2012年9月アーカイブ

クアラ・ルンプール・タワー(KLタワー)はクアラルンプール市内ブキッナナスの丘の上に建つ高さ421mの 通信塔で、世界で4番目の高さを誇ります
高所恐怖症でありながら海外に行くと高いところに昇りたくなる私ですから、これは昇らねばなりません
 


 

クアラルンプールでタワーというとどうしてもペトロナスツインタワーを思い浮かべてしまいます
けれどツインタワーは朝早くに並んで整理券をもらわないと昇れないタワーです
今回の旅程だと時間的にも厳しいことから、替わりと言ってはなんですがKLタワーに昇り夜景を眺めることにしました
幸いなことにこのKLタワー、今回宿泊したシャングリ・ラ ホテルから歩いて10分程の所にあります

歩いてしばらく行くとブキッナナスの丘に到着、ここから標高94mの丘の頂上まで丘を登らねばなりません、この時夜の9時くらいでしたが未だ気温は30℃近く、ちょっと歩くだけで汗ばむ陽気でした
やはりタクシーにすべきだったかな、などと考えていると
丘の入り口付近の管理小屋の中から警備員らしき人が話しかけてきました
 


 

話の内容はというと、ここから無料シャトルがKLタワーまで出てますよ、15分間隔なんでそろそろ来ますよ・・・といった話でした
救いの神とはまさにこのことでしょう、まもなくシャトル(トヨタのハイエースでした)がやってきて
エアコンが効いた車に乗り込み、5分くらい走るとすぐにKLタワーの入り口に到着いたしました

さっそく展望台までの入場券を買いエレベーターに乗り込みます
ただその料金が年々上がっていて、この時RM47(1,250円)になっていました
 


 

忘れてしまいましたが確か日本製のエレベーターだったかと思います
高さは276mの展望台まで1分くらいで到着、その速さは耳が痛くなるほどです
展望台はもう閉店間際の9時くらいとあって空いていました
窓の外にはあのタワーも見えました
 


 

そうペトロナスツインタワーやその周りにあるKLCC地区の高層ビル群がこのKLタワー展望台から望めました
超高層ビルといえば以前アメリカがその独擅場でしたが、アジア地域の経済的発展と共にアジアにその座を譲り渡しているのがここ数年のアジアを巡る旅で見て取れます
アジアの時代ももうすぐそこなのかもしれません
 


 

一通り見た後(その間15分ほど、そうすぐ飽きるんです)
エレベーターで地上に戻ります、残念ながら1Fの売店は半分くらい閉まっていました
KLタワーの根元からタワーを見るとコンクリート製の塔であることが判ります
ちなみにコンクリート製としてはこの塔の高さは世界一なんだそうです
よく見るとRC(鉄筋コンクリート)造のペトロナツツインタワーもその陰に見えていました

次はこいつの根元を見に行くことにします
 

今から十数年前、マレーシアにある会社が、どうせ建てるなら世界一高い自社ビルを建てようと目論んだそうです
しかもその会社が油を売って儲けたお金は膨大なようで、ビルは1本ではなく2本(塔)セットのツインタワーで

親日家の多いマレーシア、しかもその親分たるマハティール首相(当時)は過去日本に70回も来日、そのうえ息子や娘を日本の大学に留学させるほどの熱烈な親日家です
このビルを建てられるのは日本のゼネコンしかないとばかりに日本の「ハザマ」にその矛先が向いたのは当然の成り行きです
ところがそこへ何故か韓国のサムスン物産建設部門が割り込み、二塔もあるなら、そのうちの一塔は我々にを建てさせろということになり、別々の国の別々の業者が二塔の一塔づつ受け持つという前代未聞の発注となりました
(そのころの韓国では建設間もない三豊百貨店が倒壊したり、聖水大橋の中央部分が崩壊したりと手抜き工事が問題となっていた時期と重なっていましたので、よく受注できたものだといまでも不思議でなりません)
 


 

ちなみに最近のスポーツの中継を見ればわかるとおり、韓国はなぜか日本を強く意識しています
二塔のうち一塔を韓国の建設会社が建て、もう一塔は日本の建設会社が建てるとなるとライバル心を煽るようです
いまでは違うでしょうが高層建築の経験の少なかったサムソン側は工事の着工を1か月も遅らせてしまいました
ところが韓国の日本に負けてなるものかと、執念を燃やすとともにケンチャナヨ精神いかんともなく発揮し超急ピッチでビルの建築は進み、なんと「世界のハザマ」を凌駕し1週間も早く完成させてしまいました
もっともこんな話を日本の建築技術をよく知るマレーシアの人々がよく思うわけがありません
どこか手抜きされているのではと考える人の方が大多数だったようです
そのサムスンの建てたタワー2、実際にわずかではありますが傾いているようでマレーシアの建築の専門家などにより倒壊の危険性が指摘されています
おかげでハザマの建てたタワー1はテナントが埋まるのに対し、サムスンの建てたタワー2はテナントが埋まらないという事態にまでなってしまいました
 


ちなみに、タワー2の窓に明かりが少ないのは単にテナントが入っていないからだけではなく、電気の配線がめちゃくちゃで明かりが点かないところがあるからだそうです
地元の人には「昼は2本。夜は一本」と揶揄しているとか

もっとも今では補修工事は終わった(と発表されています)
実際に見に行ったときはハザマの建てたタワー1よりサムスンの建てたタワー2の方が明るかったように感じました

そうです今回の旅はこのペトロナス・ツンタワーにまつわる話が事実なのか、それを確かめるための旅でもありました
おかげでこの後の客船クルーズもシンガポールからではなくペナンからとなったくらいです

真実はわかりませんが、この建物もアジアの隆盛を語るのに十分な建物であることに変わりなさそうです
 


 

さて気温30℃のなかKLタワーより30分近く歩いてきたので、どこかで涼もうと地下のスリラKLCCにいったり
ツインタワー前の噴水のある公園で涼もうとも考えましたが、どこも人でいっぱいでした
 


 

ここは屋台にでもいってビールを飲むことにします
目指すはジャラン・アローの屋台街です

今から2年半前に黄海上で韓国海軍大型哨戒艦(コルベット)「天安」が爆発し沈没するという事件がありました
乗組員104名のうち46名が行方不明となるという痛ましい事件でした
最終的に調査を終えた韓国、今話題のあの大統領は北朝鮮の魚雷と断定
事件を「大韓民国を攻撃した北朝鮮の軍事挑発」として北朝鮮の責任を追及することになりました
この事件に対しいつもならどうだみたことかとばかりに自前の軍事力を自慢するはずの北側はこの事件を断固否定しました
半年後に起きた延坪島砲撃事件は韓国の捏造に対する報復との見方もあるくらいです
 


 

韓国の報道をそのまま垂れ流す日本のTV局やマスコミに対し、私自身ちょっと考えればこれって少し変じゃない、マンガじゃあるまいし・・・と多少憤慨していました
 


 

というのも北朝鮮の旧式の潜水艦の能力は夜間作戦行動のできるレベルの潜水艦ではないこと、沈没した天安は哨戒艇、いわゆる潜水艦などをレーダーで捕捉する船、しかもこの海域は浅く潜水艦の能力は半分以下となっているそんな海域で「沈黙の艦隊」の海江田艦長ばりの作戦遂行能力でこの天安を撃沈したとなると・・・間違いなく北朝鮮の英雄です
でも前述のようにそんな話はどこにも出てきません
しかも天安を沈めた魚雷が見つかり、その内部にハングルが書かれていたという話までなると
まあ、決してありえない話じゃないにしても、まずは疑ってしかるべき
いったいこんな話、誰が信じるの・・・と思ってTVを見ていた記憶があります

現に日本のNHKも、逃げ口上のためか実際の報道では・・・・と韓国のKBSが伝えています
そんな口調でした(ちなみに何故か韓国のKBSは日本のNHKに同居しています)

そして事件から2年半程たった先月末
こんなニュースをサーチナでみかけました
 

『哨戒艦沈没、韓国軍が放置した「機雷」爆発か=韓国紙』
2010年3月に黄海上で韓国海軍哨戒艦「天安」が爆発し沈没した事件について、韓国地震研究所のキム・ソグ所長は27日、韓国海軍が放置した機雷が爆発の原因である可能性が高いと話した。複数の韓国メディアが報じた。



 

やはりというかなんというか
この事故当初から一番有力視されていたのがこれで、確かロシアの調査団も機雷による爆発として結論付けていたはずです
真相はいまだ不明ですが、これが真実なら「天安」の亡くなった乗務員はお気の毒としか言いようがありません
大統領は亡くなった乗務員と北朝鮮にしっかりとした対応をしてもらいたいものです

ちなみにこの話も日本のマスコミはスルーだよな

Newsweek日本版「暴走する韓国」

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先週末発売になったNewsweek日本版
「暴走する韓国」
韓国、竹島への偏執の原点
その不可解な思考回路

雑誌の表紙を見ても過激でしたが、この雑誌かなりの人気だったようで本屋では品薄状態
手に入れるのに手間取りましたが、一昨日3軒目の本屋でようやく見つけました
(今日現在すでに古本として3倍ほどのプレミアが付いてしまっています)
 

newsweek.jpg
 

内容はWebで流布されていることがほとんどで、特段真新しいことは書かれてはいませんでしたが、日本のマスコミだと書けないだろう事柄についても、突っ込んで書かれていました
特に韓国がこの竹島(独島)について、何故ここまで韓国国民に領土意識を持たせるかまで言及していたのは特筆ものでした

ちなみに韓国の主張する「独島」(竹島)ですが、私自身単純に変だな~と思う事があります
というのも竹島は2つの岩礁からなる島なのですが、普通そう言った島に「独島」って名前を付け無いと思うのですが・・あなたたちの言う「独島」って別の島なんじゃない?
別段日本の主張のために書いているわけじゃありませんが、何か変です
もしかして韓国人って漢字読めないの?

実は本当にそのようで、韓国の人は一般に自分の名前くらいしか漢字を読めないんだそうです
きちんと漢字を読める人は極端に少ないようです
ちなみに韓国では日常生活で漢字を使う事がほとんどなく
私が韓国を訪れた際、確かに看板などで漢字表記を見ることはほとんどありませんでした

といったわけで朝鮮の古い歴史書は漢字で書かれているため、今韓国の人達は自分たちの歴史を知るには誰かがハングルに翻訳した物を読まねばならないんだとか
これだと政治を司るものには便利この上なく、知識層から一般庶民に対しいくらでも歴史の捏造が可能になってしまいます
(もっとも日本でもTVやマスコミを通じて似たような事が可能なようですが・・・)

最後に日本の竹島の主張についてこんな動画を見つけました
これ高校生が作ったんだとか
私ももう少し勉強せねば
 

キッチン_むー未ん谷

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私の母は無類のハンバーグ好き
そんな母と昼食を食べに行こうと思い立った時、思いついたお店が
東区のツドームの近くにある洋食屋さん「キッチン むー未ん谷」
フットサルスタジアム蹴に隣接したスポーツカフェバーです
初めて伺いましたが、ちょっと見過ごしてしまいそうな佇まいのお店です
以前京極町で一番美味しいい洋食屋との評判のお店だったそうですが、数年前にここに移転してきました
 


 

このお店、隣接するフッサルスタジアムがガラスで隔てられただけの
スポーツカフェバーなのですが、そういった客が多いためか
それとも京極でやっていたころからの伝統なのか
とにかくボリューム満点です
 


 

この日私が食べた「エスカロップ」
このカツの大きいことったら、私はこの日は夕食抜きにしたくらいです
もちろんこれは普通盛りですよ
 


 

で肝心のハンバーグですが、ちょっとおすっそわけを頂きましたが、特にデミグラスソースが絶品でした 


 

ふわふわの卵のオムレツもなかなかのもの
 


 

サッカー関連のグッズとムーミングッツの同居する不思議な洋食屋さんでした
今回エスカロップのカツが大きいうえに柔らかくて美味しかったので次は一番人気の「トンカツのチーズ焼き」に挑戦するつもりです
 

もう9月に入ったというのに残暑という言葉がぴったりの北海道
暦ではそろそろ山で初冠雪って季節のはずなのですが、30度を超える真夏日が続きます
そういやクアラルンプールも暑かったな~とツインタワーまで話は進みましたが、そこからなぜか韓国方面に流れてしまい、なかなか進まないマレーシア客船クルーズの旅
この毎晩のねっとりとした暑さに手伝ってもらい、クアラルンプールの夜を思い出しつつblogにUPしていくことにします
 


もうすでに真夜中だというのに人通りの絶えないクアラルンプールのブキッ・ビンタン通りから、数本裏に入った通りへ
そこにはこの街最大の屋台街「ジャラン・アローの屋台街」があります
まあ正確に言うと屋台街ではなく食堂街なんですが、この辺は言葉のあやだと思ってください
ちなみに通り(道路)の事をこちらではジャランと言うんだそうです、そういや日本のR社の旅雑誌にありましたね
ですからジャラン・アローは「アロー通り」と言う事になります
通りと言う事で、こんな狭い道でも車はちゃんと通ります

ちなみに2つ重ねてジャラン・ジャランで散歩だそうです
今晩はアロー通りをジャラン・ジャランと言ったところです
 


 

とはいえまったく屋台がないわけでもありません、そんななか魅惑の屋台を見つけました
そうこの時期旬を迎える果物の王様「ドリアン」の屋台です
残念ながらこのドリアン、アルコールとの相性が悪く、このあとビールと決め込んでいたので食べることは出来ませんでした
 



 

とはいえここジャラン・アローも随分観光化されているそうです
白人の観光客も随分と見かけました
観光化されて価格も高いと言いますが、元々物価が安いところなんでそんな気にはなりませんでした

ということで今回伺ったのは
このジャラン・アローの一番奥にあるミッキーマウス(偽)の看板で有名な
「黃亞華小食店」という名のお店

 


 

このお店チキンウィング屋として名をはせたお店です
今晩はここでちょっと遅い晩飯にすることに
 


マレーシアといえばサテ(沙嗲)でしょう
店の前でサテを炭火で美味しそうに焼いていたので、まずはこいつを頂きます
雞と牛肉、豚肉のサテをピーナッツベースの甘辛いタレに付けていただくことに
 


 

もちろん店の人気メニュー「チキンウイング」も
手羽先を甘辛のタレをつけて炭焼きしたもの
見た目は多少焼きすぎかとも思いましたが、焦げているわけではなくパリっと焼けていてこいつが美味かった

 


そしてタイガービールを頂きます
ここでようやくクアラルンプールでの初ビールとなりました
 
 
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さてビールを一本飲みほし
もう一本追加しようとしたところ
目ざとくアサヒの缶ビール風のキャンギャルがやってきました
そしてやはりというか「アサヒビール」か「カールスバーグ」はいかがと言ってきました

海外に行くと、そこそこの国の方が愛飲するビールを飲むのが私の拘り、マイルールとしています、ポリシーと言っても良いでしょう
それにタイガービールはシンガポールを筆頭にここマレーシアやタイ、ベトナムに醸造所のあるいわゆる東南アジアのビール
ここに来たのなら飲まないわけにはいかないでしょう
しかもシチュエーションは野外である屋台(ホーカー?)
しつこく勧誘するキャンギャルに対し
「ノー・アサヒ」「ノー・カールスバーグ」と強く・強く言って断らせてもらいました
そしてタイガービヤ・プリーズとのたまったところ

何食わぬ顔して「タイガービール」を持ってきてくれました
 

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日本ではレストランなどで、こんなにしつこく勧誘を受けることことは無いでしょうから
ほとんどの日本人は、いいよアサヒでと言っちゃうんでしょうネ
海外に行くと「ノー」と「イエス」ははっきり言えということが、良く分かる出来ごとでした

ちなみにこれって日本を取り巻くあの国の方々最近の政治を絡めた言動にも通じるようにも思えます
アジアの人々は日本人の美徳である「遠慮深さ」と言うものは、海外では通用しません
チャンスがあればとりあえず言ってみる、これがアジアなのだと思います
断るときにはしっかりと「ノー」と言うのが、これらの国々の方との本来の付き合いなのではないかな~なんていかにも安物のプラスチック製の机とイスに腰かけつつ、これまた安物のプラスチック製の食器でサテを食べビールを飲みつつ、そんなことを考えてしまいました
 


 

このジャラン・アロー
華僑が多いのか、どちらかとい言うと中華街の雰囲気でしたが
そんななかにシンガポールでおなじみの「スチームボート」のお店を見つけました
30度を超えるこの暑い中、鍋ってところがよいですね

残念ながらこの日ラウンジや機内で食べすぎてこれは食べることが出来ませんでした
次回はこれにチャレンジしたいものです

KLモノレールからの車窓

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クアラルンプールでの今回の足は「KLモノレール」
路線総延長は僅か8.6kmの交通機関ですが、中心部の主要な場所を行き来できる便利な乗物です
その最寄り駅は今回宿泊したシャングリラホテルに近かったり
KLセントラル駅までも通じていることから何度か利用いたしました



 

ちなみに乗車賃はジャラン・アロー近くのブキッ・ビンタン駅からホテルのあるブキッ・ナナス駅までRM 1.20(30円くらい)
ホテルから空港へ向かう際もKLセントラル駅まではRM 2.10(60円弱)と大変安い料金で乗る事ができました



 

さて今回初めてのクアラルンプールということで、初のKLモノレール乗車となります
まずは乗車券を買おうと自動券売機へ
良く見ると額面の大きな紙幣は使う事ができないと書かれています
しかたがないので窓口で購入いたしました
 


 

乗車券はプラスチック製でコインの形をしています
改札機はどうやって通るのだろうと地元の方のやり方を良く見ていると
乗車の際はこのコイン型の乗車券をsuicaのように改札機にかざして改札を通り
降車の際はこのコインを改札機に入れて改札から出るようです
 


 

乗車客は多民族国家マレーシアらしく
様々な宗教観を醸し出していました
南国らしく肌を露出させた女性がいたりもしますが
大多数を占めるマレー系の人々は、イスラムの戒律を守り露出を控えた服装に加え髪にはスカーフを巻いています
ちなみに夜とはいえ30度くらいの気温、私どもは短パンにTシャツといったいでたちですら汗を噴き出ているというのに、戒律とは言え厳しいものですね



 

さてこのKLモノレール
日本の日立製作所の技術で建設工事は開始されたんだそうです
けれどアジア通貨危機の影響で日立は撤退を余儀なくされました
通貨危機がなければ今回は日立製作所の車両に乗っていたのかもしれません
親日のこの国で日本製のモノレールには乗ってみたかったものです

そんな列車内部はこんな感じ、2両編成足らずなんですが後ろの車両にはなんと車掌らしき人が乗り込みました
きっと人件費が安い国なんだろうな~
(乗車券は前述の通り30円くらいなのにですよ)
当然運転は有人で、デジタルのパネルの並ぶ運転席は斬新でした
そうこうしていると向かい側からモノレールがやってきます
車両通しがすれ違う際は高いところを走行しているだけあってちょっと怖かった
 


民族が持つ様々な宗教が共存するのが、ここマレーシアの魅力でもあります
高さのあるモノレールから外を眺めているとそんな車窓も楽しめました
まずは国教であるイスラム教の象徴であるモスク
 


 

インド系の人が多いのかヒンドゥー寺院も見かけました
バリで見かけたり、シンガポールのリトルインディアで見たものよりも大きな寺院でした
そしてここマレーシアの経済を牛耳る華人の仏教寺院

モノレールに乗っているだけで様々な宗教がある国だと気づかさせてくれました

アジア、特に東南アジアのホテルはその国の物価に比例し非常に安い値段で泊る事が出来ます
そんな東南アジアのホテルに泊まる場合は安いだけのホテルに泊るのではなく手の届く範囲で高級なホテルを予約する事にしています
というのもアジアの安ホテルはレベルを落とすと「とんでもホテル」にぶち当たる可能性が高いのと、ちょっと余計にお金を出すとかなりの高級感のあるホテルに泊れるからです
今回宿泊したシャングリラホテル・クアラルンプールも高級ホテルの割に1泊12千円(2名1室)と日本のシティホテル程度の料金で宿泊することが出来ました
しかもこれは豪華な朝食ビュッフェがついての値段です、しかもツインタワービューのおまけつき

さて今回は割と話題となることの多いシャングリラホテル・クアラルンプール
その豪華朝食ブュッフェのお話です

場所は1Fのレモンガーデンカフェ
各国料理のビュッフェが楽しめる広々としたレストランでした
 


 

レストラン入り口にはまるでパン屋さんと思わせるほどのパンの山
小振りなパンが並びます
焼きたてを食べるのか焼かれる前のものまでありました
 


 

チョコレートフォンデュです
皮つきの葡萄などの果物やマシュマロにつけて食べるようです
通常のチョコレートに加えホワイトチョコレートもありました

朝っぱらから誰が食べるんだろうと思いつつ写真を撮っていると、やってきました
えっ食べに来た人かって・・・違いますどうやら私同様写真を撮りに来た人のことです
 


 

ここレモンガーデンカフェのブュッフェは主に
洋食・中華・インド・インドシナ・マレーシア料理とグループ分けされ、それぞれのコーナーがありました
圧巻なのはその料理の品数
2~3泊くらいではとても全部食べることなど出来そうもない料理の数々でした

まずはインド・インドシナ料理
これでもかとルクレーゼの鍋が並びます
 


 

中を開けると
カレーだけでもチキンカレー・キーマカレー・ビーフカレー・ポークカレーと真っ赤に色漬けされたちょっと怖そうなカレーなどが並んでいます
ミーゴレンらしき唐辛子の入った麺もここに有りました
 


 

中華のコーナーはというと、フライパンに入れられたチャーハンや熱々の蒸篭が並びます
 


 

シュウマイなどの点心や饅頭などが豊富に並べられています
そういやこのホテルのチェックインのときにいかにも中国から来ただろう団体の方が来られていましたが
このレストランを利用する中国人も多いのでしょうネ
 


 

で、私はと言うと
こうしたブュッフェにはつきもののオムレツを実演して焼いてくれる方がいたので、ここでまずオムレツを1つオーダー
トマトベースのサンバルソースをたっぷりかけてマレーシア風?にしていただきます

もうひとつ、これまたオーダーして目の前で茹でてもらう麵料理
好みの麺と具をチョイスして麺を作ってもらいました
考えてみると、あまりブュッフェと関係なさそうなものばかりを頼んだようです
 


 

お寿司はここではサラダのコーナーにあります
欧米と違いここマレーシアでは日本食の人気はいまいち
(シンガポールでは結構な人気だったんですけどね)
サラダのコーナーにあったのはきっとお寿司が料理ではなく野菜の位置づけなのでしょう
 


 

南国らしくフルーツや絞りたてなのでしょうフレッシュジュースが並んでいました
マンゴージュースを飲みましたが、これが絶品でした
 


 

美味しそうなチーズの数々
それにスモークサーモンやハム
パンに載せて食べたいものですが、この辺でお腹いっぱい
 

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追加でビールを頼みたいのですが、このあとすぐにチェックアウトして空港へ向かいます
追加料金なしでさっさとチェックアウトしたいので
残念ながらビールはお預けです

初めての飛行機乗り遅れ

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悪夢の始まりはマレーシア2日目の朝、朝食を食べた後にはじまりました
チェックアウトのため部屋を出ようと荷物をパッキングしていると・・・ある物が見当たりません
このあとクアラルンプール空港からペナン空港までひとっ飛びするのですが、搭乗手続きの際使用する「eチケット」を入れたファイルが部屋中どこを探しても無いんです
今回はスマートホンがあれば大丈夫とパソコンは持って来ませんでしたので、ビジネスセンターで再度印刷することすら出来ません
しかも今日乗るはずの客船クルーズのチケットも同じファイルに入れてありました
これは本当に困ってしまいました

部屋中探しまわったり、チェックンの際にカウンターに忘れたのではと電話で確認したりあれこれ手は尽くしたりと、こうしている間に時間は刻々過ぎていきます
心配してホテルのスタッフがすぐにやってきてくれたりもしましたが見つかりませんでした
そんなとき神の導きか、何気なく見た荷物置きと壁との隙間にファイルらしきものを発見
「eチケット」その他の書類の入っていたファイルがそこにそっくりありました

すぐにホテルとチェックアウト
空港までの交通手段を考えると、時間的にギリギリです
急いでKLモノレールでKLセントラル駅まで向かった後、KLIAエクスプレスに乗り継ぎます
ところがKLモノレールのKLセントラル駅からKLIAのKLセントラル駅までは、名前こそ一緒ですが、それははるか彼方にありました
歩いて15分はかかったのではと思います
アジアによくありがちな乗継です
 

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途中、頭に「チャナン」を載せたヒンドゥー教徒の団体に出会いつつ
いまだ工事中の通路を延々と歩いて向かいました
いや~昨晩KLIAエクスプレスに乗ってこなくて正解でした
アジアに来ていて夜中にこんな寂れた危なっかしいところは歩きたくは無いものです
 

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故障で動かないエスカレーターを駆け上り、急いでKLIAエクスプレスの切符売り場へ
ここでRM35(930円くらい)のチケットを買いすぐに乗り場へ向かいます
残念ながら電車は出たばかりのようでした

 


 

さてこのKLIAエクスプレスの始発となるKLセントラル駅
残念ながらあのイースト・オリエンタルエクスプレスは通過することはあっても停まる事はありません
通過するところだけでも見てみたい気もしましたが、ところでそんなのんきな話もしていられなくなって来ました
ここに着いた時は前の列車が出たばかり、しかも次に来るはずの15分おきに出ているはずのKLIAエクスプレスはいつまでたってもやってきません
30分はたったころでしょうか、ようやく列車はやってきました
列車に乗る人の姿はまばらで、余裕で席に座る事が出来ます
ただこのとき空港でのチェックン不可の時間が刻々と近づいていて車窓を楽しむ余裕は有りませんでした
 


 

クアラルンプール国際空港に着いたのが、搭乗時間の40分前
けれどLCCなみに厳しさで搭乗手続きは出来ませんでした
搭乗手続きは搭乗の1時間前に済まさねばならないとのこと
ついつい最近の旅慣れが悪い方に出てしまいました

ちなみに乗ろうとしたのは国際線ではなく、ドメスティク(国内線)なんですが・・・
ともかくも今回、飛行機に乗り遅れるという失態を演じることとなりました
もうかなりの数、飛行機には乗っていますがこれが初めての出来事でした

今年この航空会社はワンワールドに加盟されますが、もしそうなっていたら乗れていたのではと思わずにいられません
 


 


とはいえこの程度の事でめげているようでは何も出来ません
乗れないと判ったらすることと言えば次の便を手配することでしょう
チケットカウンターで次の便のチケットを購入します
変更手数料として2人でRM265(7千円ばかり)掛ってしまいました
教えられたチェックインの機械で搭乗手続きを済ませます

このチケットが買って搭乗手続きを済ませ、たとえ次の便にのれても心配ごとはまだまだ続きます
そうクルーズ船の搭乗時間もこの便だと間に合うか否かのギリギリの時間となってしまうからなんです
というのも13:55にここクアラルンプールを飛び立ち約1時間の14:50にペナンへ到着
空港では荷物を受け取ります
こそのあと空港ではタクシーチケットカウンターでチケットを買う作業があります
クルーズ船の搭乗手続きは15:30までですから
今回予約しているアジアンクルーズ「スーパースター・リブラ」の寄港しているジョージタウンのフェリーターミナルまで、空港からタクシーで30分はかかるでしょうから
まさにギリギリです
 

 

いつものJALなら出口付近のすぐ出られる席が予約できたはず
出口の少ない飛行機は前の方の席と後ろの方の席では機外に出られる時間が結構違います、前の方の席に座りたいのですがそうは問屋は卸ません

しかもいつもならプライオリティの札の付いたスーツケースはイの一番にターンテーブルから出てきますので、荷物を待つこともないのですが・・・・・今回はスーツケースが出てくるのをかなり我慢して待たねばなりません
マレーシア航空がワンワールドに加盟しJALのステータスが使えるようになるのは今年暮れってのが恨めしいです
 


 

ペナン空港を抜け出しタクシーに乗ったのが、15:00ちょうどくらい
さてスーパースター・リブラの待つジョージタウンフェリーターミナルまで30分は掛るはずです
チケットをタクシーの運転手に渡し、行き先を告げついでに「Harry up!」とはやし立てておきました
ところが意に反してタクシーはのろのろと加速します
車を良く見るとマレーシアのプロトンではなく、それは古い古いクラウンでした
20年以上は使っている風格さえ感じさせるタクシーです

それでも郊外に出るや否や、一声かけた「Harry up!」の効果があったのか、運転手は精いっぱい飛ばしはじめました
サスペンションは完全に経たっていて、加速するたび悲鳴を上げるような、そんなタクシーでしたがかなり頑張ってくれました
タクシーを降りたときチップをはずんだのは言うまでもありません
 


 

そんなタクシーの運転手さんのおかげで何とかフェリーターミナルに到着
スーパースター・リブラはまだ出向せず、その船尾を見せていました
 


 

ところがフェリーターミナルの入り口は閉まっています
あ~あ乗り遅れか・・・と思いましたが、たまたま通りかかった警備員の人が来て入り口を開けてくれました
まさに間一髪と言ったところでした
 


 

クルーズ船の搭乗カウンターで最後の乗客となった私どもの手続きを済ませてもらい
いよいよ乗船
スタッフに「ラスト2パーソン」だったとからかわれてしまいました



 

なんだあわただしいクアラルンプールからペナンの旅
実際間に合うか合わないかギリギリのところで、もしかしたら乗船できないそんなことも考えられる際どい旅でもありました
まあ「終わりよければ、すべて良し」ということにしておきましょう

そうこれからいよいよ初のクルーズ船での旅が始まります

先月のお盆休みに楽しんだ船旅
「スーパースター・リブラ」で行く、 穏やかな海・アンマダンで過ごす 魅惑のアジアクルーズ
3泊4日でペナンからプーケットそしてクラビとアンダマン海の島々を巡る客船の旅

そう船に乗って穏やかなアンダマン海をクルーズ
レストランで食事を取ったりプールサイドでビールを飲んだり、夜は部屋で寝ているとタイのリゾート地プーケットやクラビに連れてってくれるそんなまったりとした旅を楽しんできました

そんな旅の予約はクルーズ専門店「ベストワンクルーズ」という代理店を通して申し込みました
 


 

ここを通して予約したのは夏休み期間中にもかかわらず、キャンペーンをやっていて通常料金の半額で予約できたからです(他の代理店でもやっていたようですが)
最近になって客船クルーズの旅も話題になり、ご多分にもれず日本人観光客の誘致も進めているようで、今回乗船した中にはお盆休み期間中と言う事もあってJTBのツアーの方も十数名ほど参加されていました
とはいえ全体(乗客定員1,480名)から見れば日本人の参加者はごくわずか
日本人にとっての繁忙期や閑散期はこうした代理店にとってあまり眼中に無いようです

ちなみに基本料金は3泊4日で一人28,100円でした
これにサービス料と燃料サーチャージが加わりますが非常にコストパフォーマンスが良かったと思っています
というのもこの料金は「オールインクルーシブ」
この料金には船に乗っている間の1日3回のレストランでの食事代も含まれている上
ショーなどエンターテインメントを楽しむことも出来るからです
(特別なショーや食事、お酒は含まれていませんが)

そう船に乗っている間は基本的にほとんどお金はかかりません
余談ですがあの日本の「豪華客船飛鳥」のスタンダードな料金は1泊3万超です

 

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ベストワンクルーズのホームページには様々なプランがあり
その中にタイトルの「オーシャンビューエステート視界不良」という何だかたいそうな名前が付いているプランがありました
その名の通り泊まる客室に窓はあるのですが、その窓の正面には救命ボートがあって「視界不良」の部屋です
前述の通りキャンペーンのおかげでコストパフォーマンスがよく、窓なしの部屋よりも安かったくらいです

とはいえまったく見えないというものではありません
ということで今回のクルーズはこのプランといたしました
 


 

しかも客室にいるのは基本的に寝ているときと着替えやシャワーを浴びているときだけ
あとはデッキのプールサイドやレストランあたりをうろうろしているでしょうから
客室や視界にこだわる必要はないんです

そう狭い部屋にいるよりは屋上のデッキでまったりしているほうがいいですしね
その時に他の乗客と会話なんぞ楽しめれば最高なんですが・・・


さていよいよ今回の客船クルーズのお話
忘れないうちに次々更新していきますよ
 


 

興味のある方がいるかもしれませんのでパンフレットも置いておきます
 

【スーパースターリブラ・パンフレット】

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2013年公開予定の映画「謎解きはディナ-のあとで」で劇中に登場するスーパースター・ヴァーゴ(プリンセスレイコ号)として日本映画史上初、船内ロケが敢行されることが明らかになりました。
スーパースター・ヴァーゴを舞台に乗員乗客3,000人の中から真犯人を探し当てるために奮闘する姿を描くストーリーで、制作側によると「船上シーンが作品の8~9割を占める」予定。(謎解きはディナ-のあとでHPより写真とともに拝借)

こういうのを見るたびに、客船クルーズが今日本で脚光を浴びているんだと感じます

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今回私の乗った「スーパースター・リブラ」はこの映画の舞台となるスーパースター・ヴァーゴの姉妹船?です
ヴァーゴと比べると一回り小さいようですが、同じスタークルーズの船そして立ち寄る寄港地もタイのプーケット・クラビと同じ事ということもあり、この映画を今から楽しみにしています

そのスーパースター・リブラ、スペックはというと
乗客定員 1,480人
総トン数 42,276トン
巡航速度 19ノット
全長 216.4m
全幅 28.4m
船籍 パナマ
就航年 1988年
 


 

スーパスター・ヴァーゴの総トン数75,338トンは無いにしても、あの日本の飛鳥Ⅱとさほど変わらない大きさです
揺れのほとんどないアンマダン海のクルーズと相まって揺れはほとんどないと踏んでいました
そうです実は私、非常に船酔いしやすいんです
 
客船は揺れると屋上のプールの水が揺れますが、今回の旅を通してそんななことは全くありませんでした
 


 

ということで、船酔いの心配がなくなったところで
この船に乗っている間は朝昼晩とレストランの食事を存分に楽しみました

 

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スタッフも陽気な方ばかり、料理の写真を撮っても良いかと尋ねると
皆同様に手を休めてポーズをとるほどです
 


 

毎晩行われるショーも楽しもうと思いましたが、昼に活動しすぎて
夜は早めに就寝してしまったのが悔やまれるところです
 


 

あとは見渡す限り海が広がり、風の心地よいこんな開放的な空間で昼寝できたのも
客船クルーズの一番の魅力だったかもしれません
 

お盆休みの客船クルーズからまたちょっと脱線
今回は先週末行った今年最後であろうキャンプのお話です
 


赤井川や白井川が流れる、赤井川村のカルデラ
ここに低タンパクの美味しいおコメが取れる田んぼがあります
カルデラ米ともいわれているようです
そんなカルデラ米の収穫間際の田んぼを眺めつつ、赤井川にあるキャンプ場を目指します



 

赤井川村にあるドローム・キャンプフィールド
このキャンプ場も前回の深川まあぶオートキャンプ場同様初めての訪問になります

数年前にオーナーが替わり現在はアリスファームが経営しているのだとか
そう民間の経営のキャンプ場、札幌からも1時間半程度の距離ですから、なるべくなら足を運びたいキャンプ場です
ここは予約は受けつけていません
あくまでも先着順、まあ美笛キャンプ場のように満員で追い出されることは無いでしょうが、早めにと言う事で開場時間の朝9時少し前にキャンプ場へ到着です

 
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昨晩から来られていたのか、この時すでにキャンプ場にテントを建てている方もおりました
3組ほどの方が9時の開場時間とともに入場
思い思いの所にテントを張られていました
 
私はと言うとトイレ前の大きな駐車スペースに車を停め
椅子とテーブルを出すだけの簡単なサイトの設置です
サイトを小さくしたのは明日は朝早くここを片づけて出発し、小樽で行われる北海道ワインカーニバルに顔を出そうと考えていたからです

白樺の林がちょうど日を遮り暑い日が続いていただけに、そよ風と合わせ心地よい空間を作ってくれていました

ちなみにここのキャンプ場はキャンプ用品のブランド「スノーピーク」が主催で行うキャンプが行われる場所としても有名で
何だか高そうなテントが並び目を楽しませてくれました
 


 

入場した後、すぐに赤井川の温泉に出掛け
戻ってきたらすぐに焼き肉
炊飯器の中に入れて美味しくご飯が炊ける・・・・・はずの備長炭がたくさんあったのでこいつで焼き肉です

肉も良いですが、この時期美味しいトウキビを皮ごと
炭に載せじっくり焼きます、こうして焼くと皮の水分で程よく蒸せて美味しく焼けます
 


 

で、昼間っからこの2本
1本はフランスのエペルネで買ってきたワインクーラーをガチガチに凍らせて
その中に入れて冷やしたシャンパン
もう一本は幻の焼酎「森伊蔵」
 


 

昼間っから美味しいお酒を飲みすぎてダウン
ようやく休みが取れてキャンプに向かったせいか、かなり疲れが貯まっていたようで
そのまま夕方どころか、次の日の朝までグダグダ寝てしまいました
おかげで用意した晩飯食い損ねたくらいです
何だか1か月分ぐらい寝た気分、おかげで気分爽快です

でも残念ながらこれが今年最後のキャンプかな~
もう一回くらい行きたいものです

赤井川カルデラ温泉

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先週「北海道ワインカーニバル」に合わせ
赤井川のドローム・キャンプフィールドへ赴きキャンプしてきたのだが、実は現地に9時到着ということで、朝顔も洗うことなく出てきたのでした

というのもキャンプ場へのチェックインを済ませたら、近くの温泉に行く予定だったからでした
面倒くさがりやの私がよくやる休日の過ごし方のひとつです
その顔を洗うついでに向かった温泉は赤井川保養センタ-内にある「赤井川カルデラ温泉」という温泉でしたが、ドロームから車で15分程度ということで地図をよく調べていかなかったのですが
結構奥まった場所にあり看板がなければ迷ってしまいそうになるような場所にありました
 


 

温泉は朝の10時からと少し早めにオープンしています
一番風呂ってことで開店と同時に入場です
ちなみに私同様朝早くにやって来る方が多いのか、入浴券を買う券売機にはタイマーがセットされているようで朝10時ちょうどに仕事を始めました
こうしたところでお客が多いからと特別に10分早めに入浴できるようすると、次回からそれが当たり前になってしまうものですからね
券売機に「good job!」と云ってしまいそうになりました

ちなみに料金は大人一人400円
注意しなければならないのはここにはシャンプーが置かれていないことでしょうか

奥にはレストランも併設されており、風呂上りに冷たいものでもと思いましたが
残念ながらまだ開店前でした
 


 

さてお風呂は塩素消毒すらされていない天然温泉の源泉かけ流し
湯量の豊富さと、まあ利用者がほどほどということなのでしょう
塩素が使われていないのでお湯はヌルヌルとして湯触りがとても良い温泉です
なるほど「美人の湯」と謳われるはずですね
 


 

露店風呂もありました
この岩を背に露天風呂にゆったり浸かってくつろげたせいなのか
この後キャンプで昼食の焼肉の後、晩飯も食べずに12時間以上グダグダ寝入ってしまいました
 



 

さて帰り際、保養センタ-玄関には地元で採れたんだろう野菜が並べられていました
トウキビなど今が旬な野菜が美味しそうです
う~ん札幌で買ってこなけりゃよかった、次回来るときは野菜はここで買おうと固く誓い温泉を後にしました
 


赤井川「コロポックル村」

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赤井川カルデラ温泉で汗を流した後、向かったのが
同じ赤井川にある「コロポックル村」
実は何時からやっているか判りませんでした
何故かというとホームページに謳われている営業時間は「朝から夕」とかなりアバウトに書かれていたからです
到着したのは午前10時半くらいですがさて今日はどうでしょうか
 


 

外観からどうかとも思いましたが、無事お店はやっていました
階段をあがり入り口の看板には「手作りハム・ベーコン」と書かれています
ここコロポックル村ではカフェの他にハム、ソーセージなどの肉加工品の工房があるようです
養鶏もやられているようですし、アスパラガスなどの作物も作られているようで
カフェのメニューを賑わせていました
 


 

手作りの生ハムやソーセージ・ベーコンを売っているとあっては、買っていかねばなりませんね
生ハムとソーセージなど数点買って行きました
どちらもビールに合って美味かった

 


 

カフェではこちらの農場で取れた野菜やら養鶏の卵で作るんだろう、メニューが並んでいましたが
このあとキャンプ場で焼き肉の予定ですので、飲み物のみとします
牛乳プリンくらいは良いかと思い頼みましたが、残念ながら売り切れでした
 


 

カフェの裏には立派なログハウスが
これ自分たちで建てたのでしょうか?
レンタルで貸しているんだそうです
 


 

次回はアスパラガスの季節にでも再度訪問しようかと思います

先々週の日曜日のお話
朝早くから雨の赤井川ドローム・キャンプフィールドを抜けだし、毛無峠を越えて朝里へ
目的は北海道ワイン本社工場前・SL広場で行われた
北の収穫祭「ワインカーニバルinおたる」を訪れるためでした
今年で26回目を迎える歴史あるイベントなんだそうです
今回が初めての参加となりますが楽しんできました
 

 

残念ながらこの日は大雨、しかも開場前だというのにこの人だかりでした
いったい天気の良い昼頃ってどんな事になっているのでしょうか
 


ワインカーニバルってことでお目当てはワインかと思いきや、いやもといメインはワインなんですが
食の屋台もかなり楽しめるイベントなんだそうで、地元小樽を中心としたお店の屋台が堪能できるイベントです
 


 

まずは一番人気の小樽食肉業組合さんによる、炭焼きローストビーフとフランクフルトのお店
20分ほど並んでこのローストビーフを買いましたが、こんな分厚いローストビーフを食べたのは初めて、もちろん美味かったです
 


 

続いて向かったのがネパール茶屋さん
小樽でカレー店を営むお店なんだそうです
 


 
 
 
注文を受けてから専用のタンドール(窯)で焼き上げるナンは絶品
セットで頼んだキーマカレーとナンそして炭焼きのタンドリーチキンはスパイシーで美味かった
 
 



 

でっかい鉄板で作ってるパエリア(La Paella Café & Tapas Bar)や豚の丸焼きなんてのもありました
 


 

会場には椅子やテーブル代わりにワインの箱が並べられていましたが、結構な降りの雨
買ってきた食べ物をキャンピングカーに持ち込んで暖かいうちに頂きました
キャンピングカーってこんな使い方もあるのかと再発見いたしました
 


 

もちろんワインのガラポン大抽選会にも参加してきましたよ
年に一度のこのお祭り、来年も参加しようと思います
もちろん来年度は車を置いてくるつもりです

さっぽろオータムフェスト2012

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「札幌の秋に旨いものが集まる。旨いものは人を大切にする」をコンセプトに今年も札幌大通りを会場にて「さっぽろオータムフェスト2012」が行われています
 

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ところで先週末は折角の連休だというのに、楽しく仕事に明け暮れました
まあ今年の連休はGWやお盆を除いて、すべて仕事が入ってしまい全滅だったんですけどね
ということでせめてこのオータムフェストくらいは楽しもうと仕事帰りに大通りに寄り道
残暑に襲われたこの日、ちょっと季節外れの野外でのビールを楽しんできました
 


 


季節外れと言っても世界最大のビールの祭典
ミュンヘンのオクトーバーフェスはちょうど今頃の時期
今年は9月22日~10月7日に行われます

しかも緯度も私の住む札幌とほぼ同じという環境です
そういえば昔、そんな緯度が同じ都市に美味しいビールがあると
「ミューヘン・サッポロ・ミルウォーキー♪」ってCMソングがあり流行っていましたね
札幌と同じ緯度しかも秋口のミュンヘンとあっては、きっと寒い季節なんでしょう
けれど会場(ヴィーズン)となる超大型テントは熱気でむんむんしているのだとか
一度は訪れてみたいイベントですね
(ちなみにこの時期のミュンヘンのホテルの値段は急上昇するうえ、7月くらいには満室になってしまうのだとか)
 


 

やってきたのは本場ドイツビールと北海道地ビールが味わえる「さっぽろプロースト!」というブース
目指すのはドイツビールが飲める「ドイツ村」です

グラスはプラスチックのカップではなく本格的なグラスで頂きます
(ただし保証料として千円預けるとのこと)
サイズは大・中・小ありますが、このあと色々飲んでみたいのでとりあえず小を頼みます
 


 

頼んだのはピルスナーではなくヴァイスビア・ドゥンケル
小麦麦芽の薫る黒ビールでした
 


 

ベルギービールのお店にも顔を出しました
札幌駅前で店を構えるベルギービールの専門店「ポールズカフェ」
 


 

ここで頼んだのは「プリムス ピルス」
今年の正月にパリで楽しんだビールです
なかで美味しそうなローストチキンも焼かれています
今度お店の方にも顔を出してみよう
 


 

この「さっぽろオータムフェスト2012」
いつまでつづくのこの残暑って思える札幌ですが
残暑過ぎゆく夏を偲んで野外でビールなんていかがでしょう
今月末までやっていますよ

スーパースター・リブラの客室

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さあ、また話をお盆休みのマレーシアのペナン島からのアンマダン海の島々を巡る客船クルーズに戻します
 

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飛行機に乗り遅れ、搭乗手続き終了ギリギリで何とか乗船することが出来た
「スーパースター・リブラ」
乗船手続きを済ませ向かった客室はというと、こんな感じでした

さて今回のクルーズはフォーマルなスタイルの船旅ではなく普段着でのカジュアルクルーズと気取った旅ではありません
このスーパースター・リブラも1988年就航の船とあってちょっと設備に古さも見られます
豪華客船による贅沢な旅というわけではありませんのでこんなものでしょう
(なんたってこのクルーズの料金は3泊4日飯付きで一人28,100円だったんですからね) 

 
 

 
 

今回泊った部屋は8階
客室としては最上階にあり、プールなどがあるDECK9は階段をちょっと昇ればよいだけなと考えこの階の部屋を予め予約しておきました

DECK8には着替える場所がありませんので、プールやジャグジーに行く際
水着のままバスタオルをかぶって行ける、この階はたしかに便利でした
 

 

ベッドはシングルベットが2つ
L字型に配置されています
昼間はソファーとしての利用を考えこうしているようです

多少狭いとも感じましたが、寝ているとキャンピングカーのベットを彷彿させました
キャンピングカーでいうとアメリカあたりのAクラスのシングルベットがこんな感じだったでしょうか
 


 

机に椅子、TVと電話が備えられていますが、この部屋にいたのは寝ているときとシャワーを浴びるときくらいでしたので机など使うことはありません
使ったとすれば机にあった電源くらいだったかと思います
 


 

クローゼットには浴衣とスリッパが常備されていました
客室用のようでこれを履いたり着たりして船内を歩くのはちょっとためらわれる程度のものです
古い船籍の船とあって客室にセーフティ・ボックスはありません
どこかの共有スペースにあるそうですが、これって結構不便でした

 


 

トイレやシャワーもホテルというよりキャンピングカーのものを少し大きくした程度のものが設置されています
シャワーにはシャンプーとボディソープが備えられていますが、当然のようにトイレにウオッシュレットはありません

  


 

洗面台はドライヤーもありそこそこ使えました
アメニティの一部はこうしてパッケージになっています
シャワーキャップやソーイングセットが入っているのですが、今回のスタークルーズのロゴ付きとあって、今回の旅の記念に一ついただいてきました
 


 

ポットのお湯は最初ははいってましたが、そのあとは欲しくなったらフロントを呼び出すんだとか

日本人が客との配慮か皆そうなっているのか判りませんが日本の急須と煎茶が置かれていました
まあ中国人客が多いとのことですから、これは客に合わせたんでしょうね
 


とこんな感じでした
また細かいところは後日UPしますね
さあ遅れて乗ったことですし救命胴衣をもって避難訓練(Evacuation Drill)を兼ねた説明会に参加しなければ

シーパスカード(船内カード)

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ペナン島でのスーパースター・リブラ乗船の際、驚いたことにパスポートの提出を求められました
驚いたのはそれが「提示」ではなく「提出」だったからです
まるでこれは北○○に渡航したようなものではないのか・・・・と行ったこともないのにそんな思いが駆け巡りました
パスポートは本来、海外を渡航する際は、いつも肌身離さず携帯せねばならぬもので
ちょっと大げさですが命の次に大切な物です

それを船のスッタッフに預ける・・・・ちょっとだけ不安になり躊躇しましたが、預けなければ乗船できないようなので求めるまま預けることにしました(あとで調べたところ客船クルーズではこうしてパスポートを預けるのが普通のようです)

で、替わりに頂いたのがタイトルの「シーパスカード(船内カード)」です
このシーパスカード、客室の鍵としてだけのものではありません
今回初めて経験いたしましたが、このシーバスカードが上陸許可証となるとのことでした
寄港地であるタイのプーケットなどで下船する際はイミグレーションでパスポートを掲示し入国するのではなく、船を降りる際、シーパスカードが検査され上陸が許可されるとともにこのシーパスカードが寄港地での身分証明書となります
 
 


それに加えこのシーパスカード滞在中のお財布代わりとしてしようします
ビールなどの基本料金以外の物を頼んだ時やオプショナルツアーを申し込んだ時にこのシーパスカードをスキャンして支払いますので、いちいち財布を持って歩かなくても良いとのことでした

シーパスカードは寄港地や船内での身分証明書となりクルーズ中は常に携帯しなければならないとかで
このカードをポケットか何かにしまっておいて無くしたりしたら大変と今回乗船とともに売店で専用のストラップを購入いたしました

クルーズ専用のストラップのようでチェックの際、カードがケースからパッと出せる構造になっており、大変重宝しましたが
スタークルーズのロゴの入ったこのストラップとシーパスカードは帰国後もいいお土産になりました
 


 

さてギリギリのタイミングで乗船したわけですが
部屋でほっとしている間もありません
まず翌日のガラディナーの予約(洋食にするかそれとも中華か、時間帯も早飯か遅いかのどちらか)が待っていました
乗客全員のこのイベント、かなりの人数をさばいたのでしょうショーが行われる「スターダストラウンジ」を会場に順番待ちまでして予約します
もっとも最後に乗船した為かさほど待たずに予約できました
ワインやシャンパンなどの飲み物の予約も受け付けていたので、ついついこいつも予約しちゃいました
 


 
 


ちなみにこのワインなどの飲み物はボトルキープが可能なうえ、システムが良く出来ていました
というのもボトルキープされたワインは船内のどのレストランで楽しむことが可能なんです
前日に洋食レストランで飲んだワインの残りを今日は中華とともに飲めるとこんな具合です

それに客船クルーズはその性質上、2人づれの乗客がほとんどかと思います
2人で一本ワインを食事の都度飲みきるのも大変ですし、できれば赤白2本頼んでボトルキープしたいものですが、このシステムですとそんなことまで楽しめました
 
 



 

つづいて日本人を対象とした説明会
英語だけかと思っていたこのクルーズですが、他にもこのクルーズにに参加している日本人の方もいらっしるとのことで
クルーズの概略やアクティビティなどの話は日本人スタッフから聞くことができました
どうやらその日本人の方々のほとんどはJTBかなにかのツアーのようでした
そういえばこのクルーズはお盆休み期間中、日本人も当然来てますよね

最後に義務となっている避難訓練(Evacuation Drill)を受けて終了

さてこれでなんとか義務も果たした感じですので、ようやくまったりとしたモードに入ります
船内をぶらぶらしたりして、晩飯までの時間を潰します
 


 

まず見かけたのがホテルなどのラウンジでよく見かけるオープンのインターネットカフェ
ちょっと広めの通路の片隅にありました
使ってみようとも思いましたが、1分15円程度とちょっと高いインターネット接続料に加え
インマルサット衛星を利用した回線だとすると64kbpsのデータ通信
もっとも船旅の良いところは電話やメールが来ないことを楽しむのが本質ですから、こいつには触らないようにいたしました
 


 

そこから先へ伸びる通路には何故か赤いカーペットが伸びています
その赤いカーペットの先には一攫千金を狙える「カジノ」がありました
特に今回の乗客のうち比率の高いのは中国人だったわけですが、一般的に中国人はカジノが大好き、中には航海中寝る間を惜しんで毎晩入り浸る方もいらっしゃるんだとか
下の写真はそんな中国人に絶大なる人気を誇る「バカラ」の機械です
 


 
 

私は写真のカジノにはギャンブルしに行ったわけでは有りませんが、寄港地に立ち寄るツアーの説明会がこの昼間使われていないカジノで行われていたので何度か訪れました

 


 


階段とエレベーターがあるところにはフットマッサージ用のソファがありました
こうしてあとで写真にして見ると、なんで航海中マッサージを受けなかったんだろうと後悔しきりです(ギャグのつもりではありませんよ)
料金は日本から比べたら安いし、時間は腐るほどあります
海を眺めるベストポジションでゆったりマッサージ受けたら気持ちよかったんだろうな~失敗したな~
何事も決心って大切ですね、あれこれ考えたり次回だとか損得など考えず
その時のインスピレーションに頼るってのが一番だと悟りました
 

ウエルカム船上BBQディナー

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今回のスーパースター・リブラでのアンダマン海の島々を巡るクルーズ
お盆休みを利用して初めての客船クルーズを体験いたしましたが、初日はちょうどロンドンオリンピックの閉会式に当たり、どういった関係か判りませんが9階のプールデッキにて「オリンピック閉幕セイルアウェイパーティー」というものが開かれていました

キャプテン自らマイクを握りなにかスピーチをされていましたが、語学力が乏しく何言っているのかはさっぱり判りませんでした
 


 

さて客船クルーズが魅力ある旅になるか否かのポイントをあげるとすれば
「食事」「スタッフ」「寄港地」の3点ではないでしょうか

その3点のうち「食事」にかけるウエィトはかなり高いのだと思っております
今回のクルーズ記念すべき最初の食事は9階ののプールサイドやバー・レストランを解放して行われた
ウエルカム船上BBQディナーです

写真は午後6時からはじまるディナーの準備中のスタッフ
この日から毎昼夜続く食事のはじまりとあって皆さん何だか緊張の面持ちです
 


 

まだディナー開始前の人もまばらな時間帯、チャンスでしたので写真を数枚撮らせていただきました
プールサイドバー「Coconut Willy's」前に広げられたパンやデザートの数々
 


 

デザートの中心には「Welcam onboard SuperStar Libura」と書かれた大きなアメリカンタイプのケーキ
無傷の状態で写真に収めることが出来ました
 


 

ディナーの始まりとともに、皿を持って
BBQコーナーに並びます
写真は戦利品です・・・どうです美味しそうでしょう
 


 

そう今回の客船クルーズは普段着でOKのカジュアルクルーズ
ビュッフェスタイルの食事が主体でしたが、そんなビュッフェにはこうして人が何らかのサービスをしてくれるコーナーがあって熱々で心のこもった料理が楽しめました

その場で茹でてくれる麺料理も美味かった
 



 

いくつくらいなんでしょうか、この微笑んだお兄さんが大きな塊からデクパージュしてくれる骨付きローストビーフは絶品です
しかもこれがギンギンに冷えたビールと良く合うんです
 


 

今回のクルーズは中国人や中国系の方が多かったのですが、それに加えてインドやインドネシアから来られたであろう方々も結構いました
スタッフもその辺を心得てのことか、香辛料のきいた本格的なカレー料理(私が思うにですが)が数々並び、航海中カレー好きな私を虜にさせてくれました

こうした多国籍料理に欠かせない、鶏料理も並んでいます
アジアではポピュラーな食材ですが、イスラムやヒンズーといった宗教での食のタブーの少ない食材で当然のように人気もありました
 
 


 

料理もおいしかったのですが、それに加えディナーの会場となる9階のプールサイドは青々とした空の広がるオープンな空間
しかも船の回りはマラッカ海峡からアンマダン海へと続く、波の少ない静かな海ってことで、シチュエーションはこれ以上ない環境
気温も赤道間近というわりに、海風にさらされているせいか程よい暑さで過ごしやすく
ビールを飲むのにはもってこいの気候でした

ということでマレーシアからの出港を記念して「タイガービール」で乾杯です
いや~危なく乗り損ねるところでしたが、乗船で来て本当に良かった
 

船上のジョギングトラック

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客船クルーズの魅力は食べたり・飲んだり・くつろいだり
至れり尽くせりの極楽クルーズライフですが、体重計が気になるのも確かです
ということで今回のクルーズでは毎朝、ジョギングでカロリー消費を心がけました
 


 

スーパースター・リブラ6階のデッキに掲示されている
「JOGGING DISTANCE 1LAP 378M」のサインボード

1周378mのジョギングトラックとなっていますが、毎朝ここで30分ほどジョギングして汗を流しました
 


 

ジョギングトラックの頭上や船べりには救命ボートが配置されています
そういえば歴史に残るタイタニック号の遭難で、あれほどの数の犠牲者を出したわけのひとつに、救命ボートの数が乗客・乗員の半分にも満たなかったという事実がありました

現在では定員の最低125%分の救命ボートの設置が義務付けられているそうで、安心とも思えますが、先般のイタリア中部で起きた大型豪華客船の座礁事故では船が横転してしまったため一部の救命ボートが使えなかったなんてこともあったそうです

もっともこの事故をきっかけに日本人が豪華客船クルーズに目が向いたってのが皮肉なことなんですが
 

 
 

さて朝日を浴びながらのジョギングを考えていましたが、それに反し周りは真っ暗です
時計を見るとすでに午前6時半だというのに・・・・
私の住む札幌は日本では東の方に位置し夏のこの時期、朝の5時前には日の出を迎えることから
なんだか変な気分です

本当に真っ暗で船尾のバスケットボールコートからはイスラムの象徴「三日月と星」が覗いています
と・・・三日月で思い出させてくれましたが、そういえば出航したムスリムの多いマレーシアのペナンから、すでに船はタイのクラビ近海まで来ているようでした

そうですタイの時間ではまだ朝の5時半でした(^_^;)
 


 

そうこうしている間にしだいに周りが明るくなってきて、パンガー湾のクラビ周辺の奇岩の一部が見えてきました
よく見ると船はここで停泊しているようです
夜寝ているうちにここまで運んでくれたのですね、なんだか得した気分です

ちなみにこの船首にあるプールはクルー用なんだそうです
 
 


 

さてジョギングで汗を流したら、そろそろ朝飯にしますか

ジョギング汗を流した後は「オーシャンパレス(海華宮)」へとやってきました

中国人など中国系の方の乗客の割合の多いこのスーパースター・リブラ
朝食会場では一番人気だろう中華のレストランである「オーシャンパレス」には大勢の中国系の方々が来て混雑していると思いきや
中国や東南アジアから来られた方はおもったよりも朝がのんびりのようです
というか日本人があくせすしすぎるのかな~


 

まだ早い時間(といっても朝の7時)が功を奏したか、レストランは閑散としていました
そこで案内されたのは窓際の2人掛けの席、明けつつある海が見えるベストポジションです
 
 



 

中華の朝食ですから、コーヒーではなく中国茶から始まります
席に着くとすぐに中国急須に入れられたプーアル茶(普洱茶)が出てきました
 
 

 

さてオーシャンパレスでの朝食はビュッフェではなく、料理はスタッフがサービスしてくれます
といってもいっぺんに持ってきてくれるんですけどね
連日の暴飲暴食で疲れ切った腹に優しい鶏の中華粥を中心に排骨、炒麺、点心、中華ちまきといったところです
そうそう奥に見えるのは見た目は日本の焼きそばらしき食べ物
食べてみるとそれは香港や台湾あたりで食べることのできる「炒麺」と思わしきXO醤味の焼きそばでした 
 


 

骨のない「排骨」っぽい料理
ちょっと薄いのですが日本でいうところの「とんかつ」でしょうか
サンバルのようなソースを付けて頂きました
あんかけの焼売っぽい料理も美味しい
 


 

中華にもデザートはあります
中華ちまきの中には餡の入った餅が入っていました
これってもしかして「柏餅」の原型と思わせるそんな一品でした
 


 

帰り際レストラン入り口に茶器のセットを発見
こんな茶器を今度どこかに行ったときに買ってこようと思っているのでついつい足をとめてしまいました
よく見ると隣には日本の急須もありますね、写真で見て初めて気が付きました
 

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