函館まちあるきガイド「幻想に包まれる夕暮れ。ロマンチック元町街歩きツアー」

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写真は函館山のふもと「八幡坂」の函館ベイエリアを見下ろす坂のイルミネーションを写したものです
雪が融け濡れた路面に美しく輝いていて幻想的な景色を醸し出していました
港町にはこうした坂が定番ですが、こうした坂の上にはたいてい異国情緒あふれる街並みがあるようで
そうした坂の街を地元の方にガイドしてもらおうと
ガイドと歩く街歩きツアーをあらかじめ予約してありました
それが『【函館・ガイドツアー】幻想に包まれる夕暮れ。ロマンチック元町街歩きツアー』と言うもの
ツアーの内容はと言うと(アソビーユHPから抜粋)
ライトアップされた建物を見て歩く、ロマンチックな街歩き函館山頂からの夜景を見に行く前にぜひご参加いただきたいツアーです。日頃見ることのない、ライトアップされた函館の街を見てまわりましょう。旧イギリス領事館や教会など、函館ならではの情緒溢れる建物が、幻想的な雰囲気に包まれてとってもロマンチック!


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待ち合わせ場所である「函館市地域交流函館市地域交流まちづくりセンター」に行くと、ガイドの土田さんが待っていてくれました
他の客はなくツアーの参加者は私ども夫婦のみ、マンツーマンでガイドいただくことになりました
まずはその函館市地域交流まちづくりセンターからガイドが始まります
この建物は大正12年創業の「丸井今井呉服店函館支店」として建てられ、現在は函館市の景観形成指定建造物に指定されているんだそです

ここには東北以北最古の手動エレベーター(TOYO OTIS製)があり、現在も動かせるそうで、スタッフがこのツアーに合わせ鍵を開け稼働させてくれました
ということでその昔エレベーターガールが動かしていたんだと想像し乗ってまいりました
 

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続いて140年の歴史を誇る函館の老舗レストラン「五島軒」
その本店に併設されている、レストラン雪河亭へ向かいます
ここには平成元年に天皇・皇后両陛下が来店したそうですが、当初洋食を用意しようとレストラン側は考えていましたが、天皇のご意向は五島軒のカレー
とはいえ普段提供しているカレーを出すわけにもいかず提供されたのが『リッチ鴨カレー』なるちょっとゴージャスなカレー
この時出されたカレーは今はメニューの一つになっているんだとか
と・・・・これまた次回食してみたい函館グルメをガイドさんから紹介されました
 

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続いて函館市内に多い教会の一つ「日本基督教団函館教会」
アメリカ領事を兼任していたハリス氏がここで福音主義(プロテスタント)を伝道されていたのだとか
 

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歩く道すがら紹介されたのが、その名の通り「赤毛のアン」をモチーフにオープンした、手作りパンとケーキのお店「グリーンゲイブルズ」
バンド「JUDY & MARY」のボーカル、「YUKI」が行きつけとしたカフェなんだそうです
なんだかロックバンドのGLAY のメンバーがインディーズ時代に通いつめていたラッキーピエロを彷彿とさせます
 

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街を少し歩き続いて石畳の「基坂」へ
ここは役所が置かれていたエリア
名前の由来はここに明治時代に里数を測る基点となる「里程元標」があったからだとか
 

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ということでまずは
「函館市旧イギリス領事館」
ここには1859年から85年間、誇らしげにユニオンジャックが掲げられていたのだとか
現在はペリー来航をきっかけに開港するまでの歴史などを紹介するミュージアムや本場イギリスの紅茶や焼き菓子が味わえるカフェがあるそうですが、双方ともにすでに営業時間は終わっていました
ガイドさんから、ここのドアノブが異常に高い位置にあるのだがそのわけはわからないという話をしてくれ、初代領事は背が低かったのにといったうんちくも披露してくれました
 

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明治の栄華を感じさせる豪華な造りの洋風建築
国指定重要文化財である「旧函館区公会堂」
壁や柱がブルーグレーとイエローに塗られているのだそうですが
残念ながらこの時、保存修理工事が行われていて見ることはかないませんでした
 

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そしてこの旧函館区公会堂が立つ坂の上には元町公園上の展望台があり
ここからの夜景も素晴らしいガイドさんも好きな景色でおすすめのスポットと言われていました
確かにロープウエィに乗らず、しかも訪れる人もまばらないい場所のようです
 

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この公園に隣接する旧北海道庁函館支庁庁舎
現在は、函館市元町観光案内所として活用されているんだとか
 

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そしてガイドさんが熱弁をふるってくれたのが「旧開拓使函館支庁書籍庫」
レンガ造りのおかげで1907年の函館大火での類焼を免れた建物で、メインとなる建物は1列に長い辺と短い辺を交互に並べるフランス積み煉瓦壁
手前の増築部分は、1列に長い辺ばかり、次の列に短い辺ばかり、交互に並べるイギリス式と2種類のレンガ壁を比べられる貴重な建物なんだとか
 

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レンガは金森倉庫でもおなじみの茂辺地煉瓦石製造所製
上磯町茂辺地の矢不来天満宮の裏手で焼かれたものなんだそうで
そんなレンガには、目を凝らしてみると明治の製造年の刻印が残されていました
 

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ライトアップが美しい「函館ハリストス正教会」などを見てガイドツアーは終了
土田さん今回はありがとうございました
また函館を訪れたら違う街歩きツアーに参加させていただきます
 

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このページは、r-ohtaniが2019年2月23日 10:30に書いた記事です。

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