余市防備隊のある余市港に入港している海上自衛隊の艦艇「わかたか」
この船ははやぶさ型ミサイル艇の2番艇
1万6千馬力のガスタービンエンジンでウォータージェット推進器を駆動、最大44ノット(約80km/h)の高速航行で目標に迫る高速戦闘艇で
軍用航空機の世界でいう「迎撃機」の存在と似ていることから、海の迎撃機と呼ばれている艦艇です
まぁ1999年に能登半島沖不審船事件が発生、日本の近海で北朝鮮による工作船が暗躍されたことから高速艇の必要性がでて造られた船と言っても過言ではないかもしれません
このコンパクトな船体の艇尾にはに大火力90式艦対艦誘導弾の連装発射機が2基搭載、艦対艦ミサイル(SSM)を積んでいますが、
この小さな艦のなかには6畳間ほどの広さのCIC(Combat Information Center=戦闘指揮所)まであり、少数精鋭の海上自衛隊員により運用されているそうです
ただこのわかたかも起工が2000年と古く、今後は退役し代替として「もがみ型護衛艦(FFM)」に代わる予定だそうです
もがみ型護衛艦は2022年に行われた2022年 海上自衛隊 国際観艦式にて実際に乗艦してきましたので、その艦艇のサイズもある程度想像できます
ということで今回この余市港で北の守り人として配備され、やがて対艦する「わかたか」をまじかに見ることが出来ました
さてこの余市港ではマメイカ釣りやホッケ、ニシンなどが釣れる漁港としても有名ですが
この日は大量のイワシの群れが港に入港していました
写真ではわかりづらいのですが、イワシが背の青い魚「青魚」だというのがよくわかる風景です
そんな青々としたイワシたち
後日、新聞でも報道されたのでご存じの方も多いかもしれません
コメントする