フランスで見かけたキャンピングカー&トレーラー

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平均で年に19回ほどキャンプするキャンプ好きなフランス人
3週間ものバカンスを取る国だけあってどこにいってもキャンプ場はあります
そのキャンプ場料金も1泊€9ほどということから普及し、私の生まれた1960年代には旅行者の60%がキャンプ場を利用するまでになったというから驚きです
日本にもその当時キャンプ場いやもとい野営場はあったのだと思いますが、主に海辺や川原でキャンプしていたのではないでしょうか

そんなキャンプ好きのフランスの田舎ではバスや列車からの車窓からも家の片隅に何気なく停めてあるトレーラーを幾度となく見かけました
 


 

それもそのはず何と現在フランスでは約170万台のキャンピングカー登録されています
そのうち約150万台が牽引式であり、ヨーロッパ最大のトレーラー大国です
ノルマンディに向かう道すがらそんなトレーラーの販売店を見かけました
 

けれど今回、私が見たのは
自走式のキャンピングカーのほうが多かったようです
まずはシャンゼリゼを通り過ぎた「RAPIDE」
 

paris271.jpg


モンサンミッシェルの駐車場でもクラスAのパラボナアンテナを立てた「RAPIDE」を見かけました
 


 

このモンサンミッシェル周辺にはルノーやフィアット・ワーゲンベースの日本でも見かけたことのある
自走式のキャンピングカーをよく見かけました
 



 

もう一度モンサンミッシェルを訪れる機会があればその時はキャンピングカーをレンタルして行きたいものです
 


 

ちなみにここフランスにおいてもキャンピングカーでの車中泊というのがあるようです
セーヌ川岸のラブイユ村にある駐車場ではそんな車中泊らしきキャンピングカーを見かけました
 


 

駐車場の看板には「キャンピングカーの駐車は24時間が限度です」(と思う)と掲示されています
これは日本でもたまにあるモラルを欠いた車中泊防止というよりは
サルコジ大統領によるフランス政府のロマ人追放政策なのかもしれません

フランスでは、約7万人から12万人がキャンピングカーやトレーラーで日常生活を送っているそうです
フランスとくにパリあたりは家賃が高く、キャンピングカーを住居とする人々や出稼ぎに来ている間だけキャンピングカーで暮らす人が大勢います
しかしこの看板はそんな人々への規制ではなく「ロマ人」と呼ばれる、昔から放浪・移動生活を習慣にしている人々を規制しているように思えます
 


 

そんな話はさておきモンサンミッシェルをバックにしたキャンピングカー
いい景色だな〜

 

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このページは、r-ohtaniが2012年3月 8日 20:56に書いた記事です。

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