名で高級そうな食料品が所狭しと並べられています

 


 

ハムの売り場にはまるごと骨付きの生ハム(原木ってやつですね)などが並べられています
一体どうやって持って帰るのだろうとお節介にも思ってしまいます
裏に回ると切り売りもされていました、野菜もパッケージされずに売られています
流石は量り売りが真骨頂の国ですね
 


 

そうそうここでお土産に買ってきたチョコレート「ピラミッド」
日本でも人気のようでバレンタインの時期には某デパートで5千円を超える値段がついていました
ちなみに購入価格は€17だったんですけど・・・・これってちょっとしたバブルかも

丸井今井で行われた〜パリ発、チョコレートの祭典〜「サロン・デュ・ショコラ」にも
小ぶりにされ「プラリュ」の名で売られていました
 


 

このギャラリー・ラファイエット周辺はパリの買い物街
テロの危険があるのか出入口近くには武装した軍人が警備にあたっていました
ちなみに爆破予告があったためなのか、これが通常の警備なのかは謎です
 



 

そうそうこのギャラリー・ラファイエットの近くにはあのユニクログローバル旗艦店「パリ オペラ店」がありました
開店して2年半が経過、ファッションの都パリでもユニクロは健在のようです 
 


 

フランス南西部ぺリゴール地方
フォアグラやトリュフの主要産地です
そんなペリゴール産の高級食材を扱う専門店「ヴァレット」へとやってきました
ギャラリー・ラファイエットからオスマン通りを散策
調理器具や食材を扱ったお店が並ぶ一角に「ヴァレット」はありました
この看板が目印です
 



 

1920年創業のこの「ヴァレット」
フォワグラ、トリュフ、テリーヌ、蜂蜜やらマカロンなどがセンスよく並べられていました
けれどやはりここはやはりフォアグラですね
生のフォアグラまで並べられていました

写真を撮ってよいか訪ねたところ快く「oui」と頷いてくれました
ここは何か買って帰らねばなりません
 



 

3缶で€22とありますが、日本でフォアグラの缶詰を買うのを考えると安いですね〜
買って帰りたいのは山々ですが
ヨーロッパから鳥にかかる一切の肉類や内蔵類とその加工品は基本的に検疫で引っかかります
きちんと手続きをすれば問題ないのですが、素人にはとても無理
仕方がないのでその場で食べられるものしか買えませんでした
 

3泊5日のフランス旅行もあっという間に終了
パリ・シャルルドゴール国際空港へと戻ってきました
 


 

3時間ほど前、そうまだチェックインすら始まっていないのに関わらず
チェックインカウンター前は長蛇の列となっていました
これは付加価値税(VAT)の免税手続きの為だったのかな、いかにもアラフォっていう感じの女性が多かった

仕方がないのでファーストクラスカウンターで手続きを済ませます
これが功を奏したのか、ここで嬉しい提案がありました
そうビジネスクラスにアップグレードしてくれるというものでした
往路もプレミアムエコノミーでしたが、帰路ビジネスクラス
ダイナミックセイバーで頼んだ今回の往復運賃は53,000円だったんですけど・・・
申し訳ない気もしますが今回のフランス観光は滞在も短いわりにあちらこちら駆けずり回り疲労困憊していただけにこの提案は嬉しい
もちろんスタッフにアンビリバボー!と驚いた仕草も忘れません
 


さて3時間も前にシャルル・ドゴール空港へとやってきたわけは
ターミナル2Eにあるエールフランスのラウンジを探索するためです
 


 

ラウンジには豆の種類が3種類もあるエスプレッソマシーン
飲み物は缶類になります
 


 

食事はサンドイッチにクッキーとちょっと質素
質素といってもアジアの空港の豪華さとちょっと比べてのことです
 


 

けれど流石にここはフランスと思わせるものにシャンパンがあります
通常ビジネスクラスラウンジにはスパークリングワインって事が多いのですが
ここシャルル・ドゴール空港のエール・フランスのビジネスラウンジにはシャンパンがこれでもかって並べられていました

 


 

ラウンジ内はWi-Fiが使えました
それにビジネスラウンジにはWindowsのPCがずらり並びます

シャワールームは今回利用しませんでしたが、ゆとりのスペースで使いやすそうでした
 


 

最後にクレランスによるエステ
オイルマッサージを受けてきました

実は今回のこのラウンジ訪問はこいつがお目当てでした
恰幅のよい女性にどの程度強くマッサージするか聞かれ「ストロング」と答えたところ、ギャーッとわめきたくなるほど揉んでもらうこととなりました
旅疲れで体のあちらこちらが凝ってましたが、これで復調
帰路の機内ではビジネスクラスのシャルフラットとあいまってぐっすり眠ることが出来ました
  


 

ちなみに写真のクレランスのオリジナルセットはマッサージを受けた女性のみのプレゼントのようです

いよいよ帰国
JAL便の搭乗口であるターミナル2Eとやってきました
シャルルドゴール空港のターミナル2Eは2004年に天井の崩落事故を起こしましたが、現在では完全に改修され真新しくなっていました
搭乗時刻にちょっと遅れたかなと思いましたが機材繰りの関係か、まだ通常の搭乗ははじまってませんでした
久々のシェルフラットの座席に乗り込みたいので、優先搭乗で乗り込みさっさと席につきます
 


 

そう今回はビジネスクラスにアップグレード
このゆったりとしたシートが使えるとあってすこし浮き浮き
いつもながらJALさまさまです
 


 

今回のビジネスクラスはJAL自慢のシェルフラット
卵を半分に切ったような殻(シェル)に囲まれたシートは倒してもシェルの中で倒れるだけなので後ろの方を全く気にせずに倒せます
多少は傾いていますが、ほぼまっ平らになりますので寝るのには不自由しませんし
シェルに覆われているので周りの視線も気になりません
 


 

貸し出されるのは毛布ではなく、薄い布団
もちろんスリッパも付いてます
離陸後水平飛行に移ったらすぐにシートを倒して眠りにつきました

今回のパリ&フランス観光は3泊5日のハードスケジュール
歩き回ったつけがここに来たのか機内食はおろか飲み物もお預けで、このまま6~7時間は爆睡してしまいました
いや~ホント疲れがたまっていました
 


 

熟睡した後、トイレに行きたいと目覚め
CAにちょっと小腹がすいたのでカレーでも食べたいとのたまったところ
和食なら残っていると出してもらいました
 


 

カレーのことも忘れていなかったようで、機内で炊いたご飯を入れた茶碗に盛っていただきました
ビジネスクラスに慣れた方々もこんなのは見たことがないことでしょう
 


 

フランス時間18時5分にパリ・シャルルドゴール国際空港を出発した
JL406便は翌日の14時5分に成田空港へ到着
ここでまた目論見が一つありました
そう札幌へと戻る国内線
1便早い便に乗ろうというものです

成田空港の国際線から国内線の乗り継ぎにかかる最短連絡時間
MCT(ミニマム・コネクティングタイム)はJALで1時間20分
千歳に向かう14時45分の千歳行きは40分後のため予約できずにいました
この後の便は18時40分、空港で4時間以上待つのはラウンジが使えるとあっても厳しい
というより帰宅時間が4時間も早くなるのは、翌朝仕事に行くことを考えると大変捨てがたいものです
何とか14時の便に乗れないか画策しておりました

国際線から国内線は飛行機を降りてから連絡シャトルでターミナルに行き
検疫・入国審査・預けた荷物の受け取り・税関とこれだけでも40分はかかりそうです

今回ビジネスクラスだったこともあり早目に機外に出て、ほぼ並ばずに入国審査を済ませることができました
もっとも時間がかかるのが預けた荷物の受け取り
これもプライオリティバゲッジサービスのおかげもあって、ターンテーブルが回り始めるやいなやスーツケースが流れてきました
おかげで税関も並ばずに通過、この一連の作業を15分たらずで済ますことができました

出発20分前にはJALのグローバルクラブのチェックインカウンターにたどり着くことが出来、席を並びで確保してもらい搭乗です
今回も間一髪と言ったところでした

それにしても今回のパリ旅行も当初予約していた便や席は一度も座ることはありませんでした
まったくもって迷惑な客ですね 


 

これでパリ・フランス観光は終了
帰国後TVなどみると新しくなったオルセー美術館などの特集を見ることができます
特にBSではオルセー美術館をメインに盛んにフランスの特集が組まれていました
なにか日本人の意識ををフランスに向けさせる意図があるのかもしれません
今回航空券が安かったのも何かあるのかもと考えさせます

なんにせよ今回フランスを見て歩き、その親日ぶりに驚かされました
パリやフランスの地方を巡り肌で感じてきました
これが今回の旅行の一番の収穫です

さて今回も2ヶ月に及ぶ長編、エントリーも41回を数え長話になってしまいましたが、最後まで付き合っていただきありがとうございます

1月に行ったパリ旅行のレポートも終了
春の陽気に誘われて、そろそろまたどこかへ行きたくなってきました

特に昨年JALから頂いた
「JAL国内線ファーストクラスアップグレードクーポン」
パリ旅行では使い損ねてしまいましたが、今月末に利用期限を迎えます
 

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一度は乗ってみたい国内線ファーストクラス
こいつを使って話題のあれでも見に行こうか
 

450px-Tokyo_Sky_Tree1.jpg
(ウィキペディアより拝借)

銀座あたりで寿司でも食べたいな~

軍鶏(シャモ)はタイ原産の闘鶏用、観賞用、食肉用のニワトリの一種・・・・・・現在では闘鶏の衰退により軍鶏の数自体が減ってきており、高級食材となっている。(ウィキペディアより)

ウィキペデイアには江戸末期に軍鶏鍋が流行っていたとも記されていますが、軍鶏鍋と言って思い出すのが、坂本龍馬です
龍馬が暗殺されたその日、龍馬は軍鶏鍋を囲もうと下僕・峰吉に軍鶏肉を買いに行かせている間に刺客に遭難し軍鶏鍋を食べることなく亡くなったことされていますが
そんな龍馬のために一番汁を墓前へお進めする「龍馬祭」が今も京都霊山護国神社にて行われているとか
 


 

そんな軍鶏を食べに軍鶏料理専門店
本格焼酎・軍鶏・焼鳥「かるいち」へやってきました
といってもたまたまこの日、B協会で講習があり
その隣にあった「かるいち」に寄っただけなんですけどね

ちなみにお店は北海道立近代美術館近くにあり、古い民家の雰囲気をそのままに改装された趣ある感じのお店です
 
 

 

今回ここで軍鶏を使った軍鶏づくしのランチをいただいてきました
何を食べようか悩みますが、まずこういった初めてのお店では定石として
メニューの一番最初に書かれている「軍鶏の親子丼」
こいつをいただきます
 


 

メニューにも
「軍鶏肉を一度炭火で炙ってから使用しています。トロトロ玉子がクセになる! 」
炭で焼かれた軍鶏は香ばしく、歯ごたえもありました
 


 

本格焼酎が楽しめるとのことですが、この日は講習
今度夜に来て軍鶏の焼鳥とともに一杯やりたいものです
最近「船中八策」が注目を集めたりしてますが、そんな龍馬の話なんぞ酒の肴にして

「黒部の太陽」をTVで観賞

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昨晩、NHK-BSプレミアで放送された「黒部の太陽」を観た
これを観たのは実に三十数年ぶりだと思うが、今でも色あせない感動巨編だった
 

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さて最初に観たのが三十数年前の話だが
そのころは私はまだ小学生だった
何故ゴジラや赤影などの特撮モノではなく、こんな難解な映画を観たのか
それはこの映画は映画館ではなく小学校か何かの体育館で上映されたためだ
たぶん無料だったのだろう、この当時田舎ではこんな感じで小学校の体育館や講堂などでドキメンタリーなどの映画が上映されることがたまにあった

ストーリーは将来における電力不足に対応するためダムを建設するというものなのだが、今考えてみるとこの時代は三種の神器などともてはやされ家電製品が売れに売れた時代
当然それを補う電気も爆発的に使用量が増え電力会社は売り上げが伸びていく
そんな高度成長期のシンボル的な映画だった

確かに黒四ダムはその後の関西の産業や生活を支える重要なインフラになった
工事を進めながら生まれた工法は世界の最先端技術につながっていく
でもなんでこんなところにダムを・・・とも思わずにいられない
今考えるとこれって自然破壊の最たるものなんじゃなかろうか
絶滅に瀕した動植物はなかったのだろうか
ボーリング調査すらまともにやっていない、工事をしながら掘りながら調査し工事を完成させる、そんな話があったくらいだ

ただ当時環境に対する意識も低かったかもしれないが
なによりもそれを思わせない雰囲気があった
しかしもしかしたらそんな雰囲気・世論を作りだしていた人々がいたのかも知れない
だからこそ小学校でのこの大作映画の上映だったのではないだろうか


原発の再稼働問題が叫ばれ、再稼働しなければ電力不足に陥る
そんな危機意識の中、44年の時を経て初めてTVに登場した「黒部の太陽」
DVDどころかビデオにもなってはいない、そんな幻の映画のはずが
この時期いきなりのTV放映

放送されたことに何も思惑が無ければ良いのですが

「仏の耳(銀杏草)」の酢の物

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「銀杏草」
厳寒の日本海で採れるこの時期が旬の海藻です

北海道では通称「仏の耳」とも言われ親しまれています
おもにみそ汁の具になることが多いようですが、酢の物もいけました
ただしこれを食べたのは先月のお話、銀杏草は1~2月が旬のようです
 

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箸でつまもうにもヌルッとしていて一苦労しますが、こういったものは喉をするっと通ります
コリコリとした歯ごたえも味わえました
 

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食べたのは小樽で有名になった寿司の老舗
「ことに板前料理 大和家」
ここでとある宴会があり、そのコース料理の中の一品として出てきたものです
 

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他の料理はというと
まずは「お通し」「お造り」「煮物」そして「天ぷら」
焼き物は金目鯛でしょうか、それになぜか鶏のからあげ

 

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そして握りです
回らないそして握りたてのお寿司はやはり美味しいですね
 

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銀杏草が印象に残りましたが、次回はカウンターで食べてみたいと思わせるお寿司でした
 

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「湯処ほのか」でマンガ三昧

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冬のとある休日
寒いのが嫌いな我が家は夏とは違いキャンプに出かけることもなく自宅でパソコンをいじったりすることが多いのですが
なんにもしない休日というのも、捨てがたいものです
 

そんな休日のある日(先月のことです)お風呂にでも入って、除雪疲れを癒そうと
北広島にある「湯処ほのか」へやってきました
開店と同時に入店そして入浴です
料金は土曜日とあって750円でした
いま盛んにつくられる日帰り温泉にしてはちょっと高め
けれどここに来たのにはわけがあります
 


 

そうタイトルにあるとおり、マンガを読んで過ごそうというものです
このほのかのコミックコーナーはゆったりしたシートもありますし下手なコミック・カフェより快適でした

結局この日、3時過ぎにここを出ましたが
朝9時からそんな時間まで「ワンピース」数十冊読んで過ごすという至福の時を過ごしました
 


 

そうそうこの日は朝一で伺いましたが、朝食も食べずにきたので
まずは朝食
モーニングセットを頼みます
和食は納豆に卵に海苔と温泉旅館の朝食を彷彿させます
洋食も美味しそうですね



 

お風呂でゆっくりしたい時はJRタワーホテルのスカイリゾートスパ「プラウブラン」を利用することが多いのですが
夫婦で食事をとったり
ソファーでまったりは出来ないので、たまにはこんな温泉も良いかもしれません
自宅から車で15分ほどですし今度来たら回数券買っておこうかな~


 

日本は神話の中にヤマトタケルやスサノヲノミコトのように、幾多のヒーロー(神)を持ちます
ヨーロッパのような歴史ある国々においても同様です

ところが日本やヨーロッパのような神話をも持たない国とされるアメリカ
(実際にはインデアンやエスキモーには神がいるようです)
神話のかわりとしてファンタジーが人造の神話としての性格をもって生み出されていきました
 


 

そんなファンタジーのひとつにエドガー・ライス・バローズの名作
「火星のプリンセス」がありました
たしかこれを読んだのは私がまだ小学生か中学生だったころのことでした
そのストーリーの魅力か全11巻あっという間に読み干しました

今となってはストーリーすら忘れてしまっていますが
武部本一郎の美麗な挿絵が深く印象に残っていて
画集が出た際はすぐに書店に走った記憶があります

そんな「火星のプリンセス」がなんとディズニー映画になったんだとか
邦題は「ジョン・カーター」
これは是非とも映画館に観に行かねばなりません
 


 

にしても黒部の太陽といい私の小学生時代の話題が最近多いな

「らーめん千太」今月末で閉店

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中央バスの札幌ターミナル
その地下1階に広がる飲食店街
昭和の香りのする一角
ここにちょっと美味しいラーメンが食べられるお店があると聞いてやってきました
お店の名は「らーめん千太」
 

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仕事の関係でここにはちょくちょく来るのですが、実は来店するのは初めてです
さっそく注文、今回表に張り出された「つけそば」に心惹かれましたが
ちょっとお腹がすいていたので、ボリュームのあるメニューが食べたいと
おすすめセットからチャーシュー丼とみそラーメンのセットを頼みます
 

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このみそラーメン、ニンニクの香りが漂いますが思ったよりもあっさりしていて美味しかった
また来て今度は「つけそば」にも挑戦しようと思いましたが、なにやら今月末で閉店なんだそうです
なんとか今月中にもう一度くらい訪れたいものです
 

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我が家はほぼ毎日のように晩酌をしています
まあ年にすると360日程度でしょうか
 

 

ビール、日本酒はもちろんバーボンや焼酎の水割り
はたまたシャンパンのオンザロックなんてなものもあります
そんな水割りを飲む際、グラスはサーモスの真空断熱タンブラーを愛用していますが、これがとっても優れモノです
晩酌をした翌朝グラスにはたいてい氷が残っているほど断熱性に優れています
飲み口が薄く絞った造りになっているのでグラスのような触感なのも気にいってます
 


 

さてそのオンザロックや水割りに使う氷
我が家のようにまったり飲んでいると、アイスベールの中でいつの間にか融けてなくなっていたりします
そこで今回タンブラーとおなじサーモス製の真空断熱されたアイスペールを購入してしまいました

試しに氷を入れたままにしておいたところ、保冷力は抜群で朝まで氷は融けずに残っていました
ステンレス製ですのでアウトドアに持ち出しても割れることはないので
キャンプ用にもう一個買っちゃおうかな

いよいよ球春
明後日はドームに野球観戦に向かいます
 

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今回はちょっと期待のプレミアムラウンジ(バルコニー席)でまったり観戦です

飲んで食べてと野球は全然見ないかもしれません
 


 


ちなみにいつもの札幌ドームではなく、これ東京ドームのチケットなんです
2012グループスMLB開幕戦シリーズ
プレシーズンゲーム
シアトルマリナーズvs阪神タイガース
イチロー選手に川崎選手、岩隈投手と元パ・リーグの選手達が見れそうです

JALそば

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一昔前、国際線のJALの帰国便、機内食の和食メニューには「そば」が名を連ね、醤油の香りが日本人の郷愁をさそったんだとか
そう俗に言うところの「JALそば」です
まあ数日から一週間程度の旅行で郷愁もなにもあったものではないですが

現在このJALそばが機内食のメニューに載ることはないが、かわりにこの写真のそばをCAに頼めば、たいていいつでも食べることができるようです(残念ながら、除エコノミー)

それがこの「そばですかい」(SOBA de SKY)
 


 

小さめのサイズが気に入って、昼食のお共に買いだめしてあります
ちょっとピンボケですが、ナルトには飛行機柄が描かれていてこだわりを感じます 


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気圧の低い上空でも美味しく食べられるよう作られているそうです
 


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実はこのそばですかいを食べる度に三島由紀夫のエッセーを思い起こしてしまいます
内容はというと
日本人が海外赴任などから帰り、お茶漬けをほおばり
「やっぱり日本はいいや。飯が旨くて」と言うような安易なナショナリズムを引き起こす事を「お茶漬けナショナリズム」と皮肉っていることです

もちろん私もそんなお茶漬ナショナリズムに浸る一人です
けれど海外に行くたび自分が日本人なんだと気づかされることが多いのも事実です
欲を言えばもう少し若いとき、そう20代〜30代あたりに海外渡航してあちこち回れていればと50代に突入し思うようになりました

そういえば実際海外で日本の若い男性を見かけることがほんと少なくなりました
海外で見かける日本人と言えばたいてい熟年世代とアラフォー女性ばかりです

今卒業旅行のシーズンだそうですが、友達同士やツアーなんかじゃなく
パスポートと少しばかりのお金を持ってバックパックを携え一人で出かけ歩き回り
そして日本に戻ってお茶漬けをほおばったり、そばをすすってみてはいかがでしょう

2007年12月、JAL国内線にファーストクラスが設定されました
翌年に「北海道洞爺湖サミット」が控えていたためか、羽田空港~新千歳空港の空路にも当初からファーストクラスが導入されています
ファーストクラス搭乗料金はエコノミークラスよりも1万円だけ高いと考えればそれほど高いとは思えませんが、そこは流石にファーストクラス
先得のような極端に安い割引料金の設定はありません
結局は高値の華ということです
 


そんな高値の華だからでしょうか、いつかは国内線のファーストクラスに搭乗してみたい
そんな夢をかなえるものとして、下記写真のクーポンが昨年JALカードとともに送られてきていました
ただなんだかんだ使いそこねていて使用期限が今月末に迫っていました

そう今回の旅はこいつを使って国内線ファーストクラスに乗る、そんなことが目的の旅だったんです

paris07.jpg


というわけで先週末土・日の休みを利用して東京まで遊びに行ってきました
夫婦で東京往復となると、いつもならJALの「おともdeマイル」を使っての旅となりますが、今回は違います
この国内線ファーストクラス・アップグレードクーポン、有償の航空券のみを対象としていて
おともdeマイルのようなマイルを使った航空券は使用できないため、ホテルとパックになったJALダイナミックパッケージで直前に航空券を予約してありました 
 


 

今回の旅は国内線のファーストクラスを経験することにありますから、なるべく人気の無さそうな、しかも安価な昼過ぎ午後2時の便を予約してありました
行きの便がダメなら、帰りの便でアップグレードしようと夜遅くの午後8時半の便を予約してあります
ちなみにファーストクラスの設定のある路線は東京(羽田)-福岡、札幌(新千歳)、大阪(伊丹)の3路線しかありません

そのうち新千歳空港~羽田空港へは1日17便飛んでいますが、そのうちファーストクラスのある便は6便のみ、しかも1便に14席程度しかありませんからかなり貴重な席なんです
 


 

アッグレードは当日空席があればカテゴリーの順、そして先着順となっています
我が家は夫婦ともにJALのステータスはプレミアム
カテゴリーは「S」になりますので、早目に行けばアップグレードできそうです
国内線のファーストクラスに搭乗出来る機会なんぞそうありませんので、出発2時間半前に新千歳空港に行きファーストクラスカウンターで搭乗手続きを行いました
 
結果は無事ファーストクラスにアップグレード
めでたしめでたし・・となりました

ここでちょっと時間ができましたので、新しく出来たフードコートをぶらり散策することに
「井泉」「広東麵飯房」「韓国厨房ユン家の食卓」などが軒を並べています
 


 

もっとも、このあとファーストクラスでの食事が待ってますので見るだけとなります
仕方がないのでさっさとセキュリティを通り、JALサクララウンジへ
私が勝手に「鶴丸の間」と名付けたファーストクラス・DP専用の小部屋でまったり過ごします
 


 

ここで今回の旅を祝って乾杯
生樽ビールはアサヒのスーパードライとサッポロクラシックの2種類あり
両方共に味見してきました
 


 

よく見るとクイックで発券された搭乗案内には「ファーストクラス」の印字が・・・
さあ楽しみになってきました 

一昨年前、サンフランシスコ観光のついでに訪れた
「オークランド・コロシアム」
ミーハーな私は日本人選手の一人である松井選手の活躍を見たくて、アスレチックスvsレンジャーズの試合を見に行きました

とそこで見かけた不思議な風景
背番号「8」SUZUKIと書かれたレプリカのユニフォーム
これを着たアスレチックスのファンが、球場付近をぞろぞろ歩いているんです

SUZUKIって鈴木だよな~
ところで鈴木って誰・・・・イチロー選手のことではなさそうですし
 


 

サンフランシスコからアスレチックスのホームスタジアムであるオークランド・コロシアムへ伸びている地下鉄バートの車内に貼られているポスターもこの鈴木選手でした
 


 

2012グループスMLB開幕戦シリーズ
プレシーズンゲームとして行われたアスレチックスvs巨人の試合
ホームランを打ったカート・スズキ選手
翌日のスポニチには

『◇日米親善試合 アスレチックス5-0巨人(2012年3月25日 東京D)
 アスレチックスのハワイ出身で日系3世のカート・スズキが「7番・捕手」で先発。見事なリードで巨人を封じただけでなく、7回にはロメロからレフトポール際にライナーで飛び込む2ランも放った。「チームが勝ったし、いつも自分の中では守備が最優先」と満足そうに振り返った。

 祖父母の祖国・日本での活躍に「素晴らしい気分だ」とスズキ。昨年のレッドソックスとの日本開幕戦を経験している。「そのアドバンテージはない」としたが「キャンプとは違った雰囲気のなかで、いいアドレナリンが出ている」と語った。開幕戦ではマリナーズと対戦するが、同じ“スズキ対決”となるイチローに対しては「バランス良く攻めていきたい」と語っていた。』
 
と報じられていました
 


 

日系三世のメジャーリーガーだったんですね
この記事の文面からも判る通り、守備に対する意識が高く 
その上、勝負強いことでも定評があるようで、その人気がうかがえます

昨年実際に観た印象もタフな選手であり、ガッツのあるプレーを随所に見せてくれ
一試合見ただけでしたが、私もファンになってしまいました

それにしても日テレの「日系3世カート・スズキが被災地福島に住む親戚との絆を紹介!」って、日本のTV局はこういう話が好きですね

初めて乗ることのできた国内線ファーストクラス
今回はそのレポートです
まずはシート、飛行機のシートは汚れを目立たなくするためか濃い色のシートが多いんですが、ファーストクラスとあってそんなことは当然無視
明るい感じのアイボリーのシートが使われていました
素材は「革」?と思われますが、一時期流行った高級車の革製シートを彷彿させます
 


 


ラウンジでのんびりしすぎて乗り込んだのはファーストクラスでは最後だったようですが、席は全て埋まっていました
やはり早めに空港に来てアップグレードを頼んだのは正解でした

このファーストクラスのシート、写真の通り幅がもちろんですがシートピッチも130cmと広く
足元にも余裕が伺えます
 



 

続いてのレポートはファーストクラス用のアイテム

ファーストクラスを示す「F」のタグが付いた毛布
スリッパは国際線のビジネスクラスと同様のものですが、同色の袋付きです
 


 

テーブルは大きく
15インチ程度のノートパソコンなら問題なく利用できそうです

そして「ノイズキャンセリング機能付きパナソニック製の密閉型ヘッドホン」がこのファーストクラスで利用できます
スイッチを入れると雑音と逆の音を出して、周囲の騒音を低減するというスグレモノ
旅行のアイテムとして、これ一つ欲しいですね
 


水平飛行に移ると共に飲み物のリクエスト
14名の乗客に対し2〜3名のCAが対応してくれますので、さすがに素早いです
メニューの中に焼酎の「森伊蔵」が有りましたので
水割りでいただきます

幻の焼酎と言われているわりに、このファーストクラスで飲めますし
この時期の国際線でも通常価格で購入できます
JALと森伊蔵酒造ってなにかかかわり合いがあるのでしょうか
謎です
 


 

楽しみにしていた食事ですが、今回は昼食
「四桝小鉢」
肉団子と蕗の盛り合わせとなりました

 うざく
 春の山菜金平
 海老芋湯葉あん掛け
 肉団子と蕗の盛り合わせ
 俵ご飯(ふっくりんこ/日本国産米)、味噌汁
 



 

もう3時ちかくでしたが、昼食を抜きお腹を空かせて搭乗したので
もう一品頂くことに
「喜養麵(にゅーめん)」

そして食後のコーヒー
噂には聞いてましたが、こいつが美味かった

『世界中のコーヒー豆を知り尽くしたコーヒーハンター川島良彰氏と、焙煎・抽出のスペシャリストである石脇智広氏をアドバイザーに迎え、共同開発したJALでしか飲めないオリジナルコーヒーです。(JALホームページより抜粋)』

新生JALの象徴の一つとして取り組まれたらしい、この機内で飲める本当においしいコーヒー
「JAL CAFÉ LINES」
そうか前原元国土交通大臣がJAL再生タスクフォースと言っていたのは、もしかしたらこれのことだったのかも(^^ゞ
 


 

それにしても新千歳空港から羽田空港の1時間少々のフライトだと
ファーストクラスだと短すぎ、少し遠回りして欲しいほど快適でした

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