【帯広】世界ラリー選手権(WRC)の日本開催レース「ラリージャパン」の大会組織委員会(札幌)が、来年の開催地を従来の十勝管内から札幌市近郊の道央圏に移す方向で調査を進めていることが四日わかった。
2009年以降、WRCの開催数が減るのを踏まえ、集客を増やして日本開催を確保する狙い。(9月5日 北海道新聞朝刊より)
いよいよ札幌開催か?記事には今年の大会後に最終的な開催地を決める考えとあるが、今年のチケットの販売状況などを考慮すると間違いないだろう。
あとは札幌市周辺とあるが、どこを使うかであろう。
札幌市から100km圏内とある。
SSには昔ノースアタックラリー(全日本ラリー選手権)の舞台となった夕張が思い浮かぶが、大会前後の林道の整備費等を考えると今の夕張には無理な相談だろう。
おそらくは恵庭、千歳、苫小牧などがその候補地だろうが、自然保護の観点からも困難を極めるのではないか。
一番無難なのが恵庭の自衛隊演習地(^^ゞ戦車がリエゾン、SSをこなしているのでまったく問題ないように感じるのは私だけだろうか。
それにセレモニースタートとなる場所、昨年我が日本ハムファイターズが日本一に輝いたときに優勝パレードに使用した駅前通。
ローブやグロンホルムの駆るWRカーが札幌駅前通をスタート、見てみたい。
ソルベルグは箱乗りで捕まったりはしないだろうかと、わくわくします。
それとサービスパーク、プロ野球の試合日程との関連もあるが是非とも札幌ドーム&駐車場でやってもらいたいものです。
世界ノルディック選手権同様、SSSの会場としても噂されます、そういえばギリシャラリーではアテネオリンピンクの際使われたオリンピンクスタジアムでSSSが行われました
DVDを観ると独楽のようにクルクル回ってましたがそんなラリーカーを眺めるのも面白いのかも知れません。
ただサービスパークのみでもかなりの動員が可能だろうし、地下鉄があるので人員輸送の問題も帯広ほどではないだろう。
サービスパークを覗いてそのまま、地下鉄でススキノへそんな方も多くなるだろう。
外人のスタッフや記者たちも繰り出すに違いない(帯広の北の屋台では一昨年オーストラリアから来た記者と一緒に飲んだりも出来ました)そしてそのままホテルへ・・・
そう来年札幌開催の話の出ているわけは、宿泊のキャパシティの問題が大きいように感じる。
過去3回この大会を観に行ったが、皆さん同様にこのホテルのキャパに悩んでいた。
帯広の主だったホテルは競技者やスタッフ、大会関係者が使用していたようだがこれはしかたのないところとして、その他の宿泊施設が貧弱だった。
私もキャンピングカーをホテルの替わりにSS近くに割り当てられた駐車場やサービスパークなどのゲスト駐車場にP泊させていただき楽しませていただいた。
こと札幌周辺の開催となると宿泊施設の問題はある程度は解消されるのであろう。
逆に便利になる反面、観客の増加は色々な問題も考えられる。
まずはチケット、SSSのチケットはプラチナチケットになるだろうし、リエゾンとなる道路には人、人・・・・
まあ集客増を見込めなければ、北海道から群馬、もしくはアジアや中東の何処かにそんなことも充分に考えられる。
2009年より16戦から12戦と4戦減らされる、たった4戦じゃないと思ってしまいますが、モンテカルロラリーやツールドコルス、イタリア、イギリス(旧RAC)、スウェーデン、1000湖、ギリシャ(旧アクロポリス)などの歴史のある開催地は間違いなく開催するでしょうから、かなり狭き門となるでしょう。
何せフォードの故郷アメリカですら開催してません。
さて札幌で開催となったらどうしようか?
SSやリエゾンの場所ににもよりますが、支笏湖のキャンプ場に宿泊のそのそ歩いて、
湖畔の林の中を走るラリーカーも見てみたい。
けれどメインとなるSSSとサービスパークも捨てがたい。
札幌ドームとなれば・・・・・あそこにキャンピングカーを泊めて。
もう判った方いらっしゃいますでしょうか?
そうそう十勝毎日新聞が主催していたころには、やれ自然保護だ、スピード違反の検挙は何件だなどと記事ばかりでしたし「ラリージャパン」はF1と並ぶ自動車レースの最高峰しかもそれを北海道でやっているのにもかかわらず記事の取扱いはごくごく僅かでした。
ところが次回協賛出来そうになったとたんこの身の変わりよう。
う~ん、見事です(^^ゞ