2泊しましたが実質1日足らずのベルリン観光を終え、テーゲル空港へ戻ってまいりました
3泊4日の弾丸旅行とはいえ
もう少しのんびりすれば良いのにと思えるでしょうが、私にとってのドイツはシュッツガルト
ベンツやポルシェの故郷によらずに帰るわけにはいきません
ということでベルリン・テーゲルからシュッツガルトへエアベルリンでひとっとびです
ちなみにエア・ベルリンはワンワールド加盟の航空会社
マイルを使った特典航空券で取ることができました
テーゲル空港ターミナルCにはおそらくは本物でしょう
東西ベルリンの冷戦時代の象徴であるベルリンの壁がモニュメントとして飾られていました
落書きというかイラストはここがホーム(本拠)となるエア・ベルリンのようです
さあこれから乗り込むエア・ベルリンは本来格安航空たるLCCですが、他のLCCとは一味も二味も違います
まずはチェックインカウンター
エア・ベルリンはワンワールド加盟の航空会社であることから
ワンワールドステータスが有効で、ステータス会員のための優先チェックインカウンターが利用できますし
セキュリティレーンも同様に優先レーンを使うことができました
並ばずに済みますので、時間を有効に使え大変重宝いたします
こうしたものが日程がタイトな我が家の弾丸旅行を支えてくれたりもします
チェックインを済ませたら
いつもならセキュリティを潜りラウンジへ一直線のはずですが
ここはターミナルCを出てメインターミナルたるターミナルAへ
なぜって思えるかもしれませんが、テーゲル空港は狭く
ラウンジがメインターミナルにしかないためです
しかもターミナルをまたぐことから制限区画外にあるわけです
ちなみに来年にはベルリン・ブランデンブルグ国際空港が開港
ここテーゲル空港は閉港が決まっています
そうおそらくはこれが最初で最後のベルリン・テーゲル空港探究なります
ターミナルAは六角形の形をしたターミナル
さほど広くないスペースに旅行用品(リモアなどの店)や土産屋さん、レストランが軒を並べていました
さてそのターミナルAあちこちぶらぶらと散策しましたが
肝心のラウンジが見当たりません
空港の案内図もなさそうなので
総合受付のようなところで聞いてみると、奥のエレベーターで2階に上がってくれとのことでした
ということでようやく
ベルリン・テーゲル空港のブリテッシュエア・テラスラウンジにやってきました
そうここにはワンワールドステータスで入れるエアーベルリンのラウンジはありません
同じワンワールドのブリテッシュエアのラウンジを間借りするようです
エア・ベルリンのホームたるベルリン・テーゲルでこれはいただけませんが
まあエア・ベルリンはLCCということなので仕方がないところかもしれません
受付にいた年配のいかにもゲルマンって感じのご婦人の笑顔に迎えられ
テラスラウンジに潜入です
もう正月でしたが、ラウンジ内にはクリスマスツリーこそありませんでしたが
クリスマスフラワーたるポインセチアはたくさん置かれています
他にもラウンジ内は観葉植物が置かれているうえ
テラスラウンジの名の通り広い窓が印象的な開放的な空間で
しかも名のありそうなシックなソファーが画一的ではなく、様々なものが置かれています
(単に寄せ集めだったかもしれませんが)
出発時間までかなり余裕を見てきていますので、ここでまったりと過ごすことに
されここでいつものようにラウンジ探究です
まずはフードから
軽食が中心ですが、お昼近くになってから出てきたサンドイッチが旨かった
そうヨーロッパではどこに行ってもサンドイッチが旨い
パンは無論、はさんでいるチーズやハムのせいかな
ただ残念なことにハムはありましたが、ソーセージはありませんでした
ここでソーセージをかぶりつつドイツビールと思いましたが、その夢は
ソーセージの本場?フランクフルト国際空港に持ち越すことにします
つづいて飲み物
冷蔵庫にはお目当てのものが
当然のように多種のビールが並べられています
まずは世界100カ国以上で愛飲される人気の「BECK’S」
それに加え今回のドイツ旅行でお気に入りとなった
「エルディンガー・ヴァイスビア」という白ビールをチョイスしました
ということでここで遅めの昼食
ビールは残念ながら樽生ではありませんでしたが、ハムをつまみに瓶ビールをいただきます
そいいや昔、何かの小説でドイツ人は朝から酒(ビール)を飲むとからかわれた
ドイツ人がこう答えたという話を思い出しました
「朝からビールを飲むドイツ人は労働者階級だ、
我々エグゼクティブは朝からビールなんて飲まない・・・・・ビールを飲むのは昼からだ!」
と朝からビールという言葉に憤慨して回答するシーン
どちらもあまり変わりがないように感じますが、まるで水のように飲むドイツ人にならって
まだ午前中ですがドイツご自慢のビールを2種いただくことにします
ワインもありますがスパークリングワインに気になるものがありました
それがこの「MAMM」
そうF1の公式スポンサーとして有名でF1などの表彰式に「G・H・MAMM」が勝利の美酒としてシャンパンファイトに使われますね
なぜここにナパバレーのスパークリングと思い調べてみると
創業者のマムってドイツの裕福なワイン商人だったんですね
初めて知りました
アメリカで思い出しましたが
ここでドイツではやってはいけないことを一つやってしまいました
闇に葬ろうとしましたが、ここで後悔ならぬ公開
サンドイッチを食べる際、濃厚なドイツビールよりも軽めな水っぽい飲み物が飲みたくって
こいつと思って飲んだのがバドワイザー
ビールの製法にまで法律を適用するような国でアメリカのビールを飲むなんて
あぁやってはいけないことを・・・・・・ビール好きな私としては懺悔の気持ちでいっぱいでした
ところが帰国してから調べてみると
このラウンジで飲んだのは
アメリカンなバドワイザーとは全く違う
「バドワイザー ブドヴァル B・オリジナル」
こいつはアメリカの大手企業の有名な製品ではなく
ビール産地として有名なチェコは南ボヘミア州で作られたビールだったんですね
調べてみると商標争いはかなり熾烈だったようです
なぜベルリンのラウンジでアメリカのビール?変だとは思っていましたが
勘違いして飲んでおいてよかった
さてラウンジでやっておくもう一つの行事
スマホの充電です
みなさんがそうなのか電源の位置はこんな感じで表示されていました
そして私の趣味の一つ
各国用のスマホの充電器の集めがこんな時に役に立ちました
さてラウンジでまったりした後は
エア・ベルリンによるシュッツガルトまでの遊覧飛行です