函館イルミネーション2018の最近の記事

いつのころからか日本ではクリスマスにフライドチキンを食べると言う風習が定着しています
おそらくはケンタッキー・フライドチキンの策略でしょうが、七面鳥よりはお手軽ということもあるのでしょう
完全に日本のクリスマスの風物詩と化しています
そんなフライドチキン
そこそことお値段ですが、なんとそれを食べ放題にしているお店があるんです
それがハーベスター八雲が冬季限定でやっている
「土日祝限定 ハーベスター八雲のバイキング」大人一人2,200円(クーポンを使い10%オフ)
 

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この日、函館にイルミネーションイベント【はこだてクリスマスファンタジー】を堪能しようと、高速道を南に走らせ
立ち寄ったハイウェイオアシス八雲「噴火湾パノラマパーク」から歩いて伺ったのが、そんなバイキングをやっている
ハーベスター八雲でした
 

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開店10分ほど前に伺いましたが、すでに20名ばかりが並んでおります
私どもも列の最後に並びましたが、すると前列の方がタイミングよくこのバイキングのクーポンの話をしていました
すぐにスマホで検索、バイキングは前払いでしたがそれまでに間に合い10%引きに預かることに
会計を済ませたらスタッフに案内され「内浦湾」を一望できるカウンター席に導かれます
 

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もっとも店内は広く、よほどのことがない限り
満席で食べられないということはなさそうです
 

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席を確保したら、すぐさまビュッフェを見て回ります

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元はケンタッキーフライドチキンの試作農場だったこともあり
あのKFCの味はお墨付き
しかもスパイスを効かせた「ローストチキン」や甘辛ダレがたっぷりの「エスニックチキン」など種類が豊富なうえ、揚げたてをすぐに食べられ
しかも食べ放題といったフライドチキン好きにはたまらないプランなんです
 

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そうそう、店舗入り口近くには重厚な石窯があり
目の前で美味しそうな石窯ピッツァが焼かれています
 

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ちなみにこれはフライドチキン同様に人気のようでカウンターに並ぶとあっという間になくなります
もっとも次々に焼いてくれるので、かえって熱々のピザが提供されているといった具合でした
 

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他にも八雲名産ホタテを使ったグラタン
八雲町の農家さんが作っている有機野菜を使った料理なども提供されていて
ビールが飲みたいと思う気持ちが湧いてくるそんな料理が並んでいました
 

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ということで皿にがっつりフライドチキンを盛って
食べ放題にチャレンジ
いや~これは贅沢ですね
 

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そうそうここの誰かのこだわりなのか
沢山の種類の紅茶の葉がドリンクバーにあり
ポットに好みのお茶を入れこのサーバーでお湯を注いでポット毎テーブルに持っていくといったお茶好きには嬉しいドリンクサービスもありました
 

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最後は「二海カレー」で有名な、片方のカレーで〆
美味しいうえ満腹で満足のバイキングでした
というか食べ過ぎで、この日の夜はほとんど食べられませんでした
 

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昭和中期に少年時代・学生時代を過ごした私にとってソーセージと言えば、真っ赤なソーセージでした
特に学生時代、いつものように弁当に入っていた「タコさんウインナー」は今は亡き母親が作ってくれた思い出の味でした
けれど鮮やかなほど赤いウインナーにはそれなりの理由があったようです
当時の食糧事情からして、良質な精肉を使った本来のソーセージを作ることは難しい時代だったため、発色の悪いソーセージを店頭に並べるために着色料を使ったというのが本音のようです
そんなウインナーがまがい物だと知ったのは、ビール園でソーセージを食べた時からでした特に美味しかったのが、本格派ハム・ソーセージとして、古くから知名度を誇る「函館カール・レイモン」のソーセージでした

今回の函館観光に際に最初に申し込んだのが、その函館カールレーモン
一度作っているところが見たくて工場見学を申し込みました
ところが見学するはずの函館カール・レーモン本社工場の工場への道のりは厳しく
九折の道を車を走らせようやくたどり着いたと言った感のある道路でした
 

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ということでようやく函館カールレイモン本社工場へ到着
玄関にあるかーるれいもんが語り掛けるように、インターホンでスタッフを呼びます
2階へどうぞとの言葉を残して、スタッフは作業に戻ってしまいました
どうやらここでの見学は特段説明もなく自由に見て回るだけのようです
 

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さてそのカールレイモン
本場ドイツ伝統製法のハム・ソーセージをこの北海道において第二次世界大戦前から作ってきたのですが、ここにはそんな年表が展示されています
 

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歴史が刻まれた道具も展示
アンモニア式冷凍機などが展示されていますが、そうそんな時代だったんですね
 

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そして愛用していたスモークハウス
 

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肉をミンチにするカッターやミキサー
 

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なお、中央部のガラス窓から階下の工場が一望
ここでは充填機から次々と出てくるウインナーをケーシングして吊るすそんな作業が見て取れました
 

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スタッフはどこぞに消えてしまい、呼び出すのもなんなので
直売所での買い物はパス
次はトラピチスヌ修道院に向かいます

函館トラピチスヌ修道院

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平成最後の天皇誕生日を交えた連休
はこだてクリスマスファンタジーを一目見ようと遠路はるばる軽自動車を走らせ函館にやってきました
ということでカールレイモンの工場を見学した後は本格的な函館観光
歴史のある函館の建築物の中でも異国情緒漂う教会
まずは郊外の天使の聖母トラピチスヌ修道院を訪問しました

バター飴やクッキーで有名な「トラピスト修道院」は女人禁制の男性のみの修道院ですが、ここは逆に女性のみの修道院
修道女の生活の場 一般社会から身を引き「祈りながら働き、働きながら祈る」という毎日を送る修道士が暮しているのがここトラピチスヌ修道院でした
 

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駐車場に車を停め、修道院の厳粛な門に向かいますが
出迎えは、大天使聖ミカエル
これはフランスから送られたものなんだそうです
そういやあの「自由の女神」もフランスからアメリカへの贈りもの
こういった贈答文化は差すがと言わざるを得ませんね
ちなみにミカエル像の後方に立っている白い蔵は「聖母マリア像」です
 

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実際にはこの聖母トラピチスヌ修道院
ローマ・カトリックの「厳律シトー修道会」に属する厳格な修道院なため
修道院は静謐な祈りの空間を確保するためなのか、修道院付近へは立ち入り禁止でした
ちなみに兼六園を思わせる雪吊りの庭園が目の前に広がっていました
 

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そうそうsんな庭園には、ルルドの洞窟が再現
マリアとベルナデッタの像が置かれていました
 

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帰りに添加物を、一切使用せず小麦粉、バター、粉糖のみで作られた「シスターの手作りクッキー」300円を購入
少なくともこのクッキー
「トラピスト修道院」のクッキーよりはレア度は高そうです
 

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昨年末、年の瀬を間近にした3連休に函館行を決めたわけは
はこだてクリスマスファンタジーもありましたが、この「なまらあずましい」サルに癒されたかったからでした
 

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そんななまらあずましいサルが居るのが、函館の湯の川にある熱帯植物園の「サル山温泉」
 

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見た感じはどこの動物園にもあるような、サル山
約90頭が飼育されているんだそうです
 

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ここの特徴は何といっても温泉
例年12月1日から、函館市にお湯(しかも源泉)をわけてもらっていて
 

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ここサル山のサルは日がな一日、温泉に浸かる
贅沢な暮らしをしています
 

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人間くさいポーズで温泉に浸かるサル
こんな姿が見られるのは、長野の地獄谷野猿公園とここ湯の川くらい
しかも駐車場から歩いて数分でこんなサルに癒されるんです
 

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ついつい買ってしまった、モンキービット(100円)を購入
サルとのキャッチボールを楽しんだ後
袋はこのおサルさんのゴミ箱へ
いや~癒されました
 

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函館観光と言えば、まず頭に浮かぶのが函館山から望む夜景
旅行ガイド「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で、フランスに三つ星の観光地として紹介される絶景です
そんなインターナショナルな夜景ですが、先般「youtube」で面白い動画を見つけました
 


 


特に今回伺ったのはクリスマスイルミネーション輝く函館
さぞかし奇麗だろうとついた初日に函館山ロープウェイに向かいました
 

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山麓駅で搭乗券を購入
日没の時間帯ということで、団体旅行などの観光客でロープウェイ改札は人で溢れていました
 

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そう夜景のベストタイムは日没約30分後
ちょうどそのあたりで山頂駅にたどり着きましたが、夜景のピークシーズンということもあり、展望台は人・人・人・・・・・
と、人垣ができていて、なかなか前方に進めません

 

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それでも20分ほど並び、ようやく最前列へ
美しく煌めく函館の街並みを拝むことが出来ました
ところで最近のこうした夜景は照明にLEDが普及したことから、以前に比べ青っぽい白が基調で、夜景に温かみを感じなくなってきましたが
ここ函館は違いました
山麓近くの教会や洋館が並ぶ元町地区の温かみのあるオレンジ色の街灯に加え
ベイエリアはクリスマスイルミネーションで街は煌めいているので
こんな風に温かみのある夜景が楽しめるんです
そんな夜景は函館海峡と津軽海峡に挟まれた独特の地形
そして真ん丸のお月様と合わせ、なかなか良い風情を醸し出していました
 

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ちなみに山頂の屋上展望デッキからは、函館港を望むと漁火も見ることが出来ます
 

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とはいえ、実はこの時間帯は行よりも帰りのロープウエィのほうが並びます
125人乗りのロープウェイが10分おきに出ているのにかかわらず、そろそろ1時間以上の搭乗待ちとなとのことでしたので、夜景を眺めたら一目散に帰りのロープウェイへ
これも30分ほど並びようやく帰りのロープウェイに乗車できました
 

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ロープウェイ山麓駅からは、クリスマスイルミネーション煌めく元町の二十間坂を眺めつつ函館駅方面へ
ちなみに明日の晩はここ元町の街歩きツアーを予約してありましので、この日は見ながら下りるだけ
次の目的地「函館ひかりの屋台 大門横丁」を目指します


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函館山での夜景を堪能しつつも、その混雑ぶりにうんざり
人に酔ったあとは、今度はお酒を飲んで酔おうとやってきたのは「函館ひかりの屋台 大門横丁」
約8,000㎡の敷地にジンギスカン、塩ラーメン、海鮮料理、アジアン料理店などバラエティに富んだ全26店舗の小さな飲食店がずらりと軒を連ねる飲み屋街です
 

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平成17年開業と言いますから、もうかれこれ営業を始めてから13年
とは言え函館駅から歩いて5分くらいにある、どちらかと言うと観光客向けのお店が連なる屋台村ですが、それなりに旬のものが食べられるとあって地元の常連客も通うお店が多いようです
 

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お目当てのお店も有りましたが、そこはカウンター席のみだったこともあり満席 
続いて向かったのが八戸出身のご主人が腕を振るう「居酒屋はこはち漁協」
ここ大門横丁の屋台村にあって全22席と一番の座席数を誇るお店です
(とはいえ小さいことに変わりはしませんが)
 

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ちょうど4人掛けのテーブル席が空いたので2人でしたが、お店の方に断って席に着きます
まず頼んだのは、生ビールとお通しの枝豆
 

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テーブルに置かれたメニューを見たところ
店名にあるように海鮮を中心とした北海道ならではの料理の数々
けれど壁に目を移すと、その日のお勧めのメニューが掲げられ私にはこちらの方が興味をそそります
 

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ということでその壁メニューから
「マグロの中落ち」をオーダー
中落ちはマグロの中骨の周りに残った身の部分を掬い取ったものですが
部位の中には脂がのった中トロといったものもあり、これが美味いんです
 

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そうそうココ函館は日本一の本マグロを誇る青森は大間の本マグロが揚がる地域とは津軽海峡をはさんだ向かい岸
そんな函館も同じ海が漁場なことから戸井のマグロ、北海道南端の松前のマグロなどのブランドマグロが捕れ
函館近辺の漁場に水揚げされ函館市水産物地方卸売市場に集まってきます
この翌々日早朝にはその市場のセリを見学、マグロの解体を見ることが出来ましたが
そんな函館だからこそ食べられるのが、こうしたマグロの中落ちだったかもしれません
 

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続いて頼んだのは「タチポン」
聞きなれないメニューかもしれませんが、鱈(たら)の白子のことを北海道では「たち」と呼んでいます
その鱈の白子にポン酢をかけた料理がタチポン
北海道の厳冬期、その中でも非常に短い旬である鱈の白子を楽しむメニューです

と言うわけで、この辺りで日本酒を注文
ご主人の地元の地酒「田酒」もあるとの事ですが、ここは千歳鶴の冷をお銚子でいただくことに
 

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壁のメニューを眺めたついでに、天井近くの色紙を見ていると
知った名前が有りました
それが「太田和彦」
私をアウトドアに誘った作家「椎名誠」が主催した野外キャンプ会『あやしい探検隊(正確にはいやはや隊)』のメンバーで
 

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「太田和彦の新居酒屋紀行」などのTV番組で店主こだわりの料理や銘酒を紹介するかたわら、居酒屋関連の著書も多く
あの酒場放浪記の吉田類の先がけ的存在でした

この色紙を見た際は、昔読んだ本を思い出すとともに
この店に来られたんですか?と店の奥方に聞かせていただきましたが
その後、たいそう長く語っておられました

 


 

さてこのあと行きたい店もあることですし
この辺で店を出ますが、料理も美味しいく雰囲気も気に入ったので
次回は人気メニューだという銀サバの食べ比べを食べに再訪したいと思います

「函館ラーメン」
まぁ、おそらくは札幌で味噌ラーメンがご当地名物として「札幌ラーメン」として認知されていましたので、その対抗馬として北海道のご当地ラーメンとして名付けられたものなのでしょう
けれど古くから開港地として、多くの華僑が訪れたここ函館には古くから志那そばの文化が定着していました
特に大門と呼ばれる松風町地区に屋台や、大八車の流し屋台が軒を連ねたんだそうです
といいうことで今回その函館ラーメンを食べようとやって来たのは
大門祇園通という函館では有名な歓楽街で長らくラーメン店を営む
味一筋函館名物ラーメン「ぶんぶく茶釜」
 

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昼はやっていないのですが、夕方5時から営業開始
割合早い時間帯に伺ったので簡単に入れましたが、飲んだ後の〆になぞ伺えば行列が必至の店なんです
ということで店内に入ると、カウンターとテーブル席全部で20席ほどでしょうか
カウンターの中で愛想の良いご主人に向かい入れました
 

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テーブル席が空いていたので、そこを陣取り
まずはビール
瓶ビールかと思いきや、樽生ビールがあるとの事なのでジョッキで頂きます
 

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頼んだのは、我が家の奥さんが函館に敬意を表して
「塩らーめん」
 

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私は「醤油ラーメン」をチョイス
美味しく頂かせてもらいました
 

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ちなみにここの名物は「大王ラーメン」なる激辛ラーメン
次回はこいつを頼ませていただきます

〆のラーメンを食べた後でしたが、ホテルへ戻る途中
出くわしたのが、このラッキーピエロ函館駅前店
何となくですが、チャイニーズチキンバーガーが食べたくなり立ち寄ることに
ちなみにこのラッピ、先日閉店した「函館棒二森屋」のテナントの一つで、棒二森屋閉店後も次の店舗が決まるまでの仮営業期間なんだとか
次に函館を訪れるのは今年10月、もしかするとここへは最後の訪問になるかもしれません
 

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このド派手なピエロに迎えられた、函館発のご当地ハンバーガーレストラン「ラッキーピエロ」
商売が上手と言うのか、ここ函館・渡島地区のみの店舗の展開で、札幌などに店舗を増やすことなく営業されております
おかげでたまに函館に行くとどうしても食べたくなる、そんなレア感をそそるフードとなっています
帯広にある「カレーのインディアン」も同様に十勝圏内から外には店舗展開していませんが
訪れるとついつい立ち寄ってしまいすね
 

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ラッキーピエロ函館駅前店はアールデコ館と名づけられて
青を基調とした店内にはそんなアールデコ調の絵画が飾られていました
ちなみに店内には人・人・人
会計を待つ人とテイクアウトの品物を待つ人で溢れています
私もその中に加わわりましたが、結局ハンバーガー2個買うのに30分は待つことに
 

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私どももそんな人に交わって
「チャイニーズチキンバーガー」を注文
ホテルに戻ってハイボールとともにいただきましたが
北海道伊達産の鶏のから揚げを包むように北斗市大野で獲れたシャキシャキのレタスがたっぷり入っているうえ
から揚げの醤油ベースの甘辛たれとマヨネーズが絶妙な美味しさを醸し出していました

 

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ところでここラッピの特徴はファストフードなのに、オーダーを受けてから作り始める本格派レストラン
とはいえ持ち帰りは20分ほどかかるのが、辛いところですが
実は予め電話で予約できるようで
この日の失敗を糧に翌日は電話にて予約の上、伺うことに


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ということで、2日目のテイクアウトはチャイニーズチキンカレー
函館近郊で獲れたお米・ふっくりんこのご飯を使ったカレーライスで
醤油ベースの甘辛たれにつけた唐揚げがアクセントになっていてかなり癖になる味でした

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函館の夜景スポット「八幡坂」
港に係留されている青函連絡船記念館摩周丸のライトアップが夜景を引き立てています

 

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さとその青函連絡船記念館摩周丸
津軽海峡をはさみ青森駅と函館駅を結んだ青函連絡船で
青函トンネルが無かった時代、この連絡船が北海道に渡る手段としてもっとも一般的な交通手段でした
そんな旧青函連絡船「摩周丸」
三菱重工業の神戸造船所で建造
青函連絡船廃止後、僚船はつぎつぎと売却されていきましたが、摩周丸は母港函館で保存
現在は函館港に係留されフローティングパビリオン「青函連絡船記念館摩周丸」として観光の拠点となっています
 

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函館観光2日目はそんな青函連絡船記念館摩周丸を朝から見て回りますが
元乗組員のボランティアガイドによる船内ガイドツアーを予約したうえで伺いました
写真の「4階の操舵室(船橋)」で現役の頃のままの制服に身を包みガイドをしてくれているのはそのボランティアガイドの山田さん
30分ほど丁寧にこの船内を案内してくださいました
 

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3階フロントから階段を上ると 
 

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まずは救命筏が出迎えてくれます
そう船には重要な設備です
緊急の際は、ブリッジから遠隔操作で一斉、あるいは部分的に海面に落とすことができ、自動的に膨張してゴムボートになるんだそうです
ちなみにあの「セオウル号」はTVの画像をよく見たところ、救命筏はワイヤーで固定されていたため転覆時に多くが救難時に使えない状態だったんだとか
そんな説明を受けました
 

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まずは船の司令塔
操舵室(船橋)へ
 

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室内の装置は触れることが出来るんだそうですが
摩周丸自慢の「可変ピッチプロペラ」のハンドルがここにありました
これはスクリューの羽根の角度を変えるだけで、船の前進・後進ができる当時最新式のもの
こいつにも触れることが出来ました
 

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そのほかレーダー
ここを以前「ブラタモリ」の撮影で訪れたタモリさんは
このレーダー情報処理装置に大変興味を持たれたんだとか

そして現在も生きている?「火災警報器」
この船にはスプリンクラーも設置されているんだとか
 

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操舵室角には、「神棚」が設置されています
祀られるのは古来から「海の神様」として漁業、航海など海上の安全を守ってくれる神としての信仰がある金毘羅さんでした
 

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「無線通信室」
通信士が無線送受信機を操作して、気象をはじめ、各種情報の収集や連絡・報告を行っていた部屋です
 

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モールス信号の打鍵も当時のまま 
 

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続いて「青函連絡船のあゆみ展示室」
ここには当時の寝台室を彩った「飾り毛布」や
実際に使用されていたグリーン指定席と普通船室の座席などが展示
もちろん座ることも可能ですが、ひじ掛けの灰皿が当時を忍ばせますね
 

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実際に使用されていた制服
 

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1/100の初代摩周丸の模型や
貨車の積み下ろしの再現模型
 

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奥には喫茶サービスカウンターのある「ニューサロン海峡」
 

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続いて3階
「船のしくみ展示室」へ

 

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ここには旧青函連絡船「摩周丸」のカットモデル
そしてエンジンには欠かせないピストンやコンロッド、バルブやメーター類
このあたりまでボランティアガイドの山田さんに丁寧に説明を受けました
 

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このあとの予定も詰まっていました
4階の航海甲板にも足を延ばしました
摩周丸で実際に使用されていた可変ピッチプロペラ
そして最初に説明を受けた救命艇等が展示されています
 

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カーペット敷きの普通座席(升席)ではそいや高校の修学旅行で乗ったのはこの座席だったと昔をしのび下船いたしました


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ちなみにこの青函連絡船の最大の特徴
鉄道車両ごと船で運ぶ「貨車航送」
車両甲板のあるエリアはアスベストの問題ががあり
見学者の安全(健康を含む)が確保できないため残念ながら非公開エリアとなっていました

JR北海道が例年クローズアップする函館
まぁ確かに歴史がある港町で観光地として魅力があるうえ
旅の手段として新千歳や札幌圏、そして青森以南からの個通手段としてJRが便利
そのうえ函館にはJRの経営するホテルもあることなので
JR北海道一押しなのでしょう
昨年の冬も「北の南で戯れませう」とのキャッチフレーズで観光客を誘っていました



 

そうんな動画には、冬の観光地らしくない場所も映っていました
それが「トラピスト修道院」
800メートルほどのポプラと杉の並木道の奥にあるのがそのトラピスト修道院ですが、なかなか魅せる映像ですね
ちなみにこの並木道は「ローマへの道」なんだそうです

 

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修道院の売店の駐車場に車を停めましたが
朝早かったこともあり、他に観光客は見られません
というか真冬にここを訪れる方はあまりいないんじゃないでしょうか
よくもまぁJR北海道さんも冬の観光スポットとしてここを選んだなと言った感じです
とはいえ函館から30分ほど車を走らせ来たのですから修道院を見ずには帰れません
ということで長い長い坂道を登り修道院へ
その修道院手前には赤煉瓦の門がありました
 

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鉄の門で行く手を遮っていますが、これから先は外界と遮断された修道士の方々の生活と就労、祈りの場
勝手に入ることはできません
ちなみに予約をすれば、修道院の見学は可能なんだそうですが
もちろん女性の見学は厳禁だそうです
 

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中には入れませんが、この門の中に資料室があり
修道院での「祈り働け」といった生活を垣間見ることが出来ました

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門から先は狐の歩いた後くらいしか見当たらず、多くの修道僧がいるのが嘘のようです
そんな「トラピストクッキー」で有名な修道院は厳粛な雰囲気のなか、ただただ佇んでいました
 

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トラピスト修道院から函館へ戻る道中
松前国道の海岸の向こうに函館山がまるで孤島のように佇んでいました


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そんな松前国道には多くの遺体が打ち上げられた上磯町七重浜に
1954年に起きた国内最悪の海難事故「洞爺丸事故」を弔うための
洞爺丸慰霊碑が建立されています
朝方青函連絡船記念館摩周丸のボランティアガイドによる船内ガイドツアーで説明を受けてここはどうしても哀悼の意を表したく立ち寄らせていただきました

 

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その洞爺丸事故は、1954年9月26日に青函航路で台風第15号により起こった、日本国有鉄道(国鉄)の青函連絡船洞爺丸が沈没した海難事故である。死者・行方不明者あわせて1155人[注 1]に及ぶ、日本海難史上最大の惨事となった。 (ウィキペデイアより拝借)
この事件の影響で青函トンネルを推し進める世論が強まり、現在の北海道新幹線開通へとつながっていきます・・・・
 

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その陰で
責任の大半を引き受けることとなった洞爺丸の近藤平市船長
現在のように気象衛星で台風の進路を予測出来ないそんな時代に責任のすべては自分にあると最後まで乗客の救助に一命を掛け最後の時を過ごします
被災当時乗務員から渡された救命具を「ありがとう」と言って、受け取らなかったと生き残った乗務員からの証言で分かっていますが
その近藤平市船長、双眼鏡を肩に救命胴衣をつけず一週間後に発見されたんだそうです
当時の犠牲者に哀悼の意を表するとともにその近藤船長に敬意を表させていただきました

ここ数年、繁華街でよくスペインバルを名乗る飲食店が増えてきました
当初は目新しさも手伝ってそんなスペインバルを尋ね歩いたりもして、スペインに行ってみたくなり
2年ほど前にドリードやバルセロナのバルを巡ったりもしました
ところでそんな今のスペインバル・ブームの数十年前からスペイン(バスク)料理を提供するお店があり話題になっていました
それが函館にあるスペイン料理店「レストラン・バスク」
1981年開店と言いますからまさに老舗スペインレストラン
函館に行くのなら是非とも寄りたい店の一つでした

開店少し前に着いたため駐車場で一息ついていると頭の上を飛行機が低空で迫ってきました
そうここは内から函館空港までは5km程度の飛行機マニアの撮影ポイントにもなりそうな場所だったんですね
 

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開店時間となり入店
店内には自家製ハムが何本も吊るされていて、スペインの生ハム屋さんを彷彿とさせました
 

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ランチのコースメニューもありますが、この日は他にも食べたいものがるので
ピンチョス盛り合わせ9品盛りを頼みます
出てきたのは
「噴火湾甘エビのコロッケ」
「自家製スペイン風ソーセージ」
「王様椎茸のアヒージョ」
「ひじきと黒豚」
「バッケットにのったパテ」
「たらこ」
「鰯のマリネ」
・・・・・記憶の限りこんな感じだったかと思います
 

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そしてこの店に来たのならどうしても食べなきゃならないのが生ハム
レストラン バスクのシェフ深谷宏治氏、自ら直接お席の傍らで骨付きの生ハム
俗にいう「原木」をカットし取り分けてくれるんです


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しかもその生ハムはご主人自慢の男爵黒豚の自家製ハモンセラーノ
スペイン料理に欠かせない生ハムですが、開店当時は輸入禁止だったうえに国産の生ハムは皆無
それならと一発奮起し自分で作り始めたんだそうです
しかもその黒豚は木村牧場に依頼し、あれこれ口を出して飼育しているのだとか
そんな話(ウンチクとも言う)を聞きつつ生ハムを食すのがここバスク流
 

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そんな生ハムはドングリを食べて育ったイベリコ豚で作るハモンセラーノのように脂身が美味く
満足の昼食でした
けど次回は車を置いて来ようと決意させるお店でもあります
 

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北洋民族資料館の蟹工船&捕鯨船

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ここに立ち寄ったわけは
そのあと五稜郭タワーに昇ろうと考え、五稜郭近くの駐車場に入れたところ
なんと道立函館美術館か函館北洋資料館の入館者は2時間無料とのことでした
函館北洋資料館の入館料は大人一人100円
駐車場より安いじゃん・・・と思い、駐車場料金を安くするため
まぁさらっと見て回ろうと入館しました
入館すると、まずは見事なセイウチやオットセイの剥製

 
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そして・・・
2m以上あるホッキョクグマやオホーツク海紋別沖で網にかかり実際に捕獲されたトドの剥製が出迎えてくれます
これらはサイズ的にはかなり大きな剥製ですが、海原では出会いたくない海獣ですね
 

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さてここは北洋漁業に関する小さな資料館で貴重な資料がたくさん展示されていて見どころたっぷり
明治時代に活躍した北洋漁業の方々の逸話やそんな時代の服装
そう厳寒の北洋で漁業を行ってきたのですが、現代のような防寒着はなくこうした着物に毛皮を組み込んだ服で寒さをしのいだようです
 

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ボランティアの方が解説してくれるようですが、すべて聞くには時間が無かったのでさわりだけ聞かせていただきました
日露戦争に勝利したことにより日露漁業協約が結ばれロシア領土内の漁区にてサケ・マスが獲れるようになり、北洋漁業が盛んになります
日本とロシア、そう創業当時の社名にもなった日魯漁業はその後大洋漁業と合併し「マルハニチロ」と大手食品会社へ発展していったんだそうです

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蟹工船の「洋光丸」の精密な模型もありました
読んだことはありませんが、小林多喜二の小説のタイトルで有名になった船です
私自身小林多喜二が小樽出身ということで、蟹工船には小樽のイメージがあったのですが、実際にはここ函館から遠洋の千島列島やカムチャッカに向かったようです
港を出ると最低3ヶ月は帰ってこれないそうで、狭い過酷な環境の中でカニ缶を作っていたんだと想像できる模型でした
 

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最後は捕鯨船のコーナー
そう言えば「くじら汁がないと正月を迎えた気がしない」と函館出身の人は言いいますが、捕鯨基地もまたここ函館だったんですね
ここには「寶壽丸」と書かれた看板やノルウェー式捕鯨砲が展示されていました
国際捕鯨委員会(IWC)から脱退を決めた日本ですが、
捕鯨は元々北欧やアラスカが本場、声高高に反捕鯨を叫ぶアメリカもまた捕鯨国だったんですけどね
 

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こんな感じで20.分ほど見て回りました
駐車料金を安くするため入った博物館でしたが、昭和の北海道の漁業を語る展示物満載の博物館で、100円の入館料にしては見どころ満載でした

五稜郭タワーに昇ってみた

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何故タワーに昇るんですか?と聞かれれば、「そこにタワーがあるから」と答えてしまうくらい、〇〇タワーと名付けられたものが有れば昇ってしまうのが、我が家です
今回訪れた函館にも五稜郭タワーといった、建物頂上の高さが107mのタワーがあり
展望台からは函館を一望できることから、いつものように昇ってまいりました
 

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展望料金を支払い早速、エレベーターで
90mの高さにある2階展望室へ
 

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ここからは昨晩登った函館山がくっきりと見えるうえ
箱舘駅方面に目を凝らすと宿泊しているホテルまで見通せます
 

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反対方向には雲に隠れてはいますが横津連峰の山並みが眺望できたりもしますが
 

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ここでのメインの眺望はまさに足元の下
幕末の箱館戦争の舞台となった日本初の洋式城郭である特別史跡五稜郭の城郭が一望できるんです


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ちょうど伺ったときは
五稜郭の堀の周りを約2,000個の電球で星形に彩る「五稜星の夢(ほしのゆめ)イルミネーション」がやっていましたが
昨晩は函館山に登りましたし、今晩は「元町街歩きツアー」を申し込んであったので
残念ながらこの眺望は見ることが出来ませんでした
これはまた次回のお楽しみと言うことで
 

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(五稜郭タワーHPより拝借)
 

最後に五稜郭タワー展望室にある
復元建築された函館奉行所の模型を見てそこへ行こうとも思いましたが
寒いのでパス
このあとは市内の温泉につかりに行くことにします
 

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朝から函館市内を歩き回り、身体が冷え切ったところで市内の温泉に入り一息ついたら
函館市民の台所、函館中島廉売のすぐ近く
「持ち帰りすし しげちゃん寿司」へやってきました
 

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ショーケースに並ぶ寿司折りの食品サンプル
そうここは持ち帰り寿司の専門店
 

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店内には僅かですがカウンター席もあり、店内で食べていくことも可能
 

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けれど風呂上り
ビールとともにいただきたいとということで
ランチメニュー、の中から爆裂15貫盛(1,350円)を注文
テイクアウトすることに

注文して十数分
車出来上がりをの中で待っていると女将さんが向かいに来て
無事購入、待っている間も電話で予約してあったのか数名受け取りに来ていました
 

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ホテルに戻り
地ビールとともにいただいたのがコレ
 

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「道南名産がごめ昆布にぎり」といったちょっと珍しいネタまあり
満足満足
ただ折角なので次回は持ち帰らずお店で頂きたいものです


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写真は函館山のふもと「八幡坂」の函館ベイエリアを見下ろす坂のイルミネーションを写したものです
雪が融け濡れた路面に美しく輝いていて幻想的な景色を醸し出していました
港町にはこうした坂が定番ですが、こうした坂の上にはたいてい異国情緒あふれる街並みがあるようで
そうした坂の街を地元の方にガイドしてもらおうと
ガイドと歩く街歩きツアーをあらかじめ予約してありました
それが『【函館・ガイドツアー】幻想に包まれる夕暮れ。ロマンチック元町街歩きツアー』と言うもの
ツアーの内容はと言うと(アソビーユHPから抜粋)
ライトアップされた建物を見て歩く、ロマンチックな街歩き函館山頂からの夜景を見に行く前にぜひご参加いただきたいツアーです。日頃見ることのない、ライトアップされた函館の街を見てまわりましょう。旧イギリス領事館や教会など、函館ならではの情緒溢れる建物が、幻想的な雰囲気に包まれてとってもロマンチック!


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待ち合わせ場所である「函館市地域交流函館市地域交流まちづくりセンター」に行くと、ガイドの土田さんが待っていてくれました
他の客はなくツアーの参加者は私ども夫婦のみ、マンツーマンでガイドいただくことになりました
まずはその函館市地域交流まちづくりセンターからガイドが始まります
この建物は大正12年創業の「丸井今井呉服店函館支店」として建てられ、現在は函館市の景観形成指定建造物に指定されているんだそです

ここには東北以北最古の手動エレベーター(TOYO OTIS製)があり、現在も動かせるそうで、スタッフがこのツアーに合わせ鍵を開け稼働させてくれました
ということでその昔エレベーターガールが動かしていたんだと想像し乗ってまいりました
 

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続いて140年の歴史を誇る函館の老舗レストラン「五島軒」
その本店に併設されている、レストラン雪河亭へ向かいます
ここには平成元年に天皇・皇后両陛下が来店したそうですが、当初洋食を用意しようとレストラン側は考えていましたが、天皇のご意向は五島軒のカレー
とはいえ普段提供しているカレーを出すわけにもいかず提供されたのが『リッチ鴨カレー』なるちょっとゴージャスなカレー
この時出されたカレーは今はメニューの一つになっているんだとか
と・・・・これまた次回食してみたい函館グルメをガイドさんから紹介されました
 

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続いて函館市内に多い教会の一つ「日本基督教団函館教会」
アメリカ領事を兼任していたハリス氏がここで福音主義(プロテスタント)を伝道されていたのだとか
 

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歩く道すがら紹介されたのが、その名の通り「赤毛のアン」をモチーフにオープンした、手作りパンとケーキのお店「グリーンゲイブルズ」
バンド「JUDY & MARY」のボーカル、「YUKI」が行きつけとしたカフェなんだそうです
なんだかロックバンドのGLAY のメンバーがインディーズ時代に通いつめていたラッキーピエロを彷彿とさせます
 

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街を少し歩き続いて石畳の「基坂」へ
ここは役所が置かれていたエリア
名前の由来はここに明治時代に里数を測る基点となる「里程元標」があったからだとか
 

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ということでまずは
「函館市旧イギリス領事館」
ここには1859年から85年間、誇らしげにユニオンジャックが掲げられていたのだとか
現在はペリー来航をきっかけに開港するまでの歴史などを紹介するミュージアムや本場イギリスの紅茶や焼き菓子が味わえるカフェがあるそうですが、双方ともにすでに営業時間は終わっていました
ガイドさんから、ここのドアノブが異常に高い位置にあるのだがそのわけはわからないという話をしてくれ、初代領事は背が低かったのにといったうんちくも披露してくれました
 

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明治の栄華を感じさせる豪華な造りの洋風建築
国指定重要文化財である「旧函館区公会堂」
壁や柱がブルーグレーとイエローに塗られているのだそうですが
残念ながらこの時、保存修理工事が行われていて見ることはかないませんでした
 

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そしてこの旧函館区公会堂が立つ坂の上には元町公園上の展望台があり
ここからの夜景も素晴らしいガイドさんも好きな景色でおすすめのスポットと言われていました
確かにロープウエィに乗らず、しかも訪れる人もまばらないい場所のようです
 

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この公園に隣接する旧北海道庁函館支庁庁舎
現在は、函館市元町観光案内所として活用されているんだとか
 

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そしてガイドさんが熱弁をふるってくれたのが「旧開拓使函館支庁書籍庫」
レンガ造りのおかげで1907年の函館大火での類焼を免れた建物で、メインとなる建物は1列に長い辺と短い辺を交互に並べるフランス積み煉瓦壁
手前の増築部分は、1列に長い辺ばかり、次の列に短い辺ばかり、交互に並べるイギリス式と2種類のレンガ壁を比べられる貴重な建物なんだとか
 

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レンガは金森倉庫でもおなじみの茂辺地煉瓦石製造所製
上磯町茂辺地の矢不来天満宮の裏手で焼かれたものなんだそうで
そんなレンガには、目を凝らしてみると明治の製造年の刻印が残されていました
 

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ライトアップが美しい「函館ハリストス正教会」などを見てガイドツアーは終了
土田さん今回はありがとうございました
また函館を訪れたら違う街歩きツアーに参加させていただきます
 

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イルミネーションが彩る八幡坂、はこだてクリスマスファンタジーでにぎわうベイエリア
「冬に恋函館」と題された、このポスターはJR北海道の各駅に貼られているポスターです
 

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(はこぷらHPより拝借)
 

そんなポスターを通勤途中毎朝見ていた私は案の定、洗脳されクリスマスファンタジーでにぎわう函館ベイエリアへとやってきました
 

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冬の函館はベイエリアで「はこだてクリスマスファンタジー」が開催されていて
冬景色の街並みが、光の回廊に変身していました
函館港には噂の「幸せを呼ぶもみの木」が海上にたてられていました
 

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そんなファンタジー会場のメインストリートには地産地消のあったかスープが勢揃い
人気のありそうなスープバー(屋台)で「チーズグラタンとオニオングラタンスープ」を購入しいただきましたが、冷えた身体にはこうしたスープが嬉しいですね
 

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クリスマスツリーの点灯式は毎夜行われますが
この日は函館出身の演歌歌手 大石まどかさんとタレントの福島和可菜さんのカウントダウンで点灯
 

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海に浮かぶ大きなツリーが煌めきだしました
このイベントは函館の青年会議所主体で、1998年から始められ、こうして20年以上続けられているのだとか
函館市もずいぶん後押ししているようですが、この日のベイエリアもかなりの観光客でにぎわっていました
 

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ちなみにこのクリスマスツリーのモデルはニーヨーク・ロッフェラーセンターのクリスマスツリー
映画で見てヒントを得たんだとか
私も5年ほど前、ニューヨークのロッフェラーセンターを訪れたときに見てきたのを思い出しました
 

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そんな函館港の海上に浮かぶ美しいツリーを彩るよう
花火が打ち上げられ、イベントは終了
 

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大勢の観光客が飲食店に向かう前に早足で目的地であるはこだてビールへ向かいます

函館ベイエリアにあるクリスマスツリーの点灯式&花火の打ち上げを見たら
一目散に会場付近の人垣を潜り抜け、急いで繁華街へ足を運びました
向かった先は「はこだてビール」
急いでこの店に向かったわけはクリスマス・イブ・イブだったこの日の」夜は予約不可と言うことでしたので、混みあう前に入店したかったからなんです
 

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店に入ると暖炉の暖かな火が迎えてくれ
急いで来たおかげで店内はかなり空いていました
なんだ、そんなに急ぐことないじゃんと思っていたら、次から次へとお客さんが押し寄せ席は満席、玄関前で並ぶ列ができるほどでした
 

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店にはステンレス製の醸造タンクが並んでいますが、ここはビーヤホールであるだけでなく
年間350klの生産能力を持つブルワリーを兼ねたお店
函館山の麓へ地下水を汲み上げて作られたこだわりのビールを醸す、醸造タンク前はカウンター席となっており、ビールの発酵のうんちくなど語りつつビールを頂く場所となっていました
 

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で、まず頼んだのは「おためし4種類」
・五稜の星 ドイツ・バイエルン地方特有の上面発酵された「ヴァイツェンビール」
・明治館 上面発酵のビールのスタイルの一つである「アルトビール」
・北の一歩 大麦麦芽を使用し上面発酵で醸造される「エールビール」
・北の夜景 ルーティな酸味のある上面発酵ビールの一つ「ケルシュビール」
つまみに添えられた「トウキビ」
このトウキビが唯ものではありませんでした
 

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それが「ドライ・スイートコーン」
商品には『コーンの自然の甘さが生きている、くちあたりもソフトでそのままさくさくおやつとして、また、お料理にも使えます』と誇らしげに書かれています

美瑛町で栽培されたとうきびを乾燥させたものがこのドライ・スイートコーン、これがビールにぴったり
精算時にカウンター脇に有るのを見つけお土産に買ってかえることに
 

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ここで提供されるヴァイツェンは美味いとわかっていましたが・・・
「社長の良く飲むビール」と名付けられたビール
これがまさに絶品
ちなみに社長のよく飲むビールは通常の2倍の量のモルトを使用し、1ヶ月(通常2週間)じっくりと熟成させて出来上がる特別なビールなんだそで
美味いのもうなずける製法です

つまみは「スモークフィッシュ3種盛り」
サバ・タコなどのスモークを肴にいただくことに
 

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ビヤホールと言えば、これを頼まずにいられないのがソーセージ
北海道産ポークの”ボイルドソーセージ”のはこだてビールによく合いました
 

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にしてもこの社長の良く飲むビール
これが美味い
思わずブリュワリーの醸造タンクに乾杯したくなるほどでした
 

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ということで、たっぷり地ビールをいただき
精算時にその「社長の良く飲むビール」に加え
前述の「ドライ・スイートコーン」を購入
札幌の自宅でまた函館を思い出しつつ愉しむことといたします
 

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昭和40年に開設以来、函館の飲食店や台所を支える水産市場
「函館市水産物地方卸売市場」
朝早くから卸売業者の方や仲買人が集まり、流通の原点を思わせる活気あるセリが連日開催されています
しかもここは、以前の築地市場のように観光も考慮して市場建設が行われたと言うことで、セリの邪魔にならない立ち位置であれば自由に見学が出来たりもします
そうここは函館駅からも近い観光名所ともなりえる施設なんです
とうことで函館魚市場へメールで予約しておき
当日「守衛BOX」にて受付、見学者用の入場受付票をいただき入場いたしました
 

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この函館市水産物地方卸売市場に魚を卸すのは
「知内漁業組合」「木古内漁業組合」「当別漁業組合」「茂辺地漁業組合」「上磯漁業組合」「根崎漁業組合」「宇賀漁業組合」「銭亀沢漁業組合」「石崎漁業組合」「小安漁業組合」「戸井西部漁業組合」「東戸井漁業組合」「日浦魚業組合」「尻岸内魚業組合」「古武井魚業組合」「恵山魚業組合」の16漁業組合
かなり広範囲の漁協の取引が行われているようです


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まずは活魚のセリが行われる、新上屋へ
 

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絶え間なく海水が注ぎ込まれている黄色い箱入りがイケス
そのなかには活イカに活ホッケ、そして秋から冬が旬の活ひらめが入れられ
泳いでいました
 

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続いて本棟へ
2階事務所から本棟でセリを待つ整然と並べられている鮮魚の数々
ちなみにこれで約半分くらい、他にはマグロのコーナーや加工品コーナーがあり
場内はかなりの広さです
 

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そのマグロのコーナー
そうマグロと言えば大間のマグロが有名ですが、ここ函館の戸井はほぼ同じ津軽海峡での漁場
良質なマグロが取れるとあって大間同様に人気のあるのが戸井産のマグロ
ブランドマグロのセリが行われるのがここ函館市水産物地方卸売市場の売りですが
このセリにかけられるのが、残念ながら長崎県対馬産の本鮪でした
 

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と言うことで、北海道の水産物を見ていくことに
古くから、北海道の水産物の代表と言えばにしん
その昔にしん漁で栄えた北海道日本海沿海地域では、ここ最近群来がもどりはじめているようで、水揚げも好調なようです
写真にある胆振のにしんはかなり見事な魚体が見て取れますが
他にも後志や上磯産のものがセリにかけられていました

他にも今が旬の渡島産のはた
オス・メスそれぞれ並べられますが、これらももなかなか良い魚体ですね
 

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上ノ国産の見事なアンコウ(8.2kg)
こうした市場でないとなかなかお目にかかれません

珍しいものとして恵山魚組は山背泊のムキサメが並んでいました
油角鮫の内臓・皮を剥いたサメの身のみにしたもので、煮たり焼いたりのほか
『ちくわ』や『はんぺん』の材料になるんだとか
 

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恵山魚組 山背泊の大ぶりのホッケ
戸井産や奥尻産の真ソイ
12月の旬の魚が並びます
 

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旬と言えば巨大な真タラがあったのでここで記念撮影


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タラは今が旬ということで、松前産をはじめこれでもかと並べられていますが
特に大きな発泡スチロールに1匹丸々入れられた見事な魚体
尻岸内産の真タラの荷受票には誇らしげに
「大・大」と書かれていました 
 

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タラと言えば今が旬のタラの白子
先日函館赤門市場で食した「タチポン」で食しましたが
ヤマニシ西家商店函館工場などで加工されたものが、たんまりと並べられこちらもセリにかかるのを待っているようでした
 

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タコの足もかなり図太く
吸盤の大きさが500円玉よりも大きなものばかりが並んでいます
 

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そう実はタコは現在の函館市に併合された旧戸井町の特産品
「タコ」をモチーフに戸井地区イメージキャラクター「トーパスちゃん」なるものがあったくらいなんです
 

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まだ季節は冬
小樽で勤務経験のある私には不自然に思えますが、渡島産殻付きウニも並んでいました
渡島と後志では禁漁の期間が違うらしく見事な殻付きウニが並んでいました
見た目はあの高価な馬糞ウニのようですが、荷受票には「ガゼ」と書かれていました
まぁ「ガゼ」は古語でウニ(殻付きウニ)を指すようで、渡島地方では馬糞ウニを「ガゼ」と言っているのかもしれません

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さてここに来たお目当ての「セリ」
突如としてベルを合図に卸売業者の「せり人」が仲卸人と買受人を相手に威勢のいい掛け声で売買取引が始まりました
まずは午前6時から「大ぜり(鮮魚)」
 

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セリは聞いていても独特の符号もそうですが、あまりにも早口で何を言っているか全くわかりません
噂では築地あたりのセリのやり取りは最新のデジタル機器をでのやり取りくらいでは追いつけないほど速いのだとか
見ている限りどうやってこんな短時間で売り買いできるのか理解は出来ずに、次のパレットへ流れていきます
 



 

続いて仲卸売り場に移動
ここには12件のお店は軒を並べています
 

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ここでは買い請け人をが海産物を購入するところ
解体後のマグロのサクが売られていたり 

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ハモやイカは発泡スチロールに詰められ
手ごろな価格で売られています
 

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牡蠣もこんな大振りなのを見たのは久しぶり
一番触手のひかれたのは金目鯛らしき干物
こんな場所で仕入れればキャンプの食材に不自由しませんが、残念ながらここに場外市場はないようです
 

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ハセガワストアのやきとり弁当

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平成最後の天皇誕生日を交えた連休を使っての函館観光も終了
高速道路を使い一路、自宅のある札幌を目指しますが
その前に一軒よるところがありました
それが「ハセガワストア昭和店」
函館市を中心に渡島地方に店舗を展開するコンビニエンスストアチェーンの一軒です
 

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目当てはこのハイウェイオアシス八雲で手に入れた、ハセガワストアのやきとり弁当のチラシ
函館のB級グルメに数えられる逸品ということで土産に買って帰ることにします
 


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チラシを見ると電話予約もできるようですが、焼いている様子も見たくて
店舗に行ってから注文することとしました
店内に入ると中央に広い調理スペースがあり
コンビニと言えど、作り置きはせず注文を受けてからやきとりを焼く本格派
 

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本格的な放熱板がついたガス焼き鳥器にやきとりを載せ焼いていきますが
店内にいてもや肉を焼く良い香りが漂ってきます
ほどなくして注文したやきとり弁当が出来上がりました
 

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自宅に舞い戻り、晩飯としていただいたのがこれ
「タレ(変わらないタレ 秘伝の甘辛タレ)」と「うま辛(ふつうの辛口とは一味違う後からじわっとくる辛さ)」をそれぞれいただきました
食した感じではやはり定番のタレがおすすめ
お店の看板にでかでかと「秘伝のかくし味 はこだてわいん」とありましたが、焼き立てに加えタレが人気の秘密のようです
 

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この日は函館土産の「はこだてビール 社長のよく飲むビール」と
先般の広島観光で買った「海軍さん麦酒」とともにいただくことに
 

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