要塞のようなたたずまいを見せるモン・サン・ミッシェル
実際に百年戦争の間もイギリスの猛攻を奇跡的に耐え抜きました
理由はその特異な地形にあります
潮の干満の差が最も激しい所では15mもあり
「モン・サン・ミシェルに行くなら、遺書を置いて行け」と言われるほどです
まさに難攻不落の要塞ですね
現在では対岸との間に地続きの堤防道路が造られ、汐の干満に関係なくいつでも島へと渡ることができます
ただこの堤防による環境変化を鑑み、今年周囲の潮の流れを元に戻すために橋 を作るみたいです
ギリギリのところでこの堤防道路を渡ることができました
さていよいよ王の門よりモン・サン・ミッシェル内部へわけいります
修道院下の狭い路地には土産物屋やレストランが軒を並べていました
ただし頂上の修道院を目指すには、この長い長い階段を登らなければなりません
頂上の礼拝堂で見かけたシスター
礼拝と思いきや写真を撮っていました
blogにでもアップするのでしょうか
ラ・メルヴェイユ最上階の回廊
なんだか宮崎アニメの天空の城ラピュタを彷彿させます
続いて「ラ・メルヴェイユの騎士の間」とまわります
最上段にはこんなものまでありました
人力式のクレーンです
回し車内部に人が入りハムスターよろしく巻き取るようです
なるほどこれだけの石材を運べたはずですね
時代を超え建て増ししてきたモン・サン・ミッシェル
あちらこちらで修繕が行われていました
そうではないかと目を凝らすと「KUBOTA」の文字が
こういった場所で頼りになるのはやはり日本の建機なのでしょうか
最後にモン・サン・ミシェルの修道院付属教会の天守搭に聳える聖ミカエルと同じ彫刻
内部に鎮座しておりました
そうここモン・サン・ミシェルはカトリックの重要な巡礼地のひとつでもあります
こういったものは中から眺めるより、遠目で見たほうが良いとよく言われますが
それなりに見どころのあり歴史を感じさせるところでした
これでモン・サン・ミッシェルの巡礼は終了
次はそろそろお腹もすいてきたので名物?のオムレツを食べに行くことにします
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