春を告げる山菜「行者ニンニク」
「行者が食べるにんにく」という名が付けられたこの山菜
北海道ではアイヌネギの別称で呼ばれることのある、私の住む北海道にはなじみ深い山菜です
ニンニクによく似た強い匂いが特徴で、滋養によい山菜として重宝されています
原産地は日本を含む、東アジアといわれていますが
ヨーロッパにもあるようで、イタリアのマルシェで見かけ匂いを嗅いだ時はこれは行者ニンニクだと確信いたしました
それと先日フランス土産としていただいた、写真の「MAYONNAISE AIL DES URS」
いわゆる野生の葉ニンニクのマヨーネーズなんですが、これは行者ニンニク味のマヨネーズだったりします
私も例年、ゴールデンウィークに日高の山に入り行者ニンニクを採っていました
写真の行者ニンニクは先週の週末会社の同僚と山に入り採ってきたもの
赴任先の滝川のマンションからわずか20分車を走らせただけで気軽に採りに行けるのは嬉しいですね
先週と先々週に伺いましたが
滝川の里山ではそろそろ行者ニンニクの季節は終盤のようです
深山に行けば良質なものがあるのでしょうけど熊が怖くてそこまで行けません
ちなみに今日も日高に泊まりがけで採りに行きますが、季節が終わっていないかちょっと心配になってきました
早速、赴任先のマンションに舞い戻りみじん切りにして
キャベツとひき肉と混ぜ、粘りが出るまでこねて
餃子の皮に包んでフライパンで焼き「行者ニンニク餃子」にしてみました
餃子に一番合う飲み物はビールということで
まだ昼でしたが「ビー・ギョ」やることに
合わせるビールは台湾土産のONLY18DAYSと言う台湾ビール(ビーヂュ)
その名の通り賞味期限が18日と短いもの
ちなみに台湾ビールって炭酸が控えめで、ほんと中華にあうんです
先週末も同様に滝川の里山に採りに行き
今宵もやはり行者ニンニク餃子
合わせるのはハノイ土産のサイゴンビール
ハノイのビアホイ通りと言われるダーヒエン通りで飲んだ、ワングラス10k(60円)のビアホイを思い出しつついただくことに
つでに茹でた行者ニンニクに酢味噌掛けにしていただきましたが、こいつも自画自賛ですが簡単なうえいい味出していました
行者ニンニク入り玉子焼き(この時はしかもウニ入り)も美味しいですし
忘れてならない、行者ニンニク入り麻婆豆腐
やはり行者ニンニクは中華料理に合うようです
コメントする