農安街の「洪記豆奨大王」から歩いて10分くらいのところに
三国志で有名な「関羽雲張」を祭る「行天宮」があります
台湾でそのお寺の人気は高く、まだ朝も早いというのに大勢の方がお参りに訪れていました
入り口前にはそんな参拝客を目当てにお供物などを売る元気なオバサマ方も控えています
屋根や扉、壁などが色鮮やかな赤でまとわれたお寺でしたが
これって真っ赤な顔がトレードマークの「関羽雲張」を意識されたものなのでしょうか
ちなみに関羽雲張は商売繁盛の神様でもあります
参拝者の中にはやはり商売繁盛を願って、もしくは願いがかなってやってきた方も多いのではないでしょうか
その真摯な参拝ぶりは、こちらがなんだか恥じるものがあるかのような気持ちにさせるほどでした
背中に「行天宮志工」と書かれた青いチョッキを着た方も見受けられましたが
これらの人々はボランティアでしょうか、せっせと仕事をしていらっしゃいました
さてここ行天宮の名物は「おみくじによる占い」
台湾の人は本当に占い好きなようです
こうした半月状の木片を投げ表裏が出たら、籤を引くんだそうです
占いと言えば
『大使閣下の料理人』というマンガで私が大好きな話があります
それが「呉越同舟」という話で龍山寺の地下歩行道にある占い横丁で主人公の大沢公が占ってもらう話がありました
場所は違えど、その話の通り行天宮商場と呼ばれる地下道には日本語で占ってくれるという便利な占い師さんがいっぱいいるスポットがあります
ここも親日というか、単に日本人がいいお客様というか・・・・
さすが商売上手の関羽のおひざ元、といったところでしょうか
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